8月31日(金)

 昆虫の本をぱらぱらと捲り、人間に湿度を感じる専用の受容体はないといふ記述に気づき、なるほどさういへばさうかも知れないと納得する。昆虫は温度や湿度の勾配を感じ取れるといふのには感心した。
 それにしても、ここ数日湿気が高く蒸し暑い。本に黴が生えないか心配である。

 ポーランドのtolle et legeから何やら通知がきたが、全く理解できない。ポーランド語は本当に判らないのだ。

 Amazon.co.jpから、Peter Lavin Object Oriented Php ($29.95, No Starch Pr, 6/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。これでオブジェクト指向のPHPが理解できるやうになるだらうか。
 今日はRubyで単語集計をするスクリプトを書いてみた(といふより、本から書き写してみたといった方が正確か)。何も判らないのだが単語を集計できると妙に嬉しい。言葉を数へると興奮してしまふから不思議である。これを機会に少し使へるやうになりたいものだ。


8月30日(水)

 Google Book Searchで書籍をまるごとpdfファイルとしてダウンロードできる機能が利用出来るようになるらしい。もちろん、著作権の消滅した作品だけだが。[Computerworld.jp]

 bk1から本が届いた。ブランドン・サンダースン『エラントリス(上・下)』(岩原明子訳/920円+税/ハヤカワ文庫FT)上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]/下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、米本昌平『バイオポリティクス』(840円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、水波誠『昆虫 --- 驚異の微小脳』(840円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]である。昆虫の本、面白さう。

 Amazon.co.jpに本を註文。
『プログラミングRuby 第2版 言語編』(3800円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
『プログラミングRuby 第2版 ライブラリ編』(4200円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
 ああ、またこんな本を。でも何とかRubyを使へるやうにならなければと思って。何とかしますよ、仕方がない。でも、この頃、頭が飽和してしまってゐるやうで、何も入っていかないやうな気分。いやいや、何とかしますよ。


8月29日(火)

 朝の出勤時に地下鉄に乗らうとして鞄の中に読む本が入ってゐないことに気がついた。うあああ〜と悲鳴を上げて暴れ出しさうになった。読む本がないなんて。車内では手摺に掴まって必死に震へを抑へ、ただただ目的の駅に着くのを待ったといふのは嘘だ。7分くらゐで下車駅についてしまふので大したことはないのである。

 Amazon.co.jpから、The Official Ubuntu Book [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、The Year's Best Fantasy And Horror 2006: 19th Annual Collection [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Lessons in Grid Computing: The System Is a Mirror [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いた。毎年の年刊ファンタジイ傑作選は相変はらず分厚い。今年はジェフリイ・フォードが二つも入ってゐるので、嬉しいかも。まあ、作品はもう短篇集に入ってゐるから、どうでもいいのかも知れないけど。ところで、グリッド・コンピューティングの本なのだけど、どうも様子がおかしい。グリッド・コンピューティングの解説書とはとても思へない文章なんですが。それらしい解説図なんかはあるのだけど、文章がまるで小説のやう。一体これは何? 読めばいいんですがね、その前に知っておきたいじゃありませんか。Amazon.comの説明を読んでもはっきり判らないんだが……。ひょっとして小説仕立てなのか。さうなのか!


8月28日(月)

 昨日、書き忘れてゐましたが、東京創元社から、シンシア・アスキス他『淑やかな悪夢』(倉阪鬼一郎・南條竹則・西崎憲編訳/780円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, Yahoo! Books]
をいただきました。ありがたうございました。中身は前に読んだことがあるはづです。いい話ばかりでした。なかなかオンライン書店で発売になりませんね。

 昨日書き忘れていたが、Hugo賞をロバート・チャールズ・ウィルスンのSpinが受賞した。この作者の本はほとんど全部買ってゐる。数年前まではほとんど読んでもゐた。これも読んでおけばよかった。いやいや、今からでも読めばいいのだが。

 Amazon.co.jpから本が届いた。Jonathan Strahan Fantasy: The Very Best of 2005 (Locus Publications, ¥ 2,283, 7/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、James Patrick Kelly, ed. Feeling Very Strange : The Slipstream Anthology ($14.95, 6/2006, Tachyon Pubns) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Alan Deniro Skinny Dipping in the Lake of the Dead ($16.00, Small Beer Press, 7/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]である。今回はどれも面白さう(いつもは面白くなささうな本を買ってゐるのか?)。かうやって買ふ本を全部読んでゐれば、もっと有能な人間になれるのにとときどき思ふ。有能ではないから読めないのだけど。


8月27日(日)

 ISBN検索で和書を検索したとき、紀伊國屋書店の結果表示が乱れる場合がある問題と、セブンアンドワイのリンクが正しく繋がらない問題を修正。ときどき書店の方の表示方法が変ったりするのでかういふ事態が発生するのは避け難く、ただいちいち修正しなければならないのが面倒臭い。誰かが修正してくれる訳ではないので、自分でどうにかしなければならない訳だが。

 このISBN検索ページ、私は気に入ってゐるのだが、そんなに人気は出なかった。意外に好評なのが新書新刊情報と文庫新刊情報のページ。自分でも便利だと思ふので、まあ納得できる。オンライン書店横断検索もそれなりに。アマゾン・トップセラー100件一望ページは全然必要とされてゐないやうだ。

 bk1から、『Make:technology on your time Volume01』(1500円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]とピーター・ストラウブ『ヘルファイア・クラブ(上・下)』(近藤麻里子訳/1180円+税/創元推理文庫)上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]/下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]が届く。スターリング、ドクトロウ、それにチャールズ・プラットの文章が本当に載ってゐる。ここで紹介されてゐるものを実際に私が作ることはないと思ふが、眺めてゐるだけで楽しい。12ページで紹介されてゐる「インセクト・インサイド」の話は前にネット上の記事で読んだことがあるが、実に興味深い。ゴキブリ内蔵ロボットである。

 日曜日なので、bk1に本を註文しよう。
●ブランドン・サンダースン『エラントリス(上・下)』(岩原明子訳/920円+税/ハヤカワ文庫FT)上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]/下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]

●H・H・エーヴェルス他『怪奇小説傑作集 新版 5 ドイツ・ロシア編』(植田敏郎・原卓也訳/880円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●米本昌平『バイオポリティクス』(840円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●水波誠『昆虫 --- 驚異の微小脳』(840円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
買ひ逃してゐたハヤカワ文庫FTと新書2冊。さっきゴキブリ内蔵ロボット(マウスを改造して作った車)の記事を読んだせゐか、昆虫の話を読みたくなった。


8月26日(土)

 くどいようだが、どうも冥王星のことは騒ぎ過ぎではないだらうか。冥王星が軌道から外されて片づけられてしまふと思ってゐるのではないかといふくらゐの騒ぎである。惑星と呼ばうと何と呼ばうと冥王星は冥王星で今までどほり存在して、今までどほり動き続けるのだから、何の心配も要らない。格が上がったり下がったりといふ問題ではないのだ。冥王星に投資してゐて、経営の信用度が落ちてしまった訳ではないのだ。教科書がどうとか云ってゐるが、そんなもの書き換へればいいだけのこと。今日明日に書き換へは不可能だが、そんなことは学校の先生が説明すればいい。こんな訳の判らないことを騒いでゐるのは日本だけかと思ったら、全く同じやうな文章をドイツの記事で見つけた(moz.de)。どこでも同じなんだと納得できた。

『文章表現のための類語類句辞典』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]といふ新刊辞書に少し心惹かれたが、どうなのだらうか。紙の辞書は全文検索ができないのが難点だと思ふ。


8月25日(金)

 地球を回る天体に「格」なんてものがあると初めて知った。人が何と呼ばうと、冥王星の存在に何ら変化は生じないのだから、何を大騒ぎするのかよく理解できない。

 今、買はうかどうしようか迷ってゐるのが、Bach : L'Intégrale [Coffret] である。バッハ全集である。CDが155枚だ。それでたったのEUR 89,99しかしないのだから、買ふなといふのが酷である。一枚100円だ。156枚目のCDには、詳しい解説記事のpdfファイル(300ページ以上だとか)が収録されてゐるらしい。問題は、私がフランス語を全く解しないところか。しかし、送料が高さうだ。幾らになるのだらう。
 あ、alapage.comでも売ってゐる。値段は同じか。日本の店ではどこか扱ってゐるところはないのか。本の検索には慣れてゐるのだが、音楽CDの検索はどうも勝手が判らない。


8月24日(木)

 文庫・新書新刊情報がどうも更新できてゐないのではないかと思って調べてみると、4〜5日分の新刊情報がうまく取得できてゐない! どういふことかと調べてみると、情報取得時間を書き留める設定を組み込んだときに「 ' 」を一つ書き落としてゐたのだった。この「 ' 」一つ見つけるのに何時間もかかってしまった。はなはだ不愉快である。そして、修正後はここ数日分の情報が一気に追加されるので、情報取得時刻順に並べても新着情報順にならないのだ。でも、さういふ表示は忘れないうちに作ってしまはう。

 新着情報の乱れに狼狽へたので、bk1に本を註文して心を落ち着かせる。
『Make:technology on your time Volume01』(1500円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●ピーター・ストラウブ『ヘルファイア・クラブ(上・下)』(近藤麻里子訳/1180円+税/創元推理文庫)上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]/下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
 これだけである。『ヘルファイア・クラブ(上・下)』は本が出てくる話らしいので、楽しみである。もう一冊のは、何度も書いてゐるが、ブルース・スターリングとかコリイ・ドクトロウの文章が載ってゐるのだ!


8月23日(水)

 今朝起きたらAmazon.co.jp分野別トップ100一覧が何も表示しなくなってゐる! どうしたんだと思ってAmazon.co.jpの様子を見に行ってみると、トップセラーの表示形式が変わってゐるではないか。私がトップセラー100表示ページを作った翌日に。知ってゐて意地悪されたんぢゃないかと思ひたくなるくらゐだが、全然関係ないだらう。いづれにせよ、そのままでは何も見えない白いページがつくり出されるだけなので、PHPのスクリプトを書き換へた。出版社が表示されなくなってしまったが、元のページに記載がなくなったからである。私にはどうにもできない。いや、がんばればどうにかできるのだが(一旦そのページからISBNを取得して、それを使って再度検索して書籍情報を得ればいい)、大変なのでそんなことはしない。私は何事も頑張らないことにしてゐるのだ。


8月22日(火)

 この日は頭が痛くて帰ってきてすぐに寝てしまったのだった。夜中に激しい頭痛で起き、嘔吐した。つらかった。頭痛はいつもどほり嘔吐から3時間ほどで消えた。

 といふことで、届いた本の報告のみ。
 bk1から、ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説3』(前田敬作・西井武訳/1900円+税/平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]とエドワード・ゴーリー編『憑かれた鏡』(柴田元幸他訳/1800円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届いた。


8月21日(月)

 昨日作ったAmazon.co.jp分野別トップ100一覧には、大きな間違ひがあって、ちゃんとトップ100リストを見せてくれてゐなかったのだ。ちょっと変だと指摘して下さった方のおかげで修正できました。ありがたうございました。
 原因は25を掛けるのを忘れてゐたから。

 Amazon.co.jpから、Marco Michely "Ubuntu LINUX 6.x" (¥ 3,603, Data Becker GmbH) [Amazon.co.jp, Amazon.de ]が届いた。ドイツのUbuntu本。嬉しい。よく読めないけど、嬉しい。ドイツからはるばるやってきたUbuntu解説書を手に取ってゐると、読めなくてもそれだけでUbuntuに詳しくなったやうな気がしてくるから不思議なものだ(そんな訳ないか)。読めないので、さすったり、くんくん匂ひを嗅いだりしてゐる。不気味な奴である。
 スキャナやOCRについて比較的詳しく書いてゐるので、今度参考にして使へるやうにしてみよう。他にも読めばそれなりに役立つところはありさう。


8月20日(日)

 Amazon.co.jpのトップセラー・リストは、一ページに25件しか表示されない。一度に100件見たいものだ。自分で作らうかと思ったが、Webサービスでも一時間毎に更新されるトップセラー情報を取得することはできない。仕方がないので、PHPで25件×4ページのリストを取得して、必要な情報を抽出し、一ページに表示することにする。分野は自分が関心ある領域と、関心のないものをいくつか追加してみた。できあがったのが、Amazon.co.jp分野別トップ100一覧である(リンク間違へてゐました。修正しました)。毎回情報を取得しに行くので表示されるまでに時間がかかる。利用頻度が高ければ、毎時予め情報を取得して保存しておくことにするが、滅多に利用されないならこのままで行くことにする。
 東京創元社から、マイケル・ムアコック『赤い護符』(深町眞理子訳/780円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]、をいただく。ありがたうございました。早川書房から、テリー・グッドカインド『魔教の黙示2』(佐田千織訳/680円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1]をいただきました。ありがたうございました。

『ニュートンズ・ウェイク』は三分の一を越えた辺り。ちょっと話が判りにくい。解説を先に読まないと、私の頭では混乱してしまう。解説があってよかった。


8月19日(土)

 朝になっても雨が断続的に降ってゐたので、出勤するのをやめてしまった。休みだからいいのだ。今回の颱風は動きが遅く、ほとんど動かなくなったりしたのでなかなか雨がやまなかった。ところで、日本の南方海上(やや東寄り)にある渦を巻きかけてゐる雲は、近いうちに颱風になるのではなからうか。さうなったらまた来るのだらうか。

 雨がやまなくても本は註文する。bk1に、
●ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説3』(前田敬作・西井武訳/1900円+税/平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●エドワード・ゴーリー編『憑かれた鏡』(柴田元幸他訳/1800円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
以上二冊。『憑かれた鏡』は原書を持ってゐるのに、我慢できずに買ってしまった。T・フッドといふ作家だけは聞いたこともないので、やはり買っておかねばなるまい。

 まだ雨がやまないので、Amazon.co.jpにも本を註文。
○Peter Lavin Object Oriented Php ($29.95, No Starch Pr, 6/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Adam Trachtenberg Php Cookbook 2nd ($44.99, Oreilly & Associates Inc, 8/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋
 PHPの本を買ってしまった。読めないくせに。オブジェクト指向の話を詳しく読みたいと思って註文したのだが、前に買ったUpgrading to PHP5といふ本に載ってゐたことに、註文した後に気がついた。といふ訳で、目下Upgrading to PHP5で勉強中。

 昼過ぎには雨が止んだので、ケン・マクラウド『ニュートンズ・ウェイク』(嶋田洋一訳/920円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]を読み始める。まだ始まったばかり。

 ISBN検索結果のYahoo! Booksのリンクが正しく書き出されてゐない。修復しなければ。


8月18日(金)

 颱風が接近してゐるので、早めに帰宅。思ひのほか雨が強く身体がかなり濡れてしまった。本の入ってゐる鞄は手に下げて持たず、濡れないやうに小脇に抱へて歩いてゐたのだが、猛スピードで走る自動車が激しい水飛沫を上げて通り過ぎ、私はバケツの水をぶっかけられたやうに左半身がずぶぬれになってしまった。服は洗って乾かせばいいが、そのとき左側の脇に挟んでゐた鞄がびっしょり濡れてゐることに、心の底からの恐怖を感じるとともに、水をかけていった運転手に激しい呪ひの言葉を発したのであった。きっとその運転手は今ごろ、ペガーナの神々の罰を受けてゐるに違ひない。

 文庫新刊情報の新着情報掲載のための仕組みを組み込む。実際に新着情報があって、その情報が蓄積されてからでないと利用できないので、あと数日で表示ができるやうになるかも。


8月17日(木)

 颱風がゆっくり近づいてきてゐる。明日はここに来るのか。仕事には行けるだらう。

 文庫新刊情報は、新しい本が一冊出ても、20冊近くが一斉に集団で上へ移動するから、実際にどれが新刊なのか判りにくい。しかし、文庫別にまとめた表示はそれで魅力的な見せ方なので、情報取得時間の逆順で、右下の空白欄に表示できるやうにしようか。そんなに難しくはないが、今晩は無理だな。何しろ明日は颱風が来るのだから。


8月16日(水)

 明日は颱風が接近するらしい。まあ、本が宅配便で届く予定もないので、どうでもいいけど。

 このところ、通勤電車のなかでは毎日The Hidden Family[Amazon.co.jp, Amazon.com]を読んでゐる。面白いのだが、こんなに時間をかけて読む本ではあるまい。もっと速く読まなければ。もっと速く。もっと速く。

 Locus Onlineで短篇集が10冊まとめて紹介されてゐた。持ってゐるのが、四冊。全部ではないけれど、大体読んだのがジェフリイ・フォードのアイスクリームだけ、他に三冊持ってゐるが、ほとんど読んでゐない。情けない。もっと読まねば。もっと多く。一冊でも多く。


8月15日(火)

 【日本航空がAmazon.co.jpとオンラインショッピングで提携】したさうだ[日経プレスリリースCNET JapanZDNet Japan]。JALホームページ内にAmazon売り場ができるだけで大したことはないのではないかと思ったが、JALマイレージバンク会員である私にとっては、そこで買ひものをすると100円1マイルで加算されるといふのはなかなか大きいかも知れない。おそらく私はAmazon.co.jpから年間20〜30万円の図書を購入するので、2000〜3000マイルが得られることになる。

 世間には休日の雰囲気が満ちてゐるやうで電車もがらがら。弁当屋も弁当を配達しない。新刊書が出ないのはやはり寂しいものだ。


8月14日(月)

 お盆は新刊書もないのか。出費が少なくなって家計は助かるが。

 Amazon.deのSF&Fantasy部門でTopsellerの一位になってゐるのが、Anne RamplingのVerbotenes Verlangen. Bild Erotik-Bibliothek Band 1なのだが、どこがSFなんだらう。ファンタジイなんだらう。ドイツ語が読めたら判るのか。

 Amazon.co.jpから、Brian S. Everitt A Handbook of Statistical Analyses Using R (Chapman & Hall, 2/2006, ¥ 6,726) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。やはり判らない。統計も英語も苦手だから、さっぱり判らないのである。困った。


8月13日(日)

 頭痛のため手短に記す(記したい)。

 Amazon.co.jpに本を註文。
○Jonathan Strahan Fantasy: The Very Best of 2005 (Locus Publications, ¥ 2,283, 7/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○James Patrick Kelly, ed. Feeling Very Strange : The Slipstream Anthology ($14.95, 6/2006, Tachyon Pubns) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Alan Deniro Skinny Dipping in the Lake of the Dead ($16.00, Small Beer Press, 7/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
以上三冊。アンソロジー二冊と、短篇集一冊。短篇集の作者のことは全然知らない。ジェフリイ・フォードが褒めてゐるのを読んだからだ。Feeling Very Strangeは、註文したつもりになってゐたのだが、Amazon.co.jpの註文記録になかったので、間違ひなく註文してはゐないだらうと判断して註文ボタンを押す。Strahanは年刊傑作選(だといふ認識でいいのだらう)。Very Bestだから買ってしまふ(といふ訳でもないが)。

 今日も一日MacOSXとubuntuにまつはる問題で悩み、無駄に時間を使ってしまふ。nfsによるubuntu側のホームディレクトリの共有と、MacOSXのMail.appのメールをubuntuのSylpheedへと移行させる方法があるかどうかといふ二件について。前者はだいたい目処がついたといふところ。後者は方法は判った(実行はまだ)。

 さまざまな設定と再起動を繰り返す間にも本を読む。アレステア レナルズ『カズムシティ』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]読了。やうやく読了。長かった。本当に長かった。面白いのだが、長すぎるので最初の方の話を忘れてしまふし、『啓示空間』との記憶の混乱が始まったりして、ちょっと困るのである。私の記憶力に問題があるのではあるが。訳者あとがきは面白かった。サイエンティストとエンジニア(科学者と技術者)の違ひといふ視点でSFを見るのはなかなか指摘されることがない(私が気づかないだけかも)ので、貴重である。この二者の違ひを認識したうへでの文章に出合ふことが少ない。当然の違ひなのに。

 さらに設定の間の読書は続き、牧野修『月光とアムネジア』(600円+税/ハヤカワ文庫JA)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]を読み終へる。レナルズに比べると短篇のやうな短さに感じる。「言語」と「妄想」といふ二つのキーワードについて描き続けてゐる作家であるといふ解説の書き出しに心惹かれて読んだのであるが、「言語」については期待したほど描かれてゐなかったやうに思へる。話は面白いので、最後まで一気に読んでしまった。後味の悪い描写もあるが。

 迷惑メール対策として、yahoo.co.jpのメールアドレスから来たメールは迷惑メールフォルダへと直行させることにしました。ybb.ne.jpは通常通り受け取ります。知人の中にはyahoo.co.jpのメールアドレスの人はゐないと思ふので大丈夫だとは思ひますが。消去する前に確認はするつもりですが、確認は数日に一回なので返事は遅れるでせう。yahoo.co.jpの方(多分ゐないとは思ひますが)、すみませんがさういふことですので。


8月12日(土)

 PowerMac G5 (MacOSX) の調子が悪いのでシステムの再インストールをした。再インストール後、使用環境の移行ツールを使ってアプリケーションだとか、さまざまな設定を移行したら、不具合も移行してしまったやうだ。結局何にもならなかった。

 bk1から、『たのしいRuby 第2版』(ソフトバンククリエイティブ/¥ 2,730)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
 何がそんなに楽しいのか判りません。私はPHPで十分楽しいのですが。オブジェクトのことが丁寧に説明されてゐたので読んでみたのだがやはり判らなかった。私は頭が悪いのだらうか。

 Amazon.co.jpからは、Jeff Vandermeer Shriek: an Afterword (Tor Books, $24.95, 8/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。面白さうなんだが、本はたまる一方だ。

 床屋に行ったら、待ってゐるときに隣にゐた初老の女性が煙草を吸ひ始め閉口した。思はず出ようかと思ったが、外は暑いので少し我慢した。煙草の煙は大嫌ひだ。本も汚れる。


8月11日(金)

 一昨日は「米スターバックス、店舗で書籍販売へ」といふ記事に驚いた(いや、そんなに驚いた訳でもないか)のだが、今日のニュースには、【セブンイレブン、書籍販売を本格化・新刊など常時40作品】Nikkei Net)といふ記事があった。10日からもう書籍の販売を始めてゐるらしい。といっても日本全体で110店で取り扱ひ開始。全部で1万1300店もあるといふので、百軒に一軒しか扱ってゐないだ。常時40作品程度を揃へるといひ、取次はトーハン、一ヶ月を目処に棚に並べる本を入れ換へるのだといふ。まさか月に一回しか本を入れ換へないといふ意味ではないだらう。いや、さうなのか。一種類の本はほぼ一月の間書棚に滞在するといふ意味ではないのかな。でも、40作品の取り扱ひ量で「書籍販売本格化」といふことになるのか。何だか変だとは思ふのだが。

 今月の21日頃、河出書房新社から『憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談』といふ本が出るやうなのだが、本の表紙画像をぢっと見てゐたら、何だか見覚えがあるやうな気がしてきた。検索してみると、2002年2月10日に原書を註文してゐるではないか。部屋のどこかにあるのだらうが、今日は見つけられなかった。New York Review of Books版河出版は構図は似てゐるけれども鏡の中はけっこう違ふ。不思議である。


8月10日(木)

 自宅のPowerMac G5がこのごろ頻繁にフリーズする。バックアップをとってシステムの再インストールでもしようか。破滅する前に。

 bk1から、牧野修『月光とアムネジア』(600円+税/ハヤカワ文庫JA)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、ケン・マクラウド『ニュートンズ・ウェイク』(嶋田洋一訳/920円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、デイヴィッド・エディングス『水晶の秘術』(嶋田洋一訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届く。

 Amazon.co.jpから、ParaSpheres: Extending Beyond the Spheres of Literary and Genre Fiction [Amazon.co.jp, 紀伊國屋]とPaul Park A Princess of Roumania [Amazon.co.jp, 紀伊國屋]
 ポール・パークのは、今年の世界幻想文学大賞候補作。読んでおきたいものである。


8月9日(水)

 書籍関係のニュースから。
【グーグル、カリフォルニア大学が蔵書のデジタル化で合意】[CNET Japan] さうですか、同意しましたか。批判する人もゐるやうだけど、私は少しでも多くの文献が検索できるやうになった方が嬉しい。
【米スターバックス、店舗で書籍販売へ】[日本経済新聞] なんだ、日本ぢゃないのか(と思ったことは秘密だ)。去年はCDを350万枚も売ったらしいが、本は売れるのか。珈琲飲みながら本を読んでしまはうとか思ふのかな。よく判らない。

 bk1から、ダグラス・アダムス『ほとんど無害』(安原和見訳/650円+税/河出文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、リック・ヤンシー『アルフレッド・クロップの奇妙な冒険』(堺三保訳/1600円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、田中ナルミ『PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編』(2850円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、伊藤幸夫『Linux逆引き大全555の極意 コマンド編』(2500円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届く。PHPの本はPEARの話が多いやうだけど、私がコンピュータ店で見た本と違ふのだらうか。刊行日から考へるとこれで正しいはづなのだが。いづれにせよ、面白さうなことがいろいろ載ってゐる。これで、今までよりももっと楽しい書籍探索ページが作れるやうになるだらうか。もっともっと楽に本を買ひたいのだ、私は。

 Amazon.co.jpに本を註文してしまった。
○Brian S. Everitt A Handbook of Statistical Analyses Using R (Chapman & Hall, 2/2006, ¥ 6,726) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
 またこんな本を……。統計解析ソフトRの本である。仕事で使ふから、仕方がないといへばさうなんだが。でも、ちょっと高い。家計にはあまりよくない。


8月8日(火)

 ロシア(ソ連)書籍の輸入・出版を専門にしてゐたナウカの経営が破綻し、今月末で営業をやめることになるといふ(北海道新聞)。ロシア語・ロシア文学に関心のある人で、ナウカを知らない人はゐないだらう。私はほとんど世話になってゐないが、名前はよく知ってゐるし、刊行物も何冊か持ってゐる。実に残念である。

 Amazon.co.jpから、Alex Davies MySQL Clustering (4895円/MySQL Press/3/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。ページを捲ってみるとやはり難しさう。でも、ネットワーク構築に関して、MySQLとは直接関係はないけれども、私にとって極めて有益なことが書いてあったので買ったことは後悔してゐない。いや、さうでなくても、私は買った本のことを後悔しないことにしてゐるのではあるが。後悔する可能性があるなら最初から買はない。買ったらどんなに予想と違ってゐても決して後悔はしない。自慢するやうなことぢゃないけど。
 bk1からも本が来たのだけど、留守にしてゐて受け取れなかった。昼間荷物を受け取れないのはちょっとつらい。


8月7日(月)

 SF情報誌Locus8月号が届く。イアン・マクドナルドへのインタビューが載ってゐる。こんな顔だったのかっ! とちょっと驚いた。

 さういへば、昨日このLocusのニュースの"World Fantasy Awards Nominations"を見て驚いた。村上春樹が候補に入ってゐるのだ。長篇部門である。『海辺のカフカ』である。私は『ノルウェーの森』以降の村上春樹のよさがよく判らないので、理解し難いのではあるが。ジョイス、マキリップ、パーク、ダンカンは持ってゐるのに全然読んでゐない。情けない。


8月6日(日)

 文庫の新刊情報収集で、講談社文庫と河出文庫、ちくま文庫の情報取得に失敗してゐたのを発見し、PHPスクリプトを修正。どうして失敗するのだらう。世話がやけるページだ。

 ジェフリイ・フォードの短篇をさらに一つ読み、これまでのところで、どう考えてもこれが一番良いというものを中心に短い意見を書いてメールで送信。

 暑くて外に出るのが嫌なので、bk1に本を註文。
●ダグラス・アダムス『ほとんど無害』(安原和見訳/650円+税/河出文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●牧野修『月光とアムネジア』(600円+税/ハヤカワ文庫JA)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●ケン・マクラウド『ニュートンズ・ウェイク』(嶋田洋一訳/920円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●デイヴィッド・エディングス『水晶の秘術』(嶋田洋一訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●リック・ヤンシー『アルフレッド・クロップの奇妙な冒険』(堺三保訳/1600円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
以上五冊を註文。『アルフレッド・クロップ』に実は密かに期待してゐる。

 眠くなってきたので、Amazon.co.jpに註文。
○Marco Michely "Das grosse Buch zu Ubuntu LINUX" (¥ 3,603, Data Becker GmbH) [Amazon.co.jp, Amazon.de ]
 ubuntuに関する本である。手頃な本が見つからなかったので、ドイツ語の本を註文してしまった。でも、欲しくて欲しくてたまらなくなったである。479ページもある。だからいいのだ。

 日曜日なので、『カズムシティ』を少し読み進めたけれども、全然終はらない。


8月5日(土)

 フォードの短篇を休みなのに一篇しか読めなかった。なかなかいい感じだが、最高の作品といふほどでもない。本書ではやはり薄羽蜉蝣だらうか。

 bk1から本が届く。スティーヴン・キング『ダーク・タワー6(上・下) スザンナの歌』(風間賢二訳/各743円+税/新潮文庫)上 [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、下 [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、小松左京『SF魂』(680円+税/新潮新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、『LinuxデスクトップHacks』(3200円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]の三作品(四冊)である。

 ubuntuにLaTeXをインストールし日本語環境を構築しようとして時間を費やし、虚しい一日を過ごしてしまふ。

 あまりにも虚しかったので、Amazon.co.jpに本を註文してしまった。
○Stuart Robbins "Lessons in Grid Computing: The System Is a Minor" ( 7/2006, John Wiley & Sons Inc.)[Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]に註文した。内容等についてはまた明日以降。


8月4日(金)

 Amazon.co.jpで、ヘルス&ビューティー部門が新設された。飲料水や加工食品、化粧品など12分野、約3万点を超える商品を扱ふらしい。健康にも美にも縁のない私には関係ないものばかりだと思ふ。

 PC-SUCCESSからATI FireMV 2200が届いた。Linuxでデュアルモニタを実現するために購入したのだが、もう実現してしまってゐるのだ。娘か妻のLinuxの描画速度を高めてやらうか。

 bk1に、
●田中ナルミ『PHPによるWebアプリケーションスーパーサンプル 活用編』(2850円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●伊藤幸夫『Linux逆引き大全555の極意 コマンド編』(2500円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
を註文。ああ、またこんな本を買ってしまった。一冊目はPHPの本。今さらといふ感じもしないではないが、mysqliの使ひ方を確認したかったのだ。もう一冊はLinuxの何かと便利な一冊。かういふ本が一冊あれば便利だらうなと思ひ。

 こんなことをしてゐる暇はない。本を読まなければ。フォードの短篇の極く短いのを一篇、読み終へた。いい話だが短すぎてすぐに忘れてしまひさう。もう一般はまだ途中。少し急いだ方がいい状況だ。


8月3日(木)

 フォードの短篇を読まうとするが眠くてよく判らない。困った。ちょっとあのミノタウロスの話に雰囲気が似てゐるのかとも思った。

 bk1に、
●高橋征義&後藤裕蔵著・まつもとゆきひろ監修『たのしいRuby 第2版 』(2600円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1]
を註文。第一版を持ってゐるが、そんなに楽しくなかったような気もする。本当に楽しいのかね、Rubyで。

 眠らなくてはならないので、今日はこれで。


8月2日(水)

 ああ、フォードの短篇が読めなかった。こんな一日になるはづではなかったのに。まあ、大抵はこんな一日になるはづではなかった一日になるのではあるが。

 Amazon.co.jpから、Peter S. Beagle The Line Between (Tachyon Pubns, 8/2006) が届く。『最後のユニコーン』の続篇と云われる"Two Hearts"が収録されてゐる。これは邦訳を出さねばならないでせう。

 もう眠いので、これで。首の後ろが痺れるやうな感じがする今日この頃。


8月1日(火)

 毎日新聞社が書評家を前面に出した書籍紹介サイト「booksまいにち」を開設したといふニュースがあった。早速、「booksまいにち」(なぜ平仮名なんだ)を見に行ってみる。紀伊國屋書店でも、こんなのを去年開設したのではなかったか(別のところだったかも)。私は書評家が全面に出た書評はあまり好きではない。やはり書評は紹介される本が全面に出るべきだと思ふ。

 ジェフリイ・フォードの短篇をまた一つ読む。もっとはやく読めないのか。
 (元)不良少年の話に好感を抱いたことがないので、最初の方で期待をなくしたが、結局何だか判らなかった。期待をなくした時点で読む気をなくしただけなのかも知れない。明日の短篇に期待したい。

 MySQLクラスタリングに関心を抱いて検索してみたのだがよささうな本がない。仕方がないので英語の本をAmazon.co.jpに註文。
○Alex Davies MySQL Clustering (4895円/MySQL Press/3/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
 ちょっと高い。これで全然読めなかったら悲惨である。愚かである。さうならないことを願ふ。


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