10月31日(土)

 丸善丸の内本店で本を購入。
『デザインのひきだし26 紙の選び方、紙の使い方』(グラフィック社)
●松田哲夫『印刷に恋して』(晶文社)
『装丁デザインのアイデア!』(ボーンデジタル)
●ジョージ・マン編『シャーロック・ホームズとヴィクトリア朝の怪人たち2』(尾之上浩司訳/扶桑社)
●メルヴィル『幽霊船』(坂下昇訳/岩波文庫)
●スティーヴン・タニー『100%月世界少年』(茂木健訳/創元SF文庫)
●ガストン・ルルー『黄色い部屋の秘密[新訳版]』(高野優監訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)
●ウィリアム・ホープ・ホジスン『異次元を覗く家』(荒俣宏訳/アトリエサード)
●岸本佐知子編訳『コドモノセカイ』(河出書房新社)
●松田青子『読めよ、さらば憂いなし』(河出書房新社)
●アンナ・カヴァン『鷲の巣』(小野田和子訳/文遊社)
その他、『実験医学増刊 常在細菌叢が操るヒトの健康と疾患』(羊土社)と+DESIGNING VOLUME 40:文字と組版、書体とフォント(Kindle版)』(マイナビ出版 2015)も購入。

 予約註文してゐたDavid Mitchell の Slade House (Kindle版) が配信されてゐるのに気づいて、勢ひで『出島の千の秋』上下巻を買はうと思ったが、この頃本を買ひすぎたやうな気がしてとりあへず我慢したのだが、やはり我慢できず、代はりに、
○David Mitchell The Thousand Autumns of Jacob de Zoet (Sceptre, 2010)
を購入。これで、六千円の節約である。

 シャーリイ・ジャクスン『なんでもない一日』(市田泉訳/創元推理文庫)を訳者の市田さんからお送りいただきました。ありがたうございました。

 丸善とジュンク堂で、この二週間くらゐに本を買ふと出してくれるピンクのレシートを集めておくと後で図書カードとかマグカップとか手ぬぐひをもらへる秋の読書キャンペーンのせゐでたくさん本を買ってしまふではないか。いや、関係ないか……


10月25日(日)

 何だか一週間の本の購入記録になってしまってゐるではないか。

 丸善丸の内本店で購入した本:
『英語談話標識用法辞典』(研究社)
●ウンベルト・エーコ『異世界の書』(東洋書林)
●アレクシエーヴィチ『ボタン穴から見た戦争』(三浦みどり訳/群像社)
●アレクシエーヴィチ『死に魅入られた人びと』(松本妙子訳/群像社)
●パオロ・バチガルピ『神の水』(中原尚哉訳/早川書房)
●ガブリエル・セヴィン『書店主フィクリーのものがたり』(小尾芙佐訳/早川書房)
以上六冊。数は少ないが値段は高い。

 その他、購入した本。
●レオ・ペルッツ『聖ペテロの雪』(垂野創一郎訳/国書刊行会)

 Amazon.co.jpでKindle本を予約註文。
○David Mitchell Slade House (Sceptre, 2015)

 Amazon.co.jpからDie Schönsten Bibliotheken der Welt 2016が届いた。昨年までドイツのAmazon.deから買ってゐたので、未だにAmazon.deからカレンダー買ひ忘れてゐませんかといふメールが頻繁に届くので、何だか裏切ったやうな気持ちになってつらいこの頃である。

 Libreria Le Colonneから、Franz Kafka IL CASTELLO. Con otto illustrazioni di Mario LABOCCETTA (1948)が届いた。見たことのないラボチェッタの挿絵がいくつもあって嬉しい。

 パオロ・バチガルピ『神の水』(早川書房)を訳者の中原尚哉さんからいただきました。ありがたうございました。

 SFマガジン12月号ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 日々のできごとはTwitterの方に書くやうになってしまって、この日記の意味があまりなくなってきてゐる。ただ、購入書籍を後で検索したりするにはここの方が便利なのだ。誰も読まなくなっても、自分のために書いておく意味はある。

 ダンセイニのジョーキンズ短篇集は初校ゲラを直してゐるところ。これがなかなか難しい。冗談でもあり幻想小説でもある作品である。ジョーキンズ・シリーズといふと、もうダンセイニが幻想短篇を書かなくなって、現代を舞台に冗談をちりばめた作品を書くやうになったと紹介されることが多いやうな気がするが、冗談は初期の幻想短篇でも見られたし、ジョーキンズにも幻想的な描写はたくさんある。ジョーキンズこそ常に変はらぬダンセイニの本質だと主張していくことにしようか。
 その他、装画について少し進展があった。ゆっくりだが確実に進んでゐる。


10月18日(日)

 また一週間経ってしまった。今週もジーン・ウルフ『ナイト』(国書刊行会)の解説のゲラを何度か修正したのだ。今月中に出るはずだったのだが、結局来月になってしまった(国書刊行会

 ダンセイニの短篇集のゲラも届き始めた。

 丸善丸の内本店と日本橋店で本を購入。

●ステーヴィ・エリクソン『きみを夢みて』(越川芳明訳/ちくま文庫)
●坂井豊貴『多数決を疑う』(岩波新書)
●今野真二『常用漢字の歴史』(中公新書)
●齋藤秀三郎『実用英文典』(開拓社)
●日向清人『即戦力がつく英文法』(DHC)
 あと、本の雑誌11月号を買った。

 Amazon.co.jpでKindle本を予約購入。
○Gene Wolfe A Borrowed Man (Tor)
『ウィザード』読み終へたら、これを読まうか。


10月11日(11)

 また一週間経ってしまった。今週はジーン・ウルフ『ナイト』(国書刊行会)の解説のゲラを何度か加筆修正したのだった。多分、今月末には出るのではないだらうか。楽しみである。

 解説の修正も終わったのに、『ナイト』を読み返してゐる。

 ジョン・ヴァーリイ『汝、コンピューターの夢』(大野万紀訳/創元SF文庫)をご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 サバア・タヒア『仮面の帝国守護者(上・下)』(原島文世訳/ハヤカワ文庫)をご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 丸善日本橋店と丸の内本店で本を購入。
『DVDブック 世界一美しい本を作る男 シュタイデルとの旅』(新潮社)
●ジョン・ヴァーリイ『汝、コンピューターの夢』(大野万紀訳/創元SF文庫)
●フランチェスカ・ヘイグ『アルファ/オメガ』(水越真麻訳/ハヤカワ文庫) ●ウエルベック『地図と領土』(野崎歓訳/ちくま文庫)
●ヴォルテール『カンディード』(斉藤悦則訳/光文社古典新訳文庫)
『虫めづる姫君』(蜂飼耳訳/光文社古典新訳文庫)
●サバア・タヒア『仮面の帝国守護者(上)』(原島文世訳/ハヤカワ文庫)
●サバア・タヒア『仮面の帝国守護者(下)』(原島文世訳/ハヤカワ文庫)
●ブラム・ストーカー『七つ星の宝石』(森沢くみ子訳/ナイトランド叢書)
こんなところだらうか。書き漏らしがあると、後で同じ本を二度買ってしまいさうなので周囲が必要である。

 Abebooks.comで検索して、Libreria Le Colonneに、
○Franz Kafka IL CASTELLO. Con otto illustrazioni di Mario LABOCCETTA (1948)
を註文した。


10月5日(月)

 丸善丸の内本店で本を購入。
●パウル・シェーアバルト『セルバンテス』(垂野創一郎訳/沖積舎)
●吉田光邦『錬金術』(中公文庫)
『大人のためのやり直し講座 化学』(創元社)
ブラム・ストーカーの本がなくてがっかり。

 先週、
●カチュール・マンデス『童貞王』(中島廣子・辻昌子訳/国書刊行会)
を買ったのだった。美しい本である。

 Amazon.comから、エスペラント版『ホビット』J. R. R. Tolkien La Hobito, au, Tien kaj Reen (Evertype, 2015)が届いた。

 ダンセイニのゲラを直したり……


10月4日(日)

 大変だ。せめて購入した本の記録をつけなくては。しかし、それすらもできない。

 目下、ジーン・ウルフ『ナイト』解説のゲラの修正と加筆とダンセイニのゲラに取り組んでいるところ。


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