11月30日(日)

 3時に起きて『消えた少年たち』を読み始める。二段組みの本を読むのは久しぶりのような気がする。


11月29日(土)

 深夜の1時頃目が覚めて、なんとなく起きてしまった。一時間ほどメールを読んだり、WWWを探索したりしていて、ふと気が付いた。私は無駄に時間を潰している。2時過ぎに『幻の特装本』を手に取り読み始める。5時過ぎまでかかってしまった。この話はちょっと怖い。愛書家の狂気がページから滴り落ちてくるようだ。私は装幀などで本を集める蒐書家ではないので、別世界の話ではあるが、読み終えて少し辛くなるというか悲しくなるというか、明るい気分には決してなれない小説であった。

 森銑三・柴田宵曲『書物』(岩波文庫)を手に取って出勤。しかし、1時に起きると流石に眠い。電車の中でうとうとしてしまう。

 昨今では学会誌もCD-ROM版が出ていて、これは当然論文を読むためのものなのだが、日本人にとっては論文を書くときの膨大な例文集と化すのである。以前は何かいい表現がないかなあと、論文のコピーの山をひっくり返していたが、今はキーワードを打ち込むと、たちどころにその言葉を含む文章が現れてくる。しかし、私が使っているCD-ROMでは、前置詞がキーワードとして使えないのが玉に瑕である。そこで、論文をテキスト・ファイルにして抜き出しておけばいいだろうと思ったのだが、私の愛用するNisus Writerでは、論文25篇の中から単語を検索するのにもメモリー不足を告げるのに対し、あまり愛着のないMicrosoft Word 6.0.1では、70篇の論文を検索してくれるのだった。70篇の論文が収められた3.3MBのファイルをNisus Writerは開くこともできない。そんなことをしている内に時間が経ってしまった。家に帰って少し昼寝。

 ロバート・ジョーダン『竜王伝説1・2』(斉藤伯好訳/ハヤカワ文庫FT/各600円)が届く。しかし、あの表紙と挿絵は私の趣味の対極に位置するものだ。当分の間は挿絵なしで読むことになると思うので、さほど困ることもないのだが。それより背の色が問題だ。あの気持ち悪い色は一体何なのだ。書棚に並べるときに困るではないか。他のハヤカワ文庫FTと全く馴染まない。このシリーズは別に並べることにしよう。この後、数十冊にもなりそうだから。

 図書館流通センターから本が届く。『土台穴』は多分読まない。先ず、『消えた少年たち』を読んで、次に『マンボ・ジャンボ』にするとしようか。


11月28日(金)

 朝から晩までコンピュータの前に坐る日がこの頃多くなってきた。論文を書いているので喜ばしいこと(書きたくても書く材料がないときも多い)なのだが、やはり疲れる。仕事の合間に読書時間がとれない。実験中心の日々を送っていると反応の待ち時間に10分とか15分とか細切れの時間ではあるが、本を読むことが出来る。虚空を見つめて待っていても虚しいだけだから。しかし、論文を書いていると切れ目がないから、本を読んだらそれはただ遊んでいるだけなのである。勤務時間中だから当然だ。それにしても、十冊以上の辞書を同時に開いて検索できるのだから、便利な時代になったものだ。もう、これがなくては私は生きていけない。本文検索など、紙の辞書では決して出来ないことだ。また、新しい辞書が欲しくなってきた。


11月27日(木)

 今日からジョン・ダニング『幻の特装本』を読むことにする。

 日外アソシエーツに情報検索<BOOKPLUS>を申し込む。便利かどうかは全く解らない。使いながら、本欄でその様子を報告したい。

 図書館流通センターから本の発送の連絡がある。註文受け付けのメールから数時間後であった。「最短3日で到着」という謳い文句は些か羊頭狗肉といった感じではないかと疑っていたが、私が間違っていた。すぐに本が届くと実に嬉しい。また、註文したくなってしまう。


11月26日(水)

 『岩波講座言語の科学1 言語の科学入門』読了。この巻は全体の序章でもあり、特に言語学が科学であることを詳しく説いている。第4章で科学とは何かという説明から始める箇所は、当たり前のことではあるが改めて記してもらえると自分の考えも纏まるというものである。第2回配本がもう出ている頃だと思うのだが、図書館流通センターで調べても見つからない。

 図書館流通センターに本を註文。
イシュメール・リード『マンボ・ジャンボ』(上岡伸雄訳/国書刊行会/2500円)
アンドレイ・プラトーノフ『土台穴』(亀山郁夫訳/国書刊行会/2300円)
オースン・スコット・カード『消えた少年たち』(小尾芙佐訳/早川書房/2600円)
の3冊で、合計7400円となり送料無料。国書刊行会の2冊は叢書<文学の冒険>として出ているもの。

 Macintoshの電子ブック閲覧ソフトCeDarの1.3が出ていたので早速ダウンロード。窓が3つに分かれているのがかえって使いにくいような気もするが、同種のシェアウェアJammingと比べると、こちらはフリーウェアであること、全文検索が速いこと、全文検索の結果から検索語の位置を見つけだすのが容易であること、音声の再生が綺麗である(Jammingは再生の始めにブチッという音が入ってしまう)などの点でCeDarが勝って(まさって)いると思う。が、Jammingの<すべての辞書の検索>と<一網打尽検索>の魅力も捨てがたい。CeDarの<一括検索>というのがよく解らない。


11月25日(火)

 目覚めると6時半。普段ならもう職場に着いている時間である。慌てて起きて、出勤。『岩波講座言語の科学1 言語の科学入門』を手にとって家を出る。実に解りやすくて面白い。こういう本は大抵買っただけで書棚に収められているのだが、今回は読めそうである。職場に通常の一時間遅れで着いても、もちろん誰もいない。

 大学生協で『エンデ全集8 鏡の中の鏡』(岩波書店/2600円)を購入。

 SFマガジン1月号が届く。創刊500号記念特大号ということで616ページ、2190円である。これは凄い。
 日外アソシエーツから「NICHIGAI/WEBサービス」の案内書と申込書が届いた。私はもちろん「昭和元年から現在までの70年間に出版された161万冊に関する情報検索<BOOKPLUS>」を申し込もうかなと思っている。月580円である。

 午後から頭痛が始まったので、早く寝よう。


11月24日(月)

 SFマガジンのファンタジイ評を書き、送信。『架空の王国』はファンタジイとは云いがたいものの、海外ファンタジイがないので、入れてしまう。

 夜になって、Performa6210のシステムファイルが壊れ、再インストールをして復旧。3時間を要する。やれやれ。


11月23日(日)

 怠惰な休日。


11月22日(土)

 土曜日は休みなのだが、朝7時前に出勤。今日からまたNeverwhereを手にとって出掛ける。あと40ページくらいか。9時までには帰ろうと思っていたが、少し遅れそうである。

 図書館流通センターから本が届く。リューベン・ディロフ『緑色の耳』、H・P・ラヴクラフトほか『クトゥルー10』『新明解国語辞典第五版』『岩波講座言語の科学1 言語の科学入門』の四冊。『クトゥルー10』は全体の三分の二が「チャールズ・デクスター・ウォード事件」で、さらに解説が全くないので些かがっかりする。まずは、『言語の科学入門』を読むとしようか。

 SFマガジンのファンタジイ評を書こうとしたが、本の題名を並べたところで力尽き、代わりに<1997年SFマイ・ベスト5>を送ることにする。選んだものは以下の通り。
海外作品
1、『リトル・ビッグ』ジョン・クロウリー
2、『奥の部屋』ロバート・エイクマン
3、『火星夜想曲』イアン・マクドナルド
4、『血のごとく赤く』タニス・リー
5、『ターミナル・エクスペリメント』ロバート・J・ソウヤー
国内作品
1、『架空の王国』高野史緒
2、『青猫屋』城戸光子
3、『三月は深き紅の淵を』恩田陸
4、『古書狩り』横田順彌
5、『ターン』北村薫
 今年は何と云っても『リトル・ビッグ』でしょう。

 ニール・ゲイマンのNEVERWHERE読了。ロンドンの地下世界を舞台としているところが実にいいのだが、話の筋はよくある異世界ファンタジイに似ているようにも思える。結末では、一度は現実のロンドンへの帰還を果たした主人公が最終的には地下世界を選ぶことになるところは好感が持てた。不思議な世界でいろいろな経験をして一回り成長した主人公が、現実世界で様々な困難に立ち向かい対処していく力を得ました、という教訓めいた結末だけは許しがたいからである。ただ、読むのに些か時間がかかりすぎた。


11月21日(金)

 嫌だ嫌だと抵抗し続けていたのだが、どうやら来年四月に学会でフランスに行かなければならなくなりそうだ。旅行は大嫌いだし、フランス語は読めないので書店巡りをする楽しみもない。しかし、まだロンドン経由やウィーン経由でフランスに行くという手も残されている。一緒に学会に参加する人はスイスに行きたいと云っている。スイスに本屋はあるのか。フランス語圏なら同じことだが。

 夕方、『光の帝国』を読み終える。不思議な能力を持ちながら、ひっそりと暮らそうとする人々の短篇を収録した連作短篇集である。各篇登場人物が異なり、時代も場所も大きく変わるので、纏まりを欠き、印象が薄くなるとう意見もあるかも知れないが、私はこの書き方が好きだ。作者がゼナ・ヘンダースンの連作短篇集のような雰囲気のものを書きたかったと記しているが、それを最も効果的に表現している形式となっているのではなかろうか。結末は感動的である。

 Macintoshの話である。Reliever 2.6とNoMeMo Busters 1.7.1が出ていることに気が付いたので、インストール。どちらもフォントの制御をするアプリケーションである。これの設定をやり直しているとき、数日前にアップデータで4.03としたMacWORD開いて驚いた。メニューが全部英語なのだ。一瞬、アップデータで変わってしまったのかと思ったが、いろいろいじってみると、システムのフォントが欧文用フォントだと英語になり、日本語フォントだと日本語に自動的に切り替わるのであった。普通は欧文フォントだと文字化けしてしまうだけなのに、これはちょっと凄いと感激した。ORGAIや日本語版Nisus Writer 5.0にも英語メニューに出来る設定はあるが、自分で設定を変更しなければならない。不思議な感じが味わえるので、しばらく英語メニューで使ってみることにする。といっても、今は殆どMacWORDを使っていないのである。英国短篇集の翻訳原稿に手を入れるときくらいか。しかし、あの短篇集は一体どうなったのだろう。本当に本は出るのだろうか。
 MacVJEdeltaのアップデータも出ていたので、Performa6210の方でMacVJEdeltaのヴァージョンをあげてみる。単語登録などの辞書ユーティリティーが使えるようになったので、これで旧仮名遣いの登録がこちらでも出来るようになった。が、妻はそんなものを欲しがらないだろうと思う。


11月20日(木)

 一度零時過ぎに目が覚めてその後うとうとしたもののなんとなく眠れなくなってしまい、2時に起きることにした。『架空の王国』を読む。登場人物が図書館の中ばかりにいるので、実に楽しい。その中で殺人事件が起こり、謎が謎を呼ぶ展開も面白い。私が今年読んだ国内作品のうち3本の指に入る本である。その後、電子メールを読んだり書いたりしているうちに5時となり、朝食後、恩田陸『光の帝国』を手にとって出勤。

 職場について些か困ったことになった。私は毎日一番に出勤するので、部屋の鍵を開けてまわる。皆が鍵を持っている部屋が一部屋あって、そこに他の総ての部屋の鍵がおいてあるので、先ず自分の鍵で一部屋あけて、他の鍵束を手にとって廊下を歩くことになる訳だ。それから、元の部屋へ戻って鍵を置き、お湯を沸かしてお茶を飲んだり、朝刊を読んだりしてからおもむろに仕事に取りかかる。私が出勤してから2時間もすると他の人たちがやってくるのである。ところが、今日は自分の鍵で部屋をあけ、鍵束を取ろうとしたが見つからない。机の下や冷蔵庫の後ろの隙間(鍵束置き場が冷蔵庫の上なので時々ここに鍵束を落としてしまう人がいる)や、抽斗や冷蔵庫の中や電子レンジの中まで探したが見つからない。仕方がないので私はお茶を飲みながら、こんな文章を打っているのである。やらなければならないことが沢山あるというのに、他の人が来るまで後1時間はある。その人が来たからといって鍵が見つかるという保証はないが。あと1時間インターネット書店をまわるとしようか。それとも『光の帝国』を読んで過ごそうか。

 図書館流通センターから本の発送のメールが届く。ここのメールは時間設定がどうもおかしいようで、いつも深夜から早朝(今回は2時頃)に発信したことになっている。12時間ほどずれているのだろうか。

 Amazon.comからもメールが来て、レズニックのWidowmaker Rebornを発送したという。一緒に註文した辞書がなくなったので、$4.79のペーパーバック一冊に$5.95の送料+手数料を払うこととなってしまった。


11月19日(水)

 目覚めると5時10分。寝坊である。勿論、いつもより遅い電車で出勤しても、職場には誰もいやしないのだが、なんとなく不愉快である。

 Amazon.comからメールが届いていて、Random House Unabridged Dictionary/Mac Cd-Rom ($55.30)は発売中止になったので、註文取り消しの処理となったとのことである。ということはレズニックのペーパーバック一冊だけの発送ということになるのだろう。新しい辞書のためにハードディスクまで増設して待っていたというのに。

 仕事の合間を見つけて郵便局へ走っていき、EGWORD Pure 3.0の註文(支払い)をする。6300円である。EGBridgeの新しい版も付いている。主にこちらの方が目当てである。旧仮名遣い対応になったという話は聞かないが。


11月18日(火)

 日頃忙しいということのあまりない私にも忙しく感じられることがある。特に急務に追われているという訳でもないのに、何だか細々(ほそぼそではなくこまごま)とした雑事が積み重なってしまうといった状況である。そんな訳でなんだか妙に疲れるだけで作業の捗らない日々を送っている。『架空の王国』は面白い。図書館の本の匂いがページの間だから漂ってくるようである。


11月16日(日)

 葉月堅『アイランド』読了。何だかこれはよく解らなかった。もっと期待していたのだが、正直なところ何だかよく解らないとしか云いようがない。

 宅配便で小包が二つ届く。一つは図書館流通センターから。『明解国語辞典(復刻版)』を手に取り、自分が無駄な買物をしてしまったことに気が付いた。いやいや、いつかこれが役に立つ日が来るかも知れないではないか、と内なる自分に向かって云う。まずは、高野史緒『架空の王国』から読もう。

 もう一つの小包はハードディスクであった。今月末から来月始めの入荷予定との連絡があったのだが、思いのほか早く届いた。納期の確認が何度もあるのは、本当に購入する気があるのかどうか確かめようとしているのではないかという感じもする。早速、箱から取り出して、暫しその姿を眺める。実はこの外付けハードディスクを増設用内蔵ハードディスクにしようと考えていたのである。最初から内蔵用を買えばいいのだが、外付けで22800円というのを見つけたので、こちらの方が安い。自分一人でそんな取り付けができるだろうかと不安だったが、+消費税+送料で25500円という魅力に抵抗できなかった。中身を取り出し、Performa6400の内部に取り付ける。SCSI延長ケーブルを用意していなかったので、今月1日にアメリカから届いたスレッドのかなり後方に設置するという変則的な取り付け方法でなんとかする。起動してみると2GBのSeagate/ST52160Nがちゃんと認識されて一安心。


11月15日(土)

 『書物の王国1 架空の町』読了。もっとゆっくり読みたい本であった。後半は日常に異界が侵入してくるものが多い。泉鏡花の「高桟敷」が実に味わい深い文章であった。勿論、山尾悠子が一番であるが。

 SFマガジンから送られてきた1997年SFベスト5選出用新刊図書一覧表を見ていたら、どうも海外作品が少ない様な気がする。それでも海外ファンタジイの読み残しがあるので、今月中に読み終えてしまわなければ。
 ということで、昨年11月に出たダグラス・ヒル『目ざめよ!<超能力者>』(教養文庫/安野玲訳/621円)を読む。訳者の方に送ってもらったものなのに、読んでいなかったものである。読み終えて何故、今まで読んでいなかったのか解った。これは二部作の前半だったのだ。後半も出てから読もうと思ったようだ。その後半はまだ出ていない。中身は超能力を持った少年が力に目覚めて悪いやつをやっつけるという他愛もないもの。超能力者が力に目覚める話は現代社会を舞台にしたSFの方が私は好きだ。異世界ファンタジイに超能力者が出てきても魔法使いと殆ど区別がつかない。


11月14日(金)

 出勤前に『書物の王国1 架空の町』を読み終えようと思っていたのに寝坊してしまい、4時45分起床。頑張って読んだものの10ページほど残ってしまった。これを持って出勤するのも中途半端なので、数日ぶりにGaimanのNEVERWHEREを手にとって出勤。あと90ページくらいである。早く終わらせてしまおう。

 火曜日に図書館流通センターに註文した三冊、即ち恩田陸『光の帝国』、高野史緒『架空の王国』『明解国語辞典(復刻版)』の発送の連絡がある。先週註文したものより先に来ることになった。『クトゥルー10』も来週月曜入荷予定で、他のものは既に入荷済みだからそちらも来週半ばには届くだろう。


11月13日(木)

 定期購読している「言語」の12月号が届く。今月は忘却の特集。特集以外の記事の方が面白い。新刊紹介のページには面白そうな本が沢山並んでいるのだが、面白そうだからといって全部買っていたら生活が破綻するので我慢する。来月は東京語の特集である。

 Macintosh愛用者の方々はCOSという怪しいオペレーション・システムのことをご存知だろうか。ドイツの無名の会社がMacintosh互換OSを作ったと発表し、それが今日の12時(ドイツ時間)にダウンロード可能になるというのだ。20日間の試用期間の間に支払い手続きをすれば継続して使えるようになるという。あれは嘘だというのが専らの噂である。変なもの好きな私が早速12時(日本では午後8時)にアクセスしてみると、「間に合いませんでした」というお詫びの言葉が出てきた。新しい情報を提供できるようになり次第、掲載しますとのことである。


11月12日(水)

 アメリカのSF情報誌LOCUSの11月号が届く。何だか今月は遅いような気がするのは、私の購読更新の手続きが遅れたせいか。ジュディス・メリルの追悼記事にページを割いているが、残念ながら私の読書生活とあまり深く関わらなかった人なので、感慨深いものはさほどない。新刊紹介のページを中心に目を通し、机の上になんとなく置いておく。

 Weinberg Booksよりカタログ着。ティム・パワーズのEARTHQUAKE WEATHER ($24.95)や、ジェイン・ヨーレンのTWELVE IMPOSSIBLE THINGS BEFORE BREAKFAST ($17.00)、ロビン・マッキンリーROSE DAUGHTER ($16.00)などに心を動かされるが、このところ本の註文が多いような気がするので、今月は休もうかそれとも買ってしまおうかと迷う。パワーズは毎回新刊が出る度に買ってきたが一度も英語で読んだことがないのであった。

 ソフマップから註文した外付けハードディスクの納期は11月末から12月上旬になるが構わないかというメールが届く。別に急がないものなので、それで結構と返事を出す。次第に、本当に自分にとって必要なものだったのだろうかという疑問がわきあがってくるので、早く届けてもらいたいのではあるが。

 月曜日に設置したカウンターの数値を見ると、一日凡そ50のアクセスがあるようだ。7月までは平均20くらいだった筈だ。どうしてなのだろう。


11月11日(火)

 図書館流通センターに本を註文。恩田陸『光の帝国』(集英社/1700円)、高野史緒『架空の王国』(中央公論社/2200円)、『明解国語辞典(復刻版)』(三省堂/3200円)の3冊。合計7100円である。このところ買物が多いような気がする。

 『書物の王国1 架空の町』は漸く半分ほどまで読み進んだ。何度読んでも山尾悠子はいい。この本を読んでいると高野史緒『架空の王国』が読みたくてたまらなくなってくる。殆ど区別しがたい題名である。


11月10日(月)

 プロヴァイダの案内にアクセス数の表示が出来るようになったと書いてあったので、カウンタを付けてみる。あの数を増やすことだけをひたすら追求し、高い数値を誇らしげに掲げているところが多く、以前は決して自分の頁には付けまいと思っていたのではあるが、どれくらいの人が見てくれているのだろうかと思い、試しに付けてみた。本当は、「ら抜き言葉撲滅委員会」の方にもつけたいのだが、二箇所付けると二重に数えられて変な数値が表示されてしまうとのことなので、しばらくは表紙だけだ。


11月9日(日)

 車で2時間程のところに家族で出掛ける。一泊して帰ってきたが、宅配便の不在連絡票は入っていないので、図書館流通センターから本はまだ届いていないようだ。この頃、発送の連絡から3日掛かるようだ。日曜の夕方に無事本が届く。<書物の王国>の第一巻、第八巻は面白そうな作品に満ちたアンソロジーで読むのが楽しみだが、森銑三・柴田宵曲『書物』(岩波文庫)に目を奪われる。ぱらぱらと頁を捲って拾い読みをしてみると、どの頁を開いても書物への愛が感じられる随想集である。昭和20年頃の文章である。
 『書物』の巻末の新刊案内を見たら、今月の重版にフィーリディングの『トム・ジョウンズ』全四巻が載っていた。これは多分持っていない筈なので是非買いたいところだ。年末に実家に帰ったときに、持っていないことを確認してから註文しようか。


11月7日(金)

 自分の新刊情報などを得るのに便利なところの頁を見ると情報が些か古くなっているので、URLの修正などをする。この頃、WWW画面から直接註文できる出版社が増えてきた。あの頁に載っている出版社の選択基準が自分で作った筈なのにどうにも理解できない。近いうちに整理したいものである。

 ソフマップに外付けハードディスク(2GB)を註文。22000円である。


11月6日(木)

 図書館流通センターから本の発送の連絡がある。10月29日に註文した3冊である。しかし、土曜と日曜は出掛けていて家にいないのだ。一日でも早く本を手にしたいのだが、残念。


11月5日(水)

 ロバート・ジョーダン『竜王伝説2 魔の城塞都市』読了。異世界ファンタジイ愛好者には愛されるだろうが、私の趣味には合わない。でも、楽しく読むことはできるのでよかった。まだまだ先は長いが。


11月4日(火)

 図書館流通センターに本を註文。リューベン・ディロフ『緑色の耳』(松永緑弥訳/恒文社/2200円)、H・P・ラヴクラフトほか『クトゥルー10』(大滝啓裕編/青心社/629円)、『新明解国語辞典第五版』(金田一京助ほか編/三省堂/2800円)、松本裕治ほか『岩波講座言語の科学1 言語の科学入門』(岩波書店/3400円)。『緑色の耳』はブルガリアの話だそうで、「世界SF作家会議に出席したブルガリア人、アメリカ人、日本人、第三世界人の4人が、バーで偶然同席したのを機に、同じテーマで創作を発表することになった。」という真に変な話なのである。『新明解国語辞典第五版』は巻末に表記という項目が出来たというだけで買いたくなったもの。新聞広告で昭和18年の『明解国語辞典復刻版』を見て、これも註文すればよかったと地団駄を踏んで悔しがった私であった。


11月3日(月)

 Fantasy Centreから、A・M・バレイジのTHE OCCULT FILES OF FRANCIS CHARD(£23.50)とH・R・ウェイクフィールドのIMAGINE A MAN IN A BOX(£22.50)が届く。ヴァーノン・リーのRAVENNA AND HER GHOSTS(£5.00)は売れてしまったようだ。暫く表紙と目次を味わって書棚へ。いつか必ず読むつもりだと棚に収めるときに心の中で本に声を掛ける。


11月2日(日)

 家族三人で動物園など行っているうちに頭痛が激しくなってくる。坂道を上るのも辛く、私が終始不機嫌な顔をしているので、妻も不機嫌になる。午後になると何故か家族三人で昼寝。私の頭痛は愈々激しくなり、とうとう数度の嘔吐にまで至る。ここまで酷いのは久しぶりである。熱い風呂に入り、さらに数時間眠って恢復。やりかけの仕事があるので、夜9時過ぎに職場へ向かう。本当は夕方5時頃行くつもりだったのだが。11時過ぎに帰宅途中の電車の中でロバート・ジョーダン『竜王伝説1 妖獣あらわる!』を読み終える。それなりに楽しく読み進められるのではあるが、どうしてこれがベストセラーになるのか。ありふれた異世界ファンタジイとしか思えないのだが。


11月1日(土)

 Cyberian OutpostからMac 6400 5.25" Sled for 3.5" Dというもの($10.00)とNisus Writer 5.1 Upgrade from 5.0 CD-ROM ($29.95)が届く。発送の通知がなかったので些か驚く。内蔵ハードディスクはまだ購入していないので、スレッドの方はそのまま机の上に放置。Nisus Writer 5.1をインストールしてみる。どこがよくなったのかさっぱり解らない。ふと気づくと、いつの間にか私のNisus Writerは日本語版から英語版になってしまっているのが不思議なところだ。でも、私の手元に届いたCD-ROMにはUpgrade版と書いていないのだが、本当にUpgrade版なのだろうか。(後でよく見たらUpgrade版と明記されていた)


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