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	<title>手に取って読め</title>
	<link>http://nakano.no-ip.org/lege/diary-top.php</link>
	<description>日記〈手に取って読め〉の最新10日分の一覧</description>
	<lastBuildDate>Tue, 24 Nov 2009 13:48:00 GMT</lastBuildDate>
	<language>ja</language><item>
<title>11月24日（火）彼らは辛抱づよく、つねに怒りと空腹感を抱いてゐる。</title>
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<description>　毎日新聞の「家読：家族のふれあい　リビングに「文庫」、親子で感想話し合って」といふ記事が目に留まったので読んでみた。「家族で読書の楽しみを共有する「家読（うちどく）」運動が静かに広まっている」のだといふ。「家読」？　初めて聞いた、そんな言葉。私はちょっと嫌だ。家族で読書の楽しみを共有しなければならないなんて。たまたまさうなるならいいのだが、目的意識を持ってそんなことをするのはちょっと気持ち悪い。学校で行はれてゐる「朝の読書」運動はそれなりに成果をあげてゐるらしい。みんな素直ではないか。偏屈な子供だった私なら反発して読まなかったかも知れない（いや、これ幸とひたすら読みまくったかも知れない）。私</description>
<pubDate>Tue, 24 Nov 2009 13:48:00 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月23日（月）多くの都市はアスファルトで舗装されてゐるが、 ここは文化で舗装されてゐるのだ。</title>
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<description>　ここでは本と関係のないことはあまり書いてゐないのだが、あまりにも驚いたのでちょっと「事業仕分け」のことを書いてみる。仙谷由人行政刷新担当相が、十日ほど前に「事業仕分け」について「文化大革命」といふ言葉を使ったと教へてくれた人がゐたので、早速毎日新聞の記事を読んでみた。「これまで一切見えなかった予算編成プロセスのかなりの部分が見えることで、政治の文化大革命が始まった」と云ったといふ。全く意味が理解できないが、「文化大革命」を起こさうといふ気持ちを持ってゐることだけは判る。正気だらうか。そのうち、大躍進とか云ひ始めるのだらうか。若手研究者に対する研究助成金枠を軒並み減額した仕分け結果を知って憤慨</description>
<pubDate>Mon, 23 Nov 2009 09:54:47 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月22日（日）クリスマスの翌日に大通りにゐるのは、いったいどんな連中だらう？</title>
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<description>　昨日の続きである。穂村弘『世界音痴』（457円＋税／小学館文庫）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]は、「自然さ」を持てないために世界の中に入れない人間の苦しみについて語った本である。面白い。会社の飲み会で自然に振る舞へないとか、鮨屋で自然に註文を云へないとか、そんな話だ。私もかなり「自然さ」に欠ける人間なので、共感できる部分もある。先に挙げた二つの例はまさにさうである。しかし、この著者は就職して何年も会社に勤めてゐる。私は就職したことはあるが、会社勤めではない。会社といふところがどんなところかよく知らないが、私には勤まりさうにない。この</description>
<pubDate>Sun, 22 Nov 2009 13:43:08 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月21日（土）真夜中のホームに倒れた少年と、その上に覆い被さってゐる少女を見た。</title>
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<description>　朝、出勤するときに、咄嗟に手に取ったのが、マーセデス・ラッキー『魔法の使徒〈上〉』（945円＋税／創元推理文庫）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]だったので、電車の中で読み始めたのだが、やはり読み続けることはできなかった。若い男二人が胸ときめかせながらいちゃついてゐる描写を読むのは、私がファンタジイを読む目的とはどうも合はないのだ。帰りの電車の中では別の本を読むことに決めて本を閉じる。

　仕事の帰りに、コイズミ照明のショールームに行く。今の私の最大の関心事は照明である。嘘だけど、自分にもさう云ひきかせてショールームに向かふ。私はシ</description>
<pubDate>Sat, 21 Nov 2009 14:48:22 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月20日（金）中身が見えないからどんな本か気になる。だから手に取った人はかならず店主に話しかける。</title>
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<description>　門倉多仁亜『タニアのドイツ式部屋づくり』（1429円＋税／ソフトバンククリエイティブ）　[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を出勤時の電車の中で読む。当然のことながら「リビングの壁一面を本棚に」のページを喰ひ入るやうに読んでしまふ。「鏡で部屋を広く見せる」といふページにも強い関心を抱いて読む。私は合はせ鏡を考へてゐるのだ。さうすると部屋が無限に続いてゐるやうな錯覚を味はへるのだ。

　帰りの電車の中では、南陀楼綾繁『一箱古本市の歩きかた』（860円＋税／光文社新書）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yah</description>
<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 15:00:08 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月19日（木）扉が閉まる音。墓所の扉のやうに、ずしんと重く決定的な音だった。</title>
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<description>　マーセデス・ラッキー『魔法の使徒〈上・下〉』（各945円＋税／・創元推理文庫）上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]／下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。200ページを少し越えた辺りまで。異世界を舞台に、少年の成長物語を軸に話は進んでいくのだらうか。しかし、200ページ付近からちょっと厳しくなってくる。斜体が読みにくいとかいふ問題ではなく、内容がといふか描写がといふか、私には馴染めない嗜好の場面が続くやうになったのだ。

　紀伊國屋書店から、久保田由希『ベルリンの大</description>
<pubDate>Thu, 19 Nov 2009 15:15:25 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月18日（水）暗闇の中で耳を澄ましても、何の声も聞こえず、幻も見えなかった。</title>
<link>http://nakano.no-ip.org/lege/diary-new.php?id=1849</link>
<description>　アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン『ラウィーニア』（谷垣暁美訳／2200円＋税／河出書房新社）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。ウェルギリウスの叙事詩『アエネーイス』を題材にした王女ラウィーニアの物語。トロイア戦争後の、ローマ建国前の話である。物語の構造に一捻り工夫を凝らしてゐる。時を超えた（でも、超えてはゐない）愛の物語でもあるのだ。が、その魅力を語ることは私の能力が足りないやうだ。うまく書けない。残念ながら。

　東京創元社から、マーセデス・ラッキー『魔法の使徒〈上・下〉』（各945円＋税／・創元推理文庫）[上amazon.co</description>
<pubDate>Wed, 18 Nov 2009 15:55:56 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月17日（火）王の炉に火を絶やさないのは王の娘の役割だ。</title>
<link>http://nakano.no-ip.org/lege/diary-new.php?id=1848</link>
<description>　昨日はイギリスの貴族の館に感嘆したわけだが、貴族の館はあまり自分にとっての参考にはならない。私はそんなに金持ちではないし、貴族でもない。イギリスがだめならドイツだらうといふことで、紀伊國屋書店に註文したのは、

●久保田由希『ベルリンの大人の部屋』（1500円＋税／辰巳出版）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●門倉多仁亜『タニアのドイツ式部屋づくり』（1429円＋税／ソフトバンククリエイティブ）　[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●南陀楼綾繁『一箱古本市の歩きかた』（8</description>
<pubDate>Tue, 17 Nov 2009 13:09:17 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月16日（月）わたしはもうゐない。群れに加はり、闇に帰る。</title>
<link>http://nakano.no-ip.org/lege/diary-new.php?id=1847</link>
<description>　アーシュラ・Ｋ・ル＝グウィン『ラウィーニア』（谷垣暁美訳／2200円＋税／河出書房新社）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読みながら出勤。半分を少し越えたところ。私は『アエネーイス』の物語のことはよく知らないのだが、それを題材にした、少し不思議な構造を持った作品を、少しづつ味はってゐるところである。

　Amazon.co.jpから、『英国スタイルの部屋』（1533円＋税／Parco出版）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]と『図説英国貴族の城館』（1800円＋税／河出書房新社</description>
<pubDate>Mon, 16 Nov 2009 13:37:00 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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<title>11月15日（日）信じてゐたはうが気持ちもラクだし、夢もある。だから、種明かしなんかしないで放っておいてほしい……</title>
<link>http://nakano.no-ip.org/lege/diary-new.php?id=1846</link>
<description>　ル＝グウィンは電車の中でゆっくり読むことにして（家より電車の中の方がゆっくり読めるのも変な気がするが）、今日はまづ新書から。岡田尊司『アスペルガー症候群』（800円＋税／幻冬舎新書）[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。どうして私のことが書いてあるんだらうと思ってしまひさうになるほどだが、そんなものだらう。私はそれなりに現実社会と折り合ひを付ける方法を探りつつやってきたので、特別困ったことにはなってゐないが、いつまで経っても世間話は苦手で、興味のない話題について話すことができない。日常会話ほど難しいものはないと今でも感じてゐる。ここ</description>
<pubDate>Sun, 15 Nov 2009 11:57:11 GMT</pubDate>
<author>中野善夫</author>
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