〈本よみうり堂〉書評RSS http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 読売新聞書評欄〈本よみうり堂〉の更新情報 ja かもめの日 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk01.htm2008年5月12日 黒川創   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  物語は、宇宙から早朝の東京の街を見下ろすように始まる。本を読んでいるというより、何台ものカメラが同時にそれぞれの人物をとらえていて、誰かがスイッチを押して切り替えられた衛星放送の映像をモニターで眺め ... アーティストは境界線上で踊る http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk02.htm2008年5月12日 斎藤環   価格:¥3360 (本体¥3200+税)  本書は現代日本のアーティスト23人のインタビューと著者による作家論を並置した批評集である。分量としては半分近いインタビューからうかがえる、千差万別の個性に圧倒される。数多いカラー口絵や図版で作品も紹 ... 魂(アニマ)への態度 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk03.htm2008年5月12日 神崎繁   価格:¥1365 (本体¥1300+税)  学生のころ、歴史哲学をやりたいと思っていた。でも、そんな科目はないと一笑にふされた。まず歴史をやるか哲学をやるかだね、とも助言された。しぶしぶ歴史を選んで今日までいる。そんなふうに煮えきらずに生きて ... 米国世界戦略の核心 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk04.htm2008年5月12日 スティーヴン・M.ウォルト   価格:¥3990 (本体¥3800+税)  第一級の国際政治学者による、学術的にも高い評価を受けた作品の邦訳。原題は“Taming American Power”――直訳すれば「米国のパワーを飼いならす」だが、「飼いならす」という語には著者の ... 性的虐待を受けた少年たち http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk05.htm2008年5月12日 アンデシュ・ニューマン、ベリエ・スヴェンソン   価格:¥2625 (本体¥2500+税)  本書の著者は心理療法士だ。スウェーデンの「ボーイズ・クリニック」で、性的虐待を受けた少年の治療に携わっている。 ... 雪村いづみ物語 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk06.htm2008年5月12日 大下英治   価格:¥840 (本体¥800+税)  美空ひばり、江利チエミ、雪村いづみのご存じ元祖3人娘。その後に、ナベプロ3人娘や中三トリオ、男性歌手の御三家、新御三家など幾多の3人組が登場したが、元祖に勝る存在感ある取り合わせはなかったのではない ... 小津ごのみ http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080515bk01.htm2008年5月15日 中野翠   価格:¥1470 (本体¥1400+税)  小津安二郎監督が亡くなって45年になる。が、その人気は衰えることがない。海外の俳優や監督が口にするのはオヅとクロサワ。本書は小津作品マニアの著者が、監督のこだわりに注目し、ファッションやインテリア、 ... 収容所に生まれた僕は愛を知らない http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080515bk02.htm2008年5月15日 申東赫   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  母と兄が公開処刑され、自分も背を焼かれるなどの苦難の末、23歳でついに北朝鮮からの脱出に成功した著者。人を人と思わぬように訓練する人民学校、収容所での過酷な労働と飢え。監視・密告し殺戮(さつりく)さ ... モンスターズ http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080515bk03.htm2008年5月15日 山口雅也   価格:¥2310 (本体¥2200+税)  ミステリー界きっての鬼才、山口雅也の『ミステリーズ』『マニアックス』に続く“Mシリーズ”最新作。誰の心の中にも存在する怪物=モンスターを主題とした短編が6編。第2次世界大戦中のナチスドイツを舞台に選 ... 組織ジャーナリズムの敗北 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080515bk04.htm2008年5月15日 川崎泰資   価格:¥1890 (本体¥1800+税)  高校以来の友人で、NHKと朝日新聞それぞれの記者OBが、「番組改変」問題をじっくり検証し直し、大手メディアが抱える問題点も浮き彫りにする。現代ジャーナリズム論であるとともに、分かりづらかった番組改変 ... 天皇たちの和歌 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk07.htm2008年5月12日 谷知子   価格:¥1575 (本体¥1500+税)  「和歌は祈りである」と著者はいう。〈めでたいから「おめでとう」と祝うのではなく、「おめでとう」と祝うからめでたくなる〉のだ。願いであり、呪文(じゅもん)である。そこに和歌の力があり、信仰が宿る。この ... 久生十蘭  「魔都」「十字街」解読 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk08.htm2008年5月12日 海野弘   価格:¥2730 (本体¥2600+税)  日比谷公園の、噴水の鶴が突如歌う。殺人、安南皇帝の失踪(しっそう)、二大コンツェルンとヤクザの抗争と事件は輻輳(ふくそう)し、唐突に丸の内での市街戦で終わる。1937年、久生十蘭(ひさおじゅうらん) ... igocochi (いごこち) http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk09.htm2008年5月12日 三浦展   価格:¥1800 (本体¥1714+税)  流行語にもなった『下流社会』で知られる著者は1980年代、東京・渋谷のパルコで働いていた。企業主導の消費文化を象徴する店と思われがちだが、本来はマイナーで、ストリート的な文化こそがパルコの真骨頂だっ ... 学生をやる気にさせる歴史の授業 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk0a.htm2008年5月12日 森谷公俊   価格:¥2415 (本体¥2300+税)  小中高校の授業指南書は数多いが、大学となるとめずらしい。アレクサンドロス大王を専門とする著者が、学生のレベルの低さに唖然(あぜん)とし、「日本の未来」のために立ち上がった試行錯誤の記録。ときに厳しく ... 日本語と日本思想 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk0b.htm2008年5月12日 浅利誠   価格:¥3780 (本体¥3600+税)  「吾輩(わがはい)は猫である。名前はまだ無い……」。二つ目の文は、最初の文の「吾輩は」を補うことで完結した一つの文となる。「ハ」は自らの文を飛び出し、後の文をも支配する。「ハ」をめぐる本居宣長や三上 ... 悠久なるシルクロードから平城京へ http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk0c.htm2008年5月12日 児島建次郎   価格:¥3360 (本体¥3200+税)  考古学の専門家らが、バーミヤンや敦煌などシルクロードの要衝を訪れ、最新の発掘・研究成果をすくい上げて報告した。シルクロードの文明と古代日本との結びつきを描き出し、新たなシルクロード学を切り開いている ... ボスニア内戦 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080512bk0d.htm2008年5月12日 佐原徹哉   価格:¥3360 (本体¥3200+税)  多民族国家として共存していた旧ユーゴスラビア連邦のボスニアでなぜ民族対立が生まれ、一般市民を「民族浄化」と称するジェノサイド(集団虐殺)へと駆り立てていったのか。どの民族にも肩入れしない冷静な分析で ... まよいもん http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080508bk01.htm2008年5月8日 松井雪子   価格:¥1785 (本体¥1700+税)  主人公、藤原マナは中学2年生。離婚した生保レディーの母親、しのぶと2人暮らしだ。しのぶは霊能者という裏の顔を持つ。あの世とこの世をさまよう「まよいもん」たちとの事件の数々。死ぬことも生まれることも、 ... 痛みの作文 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080508bk02.htm2008年5月8日 アナーキー   価格:¥1365 (本体¥1300+税)  シビアな生活に負けていられるか。一生上を向いて、魂の叫びのラップをかましてやる! 親の離婚、暴走族の立ち上げ、シノギ合い、決闘罪での逮捕、少年院暮らし。その果てに辿(たど)りついた言葉の世界とヒップ ... がんばれ!銚子電鉄 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080508bk03.htm2008年5月8日 向後功作   価格:¥1470 (本体¥1400+税)  路線全長6.4キロのローカル線、銚子電鉄のホームページに「ぬれ煎餅(せんべい)を買ってください」という記事が出たのは06年11月。経営悪化で車両の点検費用が捻出(ねんしゅつ)できず、副業に頼った。存 ... 日本人の背中 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080508bk04.htm2008年5月8日 井形慶子   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  イギリスをテーマにした情報誌「ミスター・パートナー」の編集長で、イギリス通の著者が欧米人から見た日本人を描く。そこに生活していながら、長所や利点を忘れ、特色や欠点に気付かずにいる“日本音痴”であるこ ... あなたの余命教えます http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080507bk01.htm2008年5月7日 幸田真音   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  いったい自分はいつ死ぬのか。 ... 東アジアの巨大古墳 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080507bk02.htm2008年5月7日 上田正昭   価格:¥2940 (本体¥2800+税)  この20年、考古学は格段に進んだ。知って欲しいことがある。まず卑弥呼の墓が奈良県の箸墓(はしはか)古墳である可能性が高まりつつある。「箸墓は卑弥呼の墓にしては新しすぎる」とされてきた。しかし、10年 ... 新保守主義の作用 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080507bk03.htm2008年5月7日 豊永郁子   価格:¥2940 (本体¥2800+税)  1980年代から90年代にかけ先進諸国を席巻した大きな政治潮流があった。「新保守主義」である。「人間の作為への深い懐疑から、国家のなし得ることの限界を説き、市場システムの合理性と効率性を強力に弁証す ... 戦場から生きのびて http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20080507bk04.htm2008年5月7日 イシメール・ベア著、忠平美幸訳   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  本書の筆者である少年は、西アフリカのシエラレオネで、政府軍と反政府軍の内戦に巻き込まれる。内戦の起こった背景も知らないまま、彼は反乱軍が村人たちを虐殺している自分の村から森へと逃げ込む。違う村にたど ...