〈本よみうり堂〉書評RSS http://www.yomiuri.co.jp/book/review/ 読売新聞書評欄〈本よみうり堂〉の更新情報 ja 死者の軍隊の将軍 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk0b.htm2009年11月24日 イスマイル・カダレ著 井浦伊知郎訳   価格:¥2100 (本体¥2000+税)  記憶を掘り起こす、という言葉があるように、記憶は埋もれたものとしてイメージされる。時間は土のように堆積(たいせき)し過去を隠す。だが本書においてこれは単なる比喩(ひゆ)ではない。主人公の将軍は、戦争 ... 音楽少年誕生物語 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk0c.htm2009年11月24日 畑中良輔   価格:¥2520 (本体¥2400+税)  時は昭和初期、所は九州の門司。少年が小刀振り回し大喧嘩(おおげんか)。相手の額を裂く。自らも手の甲を骨がのぞくまで刺される。向こうの親は激怒し床に包丁をつきたてる。門司や若松が舞台の火野葦平の小説「 ... 生きるための読み書き http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk0d.htm2009年11月24日 中村雄祐   価格:¥4410 (本体¥4200+税)  読み書きできる。今どきの先進国に生きる者にはなんでもないことだ。でも、歴史をさかのぼったり、発展途上国にふみこんだりすれば、もはや自明ではない。しかも、読み書き能力は人間の生存にかかわり、平均寿命を ... リクルート事件・江副浩正の真実 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk0e.htm2009年11月24日 江副浩正   価格:¥1575 (本体¥1500+税)  リクルート事件から20年のときが流れた。本書は、この事件で逮捕された著者による回想録である。あの頃の日本は、政治不信が根強くあったが、経済は絶好調だった。今では、政治はずいぶんクリーンになったが、経 ... 数式に憑かれたインドの数学者 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk0f.htm2009年11月24日 デーヴィド・レーヴィット著 柴田裕之訳   価格:¥1680 (本体¥1600+税)  書名にある「インドの数学者」とは、英国に渡って数多くの数学の公式を直感的な閃(ひらめ)きで発見し、1920年に30代の若さで亡くなった天才、ラマヌジャンのことである。彼はヒンドゥー教の女神ナマギーリ ... 醜の歴史 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk10.htm2009年11月24日 ウンベルト・エーコ著 川野美也子訳   価格:¥8400 (本体¥8000+税)  『薔薇(ばら)の名前』の映画ファンなら、醜いものを繰り返し見たと記憶していないか。壁を埋める浮き彫りの怪物、人間の猥雑(わいざつ)な姿、死体や骸骨(がいこつ)、不気味な権力者。原作の読者なら、それら ... 高校生のための科学キーワード100 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk11.htm2009年11月24日 久我羅内   価格:¥777 (本体¥740+税)  科学が人から敬遠される理由の一つとして、そこで使われる専門用語が少々難しいことがある。普通の言葉を使っているけれど特別な意味を持たせている用語や、そもそも普段使わない科学独特の用語も多い。 ... 懐かしき友への手紙 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk12.htm2009年11月24日 三木卓   価格:¥1890 (本体¥1800+税)  本書は断続的に書きつがれた短篇(たんぺん)連作である。耳・指・膝(ひざ)・肌・眼・咽喉・血・歯・胸というふうにからだの一部を題名として、それにまつわるものがたりが親・兄弟・友人との関わりのなかでつづ ... 東京Y字路 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk21.htm2009年11月24日 横尾忠則   価格:¥3990 (本体¥3800+税)  泉鏡花の名編「国貞えがく」に、「二股(ふたまた)坂」という地名が出てくる。その郷里の金沢には実際に二俣という町名があるけれど、鏡花らしい幻想の地誌では見せ物の蜘蛛(くも)男が住まい、浮世絵の姉様(あ ... アメリカCEOのベストビジネス書100 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk22.htm2009年11月24日 ジャック・コヴァート   価格:¥2520 (本体¥2400+税)  世の中にあまたあるビジネス書の中から、米国の書評家が厳選した100冊を紹介。正統なビジネス書から、心理学者が書いた本まで幅広く取り上げる。随所に盛り込まれた一見、無関係なテーマのコラムが、本書にふく ... 隠されたパンデミック http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk23.htm2009年11月24日 岡田晴恵   価格:¥720 (本体¥686+税)  感染症研究者である著者が、新型インフルエンザの広がる現実社会をなぞりながら、人々とインフルエンザとの戦いを描いた長編小説。厚労省批判をまじえながら、現在の対応は十分なのか、そして来るべき強毒性の鳥イ ... 東京「風景印」散歩365日 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk24.htm2009年11月24日 古沢保   価格:¥1785 (本体¥1700+税)  東京生まれ、東京育ちのライターが、都内375の郵便局によって異なる、それぞれの土地の風物を描いた消印「風景印」を集める“散歩”に出た。芝局の東京タワーから両国局の隅田川花火まで、印には見所が満載。著 ... 清浄なる精神 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091124bk25.htm2009年11月24日 内山節   価格:¥1890 (本体¥1800+税)  古代以来の自然との触れあいで育まれた日本人の精神史をたどり、日本の行く末を考えている。例えばこんな分析が。「解説のうまい人より、解説できない深いものを身につけている人を尊重するのは、自然への信仰がな ... ザ・コールデスト・ウインター朝鮮戦争 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk0c.htm2009年11月16日 デーヴィド・ハルバースタム著 山田耕介、山田侑平訳   価格:¥1995 (本体¥1900+税)  1950年6月25日、北朝鮮軍の突然の南進で始まったのが朝鮮戦争だ。3年後に休戦となり、現在に至っている。それをなぜ、今ごろ取り上げるのか。著者はこう考えたようだ。ベトナムやボスニア、イラクなど戦後 ... リチャード・ローティ http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk0d.htm2009年11月16日 大賀祐樹   価格:¥3990 (本体¥3800+税)  もしもオバマ大統領が哲学者だったら、きっとローティ(1931〜2007)のような思想を語るのではないか。そう思うときがある。 ... パリ地下都市の歴史 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk0e.htm2009年11月16日 ギュンター・リアー、オリヴィエ・ファイ著 古川まり訳   価格:¥3990 (本体¥3800+税)  地下という言葉には、どこか不穏で危険な響きがある。本書が迫るのは大都市パリの地下世界だ。 ... これでよろしくて? http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk0f.htm2009年11月16日 川上弘美   価格:¥1418 (本体¥1350+税)  主人公の上原菜月は三十八歳。二歳年上の夫、光と暮らす。専業主婦。子供はない。 ... 東シナ海祭祀芸能史論序説 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk10.htm2009年11月16日 野村伸一   価格:¥3150 (本体¥3000+税)  東アジアが経済的にますます緊密な関係になってきている。政治・外交的にも、東アジア共同体が議論されている。しかし、何か肝腎(かんじん)なことが忘れられてはいないだろうか。肝腎なこと、それは経済や政治で ... 熊野神と仏 http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20091116bk11.htm2009年11月16日 植島啓司   価格:¥2100 (本体¥2000+税)  紀伊半島の熊野三山、吉野・大峯、それに高野山は、神道、修験道、仏教(真言密教)という異なる宗教の聖地である。網の目のような参詣道で結ばれていて、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を形成する。本書は宗 ...