bk1から、恩田陸『蛇行する川のほとり 1』[amazon.co.jp, bk1]、『蛇行する川のほとり 2』[amazon.co.jp, bk1]、イアン・アーシー『怪しい日本語研究室』[amazon.co.jp, bk1]、ティボール・フィッシャー『コレクター蒐集』[amazon.co.jp, bk1]が届く。
Amazon.co.jpに以下の2冊を註文
Philip Ardagh "The Fall of Fergal (Unlikely Exploits 1)" (Faber Children's Books ; 2002; ¥858)
Chris Wooding "The Haunting of Alaizabel Cray" (Scholastic ; 2002; ¥1030)
再び児童向けの本。Ardaghの三部作を第一巻しか買はないのは、二巻目以降がペーパーバックになってゐないから。
偕成社からジョン・ピールといふ作家のSF六部作<2099恐怖の年Book>をいただく。
『終末の日』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
『裏切り』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
『脱走』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
『反乱』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
『メルトダウン』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
『逆襲』[amazon.co.jp, bk1](唐沢則幸訳/1200円/偕成社)
第一巻だけ読んでみると、少年の冒険物語としては面白い。発達した科学技術に制御されてゐる盲点をついて世界を破滅させるといふところは些か気に入らないが。二巻目以降を読む時間が今はないかも知れない。
iTunes4とかQuickTime6.2をダウンロードしてみる。iTunes4はOSを日本語表示にしても曲名の一部でウムラウトが文字化けしたりしてゐたのがなくなって一安心。曲をひとつ99セントでダウンロードできるっていふのは日本では使へないのだが、どうせバッハはほとんどないやうなのであまり私には関係ないだらう。
Pancergy SoftwareからicWord3.0とicExcel2.0のお知らせが届く。本業でも副業でも(主に本業か)、Microsoft Wordのファイルは読めませんとかExcelなんかインストールしてゐませんと突っぱねることができない状況といふのがあって、それでもできることなら使ひたくないので、この二つの最新版をやはり購入してしまった。今回は、NisusWriter形式でも保存できるやうになったといふではないか。二つで1833円であった。
The Return of Santiagoをやうやく読み終へる。いつもの標的を追ひつめて行く感覚が薄いので物足りない。もともと重厚な作品ではなくてよいのだが、この結末は些か軽すぎるやうにも思へるし。三日で読んでゐれば、全く不満はなかったのかも知れない。私が読むのが遅いのがいけないのだ。
私は欲しいものがあると物欲に導かれるままに物を購入してゐると思はれてゐるかも知れないが、そんなことはないのである。例へば、先日翻訳家の内田昌之氏のところで、小倉書店のCD-ROM辞書が安いといふのを読んで思はず『自然科学系英語辞典』と『自然科学系和英大辞典』を二枚で1万円で購入しさうになったが、よく考へてみると私が翻訳するものは、ファンタジイ(幻想文学)が殆どだし、しかも古いものが多い(といってもそんなに翻訳してゐる訳ではないけれども)。どう考へてもこんな辞書は必要ないといふ結論に達して我慢した。なんだ、やればできるんぢゃないかと自分を褒めて就寝したものの、翌朝になってよく考へてみたら、私の本業は翻訳ではなく科学だった。よく考へなくてもそんなことは普通判るか。
昨年Amazon.comに註文したSupernatural Fiction Writers: Fantasy and Horrorは手に入らないけれども、Supernatural Fiction Writers: Fantasy and Horrorならあるよといふお知らせが来た。買へなかったものとどこが違ふのかよく判らないけれども、この本41805円もするのだ。本国に註文すれば$316.75である。アメリカから直接取り寄せた方が少し安いかも知れない。これは仕事に役立ちさうな気がする。きっと役立つ。しかし、41805円である。一ヶ月だけ我慢してみようか。
その代はりに安いものを註文する。Amazon.co.jpに以下の2冊を。
Philip Ardagh Awful End (The Eddie Dickens Trilogy 1) (Faber Children's Books, 2000/10/16, ¥858)
Philip Ardagh Dreadful Acts (The Eddie Dickens Trilogy 2)(Faber Children's Books, 2002/04/08, ¥858)
子供向けの本である。三部作なのに二巻までしか買はないのは、第三巻がまだペーパーバックになってゐないから。これでも我慢してゐるのである。中身は十九世紀の雰囲気を湛える世界で繰り広げられる最高に可笑しい話だといふ。
EGBRIDGE14の登録単語を整理しようと思って辞書ファイルを開いたら「あ」で始まる言葉しか表示されない。何度やっても「あ」で始まる言葉だけだ。使ってゐるときには「をへる」とか「をんな」とかもちゃんと変換するので、ユーザー辞書が消えてゐる訳ではないやうだが、ファイルを開けないのは甚だ不安である。もうエルゴソフトに電話してしまはうかとも思ったがまだ早朝だったので、とりあへず出勤して職場の辞書を開いたらちゃんと最後まで表示された。そこで、それを.MacのiDiskにコピーして帰宅してから自宅の方の辞書ファイルと入れ替へて開いてみたらちゃんと最後まで表示された。もしかしたら、今まで自宅で使ってゐた辞書の方が充実してゐたかも知れないと思ひながらも、諦めて入れ替へる。これがなくなったらもう歴史的仮名遣ひで文章を書くことなんて到底出来ないと泣きさうになってゐたのだ、実は。これを機会にもっと辞書を充実させたくなってしまった。
『話を聞かない男、地図が読めない女』[amazon.co.jp, bk1]の続きから。平均的にはさうであっても、目の前にゐる人がどうかは全く別の問題で、先に分類して安心するのは相手に失礼だと思ってゐる。「男性度・女性度」テストで極めて男性的だといふ得点となっても、私が男性的な人間かといふと、どうみてもただの人づきあひの嫌ひな偏屈で暗く怠惰な男だといふだけで、世の男性的な男の方々からあんな奴と一緒にしないでくれと文句を云はれさうな男である。読んでゐるときは面白いが、一夜明けると嫌なものを読んでしまったいふ気が微かに漂ふ本である。でも、文庫になったら第二弾も買ふかも。
姫野カオルコ『愛は勝つ、もんか』[amazon.co.jp, bk1]を読んでしまった。その直接的でありながら捩れたやうなものの見方は嫌ひではないが、流行った歌の歌詞などは知らないものも多く、なるほどと納得できないページも多かった。しかし、文章を書くといふことに関して深く納得できてしまひ、少し私も態度を改めようかとすら思った部分もあり、密かな大収穫であった(どの部分かは秘密だ)。
実は昨日届いてゐたSFマガジン六月号を読む。特集は<スプロール・フィクション>。何? スプロール・フィクション? 聞いたことないなあ。スプロールって何? 中を捲って初めてSprawlだと判ったけれども、意味は判らない。恥づかしながら、私は都市のスプロール化って言葉も知らなかった。無計画に不定形に広がってゆくことのやうだが、違ふのだらうか。よく判らない。判らない判らないと云ひつつ作品を読んでみることに。ブルース・ホランド・ロジャーズ「死んだ少年はあなたの窓辺に」とアーサー・ブラッドフォード「ドッグズ」がよかった。ポール・パーク「ブレイクスルー」はつらかった。疲れてゐるときにはつらすぎる。いたたまれなくなるので苦手である。ニール・ゲイマン「十月が椅子に座る」は、十月の話す話はよいのだが、十二の月が何だかよく判らない。しかし、何と云ってもよく判らないのが、ケリー・リンク「私の友人はたいてい三分の二が水でできている」である。私にはケリー・リンクは判らないのかも知れない。
スプロール・フィクションについては特集解説を読んで何なのかは判ったやうな気がする。私が好きな作家たちが多いし、好きな作品が多いといふことも判った。ケリー・リンクは判らないけれど。ところが、「作品リスト」を見てまた判らなくなった。
出勤してみたけれど、明後日が祝日だといふことに気付き、予定を変更して床屋に行って帰ってしまった。床屋についてはまた別の機会に書くことにして、とりあへず本を註文。
恩田陸『蛇行する川のほとり 1』[amazon.co.jp, bk1](中央公論新社/476円)
恩田陸『蛇行する川のほとり 2』[amazon.co.jp, bk1](中央公論新社/476円)
イアン・アーシー『怪しい日本語研究室』[amazon.co.jp, bk1](新潮文庫/400円)
ティボール・フィッシャー『コレクター蒐集』[amazon.co.jp, bk1](野口百合子訳/東京創元社/1500円)
以上四冊、bk1に。
一日休み。『話を聞かない男、地図が読めない女』[amazon.co.jp, bk1]など読んでしまった。まあ、休みの日だからよいのだ。確かに平均的には正しい傾向を示してゐるだらうが、一人ひとりの差はやはり大きいと私は思ってゐる。それでも、なるほどと納得させられたり、思ひあたる節があったり、それなりの面白く読めるものである。この手の本はさういふものである。「男性度・女性度」テストでは、意外にも私は極めて男性的だといふ結果になった。何でも解決策を提示してしまふといふのはまさに私のこと。ただ、全体を通して男は狩をする者として進化してきたこと、女は採取と子育てをする者として進化してきたこと、それに総てを結びつけるのは強引ではないか。もっとも、進化は再実験、追実験ができないので、進化に纏ることを証明するのは甚だ困難である。進化が偶然性に支配されるなら、再実験で得られた結果が、この前の進化を再現してゐるとは限らないからだ、と私は思ってゐる。
AirMacの配線を再度検討してみる。あれこれやってみた結果、そしていろいろ説明書や解説の文書を読んだ結果、AirMac ExtremeベースステーションにはどうやらEthernetケーブルで繋いだコンピュータに対してIPアドレスを割りふるDHCPサーバ機能は持たないのではないかといふ考へに到達した。先日はAirMac Extremeベースステーションに繋いだハブの下の複数のPowerMac 7500がインターネットに繋がったやうな気がしたのだが、勘違ひだったのか。そこで、今まで使ってゐたルータの下にAirMac Extremeベースステーションを繋いでみると総て丸く収まった訳だが納得できない部分も残る。といふのは、これなら前と殆ど状況が変はらないからだ。Zaurus SL-C700が無線LANで接続できるやうになったくらゐか。
そのZaurus SL-C700で再度調べてみると、二つ隣の部屋でもLANカードの向きによっては繋がることが判った。AirMac Extremeベースステーションの位置を選べばどの部屋でも使へさうである。といっても今は他の部屋で使ふことはないが。
USBプリンターの共有は魅力的だったが、結局MacOSXからしか使へないこと、複合機の場合はプリンター機能しか使へないことなどが判明し、我が家では使へないことが判った。
無駄だったやうにも見えるが私は後悔してゐない。数ヶ月後にこれを有効に使へるやうなものを買はうと密かに企んでゐるのだ。その時に一度に揃へては收拾がつかなくなるから。これでいいのである。無駄遣ひだと云ひたい者は云へばよい(妻と娘は無駄遣ひだと云ふ)。
久しく会ってゐなかった人が福岡に学会で来たので会ってから帰ると、bk1から、クララ・ピント‐コレイア『イヴの卵』[amazon.co.jp, bk1]、アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ『話を聞かない男、地図が読めない女』[amazon.co.jp, bk1]、姫野カオルコ『愛は勝つ、もんか』[amazon.co.jp, bk1]、フィリップ・K・ディック『ユービック:スクリーンプレイ』[amazon.co.jp, bk1]、チャールズ・パリサー『五輪の薔薇 2』[amazon.co.jp, bk1]、ロバート・ジョーダン『昇竜剣舞 5 〈光の要塞〉陥落!』[amazon.co.jp, bk1]が届く。読む元気はなく、箱から出して寝る。
さういへば、私が長年愛用して来たのに、MacOS X版が一向に出る様子がなくすっかり疎遠になってゐたワープロソフトNisusWriterのOSX版がやっと出た。といってもまだベータ版だが。早速ダウンロードしてみる。まだ、よく判らないものの、なかなかよささうな感じ(何の根拠もない)。MicrosoftWord形式のファイルの読み込みと保存ができるのが嬉しい。ただ、日本語の文書は文字化けしてしまふこともあるやうだ。値段が安いのは素晴らしい。
水曜日は東京まで出張。Mike Resnick The Return of Santiagoを読みながら。まだ、終はってゐないのである。二週間ほど前に、レズニック翻訳家の内田昌之さんから、どう思ふかねと訊ねられてしまって、まだ終はってゐませんごめんなさいと答へたあと、一週間以内に読み終へようといふ固い決意を抱いたのに全然進んでゐない。情けない。
木曜日はほとんど眠ってゐないまま、始発の飛行機で出勤し、夕方帰宅するとAirMacカードがDeepMacから届いてゐた。睡眠不足解消のため早く帰って早く寝ようと思ってゐたのだけれど、目の前に新しい機器があるのに寝る訳にはいかない。早速、カードを装着し、AirMac Extremeベースステーションを今使ってゐるルータと置きかへる。PowerMac G4は無線で快適にインターネットに接続できた(と書くと簡単だが、それだけでも実はあれこれ手間取った)。AirMac Extremeベースステーションとの距離が40cmくらゐしかないからだらうか。Zaurus SL-C700は、パスワードの設定などに戸惑ったものの、何とか接続。ただ、AirMac Extremeベースステーションと同じ部屋にゐるときは快適なのだが、二つ隣の部屋に行くともう繋がらない。壁が二枚あると駄目なのか。二台あるPowerMac 7500は無線ではなくEthernetケーブルでハブを介して繋いだのだが、何故かインターネットに接続できない。先週はできたはずなのに。いろいろやってみたが、日付が変はって眠気に勝てなくなり、明日も仕事があるのだからと諦めて寝る。
東京創元社からJ・B・ハギンズ『凶獣リヴァイアサン(上 [amazon.co.jp, bk1]・下 [amazon.co.jp, bk1])』(中村融訳/創元SF文庫/各800円)をいただく。ありがたうございました。
朝から翻訳に勤しんだ甲斐あって、Thomas Burkeの"The Golden Gong"の翻訳を一通りをへる。まだ判らないところ、修正すべきところなど多々あるが、これで少し安心できる。といふことで、ほっと一息つきながら本の註文をbk1に。
クララ・ピント‐コレイア『イヴの卵』[amazon.co.jp, bk1](佐藤恵子訳/白揚社/4700円)
アラン・ピーズ&バーバラ・ピーズ『話を聞かない男、地図が読めない女』[amazon.co.jp, bk1](主婦の友社/667円)
姫野カオルコ『愛は勝つ、もんか』[amazon.co.jp, bk1](角川文庫/476円)
フィリップ・K・ディック『ユービック:スクリーンプレイ』[amazon.co.jp, bk1](浅倉久志訳/ハヤカワ文庫SF/720円)
チャールズ・パリサー『五輪の薔薇 2』[amazon.co.jp, bk1](甲斐万里江訳/ハヤカワ文庫NV/1000円)
ロバート・ジョーダン『昇竜剣舞 5 〈光の要塞〉陥落!』[amazon.co.jp, bk1](斉藤伯好訳/ハヤカワ文庫FT/640円)
ちょっと恥づかしい本も買ってしまった。つまり、上から二冊目の本。かういふ男だから女だからといふ話は実は嫌ひで、私は男女差よりも個人差の方が遙かに大きいと思ってゐるので、そんな話は無意味であると考へてゐるのだが、一体どんなことが書いてあるのだらうといふ好奇心と、あんな話は嘘っぱちだと云ふには読んでゐないことには話にならないからだ。出身地による分類だとか、血液型による分類だとかも大嫌ひで、あれは見知らぬ人、あるいは知ってゐる人をも、型にはめて分類して判ったやうな気分になり安心するもの以外のなにものでもなく、つまり相手を自分で見て、相手の話を自分で聞いて、相手を判断するのを拒否してゐるのだと私には思へてならないからである。
今日は疲れをとるために出勤しないことに数日前から堅く心に決めてゐたので、朝から本を読む。疲れてゐるときは難しい本は読めないので、『成功する読書日記』[amazon.co.jp, bk1]を読む。読書日記そのものについては特に新しい発見は私にとってはなかったが(判ってゐるができないといふことも人生には多々あるものである)、私ももっといろいろな本を読みたいといふ気分になってきた。しかし、時間と金が足りないし、この頃は体力も足りなくなってきた。
今日、出勤しなかった理由はもう一つある。AirMac Extremeベースステーションが届く予定だったのだ。宅配便が届くのを待ちかまへてゐて、いそいそと接続してみるが、事情があってAirMacカードが届くのが遅れてゐるので、結局全部Ethernetケーブルで繋ぐことになる。無意味である。AirMac ExtremeベースステーションにはEthernetポートは一つしかないので、以前使ってゐたEthernet hubを出してきて接続するが、なぜかPowerMac G4だけが、Hubを越えて外に繋がらない。他のPowerMac 7500はちゃんと繋がるのに。さういへば、ISDN接続だった頃も、PowerMac G4だけは、Hubの下には繋がなかったことを思ひ出した。とにかく、PowerMac G4がインターネットに接続できないと仕事に支障を来すので、カードが届くまでAirMacはお預けである。Zaurus SL-C700だけは無線で繋がることは確認できた。家で繋いでもあまり意味はないのだが。
AirMac Extremeベースステーションで時間を使ってしまったが、その後は翻訳に勤しむ。作品を自分で選んで文句は云へないが、訳しにくい文章だ。Thomas Burkeの"The Golden Gong"といふ作品である。
『関係者以外立ち読み禁止』[amazon.co.jp, bk1]と『衝動買い日記』[amazon.co.jp, bk1]を読む。『関係者以外立ち読み禁止』は題名以外は予想以上に面白い。どうでもいいやうなことをよくそこまで調べて考へましたねといふ話である。当たり前の題材を当たり前に考へても面白い訳はない。『衝動買い日記』の方は予想ほど面白くはなかった。いろいろなものを買ってをり、それなりに楽しいのではあるが。やはり中村うさぎのやうに破綻してゐないと。衝動買ひは、後先考へずに破滅に向かって突き進むのが面白い(もちろん、自分が、ではなくて、人の話を読む場合のことであるが)のであって、日常生活の中での些細な衝動買ひでは物足りない。この人の場合は、古書の話が生活を脅かすやうな高額な衝動買ひになるので、ずっと面白いのである。
bk1から、『成功する読書日記』[amazon.co.jp, bk1]と『衝動買い日記』[amazon.co.jp, bk1]が届く。読む暇は今日はない。
中島義道『ぐれる!』[amazon.co.jp, bk1]を読んでしまふ。時間がないのに。まあ、一冊の本にするほどのこともないのではないかと思ふものの、中にはなるほどと思ふ部分もある。自分はここで云ふ「ぐれた」状態にほぼ近いのではないかと云ふ気もしてきた。
ぐれると云へば、「餓鬼のうちから手癖が悪く、抜け詣りからぐれだして、旅を稼ぎに西国を、廻って首尾も吉野山 」でせう。違ふか。
The City of Ink Drinkers: LA Cite Des Buveurs D'EncreとLittle Red Ink Drinkerを読む。後者はなかなか面白い。だが、これはInkDrinkerとしての話からずれてしまってゐるようにも思へる。対象年齢がもう少し上の作品でかういふ話があればいいのだが。
DeepMacに送金。届くのが楽しみである。気がつくと、私が使ってゐる銀行があさひ銀行から埼玉りそな銀行になって初めての送金だ。だからどうっていふことでもないのだが。変な名前、と思っただけ。で、埼玉りそな銀行は、埼玉では昔の埼玉銀行のやうに「さいぎん」って呼ばれたりするのだらうか。私は語頭に「り」のくる語の発音が甚だ苦手なので、「りそな銀行」といふ名前は大嫌ひである。
Safariの新版が出てゐたので早速ダウンロード。メニューが日本語になってゐる! まあ、これが当たり前か。システムがドイツ語だとSafariのメニューもドイツ語になることを確認してみたり。
今日気がついたのだが、私のJustnetのホームページに行くと、So-netへの転送画面が出て来ず、古いホームページが表示されるのだけれど、カウンタだけはSo-netの新しいものが貼り付いてゐるのだ。どういふ訳なのだらう。
Amazon.co.jpから、The City of Ink Drinkers: LA Cite Des Buveurs D'EncreとLittle Red Ink Drinkerが届く。
bk1からは、中島義道『ぐれる!』[amazon.co.jp, bk1]、『英語教師のためのExcel活用法』[amazon.co.jp, bk1]、『ポストシークエンスタンパク質実験法 4 構造・機能』[amazon.co.jp, bk1]が届く。今日は疲れてゐるので、読み始めることはできない。
欲しくなったものはとりあへず買ってみることにしてゐるので(勿論、支拂へないものは買へないが)、AirMac ExtremeとAirMacカードをDeepMacに註文。今月1日に開店したMac専門(でもないか)店である。在庫や納期の問ひ合はせのメールを出すとすぐに返事が。店主の人と知り合ひなので、私は今後はコンピュータ関連の機器はここから全部(かどうかは自信がないが)購入することにするつもりである。
言語五月号が届く。今月の特集は「辞書を作ろう」なので、面白い。コンピュータの発達と関連づけた話が多いので尚更である。ただ、登場するソフトウェアがほとんどWindowsで動くものなので、私には困るところである。その中でもOSに依存しない、KwicOnGoogleに少し感動する。Googleで検索したあとに、その結果をKWIC(KeyWord in Context)表示してくれるのである。
ほぼ一日翻訳に励む。だが、起きてゐる時間が異常に短い。いつもは五時前に起きる私だが、今日はもうすぐ九時だといふ時間まで寝てゐて、昼食後には二時間ほど昼寝をしてしまったので、一日翻訳に励んだって大した仕事量ではない。疲れた一週間だったので仕方がない。二週間前にひいた風邪もなかなか完全には治らないし、困ったものだ。
突然、AirMacが欲しくなる。数週間前までは、23インチの液晶モニタが欲しくてたまらなくなってゐたのだが、何しろ資金不足で手が出ない。しかし、AirMacなら無理ではないだらう。我が家の配線の多さに辟易してゐるので、無線LANを導入して少し背面をすっきりさせたいと思ってゐるのと、今後新しいコンピュータを買ったりしても、もう配線は増やせないし、別の部屋まで配線を延ばすのも大変だ。無線LANにすれば簡単かも……と思った訳だ。ただ、少し通信速度が落ちさうな予感がするのだが、体感的にどれくらゐなのかは、試してみなければ判らない。AirMac Extremeカードに対応するMacが欲しくなる危険があるのも問題か。USBプリンターのネットワーク共有ができるらしいのも魅力だ。本当は狭い我が家よりも職場の方に導入したいのだが。
Eric SanvoisinのThe Ink Drinker (Random House Children Pub, 538円)とA Straw for Two (Random House Children Pub, 583円)を読む。吸血鬼ならぬ吸字鬼の話である。吸字鬼に噛まれて吸字鬼になってしまった小学生が主人公。他愛もない話であるが、本好きのお父さんの描写が可笑しかったりする。面白かったので、第三巻The City of Ink Drinkers: LA Cite Des Buveurs D'Encre(Bantam Doubleday Dell Pub, 1190円)と第四巻Little Red Ink Drinker(Bantam Doubleday Dell Pub, 1071円)をAmazon.co.jpに註文する。
bk1から『関係者以外立ち読み禁止』[amazon.co.jp, bk1]が届く。早速、ぱらぱらと捲ってみる。この人の本は面白いのだが、題名がどうも私の好みに合はない。もちろん、私の好みに合はせる必要も必然性もないのだが。
bk1に本を註文。
中島義道『ぐれる!』[amazon.co.jp, bk1](新潮新書/680円)
『英語教師のためのExcel活用法』[amazon.co.jp, bk1](大修館書店/1800円)
『ポストシークエンスタンパク質実験法 4 構造・機能』[amazon.co.jp, bk1](東京化学同人/3200円)
脈絡がないといふか、なんといふか。
今日は一日翻訳に専念しようかと思ったが、元気がないので、三遊亭圓生を聴きながらダンセイニの作品リストを眺めたり、枚数を数へたり。
気を取り直して翻訳に取りかかるが、すぐに疲れて気が付くと本の註文をしてゐた。bk1に鹿島茂の本を三冊。
『関係者以外立ち読み禁止』[amazon.co.jp, bk1](文藝春秋/1619円)
『成功する読書日記』[amazon.co.jp, bk1](文藝春秋/1429円)
『衝動買い日記』[amazon.co.jp, bk1](中央公論新社/1600円)
衝動買ひの本と云へば中村うさぎだが、中村うさぎの買ひもの本は全部ではないけれど、殆ど読んでしまったので、今度は鹿島茂である、といふ訳でもないのだが。
Amazon.co.jpにも鹿島茂の本を註文。なぜかこの本だけはbk1で買へなかったのだ。ついでに先月註文しわすれてゐたGraham Joyceの本も。
鹿島茂『勝つための論文の書き方』(文春新書/700円)
Graham Joyce Partial Eclipse and Other Stories(Subterranean, 4800円)
bk1から、『英和イディオム完全対訳辞典』[amazon.co.jp, bk1]、柳瀬尚紀『辞書を読む愉楽』[amazon.co.jp, bk1]、『Windows NT管理効率化ガイド』[amazon.co.jp, bk1]の三冊が届く。『英和イディオム完全対訳辞典』は電子辞書ならよかったのに。
Amazon.co.jpからは、COLLINS COBUILD ON CD-ROM Hybridと『ロイヤル英文法 VER3.2』、それからブレイロックのThirteen Phantasms and Other Storiesが届く。
さうか、『ロイヤル英文法 VER3.2』はシステムソフト電子辞書だったか。そこで、MacOSX版システムソフト電子辞典PR1をダウンロードしてみたりする。Jammingで使ふことにしようかなと悩みながら、次に、COLLINS COBUILD ON CD-ROM HybridもJammingで調べられるやうに変換する。五種の辞書がちゃんと認識できた。しかし、どうも辞書の数が増えてしまって、Jammingが異常終了してしまふのである。そこで、使用頻度の低いものは、コトノコで、システムソフトのはシステムソフトの辞書検索ソフトで検索することに。
しかし、こんなに使ふのか。辞書ばかり買って。
辞書と云へば、ザウルスSLシリーズ用電子辞書カードが発売延期になったといふ連絡があった。