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7月31日(木)

 『ポストゲノム・マススペクトロメトリー』[amazon.co.jp, bk1]と『生体系のコンピュータ・シミュレーション』[amazon.co.jp, bk1]がAmazon.co.jpから届く。


7月30日(水)

 『生命化学のニューセントラルドグマ』[amazon.co.jp, bk1]が Amazon.co.jpから届く。

 OpenOffice.org 1.1 RC2をインストールしてみて、日本語の縦書き入力がきちんとできることが確認できた。もしかしたら、もうLinuxでも翻訳ができるかも知れない。


7月29日(火)

 真夜中に激しい頭痛で目が覚め、嘔吐を繰り返す。三時間で治ると判ってゐてもつらいものだ。三時間ほど過ぎると予定通りすっかり治って、通常通り出勤。

 帰宅してから、十日ほど見直しを続けてきたシャロン・シンのThe Shape-Changer's Wifeの訳稿を送信して就寝。お祝ひだとか云って本を買ふ元気はない。


7月27日(日)

 bk1 から、レオノーラ・キャリントン『耳ラッパ』[amazon.co.jp, bk1]が届く。以前、月刊ペン社から出てゐたものの復刊かと思ったら、新訳だった。持ってゐる本をもう一度買ったのではなくてよかった。

 翻訳をする元気がないので、加納朋子『コッペリア』[amazon.co.jp, bk1]を読む。確かに、今回の作品はほのぼのしてゐないし、身近な謎を解いたりしないが、紛うかたなき加納朋子だ。語り手の視点と、記述の時間の流れに仕掛けがあるので、後半の方で驚きを味はへるのも嬉しい。まだ、翻訳をする元気が出ないので、村松友視『骨董通り0番地』[amazon.co.jp, bk1]を読む。がっかり。「架空の住所をもつ奇怪なバー」が舞台のやうに帯に書いてあったが、全然奇怪ではないのだ。私にはどうでもいい登場人物がどうでもいい会話を重ねてどうでもいいことをしていく話としか思へないのだった。老人になってからもう一度読むといいのかも。


7月26日(土)

 bk1から、イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』[amazon.co.jp, bk1]、リチャード・ブローディガン『西瓜糖の日々』[amazon.co.jp, bk1]、加納朋子『コッペリア』[amazon.co.jp, bk1]、ウィリアム・モリス『世界のかなたの森』[amazon.co.jp, bk1]、バリー・ヒューガート『八妖伝』[amazon.co.jp, bk1]、チャールズ・パリサー『五輪の薔薇5』[amazon.co.jp, bk1]、中島らも『牢屋でやせるダイエット』[amazon.co.jp, bk1]が届く。疲れてゐるので、中島らもを読む。

 土曜日、出勤してみたものの、頭が痛くなり早めに帰宅。風呂に入って寝る。一時間ほど昼寝をすると痛みが消えてきたので、 Amazon.co.jpに本を註文。

 『ポストゲノム・マススペクトロメトリー』[amazon.co.jp, bk1](化学同人/4400円)
 『生体系のコンピュータ・シミュレーション』[amazon.co.jp, bk1](化学同人/5200円)
 『生命化学のニューセントラルドグマ』[amazon.co.jp, bk1](化学同人/5200円)

 以上三冊。今回はこの手の本だけ。

 翻訳をする元気はないので、グレック・イーガン『しあわせの理由』[amazon.co.jp, bk1]の続きを最後まで。量子論の話は難しいし、分子生物学的な話は用語や理論が気になってしまひ、なかなか楽しめない。素直に楽しめたのが、巻頭の「適切な愛」と巻末の「しあわせの理由」。後者は表題になるだけの力のある作品と納得できる。
 制御できる感情の話を考えて、さっき読んだ中島らもを思い出してしまったのは、おそらくこの本の読者の中でも私一人に違ひない。


7月23日(木)

 五月四日に Amazon.co.jpに註文したダンセイニの The Collected Jorkensが手配できないといふ聯絡がある。まだ刊行されてゐないのだから、手配できないのは当然であらう。刊行予定は今年冬と、遅れてゐるやうだ。Amazon.comにも註文してゐるから、まあいいか。冬になって再度註文してもいい。


7月22日(火)

 グレック・イーガン『しあわせの理由』[amazon.co.jp, bk1]を読みながら出勤。久しぶりに読むSFは難しいかも。

 Nisus Writer Expressを購入してみる。$34.95である。いいのかどうかよくわからないが、長い間使ってきたものだから。


7月21日(月)

 シャロン・シンのThe Shape-Changer's Wifeの翻訳は一通り最終頁まで辿りついた。予定より一月半くらゐ遅れてゐる。

 グレック・イーガン『しあわせの理由』[amazon.co.jp, bk1](山岸真訳/820円/ハヤカワ文庫SF)を訳者の山岸氏からいただく。ありがたうございました。久しぶりにSFを読みたい気分なので、明日はこれを持って出勤してみようかと思ってゐる。

 話は唐突に変はるが、MacOSXにインストールして安心してゐた全文検索システムNamazuを試しに使ってみようとしたら、何とエラーがでて検索できない。インデックスは作るのだが、検索しようとすると、そのインデックスでは駄目ですよといふ警告が出る。しかも、Ktermでの日本語の入力が実はうまくできていないのにも今日気がついた。ふと思ひついて、金の管理をGnuCachで管理してみようかななどと思ってインストールしてみたが、メニュー項目が日本語表示をしようとしてゐてそれが全部文字化け状態になってゐるのでとても使へない。やはり普通のMacOSXが簡単でいい。


7月20日(日)

 今日こそ朝から翻訳に励み、一気に最終ページまで突き進まうと固い決意でコンピュータの起動ボタンを押した。おや? 外付けハードディスクが異音を発してゐるではないか。動き出しときに、少しジーコジーコと音を立てるのは知ってゐる。この頃、その音が大きくなってきたやうな気がしてゐたが、嫌なことはなかったことにしたい性格なので、聞こえなかった振りをして仕事を続けてゐたわけだが、あれはやはり気のせゐではなかったのだ。たうとう壊れる日がやってきたのだ。なぜ、バックアップをとっておかなかったのかといふと、これが私の持ってゐる一番容量の大きいハードディスクだったから、その中身を移す場所はないのである。大事な書類は入ってゐないが、辞書が全部入ってゐたので、あれがないと仕事にならない。どうにかしなければ。あまり使ってゐない外付けのUSB接続の2.5インチハードディスクがあることを思ひだし、繋いでみたら辞書が一通り入ってゐるではないか。これで何とかなりさうだと思ったが、ちょっと席を離れたあいだに認識されなくなったりして、どうも具合はよくない。そこで、今月13日に外したATA接続の内蔵ハードディスクをこの外付けのケースに入れてみる。JumperPinの設定がわからないが、適当に差し込んで繋いでみたらちゃんと認識され、しかも、13日まで使ってゐた辞書が一そろひ入ってゐるではないか。これで何とかなりさうだ。テキストファイルに変換した『新潮文庫の百冊』がなくなってしまったりしたのは残念だが、また作り直すことにしよう。
 今度はネットワーク型の外付けハードディスクにしようか、やはりFireWireにしておくか。来年はPowerMac G5を買はうといふ決意を固めてゐるので、今のATAは内蔵できない筈だから、大容量の外付けにしておいた方がいいだらうかとか、考へはじめると悩みはとまらない。

 そんなこんなで、半日を無駄にしてしまひ、翻訳は当然終はらない。私の記憶に間違ひがないなら、明日も祝日で休みである。明日中には何としても終へなければ。


7月19日(土)

 深夜から激しい雨で交通機関もまともに動いてゐないやうなので、今日は出勤せず、家で翻訳。だが、その前に本の註文。bk1 に。

 イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』[amazon.co.jp, bk1](米川良夫訳/850円/河出文庫)
 リチャード・ブローディガン『西瓜糖の日々』[amazon.co.jp, bk1](藤本和子訳/760円/河出文庫)
 加納朋子『コッペリア』[amazon.co.jp, bk1](1600円/講談社)
 ウィリアム・モリス『世界のかなたの森』[amazon.co.jp, bk1](小野二郎訳/2600円/晶文社)
 バリー・ヒューガート『八妖伝』[amazon.co.jp, bk1](和爾桃子訳/740円/ハヤカワ文庫FT)
 チャールズ・パリサー『五輪の薔薇5』[amazon.co.jp, bk1](甲斐万里江訳/760円/ハヤカワ文庫NV)
 レオノーラ・キャリントン『耳ラッパ』[amazon.co.jp, bk1](野中雅代訳/2000円/工作舎)
 中島らも『牢屋でやせるダイエット』[amazon.co.jp, bk1](1300円/青春出版社)

 以上、八冊。『エリアーデ幻想小説全集1』[amazon.co.jp, bk1](4800円/作品社)は迷った末、今回は註文しないことに。いつかは買ふつもりだが。

 ふと気づくとこのページの強調が画面に表れてゐないことが多くなった。Safariでは表示されないのには前から気づいてゐたが、Linux版Mozillaとか。MacでもX11環境下の Mozillaでは強調されない。


7月16日(水)

 早川書房から『魔都の聖戦2』[amazon.co.jp, bk1](佐田千織訳/680円/ハヤカワ文庫FT)をいただく。ありがたうございました。シャロン・シンの翻訳が終はったらきっと読みます。その翻訳、今日はあまり捗らず。


7月15日(火)

 シャロン・シンの翻訳は残り十分の一をきる(かう書くと、十分の一、二十分の一、五十分の一、百分の一といつまでたっても、残りがなくならないのではなからうかといふ不安に襲はれる)。

 この日記を書くのに、今日からJu's iEdit 5を使ってみる。今までは、miを使ってゐたのだが。これが気に入らなくなった訳ではない。今日、職場の方で、Ju's iEdit 5を使ってクリッカブルマップを作ったりしてみたもので、何となく。


7月13日(日)

 『海を失った男』[amazon.co.jp, bk1]読了。「ミュージック」「シジジイじゃない」「海を失った男」あたりが私の好みだらうか。

 使はなくなった妻のPowerMac 7600からメモリやらハードディスクやらを、PowerMac7500に移す。PowerMac7500(G3)はメモリが合計で凡そ750MB、ハードディスクは2GB(内蔵)+9GB(内蔵)+16GB(外付け)になり、Ethernet cardも替へてEthernetCard用機能拡張がプリンタドライバとあたらなくなったので、いろいろなUSBプリンタで印刷できるやうになり、なかなか快適である。これは私もたまに使ふが、主に使ふのは娘である(と娘は主張してゐる)。

 それ以外はほぼ一日翻訳に勤しみ、残り八分の一をきった。

 ところで、小学館コーパスネットワークといふのが今月中に営業を始めるらしい。四種のデータベースを検索できて、合計で凡そ1億7000万語。SAKURAといふ検索ソフトを使って、KWIC検索、レジスター別検索、品詞別検索など八種の検索機能を駆使できるのだ。検索好きの私は早速申し込まうとして、SAKURAの動作環境をみたら、なんだWindows-InternetExplorer限定ぢゃないか。ふうん、そんなにMicrosoftが好きなのか。
 それでも私はWindowsは使はない。


7月12日(土)

 『海を失った男』[amazon.co.jp, bk1]を読みながら出勤。「シジジイじゃない」はいい話だ。これはWeird Talesに載った話だったのか、と初めて気がついた。

 帰ってきてからはバッハの無伴奏チェロ組曲を聴きながら翻訳。休憩時にふとTVをつけてみると、ほっかほっか亭のロースカツ弁当の宣伝にバッハの無伴奏チェロ組曲が使はれてゐるではないか。三番の冒頭だったか(違ったかも)。あれは誰の演奏なのだらうか。TVの宣伝の無伴奏チェロ組曲といふとたいていはヨーヨーマだから(本当か?)、あれもさうかも。確認するために明日もTVを見ようかと思ったが、そんな暇はない。
 全国の無伴奏チェロ組曲愛好家の皆さん、ロースカツ弁当が期間限定商品として販売されてゐるのは、九州山口ほっかほっか亭だけなので、期待しながらTVの画面を見つめないやうにお気をつけいただきたい。九州山口エリアと東日本エリアは同じほっかほっか亭でも別会社なのだと初めて知った。東日本エリアでの今の期間限定商品は「焼肉ビビンバ丼」である。

 シャロン・シンの翻訳は残り六分の一に。


7月10・11日(木・金)

 シオドア・スタージョン『海を失った男』[amazon.co.jp, bk1](若島正編/2500円/晶文社)をいただく。ありがたうございました。さっそく、読み始める。スタージョンの作品は昔読んだものがいくつかあるのだけれど、全く覚えてゐない。さうか「ビアンカの手」って、かういふ作品だったのかなどと思ひながら。

 職場のPowerBookG4のX11環境下で日本語を入力する必要性は殆どないのだけれど、書けたらいいなと思ひながら、geditをインストールしてみる。emacsも使へるのだけれど、私はMac育ちだから、ああいふのはなかなか馴染めない。インストールを終へて使はうとしてみると、日本語入力には何の問題もないのだけれど、メニューがすべて豆腐みたいな四角になってゐる(よく見ると四角の中に何か書いてある)。そのあたりのフォントの設定などわかるはづもないので、とりあへず諦める。

 シャロン・シンの翻訳は、数日前に四分の三を越えた。残り四分の一になったら一気に進むだらうと思ったのに、なかなかさうはならない。


7月9日(水)

 『カルカッタ染色体』[amazon.co.jp, bk1]読了。面白い。SFのやうな科学的な記述からいつのまにか怪しい魔術的な世界へと移っていくところが楽しい。が、着想そのものはさほど斬新とも思へない。それに、染色体かな。遺伝子くらゐが適当ではなからうか。

 東京創元社からE・E・スミス『ファースト・レンズマン』[amazon.co.jp, bk1](小隅黎訳/920円/創元SF文庫)をいただく。ありがたうございました。

 職場にAirMacベースステーションを設置したり。


7月8日(火)

 『StarSuite徹底ガイド』[amazon.co.jp, bk1]を読んだらStarSuiteを買ひたくなってしまった。縦書きができるといふではないか。それに、この頃、OpenOffice.orgで日本語入力がうまくできなくなってしまってきてゐるのだ。AbiWordは日本語フォントを使へるやうにする方法がわからないし、困ってゐるのである。

 辻幸夫『認知言語学への招待』[amazon.co.jp, bk1]、吉村公宏『認知音韻・形態論』[amazon.co.jp, bk1]、松本曜『認知意味論』[amazon.co.jp, bk1]、馬場肇『Namazuシステムの構築と活用』[amazon.co.jp, bk1]がbk1から届く。<シリーズ認知言語学入門>は全三巻ではなく全六巻であった。大変だ。金がかかるではないか。Namazuの本はなかなか心躍る内容である。が、難しさうだ。MacOSXにインストールする方法など書いてゐないから。

 アメリカのSF情報誌Locusの七月号が届く。どうもグラフィック・ノベル特集といった感じで、私はさういふのにほとんど関心がないので、ちょっとつまらない。


7月6日(日)その2

 大事なことを書くのを忘れてゐた。幻想文学67号が届いてゐたのだった。最終号である。私の拙い翻訳が載ってゐるが、かういふ古い幻想文学の翻訳を掲載してくれる数少ない、といふか唯一の雑誌だった。残念である。
 私の翻訳作品が載ってゐるのだ、山尾悠子「紫禁城の後宮で、一人の女が」の隣なのが嬉しい。

 昨日、捨てられさうになってゐた20GBの外付けハードディスクから救い出した中身をわが家のPowerMacG4に入れた。8GBのものと交換したのである。そこに何を入れるかといふと、システムをもう一つ。どうも長年上書きを繰り返してきたシステムはどうも具合が悪くなってゐるやうだ。そこで、新規インストールして気分一新したいところがだ、これがなかなか手間がかかる。まあ、少しづつ、といふことで、MacOSX 10.2.6と、もちろんX11やら何やら入れてみると、今度はX11環境での日本語がすんなり動いたやうだ。しかし、emacs21で日本語が入力できないやうだ。どうなってゐるのか。しかし、そんなことにあまり時間をとられてゐては困るので、翻訳作業ができる環境を急いで再現する。使ってみると、どうも文字の写り具合が今までと違ふ。繊細な感じである。が、私の眼には些か薄いやうな気もする。モニタを調節してみたが、かういふもののやうだ。こんなことに時間をとられてゐたにしては、翻訳はそれなりに進む。でも、予定からは大幅に遅れてゐる。困ったものだ。


7月6日(日)

 『StarSuite徹底ガイド』[amazon.co.jp, bk1]と『いますぐはじめる最新OpenOffice.orgまるごとパック』[amazon.co.jp, bk1]がもう届いた。後者の方はWindowsで使ふことしか書いてゐない。ちょっと損した気分である。

 『バイオエコノミー』[amazon.co.jp, bk1]を読んでみる。あまり、目新しいことは書いてゐないやうな気がした。でも、かうやってまとめて書いてあると、なるほどと思ふこともないではない。ただ、翻訳の文章がちょっと読みづらいところもある。この手の本を読むと感じることだが、小説の翻訳はなんだかんだ文句を云ふ人は多いものの、随分読みやすく仕上げられてゐるものだ。

 こんな本ばかり買っては読んでゐると心が腐ってきてしまひさうなので、ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』[amazon.co.jp, bk1]を読む。心が洗はれたやうな気分になる。独創性はさほど強く感じられないものの、ゲイマンは上手いと思ふ。結末の敵との勝負はなかなか緊迫感があってよかった。

 bk1に本を註文。

 辻幸夫『認知言語学への招待』[amazon.co.jp, bk1](2300円/大修館書店)
吉村公宏『認知音韻・形態論』[amazon.co.jp, bk1](2400円/大修館書店)
松本曜『認知意味論』[amazon.co.jp, bk1](2400円/大修館書店)
馬場肇『Namazuシステムの構築と活用』[amazon.co.jp, bk1](2800円/ソフトバンクパブリッシング)

 最初の三冊は、全三巻の<シリーズ認知言語学入門>といふもの。こんなもの買って、ちゃんと読んで、しかも理解するんだらうか。最後のは日本語全文検索システムに関する本。コンピュータ関連の本でもあるけれども、日本語形態素分析の話なども載ってゐるのでいいのだ(誰もよくないとは云ってゐないのだが)。


7月2〜5日

 すっかり間があいてしまった。理由は秘密だ。

 また恥づかしい本を買ってしまった。ならば書かなければよいやうなものだが、これは私の忘備録を兼ねてゐるので、買った本を書いておかないと、後で何を買ったかわからなくなってしまふのである。bk1に二冊。

 『StarSuite徹底ガイド』[amazon.co.jp, bk1](2800円/日経BP社)
 『いますぐはじめる最新OpenOffice.orgまるごとパック』[amazon.co.jp, bk1](1300円/秀和システム)

 見てのとほり、OpenOffice.orgを使ふためのものである。

 届いた本は、bk1から、ニール・ゲイマン『コララインとボタンの魔女』[amazon.co.jp, bk1](金原瑞人・中村浩美訳/1700円/角川書店)、チャード・W・オリバー『バイオエコノミー』[amazon.co.jp, bk1](2200円/ダイアモンド社)、植田充美&近藤昭彦『コンビナトリアル・バイオエンジニアリング』[amazon.co.jp, bk1](4400円/化学同人)、奥村晴彦『LATEX2e美文書作成入門』[amazon.co.jp, bk1](2980円/技術評論社)。


7月1日(火)

 EBViewがいつの間に0.3.1になってゐて、これがファイル検索とインターネット検索もできるやうになったといふ。インターネット検索はJammingでもできるわけだけれど、ファイル検索ができるといふのが嬉しい。しかもpdfファイルも検索できるといふではないか。さっそく、Red Hat Linux 9にインストール。確かにファイル検索はできるが、pdfがうまくできない。かうなると、これを家のMacで使ひたくなってくる。辞書で調べた言葉を、今度はトールキンはUnfinished Talesの中でどういふ使ひ方をしてゐるだらうかとか、明治の文豪たちはどういふ使ひ方をしてゐるだらうかとか、そのまま検索できたら素晴らしい。

 まづはeb-3.3.3をインストール。これはすんなり完了。次にebview-0.3.1だと思ったが、これにはgtk+-2をインストールしなければならない。gtk+-2をインストールするためには、pango-1をインストールしなければならない。今、どうしてもpango-1をインストールできないのだ。でも、これさへ解決できたら動くやうな気もする。さういへば、今はなぜか仮名漢字変換Cannaserverもちゃんと動かないのだった。今日は、一応cannaserverは動くやうになったのだが、何かが足りなくて、漢字に変換できない。ああ、総てを捨てて一から作り直したくなってくる。が、そんなことをしてゐる暇はない。


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