『妻という名の魔女たち』[amazon.co.jp, bk1](大瀧啓裕訳/760円/創元推理文庫)を書棚に収めるときにつくづく眺めてみて、この表紙は些か地味ではないかと思ふ。書名も何だか小さい。
十数年前に買った蛋白質の構造に関する本とプロテアーゼに関する本をpdfにする。読み込むのはあっといふ間だが、文字認識に時間がかかる。私のWindows2000の画面を見てゐて、どうしてこんなに画面が粗いのだらう、MacOSの画面みたいに滑らかでないのだらう、そんなにグラフィック性能の劣る機種なのだらうかと常々不思議に思ってゐたのだが、そんなはづはないと思ってモニタの設定を開いてみて、一段階色の分解能を上げたらずいぶんと滑らかな画面になって感激してしまった。しかし、スキャナで取り込んだ本を読むにはモニタを縦置きに表示できないと少々つらいやうな気がする。
ジャスパー・フォード『文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!』[amazon.co.jp, bk1]読了。面白い。やはり本の中に入る話は面白いのだ。時間旅行SFでもあるし、平行宇宙SFでもある。でも私は、シェイクスピアも殆ど読んでゐないし、ディケンズですら数冊のみ、『ジェイン・イア』だって読んでゐない。いろいろ読んでゐればもっと楽しめただらう。残念。クリストファー・マーロウの時代の話が出てくる場面では、リサ・ゴールドスタインの『太陽と月のアラベスク』を思ひだしたり(もう新刊書店では買へないやうだ)。
その他は一日ダンセイニの翻訳。
東京創元社から、フリッツ・ライバー『妻という名の魔女たち』[amazon.co.jp, bk1](大瀧啓裕訳/760円/創元推理文庫)、マーセデス・ラッキー『宿命の囁き(上[amazon.co.jp, bk1]・下[amazon.co.jp, bk1])』(山口緑訳/各840円/創元推理文庫)をいただく。ありがたうございました。
『妻という名の魔女たち』は、今まで手に入らなかったのが許しがたい。この本は、昔、サンリオSF文庫から出てゐたもので、私は、サンリオSF文庫で好きな本を三冊あげよと云はれたら、この本とフィッツ=ジェイムズ・オブライエン『失われた部屋』の名前をあげた(ディックは別枠)ものだ(もう一冊は忘れた)。
bk1に本を註文。
●ジェラルド・カーシュ『廃虚の歌声』[amazon.co.jp, bk1](西崎憲ほか訳/1800円/晶文社)
●ダン・シモンズ『夜更けのエントロピー』[amazon.co.jp, bk1](嶋田洋一訳/1900円/河出書房新社)
●オースン・スコット・カード『シャドウ・オブ・ヘゲモン(上[amazon.co.jp, bk1]・下[amazon.co.jp, bk1])』(田中一江訳/各700円/ハヤカワ文庫SF)
以上である。
bk1から、『サーバのある仕事場』[amazon.co.jp, bk1]、『MySQL徹底攻略ガイド』[amazon.co.jp, bk1]、ロバート・ジョーダン『竜騎争乱3 氷上の盟約』[amazon.co.jp, bk1]が届く。『サーバのある仕事場』は殆ど知ってゐることばかり。しかも、文字が詰まってゐない。損した気分である。『MySQL徹底攻略ガイド』は早速役立つ。しかし、私は役立つ本といふのはあまり好きではないのだが。
ジャスパー・フォード『文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!』[amazon.co.jp, bk1]を読んでゐる。面白い。
職場のethernetケーブルの配線を大幅に見直し、PowerMac 7100を引退させ、プリンターなどの配置を変えたりしたらあっといふ間に数時間が経ち、腕は痛くなる。どうして、こんな作業まで私がしなければならないのか(それは私に有利なネットワーク環境を維持するためである、多分)。
職場のRed Hat Linux 9にはMySQLもインストールしたことだし、折角だからXoopsでも動かしてみようかと思って、インストールしたら難なく動いた。しかし、今のところあまり使ひ道はなささうだ。ついでに、phpMyAdminの動作確認もしてみたら、ちゃんと動いた。phpPgAdminはどうしても動かうとしなかったのに。
ダンセイニの翻訳、三冊目の担当分に凡の目処が立つ。
早川書房からSFマガジン1月号をいただく。
bk1から、『コーパス言語学』[amazon.co.jp, bk1]、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『マライアおばさん』[amazon.co.jp, bk1]、『Windows PCによる日本語研究法』[amazon.co.jp, bk1]、ジャスパー・フォード『文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!』[amazon.co.jp, bk1]が届く。『コーパス言語学』は面白さうがだ、私が実際に何か分析することはなささうな気がする。一方、『Windows PCによる日本語研究法』は何だか物足りないやうな内容。これくらゐなら私も『MacOSXによる日本語研究法』が書けるんぢゃないかといふのはあまりにも傲慢な考へだらうか。『文学刑事サーズデイ・ネクスト1 ジェイン・エアを探せ!』が面白さう。今すぐ読みたい! と思ってしまった。マキリップがまだ全然進んでゐないのだが。
Amazon.co.jpから、Sarah A. Hoyt "All Night Awake"が届く。今すぐは読まないと思ふ。
今日は職場でGalleryといふ画像整理ソフトを使って写真の整理など試みてみる。もちろん仕事だから子供の写真などではなく、蛋白質の二次元電気泳動像の写真ばかり。写真ごとのキーワードや説明の語句で検索できるのがいいやうな気がする。先日インストールしたphpもちゃんと役立ってよかった。
職場に置いてあったScanSnap fi-4110EOX3とそれを制御するための機器を家に持ってくる。たうとうわが家にもWindowsで動く電子計算機が来てしまった。置き場に困ったので、即席の設置台を作製し机と窓の間に置く。冬は窓の結露が怖い。机の上には15インチの液晶モニタが三台竝んでしまって些か邪魔である。
配線を済ませて早速動かしてみる。順調に動くので嬉しくなり、500ページ分くらゐの書類をpdfに変換。変換後、PowerMac G4にファイルを移すときに、少々戸惑う。同じSambaでもMacOSXの場合は、Red Hat Linuxで使ってゐたSambaと繋ぎ方が違ふのか。
そのWindows2000のInternet Explorer 6(だったかな)で自分のWebページを見てみると、行間隔がSafariと同じやうに<UL><LI></UL>を使ったときに行間が詰まってしまふといふことに気がついた。全然知らなかった。世界の書店リンクのページはちょっと妙な感じである。
こんなことをしてゐたら、ダンセイニの翻訳が全然捗らなかった。
シャロン・シン『魔法使いとリリス』(ハヤカワ文庫FT)のゲラが届くので早速目を通す。訳者あとがきは、もっと主人公たちの愛について語れといふ指示があったが、さういふのは私の苦手な分野なので対応に苦慮する。
bk1から『MySQLクックブック Volume 1』[amazon.co.jp, bk1]が届く。クックブックといっても料理の本ではない。データベースシステムの解説書だ。それにしても分厚い。こんな本、私にわかるのか。もっと簡単な『三日でわかる××』みたいな本の方がよかったのではないか。しかし、私は文字がいっぱい詰まってゐないと大損したやうな気になってしまふので、ついつい「完全」とか「詳解」とか「徹底」とかいふ言葉の入った解説書を買って、結局難しくてわからなかったりするのだ。
世界のオンライン書店のリンク集を久しぶりに修正・追加。今回追加したのは三田村二郎さんからの情報である。ありがたうございました。
bk1に三冊註文。
また、こんな本を買ってしまった。しかし、かうやって(<UL><LI></UL>を使って)箇条書きにすると、その部分だけSafariでは行間が詰まってしまふのだが、どうしたらよいのだらうか。Mozillaだと、他の部分と同じ行間になるやうなのだが。Safariの場合ほど詰まってはゐないが、他の部分よりは狭いやうだ。箇条書きの部分の行間を調節する呪文は何なのだらう。
bk1に三冊註文。
ウィンドウズの本なんか買ってしまった。まあ、仕方がないか。ジャスパー・フォードは、出るとは聞いてゐたのに、出たことを見逃してゐた作品。SFマガジンの年間ベスト用のリストに載ってゐるのを見て、初めて気がついたのだった。その、SFマガジンの年間ベストは一体いつになったら送ってくれるのだといふメールをSFマガジン編集部の年間ベスト担当の人からいただき、慌てて書いて送る。
東京創元社からデイヴィッド・アンブローズ『幻のハリウッド』[amazon.co.jp, bk1](渡辺庸子訳/960円/創元推理文庫)をいただく。ありがたうございました。「異色作家」とか「奇妙な味」とか書かれると、もう抗い難いものを感じてしまふのである。
bk1に『MySQLクックブック Volume 1』[amazon.co.jp, bk1]を註文。仕事である。別にかういふ仕事をする職業ではないのだが。
アンサンブル・プラネタのCDをもう一枚聴いてみる。今度はあまり苦しそうな声は聞こえない。まだバッハしか聴いてゐないが、前より安心して聴いてゐられるかも。
ちょっとこのページの設定を変へて、MacOSXとか、MacOS 9.2とか、Linuxとか、Windows2000とかで眺めてみて、特に異常は認められない(MacOS 9.2で、Netscape Communicator 4.7で見ると行間隔が乱れてゐた)ので、まあいいかと思ってゐたが、読みにくくなったといふメールを一通いただいたので、フォント設定を外すことにした。この前、変はらなかった人は、今回も変はらないであらう。前に変はった人は元に戻ったやうに見えると思ふのだが、どうだらう。実は、MacOSXでヒラギノ明朝になるやうな設定だった。フォント変更の設定を外したので、ブラウザの設定どほりのフォントに戻ったといふことである。マージンを少し設定するやうにしたのはそのまま。
娘の学校へ行かされたりしたせゐか、朝から頭が痛いので、日記はフォントの訂正のみ
ブレイロックのIn for a Pennyが届く。こんなに早く届くとは。入手不可とはどういふことなのだらうか。
アンサンブル・プラネタのCDが届く。箱を開けて中身を手に取ると、それだけで恥づかしいやうな外観である。一枚聴いてみると、一人苦しさうに歌ふ人がゐるのでは? あれはああいふ歌い方でよいのかも知れないが、私の耳にはどうしても苦しさうに聞こえてしまふのだ。残り三枚もとりあへず聴いてみよう。
MacOSXのプレビューというのがpdfファイルを高速に綺麗に表示できるのに驚き、テキストの検索がAcrobatよりも速いのに感激する。日本語も検索できるのは素晴らしいのだが、横書きだけ。どうして縦書きができないのだ。それから、私がスキャナで取り込んでOCRでpdfにしたファイルを開くと、予期せず終了してしまふのはなぜだ。
『魔法使いとリリス』の訳者あとがきを書いて送信。慣れないことを書くのは難しい。
ダンセイニの短篇集の十月末締め切り分を半月遅れで河出書房に送信。残りをひと月半で終はらせなければ。
James P. Blaylockの短編集In for a Penny (Subterranean, 7/2003, ¥4203)は入手不可だといふ聯絡がAmazon.co.jpからきたのに、見てみると6〜7日でお届けできますと書いてある。なぜだ、私には売れないといふのか、と憤りながら再度註文してみたら、数時間後に発送の聯絡が。一体どうなってゐるのか。やはり、私には売りたくなかったといふことか。
今日はちょっとHTMLファイルの書き方を変へてみます。実は、Safariだと私の思ふやうに表示されません。Mac OSXのNetscapeかInternetExplorerならいいらしいのですが。でも、あへて変へてみます。あまりにもひどくて読めたものではないといふ方は、ご連絡ください。
早川書房からテリー・グッドカインド『魔都の聖戦4 永遠の絆』[amazon.co.jp, bk1](佐田千織訳/680円/ハヤカワ文庫FT)をいただく。ありがたうございました。
Amazon.co.jpにSarah A. Hoyt "All Night Awake" (Berkley, 10/2003, ¥709)、Patricia A. McKillip "Alphabet of Thorn" (2/2004, ¥2129)、Sharon Shinn "Angel-Seeker" (4/2004, ¥2222)を註文。マキリップはOmbria in Shadowが先日World Fantasy Awardを受賞したから、読んでおかねば。
bk1に『コーパス言語学』[amazon.co.jp, bk1](3500円/南雲堂)を註文。
少々疲れ気味の一週間。Locus11月号が届く。新刊紹介など眺めてゐると買ひたい本が何冊か眼に入ったが、今は本を註文する元気がない。
Amazon.co.jpからメールがきて、James P. Blaylockの短編集In for a Penny (Subterranean, 7/2003, ¥4203)は入手不可といふ内容だった。さうなるんぢゃないかと思ったとほりだ。かういふことはもっと早く云ってもらひたいものだ。
疲れてゐたせゐか、HMVにアンサンブル・プラネタのCDを四枚註文してしまった。かなり恥づかしいやうな気がする。
シャロン・シン『魔法使いとリリス』の解説を頼んだ人に断られてしまったといふので、訳者後書きを長めに書かねばならなくなった。悲しい。
朝、投票に行ってから、シャロン・シン『魔法使いとリリス』のゲラ後半分に取り組む。昼過ぎからは、ダンセイニの翻訳。ダンセイニは一向に捗らない。どうして、こんなに進まなくなったのだらうかと不思議なほど進まない。進まないと云ひながら、昼寝をしたり。夜に開票速報を見るのに備へるためである。早めに食事をして湯に入り、日記を書く。
e.Typist v.8.0が届いたので、早速試してみる。pdfファイルが扱へるやうになったのは嬉しいが、日英混合の文章の認識率は一向に改善されない。特にイタリックの欧文が混じると壊滅的である。辞書とか用語集だと日英半々くらゐの文章に、英米の書籍名はイタリックで書いてあるから、殆ど判読不能の文章になってしまふ。日本語だけだと認識率はかなり高いのだが、書体は殆ど識別できないやうだ。ゴシック体と明朝体、太字や斜体の区別ができないやうである。レイアウトの認識や出力はなかなか精度が高いと思ふ。欧文の一切出てこない日本語の本の電子化には威力を発揮するかも。
名刺美術館も届いた。あまり使へないやうな気がする。職業柄、そんなに変った名刺を使ふ機会があるとは思へず、でも、普通に作ったら五枚とか十枚なんて作れないから、ちまちま作ってみようか。私の名刺必要枚数はおそらく年間十枚程度だらう。
胃の痛みのため、日記は休み。
出張の途中で翻訳をする元気は今回はないので(出張の仕事の準備を明け方までやってゐたので殆ど眠ってゐなかったのだ)、恩田陸『蛇行する川のほとり 3』[amazon.co.jp, bk1]と浅暮三文『ダブ(エ)ストン街道』[amazon.co.jp, bk1]を持って出発。『蛇行する川のほとり 3』は飛行機が羽田に着く前に読み終へてしまひ、少々慌てる。話の方は、ほとんど女子高生しか出てこない話は些か苦手ではあるものの、安心して楽しめた。その後は『ダブ(エ)ストン街道』を読みちびちび読み続ける。眠くてすぐにうとうとしてしまふのと、帰宅するまでもたせなければ読むものがなくなりつらくなるからである。夜、福岡に戻ってきて地下鉄の中で読み終へ、一日の読書が終はった。
作者の浅暮さんとは面識がないでもなく、といっても別に親しい訳ではないが会へば挨拶をする程度で、前から本を送ったら読んでくれるのかとか訊かれることもあり、いえいえ自分で買って読みますからと答へながらもいつまでたっても読まずにたうとう今日まできてしまったのだった。浅暮さんといふと、ほとんど酔った姿しか私は知らないのだが(後はマイクの前で挨拶するときに「あっさぐっれで〜す」と叫ぶ姿か)、それと今まで作品を読まなかったこととは何の関係もなく、浅暮さん、ごめんなさい、やっと読みました。『ダブ(エ)ストン街道』は傑作だと思ひました。しかも、優れたファンタジイでした。もっと早く読めばよかった。
システムソフト電子辞典をEPWING規格に変換する方法で『ロイヤル英文法 VER3.2』を試してみたらNDTPD+Forestで使ふと外字が表示できないと先週書いたが、私がhttpdサーバの場所を変更してゐたのがいけなかったのだと判った。外字ファイルはちゃんと作成されてをり、手動で場所を変更してやったら問題なく表示された。
bk1から、ピアズ・アンソニイ『ゴブリン娘と魔法の杖』[amazon.co.jp, bk1]、ロバート・ジョーダン『竜騎争乱2 金の瞳の密使』[amazon.co.jp, bk1]、恩田陸『クレオパトラの夢』[amazon.co.jp, bk1]、『今日からつかえるPHP4サンプル集 改訂版』[amazon.co.jp, bk1]、『スタイルシートステップアップアレンジブック』[amazon.co.jp, bk1]、マイケル・スレイド『暗黒大陸の悪霊 』[amazon.co.jp, bk1]、浅暮三文『ダブ(エ)ストン街道』[amazon.co.jp, bk1]、『Web+DB press Vol. 17』[amazon.co.jp, bk1]、『ダレン・シャン9 夜明けの覇者』[amazon.co.jp, bk1]、恩田陸『蛇行する川のほとり 3』[amazon.co.jp, bk1]、『ゼロからはじめるWindowsネットワーク再入門』[amazon.co.jp, bk1]が届く。
Amazon.co.jpから、StarSuite 7が届く。早速、インストールしようと思ったが、その前にOpenOffice.org 1.1を外すのに少々手間取る。それからやっとインストール。やはり製品版は安定してゐる。説明書も詳しい。安心できる。などといふと年寄りになったやうな気分である。ああ、嫌だ。
Amazon.comからは、スタージョンのAnd Now the News: The Complete Stories of Theodore Sturgeonが届いた。Amazon.co.jpで入手不可と云はれたもの。おそらく読むことはあるまい。「もう一人のセリア」とか「みどり猿との情事」とかが入ってゐる。
明日は群馬県板付に出張。全然準備をしてゐないので、少々焦ってゐる。
朝からゲラ。昼前に出勤したついでに、宅配便でゲラを発送。帰宅してからはダンセイニの翻訳を再開するが、予定より大幅に遅れてゐる。
朝から晩までゲラを捲ってゐるうちに時が流れてゆく。
いつの間にかOxford English DictionaryのOED Online(個人向け)が値下げされてゐた。前は500ドルくらゐしたやうに記憶してゐるが、今では295ドル(195ポンド)である。36000円くらゐだらうか。月3000円か。もう少し安くならないものか。滅多に使はないのではあるが。
先日、辞書についていろいろ調べてゐたら、OEDのCD-ROM(Windows版v. 2.0)をEPWING形式に変換した人のページを見つけた。残念ながらURLを紛失してしまひ、再度検索して見つけ出す元気がないのだが、作業に半年近くもかかったと書いてあった。やり方がわかったら、私もするかも。
もう十一月である。ハヤカワ文庫FTから十二月に出る予定の『魔法使いとリリス』のゲラが届く。ゲラをためると躰に悪さうなので、ここは一気に片づけようと思ひ、午後からは(朝は出勤したので)校正刷りに埋もれて過ごすことにする。『魔法使いとリリス』は実は前半部分しか届いてゐないので、先に東京創元社から一月に出る予定の『怪奇礼讃』のゲラから手をつけてみる。いつの間にか日付が変ってゐたので、bk1に本を註文。『ゼロからはじめるWindowsネットワーク再入門』[amazon.co.jp, bk1](1680円/アスキー)などといふ本。仕事に必要だとはいへ、情けない。プロテオーム解析やDNA解析に必要なものに、Windowsサーバでないと動かないものがいくつかあるのだ。本を註文してゲラに戻らうかと思ったが、眠くなってきたのでとりあへず寝る。