ピーター・ワッツ『反響動作(上・下)』(嶋田洋一訳/創元SF文庫)ご恵贈溜まりました。ありがたうございました。
クラーク・アシュトン・スミス『魔術師の帝国』(安田均編/アトリエサード)ご恵贈溜まりました。ありがたうございました。
今週買った本。
●『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション 2 地球から月へ 月を回って 上も下もなく』(石橋正孝訳/インスクリプト)
●『J・G・バラード短編全集2』(柳下毅一郎監修/東京創元社)
●稲泉連『「本をつくる」という仕事』(筑摩書房)
●クラーク・アシュトン・スミス『魔術師の帝国』(安田均編/アトリエサード)
●『仕事ですぐ役立つ Vim&Emacsエキスパート活用術』(技術評論社)
ヴェルヌは高かった。
『物語の娘 宗瑛を探して』をいくら探しても見つからないので諦めて註文した。この部屋のどこかにあるはずなのだが。
●川村湊『物語の娘 宗瑛を探して』(講談社/2005年)
「学鐙 丸善創業100年記念号」が届いた。関川左木夫「芥川の手沢本そのほか」が載ってゐるのだ。片山廣子から芥川龍之介に贈られたと思しきマクラウド全集の第二巻を古本屋で見つけて安く買ったといふ話である。
その他、季刊へるめす第47号(1994年1月/岩波書店)と、新潮2007年1月号(第104巻第1号 文学の5つの出来事)を註文。マクラウド関係の資料である。
先日Amazonで買ったシャープ夫人の回想録Kindle版は、無料公開ファイルをKindle形式にしてゐるだけのやうで、改行も整形されてゐないから、全文、1.5行くらゐで改行されてしまひ、とても読めたものではない。ひどい詐欺だ。epub形式にして整形してみたが手間がかかりすぎる。無料公開pdfは何だか薄くて(コントラストが弱くて)読みにくい。Acrobatで、読みやすく整へられるのだが、それも手間がかかりすぎる。手元の本から自分でスキャンすれば綺麗な画像になるが、それも手間がかかりすぎる。やれやれ。
フィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープ/尾崎翠関係の本をたくさん買ってしまった。大丈夫なのか。
●『パンテオン第四号』(第一書房/昭和3年)
●木村毅『近代文学に現れたる神愛・自然愛・人間愛』(春秋社/大正13年)
●『ケルト復興』(中央大学出版部)
●『オペラ対訳ライブラリー ワーグナー パルジファル』(高辻知義訳/音楽之友社)
●『ダンセイニ戯曲集』(松村みね子訳/沖積舎)
●『薄田泣菫全集7』(創元社)
●『尾崎翠を読む 講演編 I 』(今井出版)
●『尾崎翠を読む 新発見資料親族機構論文編』(今井出版)
○Fiona Macleod From the Hills of Dream - Mountain Songs and Island Runes (Patrick Ceddes)
『薄田泣菫全集7』はKindle版を買ったのだが、発表時の本が国会図書館デジタルライブラリーで閲覧ダウンロードできるのだった。といふだけでなく、私はもうダウンロードをしてゐたのだった。何といふ無駄な出費をしてしまったのだらう。
資料以外に買った本。
●J・マルトゥレイ『ティラン・ロ・ブラン4』(田澤耕訳/岩波文庫)
●マヌエル・プイグ『天使の恥部』(安藤哲行訳/白水社)
マイク・シェパード『勅命臨時大使、就任!』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫) を訳者の中原さんからご恵贈賜りました。ありがたうございました。
J・S・レ・ファニュ『ドラゴン・ヴォランの部屋』(千葉康樹訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。
今週買った本。
●ウォルター・テヴィス『地球に落ちてきた男』(古沢嘉通訳/二見書房)
●宮内悠介『カブールの園』(文藝春秋)
テヴィスは訳者あとがきを読むためだけにと云っても過言ではない。『カブールの園』はKindle版を購入。
Abebooksで検索して本を註文。
○William Sharp Vistas (1906)
これはアメリカ版で、イギリス版には収録されてゐない作品が入ってゐと知って。
○William Sharp Papers Critical & Reminiscent
○William Sharp Poems
この二冊はHeinemannのシャープ選集(のはず)。
日本の古本屋で検索して、吹田市の天牛書店に
●『定本 尾崎翠全集 全2巻』(筑摩書房/1998年)
を註文。
尾崎翠の本を読んでゐる。「第七官界彷徨」など、実に面白い。もっと早く読めばよかったと思ふくらゐ。しかし、ウィリアム・シャープとフィオナ・マクラウドの関係がどうしてこんなに気になるのかはよく判らない。
買った本。
●オルダス・ハクスリー『すばらしい新世界』(大森望訳/ハヤカワepi文庫)
●ジョージ・オーウェル『動物農場』(山形浩生訳/ハヤカワepi文庫)
●アルフレッド・ベスター『破壊された男』(伊藤典夫訳/ハヤカワ文庫SF)
●十川信介『夏目漱石』(岩波新書)
●『新編 日本幻想文学集成4』(国書刊行会)
ハヤカワ文庫は3冊とも〈ディストピア小説フェア〉。
Zoran Živkovićの作品集 Inpossible Stories I 。届くのにずいぶんかかった。
シャーリイ・ジャクスン『鳥の巣』(北川依子訳/国書刊行会)読了。今ではそんなに珍しくない多重人格ものだけど、閉じこめられるといふ閉塞感が苦しい。そして、叔母さんが怖い。
マクラウドの評伝がKindle版で安く出てゐるので買ってしまったが、かういふ電子版が出るときは大抵、公共図書館等で無料公開されてゐるものだといふことを思ひ出し、検索してみるとあった。騙された。
ジプシー関係の資料を丸善丸の内本店で購入。
●関口義人『ジプシーを訪ねて』(岩波新書)
●関口義人『図説ジプシー』(河出書房新社)
●ニコル・マルティネス『ジプシー[新版]』(文庫クセジュ)
ウィリアム・シャープ関係の資料として。そんなに詳しくならなくてもいいのだが、何も知らないわけにはいかないので。必要ならこれらの本で紹介されてゐる参考文献を読めばいいと思ふが、おそらくその必要はないだらう。
ヴァーノン・リー幻想作品集の準備をしてゐた頃から刊行が予告されてゐて、なかなか出ないと思ってゐたヴァーノン・リー書簡集がいつの間にか出てゐた。Kindle版があるので早速購入。しかし、高い。
○Amanda Gagel, ed. Selected Letters of Vernon Lee, 1856 - 1935: Volume I, 1865-1884 (Routledge)
もうヴァーノン・リーの作品集は出してしまって、今後私がヴァーノン・リー関係の本に関はることはなささうなのだが、ではどうして買ったのかといふと、ウィリアム・シャープ/フィオナ・マクラウドの名前が出てくるからである。ウィリアム・シャープ(フィオナ・マクラウド)はヴァーノン・リーの兄Eugene Lee-Hamiltonの詩集の序文を書いたりしてゐるのだ。早速中を覗いてみたが、あまり関係なささうだった。まあ、いいか。
そのフィオナ・マクラウド/ウィリアム・シャープの本をAbebooks.com経由で註文した。
○Fiona Macleod The Divine Adventure (1907)
これはアメリカの出版社から刊行された本。Old World Seriesといふシリーズの一冊か。限定925部。
○Fiona Macleod Das göttliche Abenteuer (1920)
これは上記の本のドイツ語版。ミュンヘンのVerlag der Weißen Bücherから刊行された。そんなに珍しいものではなささうだが(古書価が高くないので)、今まで気づいてゐなかった本。これは嬉しい。
○William Sharp Studies and Appreciations (1912)
これはHeinemannのウィリアム・シャープ作品集の一冊。多分、参考にする内容ではないと思ふのだが、念のため。
元日からウィリアム・シャープの作品を訳す。朝から訳す。全然進まない。