過去の日記
William Heaney The Memoirs of a Master Forger [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]を読みながら出勤。が、あまり進まなかった。といふのは、今朝も寝坊して少し遅い電車に乗って出勤したからである。日の出が遅くなって目覚めたときに真っ暗なので時間が判りにくいといふこともあるのだらうか。目覚めてゐても勘違ひしてすぐに起きないこともあるのだ。四時と五時の区別が付かなくなってきてゐる。ただ寝ぼけてゐるだけならいいのだが、ぼけてきてゐるのだとしたら少し困る。いや、大いに困る。とにかく、少し遅れると混んでゐて、本が読めないことがあるのだ。早ければいいといふ訳でもなくて、今日は速い電車に乗れて安心だと思ったのも束の間、鼾で本に気持ちが集中できないこともある。音楽でも聴けばいいのだらうが、私はどうも怖くて外では音楽を聴けない。周囲で何が起こってゐるのか判らなくなるからである。何が起こってゐるのか判らなくして本に集中しようといふことなのだから当然なのだが、それでは危険を察知できなくなってしまふ。電車に乗って通勤するだけでも、いつ誰にホームから突き落とされたり、刃物で刺されたりするか判らない時代である。常に危険を察知できるやうにしておかなければ。
突然、ヴァーノン・リーの本を買ひたくなって、Amazon.co.jpに、
○Vernon Lee The Virgin of the Seven Daggers: Excursions into Fantasy (Penguin Classics, 2008/10) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
を註文した。しかし、考へてみれば、2002年にAsh-Tree Pressから刊行されたHauntings [Amazon.co.jp, Ash-Tree Press]を持ってゐるのだから、今更この本を註文する必要もなかったのではないか。一体私は何をしてゐるのだ。引っ越し前に荷物を少しでも減らしたいと思ってゐるこのときに。
William Heaney The Memoirs of a Master Forger [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]を読みながら出勤。面白くなってきた。これなら最後まで読み終へられさう。
仕事の帰りに池袋東武の旭屋書店に寄り、恥づかしい本を買ってしまった。
●岩崎純一『音に色が見える世界』(720円+税/PHP新書)[amazon.co.jp, bk1,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]
●勝間和代『目立つ力』(740円+税/小学館101新書)[amazon.co.jp, bk1,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]
の二冊を買ったのだが、恥づかしいのはもちろん共感覚の本ではなく、勝間和代である。私はこの人の本があまり好きではない。本当に懸命に生きないと許されないやうな感じになってくるからだ。しかも今回は「インターネットで人生を変える方法」などといふ副題の本である。インターネットで人生が変はってたまるか。インターネットで「目立つ」ことは立体名刺である。さうやって自分の評価を高め、評判を広め、人と繋がっていけば新しい人生が開けるといふ訳だ。本当かね。そのためにはまづブログでも書けといふ。漫然と書くだけでなく、コンセプト、目的、内容を決め、読者を想定し、差別化を考へよといふ。これは別に目新しい考へ方ではなく、インターネット関連の本ではいつも云はれることだ。さうやって努力しても、駄目な人は駄目である。99%くらゐの人が駄目だと思ふ。その人にしか書けない内容を、読者に訴へる文章で書ける人なんて、なかなかゐない。さういふ人がゐたならば、こんな本を読まなくても何れは目立つやうになり、評価されるやうになると思ふのだ。
私は10年この日記を書いてゐるが、読者数はそんなに増えないし、仕事をもらったことはほとんどないし(全然ない訳でもない)、人との繋がりは一向に増えない。人との出合ひが嫌ひなのだから仕方がないのだが。RSSリーダでこの日記を購読するとタイトルが表示されるが、この本によればタイトルは大事なんださうだ。タイトルだけで内容が判るものでないと、読んでもらへないのだといふ。私は内容を全く想像できないタイトルを毎日何かの本から引用してゐるから、何の役にも立たないタイトルである。また、歴史的仮名遣ひを使用することにより、検索サイトの解析と表示に不便になるやうに心がけてみた。コメントを付けられるやうにせず、読者との交流が生まれないやうにしてゐる。どれもこれも、本書で勧められてゐることと正反対である。ただの偏屈な書痴である。アフィリエイトは儲かるものではないといふところは、本書と私で意見の一致するところだ。それでも、載せた方がいいといふところも。
ブログなんかで人生が変はってたまるものか。その人は、その人の能力と努力で人生が変はったに違ひない。ブログで変はったのではないのだ。
私は変はらない。さう毎日心がけてゐる。偏屈になるとはさういふことに違ひない。
『書痴半代記』読了。序文を書いてゐるのが城左門で、本文中に城左門は城昌幸のことだと書いてあったのでおやと思ったのだが、後書きに城昌幸に序文を書いてもらったと明記してゐた。あまり私は馴染みがない作家なのでだからどうといふ感動もないのだが、「若さま侍捕物手帖」の城昌幸だ。多分私は『怪奇の創造』しか持ってゐないのではなからうか。1982年に有楽出版社から出たものか。他にはアンソロジーに短篇が収録されてゐるだらう。有名な「若さま侍捕物手帖」は一冊も持ってゐない。
朝、目が覚めて時計を見て驚愕する。普段ならもう家を出て歩いてゐる時間である。昨夜は遅くなったといふことと、寒くなって前よりも快適に眠れるやうになってきたからであらう。慌てて起きて朝食を食べ、出勤。仕事自体は二時間くらゐ遅れても平気なのだが、少し遅い時間の電車だと本を読みにくくなるのだ。だから、今朝はあまり本が読めなかった。行き帰りの電車の中で本が読めなかったら、何のために出勤してゐるか判らないではないか。
紀伊國屋書店から、菊池理夫・菊池邦子『基礎からわかる間取りの読み方描き方教室』(2000円+税/週刊住宅新聞社)[Amazon.co.jp
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bk1,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]とニール・ゲイマン『壊れやすいもの』(金原瑞人・野沢佳織訳/2800円+税/角川書店)[amazon.co.jp,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]が届く。『間取り』の本は、住宅に関する一般的な話がほとんどで、ごく真っ当な内容ではあるのだが、間取り図に関するマニアックな変な本を期待してゐた私は少々がっかりしたのだった。
職場でUbuntu8.10で使用してゐるPCに9.10を新規インストールしたら、ファイルのバックアップをとっておいたハードディスクが認識できなくなってしまった。何度かやってゐるうちに認識・マウントがなされるやうになったのだが、中に見えるのは今日コピーしたファイルではなく、なぜか二年前のバックアップのみ。二年分の記憶が消えてしまった。本当に何もできない。この大きな欠落は無視できない。本当に頭の一部を奪はれたやうな感じがする。どうしようもなくなって帰宅したものの、絶望的な夜を迎へてゐるところである。
歩いても汗をかかないくらゐ寒くなったので、今日は外出することにした。西新宿にあるTOTOのショールームである。主に浴室の改装に関する相談に行く。リフォーム業者とはある程度打ち合はせずみだが、材質や色はショールームで自分の目で見てきた方がいいと云はれたのだ。云ふことは尤もだと思ったので出かけたのだが、浴室のことなどあまり考へたことがないので気分は重い。書庫のことなら年中考へてゐるのだが。
出かけるときに悩んだのが行き帰りの電車の中で読む本である。今日は荷物を持たずに出かけたかったので、上着のポケットに入る文庫本がいい。しかも、あまり厚くないものが望ましい。書棚を見てもまだ読んでゐない本が近くにはなかった。この頃、本をよく読んでゐるのだらうか。ふと、岩佐東一郎『書痴半代記』(ウェッジ文庫)[amazon.co.jp, bk1,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]を買っただけでまだ読んでゐなかったことを思ひだした。これにしてみようと心に決めて、西新宿に向かったのである。面白い。これは面白い。本が好きな人の文章は大抵面白いが、昔の書痴の語りには現代人とはまた違ふ味はひがあるといふものである。40ページくらゐ残った中途半端な状態になってしまってゐるが、残りは明日の楽しみにとっておかう。
浴室や厨房の話をした後に、ビックカメラで冷暖房機、照明、冷蔵庫など見る。人が生きて行くにはいろいろなものが必要なのだとよく判った。しかし、金がかかってしかたがない。
それにしても、何とかイオンの類の胡散臭い商品が如何に多いことか。どれだけ騙されれば気が済むのだと云ひたいくらゐである。同時に、イオン抜きで機種を探せば安くて効率的なものが見つけられさうな感じがしてきた。
書棚を選んだりできるのはまだまだ先である。
アーサー・C・クラーク『メデューサとの出会い』(中村融編/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]で思ひ出したことを記すのを忘れてゐた。エッセイ「五感以上」の中で、蝙蝠の「音響定位」の話が出てきた。蝙蝠の話の後、人間も実は音で物の位置を推定してゐることを、暴風雨の音の中で卓球をしたら球の位置を捕へづらくて試合にならなかったと書いてあった。耳の聞こえる普通の人も比較的簡単にこの音響定位の能力を身につけられるらしいのだ。今年七月のナショナルジオツラフィックの記事「反響定位、人間でも訓練で可能に」を読むと、十人の学生を使って実験したところ、数日のトレーニングで舌打ち音を使って効果的に歩行の障害になる物体を感知できたといふ。私も練習してみようかと思ったのだが、まづは連続的に安定した舌打ち音を出す練習をしなければならないことが判って嫌になった。
今年のWorld Fantasy Awardが発表された(worldfantasy.org)。ジェフリイ・フォードが長篇部門The Shadow Year [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]と短篇集部門The Drowned Life [Amazon.co.jp
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紀伊國屋]の二つも受賞してゐるではないか。私は両方とも持ってゐるのに、どちらも読んでゐない。The Shadow Yearの方は途中まで読んだのだが、いつの間にかやめてしまった。短篇版の方は読んでゐるのだが。短篇集は読むつもりだったのに、いつの間にかどこかへ。引っ越したあと姿を見てゐない。見つけ出して読みたいのだが、またもうすぐ引っ越しだから難しいところだ。せっかくかうやって久しぶりに賞を取った、しかも二部門もとったのだから、短篇集を一つ日本で出せないものだらうか。
受賞作品リストを見てゐたら、今年はファンタジイの年間傑作アンソロジーを註文してゐないことに気がついた。いくつか買っておいた方がいいだらう。もうすぐ引っ越しだけど。といふことで、紀伊國屋書店に以下の本を註文。
○Fantasy: The Best of the Year, 2009 Edition (Prime Books, 2009/9/30) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
○The Year's Best Science Fiction and Fantasy, 2009 (Prime Books, 2009/11) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
○Jonathan Strahan The Best Science Fiction and Fantasy of the Year (Nightshade Book, 2009/03) [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]
以上三冊。3月に出たStrahan編のを前に買ってゐなければいいのだが。表紙に見覚えがないし、三月は引っ越し作業中だから洋書は註文してゐないはづなのだが。自分の日記を検索してみたところ、昨年と一昨年には註文してゐるが、三巻目となる今年の三月には註文してゐなかったやうだ。かうやって買ふだけでなく、ちゃんと読まなければ。本を買ふたびに反省してゐる。
年末の改装工事と引っ越しに備へ、昨日から間取り作成アプリケーションの使い方などを調べてゐたのだが、気がつくと部屋の間取りと内装、家具の配置などに没頭してゐた。本が全然読めなかったではないか。しかし、本を効率的に収納するためにも必要な作業である。昨日と今日調べた限りでは、Floorplannerが使ひやすくて便利に思へた。
熱中すると本を買ってしまふのが悪い癖だ。「間取りとはそもそも何なのか」を真剣に考へてゐるうちに、気がつくと紀伊國屋書店に本を註文してゐた。
●菊池理夫・菊池邦子『基礎からわかる間取りの読み方描き方教室』(2000円+税/週刊住宅新聞社)[Amazon.co.jp,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]
●ニール・ゲイマン『壊れやすいもの』(金原瑞人・野沢佳織訳/2800円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1,
楽天,
紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]
を註文。間取りの本とニール・ゲイマンである。こんな本を買ふこともないんぢゃないかと自分でも思ふものの、今は頭の中は部屋の図面でいっぱいなのだ。
紀伊國屋書店から、鈴木努『Rで学ぶデータサイエンス8 ネットワーク分析』(3300円+税/共立出版)[amazon.co.jp,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]、金森敬文他『Rで学ぶデータサイエンス5 パターン認識 』(3700円+税/共立出版)[amazon.co.jp,
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]、田中孝文『Rによる時系列分析入門』(3000円+税/シーエービー出版)[Amazon.co.jp
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紀伊國屋書店,
Yahoo! Books]が届く。全部R関連の本。ネットワーク分析は今までまったくやったことがないので、いろいろと新鮮である。
今日もWilliam Heaney The Memoirs of a Master Forger [Amazon.co.jp,
紀伊國屋]を読みながら出勤。昨日よりも少し進む。
昼に神田古本まつりをちょっと見てみた。何だか私の知らない古本祭りである。よく判らないのに混雑してゐるので、すぐにその場から去る。
オンラインの無料間取りアプリケーションを使って、リフォーム・引っ越し後の計画など立ててみようと考へる。使ひ方がよく判らずなかなか先に進めない。使へるやうになったら、別館の方で報告しよう。