月末までに買った本。
と思ったが、あれから何も買ってゐなかった。雑誌のバックナンバーだが、「幽」vol. 19(2013)が届いた。ネットオークションで落札したもの。ジェイムズ・ブランチ・キャベル「コリンナについて」(南條竹則訳)が収録されてゐるのである。
今月は、和書を10冊、洋書を3冊購入。少ないな。
今月スキャンしてpdf化した本。
◆坂井文彦『「片頭痛」からの卒業』(講談社現代新書)
◆タテノカズヒロ『コサインなんて人生に関係ないと思った人のための数学のはなし』(中公新書ラクレ)
今週買った本。
●フラン・オブライエン『ドーキー古文書』(大澤正佳訳/白水社)
●『カート・ヴォネガット全短篇3』(大森望監修/早川書房)
●『世界名作探偵小説選』(作品社)
●『実験医学増刊 腸内細菌叢』(羊土社)
●菊池良和『吃音の世界』(光文社新書)
●桑木野幸司『記憶術全史』(講談社選書メチエ)
最後の二冊はKindle版を購入。
『吃音の世界』読了。吃音とはどういふもので、それにどう接するべきかといふやうな内容だが、知ってゐることが多かった。それでも、読んでよかったとは思ふ。
『記憶術全史』を読みはじめてしまふ。キャベルの本を読む予定だったのに。古代の記憶術が建築的、身体的であることに驚く。実際にそんな方法で記憶ができるのだらうかと思ひながら読み進める。まだ三分の一くらゐ。面白い。
E・H・ヴィシャック『メドゥーサ』(安原和見訳/アトリエサード)ご恵贈賜りました。ナイトランド叢書最新刊。
ずっとジャーゲンの直し。
今週買った本。
○Maurice Duke James Branch Cabell: A Reference Guide (G K Hall & Co, 1979)
○Edgar E. MacDonald James Branch Cabell and Richmond-In-Virginia (University Press of Mississippi, 1993)
どちらもキャベル関係の本である。
本の雑誌2月号を買った。特集は「週末本屋さんをやろう!」 本棚が見たい!は杉江松恋さん。
Zoran ŽivkovićのThe Fourth Circle/The Book/Escher’s Loops (Cadmus Press) の三冊を表紙絵を描いてゐるYouchanさんからお送りいただきました。ジヴコヴィッチ・コレクションのソフトカバー版。ありがたうございました。
先週買った本。
●スー・バーク『セミオーシス』(水越真麻訳/ハヤカワ文庫SF)
●R・オースティン・フリーマン『キャッツ・アイ』(渕上痩平訳/ちくま文庫)
●ダニロ・キシュ『死者の百科事典』(山崎佳代子訳/創元ライブラリ)
以上三冊。
フランシス・ハーディング『カッコーの歌』(児玉敦子訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。あの『嘘の木』の作者の新刊。
ハインラインの『ヨブ』を読んだ。前に読んだことがあるかも知れない。この作品の副題はA Comedy of Justiceでジャーゲンと同じなのだ。主人公は天国に行ったり地獄へ行ったり、そしてコシュチェイに会ったり、ジャーゲンに似てゐるのだが、どう考へてもジャーゲンの方が百倍くらゐ面白い。
今年に入って買った本。
●『聖書』(聖書協会共同訳/日本聖書協会)
昨年十二月に出てゐたのだが、すっかり見逃してゐた。新共同訳以来三十一年ぶりの改訳。聖書を引用するときはこれからは「聖書協会共同訳」にしようか……と思って買ってきた。
○James Branch Cabell The Judging of Jurgen (1920)
これは『ジャーゲン』の発禁裁判のパロディなのだが、何と百ドル以上の価格を我慢して註文したら、これがネット上に無料でダウロード可能なpdfファイルとして公開されてゐたのだ。しかも、その中身は、『ジャーゲン』の序文に入ってゐて(もちろん、初版のではなく、裁判以降の版だろうが)、Storisende版では本文に組み込まれたものである。
まあ、いいか。
昨日書くのを忘れてゐた。新年になってしまったではないか。
昨年は和書を146冊、洋書を93冊、計239冊の本を買った。和書の数は2015年から311->247->188->146と減少してきた。驚くほどの減少である。洋書は2015年から、103->78->66->93冊とやや復調。総数は、414->325->254->239冊と減少の一途を辿ってゐる。5年くらゐ経ったら、「この字を印刷した紙を束ねて綴じたものは一体何といふもので、何に使ふものなのか」などと云ひさうである。生きてゐればだが。
ここの左にまた一年分のリンクを増設しなくてはならないのだが、そもそもリンクを張るのをここ数箇月怠ってゐるやうな気がする。