bk1に本を註文。
●オリヴェーロ・ディリベルト『悪魔に魅入られた本の城』(望月紀子訳/1900円+税/晶文社)[amazon.co.jp, bk1]
●天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2,700円+税/ブッキング)[amazon.co.jp, bk1]
●キャロリン・パークハースト『バベルの犬』(小川高義訳/1,800円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1]
●池伊佐夫『神保町の蟲』(1,700円+税/東京書籍)[amazon.co.jp, bk1]
●マシュー・バトルズ『図書館の興亡』(白須英子訳/2,500円+税/草思社)[amazon.co.jp, bk1]
●『ウィリアム・テン短編集〈1〉・〈2〉』(中村保男訳/〈1〉860円+税〈2〉800円+税/創元SF文庫)[〈1〉amazon.co.jp, bk1] /〈2〉[amazon.co.jp, bk1]
以上六冊。
Vine Linux 3.1CRをHancomLinuxショッピングモールに註文。アップグレードということで、価格+税金+送料で7220円。
今日は一日ダンセイニの翻訳……のはづが、JSPやPHPファイルの細かい修正に思はぬ時間を取られてしまったりした。でも、今朝はゆっくりしたので、少し体力は恢復したやうな気がする。
日記更新用のJSPファイルの修正をしてゐたら、今日の日記の上に明日の日記を上書きしてしまった。なんといふことだ。今日の日記を明日書き直さねばならないとは。
東京創元社から本をお送りいただく。ありがたうございました。
フリッツ・ライバー『魔の都の二剣士』(浅倉久志訳/780円+税/創元推理文庫)[amazon, bk1]、エドモンド・ハミルトン『太陽系七つの秘宝/謎の宇宙船強奪団』 (野田昌宏訳/1,200円+税/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1]、グレッグ・イーガン『万物理論』(山岸真訳/1,200円/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1]の三冊。イーガンは思ひのほか分厚くてちょっと驚いた。〈ファファード&グレイ・マウザー〉は、1977年からの刊行時に出なかった巻の翻訳もすでに終はってゐると後書きに書いてあったので安心する。
RSSリーダをダウンロードして使ってみた。このページをRSSで配信してみようかと思ったのに、どういふふうにRSSリーダで見えるのかが判らなくては始まらないからだ。MacOSXで使へるものとして、パラボナミニ1.2、PulpFiction Lite 1.1.1、NewFire 0.2.7を試してみた。圧倒的にPulpFictionが使ひやすい。名前もいい。MacOSXらしい操作性で、記事の詳細もそのまま画面に表示されるので、別にWWWブラウザを開く必要もない。しかし、何がどう認識されて表示されるのかよく判ってゐないので、この日記をRSS配信するのはまだ先の話になりさうな気配。こんなことばかりしてゐる暇があったら、ダンセイニの翻訳をしなければならないといふ状況でもあるし。
こんなことを書いたやうな気がするのだが。多少違ってゐても、誰かに迷惑をかけるといふこともないだらう。
今日は疲れてゐるので、もう寝ます。買ひたい本はいくつもあるのですがね。来週からこのページ、RSS配信してみようかなとも思ってゐますが、無理かな。
今日から何を持って出勤しようかと迷ひながら書棚を眺めてゐたら、アルフレッド・ベスター『願い星、叶い星』(中村融訳/1,900円+税/河出書房新社)[amazon, bk1]をまだ読んでゐなかったことに気づき、これを手に取って出勤。私の通勤時の電車乗車時間は片道七分しかないので、通勤時間ではなかなかページは進まず、一日で僅か二篇。でも、素晴らしい味はひの二篇であった。この先が楽しみである。
月曜日に届いた本をやうやく手に取って開いてみた。『神田神保町古本屋散歩』[amazon.co.jp, bk1]に思はず見入ってしまった。神田神保町の古本屋に今すぐ行きたくなって、困る。今はすぐに行けないところに住んでゐるのだ。
昨日書き忘れたのだが、前に買ったことがあるはづなのに書棚に見つからないといって新たに註文したホルヘ・ルイス・ボルヘス『伝奇集』(鼓直訳/588円/岩波文庫)[amazon.co.jp, bk1]だが、埼玉の家で書棚の整理をしてゐたら、文庫とハードカバーと二冊もあるのを見つけた。もしかしたら、読んだこともあるのかも知れない。いろいろ意外な本を見つけて面白かった。さういへば、東京のある大学のSF研の会誌を捲ってゐたら、河出書房のO氏が昔翻訳したファンタジイ評論が掲載されてゐるのを見つけてしまった。でも、読む時間はなかった。残念。
朝6時55分発の飛行機で福岡へ。『「人間嫌い」の言い分』[amazon.co.jp, bk1]を読み終へ、続けて、藤木良明『マンションにいつまで住めるのか』[amazon.co.jp, bk1]を読みながら出勤。
bk1から本が届く。『PHP5逆引き大全』[amazon.co.jp, bk1]と粕谷知世『アマゾニア』[amazon.co.jp, bk1]である。PHP5の本は役立ちさう。
SFマガジン編集部から、SFマガジン12月号[amazon.co.jp, bk1]が届く。今号はジョージ・R・R・マーティン特集。一昨日特集解説だけは読めと云はれたので、それだけは読んでおかねば。しかし、今日はもう眠いので寝かせてください。
今回の出張の目的の研究打ち合はせは昼からなので、朝は書棚の整理。古い学会誌や科学雑誌を殆ど処分する。十年以上前に使った化学の教科書の類ひも大半を処分。仕事で使ひさうになく、思ひ入れのない日本の小説だとか海外推理小説なども多少処分してみたりする。それだけでも、それなりに重い山となって詰み上がって行くのだ。学会誌は古紙引き取り業者を呼び、本の方は後で母が古本屋を呼ぶことになる。棚の奥で見つけたSF関係のファンジンは古紙で出すしかないが、今回は何となく躊躇ひ、そのままにする。欲しい人がゐたら譲りますが、どうですか。大学SF研の会誌・会報などですね。1980年代後半のものが殆ど。12月10日頃に処分するので、関心のある方はご聯絡ください。
10時過ぎに家を出て、池袋の旭屋書店で今日と明日に読む本を買ふ。
●川田茂雄『社長をだせ!』(648円+税/宝島社文庫)[amazon.co.jp, bk1]
●長山靖生『「人間嫌い」の言い分』(700円+税/光文社新書)[amazon.co.jp, bk1]
●藤木良明『マンションにいつまで住めるのか』(740円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1]
電車や飛行機の中で読む本なので、物理的に軽い本を選んでしまふ。いくら読みたい本でも、ハードカバー500ページとかいふとやはり嫌だ。他に荷物もあるのだし。最初の本は、カメラを作ってゐる会社のクレーム処理をしてゐた人の話。こんな無茶なことをいふ奴がゐるといふ話は面白いが、後半はちょっと飽きてしまった。どこかで読んだパソコンのサポートセンターの話の方が面白かったやうな気がする。二冊目のは、長山靖生さんの本だ。まるで知り合ひのやうな口ぶりだが、実際に会ったことも話したこともある。何年も前の話で、親しい訳でもないが。昼食を一緒に食べたやうな記憶がある。ま、そんなことはどうでもよくて、この本は、隅から隅まで、全くそのとほり! と云ひながら読みたくなる内容である。私は若い頃から人間嫌ひを自覚してゐるので、さほど新たな発見は見出せなかったが、長い間の自分の考へを代はりにまとめてくれたやうな感じがして、頭の中がすっきりした。三冊目のは、別にマンションを買ふ予定がある訳ではなく、本当に「マンションにいつまで住めるのか」と疑問に思ったからだ。私は頭が古いので何となくマンションは仮の住まひのやうな感じがしてゐたのだが、昨今ではさうでもないやうだし、だとするといつまで住めるのだらうかと思ふのは当然のことだらう。母が、一人になったら便利な都会のマンションに住みたいといったりしたこともあったので。
昼からは研究打ち合はせ。ゲノムやトランスクリプトームやプロテオームの話など。夜になると宴会である。これが私は苦手である。一人一人はさほど苦手な相手ではないのだが、それが十人集まるともう苦手である。しかも、宴会となると全く駄目だ。何度も聞いたやうな冗談を誰かが云って、わはわはわはと皆で笑ふ、その中に入っていけないのだ。とにかく、時間が過ぎて宴会が終はるのを祈りながら、眼の前の食べ物を喰ふだけである。苦手な宴会が終はるともうぐったりしてゐる。いや、始まる前からぐったりしてゐたのかも知れない。数ヶ月ぶりに会った人に、ずいぶん痩せたんじゃない? さっき部屋に入って来たのを見たとき吃驚したよと云はれた。確かに痩せました。やつれました。でも、びっくりする程だらうか。さういへば、数週間前にも、やはり一年ぶりに会った人に、痩せたのではないかと云はれたのだった。やはりやつれて見えるのか。それで、この頃、苦手な宴会中に大丈夫ですかと何度も訊かれることが多くなったのか。そんなに具合が悪さうに見えるのか。実際に具合が悪いのかどうかはよく判らない。新松戸の駅のトイレを使ったときに尿が赤く見えたのは、あれは何だったのだらうか。もしかしたら、具合が悪いのかも。ぐったりしながら、蒲田のホテルに辿り着いて寝る。
bk1から、『神田神保町古本屋散歩』[amazon.co.jp, bk1]、村上征勝『シェークスピアは誰ですか?』[amazon.co.jp, bk1]、古川日出男『gift』[amazon.co.jp, bk1]、タニス・リー『鏡の森』[amazon.co.jp, bk1]、ウィリアム・ブレイズ『書物の敵』[amazon.co.jp, bk1]、テリー・プラチェット『刈り入れ』[amazon.co.jp, bk1]が届く。が、箱を開ける時間もなく、夕方から、Perfect Circleを持って出張。埼玉の家に帰る前に、ファンタジイ関係の打ち合はせ。麦酒を飲んでも頭が激しく痛むこともなく。帰宅。それは良かったのだが、Perfect Circleを出張一日目に読み終へてしまった。明日はどうやって過ごせばいいのだ。その本の中身だが、テキサスに住む、離婚した妻と娘のゐるちょっと冴えない32歳の男が主人公。ちゃんとした職にも就かず、娘には二週間に一度バスに乗って会ひに行くだけ。この男、幽霊が見えるのである。幽霊退治みたいな仕事をして、ちょっとした金を稼いだりしてゐる。バスに乗って娘に会ひに行くのは、車の運転ができないからで、それは幽霊が見えるからだった。道を幽霊が歩いてゐると運転はしづらいのだ。この主人公がいろいろな経験をしていく話なのだが、幽霊が見えるところとか、テキサスの描写とか(ただ個人的に懐かしいだけだが)、なかなか雰囲気はよいのだけれど、結局は駄目な男がちょっと人間的に成長したやうな結末は気に入らない。うまくまとめられてしまったやうな気がして。それでゐて、雰囲気は結構荒んでいたりするのだ。
bk1から、エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』[amazon, bk1]が届く。原書で読んでゐるので通して本書を読み返すことはないかも知れないが、少しページを捲ってみるだけでさまざまな場面が頭の中に蘇る。後書きにも記されてゐるやうに、自閉症の主人公の視点が独特の世界を作ってゐるのだが、この主人公の「〈ノーマル〉な人との接触に対する焦りと戸惑ひ」は私が実は毎日感じてゐることで、人と接触するのが苦痛で重荷だったりするのだ(極く稀に苦痛でない場合もある)。だから、さほど特異な視点だとは感じてゐない。社会的相互作用における支障とか言語障害とか、さういふものがあることを毎日感じてゐるのだ。それは、どうにも解決できないことなので、諦めて本を買ったり読んだりしてゐる。
ダンセイニの翻訳を始めた途端に行き詰まったので、bk1に本を註文。
●『PHP5逆引き大全』(2,600円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1]
●粕谷知世『アマゾニア』(2,300円+税/中央公論新社)[amazon.co.jp, bk1]
の二冊。またPHPの本なんか買ってしまった。使はないくせに。
EGWORD PURE 9(EGBRIDGE 15)がERGOSOFTから届く。早速インストール。あまり変化は感じられないが、EGWORD PURE 9で縦書き原稿用紙の横スクロールが画期的な変化だらうか。横スクロールでなければ、長い縦書き文章は書けないと私はいつもワープロソフトのアンケートに書き続けてきたのだが、やうやく気づいてくれて嬉しい。でも、歴史的仮名遣ひに対応してくれといふのには耳を傾けてもらへないやうだ。
サーバとしてこのページの提示を務めてきたFMV 6550CL4eにVine Linux 3.0をインストールして、娘に貸与する。MacOS9.2のEudoraで受信してゐたメールは、Sylpheedでそのまま取り込めるのだが、実際にはそのままでは文字コードと改行コードがMacOS9とLinuxでは違ふのでうまくいかない。Jeditで一度開いて変換したらうまく取り込めた。あちこちのWebサイトからダウンロードしてきたくだらないファイルはそのまま移動するだけ。どうせ、電子メールが使へて、Webブラウザが利用できて、あとは簡単な文書が書ければ十分だから、さほど戸惑ふこともないだらう。今は、移してきた日本語のファイル名の文字化け修正に勤しんでゐる模様。うまくLinuxに馴染んでくれれば、将来本体を買ひ替へるのが安上がりにすみさうだ。
颱風24号がいきなり進路を北向きに変へ始めたやうだ。明日から出張だから、日本に近寄って欲しくない。三日後に飛行機が飛ばなくなると困るのだ。
サーバをVine Linux 3.0@FMV6866SL7に移行した。ネットワーク設定が思ふやうにできず、二時間ほどこのページに繋がらない状態が続いてしまった。なかなか設定入力が反映されなかったのだ。結局、古い設定方法(netconfigだったか、もう忘れてしまった)で設定してやうやく繋がるやうになった。Linuxはこの辺りの設定がどうも思ふやうにいかない。それでも何とか移行が完了し、また元通り動くやうになったと思ふ。同時にPHPを5.02に上げてみた。./configure時のさまざまな指定が不完全で、前はうまく動かなかったやうである。本体から聞こえてくる音が前より少し静かになったやうな気がする。
サーバの移行と同時にPowerMac G4の方を三連続モニタにしてみる。真ん中の19インチのをVine Linuxと切り替へて使ひ、両脇に15インチのモニタを置いてみた。広い! 広過ぎる! 左端から右端までカーソルを持っていくだけで指が疲れてしまふ。カーソルがどこにあるのかすぐに見失ってしまふし。でも、辞書、翻訳に使ふ原文、翻訳文、Webブラウザを使った検索画面などを一度に並べられるのでなかなか便利だ。後は、右端の方の椅子から遠い部分がよく見えないので、視力を上げなければ。何だか、右端のモニタだけ暗いのだ。いろいろ設定を変へてみたのだが。だから、なほさらよく見えない。スクリーンショットを撮ってみたけれど、この画面に収めるのは困難だと判った。
とにかく、広くなったモニタを駆使して、明日からダンセイニの翻訳に邁進だ。
3.0で動き始めた我が家のVine Linuxだが、今日3.1製品版の発売のお知らせが届いた。買ってみるつもりである。このVine Linuxは確かに使ひやすいので、調子の悪い娘のMac OS 9.2@PowerMac 7500/G3と入れ替へやうか。家でLinuxを使ふ中学生といふのも、些か将来が不安ではあるが。
16日にbk1に註文した本が届く。ハワード・ジャクソン『英語辞書学への招待』[amazon.co.jp, bk1]、ロバート・ジョーダン『新たなる春 始まりの書(上・下)』上[amazon.co.jp, bk1]・下[amazon.co.jp, bk1]、畠中恵『ゆめつげ』[amazon, bk1]である。箱から出したのはいいのだが、眠くて本が開けない。読むのはまた先のことだろう。
眠くてもとりあへず本を註文。bk1に、
●『神田神保町古本屋散歩』(1,429円+税/毎日新聞社)[amazon.co.jp, bk1]
●村上征勝『シェークスピアは誰ですか?』(680+税/文春新書)[amazon.co.jp, bk1]
●古川日出男『gift』(1,300円+税/集英社)[amazon.co.jp, bk1]
●タニス・リー『鏡の森』(環早苗訳/1,280円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1]
●ウィリアム・ブレイズ『書物の敵』(高宮利行監修・高橋勇訳/2,400円+税/八坂書房)[amazon.co.jp, bk1]
●テリー・プラチェット『刈り入れ』(久賀宣人訳/1,800円+税/鳥影社)[amazon.co.jp, bk1]
以上六冊。眠いので、それぞれの本については忘備録の方で。
家ではStarSuite7とBluefishをインストールしたところで、もう眠気に勝てない。明日はきっとサーバーの切り替へを行ひます。だから、一時的につながりにくい時間があるかも知れません。万が一、さういふ状況に遭遇したら、切り替へ作業で狼狽へてゐるのだらうと思ってください。
東京創元社からダイアナ・ウィン・ジョーンズ『聖なる島々へ』(田村美佐子訳/860円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]をいただく。ありがたうございました。〈デイルマーク王国史2〉である。1をまだ読んでゐないので、もうしばらく待たねばならない。
その他、宅配便で届く筈の本が届かない。おそらく昨日の颱風で輸送がとまったのだらう。途中で、水に流されてゐなければよいのだが。
サーバの移行は難航してゐる。職場のも同様。設定が判らなくなって、Googleで検索すると自分のサイトが表示されることが多くなってきた。中には参考にしたところとして私のサイト(屋根裏の方ですね)を引用してゐるところすら見られるやうになってきてゐるので、あまる迂闊なことは書けないと反省した。もっときちんと書かねば、かえって読んでくれた人たちに迷惑をかけてしまいかねない。
アルフレッド・ベスター『願い星、叶い星』(中村融訳/1,900円+税/河出書房新社)[amazon, bk1]を訳者の中村さんからいただく。ありがたうございました。本文を読む時間が今ないのが残念でならないが、巻末の〈奇想コレクション〉続刊予定を見ると、誰でも驚きを感じずにはゐられないはづ。
今日は颱風が接近してきてゐたので、朝早く出勤しようと思ってゐたのだが、思はず寝坊してしまった。四時に起きるつもりが、眼が覚めると五時過ぎ。駅まで行く間に足が濡れてしまった。九時過ぎから風雨が激しくなり、今日届くはづの本が届かなかった。
今日もインストール/設定作業は続き、ProFTPdのインストール完了。設定方法などすっかり忘れてゐるので、思ひのほか時間がかかってしまった。クライアント側のgFtpの使ひ方も判って、これでファイルの移動が可能になったので、今週末にでもこの日記などが置いてあるサーバの交換作業を行はう。とはいふものの、先程MySQLのデータを移さうとして失敗したので、些か不安ではあるが。
職場でも自宅でも、PHP5.02は何だかうまく動かせなくて、結局PHP4.3.9/mysql-4.0.21/apache2.0.52で落ち着いてしまふ。最初からかうすればよかった。いろいろ試したせゐで、昨夜も一昨日の夜も二時間くらゐしか寝てゐない。しかし、意外に仕事には支障がなく、それは普段から起きてゐるのか寝てゐるのか判らないぼんやりした精神状態だからなのか。とは云っても、退屈な会議の最中には気を失なひさうになった。自宅ではもう少し作業を進めて、Tomcat-5.0.28のインストールとApache2との連携まで。
仕事の帰りにLinuxの雑誌を買ってしまった。帰ってきてからは、明日の颱風に備へてベランダの食虫植物の鉢を室内に入れたりする。明日は本が数冊届く予定なのだが、宅配業者が来ない可能性は高い。まあ、雨に濡れて届いたりしては大変なので、濡れないところできちんと保管しておいてくれればいいと思ふことにしようか。
昨日書き忘れたのだが、学会出張の間に乾いて毛氈苔(モウセンゴケ)が枯れてしまった。とりかへしのつかないことをしてしまったといふ思ひで一杯である。残る食虫植物は蝿取草と名前を忘れた細長い毛氈苔のやうな二種だけとなってしまった。悲しい。
Amazon.co.jpから本が届く。Patrick Welch The Casebook of Doakes and HaigとSusanna Clarke and Portia Rosenberg Jonathan Strange & Mr. Norrellである。箱を開けて吃驚。Jonathan Strange & Mr. Norrellはこんなにも分厚いのか。5糎以上もある。これは絶対に読むまい。一方、The Casebook of Doakes and Haigはこれなら読めるかも知れないといふ気分にさせてくれる本。188ページしかないのだ。
家でも職場でもApache2とPHP5とMySQLのコンパイルとインストール。PHP5がどうもよく動かないので、結局PHP4.3を再インストール。どうしてうまく動かないんだ。もう二時になってしまふではないか。
coneco.netからFMV-6866SL7が届く。早速、蓋を外して(外し方がなかなか判らなかった)、メモリとハードディスクの確認。メモリは余ってゐた256MBのが使へさう。ハードディスクは枠に固定する金具がないので、ZIPやMOディスクの空ケースと両面テープで即席ハードディスク固定台を作ってとりあへず嵌め込んでみる。Vine Linux 3.0のインストールCDを入れて起動してみると、あっといふ間にインストール完了。メモリ(256MB x 2枚)もハードディスク(30GB + 20GB)も問題なく認識されてゐた。19インチモニタの認識と出力も問題ない。後は中身を整へるだけだと云へば簡単さうだが、ここからがまた大変である。ApacheとMySQLをインストールしたところで、もう11時半。PHP 5.0.2をどうしようか迷ってゐるところ。
今日はこれだけではなく、ダンセイニの翻訳も少しは進めた。とはいへ、やはりこんなことをしながらでは進みは遅い。時間が足りない。
出かける前に書棚の整理を少々。古い専門雑誌や学会誌を処分する。専門雑誌は10年以上前の情報は殆ど参照することがないので、困ることもないだらう。学会誌などは、英文のものはインターネットを利用してファイルをダウンロードできるやうになってきてゐるので、紙の雑誌を全部保存しておく意味もなくなってきた。それだけで、恐らく数百冊は処分できるはづ。それから古いMacたちも回収業者に出すやう母に頼んでおく。あまりにも古くなってどうにもならなくなってきたので。次回来るときにもっと処分しよう。
朝から学会。筋肉痛である。肩から背中にかけて。PowerBook G4 12"を毎日持ち歩いてゐるせゐだらう。もっと軽いのが欲しい。
学会も最終日なので、書籍売り場で本を買ふ。学会割引で15から20%引きになってゐるところもある。
●キャシー・バーカー『アット・ザ・ヘルム』(浜口道成訳/4800円+税/メディカル・サイエンス・インターナショナル)[amazon.co.jp, bk1]
●アーサー・M・レスク『バイオインフォマティクス基礎講義』(岡崎康司・坊農秀雅監訳/3900円/メディカル・サイエンス・インターナショナル)[amazon.co.jp, bk1]
●郷通子・高橋健一編『基礎と実習 バイオインフォマティクス』(3900円/共立出版)[amazon.co.jp, bk1]
以上三冊。バイオインフォマティクスの本が2冊。同じやうな本ばかり買ってゐるやうな気もするが、遺伝情報の話だけでなくタンパク質の構造と機能の話が載ってゐると、つい買ってしまふ。『アット・ザ・ヘルム』は研究室運営についての本。運営といふことだけでなく、研究者とはどういふ生き物かといふことと密接に関係した内容なのでいろいろな意味で興味深い。
メディカル・サイエンス・インターナショナルで二冊買って、クレジットカードで支払ひ、なんだ割引がないなと些かがっかりしながら、共立出版の小間でもう一冊買はうとしたら、カードが使へないといふ。でも、こちらは二割引だ。財布の中を見たらぎりぎりで支払へさう。まだ書店に出回ってゐない新刊だといふこともあって、思はず買ってしまった。途端に荷物が重くなる。そこで、荷物を預けて発表を聴いたり見たり。本を買ったせゐで昼食代がなくなってしまひ、学会場で売ってゐた180円のサンドイッチで飢ゑをしのぐ。夕方の飛行機で帰る予定だったが、少し早い便に乗る。職場によって重い荷物を置いて、休んでゐる間に届いてゐた荷物を鞄に詰めて帰宅する。本を買ったせゐで切符を買ふ金もなく、38分歩く。情けない。
届いてゐたRADEON 9200 Pro Mac Editionを早速装着。あれ? これはDVIポートのために買ったのだが、すでにDVIポートならあるぢゃないか。二万円無駄な買ひものをしたといふことだらうか。でも、これで三連続画面が実現するからいいではないかと自分を納得させようとしたが、以前、一枚のグラフィックカードでデュアルモニタが可能だと聞いたことがあるやうな気がしてきた。といふことはやはり無駄遣ひだったといふことか。もしさうなら四枚連続画面にしようか。無理すれば机の上に並びさうだが、莫迦みたいだからやめておかう。
出張から帰ってきたら、まづは本の註文であらう。bk1に四冊。
●ハワード・ジャクソン『英語辞書学への招待』(南出康世・石川慎一郎訳/3000円+税/大修館書店)[amazon.co.jp, bk1]
●ロバート・ジョーダン『新たなる春 始まりの書(上・下)』(斉藤伯好訳/各680円+税/ハヤカワ文庫FT)上[amazon.co.jp, bk1]・下[amazon.co.jp, bk1]
●畠中恵『ゆめつげ』(1400円+税/角川書店)[amazon, bk1]
辞書学といふのがどういふものだかよく判ってゐないのだが、これを読めば判るやうになるのかも知れない。楽しみである。ジョーダンのは、シリーズ外伝。『ゆめつげ』は『しゃばけ』の作者の最新刊。
本を註文したらどっと疲れて出て、就寝。
朝から学会。夜は麦酒を飲んでしまって頭痛に苦しむことになる。今は一杯しか飲めない躰になってしまってゐるのに、いつの間にか眼の前にあった二杯目を飲んでしまったのだ。といっても、本当に激しい頭痛にまでは至らず、助かった。本当にひどいと胃が空になるまで吐いて、手の先が痺れてくるのだ。私の知人には、頭痛がひどくなると、上の症状に加へて視野狭窄があるといふから、私の頭痛も大したことはない。
これで終はってもつまらないので、日本航空の機内誌で見かけた記事のことなど。
何でもニューヨークには図書館のやうなホテルがあるさうで、その名もLibrary Hotelといふ。といふことで、早速ホームページを見てみると、確かに本のある部屋があって、読書室もあるやうだ。蔵書は内容にしたがってきちんと分類されてゐる。その数は6000冊。あまり多くはない。料金は普通の部屋で一泊$315から$415である。その辺りの相場は知らないが、私はこんな高いホテルに泊まったことはないので、ニューヨークに行く機会があるとしても、将来この図書館ホテルに泊まる可能性はなささう。私は貧乏なので、今までにアメリカで泊まった一番高いホテルが200ドルくらゐ。何かの学会で止むを得ず泊まったのだった。普段、遊びに行くときはLibrary Hotelの十分の一くらゐの料金の宿ばかりだった。
出かける前に、『蕎麦屋の恋』を読みをへてしまふ。普段読まない分野の本だが、楽しく読めた。しかし、蕎麦屋なんか出てこなかったやうな気がする。蕎麦屋の恋ってなになのだ。蕎麦屋の出前みたいなものか。
Perfect Circleを手に取って学会場へ。学会は歩くので疲れる。しかも、PowerBook G4 12"を持って歩いてゐるので、腕や手が痛くなってしまった。やれやれ。
学会場を出て、夕食を食べて帰宅。今日もほとんどアルコール飲料が摂取できないのが、残念。別に医師に禁止されてゐるとかいふのではなく、飲む元気もなく、それでも飲むと激しい頭痛に襲はれたりする。ずっとこのままなのだらうか。まあ、本が読めなくなる訳でもないので、どうでもいいが。
Perfect Circleを手に取って出張。空港で銀行に電話をして、キャッシュカードを古いといふだけの理由で新しいのに換へてもらふことは可能かと訊ねると、それはできるが、口座のある支店でなければ手続きができないこと、念のため印鑑を持ってきてくれといふ返事であった。印鑑は持ってきてゐないし、口座のある支店に営業時間内に行くことは不可能なので、私のキャッシュカードは当分協和銀行と合併する前の埼玉銀行の青いカードのままだ。これで、飛行機に乗る前に既に一つ処理すべき事項が減ってしまった。
羽田空港で蕎麦を喰ってから、銀座のアップルストアへ。職場で導入を検討したいXserveとかMacOSX Serverについていろいろ訊こうと思ったのだが、「ここは一般のお客様を対象に考へてゐる店なので、サーバについて相談できる店員はいない。コールセンターに電話してくれ」と云はれてしまふ。何といふことだ。サーバを買ふのは一般の客ぢゃないのか。これで、今日処理すべき事項がもう一つなくなってしまった。
神田の書店街へ行って一軒書店に入っただけで、一時間がすぎてしまふ。なぜだらう。でも本は二冊しか買はない。
●土屋賢二『紅茶を注文する方法』(490円/文春文庫)[amazon.co.jp, bk1]
●姫野カオルコ『蕎麦屋の恋』(460円/角川文庫)[amazon.co.jp, bk1]
『紅茶』は前から文庫になったら買ひたいと思ってゐた本。『蕎麦屋』は自分でもなぜだかよく判らない。今日、蕎麦を食べたからだらうか。
時間が余ったので秋葉原の電気街まで歩いてDVD-ROMドライブを探してみる。新品で4000円くらゐ、中古で2300円といふのを見つけたが、荷物が重くなりさうだったので、今日はやめておく。今月もう一回ここに来る機会がありさうだから。
歩くのにも疲れて、本を読みたくなったので、山手線に乗る。環状線だと幾ら読みふけってしまっても、知らないところへ連れて行かれることがないから安心である。東京に環状線があって本当によかった。眠くてうとうとしながらなので、二周ちかく乗ってゐても、『紅茶』が終はらない。電車を降りて、食事をしてから、帰宅。料理は完璧だといっていいほどの店だったが、近くの客が煙草を二本ほど吸ったのが興醒めであった。料理がいいのだから、禁煙にすればいいのに。帰りの電車の中で『紅茶』を読みをへ、『蕎麦屋』を三分の一ほど。
家に帰ってから、SFマガジンの1961年九月臨時増刊号〈怪奇・恐怖特集号〉を出してきて、ダンセイニの「電離層の幽霊」のコピーを撮る。
九十九電機から、DVD-ROM売り切れの聯絡がある。ちぇ。
Fictionwiseから、F&SF最新号のファイルから短篇が一つ落ちてゐたので修正した新たなファイルをダウンロードするがよいといふ聯絡がある。読んでゐないから、全然気がつかなかった。たまに、本でも、買ってから十年後に落丁に気づいたりすることもあるので、電子ファイルだからと云って驚くやうなことでもない。
明日から三日間学会出張である。どの本を手に取って出かけようか。
外出しても大丈夫なくらゐに胃の痛みも引いたので、娘と二人で映画館へ行ってI, Robotを観る。アシモフの『我はロボット』とは何の関係もない(三原則くらゐはあるけど)といふことを忘れれば、楽しめる映画であった。途中で意外な人(カルヴィン博士とか)が実は新型ロボットだったりしたら面白かったのではないかと思ったのは私だけではないだらう。
映画から帰ってきてからは、広くなった画面でダンセイニの翻訳に勤しむが、画面が広くなったからといって仕事が格段に捗るといふ訳でもないことが判った。
数日前に註文した中古パソコンには普通の5インチのDVD-ROMドライブを入れられる(CD-ROMドライブと交換)はづだと思って、九十九電機にAopen DVD1648AAP/Bulkを註文してしまった。3780円なのだが、送料と消費税で5000円近くになってしまった。こんなもの買って、Vine Linux 3.0で認識できるのか。起動できるのか。インストールできるのか。
SF系日記更新時刻を知らせてくれるサイトっていくつもあるのだと今日初めて知った。このページを載せてくれてゐるところが一つあったのには驚いた。他は、更新停止中のページが掲載されてゐる。一つ載せてくれてゐるところも、どうも私の日記の更新は捕へられないやうだ。どういふ仕組みだか知らないのだが、一時間に一回、<head>で読みに来るところだらうか。よく判らない。
意外なことに、一晩寝ても胃の痛みが消えず、強まったり弱まったりし続けるので、結局一日起きたり寝たり。かういふ日は机の上の片づけをしようと積み上げてあった書類などを整理する。しかし、高さ5糎くらゐしかたまってゐなかったので、すぐに終はってしまふ。そこで、昼寝。
Amazon.co.jpからBUFFALO FTD-G911ADが届く。届くのが早い。先程片づけてすっきりした机の上に置いて、15インチのモニタ一台と入れ替へる。一昨日註文したグラフィック・カードが届いたら今回立ち退いてもらった15インチも復活させようか。19インチは広い。嬉しい。色合ひが妙に白っぽくてと思ったが、それは古いモニターが暗くて黄ばんでゐたからさう見えるだけだと判明した。かうなると、新しい19インチを二台並べたくなってしまって困るではないか(でも、買はない)。新しくて広いモニタが届いたのだから仕事をしなければといふ気になって、ダンセイニの翻訳を進める。胃が痛いのはとりあへず無視だ。
エルゴソフトにEGWORD PURE 9を註文。アップグレードなので、6500円。主たる目的は同梱されてゐるEGBRIDGE 15にあったのだが、EGWORD PURE 9にもいくつか注目すべきところがあった。一つは、正規表現での検索が可能になったこと(あまり使はないと思ふけど)と、Keynote形式のファイルへの書き出しが可能になった(もっと使はないと思ふけど)こと、いやいや、本当はこんなことはどうでもよくて、私が注目したいのは「縦書き文書の横方向スクロール」が可能になったことだ。私はアンケートのたびに指摘してきたのだが、縦書きの日本語文書を処理するときにはページが横方向に繋がってスクロールできないと使ひものにならないと思ふ。やっとそれが実現したわけだ。
とはいっても、この正規表現を使った検索も縦書き文書の横方向スクロールもLightWay Textで既に実現されてゐるので、今さらどうでもいいのだけど。ただ、何らかの事情でLightWay Textの開発がとまってしまったりしたら大変なので、かういふ大切な機能を備へたエディタやワープロの種類は多い方が安心だ。
その他、今日はSF情報誌Locusの定期購読の更新をした。一年で55.00ドル。出費が続く。
30GBのハードディスクを持って出勤。ハードディスクを入れ替へてTurboLinux 10を再度インストール。かなり虚しい気分である。Apache 2とMySQL 4.0をインストールし、PHP 5のコンパイルに失敗したところで、夕方になったので帰宅。今回は、一昨日のやうな訳の判らぬエラーではなく、「PHPは前のやうにMySQLと仲良しではないのだから、あいつがどこにゐるのかはっきり指定してくれないと困るんだがね」といふやうなことを云ってゐるだけだ。来週教へてやるよと云って帰ることに。
虚しいインストール作業をしてゐると、胃が痛くなってきた。動けないほどではないのだが、つらいので切符を買って電車に乗って帰宅する。夕食後、風呂に入ったら痛みが消えかけたので、ぶり返さないうちに寝てしまはう。といふことで、今日はこれで。
今朝は地下鉄を乗り間違へることもなく、Perfect Circleを読みながら出勤。TurboLinuxで動かしてゐるサーバの復旧作業中に動かなくなり、再起動してもエラーが出て止まってしまった。ハードディスクに異常があるといふことか。この二日間の努力は水泡に帰したわけだ。帰宅途中で内蔵ハードディスクを買って帰らうかどうしようかかなり悩んだ末に、家に余ってゐるハードディスクがあるやうな気がしてならないので、そのまま帰宅。とにかく、これが動いてゐないと、例文検索も辞書も使へなくて、仕事に支障を来すのだ。早急に何とかしなければならない。
家に帰ってみると、20GBと30GBのハードディスクが余ってゐるのを発見。買はなくてよかった。明日は30GBの方を持って行って、復旧作業に取り掛からう。
といふわけで、何だか得した気分になって19インチの液晶モニタを註文。いろいろ価格を比較検討した結果、Amazon.co.jpで購入。ここで本以外のものを買ふのは何となく嫌なのだが、安いので仕方がない。表示価格としては最安値ではないものの、15%のギフト券がもらへるから、必ず洋書を買ふと判ってゐる私にとっては割引に等しいはづだ。Amazon.co.jpが本当にギフト券を送ってくればの話だが。七月のシステムエラーの後で再送しますと云って送って来なかったことがあるので、どうも信用できない。
今回註文したのはBUFFALO FTD-G911ADである。価格は49800円。アナログ/デジタルの両形式で接続できるところもいい。実はこれを今、職場で使ってゐるのだ。デジタル入力をMacOXから受け、アナログ入力をTurboLinuxから受けて、両方を切り替へて使ってゐる。同時に両方は使へないが、Linuxの方は主としてサーバとして働いてゐるので、画面を使って作業する時間は短い。今は、復旧作業中で長い間見つめなければならないが。
よく考へてみれば、我が家のPowerMac G4はモニタへのデジタル出力が出来ないではないか。そこで、秋葉館にRADEON 9200 Pro Mac Editionを註文した。19619円+税金である。
このページを置いてゐるVine Linux搭載機も新しくしたいと思ってゐたところで、勢ひに乗ってさらに一台パソコンを註文してしまふ。いろいろ機種を検討してゐるうちに、どんどん資金面を重視する姿勢が強まり、結局coneco.netにFMV-6866SL7の中古を註文。17640円(税込)で、これに送料がかかるはづだ。最初、iMac G5が欲しいなどと云ってゐたのにくらべると随分と安い買ひものである。それでも、全部合せると、九万円くらゐの買ひものをしてゐるではないか。今、気がついた。困ったものだ。
今朝はPerfect Circleを手に持って出勤。冒頭部分にしては読みやすいなと思ひながら、地下鉄の中で読んでゐたら、方向の違ふ路線を電車が進んでゐることに気づかず、結局三駅ほど戻る羽目に陥る。時間的には大損した気分だが、読書時間は普段の出勤時間よりもたくさん確保できた。ただ、惚けてゐただけのことだが。
今日も職場でTurboLinuxの復旧作業。PHP 5.0.2はインストールできなかった。configureでよく判らないエラーが発生。Apache2とMySQLはインストール完了。しかし、MySQLはコンパイルに失敗したので、rpmでインストール。どうも調子がよくない。本当は再度ゼロからやり直したいのだが、今は余裕がないので諦める。
今日は大嫌ひな授業が一つ終はったので、どっと疲れが出る。全く専門外の分野で、しかも関心もない内容。嫌なことを一つ終へたので、コンピュータの一つでも買はうかと思ったが、疲れてしまったので、今日は本だけ註文して寝る。bk1に一冊のみ。
●エリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』(小尾芙佐訳/2,800円+税/早川書房)[amazon, bk1]
を予約註文。
何となく、表紙をこの画面に組み込んで、もう全体の表紙と日記の入口を一緒にしてしまはうかと検討中。何だか、ブログのサイトみたいで嫌だったのだが、別にいいかなといふ気分になってきた。といふことで、作業を開始。今日はカウンターと書店リンクを載せてみたりする。さういへば、月別の日記を表示させるファイルを誤って捨ててしまってゐたので、復活させる。
筋肉痛である。昨日の朝と夕方に38分の道程を歩いて通勤したせゐだらうか。たったそれだけで筋肉痛とは情けない。主に臀部と太股の筋肉が痛い。歩くときに使ふ筋肉であらう。この頃、古本屋を歩いて廻らなくなったせゐか。思へば、私は幼少の頃虚弱であった。学校も頻繁に休んでゐた。それが、神田の古本屋に通ふやうになってからは躰も丈夫になり、高校三年間は一日も休まず学校に行ってしまったくらゐだ。今は、神田の書店街から遠いのであまり歩けないのだ。筋肉痛だけならまだしも、歩いた後に息苦しくなり、胸部に痛みを感じるのは何故だらう。まあ、そんなものは本を読めば忘れられるから構はない。私はいつも何かを忘れるために本を読んできたし、これからもきっとさうだらう。
今日は職場では一日TurboLinuxで動いてゐたパソコンの復旧作業。こんなことばかりしてゐると仕事が捗らないのだが、これがないと仕事が進まないので仕方がない。PHPの本の附録についてきたCD-ROMに起動用Linuxが入ってゐたので、それで起動してみたが、ハードディスクに書き込みや変更ができないやうになってゐて、目的は達成できず、止むを得ず、休眠状態だったRedHat Linux 9がインストールしてあったものに繋いで、中身をコピーする。ハードディスクを戻して、初期化と同時にTurboLinuxのインストール。夕方になってもまだ仕事に使へる状態には復帰してゐない。明日も続きをしなければ。
一日虚しく疲れたので、気分が明るくなる本を読まうと考へ、喜国雅彦『本棚探偵の回想』[amazon.co.jp, bk1]を最後まで読む。期待を裏切らない楽しさであった。とにかく文句なしに楽しい。この本の最大の問題は、読み終へたあとに古本屋に行きたくなって仕方がなくなることと、本はもっともっと買ってよいのだといふ気分になってしまふことだ。それも、読まなくてもいいのだと安心できる。さうだ、買ひたいから古本を買ふのだ。それでいいのだ。私はいつも妻に何のためにそんなに本を買ふのかと訊かれ、念のためと答へて怒らせてゐたが、これからは買ひたいから買ふのだと答へるやうにしよう。怒らせるのは同じか。
今朝も電車に乗らずに二駅先の地下鉄の駅まで38分の道のりを歩いて出勤。定期券を買ふ金がないからである。切符を買ふ金くらゐは財布に入ってゐるが(多分)、切符は割高である。だから、買はない。どうして、こんなに金がないのだらう。本の買ひすぎだらうか。38分くらゐ毎日歩いた方が健康にいいのかどうかは知らない。実は半年くらゐ前から数ヶ月の間、この道を毎日歩いて通勤してゐたのだが、その後の健康診断の結果が悲惨なもので、これまで健康診断で問題を指摘されたことがほとんどなかった私にあった変化と云へば、通勤に際して歩く距離が長くなったといふことだけで、やはり運動は躰に悪いと確信した次第である。しかし、金には換へられない。しばらく、歩くことにしよう。
さういへば、健康診断の結果が悪かっただけではなく、実際に胃が痛くなったり、どうも具合が悪くなり、どれくらゐ悪くなったかといふと、日記が書けなくなってしまったくらゐで、実際、九月の日記にはさう書いてある。おや、さうすると十月にかうして日記を書いてゐる私は何者だらう。もしかすると、自分が死んでしまったことに気づいてゐない幽霊だらうか。死んでも更新され続けるWEB日記はちょっと怖いな。生きてゐなくても、〆切に原稿がきちんと間に合ふのなら、生きてゐる必要もないのだが(嘘)。
定期券を買ふ金はなくても本は註文する。bk1に、
●イアン・ワトスン『エンベディング』(山形浩生訳/2,400円/国書刊行会)[amazon, bk1]
を予約註文。
さらに、amazon.co.jpには、
○Patrick Welch The Casebook of Doakes and Haig (Twilight Times Books, $15.50, 7/2004)
○Susanna Clarke and Portia Rosenberg Jonathan Strange & Mr. Norrell ($27.95, Bloomsbury USA, 9/2004)
の二冊を註文。一冊目は190ページしかないので、読めるかも。二冊目は780ページもあるから、絶対に読まないに違ひない。それでも買ふのだ。どちらも舞台を歴史世界に設定されてゐる。どちらも、面白さうなのだが。
今朝は電車に乗らうとしたら定期券が弾かれてしまってどうしても中に入れない。駅員に機械が通してくれないんですよと定期券を差し出したら、「今日は10月4日ですよ」と云はれてしまった。定期券の有効期限は10月3日だった。仕方ないので切符を買って電車に乗った。高校生の頃は、自分も駅員も気付かず三日くらゐ期限切れの定期券で電車に乗ってゐたものである。
職場で使ってゐたTurboLinux 10が起動しなくなった。何かが認識できないらしい。システムの再インストールをしたら、全部消えてしまふのだらうか。Linuxのインストールにはあまり詳しくないので、心配である。バックアップ? そんなものは取ってゐない。1800個の論文のファイルが消えてしまふのか。ダウンロードしたものなら、多くは何とかなるだらうが、OCRで印刷物を取り込んで作ったファイルもあるのだ。しかも元の紙は捨ててしまってゐるので取り返しがつかない。心を入れ替へて今晩から毎晩バックアップを取りますから、今回だけは許してくださいと天に祈ってみれたけれど、結果は明日だ。
帰る途中でCD一枚で起動できるLinuxが収録された本か雑誌を買って明日に備へようかと思ったが、財布に金が入ってゐなかったので、そんなものは買へなかった。本どころか、切符も買へなかったので歩いて帰った。何といふことだ。
bk1から本が届いたが心は晴れない。恩田陸『夏の名残りの薔薇』[amazon.co.jp, bk1]、宮川達彦・伊藤直也『Blog Hacks』[amazon.co.jp, bk1]、Kevin Hemenway『Spidering Hacks』[amazon.co.jp, bk1]、アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』[amazon, bk1]、飯島朋子『映画の中の本屋と図書館』[amazon.co.jp, bk1]、山田祥寛・他『まるごとPHP! PHPを完全制覇 Vol.1』[amazon.co.jp, bk1]、以上六冊である。
『映画の中の本屋と図書館』は、私が好きな1950年代の映画は殆ど出て来ない。〈ハリー・ポッター〉の話なんかされてもなあといふ気もする。オライリーの二冊は、ちょっと捲ってみたが、難しい。とりあへず、喜国雅彦『本棚探偵の回想』[amazon.co.jp, bk1]を読み続けることにする。今のところ期待を裏切らない面白さである。
日記の構成を少し変へてみた。MySQLの項目として記録してゐるのだから、日記の入口に最近五日分だけを載せるのは可能なはづ。ただ、今は三日分しか存在しないのでみっともないことになってゐるが、あと二日経てば、順調に最新の五日分だけが表示される。
過去の日記も全部収めることができればいいのに。さうすれば、この日記を構成するファイルは、入口ページに一つと、過去の毎月の日記表示用にもう一つ、さらにスタイルシートが二つで済むからだ。いや、スタイルシートは一つに統合できるから、三つでいい。さぞかし、すっきりして気持ちがいいに違ひない。今は、凡そ百個のファイルがフォルダに分類されることなく置かれてゐる。
それにしても、細かいところの修正が気になって、ほぼ一日作業に費やしてしまった。折角の休日に翻訳もせずに。許しがたい一日の過ごし方である。
せっかく、改装したものの、いまの問題は読者があまりにも少ないといふことだ。二週間前の二十分の一くらゐだらうか。こっそり逃げてきたから仕方がないのだが、もう少し何とかならないものか。
bk1に本を註文。
●アンドレイ・クルコフ『ペンギンの憂鬱』(沼野恭子訳/2000円+税/新潮社)[amazon, bk1]
●飯島朋子『映画の中の本屋と図書館』(1200円+税/日本図書刊行会)[amazon.co.jp, bk1]
●山田祥寛・他『まるごとPHP! PHPを完全制覇 Vol.1』(1900円+税/インプレス)[amazon.co.jp, bk1]
以上三冊。アンドレイ・クルコフは全然知らない作家。表紙が気に入ったのと、憂鬱なペンギンが出てくるといふのでなんとなく。二冊目のは映画の中の本屋と図書館の話をどんなふうに語ってゐるのか興味があったから。語り口がよければ、実に面白さうな話題である。密かに期待してゐる本。PHPの本は、純粋に役に立つのではないかと思ったから。Vol. 1といふことで、この後にも何冊か出るらしい。
『文学刑事サーズデイ・ネクスト 2 さらば、大鴉』[amazon.co.jp, bk1]を読み終へる。これは面白い。私の好みからすると少々長過ぎるのだが、それも気にならない面白さだ。第三巻へ続くといふ結末も普通なら不愉快になるのだが、今回は許せてしまふ。本を読むといふのは本当に楽しいことなのだと改めて感じさせてくれる本だ。
bk1から、 喜国雅彦『本棚探偵の回想』(2800円+税/双葉社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。ぱらぱらと捲ってみると面白さう。でも今は、『文学刑事サーズデイ・ネクスト 2 さらば、大鴉』[amazon.co.jp, bk1]を読んでゐるのだ。こちらも期待通りの面白さである。何とも奇妙な未来世界で本の世界へ入っていったり時間旅行をしてみたり、SFらしくないSFとでも云はうか。『文学刑事』を終へたら『本棚探偵』に移らう。字面だけみてゐると似てゐるが、中身は全く違ふ。
phpMyAdminでネットワーク上から操作できなかったのは、私の初期設定の書き方が間違ってゐたからだと判明した。8文字ほど書き変へただけで、簡単に問題は解決。今朝の私の徹夜の努力は何だったのだらう。まあ、これで、インターネットに繋がってゐれば、世界中どこからでも日記の更新が可能になった(但し、月の変り目だけは無理)。あ、ホームページ(トップページ)の書き変へができないか。
今日は昼から職場で小さな学会のやうなもの。主催者側なので、途中で帰れず懇親会まで出たので、麦酒を飲んでたちまち頭痛。胃も痛くなってきた。これでは本の註文もできない。あとはただ寝るだけ。
今までより手間がかかったら何の意味もない! といふことで、日記入力修正画面の設置に取りかかった。どうやったらいいかよく判らなかったので、先日職場で作った作業計画入力画面を修正して使はうと思ひ、jsp+Tomcatで作成。Apache2と連携してゐないフォルダに設置すれば、そとから見えないから勝手に触られる心配もないといふ訳だ。しかし、細かいところでエラーが頻出し、結局は引用符の数とか種類の間違ひばかりだったのだけれど、明け方四時くらゐまでかかってしまった。何といふ莫迦なことをやってゐるのだらう。でも、今後はこれで作業が楽になって、翻訳に使へる時間が増えると信じることにしよう。
これで、一つ残念なことは、文字コードがEUCになってしまったこと。折角、UTF-8で使へる文字数が増えたと思ってゐたのに。私が作るweb pageは、Shift-JIS、EUC、UTF-8が混在することになってしまった。でも、過去に遡って修正する気にもなれないし。八年以上も書いてゐるので、凡そ100個のファイルが溜まってゐるのだ。
GsBlogを使ってゐたら、こちらの日記もMySQLとPHPで書けば楽ではないかと思へてきた。さうすれば、いちいちファイルを移動させなくても、ブラウザの画面から書き込めばいいのではないか。それに、フォルダの中に毎月毎月ファイルが増えていかないではないか。
早速、MySQLにテーブルを作り、PHPでそれを表示させるやうにした。これを機会にCSSでレイアウトを指定しよう(考へたら今までもしてゐた)。書式もXHTMLに従はう。レイアウトを指定するといっても、この単純な構成では特に指定するものもない。行間隔と周囲のスペースだけだ。何だか寂しいので、日付のフォント指定と色の変更も設定してみた。あまり印象が変るのは嫌なのでこれくらゐ。
PHPファイルへの指示が、ボタン以外に思ひつかないので、毎月の日記へのリンクページが妙な具合になってしまった。そんなことより、更新はphpMyAdminですればいいかと思ってゐたが、それがうまくできないではないか。どうしたらいいんだ。これでは、前より手間がかかってしまふ。更新用のページはあとで作ることにして、とりあへずは今日から新方式だ。こんなことを書いても読んでゐる人には何の関係もないのに。虚しい。