昨日買った本。
●ロジャー・ゼラズニイ『虚ろなる十月の夜に』(森瀬繚訳/竹書房文庫)
ゼラズニイの翻訳はずいぶん久しぶり。
ここ数日で註文した洋古書
○Frank Owen The Porcelain Magician: A Collection of Oriental Fantasies (1948)
○Frank Owen Between the Covers
この後者は、あのフランク・オーウェンではないのか?
○Lord Dunsany The Old Folk of the Centuries
これはダンセイニの戯曲。
今週はサカタのタネに来年のトマトの苗を註文した。
今週買った本。
●『火の後に 片山廣子翻訳集成』(幻戯書房)
●アレイスター・クロウリー『麻薬常用者の日記1』(植松靖夫訳/国書刊行会)
●グスタフ・マイリンク『ワルプルギスの夜』(垂野創一郎訳/国書刊行会)
『麻薬常用者の日記1』は、以前〈著作集〉の巻として出てゐたものを、三分冊にして訳文も新たに刊行されるものの第一巻。新書判(早川のポケミスに近い)だといふことに驚く。
プルマンの新しい3部作の第一巻をKindle版で買った。
○Philip Pullman La Belle Sauvage (Knopf, 2017)
あ、二週間経ってしまった。道理で早く歳をとるわけだ!
この二週間に買った本。
●ハン・ガン『ギリシャ語の時間』(斎藤真理子訳/晶文社)は、〈韓国文学のオクリモノ〉の第一回配本。
●●●『夏目漱石全集 第25〜27巻』(岩波書店/1996〜97年)
●國分功一郎『中動態の世界』(医学書院)
●クリストファー・プリースト『隣接界』(古沢嘉通・幹遙子訳/早川書房)
●フィリップ・K・ディック『銀河の壺なおし』(大森望訳/ハヤカワ文庫SF)
●A・C・リドル『タイタン・プロジェクト』(友廣純訳/ハヤカワ文庫SF)
●江戸川乱歩『怪人二十面相・青銅の魔人』(岩波文庫)
●江戸川乱歩『少年探偵団・超人ニコラ』(岩波文庫)
●J・L・ボルヘス『語るボルヘス』(木村榮一訳/岩波文庫)
●『岩波文庫解説総目録 1927〜2016 90年版』(岩波書店)
長期間溜め込んでしまふと、購入本の名前を書くだけで精一杯になる。
そのほか、本の雑誌11月号とたべるのがおそい Vol. 4(書肆侃侃房)も購入。
エリザベス・ベア『スチーム・ガール』(赤尾秀子訳/創元SF文庫)とフランシス・ハーディング『嘘の木』(児玉敦子訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。
この一週間に買った本。
●小栗虫太郎『黒死館殺人事件 「新青年」版』(作品社)
●パトリシア・ハイスミス『見知らぬ乗客』(白石朗訳/河出文庫)
●レオ・ペルッツ『アンチクリストの誕生』(垂野創一郎訳/ちくま文庫)。
電車の中でペルッツの本を開き、「主よ、われを憐れみたまえ」を読む。「走れメロス」かと思ったら、違った。
シャンナ・スウェンドソン『女王のジレンマ』(今泉敦子訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。
日本橋丸善に行ったら本の柄のネクタイを見つけたので購入。
丸善では丸善オリジナルのネクタイを売ってゐるのだが、ときどき本の柄のネクタイが出る。あまりネクタイはしないのだけど買ってしまふ。本の柄のネクタイといふのはネット検索で探しにくいからだ。どうしても、「日本の柄のネクタイ」ばかりが表示されてしまふ。京都を探したいのに東京都ばかり出てくるのと同じである。
カズオ・イシグロがノーベル賞を受賞したといふので、この日記を検索して自分がどれくらゐカズオ・イシグロの本を持ってゐるか調べようとしたのだが、『忘れられた巨人』(土屋政雄訳/早川書房)が記載されてゐないことに気がついた。記載漏れは、同じ本を二度買ってしまふ危険を招くので許されない。2015年4月30日に紀伊國屋書店新宿南口店で買ったことをここに記しておかう。
鈴木雅明とバッハ・コレギウム・ジャパンの新しい「音楽の捧げもの・14のカノン」がeClassical.comで10ドルで買へることに気づいて早速購入した。音楽の捧げものは並べ方が少し変はってゐる。音楽の捧げものばかり聴いてゐた時期もある。 前にも書いたが、高校生の頃は「音楽の捧げもの」が好きで、どうしても欲しくなってレコードを買ったのだが、私は再生装置を持ってをらず、結局2〜3回しか聴かないまま、どこかへ行ってしまった。すぐにCDの時代になったので、私が生涯で唯一買ったレコードが「音楽の捧げもの」なのだ。
青山南『60歳からの外国語修業』(岩波新書)を読み終へた。これを読むと、60歳からでも外国語が習得できる修行法が判るといふ本ではない。でも、読むと楽しいし、何となく外国語を学び始めてもいいのではないかといふ気分になってくる。この本の中で紹介されてゐる「スペイン語の勉強をはじめて三週間のひとのためのノベラ」といふTV番組の話が可笑しい。浮気な女を我がものとすべく数人の男が争ふといふ話らしいのだが、せりふは「何時?」とか「図書館はどこ?」とか、学習書に出てくる文例ばかりらしい。登場人物の動きと全然あってゐないのだ。観たい……と思って探すと、あった。¿Que Hora Es? Part 1 これは面白い!