10月31日(水)

 十月分の本の集計をするので、少し時間が経ってしまったが、過去の日付で記録する。

 今月最後に買った本。
●マーティン・エドワーズ『探偵小説の黄金時代』(森英俊・白須清美訳/国書刊行会)
『ジュール・ヴァルヌ〈驚異の旅〉コレクションV カラパチアの城 ヴィルヘルム・シュトーリッツの秘密』(新島進訳/インスクリプト)
以上二冊。

 今月最終日に届いたキャベルのSomething About EveはPapéの挿絵がなかった。大失敗である。出版社と刊行年を確認して大丈夫だと思ったのだが、古書店の記載に挿絵のことがまったくなかったのだった。今度はちゃんと記載のあるものを註文しよう(翌日註文したのだがそれはまた来月の話)。

 ショーニン・マグワイア『不思議の国の少女たち』(原島文世訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞の受賞作品。

 門田充宏『風牙』(東京創元社)ご恵贈賜りました。創元日本SF叢書第10回配本。

 今使ってゐるMac miniは、Late 2012 という型。六年使ってゐたわけだが、やうやく新機種が出たので早速註文した(間に一回出てゐたといへば出てゐたのだが、性能がむしろ下がってゐたので買はなかった)。十一日頃、届くらしい。


10月28日(日)

 今週買った本。
○James Branch Cabell The Way of Ecben, a Comedietta Involving a Gentleman (R. M. McBride & Company, 1929)
○James Branch Cabell The High Place: A Comedy of Disenchantment (Robert M. McBride and Company, 1923)
○James Branch Cabell The Certain Hour; Dizain Des Poetes
○Anatole France Penguin Island (John Lane Bodley Head, 1929)
何れもFrank C. Papéの挿絵のある本。キャベル3冊(内マニュエル伝2冊)とアナトール・フランスである。

 門田充宏『風牙』(東京創元社)ご恵贈賜りました。創元日本SF叢書第10回配本。

 ショーニン・マグワイア『不思議の国の少女たち』(原島文世訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス賞の受賞作品。

 SFマガジン12月号ご恵贈賜りました。ハーラン・エリスン追悼特集。

 A4版絶景本棚、ご恵贈賜りました! これはぜひ通常版と並べて記念撮影をしなければと思ったが、通常版をどこの棚に置いたか思ひ出せず断念。しかし、顔の皺まで見えてしまふといふか、毛穴の一つ一つまで見えてしまふ写真といふか、こんなに見られてしまってこれからどうやって生きていけばいいのか。


10月21日(日)

 二週間経ってしまったやうに見えるが、実は二週間経ってしまったのは先週である。どうでもいいけど。あ、三週間か。

 今月になってから買った本。
●安達信明『ニューエクスプレス+ エスペラント語』(白水社)
●ヤロスラフ・オルシャ・Jr. 編『チェコSF短編小説集』(平野清美編訳/平凡社ライブラリー)
『柴田元幸ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)
『素材を活かした手製本の教室』(Studio Tac Creative)
●残雪『黄泥街』(近藤直子訳/白水社)
●マット・ヘイグ『トム・ハザードの止まらない時間』(大谷真弓訳/早川書房)
●飛浩隆『零號琴』(早川書房)
●伊藤亜紗『どもる体』(医学書院)
●最所フミ編著『日英語表現辞典』(ちくま学芸文庫)
○詹姆斯∙布朗奇∙卡贝尔『朱根: 正义喜剧』(译言协力, 2014)
○Andrew Hook F. Scott Fitzgerald: A Literary Life
○Lin Carter, ed. Realms of Wizardry
記録漏れがありさうで怖い。

 ジェイムズ・ブランチ・キャベルの〈マニュエル年代記(仮)〉のFrank C. Papéの挿絵入りを3冊しか持ってゐないことに気がついて、3冊註文。全部でいくつあるのだらうか。できれば全部揃へたい。
○James Branch Cabell Something about Eve (1927)
○James Branch Cabell Silver Stallion (Robert M McBride & Co)
○James Branch Cabell Domnei (The Bodley Head, 1930)

 本の雑誌11月号。今月の「本棚が見たい!」で紹介されてゐる小塚麻衣子さんの本棚写真を眺めただけなのだが、この書棚が素晴らしい。三世代の重みのある本棚だといふ。

 今日届いた雑誌のバックナンバー。本の雑誌2016年4月号にはジャーゲンの話が載ってゐるのだ!「新訳で刊行できれば、それなりに面白く読めるのではなかろうか」だといふ。来年、国書刊行会から刊行予定である。私が今、訳してゐる。

 「たべるのがおそい」Vol. 6 Autumn 2018(書肆侃侃房)が届いた。林由紀子さんのエッセイ「本の絵を描く人になりたい」をまず読む。このページはいつもいろいろな人の本に対する思ひが読めて楽しい。

 キム・ニューマン『鮮血の撃墜王』(鍛治靖子訳/アトリエサード)ご恵贈賜りました。『ドラキュラ紀元』の続篇。『ドラキュラ戦記』のときに割愛された章が追加されてゐて、さらに中編「ヴァンパイア・ロマンス」も併録されてゐる。

 ケルスティン・ギア『黄色の扉は永遠の階』(遠山明子訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。え、もう第三巻。ドイツ語で読まうと思ってゐたこともあったのだが。

 ムア・ラファティ『六つの航跡(上・下)』(茂木健訳/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。

 廣島玲子『白の王』(東京創元社)ご恵贈賜りました。


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