丸善大手町本店で本を購入。
●サミュエル・R・ディレイニー『ドリフトグラス』(浅倉久志他訳/国書刊行会)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●キリル・ボンフィリオリ『チャーリー・モルデカイ (1) 英国紳士の名画大作戦』(三角和代訳/角川文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●キリル・ボンフィリオリ『チャーリー・モルデカイ (2) 閣下のスパイ教育』(三角和代訳/角川文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●三上延『ビブリア古書堂の事件手帖6』(メディアワークス文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●田村圭介『東京駅「100年のナゾ」を歩く』(中公新書ラクレ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジェフリー・ディーヴァー『BIBLIO MYSTERIES I』(杉江松恋その他/ディスカヴァー・トゥエンティワン)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ローレン・D・エスルマン『BIBLIO MYSTERIES II』(杉江松恋その他/ディスカヴァー・トゥエンティワン)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジョン・コナリー『BIBLIO MYSTERIES III』(杉江松恋その他/ディスカヴァー・トゥエンティワン)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
今日も紙袋を二重にしてくれた。今度、袋は一枚でいいのではないかと提案してみようか。でも、嫌はれたら嫌だな。
ヴァーノン・リーのゲラの続き。
Abebooksで検索して、フロリダにあるWild Hills Booksに、
○Vernon Lee Sister Benvenuta and the Christ Child
を註文した。返事はまだ来ない。クリスマスだから。
ヴァーノン・リーのゲラはさらに二つ直すが、長いのが三つ残ってゐる。年末年始の休みはヴァーノン・リーに明け暮れる予定である。
ヘンリー・ジェイムズのThe Last of the Valeriiを読んだ。ヴァーノン・リーの「聖エウダイモンとオレンジの樹」に似てゐると聞いて。若い伯爵と新婚の妻の話。伯爵が自分の土地から古い彫像を偶然掘り出した。人を雇って発掘してみると、ユノ(ヘラ)の像だった。数日後、像の腕が行方不明に……それが何か怪奇を示唆するのかと思ったら何もなく、だがやがて若い伯爵の様子がをかしくなり妻を顧みなくなっていった。どうやら小屋に隠したユノの像を崇めてゐるらしい。そっと忍び込んでみると、血の跡から生贄まで捧げてゐるやうだった。妻は人夫に指示して像を土の中に埋め戻させる。夫は我に返って普通の生活に戻る……何だ、つまらないなあと思ったが、最後の5行で考へを改めた。行方不明になった腕がそこで利いてくるのだ。面白かった。ヴァーノン・リーほどではないが。あの、楽しさがここにはない。
この頃、本欄の更新が滞りがちなのは、ヴァーノン・リーのゲラ直しに追ひつめられてゐるから。前からだらうと云はれるかも知れないが、最後の大詰めでさらに一層追ひつめられてゐるのである。
ヴァーノン・リーの本は来年二月に国書刊行会から、『教皇ヒュアキントス ヴァーノン・リー幻想小説集』といふタイトルで、装幀柳川貴代、挿画林由紀子といふ造りで刊行される予定になってゐる。
丸善大手町本店で、
●マデリン・アシュビー『vN』(大森望訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●荒俣宏編纂『怪奇文学大山脈 III』(東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を購入。読めるのはヴァーノン・リーが終はってからかも知れない……
Amazon.co.jpでKindle本を2冊購入。岩波文庫がやうやくKindle本になりはじめたので早速。
●ホメロス『オデュッセイア 上』(岩波文庫)
●ホメロス『オデュッセイア 下』(岩波文庫)
でも、あまり検索することはなささうだが、後悔はしてゐない。
物書堂で、小学館 ランダムハウス英和大辞典(第2版)がiOSアプリになったといふので、購入した。3800円だった。
検索語入力欄と検索結果表示欄が同画面になって使ひやすくなった。複数辞書を串刺し検索できるやうになればいいのに。さうしたら、辞書はiPadで使ふといふやうにしてもいいかも知れない。
ヴァーノン・リーのゲラ、続く日々。ヴァーノン・リーの評伝を読みながら。
風邪をひいて、少し弱る。
Amazon.co.jpを介してトップ書店に、「別冊幻想文学11:アンドロギュヌス! 両性具有文学館」を註文。これも、ヴァーノン・リーの資料。
岩波書店の本がやうやくKindle本になった。今回は101冊らしい。岩波文庫は引用することが多いので、検索できるやうになると嬉しい。たくさん買ひたい。場所は取らないが金はかかる。当り前だが。
風邪をひいてしまって鼻水が止めどなく流れ出る。実に不便である。
丸善大手町本店で本を購入。
●ピョートル・ワイリ/アレクサンドル・ゲニス『亡命ロシア料理』(沼野充義・北川和美・守屋愛訳/未知谷)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●土居寛文『ネペンテスとその仲間たち 食虫植物ハンドブック』(双葉社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
ロシア料理の本はアメリカに亡命した二人のロシア人の料理に関するエッセイ集。ここには前に書いたが、ロシア料理の本は何冊か持ってゐて、ボルシチだけは作れるやうになったのだ。また作りたい。食虫植物の本はいつ眺めても楽しい。今はハエトリソウしか残ってゐないが、またいろいろ育てたい。
ヴァーノン・リーのゲラを直し続けてゐる。半分くらゐまでは進んだだらうか。来年二月には出るはず。
藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』(中公新書)を読み終へる。実に面白い。ヴァーノン・リーの作品に出てくる名前もよく見られる。中世ヨーロッパの歴史は、神聖ローマ帝国からイタリアにかけて面白いので、イタリア語も読めるやうになりたい。当然、ドイツ語も。
ドイツ語は、ケストナーの『雪の中の三人男』を再開して一週間くらゐ。登場人物表を作ったら読みやすくなった。はやく作ればよかった。
『日夏耿之介文集』(ちくま学芸文庫)も届いた。「俊髦亡ぶ」の一節「ヷーノン・リイの序文のついた十四世紀イタリヤ無名氏作のマグダラの聖母マリヤ伝とかあつたが、後者はその時予に贈与してくれた本で……読みさしと覚しき半ば頃のところに芥川の古手紙がドッグイーヤ代りに挿んであり、それには例の瀟洒な筆で僕が持ってゐるよりは君が持ってゐる方が天下のためだから謹んで進呈すると書いてあった……」といふ箇所を確認できた。
丸善大手町本店で本を購入。
●夏目漱石『文学論(上)』(岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●夏目漱石『文学論(下)』(岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
ヴァーノン・リーの論文への言及があるので。下巻の28ページから。
日本の古本屋で検索して、金沢市の加能屋書店に、
●『日夏耿之介文集』(ちくま学芸文庫)
を註文。これにもヴァーノン・リーの名前が出てくるので。
藤澤房俊『「イタリア」誕生の物語』(講談社選書メチエ)を読み終へる。これを読んでイタリア統一の頃のことが少し判ったやうな気がする。そして、イタリア統一はヴァーノン・リーが生まれた頃の話だったのだといふことに気付く。大人になってからほとんどイタリアで暮らしたヴァーノン・リーだが、そのイタリアはイタリア王国であって、共和制の今のイタリアではなかったのだといふことにも気付く。
神聖ローマ帝国は意外に最近まであったのだなとか、他にもいろいろと。続けてもう一冊イタリアの本を読むことにする。
毎日、ヴァーノン・リーのゲラを直してゐる。本を読む暇もなく。
ヴァーノン・リーの資料として以下のKindle本を購入。
●藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 解体から統一まで』(中公新書)
●藤沢道郎『物語 イタリアの歴史II 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで』(中公新書)
●藤澤房俊『「イタリア」誕生の物語』(講談社選書メチエ)
●ラ・ロシュフコー『箴言と省察』(グーテンベルク21)
今さら読んで間に合ふのかとも思ふが、仕方がない。
ヴァーノン・リーと関係なく次のKindle本を購入。
●倉橋由美子『老人のための残酷童話』(講談社文庫)
丸善丸の内本店で本を購入。
●ミハル・アイヴァス『黄金時代』(阿部賢一訳/河出書房新社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●マット・ヘイグ『今日から地球人』(鈴木恵訳/ハヤカワ・ミステリ文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●臼井由妃『できる人はなぜ、本屋で待ち合わせをするのか?』(翔泳社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『スター・ウォーズ英和辞典 ジェダイ入門者編』(学研辞典編集部編集/学研マーケティング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
タイトルが面白くてつい自己啓発本なんか買ってしまったが、書店で待ち合はあせる話は序文だけだった。延々と書店で待ち合はせる話が続いたら面白かったのに。スターウォーズ英和辞典も面白さうで買ってしまったが、中学英語の単語といふことで、中身は流石に物足りない。でも、面白ければいいのだ。
Amazon.co.jpでKindle本を購入。
●志賀勝栄『パンの世界 基本から最前線まで』(講談社選書メチエ)
●『バゲットの技術』(旭屋出版)
パンに関する本、二冊。前者はシニフィアン・シニフィエといふパン屋の人の本らしい。後者は、いろいろなパン屋のバゲットを延々と紹介する本。素晴らしい。もっとパンも焼きたいが、今は時間がない。
ヴァーノン・リーのゲラで。何も書く余裕がない。困った。
先月は24冊の和書を買ひ、1冊の洋書を買った。洋書が少ない。病気かも知れない。
そんなことを云ってゐる場合ではない。