楽天koboで本を買ってみた。前にも買ったことはあるのだが、いろいろ忘れてゐたので。そして、前と同じ失敗をした。
○Ann Leckie Ancillary Justice [kobo]
●苅谷剛彦『なぜ教育論争は不毛なのか』(中公新書ラクレ)[kobo]
まづ、Ann Leckieの本は、これはKindle版もあるのだが、日本には売ってくれない。地域制限があるのだ。それが、楽天koboでは問題なく購入できる。しかも安い。購入したら、Calibreに一旦保存してmobiに変換。それをKindleライブラリのパーソナルドキュメントに入れれば、ハイライト等も複数のKindleやiPadのアプリで開いても連動する。完璧である。安心してkobo本を買はう。
次に日本語の本である。これは駄目だった。Calibreに取り込むことはできるのだが、文字が化けてしまふ。epubファイルの中のxhtml形式の本文がどうやら素直なUTF8の日本語ではないやうだ。どうしたらいいか、検索しても見つからない。うまくできてゐますよといふ報告はよく見れば英語やドイツ語である。
残念だ。そんなけちくさい処理をしてゐなければどんどん買ふのに。多分、また手順を忘れてしまふくらゐ買はないに違ひない。
メイ・シンクレア『胸の火は消えず』(南條竹則編訳/創元推理文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]をご恵贈賜りました。ありがたうございました。読むのが楽しみな本。
Graham JoyceのDo the Creepy Thingは半分まで。
Graham JoyceのDo the Creepy Thingは三分の一まで。Amazon.co.jpでもkindle版が買へるやうになってゐた。300円である。安い。
今日の電子化。
◆寺脇研『文部科学省』(中公新書ラクレ)
紀伊國屋書店から、オースン・スコット・カード『道を視る少年・上』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、オースン・スコット・カード『道を視る少年・下』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、黒田龍之助『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、寺沢拓敬『「なんで英語やるの?」の戦後史』(研究社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、コニー・ウィリス『空襲警報』(大森望訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ダリオ・トナーニ『モンド9』(久保耕司訳/シーライトパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。いろいろ読みたいが、今は別の本を読む。
今朝から読み始めたのが、Graham JoyceのDo the Creepy Thingである。Kindle版をAmazon.comで見つけたので。なぜか、Amazon.co.jpでは買へない。12%まで進む。段落の頭がなぜか下がってゐないところが読みにくい。
エヴァンジェリン・ウォルトン『アンヌウヴンの貴公子』(田村美佐子訳/創元推理文庫)読了。著者のあとがきにある「物語の源」を読んでゐるといふ気持を味はへる本。バランタインブックスとの関係においても興味深い。
Amazon.co.jpで、Kindle本、
○Marcel Theroux Strange Bodies (Faber & Faber) [Amazon.co.jp]
を購入。一緒に買はうと思ってゐた他の二冊はすでに購入してゐることが判明。Amazonの「お客様は、xxxx/xx/xxにこの商品を注文しました」といふ表示は本当に助かる。他所で買ったものも教へてくれればいいのに。「お客様は、xxxx/xx/xxにこの商品を楽天koboで買ったそうではありませんか? Kindleではなく……悲しい」とか云はれたら「ごめん、今日は十冊買ふから!」とか云ひさうで、それも怖い。
頭が痛いので、今日はこれで。
紀伊國屋書店に本を註文。
●オースン・スコット・カード『道を視る少年・上』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●オースン・スコット・カード『道を視る少年・下』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●黒田龍之助『ポケットに外国語を』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●寺沢拓敬『「なんで英語やるの?」の戦後史』(研究社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●コニー・ウィリス『空襲警報』(大森望訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ダリオ・トナーニ『モンド9』(久保耕司訳/シーライトパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
予約註文すると、紀伊國屋書店のポイントが多くつくのか。知らなかった。
今日の電子化本。
◆鈴木翔『教室内カースト』(光文社新書)
Amazon.co.jpでKindle本を購入。
●平田オリザ『わかりあえないことから』(講談社現代新書)[Amazon.co.jp]
SFマガジン2014年4月号(早川書房)[Amazon.co.jp]ご恵贈賜りました。ありがたうございました。
Andy Weir The Martian: A Novel読了。意外な展開もどんでん返しもなく、結末を迎へる。まあ、これは大体予想通りなのだが、それならばどうしてこんな本を読んだのかといふと、妙に高評価の火星SFが一体どんなものなのか、どういふものが一般的に好まれて、そして売れるのかを知りたかったから。判ったのは、とにかく読みやすいこと。私が一週間ほどで読んだといふのは、日本語の本の半分くらゐの速度で読めたといふことだから、その読みやすさは桁外れである。意外だったのが、余計な要素がほとんどないといふこと。家族の物語とか、父と息子の物語とか、恋物語とか、まったくない。地球の登場人物たちも、宇宙船(主人公を火星に置き去りにしてしまった方)の人間関係も単純。別の言葉でいへば浅い。ただ、主人公が火星を縦断するときの行動と心境が微に入り細を穿ち描写されてゐる。かういふ本が、人気が出るのか。私が読みたい類ひの本ではない。
職場のMacOSX ServerをMaveriks + OSX Server 3.0.2にアップグレードして、結構どきどきした。そして、楽しかった。
OS X は、一般と共通になって、アプリケーションとしてServer機能を追加する形。そんなに活用するわけではないが、モニターなしで使ひやすいのだ。
Andy Weir The Martian: A Novelは、特に意外な展開になることもなく(予想通りはらはらどきどきする場面はあるが)、残り10%まで進んでしまった。おそらく明日には読み終はる。このまま終はるのか。
大理奈穂子・栗田隆子・大野左紀子・水月昭道『高学歴女子の貧困』(光文社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]読了。数年前から、高学歴ワーキングプアの本で、博士号取得者の悲しい末路が紹介されてゐたが、それはほとんど男だった。著者も男だったし。さらに、厳しい状況にあるといふのが女性高学歴者であるといふことがこの本を読むとよく判る。明治時代から実施されるやうになった男女平等の義務教育から始まる女子教育も、個人に自由と自立をもたらすものであるはずの教育だが、女子教育においては、建前とは違って、良妻賢母として家族を支へる人材の育成が目的だったといふ指摘は重要だと思ふ。さらに、上流階級と庶民階級を対象とする女子教育は大きく異なる流れとなったといふのも興味深い。政府主導の義務教育を中心とした一般庶民向けの女子教育と、私学による上流階級の女子教育、それに自立型(人格養成主義)と良妻賢母型の二つの組合せで、四種の女子教育が行なはれたといふ指摘である。といふことで、私学を中心として主として上流階級向けの自立型の女子教育も行なはれるやうになったが、結局それも家に閉じこめる力になった(といふところはよく判らなかった)。今の女子にとっての学歴は高学歴の男と出会ふ手段になってゐるといふ。だが、実はそれは女性教育に限らず、男でも結局は大学に入り卒業する目的が学問ではなく、大卒者の階級への「入会資格」を得ることになってゐるといふ指摘は前からあるし、実際さうだらうといふ実感もある。
Andy Weir The Martian: A Novelは、何だかあまり面白くないまま進んでゐるなあ、といふことで75%。
丸善御茶ノ水駅前店で、
●大理奈穂子・栗田隆子・大野左紀子・水月昭道『高学歴女子の貧困』(光文社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●関口英子・白崎容子『名作短編で学ぶイタリア語』(ベレ出版)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を購入。
イタリア語も読めないのに買ってしまった。モラヴィア、ブッツァーニ、タブッキといった作家の短編を読んでイタリア語の勉強をしようといふ本。ボンテンペッリの名前があるのも嬉しい。1988年にちくま文庫からボンテンペルリの名前で『わが夢の女』が出てゐる作家である。変な短篇好きの人にお勧めできる。
今日の電子化本。
◆山内太地『大学のウソ』(角川oneテーマ21)
イタリア語読めるやうになりたい。
紀伊國屋書店に、
○James W. Campbell & Will Pryce Die Bibliothek: Kulturgeschichte und Architektur von der Antike bis heute (Knesebeck) [紀伊國屋書店, Amazon.de]
を註文。図書館に関する本である。註文して二日ほど経った今朝、ふと著者名を見ると、どうもアングロサクソンっぽいではないか。こんなドイツ人ゐないだらう。Amazon.deのLook inside機能で著作権表示のページを見たら、やはり英語からの翻訳だった。原書は、The Library: A World Historyだった。悲しい。
SafaribooksOnlineで、Scipy関係の本を二冊トークンを使ってダウンロード。
・Eli Bressert SciPy and NumPy (OReilly) [Amazon.comjp]
・Francisco Javier Blanco Silva Learning SciPy for Numerical and Scientific Computing (Packt) [Amazon.co.jp]
の二冊。購入本ではないが、後で忘れて購入したりしないやうにここに記しておく。
Andy Weir The Martian: A Novelは、何もかも順調に行ってゐるやうに見えたが突然の事故が! というところで、45%。
知人の訃報を聞き、気分が沈む。
Andy Weir The Martian: A Novelは、探査車の長距離走行への調整が続く。じゃがいも栽培は成功したといふ評価である。地球の話はあまり進展なく25%。
Amazon.comに本を註文。
○Sebastian Bassi Python for Bioinformatics (Chapman and Hall/CRC) [Amazon.com]
○Steven Haddock Practical Computing for Biologists (Sinauer Associates) [Amazon.com, Amazon.co.jp]
を購入。12000円くらゐ。送料800円は安い。前はもっと送料が高かったと思ふのだが。ヨーロッパからの送料も前よりは安くなってゐるのだらうか。
今日の電子化本。
◆新井立夫・石渡嶺司『教員採用のカラクリ』(中公新書ラクレ)
Amazon.co.jpでKindle本、
○Sophie Divry The Library of Unrequited Love (MacLehose Press)
を購入。紙では96ページしかない薄い本。買ってから気づいたのだが、これはフランス語からの翻訳だった。フランス語では、La cote 400といふタイトル。どういふ意味かは知らない。
Andy Weir The Martian: A Novelは、水を作らうとして大変なことになったりして、少し落ち着いたところ。話は、地球からの視点に移ったところで15%。
今日の電子化本。
◆今井むつみ『ことばの発達の謎を解く』(ちくまプリマー新書)
ジョン・スコルジー『レッドスーツ』(内田昌之訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[Amazon.co.jp]読了。昨日、蛇足ぢゃないかと思った終章が実に素敵な終はり方になってゐて、心を震はせながらページを閉じたのだった。素直な宇宙冒険SFが苦手な人のための本。
レオンハルト指揮のミサ曲ロ短調が届く。安心して聴いてゐられる軽やかなミサ曲ロ短調。買ってよかった。
紀伊國屋書店から築島裕『歴史的仮名遣い: その成立と特徴』(吉川弘文館)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、木部暢子『じゃっで方言なおもしとか』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『世界の夢の図書館』(エクスナレッジ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『もっと厭な物語』(文春文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、アヴラム・デイヴィッドスン『どんがらがん』(殊能将之編/河出文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、下川敏雄『Rで学ぶデータサイエンス9 樹木構造接近法』(金明哲編集/共立出版)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、貴田庄『西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで』(朝日選書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。
なぜか、Andy Weir The Martian: A Novelを読み始めてしまった。火星に置いていかれた宇宙探査隊の一員の話。手記といふ形式で、語りかけるやうな文章で、事細かに生き延びる日々を報告する。第二章まで読み終へて、6%くらゐ。火星の土と、僅かの地球の土、乾燥人糞を混ぜて水をかけ、じゃがいもを育て始めるところ。にほひに辟易するなど。この調子でずっと進むのならつまらない。
今日はAmazon.co.jpで二点買ひ物。一つ目は、バッハのミサ曲ロ短調のCD。また、ミサ曲ロ短調である。今回は、Gustav Leonhardt指揮のもの。どうも、iTunes Storeで買ふものを私のMac miniで聴くと音が悪い(Ubuntu機の方だと問題ない)ので、しばらくiTunes Storeでの買ひものは控へようと思ってゐるのである。ハイレゾ音源ではあまり聴きたい演奏がないのだ。
もう一つはKindle本。
○Andy Weir The Martian: A Novel (Crown)
といふ火星SF。地球からの友人火星探査船の一員が、事故で火星に取り残されてしまってから、どうやって生き延びるのかといふ話らしい。私の好みの作品ではないのだけど、なぜか買ってしまった。多分、読まない(第一章だけ読んだ)。
ジョン・スコルジー『レッドスーツ』(内田昌之訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[Amazon.co.jp]は250ページまで。あっ、と声を上げるやうなページである。
今日の電子化本。
◆児美川孝一郎『キャリア教育のウソ』(ちくまプリマー新書)
久しぶりに紀伊國屋書店に本を註文。今月初めての日本語の本、そして紙の本。
●築島裕『歴史的仮名遣い: その成立と特徴』(吉川弘文館)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●木部暢子『じゃっで方言なおもしとか』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『世界の夢の図書館』(エクスナレッジ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『もっと厭な物語』(文春文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●アヴラム・デイヴィッドスン『どんがらがん』(殊能将之編/河出文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●下川敏雄『Rで学ぶデータサイエンス9 樹木構造接近法』(金明哲編集/共立出版)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●貴田庄『西洋の書物工房 ロゼッタ・ストーンからモロッコ革の本まで』(朝日選書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
歴史的仮名遣ひの本は、以前中公新書から出てゐた本だと思ふが、その中公新書版を持ってゐなかったので、この機会に購入。方言の本は、「そうだったんだ! 日本語」の一冊。『どんがらがん』は奇想コレクションで出てゐたものだが、中身は少し増えてゐる。
休日は全然本を読む時間がない。ヴァーノン・リーに専念したいが、頭痛とか吐き気で少し休んでしまった。やれやれ。
ジョン・スコルジー『レッドスーツ』(内田昌之訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[Amazon.co.jp]を160ページまで読み進める。スタートレックをもっとよく観ておけばよかった。
エヴァンジェリン・ウォルトン『アンヌウヴンの貴公子』(田村美佐子訳/創元推理文庫)をご恵贈賜りました。ありがたうございました。本書は〈マビノギオン物語〉四部作の第一作。何となくこの本持ってゐるやうな気がして書棚を探してみたら、第2〜4巻は持ってゐたが、第1巻は持ってゐなかった。これでは読めない。
ふと検索してみたら、全巻合本のKindle本が安く買へると気づいて、買ってしまった。
○Evangeline Walton The Mabinogion Tetralogy (Duckworth Overlook)
読むわけないだらうと思ひながら買ってしまった。日本語で読まう。
今日の電子化本。
◆中島義道『非社交的社会性』(講談社現代新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
数日前に読み終はった本を。
ジョン・スコルジー『レッドスーツ』(内田昌之訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[Amazon.co.jp]を読み始める。よくある冒険SFかと思ったら、どうもその宇宙船では変なことが起こってゐるやうなので、ちょっと期待して先を読み進める。
土日は極力家に篭ってヴァーノン・リーを訳し続けるので、書くことがない。仕方がない。
世間一般的には、この土日は東京に20年ぶりの大雪が降って、都知事選のあった日。特に本とは関係がない。
Amazon.comで、Kindle版の、
○Graham JoyceDo The Creepy Thing (G&S Books)
を購入。紙の本は既に持ってゐるのだが、もう英語の本は紙の本で読めない体質になってしまったので、改めて購入。
物書堂から昨日発売になった、iOS版小学館 独和大辞典(第二版)を購入。今月いっぱいは4000円なのだ(通常は5800円。紙の本なら2万円以上)。嬉しい。本当はiOSではなく、MacOSXで使ひたかったのだが、さいうふものはないやうだ。
これでドイツ語の本を読むのが速くなるだらうか。多分ならないだらう。ケストナーのDer kleine Mannは26%まで。なかなか捗らない。
SFが読みたい 2014年版(早川書房)[Amazon.co.jp]とジョン・スコルジー『レッドスーツ』(内田昌之訳/新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[Amazon.co.jp]をご恵贈いただきました(後者は訳者の内田昌之氏から)。
今日の電子化本。
◆八代嘉美・海猫沢めろん『死にたくないんですけど』(ソフトバンク新書)
ケストナーのDer kleine Mannは20%まで。面白くない訳ではないのだが、やはり子供向けなので何だか物足りない。外国語の本を読むときに私にとって問題になるのは、読める本と読みたい本が一致するまで、何を読むかといふことである。最初は難しい言葉や言ひ回しのある本は読めないのだが、簡単な本は子供っぽくて途中で飽きてしまったりするわけである。難しくて読めないのではなく、つまらなくて読めないのだ。しかし、もっと複雑な本になると読めなくなってしまふ。そろそろケストナー以外の本を見つけなくては。しかも早急に。
ケルスティン・ギアくらゐなら読めるだらうか。まだ無理か。
Amazon.co.jpから、Robert Reginald Classics of Fantastic Literature: Selected Review Essays (Wildside Press) が届く。ヴァーノン・リーの名前がたくさん出てくることを確認してから購入したのだが、期待してゐたものとは少し違ってゐた。ページを捲ってみれば、十九世紀から二十世紀初頭に刊行された幻想的作品(SFを含む)の本を作家ごとに紹介するものだった。作品の概要とか位置づけが記されてゐる。ヴァーノン・リーほど、過小評価されてゐる怪奇幻想作家はいないと紹介してゐる。あとは、作品の紹介なのでヴァーノン・リー資料としての価値がほとんどなかった。ただ、古いSFや幻想小説については、ページを捲りながらあまり聞いたことのない作家の本を見つけて、本屋に註文していってもいいかなといふ気分になってきた。
今日の電子化本。
◆今野浩『ヒラノ教授の論文必勝法』(中公新書ラクレ)
久しぶりに本をスキャンした。
中島義道『非社交的社会性』(講談社現代新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を最後まで。後半の「こころ優しく凶暴な若者たち」は読むのが予想外に辛い。普通ではない若者たちが集まるところなのだらうが、それにしても生きるのが辛そうな若者たちの話を読むのはこちらが辛くなるのだ。自分が意外にうまく世の中渡ってきたやうな気分になるわけだが、決してそれが嬉しくなることはなく、妙に辛くなるばかり。どうすればいいのかよく判らない。まあ、他人のことだからどうでもいいのだが。
ケストナーのDer kleine Mannを読み始める。5%まで進んだ。はやくケストナーの子供向けの本以外のドイツ語の本を読めるやうになりたい。
疲れたので、中島義道『非社交的社会性』(講談社現代新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を半分くらゐまで読む。この人の本を読むと、自分もそんなに偏屈な人間ではないなと安心できたのだが、この頃は、もしかしたら自分の方が偏屈なのではないかといふ恐怖に襲はれるので、少し読む気が失せてきてゐる。
しかし、この偏屈な人が「いはゆる「ドーハの悲劇」では、頭を抱へて打ちひしがれたものである」って本当か。信じ難い。私は中島義道より生まれ故郷に淡泊で、日本に対する帰属意識が希薄だとは。でも、町中の騒音に対する耐性は高い。
Amazon.co.jpで、
○Robert Reginald Classics of Fantastic Literature: Selected Review Essays (Wildside Press)
を購入。ヴァーノン・リーに関する記載が多いと判ったので。
ジーン・ウルフ『ピース』(西崎憲・館野浩美訳/国書刊行会)は、少し英語や日本語で読み直したが、再通読する元気はなく、ケストナーのEmil und die Drei Zwillingeを読んでゐたら、最後まで辿りついた。『エーミールと探偵たち』の続編で、そのときの仲間たちと海辺の別荘で再会し、協力してちょっとした問題を解決するのだが、前作と違ってエーミールの危機ではないのであまり緊迫感がない。お母さんの結婚話とか、ほのぼの系の話題が多く、残念ながら私の好みではなかったのだ。しかし、お母さんの再婚についてグスタフやお祖母さんと話す場面はなぜかよく文章が理解できたのである。
去年の2月から、『五月三十五日』を読み始めたやうなので、ちゃうど一年で六冊ケストナーの子供向けの本を読んだことになる。それまでずっと子供向けの本も読めなかったのだから、大きな前進だらうか。もう少し語彙の増加速度を早めたいのだが、どうすればいいか。かうして読んでいくしかないか。そろそろ『雪の中の三人男』を読み進めたいのだが、電子版が買へないのが不便。あの地域制限はどうにかならないのか。
実は今日から二月だと信じてゐた。一日間違へてゐた。結局一月は十冊の和書/紙の本と十冊の洋書/電子書籍しか買はなかった。これは近年稀に見る少なさである。病気かも知れない。
昨日本を買ったことを忘れてゐた。Amazon.comで、
○Warren J. Ewens Statistical Methods in Bioinformatics (Statistics for Biology and Health) (Springer)
のKindle版を購入。このとき気づいたのだが、コンピュータ経由でという手段が選べないKindle本があるのか。なぜだらう。そして、Kindle Paperwhiteも選べない。iPadを選んで購入した。
そして、この本は、この日記によると2012年にスキャンしてpdf化したことになってゐるのだが、それがどうしても見つからない。持ってゐた記憶もない。紙の本を購入した記録もない。どうなってゐるのか。まあ、いいか。
今日は、Amazon.comで、
○Beckerman and Petchey Getting Started with R: An introduction for biologists (OUP)
いまさらとは思ったが、つい註文してしまふ。
早速、中身を覗いて見たが、あまり大したこと書いてゐなかった。がっかり。