今日はどうやら休日である。私くらゐ惚けてくるとこの長い連休のどの日が何の休みなのかもう判らなくなってくる。明日と明後日は休みでないといふことだけはやうやく確認できた。といふわけで今日は本を読む。
ところが朝から時間を忘れてポーランドSF情報を検索してしまった。さういふ気分になってしまふ日があるのだ。探してゐるやうなSF情報サイトは結局見つけられなかった。やはり読めない言語のサイト検索は効率が悪い。
疲れたところで、『水はなんにも知らないよ』(1000円+税/ディスカヴァー携書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読んだ。本当はこれを読む日ではなかったのだが、疲れてゐるとつい新書を手に取ってしまふ。それにしても、こんな贋科学に騙される人々が多いとは! こんなことを真面目に訴へなければならない今の日本は、いや世界はどうなってゐるのか。あと50年もしたら科学は一般大衆には魔法と区別ができなくなってしまふのか。ごく一部の特殊な集団だけが扱へる分野になってしまふのか。教育格差が広がる社会の行く末にはさういふ世の中が待ち受けてゐるのかも知れない。
続いて本来読む予定だったクリストファー・プリースト『双生児』(古沢嘉通訳/2500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。期待を裏切らない傑作であった。面倒臭いから内容紹介は書かないけれど、現実と幻想の交錯するSFである。丁寧に読んでいけばその複雑なもつれを解くことができるといふ訳でもない。丁寧に読めば読むほどその錯綜に搦め捕られていく。その「搦め捕られ」感が私にとっては快感なのだが、万人にとってさうだとは限らないだらう。それでも、読み応へのあるSFを読みたい人は迷はず手に取って読むべき作品である。
本書で繰り返し描かれるロンドンの空襲であるが、グレアム・ジョイスのThe Facts of Lifeを思ひ出した。こちらはコヴェントリーの空襲(『双生児』でも一つの町が壊滅した空襲として何度も言及される)である。だが、私はThe Facts of Lifeを最後まで読んだのだらうか。コニー・ウィリスの『犬は勘定に入れません』に出てくるコヴェントリーの空襲の記憶と混同してゐるのかも知れない。自分の記憶が全く信用出来ない今日この頃である。
SFマガジン六月号[bk1, Amazon.co.jp]を妻の机の郵便物の山の上で発見する。娘が数日前に郵便受けから持ってきて放りだしてあったのだ。今月はSFマガジンが届かないなと思ひ、密かにもう一冊買ってしまったではないか。二冊あれば一冊は読むかも……。あ、来月はワールドコン特集だ。
何だか妙に疲れてゐたので、ほとんど一日を眠ってしまった。何といふことだ。クリストファー・プリースト『双生児』(古沢嘉通訳/2500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が全然進まなかった。何といふことだ。
Русская Фантастикаに接続できない状態が続いてゐるので、ロシア語によるSF情報がなくなって寂しいと思ひ、世界のSF情報ページにМир фантастикиとЖурнал Фантастикаの両サイトから書籍に関連するニュースを得て項目を表示させるやうにした。これで、どこか一ヶ所が止まってもロシア語情報が途絶える心配はなくなった。どうせ私は読めないんですがね。
昨日は疲れて寝てしまひました。日記は休み。特筆するやうなこともなかったので。
文庫新刊情報のページで、岩波文庫やちくま文庫の新刊が出てゐないが、どうしたんだらうと思って、情報採集スクリプトを動かしてみたら、新刊情報が入ってきた。どうして自動取得が出来なかったのだらう。先月までは問題なく動いてゐたやうな気がするのだが。何となく毎日深夜の1時半ころ動き出すプログラムがよくないやうな気がする。相手が休んでしまふのか、その時間。
Amazon.comで本を探してゐたら、「You purchased this item on September 25, 2005. View your Order History.」といふ表示が出てきた。この頃、こんな表示が出るのか。私のやうに間違って同じ本を二度買ってしまふ間抜けのための表示なのか。
bk1に本を註文。
●『一般線形モデルによる生物科学のための現代統計学』(4800円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●中井浩一『大学入試の戦後史』(760円+税/中公新書ラクレ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●『こんなに役立つ数学入門』(680円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●西尾哲夫『アラビアンナイト』(780円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●パトリック・マグラア『失われた探険家』(宮脇孝雄訳/1900円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集2 アネットと罪人』(3500円+税/水声社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
確か、これくらゐだったと思ふ。買ひすぎたか。
『データマイニングの基礎』(3200円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。なるほどねえと感心するが、感心してゐるふりである。実は全然判ってゐない。
14日にAbebooks.com を経由して発注したData Mining: Practical Machine Learning Tools And Techniques (Morgan Kaufmann Pub, 7/2005) [Abebooks.com , Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]が届く。昨日不在の自宅に届けられたので中央郵便局までとりにいった。差出人が記されてゐないので、怪しさうな荷物である。不在連絡票の差出人の欄には「中国郵政」と記されてゐた。包みから出してみると、表紙、裏表紙は中国語だった。が、中身は英語。これがInternational Versionといふ意味か。紙の質とか印刷の具合はあまりよくない。どうせ読まないのだから、関係ないのではないかと密かに思ってゐる。
クリストファー・プリースト『双生児』(古沢嘉通訳/2500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、L・カッソン『図書館の誕生』(新海邦治訳/2300円+税/刀水書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、左巻健男『水はなんにも知らないよ』(1000円+税/ディスカヴァー携書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]がbk1から届く。もちろん、プリーストから読み始める。あ、プラチナ・ファンタジイのマークができてゐる。帯の折り返しに刊行予定が記されてゐて、それによると、7月にケリー・リンク『初心者のためのマジック』、10月にマシュー・ニール『英国の船客たち』となってゐる。これからも途切れずに出て欲しいものである。
金谷武洋『主語を抹殺した男』(1700円+税/講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。英文法で日本語を解釈しようとしてゐるとしか思へない学校文法を否定し、日本語には英語で認識されてゐるやうな主語は存在しないのだといふ考へ方は魅力的である。その主語不要論を強く主張する日本語文法を提唱した三上章の評伝。興味深く感動的な内容なのだが、著者の熱狂的な気持があまりにも前面に出てゐて、些か読みにくい。
三上章の『象は鼻が長い』は、我が家にあるのにまだ読んでゐない。いつか読みたいと思ってゐる本である。
Amazon.co.jpに、
○Jeffrey Prucher, ed. Brave New Words: The Oxford Dictionary of Science Fiction ($29.95, Oxford Univ Pr., 2007/4) [Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]
を註文。一昨年の秋に出る予定だった本で、私はもうとっくに出てゐるものだとばかり思ってゐた。実はつい最近出たばかりらしい(日本のAmazonでは近刊予定となってゐるが)。半年前、私はこの本の題名をBrave New Worldだと思ひ込んでゐた。つまらない題名だなと思って註文してゐなかったのだ。よく見ると、WorldではなくWordではないか。突然、面白さうに感じられ、早速註文した。届く日が楽しみである。
「本を置くだけで情報検索」などといふ検索システムが5月7日に新装開館される千代田図書館に導入されるといふ[ITmedia News]。語源とか、言葉の最初の用例などまで、丁寧に記されてゐるらしい。
ああ、眠くてもう駄目だ。といふことで、今日は本や書店に関するニュースを二つ。
23日は「世界書籍・著作権デー」だったらしい。といふことで天井から吊り下げられてゐるのは本の彫刻。なんだそれは。彫刻なんか作ったり観にいったりする時間があるのなら、今こそ本を手に取って読めと云ひたい。
私にとってはいつまでもオンライン書店であるAmazon.co.jpが、仮想商店街事業に参入したさうである[NikkeiNet, YomiuriOnline]。さうですか、たうとう始めますか。でも、本さへ売ってくれれば、あとはどうでもいいんです。私にとっては。
眠い。本を買ふ元気も、本を読む元気もない。
カレンダーを眺めて愕然とした。もう今週末から連休ではないか。本を註文する頃合ひに悩む時期である。今年は連休前に本が何冊か届くと気分がいいに違ひないといる結論に達し、少しでも心安らかな休日を過ごすために直ちに本を註文することにした。
●クリストファー・プリースト『双生児』(古沢嘉通訳/2500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●L・カッソン『図書館の誕生』(新海邦治訳/2300円+税/刀水書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●左巻健男『水はなんにも知らないよ』(1000円+税/ディスカヴァー携書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●金谷健一『これなら分かる応用数学教室 』(2900円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
をbk1に註文。クリストファー・プリースト『双生児』はハードカバーになって復活した〈プラチナ・ファンタジイ〉の第一弾である。文庫本でやっていくだけの部数が売れなかったといふことなのだらう。ハードカバーでなら続けられるくらゐは売れてほしい。『水はなんにも知らないよ』は、水は何でも知ってゐると思ってしまってゐる人に関する本(だと思ふ)。もしかしたら、水は何でも知っていると思ってしまってゐる人のための本なのかも。
今日から、金谷武洋『主語を抹殺した男』(1700円+税/講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤。まだ最初の方だが、面白い。
fnac.comから、アフィリエイト承認のメールが来る。フランス語はよく判らない。
チャールズ・ストロスのMissile Gapが今なら無料でダウンロードできる。Subterranean Pressから。
北村薫『玻璃の天』(1190円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。主人公の14歳の礼譲と女性運転手ベッキーさんの登場する連作短篇集。昭和八年といふ舞台が独特の雰囲気を与へてゐる。聡明な二人が謎を解くのは気持がいい。ちょっと説教臭いところが気になるが、それは恐らく私がよほど捻れてゐるからだらう。
続いて恩田陸『朝日のようにさわやかに』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。確かにいろいろな短篇が収録されてゐる。あまり恩田陸作品として出会ったことのないやうな作品もある。冒頭の「水晶の夜、翡翠の朝」如何にも恩田陸といふ水野理瀬シリーズの一つ。「一千一秒殺人事件」はかなり変わった雰囲気の、稲垣足穂風の作品。面白い。全体的に楽しく読み終へたが、中にはよく判らないものもあった。
今日も世界のSF新刊情報に手を入れる。Del Reyとか、ドイツのRandom House系の出版社など、新刊情報がうまく取得できてゐないことが判明したところを修正。大幅に情報取得方法を変更してみたら、新しい情報が追加されたものが上に行くといふ仕組みが成り立たなくなってゐることに気がついた。が、もう遅い。ドイツのファンタジイ新刊情報をterrashop.deから、フランスのSF&ファンタジイ情報をfnac.comから得ることにした。terrashop.deもアフィリエイトプログラムを提供してゐることに気づき、申し込まうとしたら、申請者の住所がヨーロッパからしか選べなかったので諦める。アフィリエイトを申し込むと、膨大な量の書籍データファイルがダウンロードできるやうになるところが幾つかあるのだが、まだその有効な利用法を見出してゐない。ここは申し込めなかったから関係ないけど。
世界のさまざまな国のSFやファンタジイの新刊情報が自動的に(手を入れなければならないことも多いが)日々更新されてゐるのを見るのがなぜか楽しい。自分では決して買ふことはないであらう中国語やスペイン語、トルコ語の新刊書を見てどうする訳でもないのだが、それでも嬉しい。
漫然と眺めてゐると、いろいろな国でトールキンの新刊が話題になってゐることが判る。日本はどうなってゐるのか。
本離れが問題視されてゐるのは日本だけではないやうで、聯合ニュースで進む本離れ、書籍購入費は化粧品支出の半分以下といふ記事を見つけた。「国立中央図書館が昨年行った調査結果によると、1年間に本を1冊も読まないとの回答は23.7%で、2年前に比べ0.4ポイント上昇」したさうだ。本を全然読まなくても生きていけるのは、私にとってはある意味羨ましい。本がなかったら恐らく私は現実に耐へられないだらう。ところで、この記事を読んで初めて知ったのだが、4月23日は「世界本の日」なのだといふ。一体何をする日なのだらうか。
昨日世界のSF新刊情報に入れたばかりのminotauroの項目は外してしまった。スペイン語の新刊情報は、casadellibro.comから得ることにした。刊行日も価格もなくてちょっと寂しい表示なのだが、難しい作業に取り組んで途中で挫折するよりはいいと思って、ここは書名と著者名とリンクのみ。
フランスでSF新刊情報を得やすいところはないかとずっと探してゐたのだが、fnacのSF&ファンタジイ新刊情報を利用することに決めた。PHPのスクリプトをまだ書いてゐないので、サイトには追加されてゐない。ついでにアフィリエイトプログラムがあるのを見つけたので、申し込んでみる。繰り返しアクセスしたりリンクをたくさん貼ったりするのに、アフィリエイトに申し込んでゐたら堂々とできるやうな気がするので、できるだけ申し込むことにしてゐる。フランス語はさっぱり判らないので、申込画面ではちょっと苦労したものの、何となく必要項目を埋めて送信した。
SFやファンタジイを売ってゐるオンライン書店はたくさんあるが、ジャンル別の新刊情報があって、刊行日順に表示できて、あまり未来の刊行予定本が大量に列挙されてをらず(Amazonはたいていさうだ)、リンク情報も簡単に取得できるといふことなどが、私が新刊情報を得るときの条件なのだ。だから、どこでも利用出来るわけでもない。
『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳/1900円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]やうやく読了。話題が主に医療問題で、患者として検査結果を受け取ったときに間違った考へ方をしないやうにといふことが中心なので、さういふことに興味を持って読み始めた人にはいいのだらうが、私はそれもふくめて様々な状況に興味があるので、後半は些か退屈してしまった。退屈したとはいへ、将来の自分のために極めて重要な智識を得たのは間違ひあるまい。
北村薫『玻璃の天』(1190円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を半分くらゐ読んでから寝る。
世界のSF新刊情報にminotauroの情報を追加してみた。刊行点数はあまり多くない。でも、ミノタウロ賞なんてものを主宰してゐたりする。
高田明和『脳によく効く栄養学』(700円+税/朝日新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。しきりに肉を喰へと薦めてゐる本。自分が肉好きだから買ったのだけれども、あまり面白くなかった。肥満の危機をことさら強調し、ダイエットブームを引き起こしてゐることに警鐘を鳴らす。それはそれでいいのだが、全体としては、自分に有利なやうにさまざまな統計値を利用してゐる感は否めない。相関があるからといって、因果関係があるとは限らないのだ。さらにたとへ因果関係があっても、(相関係数などからは)どっちが原因でどっちが結果なのかは判らないのである。
Amazon.co.jpに、
●Peter Dalgaard『Rによる医療統計学』(岡田昌史訳/2800円+税/丸善)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
を註文。また、こんな本を買ってしまった。ちなみに原題はIntroductory Statistics With R(Amazon.co.jp)で、医療といふ言葉は入ってゐない。原著者は医療研究をしてゐる人のやうだが。
世界のSF新刊情報にYesAsia.comの科幻小说関連のSF新刊情報を追加した。香港の本と台湾の本との2項目。ここは日本の書籍もとり扱ってゐるので、SF&Mysteryの項目を見てみると、間違ってはゐないのだらうが、どうも私の考へてゐる世界とは違ふ。だから、ここの中国語科幻小说の欄に並んでゐるものも、私の考へてゐるSFやファンタジイとは違ふ可能性は高い。表紙を見ると、確かにそんな感じはする。でも、ないよりはあった方がいいと思ふので、しばらくこんな感じで。
ここのページ情報はなぜかPHPのfile_get_contentsで取得できず、どうしたものかと困ってゐたのだが、wgetでページ情報を取得することを思ひついた。PHPのshell_execでwgetを動かして内容をファイルに保存してから改めてfile_get_contentsでページ情報を取得して処理したらうまくできた。ちょっと嬉しい。
『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳/1900円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]がまだ終はらない。さすがに少し飽きてきました、統計の本。でも、前よりは数字に騙されなくなったやうな気がする。
眠くて頭が痛いので、少しだけ。
世界のSF新刊情報にjoyo.comの科幻小说 (中国作家作品)より取得した中国SF新刊情報を追加した。このページ、最近私は気に入ってゐるのだけれども、あまり人気のないページである。いろいろな国のSF新刊情報が得られて便利だと思ったのだが、さういふ情報を求めてゐる人がゐないといふことなのだらう。
bk1から、本位田真一監修『人工知能』(2500円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。面白さうだが、難しさう。
solarisnet.plを眺めてゐて気がついたのだけど、ポーランドでもMangaといふ言葉が使はれてゐるのだ。ちょっと驚いた。あ、Ozon.ruでもМангаで検索したら、こんなに出てきた。Как нарисовать японские комиксыなんてものがあるといふことは、日本のコミックのことをМангаといふのか。私はマンガのことはよく知らない。
Subterranean Pressにマイク・レズニックの〈ルシファー・ジョーンズ〉に関するエッセイMe and Luciferが掲載されてゐる。詐欺師の〈ルシファー・ジョーンズ〉がアフリカやアジアを人を騙しながら旅する話(だったと思ふ)で、詐欺師の話が好きな私は大いに気に入ってゐるのだけど、邦訳は出てゐない。で、この大好きな〈ルシファー・ジョーンズ〉に関する話なのだけれど、面倒臭くてまだ読んでゐない。本当は英語が全然読めないんぢゃないか、私は。
ゲルト・ギーゲレンツァー『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳/1900円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤。統計に騙されないやうに気をつけるため。
Amazon.co.jpから、Data Analysis And Graphics Using R: An Example-based Approach ($80.00, Cambridge University Press, 2/2007)[Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋, Abebooks.com]と『工学のためのデータサイエンス入門』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。高いなあ、この本は。折角勇気を振り絞って購入したのだから、役立てなくては。
bk1からヴィクトル・ペレーヴィン『チャパーエフと空虚』(三浦岳訳/2300円+税/群像社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、高田明和『脳によく効く栄養学』(700円+税/朝日新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、北村薫『玻璃の天』(1190円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ブッツァーティ『神を見た犬』(関口英子訳/720円+税/光文社古典新訳文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。あれを読まうか、これを読まうか。
ポーランドの書店Merlin.plとSolarinet.plのページレイアウトがいつの間にか変はってゐて、新刊情報を取得し損ねてゐることに気がついた。10件とってゐたはづなのに、突然数が増えて変だとは思ってゐたのだ。慌てて修正して、今は正常に取得できるやうになってゐると思ふ。しかし、ポーランドの新刊情報を私のサイトで見てゐる人なんてゐるんだらうか。
Solarinet.plは前より見やすくなったやうな気がする。気のせゐかも知れないけど。SFのアンソロジーのページがあるので、見てみたら、思はず註文してしまひさうになった。ポーランドSF&ファンタジイと思しきものがあったから。一人として知ってゐる名前はないのだけれど、判らないだけに、そこには素敵な世界が広がってゐるやうに思へてならない。
昨年末に出た年刊SF傑作選には知ってゐる名前がたくさんある。ジェフリイ・フォードの作品は「アイスクリーム」だらうか。ポーランド語が読めればいいのに。
The New York TimesのSunday Book Reviewには翻訳SF評Cthulhu Meets Godzillaが掲載されてゐる。リンクは張ってゐるけれども、中身を読むにはログインしなければならない(登録は無料でできる)。STRAIGHT TO DARKNESS: Lairs of the Hidden Gods (Kurodahan, paper, $20)とか、Élisabeth Vonarburg A GAME OF PERFECTION (Edge/Hades, paper, $16.95)、Lukyanenko DAY WATCH (Miramax/Hyperion, paper, $13.95)、Zoran Zivkovic SEVEN TOUCHES OF MUSIC: A Mosaic Novel (Aio, $23.95)が言及されてゐる。英語を読むのは面倒臭いので、まだちゃんと読んでゐない。ポーランド語が読めればいいのになんて云ってゐるが、読めたって面倒臭いといって読まない可能性は高い。
ニール・ゲイマン&テリー・プラチェット『グッド・オーメンズ 下』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。思ひのほか長くかかってしまった。もちろん、面白く読み終へたわけだが、私には長すぎる。会話の部分などが無駄に長いのではないか。まあ、そこを楽しむべき作品なのだらうが。もう一つ物足りないのは、他のゲイマンの作品を読んだときに感じられる何とも云へない恐怖がないことだ。主人公がよく理解できない力や運命によって否応なく安定した日常から引き離されていくときの恐怖がない。私はゲイマンの作品のさういふところが好きなのだ。
さて、明日から何を読まうか。
昨日Abebooks.com で註文した本については、"sorry I do not ship to Asia."といふ聯絡があった。そこはテキサスの書店だった。日本に送ってくれないとは、許し難い。怒ってゐても何も解決しないので、直ちに別の書店に註文。同じAbebooks.com の註文画面から。今度はイギリスにあるInternational Booksといふ書店である。本の価格は僅か11ドル。その代り、送料は28ドルだ。今回も註文するとすぐに書店からメールが来た。これは国際版で、英米版とちょっと違ふ。表紙が二カ国語で表記されてゐて(中国で印刷されたものだから中国語か)、ISBNも英米版とは違うこと。但し、中身は英語で英米版と全く同じであること。違ふのは紙質くらゐで、英米版と比べるとちょっと悪い。それでいいかどうか、返事をしてくれといふことだった。この本は教科書みたいなものだから、何でもいいので、それでいいから直ちに註文処理を始めてくれと返答した。数時間後に、諒解したといふ返事が来た。日本人は多分英米版を買はないといけないのだらう。でも、私は貧乏だからこれを買ってしまふのだ。
ニール・ゲイマン&テリー・プラチェット『グッド・オーメンズ 上』(金原瑞人・石田文子訳/各1800円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]をやうやく読み終へ、下巻[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]へ。面白いが、何だか無駄に長い感じもする。
今日はMacOSXにRをソースからインストールするときの条件でいろいろ悩み、無駄な時間を使ってしまった。
眠くてなかなか本が読めない。でも註文はできる。
Amazon.co.jpに、
●『工学のためのデータサイエンス入門』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
を註文した。Rの使ひ方で確認したいことがあったので。
続いて、Abebooks.com
に、
○Ian H. Witten & Eibe Frank Data Mining: Practical Machine Learning Tools And Techniques (Morgan Kaufmann Pub, 7/2005) [Abebooks.com
, Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]
を註文。Wekaの使ひ方を確認したくなったからだ。今回は珍しくAbebooks.com
が一番安かった。しかも届くのがはやさう。
こんな、買っても読まない可能性の高い本ばかり買ってゐていいのだらうか。
カート・ヴォネガット死去の知らせに悲しみに沈んでゐる人も多いだらうと思ふ[The New York Times]。84歳だから、驚くやうなことではないのだけれど、「さういふものだ」と云へる気分ではない。『スローターハウス5』と『母なる夜』が好きでした。もちろん、それだけではないけれど。
bk1から、ミシェル・ウエルベック『素粒子』(野崎歓訳/1200円+税/ちくま文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、デイヴィッド・エディングス『暗黒の魔術師』(宇佐川晶子訳/840円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ロバート・ジョーダン『竜神飛翔 5』(斉藤伯好・月岡小穂訳/700円+円/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、タニス・リー『銀色の恋人』(井辻朱美訳/880円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集 1』(3000円+税/水声社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ゲルト・ギーゲレンツァー『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳/1900円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、『データマイニングの基礎』(3200円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、金谷健一『これなら分かる最適化数学』(2900円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、T・コホネン『自己組織化マップ』(6000円+税/シュプリンガー・フェアラーク東京)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、金谷武洋『主語を抹殺した男』(1700円+税/講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。本がたくさん届くとどうしてこんなに嬉しいのだらう。嬉しくなったので、また本を註文してしまった。今日も、bk1に。
●ヴィクトル・ペレーヴィン『チャパーエフと空虚』(三浦岳訳/2300円+税/群像社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●高田明和『脳によく効く栄養学』(700円+税/朝日新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●北村薫『玻璃の天』(1190円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ブッツァーティ『神を見た犬』(関口英子訳/720円+税/光文社古典新訳文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●本位田真一監修『人工知能』(2500円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
ここで一番期待してゐるのは、もちろんペレーヴィンである。
コンピュータ書籍の出版社O'Reillyが大学を作るらしい。本物の大学の学位が取得できるやうに読めるのだが、本当だらうか。O'reilly School of Technologyを卒業してみようか[→日本語の記事:japan.internet.com]。
Amazon.co.jpから、Jonathan Strahan, ed. The Best Science Fiction and Fantasy of the Year: Volume One ($19.95, Nightshade Book, 2007/3/15) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とWeb creators 2007年5月号(1280円/インプレスコミュニケーションズ)[Amazon.co.jp]が届く。このSF&ファンタジイ年刊傑作選はこれからも毎年出るのだらうか。かういふ本はあまり読まないのだが、あると大いに役立つことがあるので、念のためにいつも買ってしまふ。雑誌の方は、なかなか役立ちさう。まあ、役立ちさうと思って役立ったことはあまりないのだけど。でも、本や雑誌が手元にあると嬉しいからいいのだ。参考にできて、このサイトが見違へるやうに綺麗になったらそれはそれで落ち着かないかも知れない。さうなったらどうしよう!(多分、なりません)。
今日は何を云ひたいのかよく判らない文章ですね。
まだ『グッド・オーメンズ 上』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]の途中である。これでは何日もかかってしまふ。もっと速度を上げなければ。
書籍購入数グラフを見ながら考へた。多いのだらうか、少ないのだらうか。10日で15冊はちょっと多いやうな気がしないでもない。グラフを見てゐたら眠くなってきたら、とりあへず寝よう。明日になればきっとグラフのことも忘れてゐる。
ニール・ゲイマン&テリー・プラチェット『グッド・オーメンズ 上』(金原瑞人・石田文子訳/各1800円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤。冒頭の部分だけ何だか微かに読んだことがあるやうな気がしてならなかったのだが、さういへば前にペーパーバックを買って、ほんの少しだけ読んでいつの間にか本は書棚に戻ってゐたのだった。ちゃんと最後まで読んでゐれば、3600円出して邦訳を買はなくて済んだはづなのに。いや、資料と称して買ってゐたかも知れない。
British SF AwardsとPhilip K. Dick Awardが発表されたやうだ[Locus Online]。Grimwoodの本は何か買ったやうな気がするが、もちろん読んでゐない。Chris MoriarityのSpin Control[Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]は買ってゐない。勝手も多分読まないだらうが、どうしようか。460ページといふ長さだと読まない可能性大なのだが、どうしようか。内容からいってもそんなに私好みでもないのだが、どうしようか。どうして、こんなに悩むのだらう。普通買はないだらう、かういふ場合。でも、買ってみようか。
日曜日なのでサイトの改装に着手してみようかと思ったが、いきなり嫌になってしまって、トップページのタイトルの背景色を変へただけでやめてしまった。情けない。さういふことに対する関心が強くないので、気持が入らないのだ。どうでもいいことだが、Mozilla系のブラウザで見たときだけタイトルの角が丸く表示される。InternetExplorerやSafariだと、ただの長方形。
結局今日は何もできなかったが、Objectタグのことなどを調べたから、それなりの収穫はあったのだ。iframeタグを使はうか、objectタグを使はうか、悩んでゐたのである。
サイト改装に行き詰まったので(といふより飽きて放棄したので)、気分転換にbk1に本を註文。
●ミシェル・ウエルベック『素粒子』(野崎歓訳/1200円+税/ちくま文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●デイヴィッド・エディングス『暗黒の魔術師』(宇佐川晶子訳/840円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ロバート・ジョーダン『竜神飛翔 5』(斉藤伯好・月岡小穂訳/700円+円/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●タニス・リー『銀色の恋人』(井辻朱美訳/880円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集 1』(3000円+税/水声社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ゲルト・ギーゲレンツァー『数字に弱いあなたの驚くほど危険な生活』(吉田利子訳/1900円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●『データマイニングの基礎』(3200円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●金谷健一『これなら分かる最適化数学』(2900円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●T・コホネン『自己組織化マップ』(6000円+税/シュプリンガー・フェアラーク東京)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●金谷武洋『主語を抹殺した男』(1700円+税/講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
ああ、こんなに本を買ってしまった。いいのか? いいわけがない。数が多いだけでなく、高い本が多いのが問題だ。一冊6000円の本はちょっと困るではないか。買ってから気づくのが悪いのだが。かうなったら破滅するまで本を買ひまくらう(嘘だけど)。
Amazon.co.jpに新刊書がなかなか入らないのだけど、一体どうなってゐるんだ? これを書いてゐる時点では、上のハヤカワ文庫SFやFTはリンクをクリックしてもページが見つからないといふ表示が出るだけだ。そのうち、表示されるやうになると思ふのだが、ちょっと遅すぎないか。どうしたのだらう。
『確率の科学史』(対馬妙訳/2400円+税/朝日新聞社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]をやうやく読み終へる。面白かった。しかし、最後に近づくにつれて難しくて少々疲れてしまった。それでも、確率・統計といふ考へ方に対する興味は高まった。以前は、忌み嫌ってゐたのだが。如何に自分が確率といふものを理解してゐないかもよくわかった。騙されないためにも、もっとちゃんと理解しなければ。
東京創元社から、マイケル・ムアコック『ブラス城年代記1 ブラス伯爵【新版】』(井辻朱美訳/600円+税/創元推理文庫)[bk1]をいただく。ありがたうございました。
Amazon.co.jpに本を註文。
○Jonathan Strahan, ed. The Best Science Fiction and Fantasy of the Year: Volume One ($19.95, Nightshade Book, 2007/3/15) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
・Web creators 2007年5月号(1280円/インプレスコミュニケーションズ)[Amazon.co.jp]
前者は、2006年のSF・ファンタジイ24篇を収録したアンソロジーで、ジェフリイ・フォードとかピーター・S・ビーグルとかニール・ゲイマン、イアン・マクドナルドなどの作品が収められてゐる。後者はサイト改装にそなへて。いつまでも備へてばかりだけど。
文教堂函館昭和店が今日開店した(と思ふ。行った訳ではないので)[北海道新聞]。「書名や著者名、出版社名を入力すると在庫確認ができるほか、書籍が置いてある場所を棚番で表示するタッチパネルの検索機を入り口と中央部分の二カ所に設置」されてゐるといふ。「ああ、これ我が家にも欲しい!」と思ったのは私だけではないはづだ。「七、八の両日は、オープニングイベントとして、アニメキャラクターのアンパンマンと一緒に写真撮影できる催しを実施。カメラを持参すると無料でアンパンマンと一緒に写真が撮れる」らしい。これは別に要らないけど。
今日はbk1から、ミシェル・ウエルベック『ある島の可能性』(中村佳子訳/2400円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。読みたい本がどんどん溜まっていってしまふが、読む時間は全然増えない。今日も遅いのでこれで。
やはり外国語の書評サイトが気になる今日この頃。
bk1から、『Make Volume02 生物をハックする 』(1500円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、恩田陸『朝日のようにさわやかに』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、村上春樹『うさぎおいしーフランス人』(1524円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。まづは『Make Volume02 生物をハックする 』をぱらぱらと捲ってみる。面白いが自分で試してみる気にはならない。さういへば、帯に書いてある「自分のDNAを抽出、分離、培養、解析する」といふのは何かの間違ひだらう。DNAは、抽出、分離、解析はできるが、決して培養はできない。絶対にできない。
村上春樹のも少し中を覗いてみたが、何なんだ、これは。
ああ、ozon.ruのページレイアウトが変はってゐるではないか! 情報の取得が乱れてゐる。面倒臭いなあ。PHPスクリプトを修正した。これで直っただらうか。
世界のSF新刊情報を作るのはもう飽きてきてしまった。我ながら飽きっぽい性格だと思ふ。サイトのデザイン・構成に手を入れてみようか。書籍検索などでもっと面白いことをしたいのだが、自分にできることとの兼ね合ひで、今のところ次の目標を見出せてゐないのだ。そんな暇があったら、一冊でも多く本を読んだ方がいいとは思ふのだけれども。疲れてゐるので、とりあへず今日は寝ることにする。
世界のSF新刊情報が更新されてゐた! ちゃんと動いてゐるのか。それにしても、Orionは日本のマンガを随分出してゐるものだ。こんなに多いとは知らなかった。まあ、多いのは別に構はないのだが、SF/ファンタジイと新刊情報が前から一緒だったのだらうか。先日見た時には別だったやうな気がするのだが。しかし、印がついてゐるわけでもないので、自動的に振り分けることはできさうにない。ちょっと邪魔だ。
書店経由の情報取得によってPrime Booksの新着情報を入れようと思ってかなり時間を使ってしまったのだが、Amazonの登録情報が使ひづらいので、結局断念。どう使ひづらいのか書くと長くなるので、今日は説明しない。本当は眠いからなんだけど。
『確率の科学史』(対馬妙訳/2400円+税/朝日新聞社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み進める。なかなか進まない。でも、面白い。
世界のSF新刊情報にページにTachyon Publicationsの項目を追加した。ここはなんと新刊の刊行日の記載がないのだ。困るなあ。月くらゐは表示しておいてもらはないと。仕方がないので、今回はAmazon.comに記載されてゐる刊行日を手動で記入した。こんなことは毎回やってゐられないので、情報源をAmazon.comにしようかと考へてみる。数日前に情報取得がうまく出来ないと云ったのは、Amazon Web Serviceを利用したときの話であって、画面上の操作から情報を取得するスクリプトを書けば、自動的に更新できないわけではない。他の小出版社はこの方式でやってみようかと思ってゐる。
bk1に、
●ミシェル・ウエルベック『ある島の可能性』(中村佳子訳/2400円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
を註文。すっかり見逃してゐたので、慌てて註文した次第である。フランスの作家で、所謂SF作家ではないと思ふが、『素粒子』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
と同様に作品自体はSFといっていい内容だと思ふ。これから読むのだから、確信は持てないのだが、多分さうだ。ちなみに、bk1の内容説明には「舞台は今から2000年後の未来。笑いも涙も消えた世界に生きるネオ・ヒューマンが、21世紀の祖先の自叙伝を読み解くところから、その愛と生命の物語は始まる−。「素粒子」に続くSF的意欲作。」と記されてゐる。あ、『素粒子』は文庫だったのか。これも買はねば。
気がつくと朝日新聞の書評サイトから取得した情報が滅茶苦茶になってゐる。書式が変はったやうだ。見た目はあまり変はらないのだが、htmlの書き方が大きく変はってゐる。朝からPHPスクリプトをせっせと書き換へる。疲れてしまった。そのとき、いつの間にかRSSの印がついてゐるのに気がついた。やうやく新着情報をRSSで知らせてくれるやうになったのか。RSSリーダに登録したけど、新着書評情報は私が作ったRSSの方が見やすいやうな気がした。
世界のSF新刊情報にページにOrion Publishingの情報を組み入れた。Gollanczのサイトがないなんて云ってゐたけれど、ここだったのだ。オンライン書店経由の情報取得は少し試してみたものの、結局断念。Amazonでは欧米の書籍の場合、それほど遠くない未来の刊行予定の本を検索結果から排除する方法がどうしても判らないのだ。半年くらゐ先の刊行予定の本を予約註文可能になってゐる本が邪魔なのだが。iBS.itのSF&ファンタジイ新刊リストの表示が変なのも修正した。
bk1から、ニール・ゲイマン&テリー・プラチェット『グッド・オーメンズ 上・下』(金原瑞人・石田文子訳/各1800円+税/角川書店)上[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]/下[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]と、紀田順一郎『幻想と怪奇の時代』(2000円+税/松籟社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。もしかしたら、昨日から届いてゐたのかも知れない。早速、『幻想と怪奇の時代』を手に取って読んだ。第一部だけだけど。紀田順一郎が初めて怪奇幻想小説と出会ふところから〈世界幻想文学体系〉や〈ドラキュラ叢書〉を出すところまでの話である。もちろん、私はこれらの叢書を読んで育った世代である。月刊ペン社の〈妖精文庫〉も出るたびに買って読んでゐたけれども、やがて未刊の数冊を残して出なくなってしまった。古書店を巡って「幻想と怪奇」といふ雑誌を探したけれども、なかなか集められなかったことなども懐かしい。〈世界幻想文学体系〉と「幻想と怪奇」はまだ全部揃ってゐない。
マイケル・カプラン&エレン・カプラン『確率の科学史』(対馬妙訳/2400円+税/朝日新聞社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。まだ、ほんの少し。
月も変はったので、bk1に本を註文する。先月はちょっと多かったやうな気がするので、密かに反省してゐたのだ。でも月が変はったからそんなことは忘れよう。
●『Make Volume02 生物をハックする 』(1500円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●恩田陸『朝日のようにさわやかに』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●タニス・リー『水底の仮面』(柿沼瑛子訳/1300円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●村上春樹『うさぎおいしーフランス人』(1524円+税/文芸春秋)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
である。今回買った本は読みさうな気がする。しかし、この村上春樹の本、何なのだ。