5月31日(木)

 月末なので記録を。ディックを二冊、KIndle版で。
●フィリップ・K・ディック高い城の男(浅倉久志訳/ハヤカワ文庫SF)
●フィリップ・K・ディックスキャナー・ダークリー(浅倉久志訳/ハヤカワ文庫SF)
唐突にディックを読みたくなって。どちらの本も持ってゐる。しかも複数。しかし、Kindleで読みたいので(紙の本を探して読む元気がない)電子版を改めて購入。

 今月は洋書1冊、和書9冊しか購入しなかった。過去最低の記録ではないが、それにほぼ匹敵する。


5月27日(日)

 今週買った本。 ●越前敏弥『文芸翻訳教室』(研究社)
●須田桃子『合成生物学の衝撃』(文藝春秋)
●ケレン・エリザベス・ゴードン『吸血鬼の英文法』(下楠昌哉訳/彩流社)
●本の雑誌編集部編『ニッポンの本屋』(本の雑誌)

 カレン・エリザベス・ゴードン『吸血鬼の英文法』(下楠昌哉訳/彩流社)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 遠藤文子『星水晶の歌(上・下)』(創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 片頭痛の本を読んだり、腸内細菌叢の本を読んだりした。

 読売新聞に『夢のウラド』の書評が載った。


5月20日(日)

 二週間経ってしまった!

 二週間に買った本。
●ジャスティン・ソネンバーグ&エリカ・ソネンバーグ『腸科学』(鍛原多惠子訳/ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
●坂井文彦『「片頭痛」からの卒業』(講談社現代新書)
●山尾悠子『飛ぶ孔雀』(文藝春秋)
他に、本の雑誌6月号「特集 本を動かす」やダ・ヴィンチ6月号も。ダ・ヴィンチでは池澤春菜さんが『夢のウラド』を紹介してくださいました。

 アンドレイ・サプコフシキ『ウィッチャー III 』(川野靖子訳/ハヤカワ文庫FT)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 乾石智子『赤銅の魔女』(東京創元社)ご恵贈賜りました。新三部作の第一巻。ありがたうございました。

 キム・ニューマン『ドラキュラ紀元一八八八』(鍛治靖子訳/アトリエサード)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 二週間ほど前に註文したPapéの挿絵入りキャベルが届いた。やはり挿絵入りがいい。


5月6日(日)

 連休で本を買ひに書店に寄る機会がなかった。先月は結局13冊の和書、8冊の洋書を購入したことになる。

 今週は一冊だけ、Abebooks.comで検索して、フロリダ州にある Real FINE Editions に、
○James Branch Cabell The Cream of the Jest: A Comedy of Evasions (Robert M. McBride & Company, 1927)
を註文。Frank C. Papéの挿絵入り。

 先月註文したジヴコヴィッチの本が二冊届いた。

 英語の本や翻訳書を読む元気がまだないので、松田青子『英子の森』(河出文庫)の表題作を読む。面白くそして怖い。日本人にとって英語とは何なのか。特に女性にとって特別な意味を持つものなのか(作中では「男でも同じだ」という男が登場するが違うだろう)を否応なく考えさせられる話。「うちの娘は、英語を使う仕事をしてゐるんです」といふ母の言葉が心の中の光をすべて奪っていくやうに響く。「まだ英語がある」といふ〈グローバル〉(←綽名)の言葉はつらく悲しい。そして、検定試験の点数獲得祝ひにシャンデリアを買ってしまふ斎藤さんが何にもまして。さういひながら私も実は森に住んでゐたりするのかも知れない。でも「今度、うちの森に遊びに来ませんか。いい森ですよ、うちの森は」などと誰かにいはれたら一目散に逃げ出すだらう。森は怖い。

 液晶モニターを買った。iiyamaの XUB2790HS-B2 である。大きさは27インチ。今もっているのとほぼ同じ型だが、今度のは画面の回転ができる。つまり、縦置きができる。縦に置くと文書を配置しやすく仕事が捗ると聞いたからである。しかし、設置してみると、27インチディスプレイは思ひの外長く、縦にすると上の方が見上げる感じになって使ひにくいのである。数時間試してこれは駄目だと思ひ、横に並べる。それでも画面は広くなり、前よりもくっきり表示されてゐるので買ってよかった。


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