5月31日(水)

 5月末までに買った本。更新はずいぶん遅くなってしまったが。6月の最初の土日が学会出張でこれを書く余裕がなかったせゐなのだ。仕方がなかったのだ。
●カート・ヴォネガット『キヴォーキアン先生、あなたに神のお恵みを』(浅倉久志・大森望訳/早川書房)
●恩田陸鈍色幻視行(集英社)
 リンクのあるのはkindle版を購入。恩田陸は早速読んだのだが、幻の作品の真実を追ひ求める文芸・映像関係者らが登場人物だが、「真実があるのは、虚構の中だけ」といふ言葉などがなかなかよかった。以前は恩田陸作品が出たらすぐに全部読んでゐたのに、いつの間にか追ひつけなくなってゐる。

 5月末までにpdf化した本。
◆アガサ・クリスティー『死との約束』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『死への旅』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『親指のうずき』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『フランクフルトへの乗客』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『蒼ざめた馬』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『エッジウェア卿の死』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『予告殺人』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆アガサ・クリスティー『満潮に乗って』(ハヤカワ・ミステリ文庫)
◆大崎梢『背表紙は笑う』(創元推理文庫)
◆乾石智子『夜の写本師』(創元推理文庫)
◆白鷺あおい『シトロン坂を登ったら』(創元推理文庫)
◆庵野ゆき『水使いの森』(創元推理文庫)
◆高島雄哉『ランドスケープと夏の定理』(創元SF文庫)
SFマガジン 1965年1月(早川書房)

 五月に購入した和書は25冊、洋書は2冊、合はせて27冊、そしてpdf化したのは86冊だった。


5月28日(日)

 今週買った本
●ユン・ソングン『古本屋は奇談蒐集家』(清水博之訳/河出書房新社)
●山尾悠子『仮面物語』(国書刊行会)
●エリー・ウィリアムズ『嘘つきのための辞書』(三辺律子訳/河出書房新社)
●エドワード・D・ホック『フランケンシュタインの工場』(宮澤洋司訳/国書刊行会)
●マリアーナ・エンリケス『寝煙草の危険』(宮﨑真紀訳/国書刊行会)
●マリアーナ・エンリケス寝煙草の危険(宮﨑真紀訳/国書刊行会)Kindle版も買った。
●本の雑誌編集部編『本屋、ひらく』(本の雑誌社)

 久永実木彦『わたしたちの怪獣』(創元日本SF叢書)ご恵贈賜りました。

 A・ブラックウッド『平井呈一怪談翻訳集成』(創元推理文庫)ご恵贈賜りました。

 ロイス・マクマスター・ビジョルド『魔術師ペンリックの仮面祭』(鍛治靖子訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。

 今週pdf化した本。
◆松崎有理『代書屋ミクラ』(光文社)
◆山本夏彦『完本 文語文』(文藝春秋)
◆岡崎武志『女子の古本屋』(筑摩書房)
◆井上ひさし『円生と志ん生』(集英社)
◆近江泉『雨ときどき編集者』(メディアワークス文庫)
◆北村一真『英語の読み方』(中公新書)
◆飛田茂雄『いま生きている英語』(中公新書)
◆池澤夏樹『本は、これから』(岩波新書)
◆岩崎純一『本は、これから』(岩波新書)
◆H・ハウ&H・クラウスニック『ナチスの時代』(岩波新書)
◆周達正『カエルを釣る、カエルを食べる』(平凡社新書)
ミステリマガジン 1974年12月(早川書房)
ミステリマガジン 1975年1月(早川書房)
ミステリマガジン 1975年3月(早川書房)
SFマガジン 1965年2月(早川書房)
SFマガジン 1965年4月(早川書房)
SFマガジン 1965年5月(早川書房)


5月21日(日)

 今週買った本。
●北野勇作『ねこラジオ』(ネコノス文庫)
●正木香子タイポグラフィ・ブギー・バック(平凡社)
●海野弘『書斎の文化史』(TBSブリタニカ/1987)
●恩田陸スキマワラシ(集英社文庫)
●NSシステムズPythonでまなぶSQLiteデータベース入門 上巻
 リンクのあるものはkindle版を。

 シーラン・ジェイ・ジャオ『鋼鉄紅女』(中原尚哉訳/ハヤカワ文庫SF)ご恵贈賜りました。

 今週pdf化した本。
『HTML&CSS ビジュアル・リファレンス』(エムディエヌコーポレーション)
◆藤原誠『Emacsらくらく入門』(技術評論社)
◆恩田陸『エンド・ゲーム』(集英社)
◆筒井康隆『エンガッツイオ司令官』(文藝春秋)
◆筒井康隆『夜のコント・冬のコント』(新潮社)
◆廣野由美子『ミステリーの人間学』(岩波新書)
◆津野海太郎『読書と日本人』(岩波新書)
◆増田義郎『略奪の海 カリブ』(岩波新書)
◆木田元『現象学』(岩波新書)
◆柳川弘志『生命の起源を探る』(岩波新書)
◆安田敏朗『「国語」の近代史』(中公新書)
◆木村敏『時間と自己』(中公新書)
◆三上延・倉田英之『読書狂の冒険は終わらない!』(集英社新書)
◆にむらじゅんこ『クスクスの謎』(平凡社新書)
◆菊池良生『神聖ローマ帝国』(講談社現代新書)
◆別宮貞徳『翻訳読本』(講談社現代新書)
◆田辺保『なぜ外国語と学ぶか』(講談社現代新書)
◆庵野ゆき『叡智の覇者』(創元推理文庫)
ミステリマガジン 1979年4月(早川書房)
SFマガジン 1965年8月(早川書房)
SFマガジン 1965年8月臨時増刊号(早川書房)
SFマガジン 1965年9月(早川書房)
SFマガジン 1968年1月(早川書房)
SFマガジン 1968年2月(早川書房)
SFマガジン 1968年4月(早川書房)
SFマガジン 1969年9月(早川書房)


5月14日(日)

 今週買った本。
『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション I ハテラス船長の航海と冒険』(荒原邦博訳/インスクリプト)
『ジュール・ヴェルヌ〈驚異の旅〉コレクション III』(石橋正孝訳/インスクリプト)
『Web技術で本が作れるCSS組版Vivliostyle入門』(C&R研究所)
The Book That Wouldn't Burn by Mark Lawrence (Ace)
リンクのあるものはkindle版で。

 他にNight Land Quarterly, vol. 32 (アトリエサード)も。

 本の雑誌6月号が届きました。今号では北原尚彦さん、永江朗さんと「理想の本棚」について「無尽蔵に置ける本棚がほしい!」といふ話をしてゐます。

 エディ・ロブソン『人類の知らない言葉』(茂木健訳/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。

 今週pdf化した本。
◆金井美恵子『迷い猫あずかってます』(中公文庫)
『尾崎翠を読む 講演編 I 』(今井出版)
『尾崎翠を読む 新発見資料・親族寄稿・論文編』(今井出版)
◆松田青子『読めよ、さらば憂いなし』(河出書房新社)
◆恩田陸『いのちのパレード』(実業之日本社)
◆杉岡幸徳『世界奇食大全』(文春新書)
◆藤井貞和『日本語と時間』(岩波新書)
◆木村資生『生物進化を考える』(岩波新書)
◆能登路雅子『ディズニーランドどいう聖地』(岩波新書)
◆柳田友道『うま味の誕生』(岩波新書)
◆バーネット『小公女』(岩波少年文庫)
◆ケストナー『ふたりのロッテ』(岩波少年文庫)
SFマガジン 1968年5月(早川書房)
SFマガジン 1968年7月(早川書房)
SFマガジン 1968年8月(早川書房)
SFマガジン 1968年10月(早川書房)
SFマガジン 1968年11月(早川書房)
ミステリマガジン 1976年6月(早川書房)
ミステリマガジン 1977年8月(早川書房)
ミステリマガジン 1978年4月(早川書房)
ミステリマガジン 1978年8月(早川書房)


5月7日(日)

 今週は大型連休で紙の本は買ってゐないのだ。
○Sunyi Dean The Book Eaters (Tor Books, 2022)
●中井英夫新装版 とらんぷ譚1 幻想博物館 (講談社文庫)
●中井英夫新装版 とらんぷ譚2 人外境通信 (講談社文庫)
●中井英夫新装版 とらんぷ譚3 悪夢の骨牌 (講談社文庫)
●中井英夫新装版 とらんぷ譚4 真珠母の匣 (講談社文庫)
●中井英夫新装版 虚無への供物(上)(講談社文庫)
●中井英夫新装版 虚無への供物(下)(講談社文庫)
●松岡圭祐水鏡推理(講談社文庫)
●松岡圭祐水鏡推理2 インパクトファクター(講談社文庫)
 中井英夫の本がKindle版で購入できると知って買ってしまった。高校生だったか大学生だったかよく覚えてゐないが、《とらんぷ譚》は楽しく読んだ記憶が強く残ってゐるが、中身はまったく記憶にないのが悲しい。
水鏡推理を読んでみたらなかなか面白かった。大型研究助成金を不正に取得しようとする詐欺行為を摘発するひら職員の水鏡瑞希。辛い過去を持つ若くて美人の正義感がすがすがしく、偉さうな官僚に一歩も譲らない爽快感が、如何にも気分よく読んでと迫ってくる感じである。まあ、ここは素直に楽しめばいいのだと思ふ。

 今週pdf化した本。これも連休で少ない。
◆ゾラン・ジヴコヴィッチ『12人の蒐集家/ティーショップ』 (東京創元社)
◆瀧本敦『ヒマワリはなぜ東を向くか』(中公新書)
◆酒井邦嘉『科学者という仕事』(中公新書)
◆河合祥一郎『あらすじで読むシェイクスピア全作品』(祥伝社新書)
ミステリマガジン 1979年3月号(早川書房)
ミステリマガジン 1985年3月号(早川書房)
SFマガジン 1968年9月号(早川書房)
SFマガジン 1968年9月臨時増刊号(早川書房)


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