ワイリー・サイファー『文学とテクノロジー』(野島秀勝訳/白水社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を読み終へる。サイファー『文学とテクノロジー』を読んだが、後半はさっぱり判らなかった。文学の考へ方はよく判らない。さういへば、科学とテクノロジーは違ふと云ひながら違いを明確にしていないような気がした。そしていつのまにか科学の話しか出てこなくなり,最終章でテクノロジーが戻ってきたのは何? でも、観察者の視点と対象との距離の話とか、方法・手順と技術・芸術といふやうな話は何となく面白かった。全体として私の関心とは話題があまり一致しなかったやうだ。そして、科学を捕える視点があまり面白くないのだった。 p>
明日から『月世界への旅』を読まう。
H・R・ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』(鈴木克昌他訳/創元推理文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]をご恵贈賜りました。ありがたうございました。二冊になったので、一冊は電子化するか。
紀伊國屋書店からルートヴィヒ・アヒム・フォン・アルニム『エジプトのイサベラ』(国書刊行会/1975年)が届く。新刊書だから、カバーが色褪せたりしてゐない。美しい。多分、読まないと思ふけれど。
今日もワイリー・サイファー『文学とテクノロジー』(野島秀勝訳/白水社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を少し読む。難しい。文学の言葉はどうもよく判らない。この本の中で使ってゐる「経験主義」といふ言葉の意味が科学に対するものと文学・芸術に対するものが少し違ってゐないか。個人の経験への依存度が後者の方が高いやうな感じがするが私の理解力が足りないのか。
仕事の帰りに丸善お茶の水店に寄って、
●H・R・ウェイクフィールド『ゴースト・ハント』(鈴木克昌他訳/創元推理文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を購入。読むのは少し後になりさう。
マージョリー・H・ニコルソン『月世界への旅』(高山宏訳/国書刊行会)が札幌のセカンズ澄川店から届いた。確かに背が色褪せてゐる。かなりひどい。しかし、私は古書店の但し書き「本に微ヤケ」が気になって夜も眠れなかったので早速函から本を出して確認。全然ヤケなんかないではないか。そもそも函の中の本がどうやって日に焼けるといふのか。多分、小口や天にかかってゐる模様がヤケに見えたのではないだらうか。
セカンズ澄川店から、厳佐庸『数理生物学入門』(HB/1992年)が届いた。古いが判りやすさう。
ワイリー・サイファー『文学とテクノロジー』(野島秀勝訳/白水社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を読み始める。最初に、「二つの文化(two cultures)」といふ言葉が何の説明もなく出てきて、これがスノーの「二つの文化」のことだと気づかないと話がさっぱり判らないだらうといふやうになってゐる。この手の本を読む人には、常識なのだらうか。科学を専門とする人で、スノーの講演録を読んだことのある人はきはめて稀で、おそらく物理化学をアトキンスンの本で学んだ人たちくらゐだらう。それから、科学とテクノロジーの区別をスノーは明記してゐると書いてあってちょっと驚く。そんなこと書いてあったか。そんなこと私は気づかなかった。もう一回読んでみようか。意外に退屈なのだ、あの講演録は。
さういへば、始めの方に『フィネガンの通夜』という本の題名が出てくるのだが、『フィネガンズ・ウェイク』のことだらうか。
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3』(メディアワークス文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]読了。いつものやうに楽しく読める。第一話はヤング「たんぽぽ娘」だから特に。しかし、三話とも家族の再生の物語であるといふことはあまり気持ちの良いものではなかった。結局は全体枠を構成する栞子と大輔の話も家族の再生の話になりさうなので、些か不安ではある。私は家族の物語が好きではないのだ。さういへば、昨日読み終はった Among Othersも家族の物語だ。
紀伊國屋書店から、今野浩『工学部ヒラノ教授の事件ファイル』(新潮社) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、樺山三英 『ゴ-スト・オブ・ユ-トピア』(早川書房) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、内田樹『もういちど、村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ワイリー・サイファー『文学とテクノロジー』(野島秀勝訳/白水社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。一刻も早く読みたい本が何冊かある(いつもはないのか)。
『月世界への旅』が届いたのだが、家に誰もゐなくて持ち帰られてしまった。郵便受けが小さくて本が入らなかったのだ。マンションなので勝手に郵便受けを大きいものに替へたりできない。残念だが、その辺に放置されるよりはいい(前にされたことがある)。
Graham JoyceのSome Kind of Fairy Taleを少しだけ読んでしまった。第一章だけ。
Jo Walton Among Others読了。これで終はりなの? といふ感じの結末。家族再生の物語だったりする。楽しみは、1970年代後半のSFやファンタジイの登場であらう。主人公はとにかく本を読む。ほとんどがSFかファンタジイ。ほとんどやはり同じ頃に読んでゐるのだから、面白く思はないはずがない。だが、今の若い人にどれほど訴へる力があるのだらうか。もう若くないのでよく判らない……
三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3』(メディアワークス文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を読み始める。「たんぽぽ娘」が第一話で重要な役割を果たす作品なのだが、この有名なSFを読んだことがあるのかどうか思ひ出せなかったので、『たんぽぽ娘』(コバルト文庫)を読まうと思ったが書棚に見つからない。持ってゐたはずなのに。そこで、『年刊SF傑作選2』(創元推理文庫)で読んだ。読み終へて、初めて読んだかも知れないと思った。それでも、「おとといは兎を見たわ。きのうは鹿……」といふ台詞をある人たちと共有しながら四半世紀を生きてきたのだと(もっとか)気がついた。
Graham Joyce Some Kind of Fairy Taleを予約註文しておいたのだが、私が註文したアメリカ版が未刊行なのにイギリス版(Gollancz版)がもうダウンロードできるやうになってゐることに気がついた。しかも3ドル安い。さっきアメリカ版をキャンセルして(簡単にできた)、イギリス版を註文しダウンロード。でも、明日から読もう。
紀伊國屋書店に本を註文。
●今野浩『工学部ヒラノ教授の事件ファイル』(新潮社) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●樺山三英 『ゴ-スト・オブ・ユ-トピア』(早川書房) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●内田樹『もういちど、村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
日本の古本屋で検索して杉並区の本屋「都丸書店」に本を註文。
●厳佐庸『数理生物学入門』(HB/1992年)
今日は眠いのでこれで。
日本の古本屋で検索して、札幌のセカンズ澄川店に、
●マージョリー・H・ニコルソン『月世界への旅』(高山宏訳/国書刊行会)
を註文。前回の註文ではすでに別の註文に先を越されて入手できなかったのだ。そのときからこの売り物には気づいてゐたが、「本に微ヤケ」などの説明が気になって躊躇ってゐたのである。しかし、新しい商品が古本屋に入荷してゐないかとか、毎日検索してゐると時間の無駄である。まづはこれを確保して読み(この本だけはただ集めたいのではなくて早く読みたいのだ)、もしも美本が出たのに気づいたらそれを購入してもいいし、もうこれでいいと思うのならそれでいい。註文を送信すると数十分で返事がきた。在庫の確認ができたから送金するようにということなので、ただちに送金手続を済ませる。日曜日でも自宅から銀行の送金手続ができるのだから便利な世の中になったものだ。明日入金が確認できれば送ってくれるだらう。
世界幻想文学大系はあと20巻26冊買えばいいことになる。全部で45巻55冊だから、半分くらゐしか持ってゐないのか。少ないな。でも毎週一冊買えば年内に終はりさう。価格的にも無理な計画ではないだらうと思ふのだ。
紀伊國屋書店から本が届いた。三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3』(メディアワークス文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジョ-ジ・R・R・マ-ティン『王狼たちの戦旗 上』(岡部宏之訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジョ-ジ・R・R・マ-ティン『王狼たちの戦旗 下』(岡部宏之訳/ハヤカワ文庫SF) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジャスティナ・ロブソン『アルフハイムのゲ-ム 特務探査官リ-ラ・ブラック』(和爾桃子訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『総特集いしいひさいち 仁義なきお笑い』(河出書房新社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]。文藝別冊のいしいひさいち特集にある「でっちあげロングインタビュー」が面白い。そんなにいしいひさいちを読んでゐたわけでもないのだが、面白い.「ビブリア書店」の本はなるべくはやく読みたい。今はまだAmong Othersだが。
SFマガジン8月号 [Amazon.co.jp] 着。今月の特集は「日本作家特集」である。
昨日註文したマージョリー・H・ニコルソン『月世界への旅』(高山宏訳/国書刊行会)は、「ご注文の本につきましては既に他のお客様より注文が入ってしまい、その他の在庫もございません。誠に申し訳ございません」といふ聯絡がきた。心の底からがっかりした。楽しみにしてゐたのに。手に入りさうで入らなかったとなるとがっかり度も百倍くらゐになる。何か期限があるわけでもないので急ぐ必要もないのだが、少しのところで逃したとなるとますます欲しくなるのが困ったところだ。
《世界幻想文学大系》の第四巻
●ルートヴィヒ・アヒム・フォン・アルニム『エジプトのイサベラ』(国書刊行会/1975年)
は版元に在庫があるやうなので、紀伊國屋書店に註文してみた。私が中学一年の時の新刊書がいまだに書店で註文できるといふのが素晴らしい。原書がドイツ語の本が残りやすいやうである。あと、上下巻のある本。
必要になったときに註文したり図書館で調べたりすればいいぢゃないかといふ考へもあらうが、いざといふときにすぐに手に取れるやうに所収してゐるといふのが大きな意味があると信じてゐる。もちろん、読んでゐるとなほよい。資料が一定量溜まってくると、何か特別な力が生まれてくるやうな気がしてならないのである。
紀伊國屋書店に本を註文。
●三上延『ビブリア古書堂の事件手帖 3』(メディアワークス文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジョ-ジ・R・R・マ-ティン『王狼たちの戦旗 上』(岡部宏之訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジョ-ジ・R・R・マ-ティン『王狼たちの戦旗 下』(岡部宏之訳/ハヤカワ文庫SF) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジャスティナ・ロブソン『アルフハイムのゲ-ム 特務探査官リ-ラ・ブラック』(和爾桃子訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『総特集いしいひさいち 仁義なきお笑い』(河出書房新社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ワイリー・サイファー『文学とテクノロジー』(野島秀勝訳/白水社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
サイファーは、高山宏セレクション〈異貌の人文学〉というシリーズの第一回配本。ちょっと高くて迷った。
紀伊國屋書店は、予約註文の本はなかなか検索で出てこないやうな気がする。ISBNで検索すると出てくると気がついた。予約註文だとポイントがたくさんもらへるなんてことがあるのだと、『文学とテクノロジー』を今回註文して初めて知った。
Amazon.comでAsh-Tree Pressの本のKindle版が増えてゐるではないか。バレイジで買へないものはない? トマス・バークスも買へる。しかし、ヴァーノン・リーは買へない。そんなことを見てゐたら、Thomas Burke Nights in London (Amazon Digital Services) といふのを見つけて、もしかしたらこれは十年くらゐ前に買ひたくても手頃なものを見つけられずに諦めた本ではないかと思って註文した。といっても価格は無料だが。
《世界幻想文学大系》をそろそろ全部揃へておくべき頃合ひではないかと思ひ、週に一冊くらゐ買ってみることに決めた。今週は、スーパー源氏で検索して羊頭書房に、
・マージョリー・H・ニコルソン『月世界への旅』(高山宏訳/国書刊行会)
を註文。《世界幻想文学大系》の第四四巻。小説ではなくて、これは評論。楽しみなのだが、読む時間があるかどうか。
今日の電子化本。
◆XSL-FO (Comelio Medien, 2007)
ドイツ語の本。一回も利用してゐない。でも、買ったときには、この本さへ買へば何か素晴らしいことができさうな気がしたのだ。この手の本を買ふときはいつでも根拠のない万能感に満たされて、その本と自分の能力があれば何もかもすべて即座に解決するやうな気がして註文してしまふのであるが、買ってみればそのあるはづの能力は欠片もなくなり、何をどうしたらいいか判らず呆然とするばかりである。
Among Othersはまだ65%。遅すぎる。しかし、つまらない訳ではない。
紀伊國屋書店からコルタサル『遊戯の終わり』(木村榮一訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]と『Rによる統計的検定と推定』(オーム社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。コルタサル、読みたい。時間があればいいのだが。Rの本は、少し簡単過ぎたかも。
Amazon.co.jpから、『ドイツ国立製パン学校講師によるドイツ製パン』(J・I・B)[amazon.co.jp]と『MOFによるフランス製パン』(J・I・B)[amazon.co.jp]が届く。また、パンの本を買ってしまった。何と今回はDVD付き。しかし、いつ見るんだ、そんなもの。こんなパンの本を買ふくらゐなら、世界幻想文学大系を揃えるために使った方がよかったのであはないだらうかといふ疑念が心に浮かぶ。
紀伊國屋書店から、『エドワ-ド・ゴ-リ-が愛する12の怪談 憑かれた鏡』(柴田元幸ほか訳/河出文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジュディ・ダットン『理系の子 高校生科学オリンピックの青春』(横山啓明訳/文藝春秋)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、結城浩『数学ガ-ル 乱択アルゴリズム』(ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、結城浩『数学ガ-ル ガロア理論』(ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。数学ガール、読む暇がないかも知れない。
マギー・スティーフベーター『バラッド』(武富博子訳/創元推理文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。前作も読んでゐない。読むのが間に合わない。
昨日註文したR・シュタイナー『アカシャ年代記より』(高橋巌訳/国書刊行会/昭56年)を店頭まで受け取りに行く。三省堂第二アネックスビル5階である。背が激しく焼けていた。が、中身はちゃんとしてゐて月報もあるからいいか。読んだ形跡がないくらゐ綺麗な中身である。そんな本を私もたくさん持ってゐる。
紀伊國屋書店に本を註文。
●コルタサル『遊戯の終わり』(木村榮一訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『Rによる統計的検定と推定』(オーム社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
さういへば先月コルタサルの本を買ったなと思ひながら。
Amazon.co.jpに本を註文。
●『ドイツ国立製パン学校講師によるドイツ製パン』(J・I・B)[amazon.co.jp]
●『MOFによるフランス製パン』(J・I・B)[amazon.co.jp]
フランスの方は今年の三月刊行。前からドイツのがあるのは知ってゐたが、我慢してゐた。今朝、ある人からこんなのが出てゐることを教へていただき、我慢ができなくなった。どれだけパンの本を買へば気が済むのかといふ気がするが、多分いくらでも買ひたいのだらう。本とはさういふものなのだ。
日本の古本屋経由で神田神保町の古書かんたんむに、
●R・シュタイナー『アカシャ年代記より』(高橋巌訳/国書刊行会/昭56年)
を註文。店頭受取を希望してみる。送料節約のためである。本書は世界幻想文学大系26。2003年に新装版がやはり国書刊行会から出てゐるが、世界幻想文学大系を全部揃へるつもりなので、新装版には用はないのだ。昭和56年といふと高校三年のときか。新刊書として気づいてゐたやうな気がするが、書籍購入資金が足りなくて見送ったのだらう。
トライデント・ハウスからナイトランド第2号が届いた。今回の特集は、「ネクロノミコン異聞」と「モンスター・ゾーン」。ブライアン・ラムレイ、ロバート・E・ハワード、その他私の知らない作家の作品が掲載されてゐる。
伊東麻紀『フォクシー・レディ』(wook)読了。楽しく軽快に読めるSF。短い作品だといふこともあり気軽に楽しめる。私の得意な分野ではないのだけど。それにしても、もう少し電子書籍としての体裁に気を使った方がいいと思ふのである。余計なお世話かも知れないが、ちょっと残念。
昨日購入した伊東麻紀『フォクシー・レディ』(wook)[wook]は、テキストファイルでさらに『? 』を『?』に、『\n\n「』を『\\\\\n「』に検索置換をしてからpLaTeXで立て書きpdfに。これをMacでpdfで保存をしなほしてフォントを埋め込んでからKindleへ。これでやうやく読み始められる。
紀伊國屋書店から『おばけずき 鏡花怪異小品集』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]とスコット・ウエスターフェルド『ベヒモス』(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。泉鏡花はまさかの新仮名でちょっと落ち込む。ベヒモスは原書で読んだからもう読まないと思ふ。
パトリック・ネス『心のナイフ 上・下』(東京創元社)上[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]/下[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]をご恵贈賜りました。ありがとうございました。
Among Others は45%ほどまで。今日は主人公が主人公がC・S・ルイスのアレゴリーに強い怒りを表明してゐる。『インクリングズ』の内容を引いたりして、トールキンの言葉に共感してゐたり。さういふ意味ではなかなか面白い。それから、Karassといふ単語が出てきたゐるのにをまったく覚えてゐなかった。ヴォネガット『猫のゆりかご』にそんな言葉が出てきたのだったか。でも、『リーダーズ+プラス』にはちゃんと載っている。
昨日購入した伊東麻紀『フォクシー・レディ』(wook)[wook]だが、ePub版のままだと横書きでしか表示できないので、テキストをとりだしてテキストファイルとしてiPadに入れてiOS版Kinoppyで開くとやうやく縦書きに。しかし、電車の中で読むならKindleで読める形がいい。そこで、テキストファイルにしたものを使ってpLaTeXで縦書きpdfに。文字の大きさと紙面の大きさの組合せが大事である。なんとかできたが、段落の始めが二文字さがってしまってゐる。これはテキストファイルで段落ごとに行頭が一文字下ってゐるからだ。しかし、今日はもう時間がない。明日続きをやってKindleに入れてから読み始めよう。
wookで初めて本を買ってみた。
●伊東麻紀『フォクシー・レディ』(wook)[wook]
神戸のみすず書店から、J・コルタサル『秘密の武器』(国書刊行会/1981年)が届いた全体的に函の外側は黴だらけ。でも、中身は多分読んでゐないんじゃないかと思うふ綺麗で月報も入っている。月報に載った「コルタサルと狩るペンティエールに於ける時間と音楽」が面白そうだったので詠んだが、どうもよく判らなかった。やれやれ。
Jo Walton Aamong Others (Tor, 1010) [Among Others]を1/5くらゐまで読む。寄宿舎に住む主人公の日記が続いてゐる。そろそろ進展があるのではないか。いや、あってくれないと困る。
今日の電子化本。
◆東谷穎人『はじめてのスペイン語』 (講談社現代新書/1994年)
スペイン語の本を読めるやうになりたい。
◆『ボルハルト・ショアー現代有機化学〈上〉]』(化学同人/2004年)
家族に頼まれた買ひものをAmazon.co.jpですると、関連商品をがんがん推薦しようとしてくるのでちょっと困る。ブルックナーとか全然興味ないのだが。
今日から、Jo Walton Aamong Others (Tor, 1010) [Among Others]を読み始める。今日は電車に乗る時間があったものの、坐ったらたちまち眠ってしまって全然進まなかった。まだ1/8程度。
昨日AccuRadioで聴いたエマーソン弦楽四重奏団の「フーガの技法」がよかったので、さきほど「平気率クラヴィーア曲集」をiTunesストアで購入した。1500円。第二集が終わると第一集の一部の曲を、最後に二つおいているのはなぜだろうか。
マーク・チャドボーン『ワールズ・エンド』(木村京子訳/国書刊行会)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]読了。古代のケルトの神々が現代に甦り世界が人類の手から奪われようとしてゐた。世界を救ふべく、あまり英雄らしくない現代イギリスの五人がたち向かふ話。
今日の電子化本。
◆『スタンダード口腔保健学 第3版』(学建書院/2012年)
◆由良君美『みみずく偏書記』(ちくま文庫/2012年)
みみずくの本は間違えて二冊買ってしまったもの。Kindleに入れて読むことにしよう。
バッハの曲ばかり流すインタネットラジオを二つ知った。一つはAccuRadioのバッハ。こちらは解説なしでいろいろなCDから一楽章づつ流し続けるので、長い曲を全部聴くことはできない。さまざまな演奏に出会う楽しみはある。気に入ったらCDとかダウンロード販売で購入してみてもいい。もう一つはWGBHのBach channel。こちらはもっとじっくり聴かせてくれる。解説やインタビュー等も入る。今までピアノ編曲は嫌ひでほとんど聴いたことがないのだが、それはそれでなかなかいいものだと思った。しかし、バッハのチェンバロ曲をピアノで聴くと物悲しい気分になるので、あまり長く聴き続けたくはないのだ。
そろそろ《世界幻想文学大系》を全部揃へるときが来たのではないかと思った。それが揃ったら雑誌「幻想文学」を揃へよう。今まで持ってなかった方がをかしいのだ。さうに違ひない。今日は、日本の古本屋で検索して、神戸のみすず書店に、
●フリオ・コルタサル『秘密の武器』(木村栄一訳/国書刊行会/1981年)
を註文。これは私が高校生のときに出たわけだ。なかなか《世界幻想文学大系》を全部買ふ金は用意できなかった。将来きっと欲しくなるだらうとは判ってゐたが、無理なものは無理だった。
紀伊國屋書店から、Uri Alon『システム生物学入門 生物回路の設計原理』(共立出版/2008年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、巌佐庸『生命の数理』(共立出版/2008年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、Martin A. Nowak『進化のダイナミクス 生命の謎を解き明かす方程式』(共立出版/2008年) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届いた。今日は疲れて読めない。
ここ数日日記が一日遅れになってゐるのだが、昨日何があったのかもはやほとんど覚えてゐない。だからこそ、記録する意味があるのかも知れない。
紀伊國屋書店から、レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏 ブラッドベリ初期ミステリ短篇集』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、由良君美『みみずく偏書記』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、蒲松齢『聊斎志異 和訳』(ちくま学芸文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』(アルテスパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、J・L・ボルヘス『ブロディ-の報告書』(岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、レイ・ブラッドベリ/サム・ウェラ-『ブラッドベリ、自作を語る』(晶文社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『細胞の分子生物学』(ニュートンプレス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届いた。二冊は数日前に註文したばかりのもの。大失敗である。失敗の証拠を残さないためにも一冊は裁断してスキャナで取り込んでしまはう。
今日ブラッドベリの本が届いたところにブラッドベリ死去のニュースを知る。もちろん、そこに因果関係はないから、意味は見出さない。自分が最初に買ったブラッドベリは『黒いカーニバル』(ハヤカワ文庫NV)だったことなどを思ひ出しながら寝ることにしよう。
『聊斎志異』は妙に薄いのだが、角川文庫の四巻本を持ってゐれば本書を持つ意味はあまりないのかとふと思った。それくらゐなら、平凡社ライブラリーを揃へた方がよかった。いつか揃へよう。
今日の電子化本。
◆Molecular Biology of the Cell, 5th edition (Garland Science) [Amazon]
昨日届いた本をたちまち電子化。これは21章以降がPDFで手供されてゐるので、それもスキャン後に統合。テキスト認識をする余裕はまだない。
New York Review of Science Fiction(pdf版)の定期購読がWeightless Booksでできるやうになったといふので、早速一年の定期購読の手続きをした。30ドル。昔は定期購読をしてゐたのだが、いつしか定期購読が切れたままになってゐた。久しぶりの定期購読である。読む本を選ぶときの参考にしよう。
紀伊國屋書店に本を註文。
●Uri Alon『システム生物学入門 生物回路の設計原理』(共立出版/2008年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●巌佐庸『生命の数理』(共立出版/2008年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●Martin A. Nowak『進化のダイナミクス 生命の謎を解き明かす方程式』(共立出版/2008年) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
僅か3冊だが、専門書ばかりなので少し高くなってしまった。今日はいろいろ書く余裕がない。
Amazon.co.jpから、Molecular Biology of the Cell, 5th edition (Garland Science) [Amazon]が届いた。DVDには21-25章しか入ってゐないのか。全部入ってゐればいいのに、残念。明日スキャンしてしまはう。
紀伊國屋書店から、チャイナ・ミエヴィル『ペルディ-ド・ストリ-ト・ステ-ション 下』(ハヤカワ文庫SF) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、マシャード・ジ・アシス『ブラス・ク-バスの死後の回想』(光文社古典新訳文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏 ブラッドベリ初期ミステリ短篇集』(ちくま文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、由良君美『みみずく偏書記』(ちくま文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、C・P・スノー『二つの文化と科学革命』(みすず書房) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『デ-タ解析のための統計モデリング入門 一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC』(岩波書店) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『現古辞典 現代語から古語を引く』(河出書房新社) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。あ、昨日註文した本が二冊も入ってゐるではないか! 何といふことだ。昨日の註文時には、激しい眠気に襲はれて意識が朦朧としてゐたのだった。そんな状態で本を註文してはならないことがよく判った。今度から気をつけよう。
C・P・スノー『二つの文化と科学革命』(みすず書房)は表題になっている最初の講演記録を読んだ。全体としてみるとあまり面白くない。有名な「シェイクスピアと熱力学第二法則」の件は有名だが。「その後の考察」と「解説」もじっくり読もうかと思ったが、そんなに面白そうでもないから結局読まないかも。
『現古辞典 現代語から古語を引く』(河出書房新社)は予想以上に面白かった(ちょっとぱらぱらと捲ってみただけだが)。「郊外」を「みやこほとり」とか、「インテリ」を「才ある人(ざえあるひと)」とか、無闇に使ってみたくなって困る。そんな気持ちを抑へつつ、ページを捲っていくと楽しいと思ふ。
今日の電子化本。
◆A. Malcolm Campbell『ゲノミクス・プロテオミクス・バイオインフォマティクス入門』(オーム社/2004年)
◆大石五雄『知っておきたいイギリス英語』(平凡社新書/2003年)
五月の新刊に買ひ逃した本が何冊かあることに気づき、紀伊國屋書店に本を註文。
●レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏 ブラッドベリ初期ミステリ短篇集』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●由良君美『みみずく偏書記』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●蒲松齢『聊斎志異 和訳』(ちくま学芸文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●礒山雅・久保田慶一・佐藤真一編著『教養としてのバッハ 生涯・時代・音楽を学ぶ14講』(アルテスパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●J・L・ボルヘス『ブロディ-の報告書』(岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●レイ・ブラッドベリ/サム・ウェラ-『ブラッドベリ、自作を語る』(晶文社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『細胞の分子生物学』(ニュートンプレス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
『細胞の分子生物学』はちょっと高い。高いだけならまだしも今日は英語の原書も註文してしまった。Amazon.co.jpに。
○Molecular Biology of the Cell, 5th edition (Garland Science) [Amazon]
を。この原書の方は、21〜25章は印刷されてゐなくて、一緒に入ってゐるDVDにpdfが収録されてゐるらしい。Amazonの読者評では、この点に対する不満が大きいのだが、私は紙をスキャンしてpdfにしてしまはうと考へるくらゐだから、全部pdfにしてほしいくらゐである。
村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』読了。なんか無駄に長いやうな気がするけれども、思ってゐたよりはずっとよかった。結局よく判らないところがそのままなのは仕方がないのだらう。暗闇のホテルの廊下を歩き回るのが好きなんだなとつくづく思ったのは、話の本質とはたぶんあまり関係のないところ。主人公は、やれやれと溜息をつくだけでなく、かなり強い意思を持って、目標に向って進まうとするのだ。一回読んで激怒した『ノルウェイの森』を読み返してみようか。
明日から何を読まうか。ディックのThe Three Stigmata Of Palmer Eldritchはほんの最初の方を読み返しただけで、ほとんど覚えてゐないことが判った。まあ、いつもさうなのだが。これを読むか(心が疲れてゐるので)、あの巨大な『ワールズ・エンド』にしようか。
Amazon.comにKindle本を二冊註文。
○Philip K Dick The Three Stigmata Of Palmer Eldritch (Gollancz)
○Graham Joyce Some Kindl of Fairy Tales [Amazon.com]
一冊はジョイスの新刊。といふことで予約註文。The Snow Landでは大いに落胆させてくれたのだが、今度は大丈夫だらうか。もう一冊はディックの昔の本。ときどきディックを無性に読みたくなることがあるのだ。
二週間ほど前にAbebooks.comを通して註文したH. G. Wells The War in the Airが届いた。Eric Papeの挿絵目当てで買った本である。挿絵は確かに入ってゐるが、内容が空中戦のやうで絵が幻想的ではないのだ。また、印刷のせゐだらうが、絵の細かいところがよく見えないのが残念。もっと幻想的で綺麗な絵がたくさん入ってゐればいいのに。まあ、この前の本のやうに一枚も絵が入ってゐないなどといふのに比べればずっといいわけだが。
他に何か書かう思ってゐたことがあるやうな気がするのだが、どうしても思ひ出せない。
紀伊國屋書店に本を註文。
●チャイナ・ミエヴィル『ペルディ-ド・ストリ-ト・ステ-ション 下』(ハヤカワ文庫SF) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●マシャード・ジ・アシス『ブラス・ク-バスの死後の回想』(光文社古典新訳文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●レイ・ブラッドベリ『お菓子の髑髏 ブラッドベリ初期ミステリ短篇集』(ちくま文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●由良君美『みみずく偏書記』(ちくま文庫) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●C・P・スノー『二つの文化と科学革命』(みすず書房) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『デ-タ解析のための統計モデリング入門 一般化線形モデル・階層ベイズモデル・MCMC』(岩波書店) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『現古辞典 現代語から古語を引く』(河出書房新社) [amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
それぞれにコメントしたいが、眠気に負けさうなので、とりあへず寝なければ。