アダム・ロス『ミスター・ピーナッツ』(国書刊行会)読了。これは変な話だ。男には女は判らないといふだけの話かと思ってゐると、そんなことはなかった。本初の中に本が一冊登場するのだが、その本はこの本の内容と似て非なるもので、一枚の紙の表と裏のやうな関係である。ところがそれがいつの間にか入れ変はるやうになってゐて、読んでゐるうちにメビウスの輪の走る乗り物に乗ってゐるかのやうに、裏の世界の本を読んでゐたりするの戸惑ったり狼狽へたり。そして、実際のサム・シェパード事件が巧みに(といふかそのまま)織り込まれてゐることすっかり読み終へてから気がついた。情けない。そしてヒッチコックの映画を全部観たくなってくる。最後まで読んでよかった!
紀伊國屋書店から、筒井康隆『聖痕』(新潮社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、大崎梢『背表紙は歌う (創元推理文庫)』(東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、渋澤龍彦『ボルヘスの世界』(国書刊行会)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。『ボルヘスの世界』には、「ヴァーノン・リーの『言葉とのつき合い』のような、本についての本」といふ記述があることを確認。
この本は『ことばの美学』のことだと思ふが、どうしてそれが『言葉とのつき合い』になるのだろう。スペイン語では何なのか。
今日の電子化本。
◆猪浦道夫『語学で身を立てる』(集英社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
今日はもう寝る。
サイト内のページをいくつか削除。かなり身軽になってきた。各種RSSはほとんど削除の方向で。本日記と新書・文庫新刊情報くらゐは残さうか。Amazon関連図書情報グラフ表示サイトも削除。購入図書電子化図書グラフが自動的に作成されないとか細々とした不具合多数。世界の書店横断検索も機能しなくなってゐるので、各ニュース自動蒐集サイトも同様に。これは復活させたいが。
いろいろ削除して身軽になる。蔵書は処分して身軽になれないが、Webサイトくらゐなら。
DEAstoreから、ヴァーノン・リーのLa Voix mauditeが届いた。フランス語である。収録作品はLa Voix maudite、Winthrop, fantasie musicale、La Vierge aux Sept Poignardsの三つ。確か、初出はヴァーノン・リー自身のフランス語だったやうな気がするのだが、本書は英語からの翻訳。翻訳、解説ともにSopie Geoffroy-Menoux(だと思う)。ヴァーノン・リーのフランス語で読みたかったやうな気もする。どうせ読めないのだが。
いつかフランス語でヴァーノン・リーを読めるやうになりたい。
この本はTerres Fantastiquesの一冊として刊行されたのだが、仲間にはダンセイニの短篇集が二冊ある。前に買って持ってゐた。
Alibris経由で註文したVernon Lee: Decadence, Ethics, Aestheticsが届いた。9700円もしたのだが、幻想怪奇系の話題は少なさう。蛇女の話くらゐか。
紀伊國屋書店に、
●筒井康隆『聖痕』(新潮社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●大崎梢『背表紙は歌う (創元推理文庫)』(東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●渋澤龍彦『ボルヘスの世界』(国書刊行会)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を註文。ボルヘスにはほんの少し、ヴァーノン・リーの『ことばの美学』がちらりとだが登場するらしいのだ。ただそれだけのために。
猪浦道夫『語学で身を立てる』(集英社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を読んでみた。10年前に出た本だが、昨年までに七刷も出てゐる。そんなに語学で身を立てたい人が多いのか。本書は、プロになるといふところを主眼としてゐるので夢みたいな話は全然なくて、そこがすっきりしてゐて読みやすい。通訳に必要な資質として、「日本人のクライアントの中には、意味不明の発言をする人(政治家のように)もいますので、機転にとんだ頭も必要です」と書いてゐるのが面白い。英語だけでなく、各国語の日本での需要なども書かれてゐて、目指す人には役立ちさう。私は今から語学で身を立てようと心に決めたのではなく、語学に対する希望や期待がどんなものなのかに関心があったので読んでみた。
iTunes StoreでバッハのActus Tragicus/ Cantus Cölln & Konrad Junghänelを買ってみた。カンタータの4番、12番、106番、196番が収録されてゐる。聴き始めると妙にせかせかした演奏で一瞬狼狽へるが、いつでもどこでも無闇に速いわけでもないので、やがて慣れる。収録曲は私の好みの作品ばかりなのだ。嬉しい。特に好きなのが、4番と106番。「ソプラノの声が豊潤な響きを持つ首を締められたカエルの鳴き声みたい」(CLANOTE)なんていふ意見も見かけたが、私には蛙には聞こえなくてよかった。
サイトの整理を少し。
紀伊國屋書店から、アープレーイユス『黄金の驢馬』(呉茂一・国原吉之助訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジョゼフ・ギース『中世ヨーロッパの家族』(三川基好訳/講談社学術文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ローラン・ビネ『HHhH (プラハ、1942年)』(高橋啓訳/東京創元社・海外文学セレクション))[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、R・F・ヤング『時を生きる種族』(中村融編集/創元SF文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、スティーヴン・キング『書くことについて (小学館文庫)』(小学館文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、チャイナ・ミエヴィル『クラーケン(上)』(日暮雅通訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、チャイナ・ミエヴィル『クラーケン(下)』(日暮雅通訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、猪浦道夫『語学で身を立てる』(集英社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。
猪浦道夫『語学で身を立てる』(集英社新書)をぱらぱらと捲ってみたら、「純粋に翻訳に必要な語学力だけなら、本気で取り組めば習得するのに一年以上はかからないはず」などと書いてあった。本当だらうか。一日の勉強時間をどれくらいと思ってゐるのだらうかと思ったら、合計300時間だそうだ。一日一時間も要らないのか。私にはそんな能力も才能もなささうだ。でも、少しずつ進めていかう。
今日の電子化本。
◆伊藤洋之輔『まちがいだらけの大規模修繕』(ダイヤモンド社)
◆日経アーキテクチュア編『マンション大規模修繕』(日経BP社)
いくつかサイト内のページを整理して削除。
サーバーの引越がほぼ完了。これが読めるといふことは、新しいサーバーで読んでもらへてゐるといふこと。
心機一転といふやうな気持は極力抱かないやうに心掛けてゐるのだけど、これを機会にサイトの整理をしようと思ってゐる。もう動かなくなってしまったスクリプトや、管理できなくなって崩壊しているページとか、いろいろあるので。このサイトを始めたときの日記といくつかのリンク集以外は一旦すべて削除して、気が向いたら新たに作ってみようかと思ってゐる。もしも、ぜひこのページだけは残して欲しいといふのがあったらメールか何かで御聯絡いただきたい。特に対応する予定もないけれど。
初心にかへるといふのは嫌ひな言葉の一つ。
今日も頭が痛いので早く寝よう。
サーバの移転作業にやうやく着手。今週末までに完了できればいいのだが。
R・F・ヤング『時を生きる種族』(中村融編集/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。
アダム・ロス『ミスター・ピーナッツ』(国書刊行会)を100ページほど読む。これが結局、男には女は判らないといふ話だったらどうしようという不安を抱えながら先に進む。
SFマガジン9月号[Amazon.co.jp ]をご恵贈賜りました。ありがたうございました。特集は「サブジャンル別SFガイド50選」。
南アフリカの書店から、ヴァーノン・リーのFor Maurice初版本が届く。
紀伊國屋書店に本を註文。
●アープレーイユス『黄金の驢馬』(呉茂一・国原吉之助訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジョゼフ・ギース『中世ヨーロッパの家族』(三川基好訳/講談社学術文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ローラン・ビネ『HHhH (プラハ、1942年)』(高橋啓訳/東京創元社・海外文学セレクション))[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●R・F・ヤング『時を生きる種族』(中村融編集/創元SF文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●スティーヴン・キング『書くことについて (小学館文庫)』(小学館文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●チャイナ・ミエヴィル『クラーケン(上)』(日暮雅通訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●チャイナ・ミエヴィル『クラーケン(下)』(日暮雅通訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●猪浦道夫『語学で身を立てる』(集英社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
以上。疲れてゐるのでもう寝る。
頭痛のため一回休み。
ベン・アーロノヴィッチ『顔のない魔術師』(金子司訳/ハヤカワ文庫FT)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。第一巻が面白かったので、第二巻も多分読む。ちょっと順番待ちだけど。
岡崎武志『蔵書の苦しみ』(光文社新書)読了。どこかで読んだことのあるやうな話が多いが(その手の本を読み過ぎてゐるせゐもあるだらう)多量の蔵書に伴ふ困難が次々に紹介されて一気に読み終へたときには、ああ自分も蔵書にまみれて押し潰されたいと思ってしまふに違いない。ただ、各話の末尾にある「教訓」はどうも安っぽくて楽しめない。一方、電子化については考えを共有できなかった。私は積極的に電子化する方だから。そして、「ALWAYS 三丁目の夕日」をおいおい泣いて観る人はかなり苦手なのだ(話すと長くなるので今は云わない)。:自宅での一人古本市は面白そう。やってみたくなってきた。ただ、かなり面倒臭そうなので、ヴァーノン・リーが終はってからか。それ以前に、誰も来ないかもしれないし……
サーバの引越作業なんて全然できないではないか。
一昨日の続き。0円で「購入」したKindle本。
・Oscar Wilde The Picture of Dorian Gray
・Learning GNU Emacs
・Steven Pinker The Language Instinct: How The Mind Creates Language (P.S.)
・Kenneth Roman, Joel Raphaelson Writing That Works, 3e: How to Communicate Effectively in Business
・Justin Cutroni Google Analytics
以上。この0円電子本はもう正常の価格に戻ってしまったやうである。
0円のうちに手に入れておかうと思ってこんなに買ってしまった自分が本当にさもしい気がして俯いて一日を過ごす。
ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』(福田恆存訳/新潮文庫)読了。もっと早く読んでおけばよかった。肖像画という点で、ヴァーノン・リーとの関係で読んでみたくなったわけだが、この作品の同性愛的な男の三角関係を読むと、ヴァーノン・リーの肖像画の女性的あるいは中性(両性)的な面を語りたくなる気持は何となく判ったやうな気がする。
そして、紙が茶色に変色した本は読みにくいといふこともよく判った。
Book Depositoryから、Kirsty Martin Modernism and the Rhythms of Sympathy: Vernon Lee, Virginia Woolf, D.H. Lawrence (Oxford University Press, 2013) [Book Depository]が届いた。ヴァーノン・リーに関係する部分は、長編小説や芸術論などの話題ばかりで、幻想怪奇短篇は一切出てこないではないか。8000円くらゐしたのに……
夕方涼しくなったので三省堂神保町本店で、
●岡崎武志『蔵書の苦しみ』(光文社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
どうやら、怖いことばかり書かれてゐる本のやうだ。明日から読んでみよう。
Amazon.co.jpで大量のKindle洋書が0円で売られてゐるといふ噂を耳にして早速覗いてみたら本当だった。ついたくさん購入してしまった(が0円なので本当にこれは購入なのか)。
・Philip K. Dick Do Androids Dream Of Electric Sheep?
・Philip K. Dick Ubik
・Robert A. Muenchen R for SAS and SPSS Users
・Alain F. Zuur, et al Mixed Effects Models and Extensions in Ecology with R
・John Verzani Getting Started with RStudio
・Philipp K. Janert Data Analysis with Open Source Tools
・Allen B. Downey Think Stats
・Matthew MacDonald HTML5: The Missing Manual
・Matthias Kalle Dalheimer, Matt Welsh Running Linux
・J. R. R. Tolkien The Lord of the Rings
・Leonard Mlodinow The Drunkard&s Walk: How Randomness Rules Our Lives
・Terry Pratchett Colour of Magic
・Steve Oualline Practical C Programming
列挙するのにも疲れてしまった。続きはまた明日記すことにする。そして、明日からサーバの引越である。
ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を読みながら出勤。古い文庫本はどうしてこんなによい香りなのだらう。そこはかとなく甘い暖かい香りである。微かにチョコレートにも似たやうな感じがする。特にこんなこんがり茶色に焼き上がった具合がいい。ページの間に顔を埋めて思ひきり息を吸い込みたくなるが、早朝とはいへ電車の中でそんなことをする勇気はない。
八日前に送金したドイツの本屋からも、銀行からも、何の聯絡もないので、代金は問題なく受け取れたのだらうか。さうだらう、きっとさうだらう。
今週の土日で、この日記を置いてゐる自宅サーバの引越をしよう。AmazonWebServerのEC2である。だから、少し接続できない時間があるかも知れないといふことです。
紀伊國屋書店から、清水廣一郎『中世イタリア商人の世界』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、J・K・ユイスマンス『大伽藍』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、清水廣一郎『中世イタリア商人の世界』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジェイン・ロジャーズ『世界を変える日に』(佐田千織訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、内館牧子『カネを積まれても使いたくない日本語』(朝日新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。平凡社ライブラリーが三冊も入ってゐるのだ。二冊は記念復刊だから、これでいいのだ。
ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を読みながら出勤。明るいところで読めば、紙が多少茶色の変色してゐてもまあまあ読めると判った。これからは茶色の本も厭はずに読むことにしよう。
今日の電子化本。
◆矢野健太郎・石原繁『大学演習 ベクトル解析』(裳華房/1964年)
私が持ってゐるのは、1978年15版。
◆『バークレー物理学コース1 力学 上』(丸善/1975年)
私が持ってゐるのは、1981年8刷。
Amazon.itから、Mary P. Kane Spurious Ghosts. The fantastic tales of Vernon Lee (Carocci, 2004)が届いた。ちょっとページを捲ってみたら、また『ドリアン・グレイの肖像』が引用されてゐる。読むべきか、と思って書棚から新潮文庫版を出してみたのだが、紙が茶色で読みにくい。新しいの買ふか。
Amazon.co.jpから、大澤文孝・他『Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド』(日経BP社/2013年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届いた。これは面白い。いろいろ試したくなる。と云ひながら、なかなかこのサーバの引越が出来てゐないのだが。
Patricia Pulham Art and the Transitional Object in Vernon Lee's Supernatural Talesをやうやく読み終へる。長かった。しかし、読んでよかった。有益だった。翻訳にも大いに役立つだらう。像(肖像画、石像、人形等)をどう考へるかとか、追放された神々の話とか。まあ、よく判らないこともあるが。
昨日辺りから、ハリー・ポッターの作者J・K・ローリングが別名Robert GalbraithでThe Cuckoo's Callingを出してゐたといふのが話題になってゐる。ハードカバーで4月から1500部が売れたらしい。ローリングの作品はこの前のも半分も読まないうちに止めてしまったではないかと思ひながらも気がついたらAmazon.comでKindle版を購入してゐた。
○Robert Galbraith The Cuckoo's Calling (Little, Brown Book Group, 2013)
読まないだらう、きっと。他に読まなければならない本がたくさんあるのだ。
今日の電子化本。
◆D. D. Fitts『ベクトル解析』(工学図書/1979年)
サーバ移転作業は今日はまったく進展がなかったのだが、いろいろ調べてゐるうちに、ずいぶん新たな機能が増えて使ひ方の幅も広がってゐることがよく判った。この際、本を一冊買っておかうと思ひ、Amazon.co.jpに、
●大澤文孝・他『Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド』(日経BP社/2013年)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
かういふ本は買ふまでは、買ったらいろいろなことが解決してしまひさうな気持になってしまふものだが、本が手許に届く頃にはその魔法のやうな力は消えてゐて、あまり役立たなかったりするものである。それでも買ふけど。
しかし、もうヴァーノン・リー関連本はうんざりだ。
紀伊國屋書店に本を註文。
●清水廣一郎『中世イタリア商人の世界』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●J・K・ユイスマンス『大伽藍』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●清水廣一郎『中世イタリア商人の世界』(平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジェイン・ロジャーズ『世界を変える日に』(佐田千織訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●内館牧子『カネを積まれても使いたくない日本語』(朝日新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
今日は平凡社ライブラリーが多い。そのうちの二冊は平凡社ライブラリー創刊20周年記念復刊。
自宅サーバの引越準備中。アマゾンのEC2はずいぶん使ひやすくなったやうで、特にEBSは簡単になったのではないだらうか。そして、値段も安くなった。もう自宅サーバは作らないかも知れない。
それでも引越作業は遅れてゐる。
新刊新書文庫選書リストやオンライン書評情報の更新や間違ひ修正も遅れがちの今日この頃。引越を機会にまたこまめに管理できるやうになりたいものである。
『ドイツ民衆本の世界 全6冊揃』(藤代幸一ほか訳/1987年/国書刊行会)がもう届いた。早い。感動するが、感動しただけで、まだ読んでゐない。はやく読まなければ。
毎日暑くて、室温も35℃以上になる日が続いてゐるので、自宅サーバをAmazon EC2に移転させることにした。値段も前よりもずいぶん安くなったやうである。早速作業を始めたのだが、前のことをすっかり忘れてゐたり、以前とは変はってしまったところもあって、予定よりも何もかも遅れてしまった。明日と明後日はこのページの表示が少し変になるかも知れないが、もし異常を認めたら、ああサーバー移転作業中なのかと思ってください。
ヴァーノン・リーをやらなくてはいけないのに。
日本の古本屋で検索して、横浜市のしましまブックスに、
●『ドイツ民衆本の世界 全6冊揃』(藤代幸一ほか訳/1987年/国書刊行会)●●●●●
を註文。購入した本を冊数を、本日記中の黒丸の数を数えて集計してゐるので、全六巻揃ひを買ったときは、黒丸を6個どこかに書かなければならないのだ。
新刊書で買へる場合は極力新刊書で購入するやうに心掛けてゐるのだが、この6巻を見ると、一巻だけ版元で在庫切れ。5巻は新刊書で買って、その在庫切れだけ古本屋で買ふといふのが次に選ばれる買ひ方だが、その巻だけ古本屋に出てゐるのを見つけられなかった。結局、六巻の揃ひをまとめて古本屋で買はなくてはならなくなった。仕方がないのだ、仕方がないのだ。
今日の電子化本。
◆杉森彰『演習 有機化学』(サイエンス社/1983年)
◆寺田文行他『演習 微分積分』(サイエンス社/1981年)
◆洲之内治男・和田淳蔵『微分積分』(サイエンス社/1981年)
昨日、相場の1/10くらゐの値段だったので思はず註文してしまったヴァーノン・リーのFor Mauriceは、無事註文確定のメールが来た。実は密かに「間違えて十分の一の価格を書いてしまいました」という聯絡が来たらどうしようかと不安だったのだ。
近代書房から、ナサニエル・ホーソーン『大理石の牧神(上・下)』(国書刊行会ゴシック叢書)が届いた。早いなあ。
アダム・ロス『ミスター・ピーナッツ』(国書刊行会)を訳者の谷垣暁美さんからいただきました。ありがたうございました。「結婚生活における諸問題をユーモラスに時にグロテスクな色彩を帯びた文章で緻密に描き、同時にエッシャー的構造の小説化を試みる、実験的かつ大胆な驚異のデビュー作!」といふ風変はりな小説らしい。
今日の電子化本。
◆『フランス語で読むシャルル・ペローのおとぎ話』(IBCパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
◆佐藤康『しっかり学ぶフランス語文法』(ベレ出版)[
[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
二冊のフランス語学習書をpdf化して、iPadに入れた。紙の本のままでは全然できないことは四半世紀以上の経験から明らかだから、これでいいのだ。
紀伊國屋書店から『フランス語で読むシャルル・ペローのおとぎ話』(IBCパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]と大森望編『NOVA 10』(河出文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。本を読む教材が手に入ったので、これでフランス語を勉強する気になれるかも知れない。本さへ読めるやうになるためなら何とかなるか。
ヴァーノン・リー関係の資料として
●ナサニエル・ホーソーン『大理石の牧神(上)』(国書刊行会ゴシック叢書29)
●ナサニエル・ホーソーン『大理石の牧神(下)』(国書刊行会ゴシック叢書32)
を日本の古本屋で検索して、川崎の近代書房に註文。
ヴァーノン・リーのFor Mauriceは、1927年の初版の値段は150ドルから1500ドルくらゐである。なかなか高いのである。それが、Abebooks.comで検索したら南アフリカのTreasure House Booksで14ドルで出てゐるではないか。これは何か特別な理由があって安いのだらうか。不思議なのでとにかく註文である。
○Vernon Lee For Maurice (Bodley Head Limited, 1927)
送料は本体よりも高い21.86ドル。本当に届くだらうか。
昨日聯絡のあったAntiquariat Wolf Mookへの支払ひのために銀行に行った。窓口の人が丁寧に教へてくれて何とか手続き完了。しかし、何となく届かないやうな予感が。念のため、送金しましたといふメールを送った。
今日の電子化本。
◆藤田博『初等化学熱力学』(朝倉書店/1980年)
イギリスのJaycey Booksから、Vernon Lee e Firenze settant' Anni Dopo (2005)が届いた。イタリアのフィレンツェにいたイギリス人たちのコミュニティに関する研究だらうか。フィレンツェで開催された学会か何かの成果物か。全部イタリア語かと思ってゐたが、一部英語も。しかし、幻想怪奇系の作品に対する言及は見つけられたなかったので、多分読まない。
Amazon.deから、Die schönsten Bibliotheken der Welt 2014: Wandkalender と Bibliotheken 2014. PhotoArt Classic Kalenderが届いた。大きい。邪魔くらい大きい。まあ、知ってゐたけど。これで来年も本に満ちあふれる美しい図書館の姿を眺めてから出勤できる。
ハンブルクのAntiquariat Wolf Mookから、代金の請求を忘れてゐたよ済まないけど早急に下記の銀行口座に振込んでねっていふメールが来た。クレジットカードは使へないのか! といふメールを書くのも面倒臭いので(まだドイツ語でメールを書くほどの力がないといふのもある)、明日銀行に行ってみよう。何れにせよ、面倒臭いな。
今日も、Patricia Pulham Art and the Transitional Object in Vernon Lee's Supernatural Talesを読みながら出勤。なかなか面白いが、Marsyas in Flandersまでカストラートと関連付けてゐるのだが、ちょっとそれはどうなのか。さういふものなのか。私にはよく判らない。
「本を読む」といふこと以外に何か新しいことを始めようといふ気分になれないので、紀伊國屋書店に
●『フランス語で読むシャルル・ペローのおとぎ話』(IBCパブリッシング)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を註文。今年四月に出た本のやうだ。これで、本を読めるやうになるまでやってみようといふ気になれるだらうか。ドイツ語のケストナーのやうに。
紀伊國屋書店にもう一冊。
●大森望編『NOVA 10』(河出文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
を註文。第一期NOVAはこれで完結らしい。二巻ほど買ひ逃したのがあるので買っておかなければならないのだが、確認するのが面倒臭い。
ヴァーノン・リーに取り組む一日。
発作的に本を買ひたくなって、Amazon.co.jpに
○Kira Gembri Das Mädchen aus den Wäldern (2013) [Amazon.co.jp]
全然知らない作家なのだが、何となく。安かったからといふのもある。122円。ドイツ語だから読めるかどうかは判らない。
今日ははやく寝よう。
ほとんどまるまる一章がヴァーノン・リーに使はれてゐるやうなので、Amazon.co.jpで、
○Angela Leighton On Form: Poetry, Aestheticism, and the Legacy of a Word (Oxford University Press, 2007) [Amazon.co.jp]
をKindle版で購入。これから読む。多分読む。いつか読む。でも、何だかいつもとフォントが違ふのである。読みにくいのである。
Book Depositoryに、
○Kirsty Martin Modernism and the Rhythms of Sympathy: Vernon Lee, Virginia Woolf, D.H. Lawrence (Oxford University Press, 2013) [Book Depository]
を註文。今年出た評論集。
次にDEAstoreに、
○Vernon Lee La voix maudite (Terre De Brume, 2001) [DEAStore]
これはフランス語版。「悪魔の歌声」など、最初に発表したときはフランス語で、後に著者本人が英語にして出版したのであるが、本書に収められてゐるのは別の人が仏訳したもののやうだ。だから、まあどうでもいいのだが、つい欲しくなって。17ユーロで送料無料。
仕事の帰りに三省堂書店神保町本店に寄って本を購入。
●バルザック『サラジーヌ』(岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●佐藤康『しっかり学ぶフランス語文法』(ベレ出版)[
[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
その他、ハヤカワミステリマガジン8月号。特集は「幻想と怪奇 天使と悪魔」である。
しかし、フランス語は今から動詞の活用などから覚えるのは面倒くさい。生きてゐる間にとてもヴァーノン・リーを読めるやうになるとも思へないし。もう何冊か学習書を買って、これだけ買ったのだから勉強しないわけにはいかないといふ気分にならなければ。もっと買はう。
今日は三省堂書店神保町本店での支払ひがコンビニの店員みたいな感じでなくてよかった。機械が繰り返すやうに科白を発して、異国風の変なお辞儀をするやうになってしまって、何だか行くのが嫌になってゐたのだが、今日は三人とも人間が話すやうに対応してくれた。これからはもう少し安心して買ひものできさうな気がする。ただし、人間的になったからといって必ずしも人間になったとは限らないはずだ。むしろロボットの類ひになってやうやく人間的な受け答へができるやうになっただけかも知れない。
Amazon.co.ukに註文した、S. T. Joshi Unutterable Horror: A History of Supernatural Fiction [Volume 1] (PS Publishing) [Amazon.co.uk]とS. T. Joshi Unutterable Horror: A History of Supernatural Fiction [Volume 2] (PS Publishing) [Amazon.co.jp]が届いた。ヴァーノン・リーの名前もちゃんと出てくるやうだ。
丸善お茶の水店で、文学界9月号を購入。山尾悠子の新連載が載ってゐるのだ。その他、
●ニーチェ『悲劇の誕生』(秋山英夫訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ゲーテ『ファウスト1』(池内紀訳/集英社文庫ヘリテージシリーズ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ゲーテ『ファウスト2』(池内紀訳/集英社文庫ヘリテージシリーズ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
も購入。こちらはヴァーノン・リーのために。『悲劇の誕生』は、ディオニュソス的・アポロ的といふ言葉を理解するためなのだが、結局判らないかもしれない。
ヴァーノン・リーはいくつかイタリア語やフランス語の資料があるので、イタリア語やフランス語を勉強したくなってきて困ってゐる。
昨日Abebooksに註文したVernon Lee e Firenze settant' Anni Dopoについて、送料追加のメールが来た。US$6.21ではイギリスからの送料に足りなかったやうで、US$6.06の追加のお願ひである。もちろん、ここで拒否することも可能。今回は拒否せず追加請求に応じる返事を出す。
紀伊國屋書店から、シャルル・ボードレール『悪の華』(鈴木信太郎訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、コリン・ウィルソン『古きものたちの墓-クトゥルフ神話への招待』(扶桑社ミステリ-)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、山本義郎他『Rで学ぶデ-タサイエンス〈12〉 統計デ-タの視覚化』(共立出版)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。ほんの三日前に註文した本なのに、もう『悪の華』を何のために註文したのか思ひ出せない。ヴァーノン・リーの何かと関係があったからなのだが。
思ひ出した。「あるマドンナに」のために買ったのだった。「あるマドンナに --- イスパニア趣味の奉納品」目当てで買ったのだった。「私は、七の大罪で、七の鋭利な懐剣を作るであらう、そして恰も感覚の麻痺した奇術師さながらに、標的にあなたの愛情の最も深い所を狙ひ、それらをみんな打込まう……」といふところのためである。もちろん、The Virgin of the Seven Daggersの資料としてである。
Alibrisで検索して、
○Patricia Pulham & Catherine Maxwell, ed. Vernon Lee: Decadence, Ethics, Aesthetics (Palgrave Macmillan, 2006)
を註文。ヴァーノン・リーに関する評論集である。1万円くらゐした。高い出費である。
Sondeep Kandolaのヴァーノン・リー評論集読み終へる。尤も途中はかなり飛ばしたが。読んでゐない作品の話はよく判らないのだ。幻想作品に関する話は興味深いのは当然だが『ことばの美学』の内容のヴァーノン・リーにとっての重要性はよく考へた方がいいだらう。邦訳を読んでも作者と読者の関係についていっていることがどうもよく判らなかったので、原文で読み直してみるべきなのか。ディオニュソス的・アポロン的という話でいひたいことも。だが、邦訳は実は全訳ではないのだ。半分くらゐか。だからなほさら、原文で読み直すべきなのかも知れない。
文体といふ話の中でヴァーノン・リーが単語の数を数えるといふ統計的な解析に関心を抱いてゐたようなところは面白い。もっと感覚的な人だと思ってゐたのだが。自然言語の統計的な解析は当時はほとんどなかったはずで、現代的な手法でヴァーノン・リーが調べたかったことを解析するとどうなるだらう。
続いて、Patricia Pulham Art and the Transitional Object in Vernon Lee's Supernatural Talesを読み始める。まだ読んでゐない他のヴァーノン・リー評論集のことなどが序文に載ってゐたので、註文した。まづ、Amazon.itに
○Mary P. Kane Spurious Ghosts. The fantastic tales of Vernon Lee (Carocci, 2004)
イタリアで出た本だが中身は英語(であるはず)。
もう一冊、Abebooks.comで、イギリスのJaycey Booksに、
○Vernon Lee e Firenze settant' Anni Dopo (2005)
フィレンツェで開催された学会か何かと関係があるのか。これはイタリア語なので買っても読めない。そろそろイタリア語を勉強すべきときが来たといふことだらうか。今はやらないけど。
Gunnar Schmidt Dir Literarisierung des Unbewußten. Studien zu den phantastischen Erzählungen von Oliver Onions und Vernon LeeがカナダのLibrairie La Canopee. Inc.から届いた。一昨日も来た本ではないか。あれが、ZVABに註文した方だったのか。何だか註文した後の聯絡が何もないと思ってもう一回別の書店に註文したのだが、今よく見たらメールもちゃんと来てゐたではないか。やれやれ。
紀伊國屋書店から、キャサリン・M.ヴァレンテ 『孤児の物語〈2〉 硬貨と香料の都にて』(井辻朱美訳/海外文学セレクション・東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ローレン・ビュークス『Zoo City』(和爾桃子訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、松井智子『子どものうそ、大人の皮肉 - ことばのオモテとウラがわかるには』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届いた。
Amazon.co.jpに、
○Eleanor Arnason Big Mama Stories (Aqueduct Press) [Amazon.co.jp]
○Kate Atkinson Life After Life (Doubleday) [Amazon.co.jp]
○Emily Barker The Thinking Woman's Guide to Real Magic (Penguin) [Amazon.co.jp]
○Douglas Lain Billy Moon (Tor Books) [Amazon.co.jp]
以上4冊だが、後半二冊は予約購入である。
Sondeep KandolaのVernon Leeを読んでゐたら、The Virgin of the Seven Daggersには三つのヴァージョンがあることを知る。最初に発表したフランス語のもの、それを英訳してThe English Review誌に二度に渡って連載されたもの。そして、単行本収録版である。どこがどう違ふのだらう、ちょっと読んでみたいなと思ふ。
と思ったら、なんとダウンロードできるではないか。早速ダウンロード。
便利な世の中になったものである。本が手に入らないといふやうな言い訳はもう通用しない時代である。
さらに、本作品に関係して、ボードレールの『悪の華』に触れられてゐるではないか。早速確認しようと思ったが、どうやら私は持ってゐないやうなのだ。持ってゐるのはラボチェッタの挿絵の入ったフランス語の原書だけではないか。これでは読めない……
早速、紀伊國屋書店に本を註文。
●シャルル・ボードレール『悪の華』(鈴木信太郎訳/岩波文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●コリン・ウィルソン『古きものたちの墓-クトゥルフ神話への招待』(扶桑社ミステリ-)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●山本義郎他『Rで学ぶデ-タサイエンス〈12〉 統計デ-タの視覚化』(共立出版)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
またRの本を買ってしまった。
ハンブルクのAntiquariat Wolf Mookから、Gunnar Schmidt Dir Literarisierung des Unbewußten. Studien zu den phantastischen Erzählungen von Oliver Onions und Vernon Leeが届いた。殺風景な表示に、タイプ原稿をそのまま製版して刷ったやうなものだった。何れにせよ、このドイツ語を読む能力が私にはまだない。残念。
先月7日にBetter World Booksに註文したPeter Gunn Vernon Lee (1964)が届いた。これは英語だから読めるはずだが、字が詰まってゐて、時間がかかりさう。少なくとも幻想短篇に関係あるところだけでも拾ひ読みしよう。
紀伊國屋書店に本を註文。
●キャサリン・M.ヴァレンテ 『孤児の物語〈2〉 硬貨と香料の都にて』(井辻朱美訳/海外文学セレクション・東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ローレン・ビュークス『Zoo City』(和爾桃子訳/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●松井智子『子どものうそ、大人の皮肉 - ことばのオモテとウラがわかるには』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
以上三冊。
東京創元社から、乾石智子『オーリエラントの魔道師たち』[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]をご恵贈賜りました。ありがたうございました。
Amazon.co.ukに、
○S. T. Joshi Unutterable Horror: A History of Supernatural Fiction [Volume 1] (PS Publishing) [Amazon.co.uk]
○S. T. Joshi Unutterable Horror: A History of Supernatural Fiction [Volume 2] (PS Publishing) [Amazon.co.jp]
を註文。Locus最新号の新刊紹介を読んでゐたら欲しくなってしまって。二冊で1万円しなかったから、まあいいか。