ヤーコプ・ルートヴィッヒ・グリム&ヴィルヘルム・カール・グリム編『タンホイザー グリム伝説集』(河村隆史訳/東洋文化社メルヘン文庫)が八王子市の佐藤書房から届いた。
Deutsche Sagenの翻訳だった。全訳ではないが、目的は表題作のタンホイザーだから、これで何の不満もない。たった2ページの話だが、ヴァーノン・リーの資料として確保したので、これで満足なのだ。原文は無料で読めるので保存済み。もし、引用したりするなら翻訳本があるといいので。
今月は、和書33冊、洋書4冊を購入し、合計で37冊だった。先月より3冊の減少。冊数は減ったが、高い本をたくさん買ってしまったので、支払額は多いと思ふ。気分が悪くなりさうなので、もちろん集計はしない。
今日の電子化本。
◆小谷太郎『理系あるある』(幻冬社新書)
◆常見陽平『「できる人」という幻想』(NHK出版新書)
ドイツロマン派全集13のホフマン2の巻を読み始める。「大晦日の夜の冒険」「G市のジュスイット教会」の二篇を読む。面白い。そして、ヴァーノン・リーに雰囲気がやや似てゐる。ますます、ホフマンをドイツ語で読みたくなる。
眠い。
ヘシオドス『神統記』(廣川洋一訳/岩波文庫)を読む。この韻文とも散文ともつかない文章が苦手。口語訳聖書くらいの雰囲気の散文にした方が読みやすいやうな気がするのだが、もちろんそれは単なる私の好み。それにしても、神々が多すぎる。そして、生まれた子供を飲み込む神が多すぎる。
あらかじめギリシア神話解説本を読んでゐたから『神統記』は読みやすかったが、最初から再読の気持ちで読めるので、私はこれがちゃうどよい。
《ドイツ・ロマン派全集16》のハイネのページを捲る。「女神ディアーナ」を読むため。「『流謫の神々』補遺」といふ副題があるやうに、古代の神々が山や神殿の廃虚に隠れ住んでゐるといふ伝説を扱った作品。ここではタンホイザーの話。つまりヴァーノン・リーの資料である。そのためのギリシア神話なのだ。
そのタンホイザー伝説の資料として、
●ヤーコプ・ルートヴィッヒ・グリム&ヴィルヘルム・カール・グリム編『タンホイザー グリム伝説集』(河村隆史訳/東洋文化社メルヘン文庫)
を日本の古本屋で検索して、八王子市の佐藤書房に註文。これは、Deutsche Sagenの翻訳だらうか。
紀伊國屋書店から、フランツ・カフカ『城―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、フランツ・カフカ『流刑地にて―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、フランツ・カフカ『審判―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、フランツ・カフカ『断食芸人―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、フランツ・カフカ『変身―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、フランツ・カフカ『失踪者―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『素住 no.15 美しい本棚』(エフジー武蔵)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、ジェイン・オースティン『ノーサンガー・アビー』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、『VILLAS 西洋の邸宅:19世紀フランスの住居デザインと間取り』(マール社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、中野節子『女はいつからやさしくなくなったか: 江戸の女性史』(平凡社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、木谷美咲『私、食虫植物の奴隷です。』(水曜社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。
こんなにカフカ読んでゐる暇ない。
『私、食虫植物の奴隷です。』は変な本。栽培法の本なら今までにもあったが、野生の状態のものを求めて出かけたり、即売会に参加したり、そして食虫植物を食べたりするのである。さらには虫も食べる。虫を食べるのは食虫植物に任せておけばいいのに。そのうへ、食虫植物まで食べてしまふのである。ウツボカズラ飯は、どうしても食べろと云はれたらそれだろうが、あまり食べたいものではないな。
西村賀子『ギリシア神話』(中公新書)読了。後半、オリンピックとの関係などはどうでもよかったが、ギリシア人とギリシア神話について興味深いことがたくさんあった。ローマ経由でヨーロッパに受け継がれた流れについては本書の範囲外のやうだが、その辺りについても知りたい。
西村賀子『ギリシア神話』(中公新書)を読み始めた。オリエントの神話との比較が面白い。ヒッタイトのクマルビ神話なんて聞いたこともなかった。
ヴァーノン・リーの資料として買ったわけだが、本当にヴァーノン・リーの作品にはギリシア・ローマの神々がよく登場するのだ。これがすっかり頭に入ってゐると便利なのだが、若い頃から慣れ親しんでゐないので、今さら難しい。
本の雑誌社から出るサンリオSF文庫の総解説みたいな本の原稿を二つ書いて送った。私は短い内容紹介だけである。そんな本、売れるのだらうか。心配になるやうな企画だが、私は嬉しい。
ドイツ・ロマン派全集を揃へたくなり、註文しようとしたところ、値段が予想以上に高く、全部揃へるのは直ちに断念して、少しにした。国書刊行会直販サイトに、
●『ドイツ・ロマン派全集8 月下の幻視者』
●『ドイツ・ロマン派全集10 ドイツ・ロマン派論考』
●『ドイツ・ロマン派全集13 ホフマン II 』
●『ドイツ・ロマン派全集16 ハイネ』
を註文して、それが今日届いた。実は註文したことを書き忘れてゐたやうなのだ。書いた記憶があるのだが。夢の中ででも書いたのか。
日本の古本屋で検索して、旭川市の古書の旭文堂書店からは、
●『ドイツ・ロマン派全集15 グリム兄弟』
が届いた。
●苅谷剛彦『大衆教育社会のゆくえ』(中公新書)
をKindle版で購入。
眠いので、寝る。
フランスから、Achim d'Arnim Contes bizarres (1933)が届いた。ページを捲らうとしてみると、まだ切っていないページもある。表紙はへろへろの紙で、背に文字もない。自分で製本屋に出す本なのだらろう。中にもイラストがあって嬉しい。限定2000部の本。51から2050番まであって、私が買ったのは1100番。収録作品は「エジプトのイザベラ」の他に二篇。フランス語なので他の二篇が何か判らない。イラスト(表紙も)はValentine Hugo、序文はAndré Breton、前書き(?)と翻訳はThéophile Gautier。フランス語なので読めない。
小早川明子『「ストーカー」は何を考えているか』(新潮新書)読了。いろいろな意味で怖いが、今はとにかく眠いので、そのいろいろが書けない。
荒俣宏編『怪奇文学大山脈 (1) (西洋近代名作選 19世紀再興篇)』(東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]読了。ずいぶん時間が掛かってしまった。どれもこれも味はひ深い。古いものは古いといふだけでよいものだし、発表当時に同時代人にとってつまらなかったものでも今になったからこそ面白くなるものがあるのだと実感できた。ドイツロマン派についてはよく読んでよく考へたい。
カフカ『変身/掟の前で 他2編』(丘沢静也訳/光文社古典新訳文庫)[Amazon.co.jp]読了。「変身」は記憶の中のものと少し違ってゐる。もっと早く読めばよかったと思ったが今かでも遅いといふことはないはず。史的批判版のことなども学ぶ。
金曜日は「SFなんでも箱#9」を聴きに行って疲れて帰宅、土曜日は頭痛のせいで日記が書けなかった。久しぶりの頭痛。吐き気はなく、一晩中。激しい汗が流れて、ほとんど眠れなかった。昼頃にようやく消える。やれやれ。
「SFなんでも箱#9」で牧眞司さんの話を聴いて、カフカを読んでおかうといふ気になって、まづKindle版を二冊購入。
●カフカ『変身/掟の前で 他2編』(丘沢静也訳/光文社古典新訳文庫)[Amazon.co.jp]
●カフカ『夢・アフォリズム・詩』(平凡社ライブラリー)[Amazon.co.jp]
紀伊國屋にも本を註文。こちらは紙の本。
●フランツ・カフカ『城―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●フランツ・カフカ『流刑地にて―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●フランツ・カフカ『審判―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●フランツ・カフカ『断食芸人―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●フランツ・カフカ『変身―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●フランツ・カフカ『失踪者―カフカ・コレクション』(白水uブックス)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『素住 no.15 美しい本棚』(エフジー武蔵)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ジェイン・オースティン『ノーサンガー・アビー』(ちくま文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●『VILLAS 西洋の邸宅:19世紀フランスの住居デザインと間取り』(マール社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●中野節子『女はいつからやさしくなくなったか: 江戸の女性史』(平凡社新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
カフカの本は何冊か持ってゐると思ってゐたのだが、『変身』しか持ってゐなかったやうだ。岩波文庫の短篇集はあると思ったのだが。
osiander.deで、
○Marcel-Alexander Bemme Phantastisch Lesen - Eine Fantasy-Enzyklopädie (2012)
を買ふ。電子書籍である。この本、地域制限が掛かってゐるのだが、いつものやうにosiander.deなら大丈夫である。買ってから気付いたのだが、あまり中身がないのである。残念。
眠くて倒れそうなので、寝る。
橋本槇矩編訳『夜光死体』(旺文社文庫)が、吉祥寺の「よみた屋」から届いた。
Amazon.co.jpで、
○Nicholas A. Basbanes Editions & Impressions (Fine Books Press)
をKindle版で購入。
今日は、眠いので、これで。
紀伊國屋書店から●志水宏吉『調査報告 「学力格差」の実態 (岩波ブックレット)』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、宮沢賢治『可愛い黒い幽霊: 賢治怪異小品集 (平凡社ライブラリー)』(東雅夫編集/平凡社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、宮田光雄『ナチ・ドイツと言語―ヒトラー演説から民衆の悪夢まで』(岩波新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、高田博行『ヒトラー演説 - 熱狂の真実』(中公新書)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]、橘玲『臆病者のための億万長者入門 (文春新書)』(文藝春秋)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]が届く。これで私も億万長者になれるだらうか。
しまった、宮田光雄『ナチ・ドイツと言語―ヒトラー演説から民衆の悪夢まで』(岩波新書)は前に持ってゐた本ではないか。せっかくスキャンしてpdf化したのにまた紙の本を買ってしまった。やれやれ。
『夜光死体』は、今日届いたのだが、留守で受け取れなかった。郵送だとばかり思ひ込んでゐた。宅配便なら職場の方に送ってもらへばよかった。
土曜日に届いてゐた仁田坂英二『変化朝顔図鑑: アサガオとは思えない珍花奇葉の世界』(化学同人)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を確保。いつか私も変化朝顔を育てたい。
『怪奇文学大山脈 (1) 』(荒俣宏編集/東京創元社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]を読み始める。まづは「まへがき」だけで嬉しくなってしまふ素敵な本である。しかし、そのせゐで、本を註文してしまふことに……
Abebooks.comで検索して、フランスのAd hoc Artといふ書店に、
○Achim d'Arnim Contes bizarres (1933)
を註文。ドイツ・ロマン派の作家のフランス語訳。こんなもの買ってどうするのかと思ふが、120ドルもしたのだ。送料込み。
日本の古本屋で検索して、吉祥寺のよみた屋に、
●橋本槇矩編訳『夜光死体』(旺文社文庫)
を註文。送料込みで1400円。ちょっと高かったか。
紀伊國屋書店に本を註文。
●木谷美咲『私、食虫植物の奴隷です。』(水曜社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●志水宏吉『調査報告 「学力格差」の実態 (岩波ブックレット)』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●宮沢賢治『可愛い黒い幽霊: 賢治怪異小品集 (平凡社ライブラリー)』(東雅夫編集/平凡社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●宮田光雄『ナチ・ドイツと言語―ヒトラー演説から民衆の悪夢まで (岩波新書)』(岩波書店)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●高田博行『ヒトラー演説 - 熱狂の真実 (中公新書)』(中央公論新社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●橘玲『臆病者のための億万長者入門 (文春新書)』(文藝春秋)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
他に、古本と洋書を註文したが、今日は眠いので、明日。
どうしてこんなに疲れてゐて眠いのかと考へてみると、昨夜の「東京創元社創立60周年記念翻訳家感謝パーティ」といふものへの参加のせゐではないか。いろいろな人に会へて、苦手な挨拶などして実に有益であった。
エヴァンジェリン・ウォルトン『スィールの娘』(田村美佐子訳/創元推理文庫)読了。マビノギオンに基づく4部作の第2話。思ひの外、激しく厳しい悲劇。現代作家なら安っぽいゾンビー軍団と剣士との闘いになってしまひさうなところも、悲しみの旋律を乱すことなく進行する。
丸善御茶ノ水駅駅前店で、
●フィリップ・K・ディック『小さな黒い箱』(大森望編/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●ダンテ・アリギエリ『神曲 煉獄篇』(原基晶訳/講談社学術文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
「小さな黒い箱」は、『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』の原形短篇である。
レイ・ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子・市田泉訳/東京創元社)を読み終へる。確かに変な話ばかり。変すぎて判らない話とか、中には痛そうな話や気持悪い話があったりして少々狼狽へることも。巻頭の「僕らが冥王星に着くころ」、表題作、「ささやき」「息止めコンテスト」などが気持ちよく楽しめた。
レイ・ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子・市田泉訳/東京創元社)を読み始める。巻頭の「僕らが天王星に着くころ」はよく覚えてゐるのだが、邦訳初出の〈エソラ〉は聞いたことがない。どこで読んだのだらう。いづれにせよ、どの作品も楽しく読み進められさう。あ、セーターの話は日本語で読んだ明確な記憶がある。これも好きな作品。
iPod Touchが届いた。いろいろ設定など。また、ドイツ語表示にしてしまって、いろいろ戸惑ふなど。
Philip K. Dick Vulcan's Hammer読了。面白かった。最後まで残った長篇だからつまらないのかと思ったら、そんなことはなかった。未来世界が舞台で、高性能コンピュータが出てくるものの、ディック特有のSF感覚には乏しいところが、残ってしまった理由だらうか。こぢんまりとまとまってゐるし。今度のPKD総選挙にも……
レイ・ヴクサヴィッチ『月の部屋で会いましょう』(岸本佐知子・市田泉訳/東京創元社)を訳者の市田さんからいただきました。ありがたうございました。
二拍三日の出張。ずっとPhilip K. Dick Vulcan's Hammerを読んでゐた。82%まで進んだが、読み終はらなかった。しかし、読書時間があれば読書は捗ることはよく判った。
これがなかなか面白い。未来世界が舞台であるものの超能力者とか並行宇宙とかはないのだが、それでも現実が揺らぐ感覚は確かにあるのだ。どうして邦訳がなかったのか不思議なくらゐ。
リー・バーデュゴ『太陽の召喚者』(田辺千幸訳/ハヤカワ文庫FT)をご恵贈賜りました。ありがたうとざいました。
ビックカメラ.comにiPod Touchを註文してしまった。今月に入って安くなった16 GBのもの。今使ってゐるのは、iOS7もインストールできなくて、表面のガラスが罅割れてゐるのだ。火曜の晩に届くはず。
NO-IPドメイン復活したやうだ。
紀伊國屋書店に本を註文。
●カトリーヌ・ガルシア『レメディオス・バロ―絵画のエクリチュール・フェミニン』(水声社)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●レズリー・ゲッディーズ=ブラウン『夢の本棚のあるインテリア』(山本真実訳/エクスナレッジ)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
●仁田坂英二『変化朝顔図鑑: アサガオとは思えない珍花奇葉の世界』(化学同人)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]
その他、『ユリイカ 2014年7月号 特集 ガルシア=マルケス -『百年の孤独』は語りつづける-』も。
明日から二日ほど出張。何を読むか決めなければ。
no-ip.orgの名前解決が不調で、昨日からこのURLにアクセスできない。困るではないか。困るではないか。
それでも、本を買った記録はここにしていかないと後で困るので、誰にも読まれない日記を書き続ける。
Amazon.co.jpでKindle本を購入。
○Philip K. Dick Vulcan's Hammer (Houghton Mifflin Harcourt)
●フィリップ・K・ディック『ヴァルカンズハマー』(2014年)
同じ作品の原書と日本語版。これは英語で読んでみたい。
P・K・ディック&レイ・ネルスン『ガニメデ支配』(佐藤龍雄訳/創元SF文庫)[amazon.co.jp, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! boox]読了。前半はどうにも陳腐な未来世界にちょっと馴染めないのだが、次第にディックらしく混沌とした世界へ変化していく。しかし、思いの外、現実は崩壊することもなく呆気ない終はり方に。それでも、絶望的な戦ひと微かな希望にディックらしさを感じてしまふのだ。それにしても、氷芦の変貌は怖い。