11月30日(火)

 bk1から、Sarah Milstein&Rael Dornfest『Google 電網打尽のインターネット掌握術』[amazon.co.jp, bk1]と天沢退二郎『魔の沼』[amazon.co.jp, bk1]が届く。Googleの本は、ごく真っ当なGoogleの利用法解説書。検索だけでなく、さまざまなGoogleの機能を解説してゐる。あれば便利、なくても困ることはなささう。
 Googleといへば、PageRankといふのがあって、Googleツールバーを使ってゐる人にはいつも見えてゐるのだが、MacOSX用のツールバーはないので、私にはあまり馴染のないものであった。それでも、ふと気になってこのページのPageRankを調べてみたら零点ぢゃないか。不愉快だ。でも、Amazon.co.jpも零点だった。新しい得点を見せなくなってゐるのか。屋根裏の書庫が4点で、このページの引越前のサイトがやはり4点か。だからどうなんだらう。よくわからない。

 図書館について考へる毎日である(嘘だけど)。『薔薇の名前』[amazon.co.jp, bk1]の記述に「書物を開くということは、ページを曲げることを意味し、湿気や埃にパージを晒すことを意味し、力いっぱいに折り曲げられて皺になった羊皮紙の表面は、細かい罅をを生じてそこを湿気と埃が蝕んでゆくであろう(中略)それならば、いかなる手段を、打つべきであったのか? 閲覧は一切中止して、収蔵するだけに留めるべきであったのか?」とあるやうに、人に読まれるたびに本は傷んでゆくのだ。図書館で不特定多数の人々が手に取って読む本は、傷ついていくのだ。可哀想に。人に読まれることなく、我が家に死蔵されてゐる本はなかなか傷まない。さうだ、読まなければいいのだ。だが、しかし、このページの上の方を見ると、「手に取って、読め」と云ってゐるではないか。どうすればいいのだらうか。


11月29日(月)

 bk1から、粕谷一希ほか『編集とは何か』[amazon.co.jp, bk1]と『HTML&CSSビジュアル・リファレンス』[amazon.co.jp, bk1]が届く。HTML&CSSの本はつい読んでしまひさう。

 ソニーマガジンズからクライヴ・バーカー『アバラット2』(池央耿訳/2800円+税/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1]をいただく。ありがたうございました。まだ、第一巻も読んでゐないのです。すみません。
 ぱらぱらとページを捲ってゐて、挿絵が多いのに驚く。挿絵は味はひ深い。

 昨日は図書館のことを少し書いたが、書店でも自分の本でないといふことでは同じだ。ただ、自分のものになる可能性のある本ばかりが並んでゐるといふところが怖い。毎日通ってゐると、本の顔を覚えてしまって、といふか、本に顔を覚えられてしまったやうな気になって、裏を返して馴染になって、年が明けたら一緒になりたいなどと囁かれてゐるやうな錯覚に陥り(幻覚ともいふ)、いやいや今すぐ身請けしようなとど答へて(声に出すと不気味な奴である)連れて帰ってしまったりする訳だ。さうすると書棚がたちまち溢れ返るので、書店に通ふのは要注意だ。といふ訳で、この頃は専らオンライン書店で購入してゐる。


11月28日(日)

 気がついたらbk1に本を註文してゐた。
●Sarah Milstein&Rael Dornfest『Google — 電網打尽のインターネット掌握術』(村上雅章訳/2400円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1]
●天沢退二郎『魔の沼』(2,700円+税/ブッキング)[amazon.co.jp, bk1]
の二冊。後者は〈三つの魔法〉第二巻。復刊ドットコムからの復刊。

 しかし、どうして気がつくと本を買ってゐるのだらう。これでも我慢してゐるはづなのだが。どうすればいいのか。図書館にでも行けばいいのか。図書館は本が大量にあって、その点は喜ばしいのではあるが、どうも乱暴に扱はれてゐる本が可哀想になってしまふのであまり好きではないのだ。角は擦り切れ、背は割れて、ページは破れてゐる。あちこちから、「きゃあ、やめてください」とか「ああ、何をするんだあ」といふ本の悲鳴が聞こえてくるやうではないか。我が家に死蔵されてゐる本たちは、そんな乱暴な扱ひを受ける心配はないから安心である。やはり我が家に一冊でも多くの本を呼んでやることにしよう。

 早川書房の刊行予定を見てゐたら、来年一月下旬にカート・ヴォネガットの『プレイヤー・ピアノ』が挙がってゐたが、これは前に出てゐたものとは別の新しい本として出るといふことなのだらうか。


11月27日(土)

 bk1から、大津由紀雄・波多野誼余夫編『認知科学への招待』(3200円+税/研究社)が届く。

 HMVからMorten Zeuthen演奏のバッハ『無伴奏チェロ組曲』が届く。しばらくはこれを聴きながらダンセイニを訳すことにしよう。しかし、そろそろ無伴奏チェロ組曲も聴き飽きて来たやうな気もする。

 bk1に本を註文してしまった。
●赤瀬川史朗・中尾浩『コーパス言語学の技法2』(3,800円+税/夏目書房)[amazon.co.jp, bk1]
である。昨日、しばらく本を買ふのは我慢しようと云ったばかりだが、「コーパス言語学において最も苦労するのがデータ構築。何らかのデータに基づいて分析することから始めなければならないのだが、そのデータはどこにあるのか? 可能な限り様々なデータの収集法とその加工法について紹介。」といふ内容に我慢できる筈がない。

 別館〈屋根裏書庫〉のホーム(トップ)ページを書き換へて、贋ブログにしてみたりした。くだらない。あまりにもくだらない。しかも、リスト表示のタグを一つ閉じ忘れたせゐで、Safariでどうしてもうまく表示できず、間違ひに気づくのに三時間くらゐかかってしまった。莫迦だ。こんな忙しいときに三時間も無駄にするなんて、どうしようもない大莫迦者だ。ダンセイニの翻訳が全然進まないではないかっ!


11月26日(金)

 SFマガジン2005年1月号が届いてゐたのを書き忘れてゐた。〈追悼:矢野徹/特集:アメリカ現代社会とSF〉

 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(浅倉久志訳/560円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon, bk1]読了。キンタナ・ローの海とマヤ族の神秘がページの間に漂ふ傑作。ただ、ティプトリーといふとSFマニアのアイドルみたいな感じで、ここで気の利いたことの一つも云はねばならないやうなところがあって実は少々苦手だ。

 Vine Linux 3.1 CRHANCOM LINUXから届く。すでに3.0を使ってゐて、特に不自由もしてゐないのだが、仮名漢字変換システムVJE-DELTAとか、日本語フォントとかは今は使へない要素だ。あと、これがあればPowerPCにもインストールできる。自分の作業環境が大きく改善される訳でもないのだが、何となく嬉しい。

 その何となく嬉しい気分は、クレジットカードの請求額を見て、一気に吹き飛ぶ。やはり私は買ひ物のしすぎなんだらうか、本の買ひすぎなんだらうか。一月に二〜三万円くらゐしか本は買ってゐないつもりだったが、それが大間違ひだったことを今日初めて知った。さういへば、最近妙に動物の絵の表紙の本が書棚を占有し始めたりしてゐる。少し本を買ふのを控へようと心に決めてみる。
 中毒になってしまったときに、それを止めるこつは、「もうやらない、こんなつらい思ひをするくらゐなら、もう一生やらない」などと思はないことださうだ。一生なんて決意はとても守れさうにないと思って、一回くらゐならと決意を破った瞬間に、元に戻ってしまふのだといふ。「今日一日、いや、あと一時間我慢しよう」と思ふのださうだ。一時間が守れたらあと一時間、一日守れたらあと一日と我慢を伸ばしていくのだといふ。といふことで、私もまづは今日だけはとりあへず本を買ふのを我慢しよう。


11月25日(木)

 恢復。毎日九時間睡眠時間をとれば体調も万全なのは判ってゐるのだが、さういふ訳にもいかず……。

 訳者の中村融氏からリン・カーター『ファンタジーの歴史』(中村融訳/2500円+税/東京創元社)[amazon.co.jp, bk1]をいただく。ありがたうございました。素晴らしい内容ですが、頭が痛くてすぐには読めませんでした。はやく読みたい本です。

 このページの左側がすっきりして気持ちがよく、自分で作ったものなのに惚れ惚れと見つめてしまったりする。そのうち、世界の書店リンク集のページも大改造をしたいのだが、今はその余裕がない。
 表示の確認をしてみたところ、Windows XPでのInternetExplorer 6では、まあ想定通りの表示。Mac OSX版のInternet Explorerでもさほど問題なし。LinuxのKonquerorでも大丈夫だった。ついでに、我が家のWindows 2000が起動できなくなってゐることが判明。面倒臭いので放置して自然治癒したりしないかと期待する。

 Appleから、「Tiger Early Start Kitを入手して、今すぐ開発を始めましょう」といふメールが届いたので、Tigerのプレリリース版が使へるのは楽しさうだと思ったものの、$500払はないと〈ADCセレクトメンバー〉とやらになれず、プレスリリース版も使へないことが判った。私には高すぎる。どうせ「開発」などできないのだ。

 bk1から、ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗(上・下)』上[amazon.co.jp, bk1]/下[amazon.co.jp, bk1]、Web site expert #01[amazon.co.jp, bk1]、デイヴィッド・クリスタル『消滅する言語』[amazon.co.jp, bk1]が届く。

 頭や胸の痛みが消えたので、本を註文する。bk1に二冊。
●粕谷一希ほか『編集とは何か』(2200円+税/藤原書店)[amazon.co.jp, bk1]
『HTML&CSSビジュアル・リファレンス』(2200円+税/エムディエヌコーポレーション)[amazon.co.jp, bk1]
 の二冊。それにしても、bk1の反応の遅さは一体何だ。ときどき、本を売りたくないのではないかと思ふほど反応が帰って来ないことがある(といふことは前にも書いた)。発送されてから、届くまでの時間は短くなったやうは気がする。


11月24日(水)

午後から頭痛。
右眼の奥が。


11月23日(火)

 昨日の夜から、この日記ページ周辺のファイルを書き変へたくなって、いろいろ余計なことをしてしまふ。前に失敗したfloatを使った二段組に成功し、表構造がほとんどなくなってソースがすっきり読みやすくなった。表は訳が判らなくなるから嫌だ。今年10月以降のformで過去の日記を表示させるところがまだ整理がつかない。includeを使ってもっと構造を整理していきたいものだ。
 どんなふうに見えるかは主にFirefoxSafariで確認してゐたのだが、やはり他のブラウザでもどう見えるか確認すべきだらうと考へた。Internet Explorerは、しかし、入ってゐないのだ。システムをインストールしたときは勝手に入ってきてゐたのだが、捨ててしまったのだ。といふことで、iCabOperaで確認するに留める。Opera 7.54では、全体の構造はほぼ意図したとほりに表示されるが、字の大きさやフォント設定が頭に描いてゐるのと合致しない。iCab 2.9.8では、cssにあまり対応してゐないやうで、ページの作りが全く成り立たないことが判った。iCabの方は、今日から甚だ見づらい画面になりましたが、諦めてください。もう元に戻すことはできないのです。
 以上はMac OSXでの話。Vine LinuxのMozillaでは、ほぼ思ったとほり。Windowsでの確認は面倒臭いから明日以降だ。

 自分の環境ではちゃんと表示されないので何とかせよと云ひたい方は、メールでお知らせください。多分、対応できないと思ひますが。

 こんなことをしてゐる場合ではなかった! ダンセイニの翻訳をしなければ。朝のうちにファイルの書き換へは終へて、翻訳に取りかかったのだが、なぜか胸部に痛みが。どうにも気分が悪いので、昼寝。昼食後翻訳を再会したが、しばらくするとまた痛みが。仕方がない、今日は早く寝ることにしよう。


11月22日(月)

 今日はうっかり会議のときに、「〈ホームページに掲載するために〉、ということならば〈Wordファイル(できればWin)〉ではなくて、HTML形式の方がいいのではないか」などと余計なことを云ってしまった。くだらないことを云ってしまったと思ふものの、Windows版Wordで作ったファイルを提出せよなどといふことになると、私の部署の環境でははなはだ面倒臭いことになってしまふのである。

 会議で余計なことを云って落ち込んだので、bk1に本を註文する。
●越谷オサム『ボーナス・トラック』(1500円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1]
●平山瑞穂『ラス・マンチャス通信』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1]
●デイヴィッド・クリスタル『消滅する言語』(斎藤兆史・三谷裕美訳/880円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1]
●大津由紀雄・波多野誼余夫編『認知科学への招待』(3200円+税/研究社)[amazon.co.jp, bk1]
の四冊。最初の二冊は、第16回日本ファンタジーノベル大賞の優秀賞と大賞の受賞作。刊行は12月下旬である。予約註文。

 bk1から、坂井恵・天野竜司『XOOPS入門』[amazon.co.jp, bk1]が届く。これで、少しはXOOPSのことが判るやうになるだらうか。


11月21日(日)

 ダンセイニの翻訳をしてゐると、激しい眠気に襲はれたので、思はずbk1に本を註文。
●ジョージ・R・R・マーティン『王狼たちの戦旗(上・下)』(岡部宏之訳/各2,800円+税/早川書房)上[amazon.co.jp, bk1]/下[amazon.co.jp, bk1
Web site expert #01(1480円+税/技術評論社)[amazon.co.jp, bk1]
 マーティンは、買ひ逃してゐたのに気づいて(本当は気づいてゐたのだが)。二冊目は、Nucleusの記事があったので、つい註文してしまった。もうブログのことを調べるのはやめればいいのに。そんなに好きでもないくせに。と思ふのだが、

 新納浩幸『入門RSS』[amazon.co.jp, bk1](2000円+税/毎日コミュニケーションズ)が、MYCOM BOOKSから届く。ぱらぱらと捲ってみて、RSSが何なのか朧げながら判ってきたやうな気がする。

 SFマガジンに2004年度のベスト作品投票を送る。今年は国内作品を全然読んでゐないので、海外作品のみ。今年は偶然自分が翻訳に携はった本が五冊くらゐ出たので、それを並べてしまふ誘惑にかられるのではないかと思ったが、リストを睨んでみると、あまりにも傑作揃ひであることに驚き、そのやうな誘惑は簡単に押さへることができた。まだ読み終へてゐない注目作が何冊もあるのに、五冊に絞るのが大変であった。来年も豊かな年になりますやうにと密かに天に願ってメールを送信した。その五冊が何かは秘密。


11月20日(土)

 早川書房からテリー・グッドカインド『魔界の神殿5・奇跡の呪文』(佐田千織訳/680円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1]を、東京創元社からダイアナ・ウィン・ジョーンズ 『呪文の織り手』(三辺律子訳/780円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]をいただきました。ありがたうございました。

 この頃、物忘れが激しくなってこれはいよいよ老人性痴呆症かと思ってゐたら、痴呆の新呼称を「認知症」にしようといふことになったらしい(産経新聞/日本経済新聞)。何か変だ。「〜症」といふと、普通は「〜の状態になってしまふ病気」とか「〜が原因の病気」といふ意味だと思ってゐた。「××依存症」とか「○○失調症」とか「〜過敏症」とか。「花粉症」とか「フェニルケトン尿症」とか「拒食症」とか「敗血症」とか。「認知症」だと「認知してしまふ症状」や「認知によって起こされる症状」があるやうになってしまはないか。普通の人が認知できない世界の構造などを認知できてしまふので、今までできてゐた認知ができなくなるといふのならSF的で面白いのだが。それから、候補に挙がってゐたといふ「宇宙症」といふのは何だ。宇宙飛行士に失礼ぢゃないかね。宇宙を莫迦にしてゐるのではないか。

 仕事の帰りに丸善に寄ってWeb Designing 12月号を買ふ。今はかういふ話が楽しくて仕方がない。RSSに関する記事を特に興味深く読む。

 Elsevierから"Do the Scirus-Google test"といふメールが来たので、早速Yoshio Nakanoと入れてみた。Googleと並べてどういふ意味があるのかよく判らない。それなら、今話題(なのかどうかはよく知らないが)のGoogle Scholar betaPC WEB/Hot Wired)ではどうだらうかと、こちらでもYoshio Nakanoと入れて検索してみた。上位21番目までのYoshio Nakanoが私だったので、ちょっと安心。でも、あまり引用されてゐないことは一目瞭然だ。Y Nakanoで検索するともっと寂しい結果に……。しかし、恐ろしい時代になったものだ。


11月19日(金)

 グレッグ・イーガン『万物理論』[amazon.co.jp, bk1]をやっと読み終へた。前半は、分子生物学的・生化学的用語にどうも落ち着かない気分になってしまってなかなか進まなかったが(前にも書いたやうに正しいとか間違ってゐるとかいふことではない)、後半は読みやすくなってきた。それにしても、第一部は長過ぎるんぢゃないだらうか。尤も、結末はあまりすっきりしない。皆、〈混合化〉してすっきりしてしまったやうだが、私は〈混合化〉できないものだから、訳の判らない世界に取り残されたやうな気分になる。置いて行かれてしまったやうな気分になる。さういふ気分にさせられてしまふといふことは、それだけの力を持った傑作だといふことでもあるのだらう。ああ、私も〈混合化〉したい。


11月18日(木)

 この頃、物忘れが激しくなって、どれくらゐ酷いのかは笑ひごとではないのでここには書けないが、本気で自分の名前と住所が書いた紙を持ち歩かうかと思ったほどだ。だが、運転免許証に両方とも書いてあることに気づいて安心した。
 そんなわけで、買った本が見つからなくなるなどといふのはいつものこと。だから本の所在を管理してくれる書棚があればいいのにと思ふ。本にICタグを埋め込んでおいて、書棚にはそれを認識する仕掛けを組み込んでおけば、ちょっと検索すればどこの棚にどの本があるのかがたちどころに表示されるといふ訳だ。本にタグを埋め込まねばならないが、いづれ書籍の流通にも使用される日がくるだらうから、さうしたら私は情報管理書棚を買ふよ。食品にタグをつけて、冷蔵庫の画面に「卵は期限切れ」とか「トマトが食べごろ」などと表示させて喜んでゐる場合ではあるまい。やはり国民が一番困ってゐるのは、書棚の中で行方不明になる本であらう。そこのところを情報技術業界もきちんと認識してほしいものだ。誰かに貸してしまって行方不明になったりするのも防止できるかも知れない。万引き防止にもなるかも知れない。
 でも、書棚のモニタに、「書評の締切だから早く読め!」とか、「イーガンが読みごろ」などと表示されるやうになったらちょっと嫌かも。

 そのイーガンだが(一体どのイーガンかね)、あと100ページといふところまで進んだ。もう少しだ。

 bk1に本を註文。
『XOOPS入門』(2800円+税/翔泳社)[amazon.co.jp, bk1]
一冊のみ。いつかこの類ひの本を買ふんぢゃないかと思ってゐた。XOOPSは、ダウンロードしてときどき試しては消去してゐるのだが、そろそろ何とかしてみたくなってきた。ブログも、ときをり目についたものをダウンロードしてみたりするのだが、どれもこれもどうも勝手がよくわからない。流行りものは嫌ひだなどと云ひながら、新しいものは密かに試してみたかったりするのだ。


11月17日(水)

 Web Designingのバックナンバーが届いた。10月号は「Webデザイナー白書2004」といふ特集。ここにも「最近では〈憧れの〉という枕詞がつくことも多い」と書いてあった。本当に憧れの職業になってゐるのか! しかし、この記事を読むと、私の予想とほり、かなりつらさうな姿が描かれてゐる。つらさうだ。よく生活できるものだ。さういへば、翻訳家も……。
 Webデザイナーが「近いうちに修得したい技術は」一位に「スクリプト言語・XML」三位に「CSSとHTMLを完全に分離したデザイン」が入ってゐて、私と同じぢゃないか。尤も私は二位の「Flashによるリッチコンテントの作成」には全く関心はないが。
 といふことで、いろいろ面白い。昔、デザインの現場といふ雑誌を毎号買ってゐた頃のことなど思ひ出した。さういふ才能がないことは前からもう判ってゐるのだが、趣味であれこれ試してみるのは面白い。

 訳者の古沢さんのサイトによると、クリストファー・プリースト『奇術師』(古沢嘉通訳/940円)[Amazon/bk1] の重版が決まったさうである。もう少し、もう少しと聞いてゐたのに、なかなか実際に重版が決まらなかったのだ。〈プラチナ・ファンタジイ〉初の重版である。かういふ作品がもっと評価されるやうになってほしいものだ。


11月16日(火)

 cbook24.comに本を予約註文。
●新納浩幸『入門RSS』(2000円+税/毎日コミュニケーションズ)
である。bk1Amazon.co.jpで註文できるやうになるのが待てなかったのだ。ここに註文したら早く届くといふ保証は全くないのだが。cbook24.comでは22日発売予定になってゐる。bk1で19日だったら悔しい。

 このページもRSS配信ができるやうになったら一通りの目標は達成できたことになるので、その後は、CSSを工夫したりしてもう少し全体の構成を整へたい。この他に、トラックバックをはれるやうにしたり、コメントを書けるやうにしたら、もう普通のブログなのでやめておかう。流行りものは嫌ひなのだ。流行ってゐるといふだけの理由で、嫌ひなのだ。
 それにしても、こんなにブログとやらが流行るとは全く予想もしてゐなかった。変なホームページだと思ってゐたのだが。


11月15日(月)

 bk1から『培養できない微生物たち』[amazon.co.jp, bk1]が届く。面白さう。明日から少しづつ読むことにする。

 今年の9月以前の日記の検索窓を取り付けてみた。Estraierで検索ができるやうにした。日本語の形態素分析に基づき、正規表現による検索もできるといふ高度な検索システムとなってゐる。そんなことが必要なのかどうかは知らない。
 私は自分がいつ何を買ったのか忘れて同じ本を何度も買ってしまひかねないので、検索システムは必須なのだが、それは自分のハードディスクの中身をエディタで検索すればいいといふやうな気もするものの、やはり世界のどこでいつ何時過去の図書購入履歴が必要になるか判らないから、こうしておけば安心だ。
 これからは飛行機の中でもインターネットに接続できるやうになるらしいではないか(日本航空全日空)。ロンドンの古本屋に行く途中で、買ひものリストを作りたくなったりしたときにでも、これで大丈夫といふものだ。行かないけど。


11月14日(日)

 今日は朝からダンセイニの翻訳なのだが、実はハウス食品の抽選葉書を送ったらハウルの動く城の試写会に当たったので、娘と二人で出かける(ただで映画を観せてくれる上にお土産までくれるのだから、ハウス食品に対する高感度は一気に高まりましたね)。この原作といふ作品を私は読んだことがあるのだが、こんな話ではなかったはづだ。全く違ふ。だからつまらないといふ訳ではなく、別の話だと思って観れば大丈夫である。ただ、何か違ふといふ気持ちが心の片隅から消へないのが困るだけだ。
 いい話なのだが、ちょっと説教臭い部分もある。18歳の娘が一瞬にして90歳になったら、あんなに簡単にその事実を受入れられるはづはないと思ふけれども。もしかしたら、明日にでも自殺しようと思ってゐたりすれば、さういふこともあり得るのかも。などと捻くれたことを考へなければ、素直に楽しめるいい話である。

 別館〈屋根裏書庫〉の表紙(ホームページ)を、blog(@niftyなのでココログですね)にしてみようと考へ、早速申し込んでみる。一通り設定などしてみたが、そんなに便利になる訳でもないやうなのですぐに解約してしまった(使用方法の説明に所謂ら抜き言葉があって、それ以上説明を読む気をなくしたといふこともある)。でも、使ひ方はなんとなく判ったやうな気がする。二時間ほどしか存在しなかった私のココログの名前は〈Books in the Attic〉だった。

 bk1に本を註文。
●トマス・M・ディッシュ『アジアの岸辺』(若島正編訳/2400円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1]
である。


11月13日(土)

 どういふ訳か、Web Designingのバックナンバーを註文してしまった。どういふ訳かって、別に知らないうちに註文した訳でもなくて、自分で註文したのではあるが。10月号と9月号を。
 くどいやうだが、今はダンセイニで切羽詰まってゐるので、余計なことをする暇はない。

 といふ訳で、今日もダンセイニである。本は読めないし、疲れて眠い。


11月12日(金)

 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(浅倉久志訳/560円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon, bk1]を早川書房からいただく。ありがたうございました。あ、字が少ない。読み始めればすぐに読めさうな感じ。

 昨日、Amazon.co.jpから入手不可の聯絡があったRobert Wexler Freeman Circus of the Grand Design ($29.95, Prime, 8/2004)ともう一冊、
○Eileen Kernaghan Winter on the Plain of Ghosts: A Novel of Mohenjo-daro(18US$, Neville Books, 6/2004)を、
 amazon.comに註文。入手に1・2ヶ月かかるといふ表示なのでアメリカ店でも入手不可といふ結果になるかも知れないが、とにかく註文だ。註文しなければ、ものは買へない。


11月11日(木)

 bk1から、Scott Fullam『ハードウェアハッキング大作戦』(エディックス訳/3,400円+税/オライリー・ジャパン)[amazon, bk1]、オースン・スコット・カード『シャドウ・パペッツ』(田中一江訳/1,000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1]、マシュー・パール『ダンテ・クラブ』(鈴木恵訳/2400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1]、Danny Goodman『JavaScript & DHTMLクックブック』(村上列訳/オライリージャパン)[amazon.co.jp, bk1]が届く。
 『ハードウェアハッキング大作戦』は期待してゐたのだが、私が作りたいやうなものは全然なかった。がっかりである。『JavaScript & DHTMLクックブック』の方は、もしかしたらさうではないかと思ってゐたとほり、私が使ふやうなものは載ってゐなかった。ああ、無駄遣ひをしてしまったやうだ。

 Amazon.co.jpから Robert Wexler Freeman Circus Of The Grand Design ($29.95, Prime, 8/2004)が入手不可能だといふ聯絡がある。ちぇ、本当かね。本国に註文しようか。面倒臭いな。

 仕事の帰りに、ethernetケーブルを買ったり、プリンタのインクを買ったり。メモリはDELL Optiplex GX150-1000に使へるタイプのは売り切れだった。数日前まであったのに。今日は運悪くこれだけが売り切れ。帰ってきて、配線をして、Vine Linux 3.0をインストール。ちゃんと起動して、ネットワークに繋がることを確認したところまで。

 今日は妙に生暖かくて気持ち悪い。疲れてしまって激しい眠気に襲はれる。眠い。


11月10日(水)

 ジョン・クリストファー『トリポッド1 襲来』(中原尚哉訳/620円+税/ハヤカワ文庫SF)を訳者の中原尚哉さんからいただきました。ありがたうございました。

 帰宅途中に丸善に寄って、なぜか日経Linux 12月号とWeb Designing 11月号を購入。また、こんなもの買ってしまって。いろいろ試したいことはあるが、今はダンセイニが切羽詰まってゐるので、そんな余裕はない。

 DELL Optiplex GX150-1000が届く。PC100の128MBメモリも。増設用は娘のFMV6550CL4eに。合計256MBになって、見違へるやうに速くなった。Optiplex用のPC133メモリも増設用を買はねば。Ethernetケーブルも一本必要だといふことに気がついた。細々としたものに金がかかる。

 ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた』(浅倉久志訳/560円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon, bk1]を書店で目撃した。


11月9日(火)

 昨日註文したDELL Optiplex GX150-1000がもう届いた。が、昼間配達があって、帰ってからすぐに宅配便業者に聯絡したけれども再配達は翌日になってしまった。

 bk1
『培養できない微生物たち』(7000円+税/学会出版センター)[amazon.co.jp, bk1]
を註文。はやり簡単に培養できる微生物よりもなかなか培養できない微生物の方が大事でせうといふことで。あまり、理由になってゐないけど。

「バイオ研究に活用するアップルソリューション・セミナー」に申し込みをする。日本分子生物学会年会の附設展示会場でもアップルコンピュータの製品展示を行ふといふので、覗いてみよう。この前は、AppleStore銀座で「ここは一般のお客様を対象にしてをりますので」と云われてしまったが、分子生物学会なら客層も思ひっきり偏ってゐるはづだから大丈夫だらう。日本生化学会の展示場にも出してくれればいいのに。

 bk1から喜国雅彦『本棚探偵の回想』(2800円+税/双葉社)[amazon.co.jp, bk1]の購入特典特別書き下ろしエッセイ『落ち着かない部屋』を読むためのURLのお知らせが届いたので早速読んでみる。面白かった。


11月8日(月)

 bk1から、田中栞『古本屋の女房』(1,500円+税/平凡社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。ぱらぱら捲ってみると、面白さう。すぐに読む時間がないのが残念。
 今日はグレッグ・イーガン『万物理論』(山岸真訳/1,200円/創元SF文庫)を手に取って出勤。『エンベディング』を読み始めたばかりなのだが、なんでも『万物理論』は傑作らしい。といふことで、こちらを先にしようといふことにしたのだが、最初は出てくる専門用語がどうも私の日常に近い言葉が多くて、その微妙な違和感があって(正しいとか間違ってゐるとかいふことではなく、空想世界と私の職場での用語との差に起因する感覚である)、なかなかすんなり作品世界に没入できないが、少しづつ馴染んでいく。

 PC-WARPにDELL Optiplex GX150-1000を註文。中古PCである。18700円である。家庭の事情で購入。妻が使ふ予定のもので、本当は気前よくiMac G5でも買へればいいのだが、資金不足で十分の一の価格で何とかなる中古PCで我慢せざるを得ない。これにVine Linuxをインストールすることになってゐる。娘のために128MBのメモリも。この頃、Linux比率の高まってきてゐる我が家である。


11月7日(日)

 また使ひさうにもない本を註文してしまった。bk1に、
●Danny Goodman『JavaScript & DHTMLクックブック』(村上列訳/オライリージャパン)[amazon.co.jp, bk1]
を。本当はいろいろ試してみたいこともあるのだが、ダンセイニが終はらないことにはどうにもならない。といふことで、ほとんど一日ダンセイニの翻訳。


11月6日(土)

 イアン・ワトスン『エンベディング』(山形浩生訳/2,400円+税/国書刊行会)[amazon, bk1]を読みながら出勤しても誰もゐないのは、職場の旅行に皆は行ってゐるから。偏屈な私は旅行に参加せずに仕事である。昼過ぎに床屋に寄ってから『エンベディング』を読みながら帰宅。『エンベディング』はまだ面白いかどうか判らない。

 bk1に本を註文。
●Scott Fullam『ハードウェアハッキング大作戦』(エディックス訳/3,400円+税/オライリー・ジャパン)[amazon, bk1
●田中栞『古本屋の女房』(1,500円+税/平凡社)[amazon.co.jp, bk1]
●オースン・スコット・カード『シャドウ・パペッツ』(田中一江訳/1,000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1]
●マシュー・パール『ダンテ・クラブ』(鈴木恵訳/2400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1]
 以上四冊。
 今回期待してゐるのは『ハードウェアハッキング大作戦』である。オライリー・ジャパンの書籍紹介ページには「キッチンにあるコーヒーメーカーを改造してインターネット経由で操作したり、ラジコン戦車を改造して、本物のように撃ち合いができたら……、そのようなことを一度でも考えたことがあるのなら、この本はあなたのための本です。」と書いてある。実は私は、キッチンにあるコーヒーメーカーを改造してインターネット経由で操作したり、ラジコン戦車を改造して本物のように撃ち合いができたら……と思ったことは一度もない。しかし、「自動車用ビデオ潜望鏡をハッキングする、ビルサイズディスプレイをハッキングする、インターネットトースターを作る、ウェアラブルコンピュータを作る、インターネットコーヒーメーカーを作る」といった変な目次が並んでゐるのを見ると、やはり買ひたくなってしまふのだ。一番作りたいと思ふのは「インターネットコーヒーメーカー」だらうか。「PC水冷システムを作る」といふのにも興味を惹かれるところである。

 本を註文してから、ダンセイニの翻訳に取り組んでみる。


11月5日(金)

 アルフレッド・ベスター『願い星、叶い星』(中村融訳/1,900円+税/河出書房新社)[amazon, bk1]読了。思ひのほか時間がかかってしまった。いや、そんなことはどうでもよくて、ここに収録された作品は、私がSFに惹かれ始めた頃の輝く短篇・中篇ばかりである。昔輝いてゐた作品は今読むとえてしてすっかり色褪せてしまってゐたりするものだが、これらは変はらぬ輝きを保ってゐる。私の好みは「イヴのいないアダム」か。「地獄は永遠に」もいい。といってゐると、結局全部なのだが。


11月4日(木)

 東京創元社から、ダイアナ・ウィン・ジョーンズ『九年目の魔法(上・下)』(浅羽莢子訳/上下各1700円+税)上[amazon, bk1
下[amazon, bk1]、『わたしが幽霊だった時』(浅羽莢子訳/1,900円+税/東京創元社)[amazon, bk1]をいただく。ありがたうございます。こんなにもらってしまっていいのでせうか。なかなか雰囲気のよい本に仕上がってゐるので、ファンタジイを愛する若い人たちに読まれるといいと願ってゐます。『九年目の魔法(上)』の帯には「物語の好きなすべての少女に贈る」と書いてあるが、少年たちは読んぢゃいけないのか。『同(下)』の方には「この本を読まずに大人になってはいけない」と書いてある。もう読まずに大人になってしまった者の立場はどうなるのだらう。今から読んでは駄目ですか(そんなこと云ふ奴はゐないだらうけどね)。

 bk1から本が届く。オリヴェーロ・ディリベルト『悪魔に魅入られた本の城』(望月紀子訳/1900円+税/晶文社)[amazon, bk1]とイアン・ワトスン『エンベディング』(山形浩生訳/2,400円+税/国書刊行会)[amazon, bk1]である。どちらも面白さうだが、すぐには読めまい。残念。本を読む時間が欲しい。

 娘が使ってゐるFMV6550CL4eにメモリを追加してやらうと思って、仕事の帰りに128MBのSDRAMM100CL2を買ってきたのだが、規格が二種類あって、一昨日店で説明を聞いて安い方で大丈夫だと思ったのだが駄目だった。大失敗である。私は一度自分でこれと決めて購入したものは返品や交換は求めないことにしてゐるので、机の抽斗にでも放り込んでおくことにならう。


11月3日(水)

 今日は早起きはせず、出勤もしない。妙に疲れてゐるので。ゆっくり起きたらダンセイニの翻訳に邁進するはづだったのに、全然進まないのはアメリカ大統領選挙の開票速報をWWWブラウザで覗いてしまふからだ。結局、今日のうちには正式には決着は着かないやうだが、何となく決まったやうな気配。アメリカの大統領が誰にならうが、ダンセイニには関係ない。

 月も変はったので、左の方に検索窓を設置してみた。新方式になってからのものなので、まだ一月分しか検索できない。検索語と一致する言葉があると、該当する日の記事が全部表示されて、検索語が赤く強調されるやうになってゐるはづである。該当する語が見つからない場合は、何も表示されない。「何も見つかりませんでした!」とかいふ親切な表示は用意してゐない。
 自分がどんな本を買ったのかすぐに判らなくなってしまふので、私にとって日記の検索は必需品である。九月以前はまた別の方法で検索する仕組みを設置する予定だが、今はとにかくダンセイニ優先だ。


11月2日(火)

 疲れてゐるので、休ませてください。


11月1日(月)

 bk1から、天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』[amazon.co.jp, bk1]、キャロリン・パークハースト『バベルの犬』[amazon.co.jp, bk1]、池伊佐夫『神保町の蟲』[amazon.co.jp, bk1]、マシュー・バトルズ『図書館の興亡』[amazon.co.jp, bk1]、『ウィリアム・テン短編集〈1〉・〈2〉』[〈1〉amazon.co.jp, bk1] /〈2〉[amazon.co.jp, bk1]が届く。今日の本はどれを手に取っても面白さうである。どれから読まうか迷ってしまふ。が、とりあへずはどれも読めなかったりするのだ。
 それにしても早い。昨日註文したばかりなのに。この日記が正しければの話だが。私にはすでにこれらの本をいつ註文したかといふ記憶がない。だから、自分の過去の行動はこの日記に基づいて検証してゐるのだ。

 Amazon.co.jpに本を註文。
●榎本滋民・京須偕充編『落語ことば辞典』(2,900円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1]
○Kim Harrison Dead Witch Walking ($6.99, Harper Torch, 5/2004)
○Robert Wexler Freeman Circus Of The Grand Design ($29.95, Prime, 8/2004)
○Jack Vance The Languages of Pao (I Books, $11.95, 8/2004)
 以上四冊。

 眠いので今日はこれで。


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