2月28日(月)

 一昨日の深夜に註文したFMV7000FLがもう届いた。早い。メモリはその辺に転がってゐるのを入れればいいと思ってゐたら、これはECC有といふ規格でないと使へないやうではないか。普通サーバ専用機で使ふやうな規格ではないのか。なかなか売ってゐないし、あっても高い。メモリを追加購入したら予算を超えてゐまひさうだ。ちなみに今回の予算は35000円。あと一万円である。

 私物のLinuxとPowerMac G5のサーバ機能はほぼXserveへ移行できた。前にインストールしたときのことを忘れてゐるので、インターネットでインストール法を検索して参考にしようとしたら、妙に私のページが上位に出てくるのだが、いいのだらうか。あれを参考にしてPowerMac G5にApache2とPHP5とTomcat4とMySQL4.1をインストールした人がゐたとしたら、私は迷惑をかけてはゐないか。
 話は変はるが、Mac miniはPowerMac G5と比べると動きが遅い。いらいらするくらゐ遅い。

 また話は変はるが、この頃、本を註文する暇がないのがつらい。中古パソコンを註文する暇はあっても本を註文する暇はないのかと云はれたら、ごめんなさいと謝らざるを得ないが。


2月27日(日)

 ロバート・J・ソウヤー『ホミニッド』(内田昌之訳/920円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1]読了。面白いが、全然終った感じがしない。やはり三部作だから仕方がないか。ネアンデルタール人に興味を抱いてしまふのは当然の成り行きで、私はもう少しで最近出たネアンデルタール人の本を註文してしまひさうになった。危なかった。あと、量子コンピュータの本も欲しくなったがやっとのことでこちらも我慢。

 昨日は職場でほとんど二年間24時間働き続けてくれたパソコンを停止させた。前半はRed Hat Linuxで、後半はTurboLinuxで動いてゐた。私が始めてLinuxなるものを使ひ始めたのがこのパソコン。いろいろ学ばせてもらったが、ファンの音が煩いのだ。致命的な問題である。新品なのに35000円だったからあまり文句は云へないが、Macintoshの方が、PowerMac G5やMac miniと、静かになってしまったのに、その隣に並んでゐるとやはりこいつだけ煩いのである。そこで、今までよくがんばってくれたと労をねぎらひながら引退してもらふことに決め、だからといって、Linuxがなくなってしまふと少々困るので昨夜遅く新たなパソコンを註文した。新たなといっても中古だから新しくない。価格も前よりもぐっと下げて、送料+税金を含めて25410円。PC-Wrapといふ店で見つけた富士通のFMV7000FLである。富士通のこのあたりの機種はいくつか中古を買ったことがあって、煩くないことは予想できる。いつ来るかなと思ってゐたら、もう発送のお知らせが。明日届いてしまったりするのだらうか。

 今日はダンセイニの翻訳に専念しようと思ってゐたのだが、家事や雑用(証券会社や銀行の書類の処理。特定口座の申し込み書類って前に書いたやうな気がするのだがなあ)に時間をとられたうへに、また単語を数へたりしてしまった。検索語の前後に出てくる語を頻度順に表示するPHPスクリプトを書いてしまった。ずっと我慢してきたのだが、今日はつい気が緩んで。楽しくてついいろいろ検索してしまふではないか。どうして、言葉を数へるのがこんなに楽しいのだらう。
 しかし、このせゐでダンセイニは五枚しか進まず。困ったものだ。


2月26日(土)

 Amazon.co.jpから、Cory Doctorow Down and Out in the Magic Kingdom (Tor, $12.95)とDavid Mitchell Cloud Atlas (Random House, $14.95) が届く。Down and Out in the Magic Kingdomは、ページ数が少なく、字も大きい。今どき珍しい。ディズニー・ワールドを舞台にした近未来SF(近でもないか)なのか? だとしたら読んでみたい。Cloud Atlasの方は、内容紹介に、ナボコフ、エーコ、村上春樹、ディックの名前が出てくるのだが、この組み合はせではどういふものなのかさっぱり想像できない。でも、読みたくなる組み合はせではある。手に取ってみると、思ひのほか厚さを感じない。読みたい本はたくさんあるのだが……。


2月25日(金)

 bk1から、齊藤俊雄・中村純作・赤野一郎編『英語コーパス言語学【改訂新版】』(3800円+税/研究社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。面白い。旧版にも増して面白い。かういふのを読むと、単語を並べるだけでなく、もっと数へたくなる訳だが、私の場合、英語で論文を書くとか、英語の小説を日本語に訳すとか、言葉を分析するのではなく、文書作成支援道具として使ふのだから、言語学者とは当然使ひ方は異なるはづである。でも、もう少し数へてみたい。
 Googleなどで検索した結果をkwic表示してくれるWebCorpといふサイトが紹介されてゐたので、早速使ってみた。しかし、いつまでたっても結果が表示されない。遅い、遅過ぎる。あまり遅いと、自分で作ってみたくなってしまふではないか。
 この本でも統計解析言語を使ってゐる人がゐた。やはり使へるやうになっておきたいものだ。

 職場では、ここ数日Xserveへのインストール作業とサーバ機能移転作業である。朝から夕までこればかりである。私が私物のLinuxとPowerMac G5で職場に提供してゐるサーバ環境をXserveに移行して、仕事はMac miniを使ひ、PowerMac G5は持って帰らうといふ訳だ。Linuxを入れて使ってゐるパソコンはどうも調子が悪いやうだし、音も煩いので、そろそろ買ひ換へやうかと。
 MacOSX ServerにはTomcatやMySQLが最初からインストールされてゐるやうだ。だが、今まで使ってゐたJSPが動かない。なぜだらう。電子辞書サーバは思ひのほか簡単に動き出したが、EMBOSS-GUIの動きがをかしい。


2月24日(木)

 ロバート・J・ソウヤー『ホミニッド』(内田昌之訳/920円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1]を訳者の内田さんからいただく。ありがたうございました。楽しみに待ってゐました。
 早速、明日から読まう。なぜ、今日から読まないのかといふと、頭が痛いからだ。この妙な疲れと頭痛は何だ。

 今朝は頭は痛くなかったのに。といふことで、連日の頭痛は枕のせゐではないことが判明。単に体調が恢復すれば、頭痛もなくなったといふだけのことだらう。明朝がちょっと心配だが。


2月23日(水)

 頭痛を感じることなく目覚める。昨夜は、妻が使ってゐる低反発ウレタン枕とやらいふのを試用してみたのだ。今は妻はゐないから(もう私には妻はゐないといふ意味ではない)無理やり枕を奪ひとった訳ではない。この枕を使ったから頭が痛くならなかったのだらうか。今晩、枕なしで寝て、頭痛が復活したら私もこんな枕を買ふか。

 アドビストアから、註文確認のメールが来ることなく、商品が到着。早い。早速、Acrobat 7.0 Standard(英語版)をインストール。今日は使ふ用事がないので、インストールのみ。

 先週発表されたネビュラ賞最終候補を眺めて、二冊をAmazon.co.jpに註文。
○Cory Doctorow Down and Out in the Magic Kingdom (Tor, $12.95)
○David Mitchell Cloud Atlas (Random House, $14.95)
 Cloud Atlasは501ページもあるので、読まない可能性が極めて高い。Down and Out in the Magic Kingdomの方は208ページしかないので、読む可能性あり。候補作の一冊、Sean Stewart Perfect Circle (Small Beer Press, $15.00) はすでに読んでゐる。幽霊が見える男の話。ちょっと説教臭い。現代のテキサスが舞台だ。


2月22日(火)

 目覚めると激しい頭痛。五時間しか寝てゐないのに、まただ。肩と首ががちがちに強張ってゐる。寝方がいけないのだらうか。私は枕を使はず、仰向けに寝て、横を向いてやや上(重力に対してではなく、自分の躰の軸に対して)に顔を向けて睡ることが多い。つまり、少々首を捻るやうな格好で寝ることが多いのだ。これがいけないのだらうか。今まで、これで問題なく睡ってゐたのだが。
 これから一生、頭痛と共に目覚めるのは嫌だ。痛くならない寝方を模索したい。

 Amazon.co.jpに本を註文。
○Justina Robson Natural History ($13.00, Bantam Spectra)
○Lisa Tuttle The Mysteries ($21.00, Bantam)
の二冊。Natural Historyは誰か紹介してゐなかっただらうか。粗筋紹介を読んでもよく判らないのだが、何となく面白さうな予感がして註文。タトルの方は、現代のスコットランドとロンドンとテキサスを舞台に、妖精界へと足を踏み入れてしまって姿を消していく人間たちを追う話ではないかと思ふので、それなら面白いだらうといふことで、註文。

 bk1から、『The R Tips データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集』(3500円+税/九天社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。このといふのは、いろいろなことに使へるやうで、実に不思議である。文字列を扱ふ関数もある。使へるやうになっておきたいものだ。

 言葉を並べて数へるのはもうやめようと思ってゐたのに、職場に置いてあるPowerMac G5で使ってゐる論文kwic英語例文表示スクリプトに和英辞書を組み込んでみたりした。例へば、「膿瘍」といふ言葉を英語で何と云ふか忘れてしまっても、「膿瘍」と打ち込んで検索ボタンを押せば「abscess」といふ語が使はれてゐる文を並べてくれるといふ訳だ。表示に些か時間がかかるのが玉に瑕だが、とりあへず「素晴らしい!」と自画自賛して喜んでみた。虚しかった。


2月21日(月)

 仕事を終へて帰宅する頃には些か足がふらついてゐた。まだ、体力は恢復してゐないのか。
 この頃、言葉を並べて数へるのに熱心になり過ぎてゐて、それに時間を費やしてしまひ、疲れてしまったと判断し、しばらく並べて数へるのは休んで翻訳に専念しようと決意する。なにしろ、胃が痛くて呻いてゐるときにも、疲れ果てて睡りの領域に足を踏み入れようとしてゐるときにも、脳裏に言葉を数へるPHPスクリプトが出現したくらゐである。どう考へても身体によくない。
 と云ひながらも、昨日はこっそりF&SF誌のkwic検索用フォルダを作らうとしたりしてしまったのだった。こんなことばかりしてゐてはいけない。言葉はまづ読むものである。並べて数へて喜んでばかりではならない(楽しいのだが)。本は並べて喜ぶな、手に取って読め!だ。

 といふことで、発作的に「〜が食べたい」と「〜を食べたい」をgoogleで検索したくなった。比べてみると、「〜が食べたい」の方がまだ多かったので一安心。でも、圧倒的な勝利ではないし、中には「あなたが食べたい料理」などのやうに、意味の異なる表現もあるので、その差は私の予想よりも遙かに小さかった。恐ろしいことだ。もちろん、私の手元の明治・大正期の諸作品を検索してみれば、「〜を食べたい」は全くない。「〜が食べたい」も四件しかなかったので、統計的に有意な差とは云へないかも知れないが。「〜が好き」と「〜を好き」で比べてみると、明治・大正期のものでは、後者は一つもないのに対して、前者は無数に出てきた。よかった。「とても」を否定の伴はない強意の表現で使ってゐるのは、梶井基次郎だけだった。よかった。とても「とてもきれい」なんて云へやしない(翻訳では時と場合に応じて使ってゐます)。
 さて、数へるのもこれくらゐにして、ダンセイニを訳してから寝るか。


2月20日(日)

 朝起きると頭が痛い。といふより頭が痛くて眠ってゐられなくなった。まだ五時間しか寝てゐないぢゃないか。弱ってゐるのだから、八時間は寝かせてくれと思ひながら、起きて机に向かってみる。メールを読んだり、新聞を読んだりしたあと、再度就寝。八時頃目覚めると頭痛はさらに酷くなってゐる。何なんだ。あの胃痛で私に休めと訴へてゐたのではなかったかね。今度は休むなといふのか。仕方がないので、牛乳とドーナツとヨーグルトの朝食を摂って、ダンセイニのThe Man Who Ate the Phoenixの電子化作業をする。これなら何も考へずに作業ができるからだ。昼頃には作業完了。頭痛も消えてゐる。やはり、もう休んではならないらしい。

 bk1に本を註文。
●齊藤俊雄・中村純作・赤野一郎編『英語コーパス言語学【改訂新版】』(3800円+税/研究社)[amazon.co.jp, bk1]
●舟尾暢男『The R Tips データ解析環境Rの基本技・グラフィックス活用集』(3500円+税/九天社)[amazon.co.jp, bk1]
の二冊。どちらも本当に使ふかどうかはよく判らない。Rの方は使ふやうにならなければならないと思ふのだが、実際にちゃんと使ふのは英語コーパスの方だったりすると、本業が一体何なのだか不明な人になってしまふ。

 Acrobat 7.0 Standard (Mac)英語版をなんとかしなければと思ってゐたら、アドビストアで簡単に買へることが判ったので註文した。註文確認のメールが来ないのが不安だが。

 電子化が終はったので、早速翻訳の準備に。今回は原文がB4横置きで画面に出てくるので、左の15インチの液晶画面に配置し、真ん中(19インチ液晶)に縦書き原稿用紙モードのLightWayText4.1.6、Jammingで辞書を開いたのを一番右の15インチ液晶画面に。今までは専ら真ん中と左のモニタで作業してをり、右のはオンライン検索のときなど補助的に用ゐてゐたのだが、左に原文、右に辞書だとしきりに首を振らなければならない。遠いなあ。三枚は多過ぎるだらうか。19インチ二枚にしようかな。

 そんなこんなで、胃の痛みも頭の痛みもほとんど消えた。食事も通常食が食べられるやうになった。喉元過ぎれば熱さ忘れる性格である。病院へ行くつもりなど毛頭ない。明日から、また無理をして働かう。次の胃痛までに五箇月くらゐは持つだらう。次が最後かも知れないと一昨日は恐れてゐたのだが、今はそんな気はしない。


2月19日(土)

 胃が痛くて動けなくても本は届く。Amazon.co.jpからFront Cover: Great Book Jackets and Cover Designが、bk1から溝口文雄『グリッドコンピューティング』[amazon.co.jp, bk1]が、ここ数日の間に届いてゐた。
 表紙絵ばかり集めた本は、予想通り楽しい本。今までにSFやファンタジイ関連の表紙絵本は何冊も買ってきたので、新鮮であると同時に、この中で2ページだけSFの表紙絵が出てきた箇所では見知らぬ町で友人に出会ったやうな安堵感を覚えてしまったのには我ながら老いを感じてしまった。グリッドコンピュータの本は、読んでみるとグリッドコンピュータが何だか判ったやうな判らないやうな……。でも、Xgridの話も書いてあったので、使ってみるときには役立ちさう。

 胃の痛みは飛び跳ねたりしなければほとんど感じない程度に。しかし、頭痛は消えない。これはもう寝過ぎだらうと判断して我慢して起きたら、次第に治まってきた。この頭痛があると、いくら弱ってゐても、あまり長時間眠り続けられないので不便である。食事は相変はらず牛乳とヨーグルト中心ながらも、昨夜から野菜スープなど飲み始め、今夕は握り鮨を二つ三つ。まだ肉を食べてゐない。日頃、肉が食へなくなったときは死ぬときだと云ってゐる私なのに。肉を食べないと力が出ないので、まだ仕事ができない。それにしても、倉阪さんは肉も魚もない食事でよくあれほど仕事ができるものだ。

 今回の胃痛はかつて経験のないほどの酷さで、少し仕事量を調節した方がいいのかなと思ったのだが、よく考へてみると、私の翻訳の仕事はこちらからお願ひしたものがほとんどだ。中には最初にこんな本を訳したいと云ひ始めてから、訳していいよといふ話になるまで十年近くかかってゐるものもあるわけだから、今仕事を減らし始めたら実際に仕事が減るのは随分先の話で、もしかしたらその時こそ仕事が必要なときになってゐるかも知れない。これを訳したいあれを訳したいと云ひ続けてゐるうちに、ものの弾みで現実化するのだから、計画など立てようがない。
 将来のことは別にして、今日、トーキングヘッズ叢書の原稿を体調不良でできませんと勘弁してもらった。こんなことは初めてだし、編集長は学生の頃から知ってゐる人だし、本当に心苦しい。でも、身体がついていきません。すみません。


2月18日(金)

 起き上がれるやうになったので、よろよろと歩いて出勤。すぐに帰るつもりが雑用に追はれて結局六時まで(AppleからXserveが届いてゐたりしたのだ)。来るときよりは確かな足取りで帰宅。今日食べたものはまだヨーグルトと果物を少しと牛乳だけだが。頭が痛いので、またすぐに寝なければ。


2月17日(木)

 仕事を休んで、一日中寝たり起きたり。寝てゐれば痛くないのだが、動くと痛く、まだものが食べられない。今日口にしたものは牛乳とヨーグルトのみ。


2月16日(水)

 朝から胃が痛くなりさうだなと思ってゐたら、昼過ぎに急に悪化して、腹を抱へてうづくまる以外に何もできなくなり、やむなくタクシーで帰宅。
 痛みで眠ることもできない。激しい嘔吐をくりかへし、突然耐へがたい寒気を感じ躰ががたがたと震へだす。それでもうつらうつらできるやうになって、徐々に眠りの中へ。


2月15日(火)

 Amazon.co.jpから、Graham Joyce The Limits of Enchantmentが届く。面白いのだらうか。この頃の方向性から考へると幻想味は薄いかも知れない。明日から読み始めてみようか。
 今回買ったのはGollantcz版なのだが、Atria Books版の方がすがすがしさうな表紙である。値段も安い。

 そろそろ言葉を数へるのもやめないと仕事に差支へる。さう思ひながらも、単語の区切り方を改良したり、検索語の前後に出てくる語を集計して値を表示させるやうにしたみたりしてしまふ。これでしばらく休まう。

 ふと思ひついて、bk1に本を註文。
●溝口文雄『グリッドコンピューティング』(岩波書店/2800円+税)[amazon.co.jp, bk1]
 難しさうだが、145頁しかないのか。ちょっと残念だ。


2月14日(月)

 Amazon.co.jpから、Adam Trachtenberg Upgrading To PHP 5J・S・バッハ : オルガン作品全集9(オルガン小曲集&シューブラー・コラール集)J・S・バッハ : オルガン作品全集10(ライプツィヒ・コラール集)が届く。
 PHPの本は実に判りやすさうで、私の知りたいことが書いてあるやうだ。SQLiteとXMLのあたりのこと。バッハのCDはまだ聴く時間がないのでよくわからないが、BWV639を聴いただけの印象では、穏やかだがもたもたしない感じで聴きやすい。

 他にも書かうとしてゐたことがあるのだが、頭が痛くなってきたので、今日はこれで。


2月13日(日)

 「リーディング」の本を読み終へ、早速内容をまとめようかと思ったが、固有名詞やら何やらよく思ひ出せないことに気がついた。私は途中でメモを取ったり、付箋紙をつけたりしないのだ。そこで、全部電子化することに。どうやら編集部でプリントアウトしたもののやうなのだけど、日曜の朝にファイルを送ってくださいとメールを送っても、返事が来ないやうな予感がするので、スキャナで読み込んでOCRで電子テキストにする。一時間以上かかってしまった。
 作業中に「FM福岡土曜ドラマ館」のシナリオをダウンロードしてみたりする。とあへず今年と昨年の56回分。これを検索しようといふのである。明治の文豪もいいのだけれど、私が苦手なのは古風な文章よりもむしろ現代の会話文である。人と話をするのが苦手なのが原因だ。話す友達もゐないといふか、どちらが先かは判らないが、理由は何であれ、現代日本語の例文が欲しかった訳だ。ラジオドラマで使はれたのなら、あまり変な日本語までは入ってゐないだらう。問題は福岡の放送局の番組なので博多弁の割合が高いことだ。「ばってん」が36件、「〜たい。」(このうち、「〜みたい」が4件、「伝えたい」と「したい」がそれぞれ1件あるのは標準語である)が104件ヒットする例文が果たして私の役に立つのか。

 さうかうするうちに本の電子化も終はり、固有名詞などを検索して確認しながら内容をまとめて簡単な評価を記して送信。面白い話だった。全然幻想的ではないが。

 一仕事終はったといふことで、机の上を掃除したくなり、積みあがってゐる書類(主にオンライン書店の納品書とクレジットカードの請求書だ。あまり見たくないものである)を整理する。机の上が綺麗になり嬉しい。これで仕事が捗るとよいのだが。

 昨日までに作ったkwic検索スクリプトをあれこれいぢってみる。単純なkwic表示ならエディタの検索機能でも十分かも知れない。並べかへや頻度を数へたりしてこそ意味があるといふことになるのだらう。やはり数へた方がいいのか。といふことで検索語の隣の語を集計してみる。集計自体は難しくないのだが、単語をちゃんと区切ってゐないことが多いといふことが判明してしまった。なぜだらう。いろいろ試してみるがあまり改善されない。MySQLへの書き込み漏れがあることも判ったが、解決法がわからない。諦めて寝ることにする。


2月12日(土)

 今日は所謂「リーディング」の仕事を終へてしまはうと固い決意を抱いて起きたものの、土曜の朝なので掃除がしたくなった。出勤しない土曜日は掃除でせう。ちょっと掃除機をかけるだけのつもりが、書棚やキーボードのキーの間の埃などが気になり、一時間以上掃除に費やしてしまった。疲れたので珈琲など飲んでのんびりしてゐたら、昨日作ったkwic concordanceのPHPスクリプトはちょっと書き換へれば日本語の文書も検索できるではないかと気づいてしまった。またやってはならないと思ひつつ、いろいろいぢって『大正の文豪』に収録されてゐるテキストファイルがほぼ目的どほりに検索できるものを作ってしまった。ついでに青空文庫から夏目漱石などダウンロードしてみたりして、データを追加。やはり日本語は英語より重いのか、量が多いだけなのかは判らないが、動きが若干遅いやうな気がする。もっと速いパソコンが欲しくなる(でも、我慢する)。さうして作ったのがこれ(作り方のページはこちら)。『大正の文豪』を勝手にオンラインで検索できるやうにするのはいけないことなので、青空文庫から持ってきたデータを少々。夏目漱石が「うんでれがん」を使った箇所が一発で判る(それはkwicで表示する必要はあまりないが)し、昔は「〜みたいな」を「〜見たやうな」と云ってゐたのだとかは判る。かういふことをしてゐると、何時間でも飽きないので、仕事が進まない。結局、今日読み終へるはづの話はまだ終はってゐない。残り四分の一くらゐ。話は実に面白い。翻訳が出ればいいなと思ふ。


2月11日(金)

 今日は祝日で休みなので、ゆっくり過ごす。一日中、テキストファイルから語句を検索して表示させる方法を考へ続ける。こんな一日の過ごし方でいいのかと思ふが、たまにはいいだらう(いつもかも知れない)。その作り方のページを作り、デモ画面も作る。作ることに時間を費やすよりも、これを使って仕事をする方に時間を使はなければ。しかし、誰かが作ってくれる訳でもないから、自分の時間を使って作るしかないのだが。

 仕事としては、所謂「リーディング」の本を読む。半分を過ぎて意外な事件が次々に起こり面白くなってきた。


2月10日(木)

 村上春樹『ふしぎな図書館』(1800円+税/講談社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。文庫本より若干大きい程度で、ページ数は百に満たない。MacOSX 10.3.8のアップグレード作業中に読み終へてしまった。ほのぼのとした小品で、これで一冊の本とは物足りない。全然満足できない。OSのアップグレード作業中に読み終はってしまふ作品で一冊の本にしちゃっていいのか。

『SFが読みたい! 2005年版』[amazon.co.jp, bk1]が届く。作品紹介をいくつか書いてゐる。「ベストSF2004」の方だが、ダンセイニは数名の方が名前をあげてくださってはゐる。ファンタジイ評では、シャロン・シンもとりあげていただいて嬉しい。ダンセイニについては、幻想短篇集全四巻が出た後できちんと評価していただきたいので、皆さんよろしくお願ひいたします。ちょっと予定より遅れさうですが。

 Amazon.co.jpFront Cover: Great Book Jackets and Cover Designを註文。やはりこれは買はずに済ます訳には行くまい。


2月9日(火)

 仕事から帰る途中、歩いてゐるときに、一文一行のSQLデータベースにしなくても、一段落一行あるいは一文書一行のテーブルでSQLデータベースにしておいて、それを簡単にKwic検索する方法を思ひついたやうな気がした。どうしてそんなことをしたいのかといふと、今のやり方だと、一行に二箇所以上検索語が出現したときに、二つ目以降の検索語を無視してしまふといふことと、行を越えた前後関係が見えないことがあるからだ。家に帰って早速試してみた。まづは『ペガーナの神々』を一つの文字列のまま検索してPeganaといふ語が出てくる箇所をkwic表示させてみた。うまくいったやうだ。一文に何箇所出てきてもちゃんとひょうじされてゐる。材料の文書の整形をきちんとしてゐないので、空白が欠落してしまってゐるやうなところもあるが。証拠写真はこれ。かう書くとすぐにできたやうだが、二時間以上かかってしまった。そんな暇ないのに。


2月9日(水)

 東京創元社からエドモンド・ハミルトン『輝く星々のかなたへ!/月世界の無法者』(野田昌宏訳/1100円+税/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1]とフリッツ・ライバー『霧の中の二剣士』(浅倉久志訳/800円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]をいただく。ありがたうございました。〈ファファード&グレイ・マウザー〉はとりわけ嬉しい。

 昨日の続きで頭の中はkwic concordanceでいっぱいである。いろいろ試してみて、ファイルの読み込みの技も何とか会得し、目的の動作はさせられさうな気がしてきた。並べかへの作業はSQLデータベースの形で行ふことにしようと思ふが、最初のkwic表示まではリレーショナルデータベースは不要になる。ただ、PHP4では、大文字小文字を区別しないstriposが使へないことに気づいた。PHP5でなければならないのだ。
 これで、例へばProject Gutenbergからテキストファイルを持ってきて、簡単にkwic検索ができるやうになるわけだ。htmlのタグを除去する呪文と組み合はせて、論文の用例検索も簡単になりさう。いちいち一文一行にしてMySQLに入れるのが大変だったのだ。嬉しい。言葉を探して並べるのがどうしてこんなに嬉しいのだらう。今週末はこればかりになりさうな嫌な予感。そんな暇ないのに。


2月7日(月)

 昨日やうやく翻訳を終へて送信した原稿について、「ジョーキンズ作品」は外すといふ方針ではありませんでしたかといふメールの返事が。ああ、さうだった。私が提案した方針で、さうなったのだった。莫迦である。間抜けである。ここで方針を覆すのは嫌なので、当初の方針通りこの作品は外すことに。オンライン書店の予約特典にでもしようか。

 Amazon.co.jpから、ユリイカ1月号「特集*翻訳作法」(1300円/青土社)[amazon.co.jp, bk1]が届く。へえ、作法なのか。あちこち拾ひ読みしてみる。

 東京創元社のSF・ファンタジーフェアで復刊される作品を眺めてゐたら、ピーター・S・ビーグル『心地よく秘密めいたところ』の表紙絵が私の持ってゐるのと違ふのに気づいた[amazon.co.jp, bk1]。いつからですか。前からですか。どうしようかな、買はうかな。

 表紙絵といへば、〈藤原編集室〉で知ったFront Cover: Great Book Jackets and Cover Designが気になる。本の表紙絵ばかり集めた本。欲しいなあ。


2月6日(日)

 ダンセイニ短篇集第三巻の担当追加分をやうやく終了。ちょっとほっとしたところで、恩田陸『ユージニア』[amazon.co.jp, bk1]を手に取ってしまった。途中でやめられなくなり、最後まで読んでしまった。怖い。怖すぎる。こんな怖い本、読まなければよかった。


2月5日(土)

 bk1から本が届く。ポール・コリンズ『古書の聖地』(中尾真理訳/2800円+税/晶文社)[amazon.co.jp, bk1と恩田陸『ユージニア』(1,500円+税/角川書店)[amazon.co.jp, bk1]である。『ユージニア』はすぐに読みたいのだが、読みたい本を読む時間が今はない。読まねばならない本を読まねば。この本は紙が薄いので、他の同じ厚さの本の1.2倍くらゐのページ数がある。気になったのは、この本を買ってもカバーを裏がへして見ずに生涯を終へる人も多いのではなからうかといふこと。『古書の聖地』は英語で既に読んでゐるので、これは買っておくだけでいいのだ。ああ、よかった。この本の最後の空港の場面は、持ってゐるパスポートを咎められて別室に連れて行かれた経験が脳裏に甦り、なんといふか、身につまされるといいませうか……。

 仕事の帰りに店でMac mini[Apple Store, amazon.co.jp]の実物を見てきた。確かに小さい。上部も金属色ならもっとよかったのに。PowerBook色とiBook色が合体したやうで変な感じ。弁当箱みたいだ。でも、欲しい。弁当箱みたいでも欲しい。といふことで、Apple StoreMac mini (1.25GHz) [Apple Store, amazon.co.jp]を註文。といっても、これは埼玉の家にゐる母の註文である。今使ってゐるiMac(あの三角の飴玉みたいな姿の)の調子が特に不調といふ訳でもないのだが、プリンターが動かなくなって、新しいのを買はうとしたら、そんな古いOSで動くものは売ってゐないと云はれたやうだ。先月ISDNからADSLに回線も切り替へたことで、これを機会に新しいのに買ひ換へるのである。註文の仕方も判らないといふので、私が購入して、設定など済ませてから実家に送付することにした。だから、数日は試用できるといふ訳だ。
 amazon.co.jpで買へばギフト券で還元があるからかなり心動いたのだが、メモリを増やして註文したりはできないやうなので、今回は512MBにしてApple Storeに註文した。


2月4日(金)

 Amazon.co.jpから、フィリップ・K・ディック『ドクター・ブラッドマネー』(佐藤龍雄訳/960円+税/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1]
が届く。弱ってゐるときには、ディックがいいかも知れない。

 弱ってゐるので、けふはこれで。


2月3日(木)

 職場で使ってゐるPowerMac G5にPHP 5.0.3をインストールしたら、SimpleXMLが使へるやうになった。しかし、どうも思ふやうに結果を表示してくれない。何がいけないのだらうか。もう少し詳しく知りたいので、象亀の本でも買はうか。

 生活に疲れてゐるので、Amazon.co.jpに本と音楽CDを註文。
○Adam Trachtenberg Upgrading To PHP 5 (Oreilly, 7/2004, ¥2737)
J・S・バッハ : オルガン作品全集9(オルガン小曲集&シューブラー・コラール集)(¥1995)
J・S・バッハ : オルガン作品全集10(ライプツィヒ・コラール集)(¥1995)
 疲れてゐるせゐか、この頃よく聴いてゐるのが、Nun komm, der Heiden Heiland (BWV659)とIch ruf zu dir, Herr Jesu Christ (BWV639) である。この頃、これを聴かない日はないといふくらゐだ。


2月2日(水)

 bk1から、マンリイ・ウェイド・ウェルマン『ルネサンスへ飛んだ男』[amazon.co.jp, bk1]と、西山昭彦・中塚千恵『できる人の書斎術』[amazon.co.jp, bk1]が届く。
 ウェルマンはすぐに読む時間はないが、書斎の方はぱらぱらと捲ってゐるうちに読み終へてしまった。「できる人」といふところに胡散臭さを感じてゐたのだが、真っ当な内容であった。しかし、あまりにも真っ当で、これまでに他の書斎に関する本で云われてゐることとほとんど同じではないだらうか。ちょっと物足りない感じは否定できない。
 机の上をきれいにしておく(物を積み上げたりしない)人が多いのに感心した。実は私もさうだ。物を積み上げたりすると机として機能しなくなってしまふからだ。

 phpのsimplexmlを使って、xmlファイルを読み込み必要項目を拾ひあげてhtmlで表示させる方法が少しだけ判った。ちゃんと使へるやうになると便利だと思ふ。でも、自宅のVineLinux 3.1では問題ないのに、どうも職場のTurbolinux 10では動かないやうなのだ。なぜだらう。
 しかし、さうなるとやはり象亀の本が欲しくなってくる。


2月1日(火)

 天気予報では大雪だったが、確かに雪は舞ふものの、全く積もることはない。零度前後なので耐へがたい程の寒さでもなく、普通に出勤して、帰宅して、翻訳をして、寝るだけである。火曜日なのにもう疲れてゐる。


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