4月30日(日)

 ああ、Subterranean Pressのサイトが大きく変ってゐる! 吃驚した。ニュースのRSS配信も始まった模様。

 SFマガジンのSF BookSceneの原稿を書いて送信。一年に一回の連載といふのも難しい。忘れてしまふではないか、さういふものがあることを。書棚の前に立って資料を探し、オンライン検索を繰り返してゐると、もっともっと本を読まねばといふ気持になってくる。もっと本を買って、もっと本を読まう。早速今日から本を註文しようと思ったが、今日は我慢してみる。今日だけだけど。さう思はないと我慢できない。

 突然だけど、ルータが欲しくなった。速度の速いものが。外とのやり取りはYahooの契約が遅いものなので、もうあまり変らないかも知れないのだが、内部の転送速度だけでも早くなればいいと思って。この頃は安いルータにもいろいろな機能がついてゐるやうだ。もっと早いパソコンも欲しいが、これは我慢する。


4月29日(土)

 私は電話が大嫌ひなので宅配便の再配達の電話をするのにも勇気を振り絞らなくてはできない。しかも、電話中は緊張してゐるので自宅の住所や電話番号が頭に浮かばないことがある。三日前から誰もゐない家に毎日届けてくれてゐるAmazon.co.jpからの本の再配達をやうやく電話でお願ひした。今日は自宅の電話番号を紙に記して目の前に置き、住所は忘れたらすぐに参照できるやうに運転免許証をその横に並べた。といふ訳で、今回は全く狼狽へることなく用事を済ませることができた。運転免許を取っておいて本当によかった。オンライン書店で本を買ふのに役立つ時が来るとは予想もしてゐなかった。

 届いたのは、カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(土屋政雄訳/1800円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]である。

 MacOSX用のT.Clip X Std 1.0bがやうやく発表された。Mini版よりもずっと便利。編集もやりやすいので早速註文。クレジットカードで3853円を支払ふ。私は顔文字などは使はないので、オンライン書店のリンク設定などを登録して使ふのである。

 bk1に本を註文。
●酒井邦嘉『科学者という仕事』(780円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●佐々木俊尚『グーグル―Google』(760円+税/文春新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●薩摩秀登『物語チェコの歴史』(820円+税/中公新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
今日は新書を三冊。Googleの本はもう要らないやうな気もするけど、つい気になってしまふ。『科学者という仕事』には期待したいが「独創性はどのように生まれるか」なんてことが簡単に判るものかと些か不安を抱きながらの註文である。


4月28日(金)

 午後から急に気分が悪くなり、夕食を食べることができない。そのまま風呂に入って寝ることにした。

 寝る前にbk1に本を註文。
●J・G・バラード『楽園への疾走』(増田まもる訳/2300円+税/東京創元社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
これ一冊のみ。気分が悪いので。今までどうして註文してゐなかったのか、自分でも全く理解できない。これを註文し忘れてゐたから気分が悪くなったのかも。これで安心して眠れるだらう。

 本当は本を註文しても胃の回りの不快感が消える訳ではない。ものを食べる気にならないまま、もう寝ます。


4月27日(木)

 Arthur C. Clarke AwardをGeoff RymanのAir 『amazon.co.jp紀伊國屋]が受賞した。この作品は、the British Science Fiction Associationも, James Tiptree, Jr. MemorialSunburst Awardsも受賞した。これだけ賞をとれば邦訳の可能性も高まらう。私もこの際いっさつ註文しておかうと思ったが、検索したらすでに購入済みのやうだ。どこにあるのだらう。あまり見かけないと思ふのだが。

 再びCharles StrossのThe Family Trade [amazon.co.jp, 紀伊國屋]を読みながら出勤。


4月26日(水)

 ときどき様子を見てゐるGoogle Analyticsであるが、今のところ、その結果をみてどうかうしようといふことはない。どうしようもないから。
 さて、この分析では訪問者のブラウザーとか使用OSを集計してくれるのであるが、過去一週間の集計結果では、Windows75.5%、Macintosh23.3%、Linux0.85%であった。アップルのシェアが4%台と云はれてゐることを考へると、私のところを訪れる人はMac使用者が有意に多いと考へていいのだらうか。Mac使用者の方が活発なネット活動をするといふ傾向でもあるのだらうか。もし、さうなら私のサイトの中身とOSの偏りは関係ないことになる。ブラウザーと組みあはせて見てみると、Windows XP版Internet Explorer 6.0がほぼ半分。Macintosh Safari 417.9.2が一割程度。FirefoxはWin版、Mac版合はせて14%くらゐ。一般的に報告されてゐる数値よりもSafariとFirefoxの利用率は高いのだらうか。Windows98版Internet Explorerも5.7%利用されてゐることは見逃せない。これで私の〈備忘録〉を見ると正しく表示されないのではなかったか。Win版Operaが1%程度。iCab利用者は見受けられなかった。

 『グリュフォンの卵』 [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]読了。最後の「時の軍勢」は面白かった。最後がこれでよかった。最後から二番目の「死者の声」も素晴らしい。しかし、ふと考へてみると、「時の軍勢」でアフターマンは人を雇って物置を監視させて何をしてゐたのだらう。そもそもあれは何だったのか。未だに判ってゐない私は莫迦ですか。


4月25日(火)

 今日はSynergyが調子よく使へた。どういふことだかよく判らない。

 再び『グリュフォンの卵』 [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]に戻る。今日は「ティラノサウルスのスケルツォ」まで。判る作品と判らない作品がはっきりしてゐる。「スロー・ライフ」は判るが、「ウォールデン・スリー」はさっぱりだ。

 今日もAmazon.co.jpから勤務先の方に本が届いた。またもやJame Morrowで、The Last Witchfinder[amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]である。かうやって何冊もこの作者の本を買ったことがあるのに、一冊も読んだことがないのだった。情けない。と思ったのだが、念のため自分の日記を検索してみたところ、James Morrowの本を買ふのは今回が初めてだった。なんだ、買ったのに読んでゐないのではなく、買ひもせず読んでゐなかったのだ。どちらにしても情けない。ちゃんと読まねば。


4月24日(月)

 Synergyを使って気分良くLinuxからMacOSXを操作してゐたのだけれど、この頃どうも調子が悪く、これを使ひ続けてゐるとLinuxもMacOSXも、特にMacOSXが調子悪くなるので使へない。もうMacは使ふのをやめようかと思った途端、MacBookPro 17インチが発売されたではないか。欲しい。

 Amazon.co.jpから本が届いた。昼間は誰も家にゐないので勤務先の方に届くやうにしてゐたのだが、机の上に置いたまますっかり忘れて帰ってきてしまった。何といふことだ。しかも、何が届いたのかも思ひ出せない。ああ、どうしよう。といっても、持って帰ってきても読む訳ではないのだが。
 思ひだした。James Morrow Only Begotten Daughter [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いたのだった(多分)。読めるだらうか。


4月23日(日)

 Prix Imaginalesの候補作が発表された。フランス長篇部門は、

• Pierre Bordage pour 1793
• Laurent Genefort pour Le Nom maudit
• Johan Heliot pour Faërie thriller
• Henri Loevenbruck pour Les Enfants de la veuve
• Michel Pagel pour Les Mages de Sumer

となってゐる。他の部門はフランスのSF情報サイトをご参照願ひたい。imaginalesのサイトではなぜか候補作一覧が見つけられなかった。受賞作は、5月11〜14日に開催されるla 5éme édition des Imaginalesで発表される。

 Amazon.co.jpに本を註文。
○Holly Phillips In the Palace of Repose (Wildside Pr, 2/2006) [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
今までに何度も買はうかどうしようか迷った末に先送りしてゐた本。高かったのである。いつの間にか、安いペーパーバック版が出てゐるではないか。表紙も今までのよりいいかも。

 『グリュフォンの卵』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]は「世界の縁にて」まで。表題作がよく判らなかった。私が莫迦なのか、話の流れを追へないのだった。「犬はワンワンと言った」は判ったと思ふ。詐欺師の話は好きなのだ。

『グリュフォンの卵』が途中なのに、Anna Tambour Spotted Lily [amazon.co.jp, 紀伊國屋]を読み始めようと思った。理由は秘密だ。


4月22日(土)

 土曜日なのに出勤して夕方まで食事もせずに、PHPとMySQLでああでもないかうでもないとプログラムを書き換へ続ける。途中休憩して床屋へ。髪を切り終はると床屋の常で軽く肩を揉んでみてくれたりするのだが、「固いですねえ」と云はれる。「パソコン、よく使ふんですか」と問はれたので、「ええ、朝から晩まで」と正直に答へてしまった。「パソコン使ふ人はみんなかうなりますね」と云ってゐた。さうか、みんななのか。夕方になってやうやくMySQLのデータベースから目的の情報を引きだせる仕組みが大体出来上がった。『グリュフォンの卵』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を読みながら帰宅。

 本とは全然関係ないけれども、数日前の朝、当たり屋にならうとしてゐると思しき浮浪者風の男を目撃した。鉄道の高架下の比較的細い道(でも、歩道は広い)をわざわざ車道に50cmほど入りこんで歩いて、あまり速度を落とさない車のサイドミラーに腕をぶつけて大袈裟に「痛いっ!」と叫んだのだった。車が無視して走り去らうとするのを追ひかけて掌で後ろの窓をばんばん叩いたりしてゐたものの、車はやはり無視して走っていった。10秒くらゐ走って追ひかけたが、諦めて別の車を狙ってふらふらと歩いて行った。しかし、あれでは無理だらう。50メートル先からでも如何にも怪しい男に見えてゐる。近づくとぴたりと動かず通り過ぎるのをぢっと待ってゐる車もあった。
 サイドミラーにぶつかった車に逃げられた後、私と目が合ってしまって、少々慌てた。擦れ違ひざまに腕でもぶつけられて「痛いっ!」と叫んで倒れたりしたらどうしよう。さうしたら私はもっと大袈裟に叫んで倒れようか。しばらく死んだふりでもしてゐれば立ち去るだらうか。などと考へてみたけれど、ぶつかることなくすれ違った。

 肩が痛いので、Amazon.co.jpに本を註文。
○Bruce Tate Ruby on Rails (Oreilly, 5/2006, $29.99) [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
一冊のみ。来月刊行予定の本。Ruby on Railsの本なんて、判るんだらうかと思ひながらも、欲しくなって註文してしまった。欲しいから、買ふのだ。役に立つかどうかなどどうでもいいのだ。

 書き忘れてゐたので、ちょっと追加。
 VanderMeerのブログ VanderWorldの21日の記事に、Exhaustive Essential Fantasy Reading Listsといふのが載ってゐた。Essential Readingといふリストは60冊。邦訳のあるものも結構多いのだが、あまり読んでゐないのを思ひ知らされて気分が沈む。もっと本を読まなければ。


4月21日(金)

 ああっ、ハヤカワ・オンラインがすっかり様変はりしてゐる! 見やすくて使ひやすくなった。如何にも現代的な雰囲気への急変で狼狽へてしまふが、前のはあまりにも使ひにくかった。

 マイクル・スワンウィックの『グリュフォンの卵』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を訳者の小川隆さんからいただきました。ありがたうございました。
 日本オリジナルのスワンウィック短篇集。読むのが楽しみである。

 Amazon.co.jpに本を註文。
●カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(土屋政雄訳/1800円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
一冊のみである。このカズオ・イシグロは何とSFである。「介護士のキャシーは、いまは亡き親友とのヘイルシャム学院での青春の日々を思い出す。やがて少しずつ学院の驚くべき姿が明らかに。」といふ内容紹介だけでは判らないが、クローンが出て来たりして、実はSFなのだ。


4月20日(木)

 牛頬肉が届く。嬉しい。でも、その詳細はここには書かない。ここは、本の話題を書くところであって、食べ物の話を書くところではないのだ。

 bk1から、北尾トロ・高野麻結子『新世紀書店』(2000円+税/ポット出版)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]が届く。私の関心は、ヘイ・オン・ワイとリュデュだといふことは前にも書いたが、予想以上にカラー写真がふんだんに載ってゐて嬉しくなってくる。本屋とか、図書館とか、書棚の写真を見るのが、この頃は本当に楽しい。なぜだらう。

 東京創元社から、ジョナサン・キャロル『蜂の巣にキス』(浅羽莢子訳/860円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, 紀伊國屋]を届く。ありがたうございました。この本は原書で読んだのだけれど、全然幻想味がない作品だった。それでも、全編にキャロル風味が満ちてゐるのだ。心の底では「もっと幻想を!」と叫んでゐたことは秘密だ。


4月19日(水)

 いつも不思議なのだけれど、$や£は数字の前に付けるのに、€はどうして数字の後ろに付けるのだらうか。英米では€も前につけるのかも。ドイツマルクの頃はどうだったかもう思ひ出せない。
 関係ないけど、この頃ユーロが随分高いではないか。

 月曜日から使ひ始めたSlimType Keyboard - PCはなかなか調子がいい。私にとってはこれくらゐ浅いキーが疲れなくていいのである。

 Charles StrossのThe Family Trade [amazon.co.jp, 紀伊國屋]はまだ十分の一を越えたところだが、よくある話の展開になってしまったらどうしようといふ不安を感じさせる出だしである。大丈夫だらうか。粗筋紹介を読むとそんなことはなささうなのだが。

 ここ数日本を買ふ時間がない。そのせゐか安眠できない。


4月18日(火)

 なぜか無性に牛頬肉が食べたくなって、4129屋に1kg註文してしまった。まったく何をやってゐるんだか。

 昨日思ひついた、"で挟めば検索精度が向上するのではないかといふ予想は大外れで、却って結果の数が減ってしまった。"で挟むのはGoogleのやり方か。Yahooはどうするのだったか。


4月17日(月)

 今朝はCharles StrossのThe Family Tradeを手に取って出勤してみた。まだほんの数ページ。

 昨日のYahooウェブサービスを利用したKWIC検索に少々手を入れた(因に、KWICとはk(ey)w(ord)i(n)c(ontext)の略で、「文脈のどの位置にあっても、キーワードがページの一定位置[中央部]にくるようにした索引」のことである)。日本語の文字列の中に混在してゐる欧文(1バイト文字)を2バイトに変換して並べることで、検索語が大体揃ふやうになった。ついでに、英語(欧文)の検索もできるやうにしてみたが、どうも結果が思はしくない。数が妙に少ないのである。やはり"で挟むやうにした方がいいのだらうか。明日にでも試してみよう。このままではあまり面白くない。

 bk1に本を註文。
●北尾トロ・高野麻結子『新世紀書店』(2000円+税/ポット出版)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]
一冊のみ。「古本の町として世界的に有名なウェールズのヘイ・オン・ワイ&ベルギー王国のルデュを訪れた旅の記録」に関心を抱いて。


4月16日(日)

 ある人から「こっくり」といふ言葉を教へてもらった。「こっくりさん」ではない。「こっくりした濃いベージュ」とか「こっくりした鱧と香り高い松茸」のやうに、「色・味などが、落ち着いて深みのあるさま(大辞林)」を云ふといふ。全然知らなかった。探してみたら三遊亭圓朝も使ってゐたので、機会があったら使ひたくなった。
 現代日本の一般の人たちよく使ふのだらうかと思って検索してみると沢山出てくるので使ふ人はよく使ふのかも。

 前から用例を検索するときに、GoogleやYahooを使って検索語を中心にずらっと結果が並んでくれればいいのにといつも思ってゐた。といふことで、今日はそんなふうに表示される検索ページを作ってみた。早速、Yahoo Application IDを取得して作ったのが、これ。何とか動くといふ程度のものなので、試すとがっかりするかも知れない。日本語を入力して、たとへば「こっくりした」とかいふ言葉を入れて検索してみると、「こっくりした」を中心に検索結果が最大40件並べられるやうになってゐる。丁寧に作ってゐないので、綺麗に揃はず、凸凹になってしまふ。1バイト文字を2バイト文字に変換すれば揃ふと思ふ(その後改変してある程度は改善しました)。表示件数も検索時に選べるやうにしておいた方がいいと思った。
 作り終はってから気がついたのだが、日本語を検索するなら既に取得してゐた日本Yahooのウェブサービスでよかったのだった。いや、たとへ英語の検索であっても。さういへば、最初はニュースの検索がしたくてIDを取得したのだ。いつの間にかすっかり忘れて、「こっくりした」用例を探してゐたのである。
 英語(もちろん、ドイツ語でもフランス語でもいいのだが)の用例検索Kwic表示版を作ってみようかと思ふ。これは数年前から作りたいと思ってゐたもの。Googleは検索結果を10件を超えて取得するのには工夫が必要で、結果の取得も少々面倒臭いのでなかなか手を出せなかったのである。Yahooの方は簡単だから、そろそろ作ってみよう。

『書きたがる脳 』(吉田利子訳/1900円+税/ランダムハウス講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]読了。話の流れを追ふのが困難に感じられる部分もあるが(それは恐らく私の理解力が貧弱なせゐだらう)、面白く読んだ。でも、非常に興味深いと同時に不安な気持にもなってくる。自分の精神状態に不安を抱いてしまふのだ。自分が書きたいと思ふ衝動とか、話したいといふ気持とかが、一時的な脳の不調に起因するのではないかと疑ってしまふのだ。そんなことを考へても意味はないといふことは本書を読めば判るのだが、判ってゐることと、不安を抱くといふことは、必ずしも同じ次元で考へられないのだ。実はそれも本書を読めば致し方ないことだといふことが判る。

 Amazon.co.jpから、山田祥寛『XMLデータベース入門』(3600円+税/翔泳社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]が届く。「NeoCore/XprioriでXMLDBを極める」といふ副題が示すとほりの内容である。早速、XprioriのLinux版をダウンロードしようとしたら、何と、「Linux版の配布は、現在行っておりません。」と書いてあるではないか。なぜだっ! とモニタの前で叫んでみたものの、それでダウンロードができるやうになる訳ではない。でも「どのディストリビューションをサポートして欲しいですか?」などといふアンケートを実施してゐるから、Linuxでも利用できるやうになるのではないかだらうか。とにかく今はどうしようもない。

 さういへば、昨日TWO TOPからSlimType Keyboard - PCが届いたのだった。これは勤務先の方で使ふので、今はまだ箱から出さない。もしVine Linuxで使へなかったらどうしよう。


4月15日(土)

 朝起きると鈍い頭痛。今度は右目の上の辺り。いよいよ私も駄目かと思ったが、数時間後には消えた。どうやら大丈夫だ。

 Amazon.co.jpから、Jeffrey Ford The Empire of Ice Cream [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。フォードの最新短篇集である。Amazon.co.jpでは「予約」になってゐるが、すぐに届くと思ふ。「アイスクリーム」は邦訳がある。Botch Townは本書が初出。この短篇集は是非読みたい。

 『書きたがる脳 』(吉田利子訳/1900円+税/ランダムハウス講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]をやうやく半分くらゐまで。面白い。同じことを繰り返してゐるやうなところもあって読みにくく感じる部分も少しある。ライターズブロックよりもハイパーグラフィアの話の部分の方が面白い。
 もしかしたら私もハイパーグラフィアの一種を患ってゐるのだらうか。こんな日記を、誰が読んでくれるかも判らないのに、10年も書き続けてゐる。頭が痛くても、胃が痛くても、できるだけ書く。量は多くないから、ハイパーグラフィアとは云ひがたいかも知れないが、何かに取り憑かれたやうな状態であることには違ひなからう。


4月14日(金)

 頭痛につき、今日はこれで。珍しく左眼の上の辺りから。首も痛い。


4月13日(木)

 『大欧州の時代』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]読了。新聞で読んだ断片的な記事が頭の中で繋がってきて、すっきりした感じがする。ヨーロッパは興味深い。
 .euドメインを一つ買っておけばよかったといふ気分になってしまった。今から一つ買ふか。

 bk1から、樽見博『古本通』(700円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]が届く。題名があまり気に入らないが、中身は面白さうな気がしないでもない。でも、明日からまづ『書きたがる脳』を読まう。


4月12日(木)

 昨日届いてゐた宅配便の不在通知について営業所に聯絡をして再配達を依頼するわけだが、私は電話が大嫌ひである。どれくらゐ嫌ひかといふと、自分の住所を忘れてしまふくらゐ嫌ひである。ご住所をお願ひしまつと問はれて、番地等の数字がなかなか正しく思ひ出せなかった。途中で断念しようかと思ったくらゐだった。何とか思ひ出して、再配達の手配ができた。今度から運転免許証を手元において電話をかけよう。

 bk1から、本が届いた。アリス・W.フラハティ『書きたがる脳 』(吉田利子訳/1900円+税/ランダムハウス講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、樽見博『古本通』(700円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、デイヴィッド・エディングス『闇に選ばれし魔女』(1000円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、スティーヴン・ブルースト『策謀のイェンディ』(780円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、D・アダムス『宇宙クリケット大戦争』(安原和見訳/650円+税/河出文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]である。『書きたがる脳 』が面白さう。

 もう午前零時を過ぎてしまった。Chilli con carneを作って寝ます。


4月11日(火)

 アップルから、Apple Remote Desktop 3が発表された。しばらく前から遠隔操作好きになってゐるので、心の底から欲しいと叫んでから買ひたくなった。

 Amazon.co.jpから荷物が届いたが誰もをらず、不在通知が入ってゐた。きっと、ジェフリイ・フォードの本だ。傷つかずに無事に届けばいいのだが。

 他に思ひだして書かうとしたことがあるのだが、眠くてもう書けない。


4月10日(月)

 SF情報誌Locus4月号が届く。面白さうな本がある。

 脇阪紀行『大欧州の時代』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を読み始める。ヨーロッパの言語に関する記述は興味深い。膨大な通訳・翻訳者のこととか。

 人生に疲れてゐるので、今日はこれで。


4月9日(日)

 ジェフリイ・フォードのThe Empire of Ice Creamが星雲賞の候補となったと著者のブログに書いてあった。さうなのか。受賞するといいなあ。私が訳した作品だから。訳のせゐでかなり損したと思ふが。他の人が訳したら受賞してゐただらうなどと云はれたら悲しい。
 しかし、日本の情報をアメリカの作家のサイトで知るとは情けない。尤も、昨年の星雲賞の受賞結果はスペインのSF情報サイトで知ったから、それくらゐで驚いてはいけないのだ(自慢してどうする)。

 ここ数日興味深く様子を見てゐるGoogle Analyticsであるが、自分のaccess_logファイルから抽出・解析するwebalizerで出した結果と大きく違ふのだが、どうしてなのだらう。そして、どちらが正確なのだらう。全アクセス記録を解析するwebalizerの方が正確だと思ふのだが、果してどうなのだらうか。

 中橋一朗『解決!! LaTeX2ε』(3000円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を参考にしながら、事務的な書類を作成したりする。少しづつだが、LaTeXが使へるやうになっていくやうな気がする。

 日曜日なので、bk1に本を註文する。
●アリス・W.フラハティ『書きたがる脳 』(吉田利子訳/1900円+税/ランダムハウス講談社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●樽見博『古本通』(700円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●デイヴィッド・エディングス『闇に選ばれし魔女』(1000円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●スティーヴン・ブルースト『策謀のイェンディ』(780円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●D・アダムス『宇宙クリケット大戦争』(安原和見訳/650円+税/河出文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]

 ああ、もうこんな時間だ。一冊一冊について言及する時間がない。


4月8日(土)

 腕が痛い、肩が痛い、背中が痛い。といふことで、SlimType Keyboard - PCTWO TOPに註文。送料を含めて5500円くらゐ。これで痛みが軽減されるといふ保証はないが、まあ試してみよう。

 三島憲一『現代ドイツ』(780円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]読了。なぜか気分が重くなる。人の生きる世界は何と難しいのだらう。現代ドイツの話は、当然EUと密接に関係してゐるので、続けて脇阪紀行『大欧州の時代』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を読んでみようか。それとももっと気分が明るくなる本を読まうか。


4月7日(金)

 背中が痛い。肩ももちろん。腕と指まで痛くなったら大変だ。この頃は起きてゐる時間の8割くらゐをキーボードの前に坐ってかちゃかちゃとキーを押してゐるやうな気がする。といふことで、新しいキーボードが欲しい。私はノート型パソコンのキーのやうな浅いのが好きなのだ。KensingtonのSlimType Keyboard - PCが欲しいので誰か買って下さい(買ってくれる訳ないか)。前にMac用のを買ったことがあるが、今度はLinuxで使ふのが欲しいのだ。ちょっと安っぽいのだけど、指は疲れない。

 やうやくJeffrey Ford The Cosmology of the Wider World [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]を読み終へる。どうしてこんなに時間がかかってしまったのか。ミノタウロス(のやうな姿だが人間の子である)が執筆が進まなくて悩んで、蚤に血を吸はれて、ゴーレムのやうな人造ミノタウロス(女)に出会ふ話だ。これでは全然判らないだらうが、かういふ話なのだ。

 香山リカ『テレビの罠』(680円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]読了。憂鬱になるやうな内容である(本の中身が悪いといふ意味ではない)。

 bk1から、鎌谷直之『実感と納得の統計学』(4200円+税/羊土社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]が届く。実感できて、納得できるのだらうか、統計学が。多分私には無理ではないだらうかと思ふと、気分は暗くなる。


4月6日(木)

 bk1から、佐久嶋ひろみ『PHP5&XMLによるWebサービス構築』(3000円+税/九天社)[amazon.co.jp, bk1]、レヴ・グロスマン『コーデックス』(三川基好訳/2000円+税/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、香山リカ『テレビの罠』(680円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、三島憲一『現代ドイツ』(780円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、脇阪紀行『大欧州の時代』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]、中橋一朗『解決!! LaTeX2ε』(3000円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]が届いた。
 XML&PHP5の本は、結構字が大きくてちょっと損した気分。LaTeXの本が楽しさうだ、私にとっては。この頃やうやくLaTeXで文書が作れるやうになってきたので、楽しくて仕方がないのである。さういふ年頃なのだ。

 うっかり、香山リカ『テレビの罠』(680円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を八割くらゐ読み進めてしまった。『「コイズミに投票すれば私もコイズミ」というあまりにも原始的な幻想にすがったのである。そこに書かれてゐる「小泉首相なら私に何かしてくれるのではないか」という程度の客観性さえ、存在していない。』といふことが本当に起こったのだとすると、確かにあの現象は理解できるが、あまりにも恐ろしい。


4月5日(水)

 Google Analyticから、やうやくあなたも利用できるやうになりましたよといふメールが届く。さっそく設定しようとしたら、調べたいすべてのページに解析コードを埋め込めといふ。仕方がないと思ひ、いくつか主なものに埋め込んでみたが、Google Analyticで認識されないといふエラーがでてしまふ。どうなってゐるんだ。

 Amazon.co.jpから、Daniel Abraham A Shadow in Summer (Tor Books, $24.95, 3/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]が届く。四部作かあ。果して読めるだらうか。


4月4日(火)

 本日は特に特筆すべきこともなく、眠いので……。

4月3日(月)

 昨日の続きで『ページをめくれば』をなんとか書名で検索したいと考へた。Yahoo! ブログでは、"ページをめくれば"としても、"『ページをめくれば』"としても、ほとんど結果が変はらないやうな気がする。ISBNで検索すると何もヒットしない。諦めきれないので、Technoratiの使用を検討してみた。ISBNで検索すると結果は出てくるが、はてなダイアリーのページに限られるやうだ。が、"『ページをめくれば』"とすると、かなり検索結果は向上して、ほぼ書籍の言及を拾ひだせさう。検索結果をXMLで取得するには、http://api.technorati.com/search?query=$word&key=$technorati_dev_token($wordに検索したい言葉、$technorati_dev_tokenに開発者用Tokenを入れる)とすればいい。

 で、作ってみたのがブログ検索付きAmazon書籍検索Technorati版である。検索結果を10件に限ったつもりだったが、最大20件まで表示されてゐる。理由はよく判らない。これで、『ページをめくれば』の検索結果は向上したが、たとへば「ブレイロック」なんて入れて検索すると外れまくりである。ブレイロックの著作であるといふ条件を附与するにはかなり工夫が必要だと思はれるので、この件はこれくらゐにしておかう。

 しばらく前にVNCといふ技術を知って、遠くの計算機を画面上に出して操作できると感激してゐたのだが、これが起動してからしばらく時間が経つと使へなくなってしまふことに気がついた。再起動しないと再び使へないやうなのだ。毎日再起動するものはいいのだが、遠くにあるサーバは困る。特に隣に並べてあるMacOSXとLinuxならもっと簡単な方法がないものだらうかと思ってゐたら、Synergyといふのを見つけた。モニタを並べておけば、カーソルがそのまま隣のモニタへと移動するのだ。不思議だが本当なのだ。キーボードも移動先で使へるし、クリップボードも共有できるといふのがすばらしい。LinuxからMacOSXへと移っていったときに、仮名漢字変換の切り替へは大丈夫だらうかと不安だったが、Alt+spaceで林檎鍵+spaceと同様の切り替へができるではないか。これは素敵だ。
 複数の計算機を並べて使ってゐる人以外には全く用のない情報だが、MacとWindowsでも有効なので、両方を使ってゐる人にも有用だと思ふ。


4月2日(日)

 朝起きたら突然、「Amazon.co.jpで検索して表示される本について、世の中のブログでどれくらゐ評判になってゐるかを簡単に表示するページ」を作りたいと思った。本当はそんなことをしてゐる暇はないので、朝食前の時間だけなら使っていいと自分を規制し早速取りかかった。検索結果の書名をYahoo! ブログ検索で調べて結果を新しいものから10件表示するやうにした。結局朝飯前の作業にはならず、昼食前までかかってしまったことは大いに反省しなければなるまい。
 精度向上などは全然考慮してゐないので、『ラヴクラフト全集7』などといふ書名ならまづ他のものが検索結果に入ってくることはないが、『ページをめくれば』といった、普通の文書中に出てくる語句だったりすると、書名と関係ないブログが並んでしまふ。その他に、検索結果がない場合にはもっとはっきりさう判るやうにした方がいいとも思ふ。が、あまり時間をかけてはならないので、今日は諦める。

 そのブログ検索つきAmazon.co.jp書籍検索は、http://nakano.no-ip.org/lege/bksrch/index2.phpにある。

 あれこれ検索して動作確認をしてゐたら、本を買ひたくなってしまひ、Amazon.co.jpに註文。
○James Morrow The Last Witchfinder (William Morrow, $25.95, 3/2006) [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] ○James Morrow Only Begotten Daughter (Harvest Books, $15.00, 2/1996) [amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]  以上二冊である。この作者の本は面倒臭さうなので避けてきたのだけれど、やはり無視はできまい。17世紀のイングランドからマサチューセッツに旅する'Witchfinder'の娘の話らしい。この本のもうひとりの語り手はニュートンの『プリンキピア』 なのだとLocus3月号では紹介されてゐるが、それがどういふことなのかよく判らないのでとりあへず買ってみる。さらに、本書でヴォネガットの後継者として指名されることにならうといふやうなことが書いてあるのだが、どうしてヴォネガットなのだがまったく予想もつかない。だから買ってみる。もう一冊何年も前に出た本も一緒に註文する。これは傑作らしいので。


4月1日(土)

 朝起きてもまだ首は痛い。何とか躰を起こしたら、出勤できさうだったので出かけてみた。

 本来の仕事の合間に、『RailsによるアジャイルWebアプリケーション開発』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]を見ながら少しだけRuby on Railsとやらを試してみる。いきなり、Vine Linuxのrubyでは動かないことが判明し、sourceからインストール。初期設定のままだと/usr/local以下に配置されてもともとインストールされてゐるものと重複してしまふので、/usr以下にインストールするやうに指定してから、configure->make->make installといふ手順で。Ruby on Railsを本に書いてあるとほりにインストール。例によって最初のページは"Hello World"である。ちゃんと表示されるのだが、どうしてこれが表示されるのかどうもよく判らない。勝手にいろいろなファイルが生まれてきて、いろいろな連携作業をしてくれるやうなのが不思議である。続きを家で試したくなっては困るので、本を職場に置いて帰る。家でもこんなことをしてゐては、他のことをする時間がなくなってしまふからだ。

 自宅ではMacOSXである。MacOSXに予めインストールされてゐるrubyでは具合が悪いらしいので、素直に諦めればいいものを、うっかりLocomotiveをインストールしてしまった。これさへあれば、MacOSXでRuby on Railsが使へて、もともとの環境には一切手を加へないのである。雑誌の記事の説明のとほりのことをしてみると、そのとほりの動きをするのだが、どうしてかうなるのかはさっぱり判らない。便利なものらしいのだが、却ってそれがよく判らないのだ。Using Ruby on Rails for Web Development on mac OS Xなどといふ記事があるのを見つけて読んでみたりする。でもよく判らない。

 Ruby on Railsを利用してゐるらしいblog構築システムであるTypoをインストールしてみた。勝手にフォルダやファイルができて、データベースの枠組みが設置されて、何か不思議なものを見てゐるやうな気分である。便利さうだと思ったものの、日本語がどういふ訳か文字化けしてしまふ。訳が判らなくなってきたので、打ち捨てて昼寝をする。全部utf-8で動くやうにしてゐるはづなのに。

 ふらふらとネットの波間を彷徨ってゐたら見つけたのがGeoURLである。面白いやうな気はするのだが、どういふ意味があるのかはよく判らない。

 首も動くやうになってきたので、bk1に本を註文。
●レヴ・グロスマン『コーデックス』(三川基好訳/2000円+税/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●香山リカ『テレビの罠』(680円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●三島憲一『現代ドイツ』(780円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●脇阪紀行『大欧州の時代』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
●中橋一朗『解決!! LaTeX2ε』(3000円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]
以上五冊である。『コーデックス』は古写本が出てくる話なので。「「ダ・ヴィンチ・コード」を凌ぐ傑作サスペンス 」といふ宣伝文句が気に入らないが、この際あまり気にしないことにしよう。『テレビの罠』は、昨年の総選挙の前後の流れがどうもよく理解できないので、買ってみることにした。この人の本はこの頃毎月のやうにといふか毎週のやうに出てゐるやうに思へるほど新刊が多い。それもこの際気にしないことにする。後の二冊の新書は、今のヨーロッパのことを少しは知っておかうかと思ひ。最後のはLaTeXの本。最近やっと使へるやうな気がしてきたので、もう一冊買って手元に置いて参照することにした。どうしてこれまで全然使へなかったのか、今となってはよく理解できない。これは便利なものである。


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