10月31日(木)

 しまった、月の変はり目は一週間待ってゐてはならないのだった。

 十月の終はりまでに買った本。
『澁澤龍彦 泉鏡花セレクション 1 龍蜂集』(国書刊行会)
これだけ? これだけなのか!

 といふことは、今月買った本は、和書11冊、洋書4冊、計15冊か。少ないが先月よりは少し増えた。このまま増えて行けばいいのだが……


10月27日(日)

 やうやくジェイムズ・ブランチ・キャベル『ジャーゲン』(国書刊行会)が出ました。どうぞよろしくお願い致します。→ Amazon.co.jp/honto.jp

 今週買った本。
●岸本佐知子『ひみつのしつもん』(筑摩書房)
一冊だけか……。

 ディアドラ・サリヴァン『目覚めの森の美女』(田中亜希子訳/東京創元社)ご恵贈賜りました。

 『時を歩く』『宙を数える』(創元SF文庫)ご恵贈賜りました。書き下ろしの時間SFアンソロジーと宇宙SFアンソロジー。

 SFマガジン12月号(早川書房)ご恵贈賜りました。


10月20日(日)

 今週買った本。
○Marc-Uwe Kling Die Känguru-Chroniken (ullstein)
○Marc-Uwe Kling Das Känguru-Manifest (ullstein)
○Marc-Uwe Kling Die Känguru-Offenbarung (ullstein)
○Marc-Uwe Kling The Kangaroo Chronicles ( Voland & Quist)
●小倉孝保『100年かけてやる仕事』(プレジデント社)
●デニス・E・テイラー『シンギュラリティ・トラップ』(金子浩訳/ハヤカワ文庫SF)
●紀田順一郎・荒俣宏監修『幻想と怪奇傑作選』(新紀元社)
●フォンダ・リー『翡翠城市』(大谷真弓訳/ハヤカワSFシリーズ)
『ポー傑作集』(渡辺温・渡辺啓助訳/中公文庫)
『ガラン版 千一夜物語2』(西尾哲夫訳/岩波書店)
今週は少し本を買へた。しかし、ドイツ語のカンガルーの本を読み終へたのに、今週全然読書が進んでゐないのはどういふわけっか。とりあへず、カンガルーの本の続篇などを買った。

 デイヴィッド・ラミレス『果てなき護り(上・下)』(中村仁美訳/創元SF文庫)ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 フォンダ・リー『翡翠城市』(大谷真弓訳/ハヤカワSFシリーズ) ご恵贈賜りました。ありがたうございました。

 丸善日本橋店3階のワールド・アンティーク・ブック・プラザで開催中の「国際稀覯書展」を見てきた。稀覯書が結構無造作に置いてある。もちろん、勝手に触るなといふ表示はあるけれども。自分で所有することはない本だから、かういふところで見ておく。


10月13日(日)

 今週も本を一冊も買はなかったやうだ。

 Die Känguru-Chroniken: Ansichten eines vorlauten Beuteltiers von Marc-Uwe Kling 読了。
 これは面白かった。なぜカンガルーが人語を話すのかとかさういふ疑問はまったく示されず、人間と一緒にゐて、何とも可笑しな会話を繰り広げる。続篇もあるのだが、まだ買ってゐない。ドイツ語なのでなかなか進まず、読み始めるとこればかりになってしまふので少し間をあけることにする。

 丸善丸の内本店で開催されてゐる「丸善創業150周年記念稀覯書展 西洋の名著との出会い」を見てきた。42行聖書、シェイクスピアのファーストフォリオといった誰でも知ってゐるものから、さまざまな学問分野の学術書まで、名著の歴史を眺められる。


10月6日(日)

 今週買った本。
●マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者(上)』(鴻巣友季子訳/ハヤカワepi文庫)
●マーガレット・アトウッド『昏き目の暗殺者(下)』(鴻巣友季子訳/ハヤカワepi文庫)
●金原瑞人・三辺律子編集翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK(CCCメディアハウス)
 今週はこれしか本を買はなかったのか……

 『ジャーゲン』刊行に関する情報を掲載する特設サイトを作りました。その他、刊行に向けていろいろ準備をしてゐます。これが失敗すると翻訳家人生が終はるので何卒よろしくお願い致します。

 ずっとカンガルーの本を読んでゐる。


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