Полдень XXI векの最新刊を探してゐたら、kniga.comで売ってゐるのを見つけた。ついでに、アフィリエイト・プログラムがあったので、申し込む。何の審査もなく、支払ひ方法の指定もなく、瞬時にIDが帰ってくる。まあ、支払ひの心配はする必要はないだらうが。この頃は、世界の書店アフィリエイト蒐集家と化してゐる。
今日もフォードの続き。この本で一番長い作品は、ブラッドベリのやうな雰囲気を醸しだしてゐる、少年たちの物語。ありふれた模型の街といふ題材だが、なかなか怖い。傑作の予感(まだ終はってゐないのだ)。
昨日書いたSSHによるXアプリケーションの操作は、回線速度が速いところでは、エラーが出ることなく操作できた。MacOSXからubuntuを操作するときでも。しかし、日本語の入力をどうしたらいいのか判らない。vimを使ふときには問題なく日本語入力ができるのだが。といふ話はここではなかった。場所を間違へた。でも、面倒くさいのでそのまま先に進んでしまふのだ。
「1か月読書せず」49%、若者の本離れ進むといふ記事があった。ある意味では1ヶ月も本を読まずに生きていけるのが羨ましい。私はそんなに長く現実に耐へられないやうな気がする。本を読んで、現実を中断させないととてももたない。
閲覧制限機能つき無料ブログ「Vox」を開始といふのを目にしたが、限られた人にしか読めないサイトといるのは前から頭にあったが、.Macのグループのウェブサイトなども出てきたので、今からでは遅いかなといふ気もしてゐた。ここも閲覧制限機能付きサイトを作らうか。そんなのわざわざ見に来る人もゐないか。
土曜日に配達される日本経済新聞の「NIKKEIプラス1」に〈元気悠々〉といふ欄があって、そこで島崎和歌子が「本が好きだが、人から『これは面白いよ』と勧められるのは苦手だ。なぜなら、次に会ふときまでに読み終へて感想を云はねばならないやうな状況になるから」と書いて(云って)ゐた。その気持はよく判る。しかし、私は先に読めないと思ふと云ってしまふけれど。
〈読書週間の初日となった27日、岐阜県内26の書店で一斉に中学生向けの読書推進キャンペーン「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め」が始まった〉といふニュースを見かけたが(中日新聞)、「本屋のオヤジのおせっかい 中学生はこれを読め!」といふ企画自体は二年ほど前から始まったものだ。もともとは札幌の「くすみ書房」から始まったものだとか。お節介は全国に広まったやうだが、全くお節介だと思ふ。私が中学生だったら絶対にお節介はやめてくれと云ってゐるだらう。「読め」と云われたらとりあえず「嫌だ」と応へるのが中学生だと思ふのだが、今の中学生は違ふのか。それともそんな中学生は昔の私だけなのか。いや、そんなことはあるまい。私はいたって素直な中学生だったのだから。
Amazon.co.jpのトップセラー100一覧表示ページの表示がまた乱れてゐた。すぐに修正は終はったが、手間のかかるページだ。表示には時間がかかるし、もう止めてしまはうかと何度も思ったのだが、これがなかなか利用回数の多いページになってしまったので、簡単には削除する気になれない。
この頃は(何回か書いてゐるが)、本を買ふための道具を作るのが楽しくなって時間を使ひきってしまひ、本を読む時間が足りなくなってゐる。本末転倒といふよりただの莫迦である。さらに、本を買ふための道具を作るための参考図書を購入するために金を使ひすぎてしまひ、本来読みたかった本を買ふ金がなくなってゐる。大莫迦者である。まあ、楽しければ莫迦でも何でもいいのだが。
今日もジェフリイ・フォードを読みながら、検索サイトを作ってみたり。検索の話は屋根裏の方で。
登録してゐないメールアドレスにAmazon.comからPlease authenticate and update your Amazon.com account by checking the link below immediatelyといふ件名のメールが来た。直ちに下のリンク先でアカウントの確認をせよといふ。安全性の確保のためだとか云ってゐる。が、リンク先は表示されてゐるリンク先とは違ふ。メールアドレス名で検索してみると、Wamu Bankとか、投資信託会社とか名乗ってメールを送り付ける有名なところのやうだ。有名な時点でもう駄目だと思ふのだが、これで釣り上げられる人がゐるのか。
bk1から、箕輪成男『中世ヨーロッパの書物』(3000円+税/出版ニュース社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、泉谷閑示『「普通がいい」という病』(740円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、ジョン・C・ライト『ゴールデン・エイジ 1』(日暮雅通訳/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届く。気がついたら、『「普通がいい」という病』を読み終へてゐた。自分が如何に普通でないかがよく判った。普通の人はそんなに普通の人になりたがり、普通でないことに不安を抱いてゐるのか。私は常に普通にならないやうに気をつけて生きてゐるので、これでいいのだが、安心できるどころか、落ち着かない気分になり些か憂鬱になったのはなぜだらう。繰り返しは生を否定するといふ誰かの言葉が紹介されてゐたが、確かにさうだと思ふ。私も繰り返しのなかに安住しがちなところはある。若い頃は普通にならないといふ方針に自信があったが、今は何が普通かもよく判らない。それどころか、経験と智識が増えるに従って何もかもがあやふやで訳が判らなくなっていく。このままもっともっと判らなくなっていくのかと思ふと怖くなってくるくらゐだ。不安を忘れるために、とりあへず本でも読むか。
『分類語彙表』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]の附録CD-ROMに収録されてゐるPDFファイルのテキスト化を試したくなってきた。前にも試みて諦めてゐたものである。Windowsのソフトウェアしか使へないやうなので私には難しい。いろいろやったけれど今日は諦めた。
Firefox2を使ってゐるとフリーズするやうだ。多分。
Firefox 2でGoogleの個人用ホームを表示させたら、Google Calendarの予定がある日の数字が太字で表示されていた。
もう疲れて眠くてかなはないので、bk1に本を註文。
●竹内俊彦『はじめてのS−PLUS/R言語プログラミング』(2800円+税/オーム社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
全てを図解とか、問題形式とか、どうも嫌な感じがするのだが、他にこの手の日本語の本がないので試しに買ってみる。
本を註文しても眠気は消えなかった。
もう来週は11月か。早過ぎる。もう年末ではないか。早過ぎる。
フォードを読む。Charonの話。まだ途中だけど、よささうな予感。昨日は通勤時に知ってゐる人に会ってしまって本が読めずに予定よりも遅れ気味。さういへば、ダンセイニにもCharonといふ話がある。あの話も好きなので、私は死んだらやはりCharonに会ふ運命なのかも。
Firefox 2が出たので、早速昨日から使ひ始めた。何がどうよくなったのかまだ判らないけれど、どうなんだらうか。
S-Fマガジン2006年12月号[[amazon.co.jp, bk1, 早川書房]が届く。特集は《秋のファンタジイ特集》。エレン・クレイギス、ジェフリイ・フォード、チャイナ・ミエヴィルの翻訳と人気大河ファンタジイの読書案内。いやあ、フォードですよ、フォード。
Amazon.co.jpから、Mac OS X Tiger For Unix Geeks (O&apos'reilly, $34.95, 6/2005) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とLinuxサーバ Hacks 2 (O&apos'reilly Japan, 3200円)[Amazon.co.jp]が届く。どちらもなかなかよささう。後者にもMacOSXの話が少し載ってゐる。同じUNIX系だから当然といへば当然。
今日からまたThe Empire of Ice Creamを手に持って出勤。前に読まなかった長めの作品を読むことにしたからだ。理由はいつものやうに秘密だ。
辞書で調べると何と「綺羅星」といふ見出し語があるではないか。「〔「綺羅(キラ)、星(ホシ)の如し」という言い方から、誤ってできた語〕【大辞林CD-ROM版1992年】といふ説明はあるが、堂々と見出しになってゐる。今の日本には綺羅星といふ星があるやうだ。
いや、だからこそ『イリアム』で出会って感激したわけだが。
コナン全集を手に取って出勤。懐かしい。粗筋を書くとどこがいいのか全く通じないだらうから書かないが、この野蛮人の物語にはなぜか強く心惹かれるのである。
bk1に本を註文。
●箕輪成男『中世ヨーロッパの書物』(3000円+税/出版ニュース社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●泉谷閑示『「普通がいい」という病』(740円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●ジョン・C・ライト『ゴールデン・エイジ 1』(日暮雅通訳/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
以上三冊。『「普通がいい」という病』は私には不要の本かも。もう少し普通になった方がいいくらゐだから。でも、「普通がいい」と思ふ人の考へを知りたいといふ気持もあるのだ。
屋根裏書庫のRSSの日々のリンクが間違ってゐた! 何といふことだ。早く修正しなければ。でも、今日は眠いから明日にしよう。
早川書房から、テリー・グッドカインド『魔教の黙示3 戦争と結婚』(佐田千織訳/680円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋]をいただく。ありがたうございました。
この頃、屋根裏書庫の方が記述量が多いのではないか。何だ生意気に。屋根裏のくせに。こっちが本館だ。
ところで、昨日の綺羅の話だけど、鷗外はやはり「きら、ほしのごとく」と読んでゐたんぢゃないだらうか。あの個所をぢっと見つめてゐたら、そんなふうに思へてきた。鷗外に訊いてみたいものだ。
ダン・シモンズ『イリアム』 [amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]は全然進まない。本が大き過ぎて通勤時に読めないのが最大の原因だ。まだ少ししか読んでゐないが、嬉しいことがあった。「綺羅、星のごとく」といふ表現に出会ったからだ。美しい衣装、あるいはそういう衣装を纏った人たちが居並ぶ様子はさながら星のやうだといふ意味である。しかし、最近では「《綺羅星》のごとく」と、まるで「綺羅星」といふきらきらした星があるかのやうに用ゐられてゐる。「きらびやか」の綺羅なのだ。「最近」といっても、夢野久作は「霊感!」の中で「厳《いか》めしく、綺羅星《きらぼし》のようで……」と書いてゐるし、森鷗外ですら「鷗外漁史とは誰ぞ」で「さてその前後左右に綺羅星《きらぼし》の如くに居並んでいる人々は」と書いてゐる。いや、もしかしたら鷗外の方は後の人が勘違ひして付けた振り仮名かも知れない。高山樗牛の「瀧口入道」に「今日《けふ》を晴《はれ》にと裝飾《よそほ》ひて綺羅星《きらほし》の如く連《つらな》りたる有樣、燦然《さんぜん》として眩《まばゆ》き許《ばか》り」といふ表現があってやうやくほっとしたが、私は残念ながら高山樗牛といふ人を知らないのだった。何れにせよ、かなり昔から用ゐられてゐる「綺羅星」のやうだ。
いつものことだが、今日もまた莫迦な買ひものをした。Amazon.co.jpに、
○Programmieren mit R (Springer-Verlag GmbH, ¥ 4,324, 10/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
を註文してしまったのだ。またドイツ語の本。統計解析ソフトRについての本である。ドイツではもう出てゐることになってゐるやうだが、日本では「近日発売」といふ表示だ。
読んだことも観たこともないのだが、『のだめカンタービレ』がAmazon.co.jpの書籍トップセラーの上位に並んでゐる。トップ20位のうち16冊を占めてゐるのだ。どうやら今月第16巻が出たやうなので、全巻トップ20位に入ってゐるといふことか。驚いた。(→Amazon.co.jp書籍トップセラー100冊リスト/一時間置きに更新されるので〈今〉はもう違ふ順位になってゐるでせう)。
ソフトバンククリエイティブ編集部からピーター・エイブラハムズ『カーテンの陰の悪魔』(奥村章子訳/1900円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]をいただいた。ありがたうございました。〈イングリッド〉のシリーズ第二巻である。前の『不思議の穴に落ちて』もまた読んでゐないのだが、本書から読み始めてもまったく問題ないとあとがきに書いてあった。
橘木俊詔『格差社会』(700円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]を読んでしまった。もういいと思ってゐてもつい読んでしまふのが『格差本』である。目新しいことはあまりないやうな気もするが、現状がきちんとまとめられてゐて問題点も判りやすい。情報が印象だけでなく、数値で示されてゐるので読んでゐて安心できる。私にとって不思議なのは、格差が拡大することによって不利益を被ると思はれる人々の多くが今の格差が拡大しそれが世代を超えて固定してしまう方向へと進む政策を推進する政府を支持してゐるやうに感じられることだ。「感じられる」だけで、確たる証拠はないのだが。
PHPに惚れ直したので、Amazon.co.jpに、
○Stephan Schmidt PHP Design Patterns (O'Reilly Vlg, ¥ 5,039, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
を註文。いくらPHPを見直したからってドイツ語の本を買ふとはどういふことか。内容紹介を読んでもさっぱり判らないではないか。しかしこの本、ドイツ独自編集なので本国O'Reillyには存在しない本なのだ。さうはいっても読めない本に5000円も払ふかね。
早速160GBのハードディスクを二つ取り付けてシステムのインストール。ほとんど一日中かけて、作業環境の再構築。とうぜんまだまだ終はらない。しかし、まだハードディスクの使用率は僅か5%。どうして、これで30GBのハードディスクが一杯になってしまふのだ。私には理解できない。
東京創元社から、ロバート・E・ハワード『黒い海岸の女王』(宇野利泰・中村融訳/780円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋, Yahoo! Books]と、マイケル・ムアコック『夜明けの剣』(深町真理子訳/800円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋, Yahoo! Books]をいただいた。ありがたうございました。
このコナン全集は画期的! 一家に一揃ひ常備すべき全集である。もう一揃ひ買って何度も読み返すべきである。我が家は狭いので一揃ひしか置けませんが。
もう首の左、左肩から背中の肩胛骨の下のあたりまで痛くてたまらない。困ったなあ。もう左手でマウスやトラックボールを操作するのはやめようか。左利きでもないのに、右手の負担を軽減するために、長い間左手にはかなりの負担を強いてしまったやうだ。しかし、右手でマウスを使ふと10分くらゐで痛みで動かせなくなってしまふ。やはり足マウスか。でも、これはちょっと高い。もっと安いのはないのか。普通のトラックボールを足で操作できたりはしないか。いやいや、たとへできたとしても職場では足専用マウスでないと操作する姿を見られるのは恥づかしい。こちらのNoHands Mouseも何年も前から売ってゐるが、値段はまったく下がらない。USBがないからMacでは使へないし。安い足用マウスはないのか!
EC CurrentからHDT722516DLAT80(日立IBM)二つが届く。これをどうやって新しいハードディスクに移行しようかちょっと悩む。やはりぎりぎりまで容量を使ってしまふ使ひ方はよくないと実感する。半分以上余裕を残した状態で使ひたいものだ。私は画像や動画には全然関心がないのにどうしてこんなに一杯になってしまったのだらう。不思議でならない。が、不思議がってゐても問題は解決しないので、明日からハードディスクの移行を開始しよう。
Amazon.co.jpに本を註文。
○Mac OS X Tiger For Unix Geeks (O&apos'reilly, $34.95, 6/2005) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
● Linuxサーバ Hacks 2 (O&apos'reilly Japan, 3200円)[Amazon.co.jp]
両方ともオライリーの本。MacOSXの本は昨年出た本。この頃、Linuxと違ふ挙動を示して戸惑ふことがよくあるため。さばらくこの手の本は我慢してゐたのだが、今日はつい気がついたら註文してゐた。
この頃、bk1からの本を配達してくれる宅配便の人は、何も指定しなくても最初から夜持ってきてくれる。ひじょうに助かる。前の人は、絶対にいないと判ってゐる(毎週のやうに、いやそれどころか時には週に何回も本を届けてくれるのだから、判らないはづがない)のに、必ず昼に届けてくれたものだ。
さうやって届けられたのが、レイ・ブラッドベリ『メランコリイの妙薬』(吉田誠一訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、レイ・ラッセル『嘲笑う男』(永井淳訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、宮崎哲弥『新書365冊 』(800円+税/朝日新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、橘木俊詔『格差社会』(700円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]である。
『新書365冊 』で紹介されてゐる本の中に私が読んだ本はほとんど入ってゐない。変な気分だが、知ってゐる本のことばかり書かれては大損なので、これでいいのかも知れない。とりあへず格差の本でも。
昨夜から職場のUbuntuの調子が悪い。変だなと思ったら、起動するときに一瞬「ハードディスクがいっぱいだ!」といふ警告がでた。さうなのか、いっぱいなのか。調べてみると99%以上使ってゐるではないか。ちゃんと動かなくなるわけだ。それに気づく前にメールソフトを立ち上げてしまっていたのだけど、それが落ちて、どうやら異常終了したときに受信簿のメールが消えてしまったやうなのだ。振り分け後のメールは無事。振り分け前の新鮮なメールや忘れてはならない重要なメールが消えてしまったのである。しかしこれは、あとで帰宅したときに、オフラインにして「Mail」を立ち上げ、受信簿のメールを一時フォルダにコピーしてからオンラインにして.Macサーバと同期。その後、コピーしておいたメールを受信簿に再びコピーして元の状態にめでたく戻った。
さて、ハードディスクがいっぱいになったのはどうも納得できないのだが、少しファイルを整理して使用率90%まで下げた。今はこれで動くがそんなに長くは使ひ続けられまい。そこで、ハードディスクを註文することにした。今は30GBのディスクと、バックアップ用に20GBを使ってゐる。何かで余ったハードディスクを持ってきただけである。やはり20〜30GBは厳しいか。しかしあまり資金もないので、160GBのを二つ註文した。EC CurrentにHDT722516DLAT80(日立IBM)を一つ5869円で。送料と税金を含めて全部で12988円だ。振込みの確認も完了したので、順調にいけば明日発送なのだが。
Amazon.co.jpから、Ellen Datlow & Terri Windling, ed. Salon Fantastique (Thunder&apo;s Mouth Press, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とNina Kiriki Hoffman Catalyst (Tachyon Pubns, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いた。どちらも字が大きく、ホフマンは170ページしかないので読めるかも知れない。アンソロジーの方は、ジェフリイ・フォードのThe Night Whiskeyだけは読んでおきたい。
「米イーブラリーと提携し図書館へ電子書籍配信=英ブラックウェル」(Buisiness Wire)だといふ。図書館用だから私には関係ないだらう。まあ、さういふことで一つ。
月刊言語11月号が届く。特集は〈人工言語の世界〉。今号は面白い。SFは歴史的に普遍言語願望が強いのは間違ひないし、ファンタジイは言語創造が大好きだ。だから、SFやファンタジイの話がいろいろと載ってゐる。そうでなくても、プログラム言語の話とか、エスペラントに関する考察は実に興味深い。誰でも子供の頃には一度や二度は人工言語の創造に挑戦したことがあると思ふ(違ふのかも)が、私も例外ではない(もしかしたら、私だけが例外なのか)。いま一度エスペラントに挑戦したくなってきた。エーコの『完全言語の探求』(平凡社)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]も面白く読んでゐたのに途中で疲れて中断したままだったやうな気がしないでもない。読みたい本はたくさんあるが、足りないのは時間ではなく能力だ。
休日はサイトの修復である。まづは、merlin.plのSF新刊ページの形式変更に対応。こんなの私のサイトから見に行く人がゐるのかどうか判らないが、ポーランド人も読んでゐるので念のため。ポーランドを蔑ろにしてゐるんぢゃないかと怒られても困るから。
ポーランドから神戸に目を転じてみれば、「ジュンク堂三宮店増床1.5倍に 同社で近畿最大(神戸新聞)」といふニュースが目に入った。映画館が抜けた5・6階も書店にするといふ。私はあまり行かないと思ふけど。
さういへば、数日前にまた新たな新書が創刊された。朝日新書である。新書が多すぎると思ふのは私だけではあるまい。そんなに新書は売れるのか。とりあへず、自分の新書新刊情報室に朝日新書の新刊情報も入るやうに設定した。
そんな新書も含めて、bk1に本を註文。
●レイ・ブラッドベリ『メランコリイの妙薬』(吉田誠一訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●レイ・ラッセル『嘲笑う男』(永井淳訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●宮崎哲弥『新書365冊 』(800円+税/朝日新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●橘木俊詔『格差社会』(700円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
以上四冊。最初の2冊は、〈異色作家短篇集〉の最新刊。次が新創刊の朝日新書の一冊。創刊のときくらゐなにか買ってやらなければ(そんなことしても朝日新聞社の人に挨拶されたりする訳ぢゃないけど)。格差社会の話はもういいと思ったのだが、あと一冊だけと思って買ってしまった。格差社会の話はどうも習慣性があるやうだ。階層が固定化されるのも判るやうな気がする(そんなことでは判りません)。
青空文庫KWIC検索に並べ替へ機能を追加してみる。調べたい言葉の前後の単語の頻度順に並べ替へるのである。どんな云ひまはしで使ふことが多いのかといふ用例検索に利用できる。このところ、こんなことばかり考へてゐる。
bk1から、森まゆみ『円朝ざんまい』(1800円+税/平凡社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]と土屋賢二『ツチヤ学部長の弁明』(533円+税/講談社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]、ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説4』(前田敬作・山中知子訳/1900円+税/平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋, Yahoo! Books]の3冊が届く。うっかり、『ツチヤ学部長の弁明』を手に取って読んでしまった。面白いのだが、どんどん読み飛ばせないのでちょっと疲れる。細かいところが面白いので、読み飛ばすと面白みを逃してしまふのである。で、一冊読むと、少し休んでからまた一冊読まうと思ふのが不思議だ。続けて読むと疲れさう。
bk1から、デイヴィッド・エディングス『永遠の怪物』(嶋田洋一訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届く。今日はこれで。
Google for Educatorsといふ新サイトができたといふので見てみたら、何か新しい特別な機能がある訳ではなく、既存のGoogleの機能について教育に役立つ利用法を解説するところのやうだ。どうもよく判らない。
南瓜について思ひ巡らす一日。食用の南瓜ではなく日本語係り受け解析器CaboChaである。頭の中は今、日本語の係り受けでいっぱいである。といふわけでそろそろ寝ます。
あ、merlin.plの(SF&ファンタジイの)新刊一覧ページの書式が変ってゐる。ポーランドSF新刊本の情報取得PHPスクリプトを書き換へなければ!
またもや昨日買った本のことを書くのを忘れてゐた。
bk1に、
●森まゆみ『円朝ざんまい』(1800円+税/平凡社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●土屋賢二『ツチヤ学部長の弁明』(533円+税/講談社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]
の2冊。
土屋賢二の本は面白いに違ひないので、文庫になったのを機に註文。『円朝ざんまい』は明治時代の天才的噺家三遊亭圓朝の話。どちらも楽しみである。
昨日買った本のことを書くのを忘れてゐた。
bk1に、
●ヤコブス・デ・ウォラギネ『黄金伝説4』(前田敬作・山中知子訳/1900円+税/平凡社ライブラリー)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●デイヴィッド・エディングス『永遠の怪物』(嶋田洋一訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
以上2冊のみ。今日は眠いので、これで。連休明けは眠い。10月10日はこの前まで祝日だったのに。だから眠いのか。
ロバート・レヴィーン『あなたもこうしてダマされる 』(忠平美幸訳/1700円+税/草思社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]読了。私はまだまだ甘いと思った。恐らく今までひどい目に遭ってゐないのは単に運が良かっただけなのだらう。もっと用心しよう。人に何かをしてもらふときに使へさうだと思ったことは内緒だ。
ほとんど一日中、日本語の用例検索を作ってみようとあれこれ時間を使ってしまふ。どうしてこんなことが楽しいのか、自分でも不思議であるといふのはもう何度も書いた。その辺りのことは、屋根裏の方に記してゐる。しかし、あちらは新仮名だからどうも書きにくい。日記は旧仮名でせう。
やはりかうなったら係り受け解析までやらねばと思って、時間を潰した挙句に挫折。やれやれ。
突然、ダン・シモンズ『イリアム』 [amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]が読みたくなり、書棚から手に取って読み始める。シモンズを読むのはずいぶん久しぶりといふか、前に読んだ記憶はもうなくなってゐる。『ハイペリオン』で話題になったころからは、本は買っても読んでゐなかったのである。しかし、これだけ分厚いと通勤時に読めないので、かなり時間がかかるだらうと思ふ。ゆっくり読めばいいか。私は記憶力が弱いので、ゆっくり読むと話を途中で忘れてしまひかねないのが大いに不安ではあるが。
日曜日なので細々としたサイトの修繕を行なふ。リンクがうまく自動生成できなくなってゐる箇所とか。SciFi-UniverseのRSSに最近画像が入るやうになったので、世界のニュースにそれが入らないやうにしたり、Solaris.net.plのニュースサイトが更新されなくなってしまったので、リンクを外したり。新書新刊情報に紀伊國屋書店の週間ベストセラー情報を追加。今日はRubyではなく、PHPで作らうかと思って、紀伊國屋関連のPHPスクリプトを眺めてみたら、すでに前に作ってゐたことを発見! 埋め込むだけですぐにできあがってしまった。さらに、ここのindex.htmlも少し項目を追加してみた。自分でも何がどうなってゐるのかよく判らなくなってゐる今日この頃。PHPやRubyの練習と称して無闇にページを作りすぎてゐるやうだ。
書棚が欲しいといふ思ひで心がいっぱいになってゐると、今まで気づかなかったものが目に入ってきたりする。今日見つけたのは、書庫/書棚専門店Paschen Bibliothekenである。残念なことにドイツの店なので、ちょっと註文は無理だらう。しかし、写真を見てゐるだけでもわくわくしてくる。嬉しいことにドイツ語の他に英語とフランス語でも同じ内容のページがある。Leben mit Büchernといふパンフレットだけでも欲しい。日本にも送ってくれるだらうか。
『ニュートンズ・ウェイク』[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋]をやうやく読了。しかし、間をあけ過ぎたせゐで、話の流れがさっぱり判らなくなってしまった。大失敗である。
bk1から、ロバート・レヴィーン『あなたもこうしてダマされる 』(忠平美幸訳/1700円+税/草思社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届いたので、早速読み始める。心理学的な研究結果も紹介しながら、あるいは文化的な背景を説明しながら実例を示してゐるので、実に興味深い。これまでかなり騙しの手口の本を読んできたが、それでも私は騙されないといふ自信はない。私は人と話をするのが何より苦痛になるときがあるので、この苦境から逃れられるなら騙されちゃってもいいといふ気持になることもある。いま半分まで進んだところ。残り半分が楽しみである。
ClustrMapsからのメールについて考へてみた。ここの一日の無料登録のサイトのアクセス数上限は2500だといふ。アクセスログの解析によると、一日当りの訪問者数は凡そ1000(ちょっと信じ難いのだが)。閲覧ファイル数は凡そ3000である。一人が3ページを見たといふことか、あるいは一人が3回見に来てくれたといふことを意味してゐるのだらう。実際に見てゐなくても、RSSリーダが情報を確認しに来れば1とカウントされるのではなからうか。さうでなければ、こんなに大きな数になるはづがない(と思ふ)。とにかく、閲覧ページ数が3000といふことは、この2500といふ上限に引っかかるのではなからうか。もしかしたら一日あたりの訪問者数も2500を超えるやうになるかも知れないではないか。この際、1年$9.90を払ってClustrMaps+会員になってしまってもいいのではないかと思って、有料会員になってしまった。
数分後に、「ClustrMaps+ upgrade not needed?」といふ件名のメールが届いた。「Several users (listed via 'BCC' in this email) have upgraded without really needing to upgrade, because of a 'false alarm' email that we accidentally sent yesterday. We are extremely sorry for this... it was caused by the 'all time total' being counted as the '1-day total'. 」などと書いてある。やはり間違ひだったのだ。まあ、それはさうだと思ってゐたのだが、それでもあへて有料会員になったのだと思ったが、もう少しよく考へてみた。ここの集計では私の9ヶ月間の訪問者数は39000である。一日平均150弱である。2500までまだまだではないか。「すぐにCANCEL IT!とだけ返事をしてくれれば、今回の申し込みはなかったことにしますよ」と云ってくれてゐるのだから、さうしようと思ひ、メールを送った。ただちに、キャンセル承認の返事が来た。
Webalizerといふアクセスログ解析プログラムを使ってアクセス状況を調べてゐるのだが、何だかよく判らないけれども、アクセス数は少しづつ増える傾向にあるやうだ。以前は、一日1000人もの人が見てくれるサイトになれば、きっとアフィリエイトで儲かってしまったりするんぢゃないかと思ってゐた。しかし、オンライン書店などのアフィリエイト収益はむしろ減少傾向にあるのだ。プロヴァイダ契約料とか、ドメイン維持費とか、電気代とか、サーバ用中古パソコン代とか、そんなものを賄ふにはほど遠く、一月に文庫本を数冊買へる程度。このまま減少すれば、文庫本一冊も買へなくなるに違ひない。まあいいけど。世の中そんなに甘くないといふことである。
一頃、本棚作りの本をいろいろ探して註文してみたことがあるのだけれども、なかなかこれといふ本が見つからなかった。もう部屋に本棚を設置できるやうな壁は残ってゐないので、関心が薄れてゐたのだが、今日は実に興味深いサイトを二つ偶然見つけた。〈清く正しい本棚の作り方〉と〈壁一面の本棚の作り方〉である。見てゐたら本棚を造りたくなってきた。壁一面の本棚をこの手で造りたい! そしてそこに本を並べたい。しかし、ここに住んでゐてはもう新しい本棚は設置できない。なんとか引っ越したいものである。そんな金はないのだが。
今日は旧暦八月十五日で仲秋の名月ってことらしいが、満月は明日だといふ。どういふことなのかよく判らない。調べれば説明があるけれども面倒臭いのでどうでもいい。どうせ私の眼では満月から一日くらゐずれてゐても区別できないのだ。子供の頃は月で餅をつく兎の姿が見えたものだが、今では月の輪郭すらぼやけて月が三つくらゐあるやうに見えてしまふ。歳はとりたくないものだ。
ClustrMapsからメールが来た。何かと思ったら、おまへのサイトで先日一日に39033の訪問者がゐたと記録されたので、無料の利用では一日2500を超えない範囲での利用をお願ひしてゐることをお知らせする、といふことで、是非とも有料サービスをご利用いただきたいといふ内容だ。そんなに見に来てくれる人がゐるならば、私だって有料サービスの利用を躊躇ふことはない。しかし、いくら何でもそれはないだらう。私だって集計してゐるのだ。3903と主張するなら判らないでもないが。
十月に入ってからの一日平均閲覧ページ数は約3000。増えてゐる。9月が2323、その前の四か月は1800前後である。閲覧者数は十月の一日平均は約1000で、ここ数ヶ月の800から900といふ値から少し増えてゐるやうな気がする。「the number of visits per day」が2500以下だから、超えてゐないはづだ。連休だから、さういふ返事を書いてみようか。
昨日は特に理由もなくお休み。正確には特に書くこともなかったので。さういふ日もあるだらう、普通。
久しぶりにGoogleについて少々。
数日前にGoogle Readerが新しくなったやうなので、使ってみた。前を知らないので、どう変はったのか判らない。便利なんだかどうなのかよく判らない。
今日新登場したのはGoogle /*Code Search*/。断片的なコードを入れてみたら、私が使へるPHPとかRubyのスクリプトの一部が表示された。使用例を探して活用するためのものなのだらうか。
Googleの新機能がよく判らなくても本の註文はできる。bk1に、
●ロバート・レヴィーン『あなたもこうしてダマされる 』(忠平美幸訳/1700円+税/草思社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
騙したり騙されたりする話には抗へない。我慢できずに註文してしまった。
bk1から、エリオット・エンゲル『世界でいちばん面白い英米文学講義』(藤岡啓介訳/2400円+税/草思社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]とピアズ・アンソニイ『名誉王トレントの決断』(山田順子訳/920円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届く。
分かち書きとか日本語形態素解析について考へてみたりする。インストールしたKakasiではUTF-8が扱へなかった。ここに書く話題ではないか。
Spin [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] を読んでゐたら、また乗り換へ駅で降り損ねてしまった。やれやれ。
Amazon.co.jpからUnix Magazine 10月号[Amazon.co.jp]が届く。難しくてさっぱり判らなかった。
Amazon.co.jpといへば、前払いカードの発売が話題になってゐるやうだ。私にはまづ関係ないと思ふが。
昨夜から職場のUbuntuの調子が悪い。変だなと思ったら、起動するときに一瞬「ハードディスクがいっぱいだ!」といふ警告がでた。さうなのか、いっぱいなのか。調べてみると99%以上使ってゐるではないか。ちゃんと動かなくなるわけだ。それに気づく前にメールソフトを立ち上げてしまっていたのだけど、それが落ちて、どうやら異常終了したときに受信簿のメールが消えてしまったやうなのだ。振り分け後のメールは無事。振り分け前の新鮮なメールや忘れてはならない重要なメールが消えてしまったのである。しかしこれは、あとで帰宅したときに、オフラインにして「Mail」を立ち上げ、受信簿のメールを一時フォルダにコピーしてからオンラインにして.Macサーバと同期。その後、コピーしておいたメールを受信簿に再びコピーして元の状態にめでたく戻った。
さて、ハードディスクがいっぱいになったのはどうも納得できないのだが、少しファイルを整理して使用率90%まで下げた。今はこれで動くがそんなに長くは使ひ続けられまい。そこで、ハードディスクを註文することにした。今は30GBのディスクと、バックアップ用に20GBを使ってゐる。何かで余ったハードディスクを持ってきただけである。やはり20〜30GBは厳しいか。しかしあまり資金もないので、160GBのを二つ註文した。EC CurrentにHDT722516DLAT80(日立IBM)を一つ5869円で。送料と税金を含めて全部で12988円だ。振込みの確認も完了したので、順調にいけば明日発送なのだが。
Amazon.co.jpから、Ellen Datlow & Terri Windling, ed. Salon Fantastique (Thunder&apo;s Mouth Press, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とNina Kiriki Hoffman Catalyst (Tachyon Pubns, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いた。どちらも字が大きく、ホフマンは170ページしかないので読めるかも知れない。アンソロジーの方は、ジェフリイ・フォードのThe Night Whiskeyだけは読んでおきたい。
「米イーブラリーと提携し図書館へ電子書籍配信=英ブラックウェル」(Buisiness Wire)だといふ。図書館用だから私には関係ないだらう。まあ、さういふことで一つ。
このところ『青空文庫』の4843個のテキストファイル(オンラインの『青空文庫』ではなくDVD-ROM版のファイル)の検索をしたくてあれこれやってゐたのだけど、ほぼ期待するやうなKWIC形式で結果を表示できるやうになった。前から数百程度のファイルならできてゐたのだけれど、今まで私に理解できる方法だと5000弱のファイルの検索は実用的な速度で解析できなかったのだ。どうやって作ったのかは別のところに書いてゐるのでここでは繰り返さないが、あまりにも嬉しかったのでこれを公開したことを記しておく。URLは、http://nakano.no-ip.org/kwic/rubykwic.rhtmlである。MacOSXのSafari、FireFox、Opera、iCabの最新版、およびLinuxのFirefox最新版での動作確認はしてゐる。KWIC表示の後でファイル名をクリックすると検索語を含む300文字くらゐが別窓で表示される。もちろん、全文表示されるやうにしては青空文庫利用規約違反になるはづなので、そんなことはしない。もしかしたら、これでも既に違反してゐるのか。Windowsにおいて、この別窓表示のときにエラーが出たりしても私にはどうしようもないので、諦めていただきたい。ファイル名に日本語があるとうまくリンク先に移動できないことがあるが、5000個近いファイル名を書き換へる元気は私にはないのだ。
『データの罠』(680円+税/集英社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]読了。いつも自分は騙されてゐるのではないかとあらゆるものを疑ってゐる私にはそんなに驚くやうな話でもなかったが、うっかり見過ごしてしまふやうなことが再確認できたので読んでよかった。特にTOEFLの点数の話は有益だった。云はれてみれば当然なのだが、なかなか気づかないものである。
今日から十月なので、Amazon.co.jpに本を註文。
○Ellen Datlow & Terri Windling, ed. Salon Fantastique (Thunder&apo;s Mouth Press, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Nina Kiriki Hoffman Catalyst (Tachyon Pubns, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
以上2冊。控へ目な註文である。前者はアンソロジー。ジェフリイ・フォード、ピーター・S・ビーグル、パット・マーフィ、ルーシャス・シェパード、ケリー・リンク、その他合はせて15編を収録してゐるらしい。サロンがこのアンソロジーでどういふ意味を持つのだらうかと不思議に思ひ且つ期待してゐたのだが、特に重要なキーワードになる訳でもないやうだ。