ozon.ruのSF&ファンタジイ新刊案内RSSを修正。誰も見てゐないRSSなのだが。アクセスするのは検索サイトの巡回ロボットだけだ。
『日本人の選択』(780円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み終へる。印象は昨日記したとほり。続けて伊藤智義『スーパーコンピューターを20万円で創る』(680円+税/集英社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。天文計算にのみ特化した計算機を20万円で作った人たちの話。面白い。いろいろ考へたことはあるが、ここに簡単に記すことはできない。次に読んだのは、田中克彦『エスペラント』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]。エスペラントに関する本は何冊か読んだことがある。エスペラントの学習書の類ひも買ったことがある。人工言語の創造には中学生の頃から興味があった。指輪物語を読んでゐなかったとしても、多分興味は抱いたはづだ。エスペラントはさまざまな「運動」と結びついたりしてゐるので、さういふところには昔から馴染めないところもあり、いつの間には関心が薄れてしまったやうな気がする。読みたいものがなかったといふのも大きな原因だと思ふが。今はインターネット時代になって、耳でエスペラントを簡単に聞けるやうになってゐる。エスペラントを耳で聴くといつも不思議な感じがする。
bk1から、アルフレッド・ベスター『ゴーレム〔100〕』(渡辺佐智江訳/2500円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]がやうやく届いた。明日からこれを読まうか。
これを見て、自分も本を積み上げたくなったのは私だけではないはづだ。
なぜか林信吾・葛岡智恭『日本人の選択』(780円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤してゐる毎朝。自分が生まれる前のことはよく知らないので、なかなか興味深い。なるほどさうだったのかと納得することも多い。
Полдень. XXI век刊行通知RSSが順調に動くやうになって喜んでゐたら、今度はozon.ruのSF&ファンタジイ新刊案内RSSが不調である。今日はもう気力も体力も知力も足りないので明日以降だ。
疲れてゐたので、昨日は休み。今日は、紀伊國屋書店から、Jay Lake Mainspring ($24.95, Tor, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とTim Scott Outrageous Fortune (US$12.00, Spectra, 5/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] が届いた。面白さうだが、果たして読むだらうか。
眠くて倒れさうなので、本を一冊だけ買ってから寝ることにしよう。
紀伊國屋に
○Support Vector Machine in Chemistry(US$ 80.00, World Scientific Pub Co Inc, 9/2004)[Amazon.co.jp, 紀伊國屋]
を註文。また、高い本を買ってしまった。こんな買ひ方をしてゐて、生活は大丈夫なのか。でも、眠いから取りあへず寝るか。
丸善がネット通販をアマゾンに委託したさうだ[産経新聞、Kigyoka.com]。そんなのってありなのか。いくら何でも……と思ふ。
bk1から、『バイオインフォマティクスのためのアルゴリズム入門』(4800円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、伊藤智義『スーパーコンピューターを20万円で創る』(680円+税/集英社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、田中克彦『エスペラント』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、アン・マキャフリイ『竜と竪琴師 』(小尾芙佐訳/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、セルゲイ・ルキヤネンコ&ウラジーミル・ワシーリエフ『デイ・ウォッチ』(法木綾子訳/1900円+税/バジリコ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。はやりbk1は速いなあ。
今回の本の中では『バイオインフォマティクスのためのアルゴリズム入門』が面白さう。ぱらぱらとページを捲っただけで実に楽しさうだ。
今日は頭痛のためこれで。
Marianne MacDonald Death's Autograph [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] 読了。二週間もかかってしまった。3日くらゐで読むべき本。ちゃんと古書が重要な役割を果たす古書店ミステリ。シェイクスピアの贋作の話なので、なかなか楽しい。途中から登場人物も増えて、突然謎の外国人なんかも出てきてしまったりして、ちょっと嘘っぽいんだけど、それもまたいい味はひを醸し出してゐる。
早川書房からSFマガジン8月号が届く。ありがたうございました。ワールドコン特集2である。ちゃんと候補作を読んでヒューゴー賞に投票しようといふ企画である。
Amazon.co.jpから、Elizabeth Bear Blood and Iron ($14.00, Roc, 6/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] が届く。そろそろこの続きが刊行されるはづ。
本とは直接関係ない話だが、この頃、Amazon.co.jpはこんな本一冊を送るのにも、無駄に大きい箱の底に本を張り付かせて送ってくる。もっと小さい箱はないのかね。
さて、明日からは何を読まうか。
bk1から、『Excel Hacks』(2600円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]と林信吾・葛岡智恭『日本人の選択』(780円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。Excelの本はあまり面白くなささう。『日本人の選択』は「総選挙の戦後史」といふ副題が示してゐるとほりの内容。面白いのだが、「キャスティング・ボード」といふ言葉がでてきて驚いた。Casting voteといふ英語があることは知ってゐるが、賛否同票数になったときに議長が投じる票のことだと思ふ。日本の議会には採決の行方を左右する、握ることのできる板があるらしい。一度見てみたいものである、その板を。
bk1に本を註文。
●『バイオインフォマティクスのためのアルゴリズム入門』(4800円+税/共立出版)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●伊藤智義『スーパーコンピューターを20万円で創る』(680円+税/集英社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●田中克彦『エスペラント』(740円+税/岩波新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●アン・マキャフリイ『竜と竪琴師 』(小尾芙佐訳/1000円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●セルゲイ・ルキヤネンコ&ウラジーミル・ワシーリエフ『デイ・ウォッチ』(法木綾子訳/1900円+税/バジリコ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●アルフレッド・ベスター『ゴーレム〔100〕』(渡辺佐智江訳/2500円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
ベスターのは〈未来の文学〉の最新刊。
古書店ミステリは残り15ページ。読み終へようと思ってゐたのだが。明日には読み終へたい。
世界の科学新聞記事新着情報サイトに本文検索機能を付けた。検索語を入れて「Search」ボタンをクリックすると、検索語を含む文が赤く表示された検索語を中心に表示され、右の三文字で表示されてゐる掲載元をクリックすると元の記事が別窓で表示される。Google Analyticsで調べてみると、凡そ半分の人が15インチの画面で見て下さってゐるやうなので、枠の幅を少し調整した。逆に19インチ以上のモニタで見ると、左右が無駄に空いてゐるやうに感じられてしまふかも知れない。言語に区別なく検索されるので、ロシア語文中の英語表記部分も英語の文と一緒に表示されることになる。自分では気に入ってゐるページだが、利用者はほとんどゐない。
Amazon.comのOmakase Linkといふのを初めて使ってみた。内容に相応しい本を選んで勝手に表示してくれるらしい。本当は見に来てくれた人が日本からなのか外国からなのかを判断して、Amazon.co.jpとAmazon.comを切り替へるやうにするといいのかも知れないが、今はまだ(永遠にそのままかも知れないが)閲覧者は少ないので、どうでもよくなった。今のところ、内容とは全然関係のない本が表示されてゐるやうだ。本当は、その上に表示されてゐるGoogleの広告と同様、他言語表示のページで広告内容判断プログラムが狼狽へるのを見てみたいだけといふ不純な動機による設置である。
今日はこれで一日潰れてしまった。
ozon.ruの新刊RSSがうまく働かない理由が判って一週間ほど前に修正してから、毎日入荷新刊図書を知らせてくれてゐるのだが、見てゐるのはどうやら私だけのやうだ。寂しいRSSである。見るのは作成者と検索サイトの情報収集ロボットだけである。
今日はクレジットカードの請求書の利用明細をみて狼狽へてしまひ、本の註文ができなかった。明日は本を読んだり買ったりする日曜日にしたい。
もうあちこちで報じられてゐるが、朝日ソノラマが9月末で解散し、業務は朝日新聞社が引き継ぐことになった[朝日新聞、ITmediaNews]。ソノラマ文庫には、海外SF/ファンタジイ/ホラー短篇集があったりして、感慨深いものがある。
古書店ミステリは半分を越えたがこれでは遅すぎる。話はなかなか面白くなってきてゐるのだが。
文を入力してゐても、なかなか意識を保てない状態なのでもう寝ます。
今日も疲れがとれない。bk1から、小林ミナ『外国語として出会う日本語』(1600円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]とタニス・リー『土の褥に眠る者』(柿沼瑛子訳/1300円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届くが、それだけでは、当然のことながら疲れはとれない。
かうなったら本を註文するしかないと思ひ、紀伊國屋書店に、
○Algorithms on Strings (Cambridge Univ Pr, $60.00, 4/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]
を註文してみた。修士課程の教科書程度を念頭に作ってゐる本のやうだ。それでも、文字列処理を自然言語研究と生物学(分子遺伝学)の両方の面から同時に考へてゐる本は珍しいと思ふので、ちょっと高いが思ひきって註文した。如何にも私が喜びさうな内容だが、果して一般的にはどうなのか。
今日は些か疲れました。休ませてください。
アメリカのコンピュータ関連書籍の出版社OReillyでは、オンライン店舗で各本の章別の販売を始めた。小説を章毎に買ふ奴はゐないだらうが、この手の参考書は一部分だけ欲しいことがあるし、買ってから一部分に使ふ個所が集中することもある。 今度買ってみようかな。
世界の科学新聞記事新着情報サイトにロシア語記事が寂しいと思ひ、Газета.Ruの科学記事を追加してみた。さうなるとドイツ語やフランス語、スペイン語が少ないやうな気もするし、イタリア語が入ってゐないのはよくないのではないかと思へてくる。中国語も欠かせないのではないかと思ったりしたら大変なので極力考へないことにする。といふことで他の検索項目の追加は今日は諦める。
この検索を考へてゐたとき、日本語で検索語を入れたら英語やドイツ語やフランス語やロシア語に翻訳して一気に探せるやうにできたらいいと思ってしまった。で、また余計なことをして、PHPでEPWING版「岩波理化学辞典」で検索して返ってきた答へを得るスクリプトを作ったのだった。ところがロシア語は外字(画像ファイル)だったやうで、結局文字として表示できなかった。英独仏だけでは面白くないので、やめた。
日本語を検索するときには形態素解析が不可欠だが(まあ、必ずしもさうでもないかも知れないが)、なんと! Yahoo! Developer Networkを見たら、文を送ると形態素に分割して、品詞、読みがな、統計情報を返すといふ日本語形態素解析機能を提供するやうになったらしい。RESTで要求するとXMLで返ってくるやうだ。かういふ機能は自前で用意するものだと思ひ込んでゐたが、外部とやりとりして処理するといふ手もあるのかと思った。私も提供できるが、無駄にアクセスを増やしても仕方がないので、そんなことはやめておかう。
私はMicrosoft Officeを構成してゐるアプリケーションが大嫌ひだが、どうしてもExcelを使はねばならない羽目に陥った。仕方がないので、本を買ふことにした。ところが書店で見かける新刊書はどれもExcel 2007の解説本ばかりである。私はMacOSXでExcelを動かすことになるから(勤務先の普段の仕事はLinuxだ。そんなのは私一人だが)、それでは困る。そこで、
●『Excel Hacks』(2600円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●林信吾・葛岡智恭『日本人の選択』(780円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
を註文。もちろん、後者はExcelとは関係ない。年に数回しか使はないからよく判らないと云ひながら、いきなりマニアックな本を買ってどうするんだといふ気がしないでもないが、私はかういふ方向から入っていくのが好きなのだ。
先週発作的に作った世界の科学新聞記事新着情報サイトにタイトル検索機能を付けた。あと、要約文検索と本文検索の二つを付ける予定。なぜか嬉しい。誰かが利用するとも思へないのだが、自分が楽しければいいのだ。
本に関するニュースを集めようかとは前から考へてゐるのだが、科学記事は最初から科学記事欄があるのに対し、本に関するニュースは必ずしも書籍関連記事欄があるとは限らない。総てのニュース記事から選び出すのに効率がいいのはどういふ方法だらう。Google Newsに「書籍」とかいふキーワードを入れても効率は悪い。Support Vector Machineを使ふとよかったりするのだらうか。迷惑メール識別能力がなかなか高いところをみると、自分の関心のある記事かどうかを判別するのには使へるのではないか。どうやったらいいのかはまだ判らないのだけど。
なぜか突然作りたくなった世界の科学新聞記事情報ページできました。右側にある新聞の科学記事を拾ってきて、発表時間順(逆順)に並べてゐる。英語の記事が4誌(4サイト)、日本語が3、ドイツ語、ロシア語、フランス語、スペイン語がそれぞれ1である。記事の内容は、健康問題を好んで掲載するところ、最新技術記事を含むもの含まないもの、自然環境記事が多い新聞など扱ふ分野に多少のずれはある。自動更新の設定をしてゐるので、毎日最低二回は更新されるはづだ。今は空白の領域になってゐる左側に検索窓が設置される予定である。用例集として使ひたいので、検索機能は不可欠である。まあ、私はロシア語やスペイン語の用例は探さないとは思ふが。どうして、こんなことが嬉しいのかよく判らないが、嬉しい。本に関する世界の新聞記事を集めたくなってくる。いや、それは前に試みて諦めたのだったか。
梅雨に入ったやうなので、bk1に本を註文。これで少なくとも気分は晴れるかも。
●小林ミナ『外国語として出会う日本語』(1600円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●タニス・リー『土の褥に眠る者』(柿沼瑛子訳/1300円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
の二冊を註文。日本語の本は二月に出たのを見逃してゐた。
科学記事サイトを作ったりしてゐて、思ひの他本が読めない日曜日だった。
紀伊國屋書店 から、Jack Dann&Gardner R. Dozois, eds. Wizards: Magical Tales from the Masters of Modern Fantasy ($25.00, Berkley, 5/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Charles Stross The Jennifer Morgue ($25.95, Golden Gryphon Press, 11/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、John Moore A Fate Worse than Dragons (Ace, $6.99, 4/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。ストロスを読んでみたいが、果して読むだらうか。ドラゴンのペーパーバックは、本が手元に届いても、どうして註文したのか理解しかねる。
古書店ミステリは現在75ページ。遅すぎる。しかし、登場人物があまりにも少ないことに不安を抱く。実質的に三人しかゐないのだ。主人公とその別れた夫、そして父親である。このまま話は進んでいくのか。
科学関連新聞記事新着情報サイトの構築は順調に進んでゐる。どうして、こんなことをしてゐるのかとふと思ったりする。世界の図書情報新聞記事を集めたかったのだ、最初は。うまくできなくて、まづは科学記事で練習である。
今日は本は買はない……って、そんなに自慢することぢゃないが。
突然作りたくなって、昨日から着手したのが、世界の新聞の科学記事更新情報兼検索サイトの構築である。自分で科学記事の題名を眺めたくなったからといふのが最大の、といふより唯一の理由であるが、本文も保存して語彙検索が出来るやうにしたい。「新聞記事&科学記事」といふ限られた領域の文章を集めると、他の分野の文章と比較できるやうになるわけだ。欧米の新聞記事は分野別にRSSで新着情報が簡単に得られるやうになってゐるのに対し、日本の三大新聞はどれもRSS配信がない。Известияもないけど。
疲れてゐるので、今日はこれで。
粂和彦『眠りの悩み相談室』(700円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読んでみる。昼間の眠気の悩みが解決するかと思ったが、もっと睡眠時間を多くとればいいといふことが判った。が、そんなことは前から判ってゐる。そんなに期待してゐなかったので、怒りたい訳でもない。眠気と睡眠についていろいろ知ることがあって、それはよかった。「早寝早起きよりも早起き早寝」といふのは昨日読んだ『レバレッジ時間術』(720円+税/幻冬舎新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]にも同じ言葉が書いてあった。
『岩波講座物理の世界 物理と情報6 DNAと遺伝情報の物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]は短いのですぐに終はってしまって、ちょっと残念。アプタマーの話が興味深い。
紀伊國屋書店に本を註文。
○Jay Lake Mainspring ($24.95, Tor, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
Amazon.co.jpではまだ予約註文になってゐたから。
時計仕掛けの宇宙(地球?)の話らしい。大天使ガブリエルに命じられた時計職人の弟子が、地球の発条を巻きに行くとか。面白さうだと昨日思ったので今日註文。この頃、過去の備忘録に命じられるままに本を註文してゐるやうな気がして、本当に何でも過去の備忘録を信頼していいのかと思ったのだ。どこの誰かがこの備忘録にこっそり書き込んでゐないとも限らない。もしも、そこに「肉切り包丁と鋸」と書いてあったら使用目的を疑ふことなく私は買ふのか。「銃と爆薬」と書いてあったら迷はず買ふのか。いやいや、本の話だった。本だったら危険はない。どんどん買へばいいのだ。昔の自分が欲しいと思った本であらうと、今の自分が欲しいと思った本であらうと、それは自分が欲しい本だ。
紀伊國屋書店から、『統計科学のフロンティア12 計算統計』(4400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、イアン・ワトスン『スロー・バード』(大森望訳/860円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、デイヴィッド・エディングス『天と地の戦い』(宇佐川晶子訳/840円+円/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ジム・ブッチャー『ドレスデン・ファイル』(田辺千幸訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、宮田昇『新編戦後翻訳風雲録』(2600円+税/みすず書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、本田直之『レバレッジ時間術』(720円+税/幻冬舎新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、粂和彦『眠りの悩み相談室』(700円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。『レバレッジ時間術』(720円+税/幻冬舎新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読んでみた。何十年も前から云はれてゐることとあまり変はりはないといふ印象。中学生の頃からこの手の本は結構好きだったのだ。『知的生活の方法』なんていふ恥づかしい名前の本を買ったこともある。前にも書いたけど。でも、ちゃんと考へて日々を暮らさうといふ気に改めてなったからいいか。
bk1から、『岩波講座物理の世界 物理と情報2 学習と情報の平均場理論』(1300円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、『岩波講座物理の世界 物理と情報5 遺伝的アルゴリズムと進化のメカニズム』(1300円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]、『岩波講座物理の世界 物理と情報6 DNAと遺伝情報の物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]が届いた。面白さうだ! もう少し厚くてもいいと思ったりするけれども。
Amazon.co.jpから、Sheri S. Tepper The Margarets ($26.95, Eos, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。これは読みたい。今は古書店ミステリを読み進めてゐるところなので、それが終はってから。古書店ミステリは話の流れに乗れさうなので、もう少し速く進めたいものだ。
今日もMarianne MacDonald Death's Autograph [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] を手に取って出勤。まだ作品世界に馴染んでゐないので、なかなか進まない。
bk1から、吉富康成『ニューラルネットワーク』(3000円+税/朝倉書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。難しさう。
紀伊國屋書店に
○Tim Scott Outrageous Fortune (US$12.00, Spectra, 5/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。これもよく判らないのだが、しばらく前の〈買ひものリスト〉に載ってゐたのだ。他人に全く自分に関係ない本を混ぜられても、何に疑ひも抱かずに購入しさうだ。もしかしたら、既に忍び込ませてゐる奴がゐたりするのかも知れない。昼間こっそり入り込んで、備忘録に書き加へてゐるのかも知れない。私は疑ふことなく註文し、読んで大いに気に入ることもあれば、何だかさっぱり判らないこともあるだらう。自分で選んで買ってもさういふことに違ひはあまりなささうだから、どうでもいいか。面白い本に巡り会へれば、どうでもいいではないか。
今日から何を読まうかと少し悩む。疲れてゐるので新書でも読んでみようかと思ったが、手頃な未読の新書が手近に見当たらない。水曜日には届くのだが。書棚を見まはし、ふと目に付いたMarianne MacDonald Death's Autograph [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] を手に取って出勤。10年ほど前から数冊刊行された古本屋ミステリだと思ふ。今月はジョン・ダニングの古本屋ミステリの翻訳が出るはづだから、どうしようかと思ったのだが、あまり本を選ぶのに時間をかけてゐると出勤が遅くなってしまふので、思ひ切ってこれに決めた。嫌になったらいつやめてもいいのだから。読書は義務ではないのだ。
Amazon.co.jpに
○Elizabeth Bear Blood and Iron ($14.00, Roc, 6/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。よく判らないのだが、一年ほど前の自分の備忘録に買ってはどうかと書いてあったのだ。来月この続篇が出るので、何となく註文してしまった。読まないやうな予感がする。
来月続篇が出るといふのを知ったのは、今日Locus6月号が届いたから。
キャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』(畔柳和代訳/2300円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。これは実に変な話に満ちあふれてゐて、もっと早くこの作家を知ってゐればよかったのにと思ふくらゐだ。ただ、あまりにも変すぎて、私の頭ではついていけない作品もある。後半の方がよく判らない作品は多くて、「いまいましい」とか「結局は」なんていふのはさっぱりである。「私はあなたと暮らしているけれども、あなたはそれを知らない」、「見下ろせば」、「おばあちゃん」、「育ての母」、「ウォーターマスター」、「待っている女」、「悪を見るなかれ、喜ぶなかれ」といった作品がなぜか気に入った。何がどういいのか、うまく説明できない。
今日もbk1の新サイトの様子を探ってみる。キーワード検索結果のRSSはどうやら刊行日順にならないので、私の目的には適はなないやうだ。RSSって、新刊を知らせて欲しいと考へるのが普通だと思ふのだが、さうではないのか。時系列で並べるものではないのか。売れてゐる順に出てきて順位が変ってもRSSとして呈示するのに相応しい内容にはならないと思ふ。
それでも検索は今のところは素早く結果を返してくれる(それに、前よりは表示漏れが少ないやうな気がする)ので、いつでも新システムに移行できるやうに、新刊情報取得スクリプトを書いてみた。本格運用後もこの速度が維持できれば、かなり効率良く利用できさう。情報源を一つに限ると危険なので、紀伊國屋書店版スクリプトと併用を続けるとは思ふけれども。詳細検索で、出版日を年で指定できないのは大いに不満である。月まで指定しなければならないとは不便だ。せめて、何年何月以降といふ指定でもできればいいのに。
数日前に買って読んでみた本が気に入ったので、《岩波講座物理の世界 物理と情報》全七冊が欲しくなった。欲しくなるとオンライン書店で検索する訳だが、bk1で「物理と情報」と入力して検索しても「該当するデータがありません」といふ結果が返ってくる。タイトルの中に「物理と情報」といふ文字が含まれてゐるのに。Amazon.co.jpで検索すると、13冊が表示された。私が求めてゐる7冊の他に、題名に「物理」といふ言葉と「情報」といふ言葉が両方含まれてゐると表示されるやうだ。私が求めてゐるのは「物理と情報」といふ文字列は含まれてゐる本であって、「物理」と「情報」ではないのだが。紀伊國屋書店では私の求める「書名に〈物理と情報〉といふ文字列が含まれてゐる本」だけが表示され、それは七冊だった。となると、このシリーズを買ふなら紀伊國屋書店で買はうかなといふ気になる。bk1には、もう少し検索機能を改良していただきたい。と思ったら、βテスト実施中の新サイト(7月7日に正式移行する予定らしい)では、ちゃんと七冊が表示された。さらに検索結果をRSSで配信してくれる機能もあるやうだ。でも、RSSは書名しか表示しない(普通の検索結果に出てくる書名よりも情報量が少ない)のは残念。是非普通の検索結果と同じ情報を呈示するやうにしてほしい。普通の検索結果に出てこない簡単な内容紹介が表示される場合もあるやうだ。表記の統一がなされるともっと使ひやすくなるかも。
βテスト実施中の新サイトでちゃんと検索できたので、bk1にはもっと頑張ってほしいといふ気持を込めて《岩波講座物理の世界 物理と情報》から三冊を註文した。
●『岩波講座物理の世界 物理と情報2 学習と情報の平均場理論』(1300円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●『岩波講座物理の世界 物理と情報5 遺伝的アルゴリズムと進化のメカニズム』(1300円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
●『岩波講座物理の世界 物理と情報6 DNAと遺伝情報の物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋, Yahoo! Books]
数日前にbk1の新サイトの検索方法が変はったと書いたが、どうやら勘違ひで、「詳細検索」とさうでない検索との違ひだったやうだ(本当に変更があったのかも知れないけど)。RSSは詳細検索に対しては適応できないやうである。残念。
Amazon.co.jpがAmazonプライムといふのを始めた。アメリカではすでに導入されてゐて、年会費を払ふ(日本では3900円)と購入金額に係らず配送料が無料になるとか、エクスプレス配送サービス「お急ぎ便」が追加料金なしで使へるとかいふものである。私は申し込まない。理由は、そんなに急がないといふことと、一回の購入金額は送料無料の最低料金以上であるといふことから考へて、そんなに自分にとって大きな利点になるとは思へないからである。Amazon.co.jpが嫌ひな訳ではない。
Amazon.co.jpのトップページに表示される「マイページ」といふ欄に並ぶお薦め本がいつの間にかぐるぐる回るやうに表示されるやうになってゐた。面白いので、無意味にぐるぐるぐるぐる回してみたりする。
キャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』(畔柳和代訳/2300円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を少し読み進める。表題作以外は面白い。
『岩波講座物理の世界 物理と情報3 ベイズ統計と統計物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]にざっと目を通す。何か物足りないやうな気もするが、頭の中の混乱が多少は落ち着いた気分になったので、これでいいのだと思ふ。
少し落ち着いたところで、紀伊國屋書店に本を註文。
●『統計科学のフロンティア12 計算統計』(4400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●イアン・ワトスン『スロー・バード』(大森望訳/860円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●デイヴィッド・エディングス『天と地の戦い』(宇佐川晶子訳/840円+円/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ジム・ブッチャー『ドレスデン・ファイル』(田辺千幸訳/760円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●宮田昇『新編戦後翻訳風雲録』(2600円+税/みすず書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●本田直之『レバレッジ時間術』(720円+税/幻冬舎新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●粂和彦『眠りの悩み相談室』(700円+税/ちくま新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
以上七冊。マルコフ連鎖モンテカルロ法の本は、応用が経済データが多いやうなので、些か心配ではあるが、とりあへず註文してみよう。『レバレッジ時間術』などといふ本は題名からして恥づかしいが、実はこの手の本が結構好きだったりするのだ。がっかりすることが多いのだけれど、よく買ってしまふ。
ところで、紀伊國屋書店の著者名の片仮名表記は書籍に記されてゐるものを全く無視してゐることが多いやうだが、どういふつもりなのだらうか。イアン・ウォトソンとか、デーヴィド・エディングスとか。もちろん、ワトスンで検索してもイアン・ワトスンの本は出てこないといふ事態になる。どういふつもりなんだか知らないが、書店やオンライン書店で検索できなかったら何のための検索機能だか判らないではないか。
東京創元社からマイケル・ムアコック『ギャラソームの戦士【新版】』(井辻朱美訳/640円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]をいただいた。ありがたうございました。
キャロル・エムシュウィラー『すべての終わりの始まり』(畔柳和代訳/2300円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤。巻頭の「私はあなたと暮らしているけれども、あなたはそれを知らない」は面白いのだが、二番目の作品はよく判らなかった。もう少し読んでみよう。
紀伊國屋書店から、『岩波講座物理の世界 物理と情報3 ベイズ統計と統計物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。こんなに小柄な本だったとは! 何だか可愛らしいではないか。ぱらぱらと捲ってみただけだが、これは面白さう。このシリーズを、少なくとも〈物理と情報〉七巻を揃へたくなってきてしまった。
『ピラミッドからのぞく目 イルミナティ1 下』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を半分くらゐまで読んだところで断念。何かもう判らなくなりました。私の頭ではついて行けません。
Amazon.co.jpから、Michael J. Crawley The R Book ($110.00, John Wiley & Sons Inc, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。分厚い! 重い! でも電車の中で立って読んだりする本ではないから平気だ。かういふどっしりした本が届くと妙に嬉しい。
学研新書がそろそろ註文できるやうになってきた。紀伊國屋書店では六冊表示されて註文も可能。bk1では5冊しか表示されない(6冊表示されるのだが、一冊は1963年に出たもので今回の新書とは関係ない)。Amazon.co.jpではどうもうまく出てこないみたいだ。 WebServiceは画期的なのだが、普通に検索したときにはかういふこともあるということだらうか。紀伊國屋書店は検索は速くて正確で使ひやすい。WebServiceも提供してくれればいいのに。bk1の検索結果は個人的には使ひやすい形式なので気に入ってゐるのだが、結果表示の漏れが多くて困る。ちくま文庫で検索すると4月と6月の新刊は出てくるのに、5月の新刊は表示されないのだ。これでは困る。もっと頑張ってもらひたい。
学研新書は新書新刊情報に追加しました。
ロバ−ト・J・シェイ&ロバート・A・ウィルスン『ピラミッドからのぞく目 イルミナティ1 下』(小川隆訳/648円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読みながら出勤。
この頃気づいたのだが、小出版社の本は、Amazon.co.jpよりも、紀伊國屋書店の方が安いことが多い。
今週、ちょっと疲れてゐます。
ЭКСМОの新刊情報RSSはやはりちょっと取りこぼしがあるやうだ。といふことで修正してみました。今度は取りこぼしなく、新刊情報を知らせてくれるだらうか。
ロシアのSF雑誌Полдень. XXI векは刊行がどうも不定期なので新しい号が出たのを見逃してしまひがちである。読めないので別に困ることもないのだが、何だか悔しい。そこで、Полдень. XXI век新刊通知RSSを作ってみた。この頃、新刊情報取得が不調なのだが、これは仕組みが単純なので失敗はしてゐないと思ふ。求める人もそんなにゐないと思ふけれども、よかったら使ってみてください。
今日はロシアSF新刊RSSのことだけ。疲れてゐるので。いつもだけど。
あ、bk1の新サイト(β版)の検索がPOSTからGETに変更されてゐる! 前よりも検索条件の送り方が使ひやすくなってゐるではないか。これで検索結果に漏れがなければ、全面的に新刊情報取得の情報源はbk1に戻すのだが。
今日は試験的にAmazon.co.jpのWebServiceを使って新刊情報取得スクリプトを書いてみた。概ね使ひやすく、検索も速い。しかし、一回に新刊書が10点以上刊行される新書や文庫の場合、ちょっと困る。この操作試験のせゐで、またもや新刊情報RSSなどに混乱が生じてしまった。お許し願ひたい。はやくbk1の新サイトが本格運用してくれないものか。検索については、βサイト使用後のアンケートに書いておいた。
フィリップ・K・ディック『最後から二番目の真実』(佐藤龍雄訳/960円+税/創元SF文庫) [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。ほとんど覚えてゐなかったので、新鮮な気持で読めた。内容は特に新鮮ではなく、如何にもディックらしいものである。民衆を騙す政府。贋物の指導者。ぼんやりした予知。曖昧な現実。途中でばたばたと片づけてしまったやうな終り方(結局ランターノって普通の人間なのか? とか)が、実は私は好きだったりする。絶望的な状況の中でもディックの作品の主人公は、成功を諦めたとしても生きることを決して諦めないので、疲れてゐるときにはなかなかいいのだ。なんとか生きていかうといふ気持になれる。最後の方では、「人工臓器(人工膵臓)」が「人口臓器」となってゐる個所が少なくとも二ヶ所はあって、話を読む意識の流れが中断を余儀なくされた。
ジャック・ウィリアムスン『エデンの黒い牙』(野村芳夫訳/1060円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読む。人狼の話かと思ったら、狼以外の生き物にも変身するではないか。古臭さは否めないが、暗黒へ否応なく引き込まれていく緊迫感に満たされて一気に最後まで読んでしまふ。結末のつけ方も見事である。
Amazon.co.jpに本を註文。
○Michael J. Crawley The R Book ($110.00, John Wiley & Sons Inc, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
である。しかし、$110.00である。高いなあ。どうしてこんなものを買ってしまふのだらう。
今週、学研新書といふ新しい新書が創刊される。第一回配本は六冊。bk1ではもう註文できるが検索すると出てくるのは四冊だけだ。新書創刊はいつまで続くのか。
ロバ−ト・J・シェイ&ロバート・A・ウィルスン『ピラミッドからのぞく目 イルミナティ1 上』(小川隆訳/619円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ロバ−ト・J・シェイ&ロバート・A・ウィルスン『ピラミッドからのぞく目 イルミナティ1 下』(小川隆訳/648円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を訳者の小川隆さんからいただきました。ありがたうございました。もう買ってしまってゐますが。
新書・文庫・選書新刊情報RSSのリンク先をbk1から、紀伊國屋書店に切り替へた。現在、新刊情報取得がbk1からのものと、紀伊國屋書店からのものが混在してゐて、片方に入ってゐても、もう片方には入ってきてゐないものがあったりして、リンク先に何もないといふことがある。しばらくすっきりしない状態が続くかも知れないが、ご容赦願ひたい。
数日前に届いたegbridge Universal2をインストール。何が変はったのかよく判らないが、フリーズが増えたことは間違ひないと思ふ。困ったなあ。もう元には戻せない(絶対に無理ではないが、大変な作業になってしまひさう)。ゼロからインストールしなほして、すっきりした躰になりたいが、そんな時間はないやうだ。
紀伊國屋書店に本を註文。
●『岩波講座物理の世界 物理と情報3 ベイズ統計と統計物理』(1400円+税/岩波書店)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
この〈岩波講座物理の世界〉は面白さうだ。が、判りもしないくせに買ひ続けると家計が破綻するので、我慢しよう。
月が変はったので、本を註文しよう。
Amazon.co.jpに、
○Sheri S. Tepper The Margarets ($26.95, Eos, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。シェリ・S・テッパー久々の新刊長篇である。
次は紀伊國屋書店 に註文。
○Jack Dann&Gardner R. Dozois, eds. Wizards: Magical Tales from the Masters of Modern Fantasy ($25.00, Berkley, 5/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Charles Stross The Jennifer Morgue ($25.95, Golden Gryphon Press, 11/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○John Moore A Fate Worse than Dragons (Ace, $6.99, 4/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
以上三冊。アンソロジーはジェフリイ・フォードの短篇が入ってゐるから。ストロスのはそろそろ買っておかうかと思ひ。特に今買はなければならない理由はないのだが。最後のユーモア・ファンタジイはどうして買ふのか判らない。自分の「註文予定本リスト」に載ってゐたからである。そこに記したときに自分が何を考へてゐたのかは全く理解できないが、まあいいだらう。
bk1は、サイトが新しくなるやうなので、新書・文庫・選書新刊情報のRSS版の方から書店へリンクするのをbk1から、紀伊國屋書店 に変更しようかと思ふこの頃である。
ディックを読んでも疲れはとれない。とにかく今は少し休みたい。