ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』(柴田元幸訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]の表題作を読んでゐたら、所謂ら抜き言葉に再度出会ってしまった。残念ながら、読むのはここで止める。面白いのだが、仕方がない。二度ら抜き言葉に出会ったときにはその本を止めるといふ規則が私にはあるのだ。これはいくら私が嫌だといっても変へることのない規則なのだ。大雨の日には本を買はないとか、投票した後には本を買っていいとか、さういふ規則は変へられない。しかし、残念極まりない。まあ、英語で読むといふ手も残ってゐる。
荻野恭子・沼野恭子『家庭で作れるロシア料理』(1600円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]をみながらボルシチを作ってみる。それらしいものができたのかも知れない。不味くはないが特別美味くもない。私が作ったのだから、そんなものか。
いま私は自分がロシア語が読めないことを密かに感謝してゐる。もし読めたら今ごろロシア語の料理本を何冊も買ってゐただらうから。
ロバート・シェイ&ロバート・A・ウィルスン『リヴァイアサン襲来』(小川隆訳/933円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]をいただきました。ありがたうございました。
bk1から、『SQL Hacks』(3000円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。びっくりするやうな素晴らしい技がたくさん書いてある本かと思ったら、あまり私が使ふ場面に遭遇しさうにないやうな技が多かった。でも、無駄な買ひものではなかったはづだ。
ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』(柴田元幸訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]はやうやく半分を越えた辺り。なかなか面白いが、なかにはよく判らない作品もある。
暑くなる前に投票に行く。
bk1から、恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚』(1400円+税/中央公論新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]とイーディス・ウォートン『幽霊』(薗田美和子・山田晴子訳/2400円+税/作品社)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。
早速『木洩れ日に泳ぐ魚』を読んでみたが、いつもの恩田陸のやうには楽しめなかった。ねちねちした会話が続いていくのが息苦しい。私の好みには合はなかったやうだ。残念。
スコット・リンチ『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』(原島文世訳/2300円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]は半分くらゐまで読んだところで断念。長すぎる。描写は映像的でアニメを観てゐるやうな雰囲気。話の流れは面白さうなのだが、なかなか前へ進まないので力尽きてしまった。もう私も若くはないのだ。
ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』(柴田元幸訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。「石の動物」を読んでゐる途中で所謂ら抜き言葉に遭遇し、衝撃を受ける。しかし、ここで読むのを止めるのは勿体ない。意を決して先に進む。
本を註文してしまった。投票に行った日は本を買ってもいいと決めてゐるのだから仕方がない。
○Das Science Fiction Jahr 2007 (Heyne Verlag 8/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
○Hermine Kiehnle & Monika Graff Original Schwaebisch. The Best of Swabian Food (Hädecke, 7/2002) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
○German Cooking Today (EUR 12,90, Dr. Oetker, 9/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
以上三冊を紀伊國屋書店に。三冊ともドイツの本である。一冊目はドイツSF年鑑。ドイツ(および世界の?)SF事情が詳しく記されてゐるが私にはとても読めまい。他の二冊は料理の本。どうしても欲しくなったのだ。Original Schwaebisch. The Best of Swabian Foodはドイツ語と英語の両方で記されてゐるらしいが、両言語で並記されてゐるのか、英語の部分とドイツ語の部分があるといふことなのかは不明である。German Cooking Todayはドイツの出版社の本なのに英語で記されてゐる。オーストリアの料理の本も欲しかったのだが、手頃な本が見つからなかった。高い送料を出してもいいのなら、ドイツの書店に註文すればいいのだが、そこまでして料理の本が欲しい訳ではない。
どうも文庫新刊情報の様子が変だと思ってゐたのだが、原因が判った。月に10冊以上の新刊が出て、しかもそれが一度の刊行される文庫の11冊目以降の情報を取り零してゐたのである。他にも問題はあるのかも知れないのだけど、今日気づいた大きな問題はそこである。それに該当しさうな文庫の情報収集スクリプトを分離して、一度に25件づつ最新刊名を取り込むやうにした。ハヤカワ文庫がなかなか表示されなかった理由は判らない。そろそろ落ち着いてきたと思ってゐたのだが、まだまだ改良の余地はありさうだ。少しづつ良くなってゐるとは思ふのだが。
今日は本を註文するのを我慢する。クレジットカードの請求書と預金残高を見れば、自然に註文できなくなる。今日から毎日この二つを確認しよう。でも、クレジットカードの請求書は毎日は来ないけど。
bk1から、ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『輝くもの天より墜ち』(浅倉久志訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ジョン・ダニング『災いの古書』(横山啓明訳/900円+税/ハヤカワミステリ文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。古本ミステリから読んでみようか。
昨日、近所で売ってゐるだらうかと思ったビーツは缶詰が近所の食料品店にあった。早速買って帰った。
私が住んでゐる街は百万都市で決して小さな田舎町ではないのだが、なんとドイツ料理店が一軒もないのである。少なくとも私が調べた限りでは。回りの人に訊ねても、誰も知らないから、本当にないのだらう。ならばドイツ料理の本を買はうかと思って検索してみたのだが、これもあまりないのだ。なぜだ、日本ではドイツ料理は人気がないのか。ふと思ひついてAmazon.deで検索したら何百冊もあった。ドイツなんだから、当り前か。ああ、また読めない本を買ってしまひさうで怖い。せめて英語にしておきたいのだが、「やはりドイツのことはドイツ人に聞かねば」なんて云って註文しさうだ。自分の莫迦さ加減はよく判ってゐる。
また買ってしまった。紀伊國屋書店に、
○Herbert Voß LaTeX in Naturwissenschaften und Mathematik (EUR 30.00, Franzis Verlag GmbH, 7/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
を註文してしまったのだ。またLaTeXの本。科学関係の文章を書くためのもので、まさに私が求めてゐた内容ではあるのだが、問題はドイツ語だといふことだ。どうして読めない本を買ふのか。それでも我慢できない私の心は病んでゐるのかも知れない。困ったものだ。我慢できずに酒を買って飲み続けてしまふとか、博奕に金を注ぎ込んでしまふとかいふなら、間違ひなく問題のある状態だから何らかの処置を講ずべきだと判る訳だが、LaTeXやSQL、RやPHP、あるいはパターン認識の本を買ふ場合、どこからが問題のある状態になるのかはなかなか判断しづらいところである。実際に仕事で使はない訳ではないのだ。難しい。
bk1から、ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』(柴田元幸訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、鏡明『不確定世界の探偵物語』(880円+税/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、『SQLクックブック』(3800円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、荻野恭子・沼野恭子『家庭で作れるロシア料理』(1600円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。料理の話題のない「実践レシピ集」クックブックと本当に料理の作り方が載ってゐるロシア料理の本が楽しさう。これを機会にロシア料理を作ってみようか。それでロシア料理ブログでも始めてみようか……などといふつもりは全くない。ビーツなんて近所にないなと思ったら、缶詰や瓶詰めがオンラインショップで購入できると知った。
スコット・リンチ『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』(原島文世訳/2300円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]はなかなか進まない。面白いのだけど、登場人物たちがあまりにも饒舌だ。もっと手際よく話を進めてもらへまいか。さきに、ケリー・リンク読まうかな。
今日届いたbk1からの箱に入ってゐた案内書に「webサービスをはじめます」と書いてあるので驚いた。「商品情報をxml形式で取得できます。ISBN(10桁、13桁)での取得が可能になります」といふことなので感激したのだが、bk1サイトを探してもどこにもそんなことは書いてゐない。これから始めますといふことなのか。早く使ひたいものだ。期待してゐる。
また買ってしまった。AbeBooksに
○Lothar Sachs & Jürgen Hedderich Angewandte Statistik. Methodensammlung mit R (Springer, 9/2006) [AbeBooks, Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
を註文してしまった。送料を含めておそらく7500円くらゐなので、日本のオンライン書店で買ふよりは安い。しかし、安いからといふのは買ふ理由にはならない。ドイツ語の本なんか読めるのか。内容が日本語でもよく判らないものなのに。
だが、どうしても欲しくてたまらなくなる瞬間があるのだ。たぶんそれは、痩せたいといってダイエット関連商品を次々と購入する女性(男でもいいけど)に似てゐるのではないかと思った。これさへ買へばきっとRによる統計解析ができるやうになるといふ気分になって我慢ができなくなってくる。これさへ買へばきっと壁を乗り越えられると思ってしまふのだ。今まで何冊本を買ってもよく判らなかったといふのに。これさへ買へば痩せられるやうな気がして高い商品を買ってしまふ人たちを日頃私は密かに莫迦にしてゐたりするのだが、それと全く同じである。
買ふときは楽しんだからいいぢゃないか、自分の金で自分の欲しいものを買って何が悪いと呟いてみる。
何れにせよ、もう莫迦にしません。反省してゐます。
S-Fマガジン9月号 [Amazon.co.jp, bk1, 早川書房] が届く。ありがたうございました。特集はカート・ヴォネガット追悼特集とワールドコン特集第3回。私が好きなヴォネガット作品は『母なる夜』と『スローターハウス5』だ(ったと思ふ)。
LaTeXは使ひやすいと日々実感し、もうワープロソフトなんか使へないと呟きつつ、何かLaTeX関係の新刊書が出てゐないかとオンライン書店を彷徨ってゐたときに見つけたのが、LaTeX Hacksである。O'Reillyからそんな本出てゐたかなと思ったら、ドイツ語版オリジナルだった。目次を見たり、内容紹介を読んだりすれば、読めないので諦めるかと思ったら、見れば見るほど欲しくなってきた。欲しくてたまらなくなった。もう我慢できない! 気がついたらAmazon.co.jpで註文手続きを終へてゐた。
○Anselm Lingnau LaTeX Hacks. Tipps und Techniken für professionellen Textsatz (EUR 29,90, O'Reilly, 5/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.de, 紀伊國屋]
今年の5月に出た本である。ドイツではLaTeXの本がたくさん出てゐるやうだ。読めない本を買ひ過ぎないやうに気をつけなければ。
日本語の本は読めるから安心である。bk1に、
●恩田陸『木洩れ日に泳ぐ魚』(1400円+税/中央公論新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●『SQL Hacks』(3000円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
の2冊を註文。恩田陸の新刊はとりあへず買ふことにしてゐるので。多分読むと思ふ。二冊目はSQLの本。
どうしてO'Reillyの本は次々に欲しくなるのだらう。動物や工具の表紙絵に惹かれるからだらうか。いや、それだけではないだらう。いつも書いてゐる気がするが、本がたくさんあると何だか知識が身に付くやうな気がしてしまふのだ。どうしても欲しくなってしまふ。
Abebooks.com
に註文したい本があって、ログインしようとしたらメールアドレスかパスワードが違ってゐるといふ警告が出てどうしても入れない。その時は職場だったので、帰宅してから再度挑戦(仕事中にそんなことしてゐていいのかと眉を顰める方もいらっしゃるかも知れないが、仕事で使ふ本だから別に構はないのだ。楽しみの読書の本ではないのだ)したが、何度も使ってゐて保存されてゐるパスワードでもログインできない。
ここで今日は諦めて数日時間を置けば、この本を買ひたいといふ気持が薄れるのではないかとふと思った。もしかしたら、この本を買ひたいと思ったことを永遠に忘れられるかも知れない。一日だけ我慢してみよう。一日我慢できたら買はなくてすむのではないか。
しかし、我慢できなかった。三秒後にはもう「パスワードを忘れたときは」のボタンを押して、新しいパスワードの発行手続きをしてゐたのだった。
註文したのは
○Christopher M. Bishop Pattern Recognition And Machine Learning (Springer-Verlag, 8/2006) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋, Abebooks.com
]
そんなもの買って判るのかよ! と註文した後に思はず叫んでしまった。どうして我慢できないのか。
bk1から、『RとBioconductorを用いたバイオインフォマティクス』(7900円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]と白石文秀『バイオケミカルシステム理論とその応用』(2600円+税/産業図書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。『RとBioconductorを用いたバイオインフォマティクス』はすばらしい。やはり英語よりも日本語の方が判りやすい。『バイオケミカルシステム理論とその応用』はちょっと難しくてよく判りません。困った。
『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』はまだほとんど進んでゐないのだけど、はやくも弛れてきた。最後まで読めるだらうか。粗筋は実に面白さうなのだが。
最初から中途半端だった「世界のSF新刊情報サイト」はあちこち情報の取得に失敗するやうになってきて、崩壊しかかってゐるやうだ。何度も同じことを書いてゐるやうだが、今は修復する元気がない。
久しぶりに自作のYahoo!ブログ検索付きAmazon.co.jp書籍検索とTechnorati検索付きAmazon.co.jp書籍検索を動かしてみた。気がつかないうちに機能しなくなってゐたりするので、ときどきは使ってみなければ。何となく『魔法使いとリリス』など検索してみると、今でもぽつぽつ名前が登場してゐるやうだ。完全に忘却の彼方に消えていった訳でもないやうだ。「ジブリで映画化してもらいたい」などと書いてゐてくれてゐる人もゐる。私もさう思ひますよ。
あ、この検索の結果表示画面は検索結果が一冊しかない場合、内容要約表示行が緑になってしまって読みづらい。どうしたんだ。複数あるときは大丈夫のやうだが。しかし、今は直す元気はない。
福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(740円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。最初の方は知ってゐることばかりでつまらなかったのだが、中盤辺りから面白くなってきた。「集団の中である一定の傾向を示す原子・分子の平均的な頻度として起こる振舞いによって、ランダムの中から秩序が立ち上がる」といふ辺りからである。そして、動的な平衡を保ちながら、周囲の負のエントロピーを喰って生きているといふこと、時間の流れの中でその動的な平衡は柔らかな適応力と滑らかな復元力を持ってゐるといふ最後の言葉まで見事に生命といふものを語ってゐる。「結局生命とは何か? といふ問ひに明確な答へを記してゐない」といふ評を見かけたが、そんなことはない。実に明確に語ってゐる。
日曜日なので、bk1に本を註文。
●ケリー・リンク『マジック・フォー・ビギナーズ』(柴田元幸訳/2000円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●鏡明『不確定世界の探偵物語』(880円+税/創元SF文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア『輝くもの天より墜ち』(浅倉久志訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ジョン・ダニング『災いの古書』(横山啓明訳/900円+税/ハヤカワミステリ文庫)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●イーディス・ウォートン『幽霊』(薗田美和子・山田晴子訳/2400円+税/作品社)[amazon.co.jp, bk1, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●『SQLクックブック』(3800円+税/オライリー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●荻野恭子・沼野恭子『家庭で作れるロシア料理』(1600円+税/河出書房新社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
以上である。最後の一冊はなぜか唐突にロシア料理の本。しかし、私は間違へてしまったことに今気がついたのだった。欲しかったのは荻野恭子『ロシア料理』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]の方だったのに。いや、これでよかったのかな。「家庭で作れる」といふ方が簡単さうだし。でも、野菜を強調してゐる本ではないか。私は野菜はあまり好きではないのだが。ああ、何だか判らなくなってきた。そのうち『ロシア料理』も買へばいいのだ。最後から2番目のクックブックは料理の本ではなく、データベースの本。今週には出ると思はれる『SQL Hacks』をいつ註文しようかと迷ってゐるうちに気がついたらこれを註文してゐた。他は、SF、ファンタジイ、古書ミステリ、怪奇小説など。
スコット・リンチ『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』(原島文世訳/2300円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。私の好みの長さよりもかなり長いが、盗人の孤児の話は大好きなのでページを開いてみた。まだほんの導入だが、面白い。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。随分時間がかかってしまったが、これは今年読んだ本の中では最高傑作かも知れない。死神が語り手だが、死神が活躍する訳ではない。しかし、死神が語り手である理由は間違いなくあるのだ。読めば判る。
今日は世界中にハリー・ポッター刊行の話題が駆け巡ったやうだが、そんなに大騒ぎするやうなことだらうか。それに数日早く内容が漏れたといって怒ったりすることだらうか。その内容が本当に魅力的ならば、数日早く書評が出たとか、ネット上に内容が流れたからといってその魅力が減じたりすることはないはづだ。
紀伊國屋書店から、David G. Hartwell & Kathryn Cramer Year's Best Fantasy 7 ($14.95, Tachyon Pubns, 7/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。ストロスとかビーグルとかウォルドロップとかウルフとか。
ここ数日ハリー・ポッターのニュースが多い。そんなに大騒ぎするほどのことなのか。私にはよく理解できない。ちょっとでも早く内容が漏れたら許さないとかいふほどの大事なのか。新聞の書評欄に刊行前に紹介されたことに作者は激怒したらしいが、普通なら発売数日前に紹介されてしかも褒められたら泣いて喜ぶやうな話だと思ふが、これだけ売れると逆になるのか。
そんなことを数日前に作った書籍関連ニュース収集ページを眺めながら感じてゐたのだが、不意にこれの海外版を作りたいと思ってしまった。そんなことばかりに時間をかけてゐないで、本を一冊でも多く読んだ方がいいと思ふのではあるが。
もう一つ、今ある書籍・読書関連ニュースの掲載順序を発表時間まで考慮して並べようか検討中。面倒臭いから今のままでもいいかなといふ気もする。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]は残り140ページのところまで。
Emacsでのreftex-modeの使ひ方がやうやく判った。BibTeXはほんたうに便利だ。
本に関するニュース記事を読みながら考へる。私はどうしてこれが本に関する記事だと判るのだらう。書名が書いてあって、内容に言及してゐるからか。出版社と新刊情報の話が書いてあるからか。それが本の内容だとどうして判るのだらう。その会社が出版社だとどうして判り、それが新刊情報の話だとどうして判るのだらう。難しい問題なので、私がちょっと考へたくらゐで理解できるはづもない。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]は三分の二くらゐのところにまで進んだ。
BibTeXの使ひ方がやうやく少し判ってきた。これはやはり便利。無料だし。まだ、EmacsでYaTeXを使ふときの利用法でよく判らない部分がある。Google ScholarはBibTeX形式で検索結果を保存できるといふことも知った。ますます便利である。
東京創元社からマイケル・ムアコック『タネローンを求めて【新版】』(井辻朱美訳/680円+税/創元推理文庫)をいただきました。ありがたうございました。
bk1に、
●『RとBioconductorを用いたバイオインフォマティクス』(7900円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●白石文秀『バイオケミカルシステム理論とその応用』(2600円+税/産業図書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
を註文。高いなあ。
いろいろなスクリプトが思ふやうに動いてゐないことに気づく。やれやれ。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を手に取って出勤するが、平日はなかなか進まない。
書籍関連ニュース収集ページにAFP BB Newsの記事を追加してみた。検索結果を新しい順に表示させる方法が判らなかったので、なんと手動での追加である。ただ、いちいちタイトルや日にちを手入力するのは嫌なので、URLだけ入れればあとはPHPスクリプトがファイルを処理してくれるやうにはしてみた。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み進める。300ページくらゐまで。
Amazon.co.jpに本を註文。
○Ann & Jeff VanderMeer Best American Fantasy ($14.95, Prime Books, 6/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Ellen Datlow & Terri Windling, ed. The Coyote Road: Trickster Tales ($19.99, Viking, 7/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
以上2冊。両方ともアンソロジーである。前者は今年から刊行が始まったもので、ゲスト編者は交代制で、今年と来年はAnn & Jeff VanderMeerといふことになってゐるらしい。次巻は来年6月刊行予定。詳細はwww.bestamericanfantasy.comで。後者はEllen Datlow & Terri Windling編のMythicシリーズ第三弾。ジェフリイ・フォードが載ってゐるはづなので、註文してみた。
書籍関連ニュース収集ページに産経新聞のニュースを情報源として追加した。RSS版も作らうか。
家庭の事情でRSSリーダをMacOSXについてゐるWWWブラウザSafariから、Viennaに移行した。その際、自分が作ったRSSに読めないものがあることに気がついた。いくつか修正。文庫・新書・選書新刊情報のRSSも修正したので、今までうまく読込めなかった方々も、おそらく使へるやうになったと思ふのでご利用いただきたい。
So-netの方のトップページを更新してゐなかったことに気づき(本当は気づいてゐたけど、放置してゐたのだ)、修正した。といふのは、Yahoo! カテゴリの本>リンク集と総合情報のリンクはそこに繋がってゐることに気づいたからだ。
ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。勢ひにのって話は読めるのだが、暴力的な場面、身体的苦痛を想像させる場面、悪臭漂ふ場面が多過ぎる。さういふ場面が続くのは苦手なのだ。
マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。
昨日、発作的に作らうと心の決めた書籍関連ニュース収集ページを作ってみた。とりあへず、朝日新聞と読売新聞の書籍関連ニュースと、Yahoo! ニュースで検索した書籍関連ニュースを合はせて時間順に並べ替へてゐる。検索はタイトルと記事全文で出来るが、記事は全文が表示される訳ではない。様子を見ながら情報源を少し増やしたい。RSSについては検討中。
自動収集なので、時には「これが本に関するニュース?」といふものも入ってくる可能性はあるが、ご容赦願ひたい。
bk1から、マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。「『アンネの日記』+『スローターハウス5』の感動作」なのだといふ。私は後者の方が好きなんですが。予想以上の長さ(685ページ)も少々狼狽へるが、これは読み逃したくない。
突然、本に関するニュース収集ページを作る決意をする。不意に、かうやって作らうといふ考へが頭に浮かんだのだ。考へといふほどのものでもないのだが。科学関連ニュース蒐集ページの「本」版である。
といふことで、明日からの休みで作ります。私は作ると云ったら作るのです。私は嘘は申しません。
しかし颱風接近中なので、停電になったらさすがに作れないでせうがね。
ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読みながら出勤。
今日は特に記載すべきことなく、眠くてたまらないので、これで失礼させていただきたい。
今日も文庫・新書・選書新刊情報ページの修正作業。ちょっと混乱したやうな表示を目の当たりにするかも知れませんが、すぐに落ち着くはづですので、そのままご使用ください。
ジョン・コートニー・グリムウッド『サムサーラ・ジャンクション』(嶋田洋一訳/940円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読みながら出勤。もしかすると私が苦手とする文章かなと思ひながら。
bk1から、タニス・リー『復活のヴェヌス』(柿沼瑛子訳/1300円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、スコット・リンチ『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』(原島文世訳/2300円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、マイクル・ムアコック『剣のなかの竜』(井辻朱美訳/900円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、ロバート・シェイ&ロバート・A.ウィルスン『黄金の林檎』(小川隆訳/838円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集3 呪われた子他』(3500円+税/水声社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。
クレジットカードの明細書も届き、再び落ち込んで、本の到着を喜べなくなった。
bk1の新システムを利用した新刊情報スクリプトがやうやく動かせるやうになった。新書新刊情報と文庫新刊情報に突然何冊も新刊図書が登録されたのはそのせゐだ。まだリンク切れのところが残ってゐるが、少しづつ直していくことになる。
桜庭一樹『青年のための読書クラブ』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。なかなか面白く読み終へた。やはりそれぞれの事件に対する本の関りの仕方の物足りなさは消えないのだが、それでも、なかなかいい学園読書クラブ小説だった。
オンライン書店横断検索で、bk1の検索結果が一件しかない場合でもちゃんと表示されるやうにした(つもりである)。しかし、今日はほとんどのリンクが繋がらなくなってゐるではないか。慌てて少し修正してみたが、とても対応できる数ではない。そのうち、一括変換する方法を考へなければ。といふことで、しばらく(あるいはいつまでも)bk1へのリンクがほとんど繋がらない状態が続くと思ひます。
ロバート・シェイ&ロバート・A.ウィルスン『黄金の林檎』(小川隆訳/838円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を訳者の小川隆氏からいただく。ありがたうございました。
桜庭一樹『青年のための読書クラブ』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始める。実はあまり期待せずに読み始めたのだが、期待以上に面白い。嘘っぽい学園ものは嫌ひではない。もう少し書物が重要な役割を果たすとよかったのだが。まだ半分を少し過ぎたところなのでまだまだ判らないが。
昨日に引き続いて検索スクリプトの修正。オンライン書店横断検索の修正から。紀伊國屋書店の結果表示も乱れてゐたので、修正。一見うまく動いてゐるやうだが、実は検索結果が一件だけのときに、その結果が表示されないといふ重大な欠陥がある。今日はもう疲れてしまったので、今週中に修正するといふことで。
他にも多数修正が必要な個所を見つけてしまふ。老朽化が激しい家屋の修繕に追はれてゐるやうな感じである。かういふときは、一気に更地にして土台から作りなほしたい衝動に駆られる。大変だからしないけど。
アルフレッド・ベスター『ゴーレム〔100〕』(渡辺佐智江訳/2500円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]やうやく読了。途中までは面白いと思ってゐたが、最後の方は訳が判らなくなる。傑作なのかも知れないが、私にはよく判らない!
歳をとって、昔はあれほど憎んでゐた日常的なちまちまとした話の方に惹かれるやうになってゐるのだらうか。これが老いるといふことなのか。
紀伊國屋書店から、Algorithms on Strings (Cambridge Univ Pr, $60.00, 4/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]が届く。文字列のパターンの一致はどうやって探すか、配列が似てゐるとはどういふことか、といふやうなことが丁寧に解説されてゐる。教科書的な記述で、今すぐ何かに役立つといふことはないかも知れないが、基本的なことを確認したいときには便利かも。表紙がなかなかいい。
bk1の新システム稼働を祝して本を註文。
●タニス・リー『復活のヴェヌス』(柿沼瑛子訳/1300円+税/産業編集センター)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●マークース・ズーサック『本泥棒』(入江真佐子訳/2200円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●スコット・リンチ『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』(原島文世訳/2300円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●マイクル・ムアコック『剣のなかの竜』(井辻朱美訳/900円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●ロバート・シェイ&ロバート・A.ウィルスン『黄金の林檎』(小川隆訳/838円+税/集英社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●オノレ・ド・バルザック『バルザック幻想・怪奇小説選集3 呪われた子他』(3500円+税/水声社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
『本泥棒』と『ロック・ラモーラの優雅なたくらみ』はすぐに読みたい。もちろん、他のも読みたいが。
bk1が新システムに移行した。動きが速くなってよかったが、私は自分のサイトの検索スクリプトなどの書き直しに追はれることになるわけだ。リンクのことなどまだ判らない部分があるのだが、新刊情報の取得、売れ行き好調本情報の取得、ISBN検索などは修正した。キーワードでオンライン書店を横断検索する方の修正は明日だ。ISBNのところで少々手間取ってしまった。
ロバート・E・ハワード『黒河を越えて』(中村融訳/880円+税/創元推理文庫)を訳者の中村融氏からいただく。ありがたうございました。
Google ブック検索に慶應義塾図書館が参加した[BroadBand Watch]。「グーグルと慶應義塾図書館は、慶應義塾図書館にある200万冊以上の書籍のうち、著作権の保護期間が消滅した約12万冊を対象にデジタル化作業を行なっていくという。グーグルではこれにより、世界中のユーザーがGoogle ブック検索から、これらの書籍を閲覧できるようになるとしている」のだとか。私としては、著作権の保護期間が消滅した書籍が電子化されて利用できるのは嬉しい。
アラン・ディーン・フォスター『トランスフォーマー』(中原尚哉訳/760円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を訳者の中原尚哉氏からいただく。ありがたうございました。
今日は激しい雨が断続的に降り続いてをり、職場から何冊か本を持って帰らうと思ってゐたのだが、本が濡れさうだったので、断念。
相変わらずアルフレッド・ベスター『ゴーレム〔100〕』(渡辺佐智江訳/2500円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読んでゐる。なかなか進まない。遅すぎる。が、面白い。
日本のGoogleブック検索でも本文の閲覧(全文あるいは一部)ができるやうになった[ITmedia Biz.ID他多数]。
早川書房からパトリシア・ブリックス『ドラゴンと愚者』(月岡小穂訳/840円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]をいただきました。ありがたうございました。
Support Vector Machineを使ってYahoo! ニュースの記事を分けようとしたのは、どうやら失敗に終はったやうだ。振り出しに戻って考へ直すことになるだらう。
bk1から、桜庭一樹『青年のための読書クラブ』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(740円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、B・エヴェリット『RとS−PLUSによる多変量解析』(3500円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、D・A・ハーヴィル『統計のための行列代数 上』(3600円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、D・A・ハーヴィル『統計のための行列代数 下』(3800円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いた。Rと行列に関する本は面白さう。
「Google Book Search」に、書籍の内容をプレーンテキストで表示する新機能が追加される(された)らしい[InternetWatch]。パブリックドメイン書籍の内容をプレーンテキストで表示できる機能だといふ。便利なのかも。
書籍をキーワードにして検索すると表示される新着ニュースがいくつかあったので、日曜日に作ったSVMによる選別を行なってみた。全部否定されたので失敗かと思ったが、実際に記事を眺めてみると関心のないものが多かった。関心のあるものも書籍としての関心ではないのだった。関心のあるものを拾ひあげてくれないと何とも評価できないので、まだ何とも判らない。
肩が痛いので紀伊國屋書店に本を註文。
○David G. Hartwell & Kathryn Cramer Year's Best Fantasy 7 ($14.95, Tachyon Pubns, 7/2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
今日はこれ一冊。少し本の購入量を控へようとしてゐる今日この頃である。
ポーランドのオンライン書店tolle et lege (Tolle.pl)からメールが来たので、ポーランド語が読めないので何だか判らないままにメールの文面中のリンクをクリックした。クリックしてもポーランド語は読めないので、よく判らないリンクを再びクリックしてしまった。どうやら、私はアフィリエイト解消手続きをしてしまったやうだ。折角、同じ名前のサイト同士だったのに。悲しい。
アルフレッド・ベスター『ゴーレム〔100〕』(渡辺佐智江訳/2500円+税/国書刊行会)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を読み始めるものの、簡単には進まない。ゆっくり読むつもりだからそれでいいのだが。
数日前に少し書いたことだが、Yahoo! ニュースで書籍をキーワードに検索しても、私が読みたい記事は出てくる結果の二割程度である。最初からその二割を表示してくれるやうにできないものか。そこで少し考へてみた。
まづ、ここ数日のニュースから凡そ100件の書籍といふキーワードで表示されるものを選んで、記事の本文だけをテキストファイルに抽出して一記事一ファイルとして保存した。Googleニュースでなく、Yahooニュースである理由は、記事の形式が統一されてゐて、後の処理が簡単だからである。
テキストファイルをmecabを使って形態素解析を行なふ。一般名詞だけ抜きだして、どのやうな語が使はれてゐるかを抜き出して並べる。重複を除去すると100記事合はせて16000種ほどの名詞が使はれてゐた。
次に一つ一つの記事についてどのやうな一般動詞が使はれてゐるかを数へあげる。先ほどの作業で16000種の名詞に番号を振っておいて、何番の名詞が何回使はれてゐるかといふ表現にして一覧表を作る。
さらに、一覧表の先頭に、私の求める記事だったら+1、さうでなかったら−1といふ印を付ける。
この一覧表をTinySVMに与へて学習モデルファイルを作らせる。
さて、新しい記事が入ったら、このTinySVMに学習モデルを参照させて、求めるものか求めないものかを推察してもらふといふ寸法である。簡単に書いたが、慣れない作業なのでかなり手間取った。早速、新しい記事を判断してもらはうと思ったら、今日は「書籍」に関する新しいニュース記事が入ってゐないやうなのだった。使へるかどうかの判定にはさらに数日かかりさうだ。
何れにせよ、TinySVMの使ひ方が少しだけ判ったやうな気がして、嬉しい。
数日前から@niftyのSMTPサーバを使ったメールの送信ができなくなってゐた。メールを受信して10分以内なら送信できたはづなのだが、できなくなったやうだ。SMTPサーバのポートを25から587に変更したら、送信できるやうになった。
月も変はったので、bk1に本を註文。
●桜庭一樹『青年のための読書クラブ』(1400円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●福岡伸一『生物と無生物のあいだ』(740円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●B・エヴェリット『RとS−PLUSによる多変量解析』(3500円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●D・A・ハーヴィル『統計のための行列代数 上』(3600円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●D・A・ハーヴィル『統計のための行列代数 下』(3800円+税/シュプリンガー・ジャパン)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
以上である。また、何だかよく判ってゐないくせに、高い本を買ってしまった。