8月31日(水)

 Amazon.co.jpから、J. T. Joshi LORD DUNSANY: Master of the Anglo-Irish Imagination [amazon.co.jp]、Jasper Fforde The Big Over Easy ($24.95, Viking, 7/2005) 米版:[Amazon.co.jp, SkySoft]/英版:[Amazon.co.jp, Amazon.co.uk]、Mark Helprin Freddy and Fredericka ($27.95, Penguin Pr, 7/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]、Robert E. Howard The Black Stranger and Other American Tales (Bison Books, $17.95, 4/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]、Leigh Brackett Sea Kings of Mars and Other Wordly Stories [amazon.co.jp, SkySoft]、Geoff Ryman The Child Garden [amazon.co.jp, SkySoft]、Sharon Shinn The Truth-Teller's Tale [amazon.co.jp, SkySoft]が届く。こんなに一度の届くと支払ひが大変になるのだが。

 今回は面白さうなものばかり(普通は自分で面白くなささうだと思ったら註文はしないが)。ジャスパー・フォードを今すぐ読みたい。でも、結構字が細かい。厚みがあって鞄に入れづらいのも問題だ。それでも、マーク・ヘルプリンよりはいいか。これはもう通勤電車の中では読めまい。この頃、大きい本が多すぎる。

 眠気に負けさうなので、今日はこれで。


8月30日(火)

 bk1に本を註文。
●畠中恵『おまけのこ』(新潮社/1300円+税)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●柴田元幸・沼野充義『200X年文学の旅』(2200円+税/作品社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●キース・ローマー『銀河のさすらいびと』(伊藤典夫訳/720円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●エリザベス・ムーン『栄光への飛翔』(斉藤伯好訳/980円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
以上四冊。本当はもう一冊欲しい本があったのだが、題名で検索しても出てこないから、諦めたのだった。後でISBNで検索すると出てきた。ここは検索で損をしてゐると思ふ。

 abebooks.comの個別の書籍表示画面へのリンク方法がやっと判った。新しいことを覚えると嬉しいので、つい使ひたくなってしまふ。今日はラヴクラフトのOutsider and Othersへのリンクだけで我慢する。

 Arkham House刊行本リストに書影を入れてみる。しかし、私のSafariで見ると画像が表示されないのだ。なぜだらう。FirefoxやOperaでは大丈夫。画像の数はまだ半分くらゐ。

 Arkham Houseの次は何のリストを作らうかと考へてみる。思ひつくやうなものは大体誰かが作ってゐるのだ。さまざまな書店や古書店へのリンクを中心に作成されてゐるのはないやうなので、作ってみようか。今は便利な横断検索もあるから、探すものが決まってゐる場合はそれが早いのだが、何となくシリーズ一覧表を眺めてゐて、不意に欲しくなることもあるので、すぐにクリック一つで書店の書籍表示画面に行けるやうにしたいのである。Weird Talesリスト(古書店リンク付)を作ってみようか。


8月29日(月)

 bk1から、北野勇作『空獏』(1500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、F・ドルヌ&小林康夫『日本語の森を歩いて』(720円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、コリイ・ドクトロウ『マジックキングダムで落ちぶれて』(川副智子訳/640円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]が届く。表紙に驚くのが『マジックキングダムで落ちぶれて』である。こんな話だったのか。原書で20ページくらゐ読んだのだが、さうだっただらうか。この本の解説を書いてゐる人は知ってゐるが、帯に顔写真まで載って推薦してゐる人は私は知らないなあ。

 今日もArkham House刊行本リストの修正をしてしまった。一体私は何をしてゐるんだらう。気が狂ってゐるとしか思へない。大体全冊揃ったはづなのだが、今見たら番号は一つ合はない。さっき確認したのにどういふことだ。あとは書影を入れれば完成だ。ああ、そんな暇はないのだ。


8月28日(日)

 ダンセイニの翻訳に勤しんでゐたら、クレジットカード会社から今月の支払ひ金額のお知らせのメールが来た。クリックして金額を見て愕然とする。何かの間違ひではないかと思って購入品の確認を念入りにしてみたら、まあ念入りにしなくてもPowerMacのアップグレードカードが40000円もしたことを忘れてゐただけだった。

 心が動揺するとダンセイニの翻訳はできないので、ちょっと休んでハリイ・ベイツの訳文を読み直して、ファイルを編集部と訳者代表者(とでも云へばいいのだらうか)に送付する。

 ベイツを送付してほっと一息ついて、うっかりArkham House刊行本リストの修正作業をしてしまった。かなり改善されたが、まだ五冊以上の抜けがあることが判明してゐる。本の追加が終はったら、書店へのリンクも整理したいものだ。確かに、元データをXMLで作っておいて、それをHTMLに変換して出力すると直接HTML文書を作るよりも遙かに楽なことがよく判った。直接HTML文書を作るのは、私のやうな怠け者にはもう不可能でせう。

 Abebooksグループの書籍へのリンクの張りかたがよく判らない。できるのかどうかも自信はないが、そんなページがあったのである。へえ、できるのかと思ってURLを控へておかうと思ったのに、うっかり忘れて、もうそこにはどうしても辿り着けないのである。


8月27日(土)

 ロード・ダンセイニ『時と神々の物語』(河出文庫)がAmazon.co.jpで註文できるやうになってゐました。bk1にも掲載はされてゐますが、まだ註文はできません。前よりも値段が高くなったやうに感じられるかも知れませんが、ページ数は1.5倍にもなってゐるので、ページ当りの価格は下がってゐるのです。ペガーナ神話の完訳はこれが初めてなので、ダンセイニ愛読者の方々はぜひお買ひあげのうへ、手に取って読んでいただきたく、お願ひ申し上げます。

 ダンセイニが註文できるやうになって嬉しくなって本を註文してしまった。
●三浦一則『Linuxで作るターミナルサーバ—』(3600円+税/九天社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●米持幸寿『Javaでなぜつくるのか』(2400円+税/日経BP社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
 以上二冊。ターミナルサーバの本はすぐに必要になるわけではないが、将来何か役立つこともあるかも知れないと思ひ、買ひたくなったときに買っておくことにした。JAVAの本は、やうやくJAVAに関心を抱き始めて来たから(だらうか)。

 今日届いた本は、Amazon.co.jpから、Melanie M. Jeschke Inklings (2002) [amazon.co.jp, SkySoft]、Melanie M. Jeschke Expectations (2005) [amazon.co.jp, SkySoft]、Karen Haber, Jonathan Strahan Fantasy: The Best of 2004 (Ibooks, $7.99, 2/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]の三冊である。The Oxford Chroniclesはどうかな。読みやすさうだが、私が読みたい類ひの本かどうか判らない。そのうち、時間があったら読んでみよう。その時間が問題なのだが。


8月26日(金)

 昨日はFantasy Masterworksのリストを作ってデザインが悪いと不満を漏らしてゐたわけだが、実は私は前からこの叢書のリストを作って別のところに置いてゐるのだった。Googleで世界のサイトを対象に検索しても21位に出てくるので世界的に利用者の多いサイトなのだ(嘘)。英語版Googleで[Translate this site]を押して驚いた。私が歴史的仮名遣ひで書いてゐるので、ちゃんと英語に翻訳されてゐないではないか! でも、これを機会に現代仮名遣ひに改めたりはしない。Googleの方がちゃんと歴史的仮名遣ひに対応すべきなのだ。

 この頃、自宅で使ってゐるMac用キーボードのキーの感触が悪くなってきた。押すときに妙な抵抗感が生じて来たのである。新しいのが欲しいが金はない。今気になってゐるのは、OS X keyboardといふ製品。?や£が簡単に入力できるのもいい。6400円か。そんなに高くないが……。

 キーボードの調子が悪くても本は註文する。bk1に、
●北野勇作『空獏』(1500円+税/早川書房)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●F・ドルヌ&小林康夫『日本語の森を歩いて』(720円+税/講談社現代新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●コリイ・ドクトロウ『マジックキングダムで落ちぶれて』(川副智子訳/640円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
以上三冊。

 キーボードの調子が悪くても本は届く。Amazon.co.jpから、William Hope Hodgson The Ghost Pirates and Other Revenants of The Sea ($35.00, Nightshade Book, 8/2005) [amazon.co.jp, Night Shade Books]が。これは立派な本だ! 今回はなぜか第三巻だけ註文してしまったが、やはり全巻揃へたい。絶対に揃へたい。多分、読まないとは思ふけど。

 bk1からも本が届く。岡崎康司・坊農秀雅編集『ゲノム情報はこう活かせ! 』(4200円+税/羊土社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、エリック・ガルシア『鉤爪の収穫』(酒井昭伸訳/980円+税/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、ロバート・マキャモン『少年時代(上)』(二宮磬訳/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、ロバート・マキャモン『少年時代(下)』(二宮磬訳/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]の三冊。

 届いた本を愛でてゐたら、こんな時間だ。もう寝よう。


8月25日(木)

 Amazon.co.jpから、No Nonsense XML WEb Development with PHP [amazon.co.jp, SkySoft]とLord Dunsany Dreizehn bei Tisch [amazon.co.jp, amazon.de]が届く。
 ダンセイニのは予想通り朗読CD。収録作品は、Dreizehn bei Tisch (Thirteen at Table)、Drei Höllische Witze (The Three Infernal Jokes)、Das wunderbare Fenster (The Wonderful Window)、Im Haus der Sphinx (The House of the Sphinx)の四篇。偶然にも四作品とも河出文庫版で私が訳したものだ。早速、74分間朗読を聴いたけれども、やはりドイツ語は判らない。でも、判ると思って買ったのではないからいいのだ。単語は一つ覚えた。「jagen=狩りをする」である。
 XMLとPHPの本は英語だけれども判りやすさう。往々にしてこの手の判りやすい本といふのは、自分が既に知ってゐることしか書いてゐないから判りやすかったりするんのだが、本書は知ってゐることばかりではなささうだ。知ってゐることが少ないのだから、当然であらう。

 XMLといへば、"include"の使ひ方がどうもよく判らなかった。面倒臭くなったので、判りやすいPHPで処理することにした。昨日作ったFantasy Masterworksのリストを整形してみた。整形したPHP版はもはやXMLから生まれたことは判らなくなってゐる。別にそれは構はない。そんなことを自慢するために作ったのではなのだ。それから、このページでは日本語を使はず、欧米の人々が何かの弾みで見に来ても狼狽へないやうになってゐる。本当は英語は嫌ひなのだが、外国語は英語しか判らないもので。そのうち、ロシア語の本を買ひたいスペインの人でも利用できるやうなページを作りたいのだが、まだまだ先のことだらう。といふより無理か。
 しかし、よく見ると安定感の悪いページだな。何とかしなければ。


8月24日(水)

 今朝、Tolle et Legeのカウントが200000を超えた。たまたま私が見たら200001だった。数字自体にそんなに意味はないのでどうでもいいのだが、長い間書店のリンク集と日記しかない殺風景なサイトであったにしては、よく続いたものだ。
 これを機会に新企画をぞくぞくと投入するので今後ともどうぞよろしく……といふのは大嘘だ。新企画などあるはづがない。今後も相変はらずですが、どうぞよろしく。

 Arkham Houseのリストを作るのは大変だといふことが判ったので、Fantasy Masterworksのリストを作ってみた[XML版、HTML版]。XML版のソースをご覧になれば、作者名と書名とISBNと刊行年くらゐしか情報がないことがお判りいただけると思ふ。そこからXSLTによる変換で画像リンクと各書店へのリンクを生成してゐるわけだ。全体の構成はCSSで設定してゐる。もし、XML版を開いて文字がべたっと拡がってゐたら、HTML版の方を見て下さい。
 こんな感じでいろいろなリストを作ってみたいものだ。左にリストの目次を置いて、右にまた各書店へのリンクでも張って。かういふリストが好きなのは、昨日も書いたが、書誌的に正確な情報の提供ではなくて、クリックするとそこはアメリカの本屋だったり、イギリスの本屋だったりするのが楽しいのである、私にとっては。そもそもここは、クリック一つで世界の書店を訪問できるのを楽しむのを目的としたところであって、日記はおまけだったのだ。

 自分でも不親切だと思ふのは、Arkham HouseとかFantasy Masterworksとかの説明を一切せずに当然のように文章を書いてしまふところ。知ってゐて当然でせう、小学校で習ったでせう? とでも云ひたげに。不親切だから仕方がないのである。


8月23日(火)

 ここ数日頻繁にozon.ruからメールが送られてくる。先日送った通知は読んだかだとか、登録してある住所などの情報に間違ひはないかだとか。どうやって読んだって云へばいいのだ。情報が掲示されてゐるページに行っても読んだことをチェックするところなんかないのだが。まさか返事のメールを出せといふわけでもあるまい。心の中で読んだよって呟いてゐればいいのかな。

朝からずっとPowerBook G4にApache 2.0.54とPHP 5.0.4とMySQL-4.1.13aをインストールし続ける。本当は、jpegとかpngとかgd library関連のところで時間を取られてゐたのだ。終はったと思ったら、Apacheが起動しない。このエラーに見覚えがあるのだが、どうやって解決したのかどうしても思ひ出せない。それにしても、よくこんな面倒臭いことを何度もしたものだ。何もかも忘れてゐる今はとにかく苦痛である。来月、他所で話をしなければならないので、設定しておかねばならないのである。人前で話をするのも嫌だし、何もかも嫌だ。

 昨日試作してみたArkham House刊行本リストはかなり改良の余地があるといふか、はっきりいふとかなり貧弱なリストであることがよく判ったので、少しづつ直していかう。そのうち、書棚シリーズのページを作りたいと思ってゐるのである。私のリストの主たる目的は、いつどういふ本が刊行されたかといふことの正確な情報を広く提供することではなく、どのオンライン書店でさういふ本が買へるかといふところにおきたい。


8月22日(月)

 XSLTの使ひ方が判ってきたので、論文リスト以外に何かできないかと考へ、Arkham House刊行本リストを作ってみた。Amazon.comなどから書籍情報をXML形式でダウンロードして、そこから著者名・書名・刊行年を抽出してHTMLに変換し、それだけではつまらないので、いくつかのオンライン書店へのリンクを張ってみたりする。試作ページなので、まだまだたくさん抜けてゐる状態。今回は変換済みファイルしか置かないので、生のXMLファイルは見えません。ここで、面倒臭いのはやはり書店へのリンク生成。特にAlibrisは自動的に生成するのは無理な感じ。それでも、リンクの生成方法にはまだ工夫の余地がありさうだ。

 早川書房から、テリー・グッドカインド『魔道士の魂3 ダルトンの策略』(佐田千織訳/680円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]をいただく。ありがたうございました。しかし、いつも題名が『魔道士の塊』に見えてしまひ、表紙を見るたびに狼狽へてしまふのである。

 ああ、アーカム・ハウスのリストなんか作ってゐる場合ではなかった! ダンセイニの翻訳を進めなければ。

 Amazon.co.jpから、Jeffrey Ford "The Girl In The Glass"について、「お客様にこの商品をお届けできる見込みでしたが、現時点ではどの仕入先からも入手できないことが判明いたしました。お客様のご期待に背くお知らせとなりますと共に、お客様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。」といふメールが届いた。だが、7〜8日で発送しますって書いてあるぢゃないか。あれは何なんだ? もう一回同じものを註文したら7〜8日で届きさうな気がしないでもない。しかし、世界の本屋はAmazon.co.jpだけではない。何となく不愉快なので他の書店に註文しようか。


8月21日(日)

 bk1から本が届く。井上ひさし『円生と志ん生』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、マルティン・ペッツォルト『バッハの街』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、ピーター・トレメイン『アイルランド幻想』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]の3冊。バッハの街の本は後の楽しみのために取っておく(死ぬまで取っておくことにならねばいいが)。圓生と志ん生の本はなんと戯曲だった。うっかりしてゐた。が、ぱらぱらと捲ると面白さうである。圓生と志ん生の性格の違ひなんかが如何にもといふ感じになってゐる。私はほとんどこの二人の落語しか聴かないので、ちゃうどいいのである。

 本が届く以外は、ひたすらダンセイニに勤しむ日曜日。

 しかし、そればかりでも疲れてしまふので、bk1に本を註文。
●エリック・ガルシア『鉤爪の収穫』(酒井昭伸訳/980円+税/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●ロバート・マキャモン『少年時代(上)』(二宮磬訳/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●ロバート・マキャモン『少年時代(下)』(二宮磬訳/ソニー・マガジンズ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
以上三冊。『少年時代』は以前買ったはづだが、今どこにあるか判らないので(本当は買ったかどうかも判らないので)とりあへず註文。『鉤爪の収穫』は恐竜探偵第三弾。

 これだけでは物足りないので、Amazon.co.jpにも一冊だけ註文する。
○William Hope Hodgson The Ghost Pirates and Other Revenants of The Sea ($35.00, Nightshade Book, 8/2005) [amazon.co.jp, Night Shade Books]
 これはThe Collected Fiction of William Hope Hodgsonといふシリーズの第三巻。確か、全五巻だったはづだ。第三巻だけ買ふといふのも妙な気分だが、今欲しくなったのだから仕方がない。欲しいから買ふのだ。

 一日中キーボードを叩き続けてゐたら指が疲れてしまった。もっと柔らかいキータッチのキーボードが欲しい。ふんわり押し返すやうなものはないのか。今気になってゐるのは、Crystal PRO-Xといふもの。「Mac用キーボード最高峰の使用感」なんて書いてあるが、どう最高なのだらう。12000円以上もするので迷ってゐる。


8月20日(土)

 Amazon.co.jpから、Isabel Glass The Divided Crown (Tor Books, $25.95, 2005)[amazon.co.jp, SkySoft]、Paul F. Ford Companion to Narnia(Harper San Francisco, $16.95, 7/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]、Geoff Ryman Air [Amazon.co.jp, Amazon.com, SkySoft]、Biblioholism: The Literary Addiction (Fulcrum Pub, 2001) [amazon.co.jp, SkySoft]が届く。ナルニアの本はあとで役立つかも。面白さうなのが、蒐書家に関する本。中毒症状を事細かに列挙してみたり、中毒度テストとか、治療法とか。ありさうであまりない本。一冊くらゐ邦訳があっていいのでは?

 今日はXSLTで変数を受けて、URLの中に組み込む方法が判った(使用例)。
 その勢ひで、PHPの二つの連想配列の差をとって、片方にしか出現しない項目に0といふ値を振って、もう一つの配列に追加しようとしたのだが、もう少しのところでうまくできない。これはできないのだらうか。これで、三時間くらゐ帰宅するのが遅れてしまった。何とかしたい。

 が、今はとにかくダンセイニだ。


8月19日(金)

 眠い。あまりにも眠い。何だか判らないがとにかく眠いのだ。困ったものである。暑さで弱ってゐるのか。認めたくないのだが、さうなのかも知れない。

 Amazon.co.jpに本を註文。今日は3冊。
○Jasper Fforde The Big Over Easy ($24.95, Viking, 7/2005) 米版:[Amazon.co.jp, SkySoft]/英版:[Amazon.co.jp, Amazon.co.uk]
○Mark Helprin Freddy and Fredericka ($27.95, Penguin Pr, 7/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]
○Robert E. Howard The Black Stranger and Other American Tales (Bison Books, $17.95, 4/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]
 ジャスパー・フォードは、〈サーズディ・ネクスト〉ではない新シリーズ。今回も期待できさうであるが、邦訳が出るのならわざわざ英語で買ふまでもないと云ひながらも、気がついたら註文してゐた。マーク・ヘルプリンのは、ユーモア現代ファンタジイらしい(本当にファンタジイなのか?)。ハワードのは、アメリカを舞台にした作品ばかりを集めた短編集。値段が比較的安かったのでつい註文してしまった。


8月18日(木)

〈忘備録〉の右下(忘備録の画面でご覧の方は、ここのすぐ真下だ)にbk1の文庫・新書部門の週間売上げ上位10冊リストを載せるやうにしたといふ話は先日書いた。これが、今週は何だか変な雰囲気になってゐるのだが、どうしたのだらう。いつもこんなだったのか。さうではなかったはづだ。もう載せておきたくないなあ。しかし、ダンセイニが10以内に入って来た時に逃したくないし。うーむ。(8/20に外してしまひました)

 それでも、bk1に本を註文。
●井上ひさし『円生と志ん生』(1200円+税/集英社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●マルティン・ペッツォルト『バッハの街』(鈴木雅明ほか訳/4800円+税/東京書籍)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●ピーター・トレメイン『アイルランド幻想』(甲斐万里江訳/705円+税/光文社文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
 以上3冊。3冊でもバッハの本が高いので、支払い合計額はあまり安くない。今野ところ、バッハ巡りの旅に出る予定はないが、もしもさういふ状況に直面したときにすでに絶版になってゐたりすると困るので、今あるときに購入。


8月17日(水)

備忘録〉に設置してゐるカウンターの値がいつのまにか60000になった。ほぼ一年でだから、7年半かけて199000になった日記欄とは大違ひである。あ、〈日記:手に取って読め!〉ももうすぐ200000になるのか。まさか10年も書くことにならうとは思ってもゐなかった。あと半年で10年。以前の日記を読むと、全く進歩してゐないことがよくわかる。200000で特に何かをする予定はありません。

 L. Sprague de Camp Literary Swordsmen and Sorcerers: the Makers of Heroic Fantasyicon (Arkham House, 1976)が届く。今回はAlibrisで探して古本屋に註文したのだけれど、一度も読んでゐないと思はれるほど綺麗な良好な状態の本である。トールキンとダンセイニの関係に関する記述が載ってゐるので、ちゃんと読まねば。1980年以降のArkham Houseの本は結構持ってゐるのだが、1976年刊行の本書は持ってゐなかった。一番熱心に本を集めてゐた1980年代から見た1970年代は古いもの好きだった私にとって中途半端な時代で、見逃してゐる本がたくさんありさう。もう30年ほども前になるのか。歳をとる訳だ。


8月16日(火)

 Locusが届いたのを書くのを忘れてゐた。ビジョルドインタビューなど。いろいろ買ひたい本はたくさんあるが、なかなか買へないのである。

 今日は本の註文はお休みだ。クレジットカードの請求書を見て、狼狽へてしまったからである。

 XML文書のXSLTによるファイル変換、すなはち自分の論文リスト作成による練習で、やうやく著者名を全部出すのに成功した。最後の一人の直前になったらandを挿入するとか、著者名の最後の項目の後ろは「,」ではなくて「.」にするといふのもできるやうになった。出来上がったのはこのXMLファイルHTMLに変換したファイルも用意してみた。もう少しいろいろできるやうになりたいものである。

 意識が飛ぶやうになってきてゐるので、また明日。


8月15日(月)

 〈備忘録〉の右下の方にbk1のウィークリーランキング文庫新書部門を貼り付けてみた。九月にダンセイニの『時と神々の物語』がここに顔を出すのではないかといふ期待があるからだ。が、こんなに早くから準備することもなかったかも知れない。いや、失敗したらいけないと思って……。
 昨年は、何週間かこの文庫部門に姿を見せてゐたのである。この手の売り上げ上位書籍一覧を表示させる機能は幾つかの書店で提供してゐるが、おそらく姿を見せるのはここだけであらう。ここは客層がマニアックだと云はれてゐる。さうであらう。そのうち、各書店の売り上げ上位書籍が一望できるページを作ってみたいと思ってゐるが、自分が関る本が登場する機会はあまりなささうなので、熱意はさほど強くないのだ。

 昨日ちょっと触れた日記の更新通知Ping送信機能だが、面倒臭さうなのでやめた。面倒臭いことは嫌ひなのだ。

 やはりXSLTはよく判らない。HTMLファイルを生成するときに、GETで複数の情報を付加するときにタグの途中にタグを割り込ませることができないので、どう記述したらいいか判らないのだ。これも面倒臭くなって結局PHPで処理した。簡単である。

 グーグルが書籍デジタル化プロジェクトの一時中止を決定したといふニュースがあちこちで報じられてきてゐる。一時中断であって方針を変更して条件が各出版社と折り合へば再開するらしい。詳しいことはよく知らないので私には何とも云へないが。詳しいことはこことか(まさかね)、CNET Japanの記事とか。

 今日ももちろんダンセイニの翻訳をしてから寝る。


8月14日(日)

 Blogとは何なのかとふと考へ始めて、あちこち検索してゐるうちに、気がついたらBlogRankingといふのに備忘録を登録してゐた。木乃伊取りが木乃伊になったといふか(ちょっと違ふか)。
 私は何となく、日付よりも内容(分類・項目)中心の、コメント書き込みとトラックバック機能のあるWWW日記をBlog (Weblog) といふのだと考へてゐた。私の日記は、項目は日付のみだし、コメント書き込みとトラックバック機能がないので、所謂blogではないと思ってゐた。古典的な日記である。しかし、BlogRankingの定義をみたら、「一般に広く利用されているblog作成ツール、または類似するツールにより作成されたサイト」あるいは「日付ベースで更新されていることを前提とした日記や記録等 」となってゐた。ええっ、本当かね? となるとGsBlogといふblogツールを使ってゐるから、blogなのか。少なくともそこでいふ定義では。といふことで試しに登録してみた。で、この古典的な日記形式の方も、「日付ベースで更新されていることを前提とした日記や記録等 」には当てはまるけど、これってただの日記ではないか。よく判らないので、近々pingを打つ機能を追加してみようか(論理が滅茶苦茶である)。

 bk1から、下楠昌哉『妖精のアイルランド』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、デイヴィッド&リー・エディングス『魔術師の娘』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、柴田宵曲『妖異博物館』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]、『続妖異博物館』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]が届く。『妖精のアイルランド』をぱらぱらと捲ってみて驚いた。あまり私が読むファンタジイ/幻想小説などとは関係がないのではないかと思ってゐたのだが、ブラム・ストーカーとかラフカディオ・ハーンとかイェイツとか、面白さうな章立てになってゐる。しかも、ロード・ダンセイニに関する記述もあり、そこの引用は河出文庫版『夢見る人の物語』[amazon.co.jp, bk1, 楽天]から、吉村訳が採られてゐた。

 ダンセイニの翻訳を進めながら、Inklingsについて資料を探してみる。まづは、イギリスのAmazon.co.ukに、
○Humphrey Carpenter The Inklings: C. S. Lewis, J. R. R. Tolkien, Charles Williams and Their Friends (HarperCollins, 1997) [Amacon.co.uk, amazon.co.jp, SkySoft]
 今回はイギリスに註文した方が安いやうだったので、久しぶりにAmazon.co.ukに註文してみた。本が£6.99で、送料が£7.98。合計£14.97だ。ただ、3〜5週間で手配できるといふことなので、結局入手不可といふことになりさうな予感はする。

 あれこれ見ているうちに、The Oxford Chroniclesといふのを見つけてAmazon.co.jpに註文してしまった。
○Melanie M. Jeschke Inklings (2002) [amazon.co.jp, SkySoft]
○Melanie M. Jeschke Expectations (2005) [amazon.co.jp, SkySoft]
○Karen Haber, Jonathan Strahan Fantasy: The Best of 2004 (Ibooks, $7.99, 2/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]
の三冊を註文してしまった。これは、Inklingsのことを研究したり解説した本ではなくて、何と小説らしい。若いアメリカの女子学生がオックスフォードに行って、インクリングスのメンバーたちと出会ったりするとか。恋の物語のやうなのだが、細かいことはまだ本も手元にないのでよく判らない。珍しい試みだと思ふので、とりあへず註文してみたといふ訳である。読まない本が増えていくだけだといふ予感もするが。


8月13日(土)

 ベイツの"Farewell to the Master"の翻訳がほぼ終了。これから見直さねばならないが、最後まで一応通して訳し終へたので目処は立った。早速、ダンセイニに取りかからねば。

 ダンセイニに取りかかる前に、ベイツ完了を祝って本を註文。
●岡崎康司・坊農秀雅編集『ゲノム情報はこう活かせ! 』(4200円+税/羊土社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
これ一冊だけ。いろいろ買ひたいと思ったが、今日は時間がない。買ひものはまた明日だ。といふわけで、今回は真面目に仕事の本。「遺伝子のネットワーク解明のために必要なバイオインフォマティクスの手法や機能ゲノム学的手法にはどのようなものがあり、統合のハードルは何なのか最新の知見でまとめたゲノム研究必読の一冊。」といふ内容らしい。私はゲノム研究者といふ訳でもないのだが、役立つこともあらうかと思ひ。

 早速、ダンセイニの翻訳に取りかからうと思ったが、その前にちょっとXMLをXSLTで変換する練習をしてみたくなった。本の情報を処理するのは難しさうなので、PubMedで自分の論文の情報をダウンロードして、それを整形して発表年代順に並べようといふだけのこと。レイアウトはCSSで若干修正してみた。XSLTによる変換に対応してゐるブラウザーなら、XMLファイルをそのまま表示できる(Safariではなぜか日本語が文字化けする)。Sourceを表示させるともとのXMLによる記述が見られる。これをOperaなどで表示させると大変見苦しい画面になる。普通はXMLファイルをそのまま見せたりはせず、HTMLに変換したファイルを使ふらしい。これだとただのHTMLファイルである。が、これを作る方の立場からすると、実に便利な作りかたができたといふわけだ。年代の新しい順に変換したりするのも簡単だ。ただ、著者名を列挙するのがうまくできない。まだ、"xsl:for-each"の使ひ方がよく判ってゐないのだ。"count"はできるやうになった。これ以上XMLに時間を使ふとダンセイニに使ふ時間がなくなってしまふので、今日はこれくらゐにしておく。

 しかし、もう夜遅いなあ。とりあへず、寝るか。


8月12日(金)

 今日初めてXSLTを使ってXMLファイルを変換した。XMLの本はずいぶんたくさん買ってきた。原理的なことは判るのだが、実際に何をどうしたらいいのか長い間ぜんぜん判らなかった。それが今日やっと判った。一昨日届いたMichael Fitzgerald Learning XSLT (Oreilly, 2003) [amazon.co.jp, alibris icon, SkySoft]と『XML逆引き大全』(2600円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]のおかげである。きっかけはこの二冊だが、これまで拾ひ読みしてきた数々のXMLに関する本も役に立ってゐるのかも知れない。
 今日は数百の16S RNAの配列情報をXMLファイルから整形して並べかへてHTMLに変換して表示するといふもの。簡単なことだが、何しろ初めてなので嬉しい。これからいろいろ使へるやうになるだらうか。

 少し気分が明るくなったので、本を註文。まづは、bk1
●下楠昌哉『妖精のアイルランド』(760円+税/平凡社新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●デイヴィッド&リー・エディングス『魔術師の娘』(宇佐川晶子訳/840円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●柴田宵曲『妖異博物館』(1000円+税/筑摩文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●柴田宵曲『続妖異博物館』(1000円+税/筑摩文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
以上四冊。

 気分がいいのでもう一軒。
○Leigh Brackett Sea Kings of Mars and Other Wordly Stories [amazon.co.jp, SkySoft]
○Geoff Ryman The Child Garden [amazon.co.jp, SkySoft]
○Sharon Shinn The Truth-Teller's Tale [amazon.co.jp, SkySoft]
以上3冊。あれ? 大事なものを忘れてゐるやうな……。Fantasy: The Best of 2004 (amazon.co.jp, SkySoft) を忘れてゐるぢゃないか。今日はこれを註文するのが主目的だったのに、註文作業をしてゐる間に忘れてしまった。かなり惚けてゐる。やはり明日から〈備忘録〉の新刊リストには自分が買ったかどうかを示す印*を復活させよう。


8月11日(木)

 もう駄目だ。眠い、眠すぎる。翻訳どころか起きてゐるのも危ない。一瞬気を失なひ夢の世界へ。目覚めたら翻訳が終はってゐたりしないかと期待するが全然できてゐなかった。


8月10日(水)

 仕事から帰ると本の小包が三つも届いてゐて、気分がいい。まづは、 BlackwellsからThe Va Dinci Cod [Amazon.co.jp, Blackwells]が届いてゐた。昨日も書いたThe Soddit (Victor Gollancz, £5.99, 2003)[amazon.co.jp, Blackwells]と同じ作者が描く、The Da Vinci Codeパロディである。面白いのだらうか。

Alibrisから届いたのは、Michael Fitzgerald Learning XSLT (Oreilly, 2003) [amazon.co.jp, alibris icon, SkySoft]である。英語だとやはり少々難しさうだ。

 bk1からは、『XML逆引き大全』(2600円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]とイサベル・アジェンデ『神と野獣の都』(宮崎寿子訳/933円+税/扶桑社ミステリー)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]が届いた。またもやXMLの本である。日本語なのに難しさう。いや、これなら判るかも。

 世界各地から本は届く。だが、ロシアからは来ない。いつになったら届くんだ。


8月9日(火)

 SF情報誌Locus八月号着。今日は中を読んでゐる時間がない。しかし、目次のページの"Philip K. Dick, We Can Build You!"といふ写真は何なんだ。

 Amazon.co.jpからGraham Joyce TWOC (£6.99, Faber and Faber Ltd.)[amazon.co.jp, SkySoft]、アンデルセン『アンデルセン童話集』(荒俣宏訳/3800円+税/新書館)[amazon.co.jp, bk1]、A. R. R. R. Roberts The Soddit (Victor Gollancz, £5.99, 2003)[amazon.co.jp, Blackwells]、Maureen F. McHugh Mothers And Other Monsters (Small Beer Pr., $24.00, 6/2005)[amazon.co.jp, SkySoft]が届く。アンデルセンは予想通り綺麗な本。Sodditは普通のペーパーバックよりも小さくて日本の文庫本くらゐの大きさ。どうだらうか、面白いだらうか。とりあへず、グレアム・ジョイスから読むか。

 今さらながら、独自ドメインが欲しくなってきた。後が面倒臭さうだから、当分はこのままのつもりだが。


8月8日(月)

 河出書房新社の「もうすぐ出る本のご案内」といふサイトにロード・ダンセイニ『時と神々の物語』(河出文庫)が載った。価格は、940円+税。9月6日発売である。

 Amazon.co.jpから、The Years Best Fantasy And Horror Eighteenth Annual Collection [amazon.co.jp, SkySoft]が届く。恒例の年刊ファンタジイ傑作選である。今年でなんと18年目だ。何かと便利で毎年買ってゐる。いろいろ役立って来たが、ページを捲って作品を読んだりはしないのだった。それではいけないのだけど。


8月7日(日)

 先日からRSSリーダの登録に認めてもらへないといふことを書いてゐたが、原因が判った。&の文字がそのまま本文中に入ってゐたのだ。〈&〉と書き替へたらエラーが出なくなったやうだ。RSSは書式が厳しいから、少し間違へると認めてもらへない。雑なものを書いてしまったことを反省する。

 実は cbook24.comから届いた水野貴明『詳解RSS』(2800円+税/ディー・アート)[amazon.co.jp, cbook24.com]をぱらぱらと捲ってゐて、気がついたのだった。この本はちゃうど私の予備知識と求めてゐる内容に合致してゐるやうで、興味深く読んでしまひさう。

 RSSはXMLで記述されるわけだが、また思はずXMLの本を註文してしまった。bk1
『XML逆引き大全』(2600円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
●イサベル・アジェンデ『神と野獣の都』(宮崎寿子訳/933円+税/扶桑社ミステリー)[amazon.co.jp, bk1, 楽天]
の二冊を註文。
 アジェンデは、『精霊の家』と『エバ・ルーナ』のアジェンデである。そのアジェンデの、少年の冒険の物語らしい。

 bk1から届いたのは、メレディス・アン・ピアス『炎をもたらすもの』(谷泰子訳/1900円+税/東京創元社)[amazon.co.jp, bk1]と左田野渉『復刊ドットコム奮戦記』(1700円+税/築地書館)[amazon.co.jp, bk1]の二冊。すぐ読んでみたい二冊だが、今日はとりあへず、一日中翻訳である。


8月6日(土)

 Infoseek RSSリーダーといふのが始まったと知って試してみた。まづは自分のページの表示確認である。〈備忘録〉の方は問題ないが、今回も〈日記〉の方はうまく登録できない。やはりこの自分で作ったファイルはうまく行かないのか。xmlファイルを書き出して保存する形式に変更したいが、今はそのやうなものを作ってゐる時間はない。まったく機能しないものでもないのだが。ちょっと悔しい。

 SkySoftから、Maryjanice Davidson Undead and Unwed (Berkley Sensation, 3/2004) [amazon.co.jp, SkySoft]と野村仁『ゲノム創薬』(1600円+税/サイエンス社)[amazon.co.jp, bk1, SkySoft]が届く。若くて綺麗な吸血鬼の女王が主人公のコメディとゲノム創薬の本である。

 今日は丸善で買ひものをようと思って仕事の帰りに寄ったのだが、何を買はうと思ったのか思ひ出せず、手ぶらで帰宅。もう〈備忘録〉のページで確認しないとなにも思ひ出せない頭になってしまったのだ。改装を機会に、自分が買ったかどうかを示す*印を着けないやうにしてしまったのだが、やはり復活させようか。自分で買ったかどうかもなかなか思ひ出せないのである。


8月5日(金)

 東京創元社からクリス・ウッディング『魔物を狩る少年』(渡辺庸子訳/1100円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1]をいただいた。ありがたうございました。今、切羽詰まった状況なのですぐには読めないのが残念。
 ぱらぱらと捲って驚いたのは、この本にはなんとドラウグが出てくるのだ。ドラウグをご存知ない方はぜひ『漁師とドラウグ』 )[amazon.co.jp, bk1]を購入していただきたい。

 Alice Kimberly The Ghost and Mrs. McClure [Amazon.co.jp, SkySoft]読了。何だか時間がかかってしまった。もう少し読書時間を増やしたいものだ。朝夕の十数分の通勤電車の中で読んでちゃんと読み終へられたことが、なかなか面白かった証拠である。夫が自殺してしまって、伯母の書店の共同経営者になった主人公と、その書店に取り憑く元私立探偵の幽霊の話だ。事件やトリックなどに驚くべきところはないが、書店の話なので本の話がいろいろ出てくるところ、60年前の私立探偵の言葉遣ひが如何にもそれらしい(のだと思ふ。よく判らないけど)ところなどが、味はひ深い。好感の持てる推理小説だった。この続きがもうすぐ出るのだが、ハードカバーだ。ペーパーバックになってから買ふか、すぐに買ってしまはうか、迷ってゐる。


8月4日(木)

 YesAsia.comから「フリーランス・ライターを募集しているので、応募してみませんか」といるメールが来てしまった。仕事の内容は「中国語・韓国語の最新商品(DVD/CDが中心)の情報をまとめて、日本語で商品紹介文を作成」といふもので、応募条件の最初の二つは「○中国語(簡体字・繁体字)・韓国語の情報を理解して、日本語の文章を作成できる方○中国語・韓国語でのインターネット検索が得意な方」なので、私には無理だ。残念。中国語も韓国語もさっぱり判らないのだ。それでよくYesAsia.comのアフィリエイト・プログラムに申し込むねと呆れられさうだが。

 Powells.comのPartner Programの機能をちょっと調べてみようと思って、Powells.com Partner Bookshelfといふのを作ってみた。蒐書に関する本を10冊並べてとりあへず第1ページ。Powellsのページに私の選んだ本が載ってゐるだけといへば、ただそれだけ。もうちょっと工夫が欲しいところだが、どうすればいいかはよく判らない。ちなみに、同様のものをAmazonのウェブ・サービス機能で作ってみると……いやいや、そんなことをしてゐる時間はないぢゃないか!

 いつまでも本を買はないのも身体に悪さうなので、bk1に本を註文する。本を註文しなければ仕事が捗るといふものでもないし。
●メレディス・アン・ピアス『炎をもたらすもの』(谷泰子訳/1900円+税/東京創元社)[amazon.co.jp, bk1]
●左田野渉『復刊ドットコム奮戦記』(1700円+税/築地書館)[amazon.co.jp, bk1]
の二冊。

 続けてAmazon.co.jpに、
○Isabel Glass The Divided Crown (Tor Books, $25.95, 2005)[amazon.co.jp, SkySoft]
○Paul F. Ford Companion to Narnia(Harper San Francisco, $16.95, 7/2005) [amazon.co.jp, SkySoft]
○Geoff Ryman Air [Amazon.co.jp, Amazon.com, SkySoft]
○Biblioholism: The Literary Addiction (Fulcrum Pub, 2001) [amazon.co.jp, SkySoft]
 以上四冊。リンクが何だか訳が判らなくなってしまったが、私が買ったAirはGollancz版ハードカバーである。Narniaのガイド本は前から出てゐたものの改訂新版。

 大事なことを書き忘れてゐた。Amazon.co.jpから、Tim Powers Strange Itineraries (Tachyon Pubns, $15.95, 8/2005) [amazon.co.jp]が届く。今日は内容を記す余裕がない。とりあへず、これだけ。


8月3日(水)

 Powells.comから、Leon Nielsen Arkham House Books: A Collector's Guide [amazon.co.jp, SkySoft]、Marianne MacDonald Death's Autograph、Judith Van Gieson The Stolen Blueの3冊が届く。最初のはアーカム・ハウスの蒐書家向けの解説本。もう集めてゐるわけではないが、念のため手元に置いておく。残り二冊は、蒐書家ミステリや古書店ミステリ(だと思ふ)。

 Powells.comのPartner Programのさまざまなリンクの仕組みは他には見られないやうな多種多様な機能が提供されてゐる。私も試してみたいのだが、なかなか試す時間がとれないのだ残念。とりあへず、自分専用書棚を作って設置してみようか。どんなふうに表示されるのかよく判らないのではあるが、何でも試してみないことには判らない。それでも、全然有名でないのは可哀想である。Amazonばかりがなぜ有名なのだ(いや、少しは判ってゐるのだが)。

 昨日から迷ってゐるのが、Mighty Mouseである。アップルの従来の1ボタン・マウスのやうに見えながら実は2ボタン、いや4ボタンマウスのごとき働きをするといふものなのだ。欲しいのだが、実は私はトラックボール派なので、買っても無駄かも知れない。Windowsでも使へると書いてあったが、Linuxでは? 使用頻度の低いところで試してみようか。


8月2日(火)

 So-net Clip!といふRSSリーダのβ版が始まったと知り、早速試用してみた。もちろん、まづは自分の作ったページの表示試験である。〈備忘録〉の方は問題なく登録できたが、〈日記〉の方は駄目だった。yahoo.co.jpのRSSリーダーは両方大丈夫だったのに。何がいけないのかよく判らない。自分でよく判らないままに作ったファイルだから。

〈備忘録〉は最初は本当に自分の備忘録のつもりで作ったページだったのだが、いつの間にか違ふものに変はりつつあるので、再び自分専用の備忘録が必要になってしまった。自分が何を買ったか、これから何を買ひたいのかを控へておくものである。ちゃうど新版が出たBooks for Mac OS Xをダウンロードする。MacOSX使用者には便利な蔵書管理ソフトウェアである。貸し出し管理項目もあるが、これは私には不要であらう。本を貸すやうな友人はゐないからだ。いやいや、友人だったらなほさら本は貸さない。本を貸すと友人をなくすことになる。どうしてもといふときは、差し上げることにしてゐる。もしかしたら、本を貸したせゐで友人がゐなくなったのか。よく判らない。

 調子の悪かった職場のPowerMac G4のCPUアップグレードカードを外し、本来のCPUに戻してみると、すっかり調子はよくなったが、些か動きは遅い。当たり前だけど。ちょっと悔しいので何とかしたいところである。

 ベイツの翻訳が終はらないので、今日も本を註文しない。


8月1日(月)

 今日も本が買へない。つらい、つらすぎる。もう駄目かも知れない(何が駄目なんだかよく判らないが)。

 さて、何だかこの頃、個人のホームページではアフィリエイトが流行ってゐるらしい。書店に行けば『アフィリエイトで儲ける!』みたいな本が並んでゐる。儲かるのか、そんなに。不愉快だからリンクは張らないが、『ブログで楽に儲かる方法 家にいながら月30万円!』とか『主婦もかせげるアフィリエイトで月収50万』とか『アフィリエイトで月収100万円も夢ぢゃない。』とか。でも、どうして「ぢゃ」なんだ? 仮名遣ひを知らないんぢゃないのか(私は歴史的仮名遣ひだから「ぢゃ」でいいのだ)。まあ、アフィリエイトとは関係ないけど。かういふ金額を見た後だと『アフィリエイトで手堅く月5万円稼ぐ50のコツ』なんて題名を見ると妙に親しみを感じて思はず註文してしまひさうになるのが怖い。
 私もアフィリエイト・プログラムについては多少知ってゐる。このページだって、アフィリエイト・プログラムに基づくリンクを張りまくってゐる。ここに挙げた本は一冊も読んでゐないが、きっと日本のアフィリエイト・プログラムの紹介だけだらう。私なんか、世界7カ国くらゐの書店とアフィリエイト契約を結んでゐるのだ。もう自分でもどこの国のどの書店と契約があるのか把握できなくなりつつあるくらゐだ。それなのに、全然儲からないのは何故だ。まだ、足りないのか。とりあへず南欧と南米の書店を開拓しようか(ラテン系の言語は些か苦手なのだ)。あとは、南アフリカとか。
 さういふ問題ぢゃないか。だが、このままでは、アフィリエイト本を書いて儲けようといふ野望が達成できないではないか。

 7月17日にAlibris経由でどこかの古書店に註文したLord Dunsany While Sirens Slept iconが届いた。買ふと安心してしまってなかなか読まない類ひの本である。


最新の日記に戻る