3月31日(月)

 Amazon.co.jpから、Shadow & Claw: The First Half of the Book of the New Sun : The Shadow of the Torturer/the Claw of the Conciliator ($15.95, Tor, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]とSword & Citadel: The Second Half of the Book of the New Sun : The Sword of the Lictor and the Citadel of the Autarch ($16.95, Tor, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。〈新しい太陽の書〉1〜4巻である。これを読むことはないやうな予感がするのだが、いつ必要になるか判らないから、まあいいだらう。なかなか綺麗な本である。トレードペーパーバックなのだが、手触りがいいのだ。

 TOLLE ET LEGE備忘録に少し手を加へる。トップページへのリンクを付けたり、検索できるやうにしたり。それから、私の書籍購入数推移グラフを埋め込んでみた。MacOSXで見ると綺麗に線が見えるのだが、Linux (ubuntu) では線が飛んでしまふ。Windowsのことは知らない。それにしても、この備忘録のページへのアクセス数が異常に多いのだがどうしてなのだらう。もうトラックバックやコメントなどの機能はないのだが。

『調停者の鉤爪』を少し読み進める。遅すぎる。あまりにも遅すぎる。


3月30日(日)

 The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]読了。結局最初から読み返す必要があることがよく判った。やはりアプ・プンチャウと時の回廊なのか。難しい。

 Castle of Days (St Martins, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]も読んでおきたい。しかし、時間がない。時間がない。

『拷問者の影』 [Amazon.co.jp, bk1] に戻って読み始める。ああ、二度目はやはり読みやすいではないか。第一巻を読み終へ、第二巻『調停者の鉤爪』へ。

 ウルフを読みながら、TOLLE ET LEGE備忘録の再構築に着手。見せるページよりも先に、更新するページを作らなくてはならないのだ。見えない地道な作業はあまり好きではない(嘘)。何とか更新用サイトを作り、最新20件を表示するだけのページをPHPで一枚作る。画像の表示などにはちょっと苦労したのだ。前と違って、今回は表紙画像は右側にしてみた。CSSの設定方法でいろいろ新しいことを知る。さうか、かうすれば表形式のやうに文字が少なくても画像の横に次の項目が入り込んでこないのか。それにしても、私が自分で全部創るとやはり殺風景な画面になるな。
 後は、検索したり、過去の内容に遡れるやうにしたりすればいいか。カレンダーはあまり意味がないと思ふので作らない。もちろん、トラックバックやコメント機能は作らない。掲示板も当然。実は私ははやりのBlogといふやうなものは好きではないのだ。人と交流したいと思ってゐないから。
 表示はMac版およびLinux版のFirefox、SafariとOpera(Mac版のみ)で確認してゐるけれど、Windowsでの表示はまったく確認してゐない。持ってゐないからできないのだ。何か不都合なことがあったらご連絡いただきたい。yoshioN_mac/comまで(アンダーバーを@に、スラッシュを.に置き換へてください)。


3月29日(土)

 The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]は、あと一章を残すのみ。新しい太陽はやって来て大洪水になってUrthはUshasになるのはいいのだが、セヴェリアンは死んだとか生き返ったとか、時間も戻ったり進んだり、頭の弱い私は混乱してしまふ。アプ・プンチャウだったり、時の回廊を歩いて行ったり。完璧な記憶を持ってゐるといふことになってゐても、書くことは信用できない。どうなってゐるんだ。セヴェリアンも読み返せと云ってゐたから読み返さなければならないのだが、それはまた明日以降といふことで。

 それにしても、この頃ジーン・ウルフ以外の本を読んでゐないやうな気がする。ジーン・ウルフ関係の本ばかり買ってゐるやうな気がする。何だか、週に十日くらゐジーン・ウルフを読んでゐる気分である。

 修理に出してゐたプリンターOki MicroLine 18NRが戻ってきた。これで、我が家のすべてのコンピュータから印刷ができるやうになるはづだ。私はあまり印刷しないのだが、できないと困ることもある。


3月28日(金)

 今日も、The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]を読みながら出勤。もうすぐ新しい太陽が来るはづだが。

 Amazon.co.jpに久しぶりに本を註文。
○John Chambers Software for Data Analysis: Programming With R (Springer-Verlag, 2008/4) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
いつもいつも同じことを書いてしまふのだが、また判らないのに高い本を註文してしまった。でもドル安でちょっとは助かってゐる。

 今週は出張で疲れてゐるので、これで。いや疲れてゐるのはいつもなのだが。人生に疲れてゐる今日この頃である。


3月27日(木)

 Amazon.co.jpから、Gene Wolfe Castle of Days (St Martins, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。ちょっと嬉しい。

 今日もアクセス数が二万を越えた。いい加減やめてくれないか。


3月26日(水)

 出張から帰宅すると、The Book Depositoryから、Robert Borski Solar Labyrinth: Exploring Gene Wolfe's (Iuniverse Inc , 2004/5/31) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いてゐた。

 出張から帰宅すると、SFマガジン 五月号が届いてゐた。ありがたうございました。今月の特集は「海外SFTVドラマ特集」。海外といふのはどうやら英米のことらしい。ロシアや他のヨーロッパ諸国の情報も載ってゐるかも知れないと期待してページを開いたのだが、見つけられなかった。もしかして、私のところに来たSFマガジンにだけ載ってゐないのか。

 The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]は残り100ページ。セヴェリアンが試験に合格して新しい太陽を世界にもたらすことができるやうになったのだが、どうして合格したのかさっぱり判らなかった。延々とセヴェリアンが殺されさうになる話が続く。旅の最初から最後までそんな感じ。ウルフは難しい。

 今日は一日の訪問者数が24000を越えた。この三日で膨大な数の「404 Not found」が発生してゐる。「Not found」でもひたすら続くのかこれは。ファイルがなくなったのに気づいてやめてくれたりしないのか。


3月23日(日)

 bk1から、G・K・チェスタトン『木曜の男』(吉田健一訳/600円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、『詩人と狂人たち』(中村保男訳/660円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、G・K・チェスタトン『ポンド氏の逆説』(中村保男訳/440円+税/創元推理文庫) [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届く。読むのかな。

 たうとう三日連続で訪問者数が10000を越えてしまった。本当に読んでくれてゐるアクセス数なら喜ばしい限りだが、さうではないので〈TOLLE ET LEGE備忘録〉を停止した。ここへのトラックバックを執拗にかけてくるのだ。今日初めて気づいたのだが、今使ってゐるシステムではトラックバックやコメントの機能を停止してゐても、作成は可能なのだった。だから、全く機能してゐないのに元となるデータベースには何万といふトラックバックとコメント情報が蓄積されていくのである。それを作成するアクセスである。それらのデータを全部削除して、ブログ構成ファイル自体をほとんど削除した。情報は残ってゐるので、それを読み出すスクリプトを配置すればサイトは再開できる訳だ。少しづつ再開していきたいものだが、いつできるかはよく判らない。


3月21日(金)

 東京創元社からW・H・ホジスン『幽霊狩人カーナッキの事件簿』(夏来健次訳/960円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp] をいただきました。ありがたうございました。
 懐かしい。《ドラキュラ叢書》の一冊として心躍らせながら読んだことを思ひだす。《ドラキュラ叢書》は素晴らしい叢書だった。ハワード、ホワイトヘッド、ブラックウッド、ストーカー、そして〈ク・リトル・リトル〉など、どれも暗く黒く輝いてゐた。今、カーナッキを読み返してあの頃の輝きを感じ取れるかどうかが不安である。それが歳をとるといふことなのだらうけど。

 紀伊國屋書店から、Ann Vandermeer & Jeff Vandermeer The New Weird ($14.95, Tachyon, 2/2008) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] が届く。編者の云ふNew Weirdといふのはよく判らないのだけど、私の目当てはJeffrey Fordだから、まあ、今はどうでもいい。

 明日から出張が続くので、本欄も更新できないかも知れない。出かけるのは嫌ひだが、仕事だから仕方がない。Gene Wolfeを持って行くことにしよう。


3月20日(木)

『独裁者の城塞』読了。何? 「私は最初のセヴェリアンではない」? 自分の時代に帰らず時の回廊を歩く者になってしまったとは? 読み直さなければならないのか、最初から。セヴェリアンも読み返せと云ってゐる。

 読み返すのは少し待って、ジャック・ヴァンス『終末期の赤い地球』を読む。何だかよく判らない。この頃、本を読んでも自分がすっかり莫迦になったやうな気がするのはなぜだらう。やはり莫迦になってゐるだけなんだらうか。

〈新しい太陽の書〉を最初から読み返すのは少し待って、The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]を読み始める。三人の神殿奴隷にバルダンダーズの城で会ったとセヴェリアンが云ふので、第三巻を少し読み返したりしながら。まだ十分の一程度。英語の本はなかなか進まない。

〈新しい太陽の書〉も買っておいた方がいいやうな気がして、Amazon.co.jpに、
Shadow & Claw: The First Half of the Book of the New Sun : The Shadow of the Torturer/the Claw of the Conciliator ($15.95, Tor, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
Sword & Citadel: The Second Half of the Book of the New Sun : The Sword of the Lictor and the Citadel of the Autarch ($16.95, Tor, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。20年以上前にペーパーバックを買ったやうな気もするのだが、四巻揃ってはゐないやうに思へるので、この際まとめて註文してしまはうと思ったのだ。


3月19日(水)

 今日はアーサー・C・クラーク死去のニュースが世界中を駆け巡った日である。90歳だった。クラークでも死ぬことがあるのかと驚いた人は多いだらう。私が一番好きなクラークは『白鹿亭綺譚』(平井イサク訳/ハヤカワ文庫SF)[Amazon.co.jp]だと云ふことにしてゐる。ダンセイニに話を繋いだりする訳だが、今日はさういふ気分ではないので特に記さない。一般紙の記事ではHerald Tribuneの記事が比較的詳しいのではないか。ИЗВЕСТИЯになかなか載らないなと思ってゐたら、やうやく載ったのだが、何だか随分扱ひが小さいではないか。どうせ読めないから私には関係ないのではあるが。
 慎んで哀悼の意を表はしたい。

 The Book Depositoryから、Peter Wright Shadows of the New Sun: Wolfe on Writing/Writers on Wolfe (Liverpool Univ Pr, 2007/8/22) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]が届く。いろいろな人が〈新しい太陽の書〉について書いてゐるものと、ウルフ自身が〈新しい太陽の書〉について記してゐるものを集めてゐる。インタビュー記事も多く収録されてゐる。役立つかも知れない。ちゃんと読めばの話だけど。

 羊頭書店から、ジャック・ヴァンス『終末期の赤い地球』(久保書店)が届く。これも早い。世界中の本が簡単に註文できて数日で届いてしまふのだから、大変な時代になったものだ。私が若い頃は暑い日も寒い日も足を引き摺って古書店から古書店へと回ったものである。と年寄りのやうなことを書いてみる。が、実際には私はそんなに熱心に古書店巡りはしてゐない。家でぢっと動かずにゐるのが好きだったので。


3月18日(火)

 O'Reillyから早速返事が来た。一回分は直ちに返金するといふことだった。ああよかった。これでまたO'Reillyの本が買へる。

 今日も『独裁者の城塞』を読みながら出勤。まだ200ページ。

 今日もGene Wolfeの本が届いた。On Blue's Waters [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、In Green's Jungles [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Return to the Whorl [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]がAmazon.co.jpから届いた。また読まない本を買ってしまって……

 Amazon.co.jpからもう一つ。『不思議惑星キン・ザ・ザ』 [Amazon.co.jp]が届いた。思はずポケットの中を探ってマッチ箱を見つけようとし、一本もマッチを持ってゐないことに気づき狼狽へる。嘘だけど。あ、マッチはカツェといふのだったか。私はツァークかと思ひ込んでゐた。ツァークは鼻につける鈴だった。大変な間違ひをしてゐた。クー! (観てゐない人には全く意味不明ですね。すみません)


3月17日(月)

 今日届いたクレジットカードの明細書を見たら、O'Reillyの電子本の請求が二度されてゐるのに気がついて。Python Cookbook, 2nd ed.のPDF版の代金である。なぜなんだ! 註文受付のメールは一回しか受け取ってゐないが、O'Reillyサイトのアカウントを確認すると同じ時刻に同じ本が二度購入されたことになってゐる。何なんだ。早速メールを書く。同じ時刻に二度請求されてゐますが、一回分は返金してくれますかと。返金してくれなかったら、もう二度とO'Reillyの本は買はないとは書かなかったが、心の中でさう決めた。

 The Book Depositoryから、Robert Borski The Long And the Short of It: More Essays on the Fiction of Gene Wolfe (Iuniverse Inc, 2006/2/28) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届く。『ケルベロス第五の首』や『デス博士』の話が多くて、『新しい太陽の書』の話題はほとんどないやうだ。さうだったのか。まあいいか。いや、よくない。全然よくない。

 Amazon.co.jpから、Gene Wolfe The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Gene Wolfe Epiphany of the Long Sun ($18.95, St Martins) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Gene Wolfe Litany of the Long Sun ($16.95, St. Martins) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]、Gene Wolfe The Wizard (Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]が届いた。あれ? どうして私はCastle of Daysを註文してゐないのだらう。すっかり註文した気になってゐた。慌てて、
○Gene Wolfe Castle of Days (St Martins, 1994) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。

 さうだ、昨日我慢したチェスタトンを註文したのだった。結局一日しか我慢できなかった訳だ。bk1に、
●G・K・チェスタトン『木曜の男』(吉田健一訳/600円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●G・K・チェスタトン『詩人と狂人たち』(中村保男訳/660円+税/創元推理文庫)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●G・K・チェスタトン『ポンド氏の逆説』(中村保男訳/440円+税/創元推理文庫) [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
この三冊を註文した。

 クレジットカードの支払ひに関する問ひ合はせのメールを書いたら疲れてしまったので、もう寝ます。さういふ手紙は苦手なのだ。


3月16日(日)

 本を読んでゐると背中や肩が痛くなってくるので、長時間読み続けられない。椅子と机の高さが合ってゐないのか。電車に乗ってゐるときが一番読書が進むのだが、本を読むためだけに電車に乗りにいくのも面倒臭い。山手線のやうな環状線があればいいのだが、今住んでゐるところにはさういふ路線がないのである。昔は人と待ちあはせるときには、待ち合はせ時間よりも一時間以上余裕を持ってでかけ、山手線を一周余計に回って本を読んだりできたのに。

 背中が痛いと呻きながら、『警士の剣』を読む。どうもすっきりしない。本当に私は20年前にこの本を読んだのだらうか。読んだのに忘れてしまったのか。途中で判らなくなってやめてしまったのか。理解力の貧弱な私のことだから、後者である可能性は高いが、それに負けず劣らず、いや、それに劣ってゐるのが記憶力なので、読んだのに忘れてしまってゐる可能性も否定できない。セヴェリアンのやうな記憶力が欲しいものだ。
 とりあへず、『独裁者の城塞』に進む。

 昨日、ジャック・ヴァンスの『終末期の赤い地球』(久保書店)が見つからないと書いたら、ここを読んでゐる方がオンライン古書店で見つけたと教へてくださった。昨日検索した「日本の古本屋」にあったのだ。といふことで、「日本の古本屋」経由で羊頭書店に、
●ジャック・ヴァンス『終末期の赤い地球』(久保書店)
を註文。送料込みで2700円だった。神田神保町の書店なのに、銀行口座は埼玉りそな銀行浦和支店。私にとっては振込み手数料が0になったからよかった。

 気分を暗くしようとバッハのBWV639と659を繰り返し聴きながら本を読んでゐたら、チェスタトンの本を買ひたくなった。ジーン・ウルフの作品を、チェスタトンがスターウォーズを書いたらさうなるやうな感じと書いてゐたのを見かけたからである。ああ、あれはどこだったのだらう。もう忘れてゐる。『木曜の男』は昔読んだのだが、もはや覚えてゐない。『詩人と狂人たち』と一緒に註文しようかと思ったが、今日はヴァンスを註文してしまったから我慢しよう。

 またトラックバック用のURLへの異常アクセスが復活したやうだ。今日はまだ二時間半くらゐ残ってゐるのに、8254といふ訪問者数を記録した。もちろん、今までの最高値を更新してゐる。もう「備忘録」ページは消してしまはうかと真剣に考へる。


3月15日(土)

 ジーン・ウルフ『調停者の鉤爪』(ハヤカワ文庫SF/1987年)を読み終へる。この巻を読んだ記憶がほとんどない理由が判ったやうな気がする。劇をしたりするのだが、どうもよく判らないのだ。結局何だったのだといふ部分が多くて。とりあへず、先に進まう。といふことで『警士の剣』(ハヤカワ文庫SF)を手に取って読み始める。

 ジャック・ヴァンスの『終末期の赤い地球』(久保書店)が手元にないので(埼玉の家にもあるかどうかちょっと自信がない)、オンライン書店やオークションで手に入らないかと思って少し探してみたけれど、どうも簡単には見つかりさうにない。仕方がないので、Amazon.co.jpに、
○Jack Vance Tales of the Dying Earth (£9.99, Gollancz, 2000) [Amazon.co.jp, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]
を註文。Fantasy Masterworksの一冊である。752ページもあるのか。QTブックス版はそんなに厚くなかった記憶があるのだが。多分、読まないだらうから、何ページあっても関係ない。

 Amazon.co.jpにもう一つ、DVD『不思議惑星キン・ザ・ザ』 [Amazon.co.jp] を註文。今から20年近く前に作られたソ連映画。前に一度だけ観たことがある。そのあたりのことはここには書かない。
 今日は本当はこれを買ふつもりは全くなかった。実は、運命の皮肉を買はうと思ってゐたのである。こちらは30年ほど前のソ連映画。どうしてこんなものを買はうかと思ったかといふと、それは月刊言語 4月号 [大修館書店, Amazon.co.jp] のページをぱらぱらと捲ってゐたときに、俄に欲しくなったのだった。今号の特集は「新しい語学のすすめ」で、いろいろな言語の学習を勧める簡単な紹介がたくさん載ってゐる。ドイツ語の項を読んではドイツ語を習得したくなり、朝鮮語の項を読んでは朝鮮語を学びたくなり、そして、ロシア語の項を読んで「ロシア語だ! 何といってもロシア語だ」と思った訳だ。理由は特にない。とにかく、「ロシア語へのアプローチ」といふページにこの「運命の皮肉」が紹介されてゐて、「これが分かってはじめてロシアが分かる」とまで記されてゐるのだ。泥酔してゐる間に自分の住む街から600km離れた都市に行ってしまふのだが、それになかなか気づかない話らしい。面白い話で、ロシアでは今でも毎年大晦日に必ずTV放映されるといふ。これが欲しくなった訳だ。Amazon.co.jpにあったので、註文ボタンをもう少しで押すところだったのだが、6000円はちょっと高いかなと思った瞬間に、「この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています」の中に『不思議惑星キン・ザ・ザ』を見つけ、気がついたら註文ボタンを押してしまってゐた。こちらは3600円ほど。キン・ザ・ザでいろいろ思ひ出したことがあるので、もう寝ます。ク〜!


3月14日(金)

 ジーン・ウルフ『調停者の鉤爪』(ハヤカワ文庫SF/1987年)を読みながら出勤。二巻目以降はもう少し早く読みたい。

 Amazon.co.jpから、Jeffrey Ford The Shadow Year ($25.95, William Morrow & Co, 3/2008) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋] が届く。Amazon.co.jpではまだ予約註文の表示になってゐるのに。Botch Townの拡大版。すぐに読みたいところだが、私は今はジーン・ウルフを読まなければならないのだ。

 今日は東京外国為替市場でも、USドルが99円台を記録した。でも、今日は本の註文は我慢する。私も生活しなければならないので。生活は嫌ひなのだが、今のところどうしようもない。本を読んでゐないときは、電源を切って部屋の隅でぢっとしてゐたいものだ。
 米ドル、カナダドル、豪ドル、スイスフランが大体同じくらゐに並んでゐるのは何とも不思議な感じがする。それにしても、ユーロは高い。


3月13日(木)

 ジーン・ウルフ『拷問者の影』 [bk1] 読了。まだ話は始まったばかりではないか。続けて第二巻『調停者の鉤爪』へ進む。

 1995年10月以来、久々に1ドル99円台になった。いろいろ困ることもあるが、12年半振りなので、記念に本を註文。
Machine Learning in Bioinformatics (Wiley-Interscience, 2008/3/30) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を予約註文。こんな本読むのかよと思ふけれども、円高ドル安だからいいのだ。もっとドル安になったら、ドルを買はうか。でも、あまり円高になってもらっても困るのだが。

 輸出企業には厳しい訳だし、私のドル資産も目減りするのだが、かうなったら仕方がない。アメリカの本を買ふことにしよう。といっても、二倍三倍買へる訳ではないから、気をつけなければ。そこで、書籍購入グラフを見ると、何と洋書と和書の数が今月は逆転してゐる。いつの間にこんなことに。
 このまま緑の線が急上昇すると青い線を抜くのではないかといふ恐怖に襲はれるが、決してさういふことにはならないのである。当たり前だけど。


3月12日(水)

 今日もジーン・ウルフの続き。こんな話だったのか。ほとんど覚えてゐなかったことを確認できた。が、優れた作品だといふ印象は間違ってゐなかったやうだ。

 疲れが取れないので本を註文。Amazon.co.jpに、
○Phil Spector Data Manipulation with R (Springer, 2008/04) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
〈Use R〉のシリーズの一冊である。来月刊行予定の本。円高ドル安傾向なので、少しは買ひやすくなってゐると云へるのだらうか。ユーロやイギリスポンドは安くなってゐないけど。

 本を註文しても、疲れはとれないので、もう寝ます。明日も疲れが取れなかったら、もっと本を註文してみよう。


3月11日(火)

 今日もジーン・ウルフ『拷問者の影』bk1]を読みながら出勤。日本語の本なのに、なかなか進まない。ウルフだから仕方がないか。

 昨日届いた本を書くのを忘れてゐた。紀伊國屋書店から、フィリップ・K・ディック『ゴールデン・マン』(浅倉久志他訳/740円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、フィリップ・K・ディック『まだ人間じゃない』(浅倉久志他訳/740円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]、『組合せ最適化』(8500円+税/シュプリンガー・フェアラーク東京)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]が届いたのだった。気分が深く深く沈んでゐるので、ディックでも読みたいところだが、今はウルフを読まねばならないのだ。しかし、ディックを読みたい。短篇一つでもいいのだが。

 憂鬱なので、もう寝ます。


3月10日(月)

 ジーン・ウルフ『拷問者の影』 [bk1] を読みながら出勤。読んでゐたら、長さの単位としてキュビットなどを使ってみようかと思った。量子ビットではない。腕の長さを基本とした長さである。幅2キュビット、高さ4キュビット、奥行き1キュビットの本棚を購入したとか書くわけである。あまり面白くないな。

 今日は、Amazon.co.jpに、
○Gene Wolfe On Blue's Waters [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Gene Wolfe In Green's Jungles [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Gene Wolfe Return to the Whorl [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を註文。絶対に読まないだらうと思ふ。が、買っておいた方がいいやうな気がしたから。いや、買っても仕方がないやうな気がしたといふのが本当だが、買ふと何かいいことがありさうな気がしたのかも知れない。さうなのか……。よく判らない。どうして買ったのかよく判らない。とにかく註文してしまったのだ。

 検索サイトからやって来るクローラーと形態素解析について少し記したのだけれど、あまりにもつまらないので消してしまった。といっても、私の書くものは大抵つまらないのだが。


3月9日(日)

 無効設定してゐるトラックバック機能へのアクセス大量襲来は収まったやうなのだが、今度はyeti/naberのクローラーがひっきりなしにやって来る。一時間当りのヒット数が今月は平均300になってしまった。最大1414である。そんなに対応できる自宅サーバではない。そのせゐか、この頃反応が遅くなってゐるやうな気がする。本当に読みに来る人が減ってしまふではないか。

 Naberは韓国の検索サイト。読んでいく数は多いが、そこから私のところに来る人はほとんどゐない。検索サイトの内容解析は今はどれくらゐできるのだらう。たとへば、先週註文したDVDのことを書くと書いても何のことかは判らないに違ひない。人間なら先週のDVD購入の記載を読めばいいのだが。いや、人間でもそんな面倒臭いことはしないか。これのことなんですがねとリンクを張ったら解析できるのか。できないやうな気がする。いや、今ではリンクと話題との関連付けができるのかな。
 で、その人の藝のことだけれども、最初は何だか判らずに狼狽へてしまふのだが、繰り返して見るとパターンの繰り返しの中のさまざまな組合はせが快感になっていく。木下さんの物語性が味はひ深く、まさこの主題に基づく変奏曲とでも云へるでせうか。
 そんなことを考へながらいろいろ検索してゐると、まあ何といふか一億総評論家といった風情ですね、所謂ブログといふやつは。人の芸風の指導から番組構成の指示までしてくれる。どうにも気持悪いのであまりさういふのは読みたくない。私も偉さうなことを書かないやうに気をつけなければ。
 ところで、そのライヴを数日前に観にいった人に自慢気に報告されたのだが、何と「妄想結婚式」をやったといふ。羨ましいなあ(と云ったら「羨ましいだらう」と云はれた)。妄想の中の悪夢、悪夢の中の妄想が幾重にも重なったP・K・ディックに勝るとも劣らない妄想と悪夢のМатрёшкаである(ちょっと違ふか)。ウェディング・ケーキの中から押入れの中へと転換する結末は恐怖である。それからである、押入れの中でケーキを食べられなくなったのは。

 それはさておき、今日は昼前からジーン・ウルフの『拷問者の影』(ハヤカワ文庫SF)を読み始める。20年前に読んだのだが、よく覚えてゐないので、二度目でもすらすら進むといふ訳にはいかない。来月から復刊が始まるのだ。今までこれが手に入らなかったことに驚くが、驚いてゐる場合ではない。先を読まねば。

 気を落ち着かせるために、本を註文。Amazon.co.jpに、
○Gene Wolfe The Urth of the New Sun ($15.95, Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Gene Wolfe Epiphany of the Long Sun ($18.95, St Martins) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Gene Wolfe Litany of the Long Sun ($16.95, St. Martins) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Gene Wolfe The Wizard (Tor) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
以上四冊を。そんなに買っても読まないくせに。いや、さうやって気分を高揚させなければならないのだ。

 話は検索に戻るけれども、歴史的仮名遣ひで書いてゐると、クローラーが集めた情報を構文解析と形態素解析するときに、やはり効率は落ちるのだらうか。形態素解析しないところなら関係ないが、どうなのだらう。


3月8日(土)

 アメリカのSF情報誌Locus三月号が届く。あ、ジェフリイ・フォードのThe Shadow Years [Amazon.co.jp]の紹介記事があるではないか。が、これは後にして、書棚からバックナンバーを探す。2002年9月号である。なかなか見つからないのではないかと恐れてゐたのだが、数分で見つかった。バックナンバーを使ふことなんかないから捨ててしまはうかとか、もう購読をやめてしまはうかとか思ってゐたのだが、まだ役立つこともあるのだ。

 書棚からGene Wolfe The Knight (Tor 2005) [Amazon.co.jp]を抜き出してくる。読むかどうか判らないが手に取ってみる。後半のThe Wizard[Amazon.co.jp]は見当たらない。日記を検索しても出てこないから買ってゐないのか。中途半端な買ひ方をする奴だ。これ買ったときには無駄な買ひものかと思ったが、かういふこともあるのだあ。何でも買っておいた方がいいのかも。ちょっとこの頃、本の購入量を控へようかと思ったのだが、そんな考へは間違ってゐるのかも知れない。

 The Knightはとりあへず机の上に置いて、The Book Depositoryに本を註文。
○Peter Wright Shadows of the New Sun: Wolfe on Writing/Writers on Wolfe (Liverpool Univ Pr, 2007/8/22) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.co.uk, 紀伊國屋]
○Robert Borski Solar Labyrinth: Exploring Gene Wolfe's (Iuniverse Inc , 2004/5/31) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
○Robert Borski The Long And the Short of It: More Essays on the Fiction of Gene Wolfe (Iuniverse Inc, 2006/2/28) [The Book Depository, Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
 あ、iUniverseって自費出版の会社なのか。さうなのかな。それで、Amazon.co.jpでは、3〜5週間もかかると表示されてゐたのか。本当に3日くらゐで発送してくれるのかな。よく判らないが。まあ、読まない可能性大なのだが、買って身の回りに置くことが今は大事なのだ。ジーン・ウルフの場を強めなければならないのだ。

 とりあへず今日はもう寝るか。


3月7日(金)

 紀伊國屋書店に本を註文。
●フィリップ・K・ディック『ゴールデン・マン』(浅倉久志他訳/740円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
●フィリップ・K・ディック『まだ人間じゃない』(浅倉久志他訳/740円+税/ハヤカワ文庫SF)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
『組合せ最適化』(8500円+税/シュプリンガー・フェアラーク東京)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
以上三冊を註文。ディックの短篇集は再刊。映画公開に合はせての復活だらうか。前のも持ってゐるのだけど、ディックは特別なので、再度購入。ディックは特別なのだ。組合はせ最適化の本は、三月になったら買はうと心に決めてゐた本。本当はいつ買ってもいいのだけど、さう心に決めたら三月を気持ちよく迎へられるかと思ったからである。あまり関係なかったやうだが。
 文春文庫の恩田陸を危ふく註文するところだった。自分の日記を検索したら、前に購入したとしるされてゐた。

 早川書房から、レイモンド・フィースト『永遠の都』(岩原明子訳/780円+税/ハヤカワ文庫FT)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
をいただきました。ありがたうございました。

 『静山社特製ハリー・ポッター豪華木製BOX』なんてものが発売になるらしい。リンク先の画像を見れば判ると思ふが、まるで宝箱である。本を収納するものにはとても見えない。こんなのに入れたら書棚に飾れないぢゃないか。誰がこんなもの欲しがるかね。誰も買はないだらう、こんなもの。読者は子供だけぢゃないのだ。でも、2700円なら一つ買ってもいいかも。どうしようかな、一つだけ買ってしまはうか。


3月6日(木)

 今日はMark Lutz Programming Python, Third Edition (O'Reilly, 2007) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋, O'Reilly]を買はうと心に決めてゐた。昨夜、暗闇の中で決意したのだった。明日になったら必ずあの本を買はうと。だから、あと一日生きてゐようと。私は昨日までとは違って力強く陽が昇る前に起き上がり、註文をしようとPowerMac G5を起動させたのだった。註文するのはもちろんpdf版である。場所をとらないから。これ以上生活空間を圧迫することなく本が買へるのだ。pdf版を買ふと心に決めてゐたのである。ところが、pdf版がない。前に見たときにはあったのに。あれは幻だったのか。もう駄目だ、このままでは今日一日生きていくことはできさうにない。どうしよう。本当に幻だったのか。あのとき買っておけばよかった。迷ったときには、いや迷はず註文せよといふことなのだ。とにかく今日一日生き延びるために何かしなければ。そこで、
○Jason Kinser Python For Bioinformatics (Jones & Bartlett Pub, 6/15/2008) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
を予約註文。Pythonも何とか使へるやうになってきたから、何かPythonの本を買ひたかったのである。何とか気をとり直して一日を生きたが、しかし、Programming Python, Third Editionを買へなかったのは残念でならない。


3月5日(水)

 記憶が飛ぶこともなく駅に着き、Robert Charles Wilson Axis [Amazon.co.jp, 紀伊國屋]を読みながら出勤。
 本を読んでゐて、駅に止まった記憶がなくなり、降りるべき駅を過ぎてしまふことはときどきある。

 異常なアクセス数はやや落ち着きを取り戻した。まだ平常よりも多いとは思ふが。
 あまり異常な状態が続くやうなら、一部閉鎖しようかとも思ってゐた。出来合ひのblogサイトを利用するとどうもコメントやトラックバックへの攻撃的なアクセスが増えてしまふやうだ。有名なシステムではないものを選んでゐるつもりなのだが。全部自分で構築した方へは、さういふアクセスはない。さういふわけで、思ひ切って大改造をしようかとも思ってゐたのだが、落ち着いたらそんな気はどこかへ行ってしまった。
 でももう面倒臭くなってきたので、半分くらゐに縮小しようかとも思ふ今日この頃である。

 本を註文しないと書くことがほとんどないことに気づく。私は本を買ふ以外に何もしてゐなかったのか。まあ、さうだけど。本を買っては、届いた本を撫でたり擦ったり、そっと匂ひを嗅いだりして、そのまま書棚に収めるだけである。いや、稀に読むこともあるけど。ときどき、本になって書棚に入って本の間に紛れ込んでぢっとしてゐたいと思ふことがある。そのまま百年くらゐ経てばいいのに。

 皆、週に一回くらゐはさう思ふであらう。違ひますか!?

 あ、一時間後にもう一回確認したら全然減ってゐなかった。ファイルがなくなっても、404 Not Foundが増えるだけなのか。どうしたものか。「備忘録」の方は0から作り直すか。創造は破壊から生まれるといふことだし(誰だそんなことを云ったのは)。


3月4日(火)

 昨日註文し損ねた鳥居みゆき『ハッピーマンデー』Amazon.co.jpに註文。一体私は何をやってゐるんだ。しかし、DVDは○も●も付さないので、書籍購入グラフが右肩上がりにならないせゐか、あまり心の重荷にならない。

 これしか書かないとどうもこのDVDの記述が目立ってしまふやうな気がするので何か無駄に記してみよう。
 私は35分くらゐ歩いて毎朝駅まで行くのだが、今日は家を出るのが諸般の事情により大幅に遅れてしまって、7時を少し過ぎてしまった。さうすると、7時40分の電車に乗って隣駅で乗り換へることになる。しかし駅に着くと30分発で乗り換へなしで勤務先の最寄り駅まで行ける電車に乗れたではないか。どうしてこんなに早いんだらうと思って考へてみると、駅までの途中の記憶がない。無意識のうちに走ったりしたのだらうか。意識があったら走ったりはしないはづだが。走るなんていふのは下品なことだと信じてゐるので、私は信号が変はりさうになっても走らない。だから、学校の体育の授業のときは苦労したものである。ときどき、妙に早く駅に着くことがあるのだが、別人格が出てきて猛スピードで走ったりしてゐたら嫌だな。明日の天気予報は雪である。走ってはなるまい。


3月3日(月)

 今日は久しぶりに本を註文。紀伊國屋書店に、
○Ann Vandermeer & Jeff Vandermeer The New Weird (Tachyon Pubns, 2008/02) [Amazon.co.jp, Amazon.com, 紀伊國屋]
三日後まで洋書の送料無料期間が残ってゐるので、紀伊國屋に。ジェフリイ・フォードの短篇が入ってゐるアンソロジー。

 ああ、どうしてこんな時間なんだ。もう寝る時間ではないか。

 もう一つ註文したいものがあったのだが、日本航空の認証ができないやうなので、今日は断念。

 鳥インフルエンザに真剣に悩んでゐる今日この頃である。


3月2日(日)

 恩田陸『猫と針』(1200円+税/新潮社)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]読了。よく判らなかった。あれ? と思ってゐるうちに終はってしまった。戯曲は苦手なのだ。人の会話から話の流れを読み取るのが苦手なのかも知れない。

 ozon.ruの修正をする。結局PHPのまま。そのかはり、technobahnの科学ニュース取得スクリプトをPythonで書いた。初めて実際に使ふスクリプトを書いた。ファイルを読み込んで切り分けて、MySQLのデータと照合して、新規情報を保存するといふ作業である。
 あ、「空飛ぶモンティ・パイソン」“日本語吹替復活”DVD BOXを観るのを忘れてゐた。今日はもう時間がない。本も註文できなかった。一体一日何してゐたのか……


3月1日(土)

 2月22日辺りから自宅サーバへのアクセス数が増え始め、27日に一日の訪問者数の最高値3971を記録した。
 私のサイトの人気が急上昇したのかと一瞬本気で心配したが、トラックバック作成ファイルへのアクセス激増してゐるやうだった。トラックバック機能は停止してゐるので、無駄なアクセスはやめてほしい。

 数日前からozon.ruの新刊情報取得スクリプトが情報を取得できなくなってゐる。書き直さなければ。ここは一つ、Pythonで書きなほさうか。実は昨日届いたPython Scripting for Computational Science (Springer, 12/2007) [Amazon.co.jp, 紀伊國屋]が実はそんなに役立たないのかも知れないと思って気持が沈んでゐたところだったのである。

 三月になったから、本を註文しよう。が、それはまた明日。


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