2009-12-09 08:14:09
昨日の続きである。Webalizerによる解析結果では、どうも数値が高すぎるような気がしたわけである。httpdサーバapacheのログを読んで集計するから、検索サイトの情報収集ロボットの訪問やRSSリーダの更新のための読み込みなども数には入るだろうが、1時間1IPアドレスとか1年間1IPアドレスとか、重複集計を避けることは考えているから、そんなに的外れにはならないはずなのだが。
さて、Google Analyticsである。これは情報集計用のスクリプトを各HTMLファイルに埋め込み、それが読まれたことを集計プログラムに通知していく仕組みになっている。だから、スクリプトを埋め込まなかったページは読まれても集計されない。
直近一ヶ月の結果が表示されている。これを見ると、毎日200人くらいの人が見に来てくれていて、一ヶ月に5830の訪問があり、8788ページの閲覧があったことが判る。一回の訪問に平均1.51ページが読まれている。77.79の直帰率というのは、二枚目のページを見ることなくすぐに去ってしまう人のことで、検索サイトなどからやってきて、自分の求めている情報ではないなと思って去ってしまう人がどれくらいいるかの指標となると考えられている。尤も、日記の固定読者などになると、今日更新された記事だけ読んで行く人もいるだろうから、個人の日記サイトでは必ずしも「来る場所を間違えた人々」だけとも云えないだろう。
新規ユーザが約3割、二度目以上の人がおよそ7割である。「現在のセッションを含めたこのビジターのセッション数」が201回以上が19%もあるのだけど、これはどういうことだろう。グラフなどは示さないが、ブラウザの構成比はInternet Explorerが52%、Firefoxが29%、Safariが11%、Chromeが5%となっている。OSは、Windowsが75%、Macintoshが20%、Linuxが4%となっている。
どのページが読まれているかというと、読書日記のトップページ、新書新刊情報、オンライン書評情報、本欄トップページ、書籍関係ニュース収集ページの順になっている。これも、Webalizerによる集計とはちょっと違っていたりする。
二つの解析プログラムによる集計をみると、一日に200〜1000人の人が見に来てくれていて、そのうちの3〜5割の人が初めての訪問者で、一ヶ月に5800〜30000人の閲覧者がいて、8800〜160000ページが読まれたということが判る。幅がありすぎてさっぱり判らないが、多分Google analyticsの集計値の方が実態を反映しているのではないだろうか。一部、自動生成のRSSフィーダなどGoogle analyticsのスクリプトを埋め込んでいないものもあるので、そういうものの利用者数は漏れていると思うが、そんなに大きな数値ではないような気がする。もしかすると、自分で見落としている超人気ページが自分のサイトの中にあって、webalizerの集計値の方が正しかったりするのだろうか。そんなページがあるなら、ぜひ読んでみたいものだ。