Moongiftで知った便利なもの。私は主にFirefoxを使っているのだけど、ときどきMacOSX環境ではSafariを使いたくなることがある。理由は云いたくないが(嘘)、そういうことがあるのである。そうしようと思ったわけでもなくて、気がつくとSafari画面が開いていたりすることもある。
Safariが嫌いなわけではない。MacならSafariを使いたいという気持ちもある。でも、Firefoxでのみ使える便利な機能もいろいろあって、どちらか一方に決めることもできない(決める必要もないと思うが)。
Safariを使っていて、困ったと思うのが、Google Bookmarksが使えないこと(正確にはBoogle Toolbarが使えないからプルダウンメニューが出てこないこと)。あのブックマークにあるのに、URLを探すのが面倒くさい! ってことがある。本体のブックマークはXmarksを使って、MacOSのSafari、Firefox、LinuxのFirefoxとで同期しているからいいのだけど、Google Bookmarksを利用しているところはSafariのメニューバーとかブックマークバーには出てこない。iGoogleからは使えるけど。
Booglemarksを使えばそれも解決する。あらかじめ、SIMBLというのをインストールしておく必要があるが、あとは~/Library/SIMBLE/PluginsにダウンロードしたBooglemarks.bundleを入れるだけ。メニューのブックマークのとなりに「ブーグルマーク」という項目が出現し、Google Bookmarksを使えるようになるのだ。
これは便利だと思った。
インテリアハック経由でdornobの記事。この頃、書棚関係の記事の多いインテリアハックである。
床下収納で書棚を作れば確かに部屋はすっきりする。陽にも当たらないから、本が日焼けする心配もない。不満は本の姿が見えないこととすぐに取り出せないこと。どこに置いたか判らなくなりそう。本を探して床板を全部外して這い回ることになるとなかなか大変である。
我が家はちょっと天井が低いのでこれ以上床はあげられない。天井だけは高いけれども、部屋が狭く、壁に本棚を設置しづらい人にはいいかも。
今月16日に足マウスを註文した。足で操作するマウスである。前に手で操作するマウスやトラックボールを足で操作してみようと挑戦したことがあるのだが、結局うまくできなかった。足で操作するマウスは売っていないわけではなかったけれども、値段が高かった。安いもので3万円くらいだったか。今回2万円以下で買えるものを見つけたので早速註文してみた。Foot Mouse with Programmable Pedalである。本体価格が149ドル。以前は199ドルだったやうな記事をいくつか見かけるので値下げされたのだらうか。
私の左肩はいま激しく痛みを発している。凝っているのだ。どうして左肩なのかというと、それは左でトラックボールを操作するからだ(と思う)。何度も書いているけれども、右でマウスを扱うと手の甲に激痛が走るようになったからである。その左も堪え難い痛みを伴うようになってしまったわけだ。
念願の足マウスである。両手はキーボードから離れない。すばらしいではないか。私は期待に震える手で註文ボタンを押したのだった。
そして一週間後の今日、荷物が届いた。
こんな箱で届く。
箱を開けると、片足に履くマウスと巨大なマウスパッド、さらにクリック用の"Programmable pedal with buttons"というものが入っている。USBケーブルで接続すると、新たなキーボードが接続されました! というような画面が現れる。MacOSXの場合は特別何かをインストールしなければならないということもなく、ANSI USキーボード 101-keyを選ぶだけでいいようだ。
黄色の二つのボタンには音楽を聴くための操作を設定できるとか書いてあるみたいだが、私は今のところ他の操作は必要ないので特に設定しない。スリッパ型マウスはひっくり返してみれば、ただの大きな光学式マウスである。
実は今回、操作性などはほとんど期待していなかった。面白いけれども、実用性は低いのではないかと思っていたのだ。あまり期待を高くしすぎてあとでがっかりしても嫌だし。が、その予想に反して意外に使いやすい! (かも知れない。まだそんなに時間が経っていないけど)。
操作は踵の高いサンダルか何かを履いて、踵を中心に回転させたら楽なのではないかと思った。足を完全に上げて操作しているとあとで腿の辺りが筋肉痛になりそう。肩の痛みが和らいでも、脚が痛くなっては仕方がない。
でも、この大きなマウスパッドが邪魔だなあ。足用トラックボールがあればいいのに!
インテリアハック経由でLikecool.comの記事から。
前にも環状の本棚を見たような気がするのだが、これではなかったと思う。無限に回転し続ける輪の中に入った読書する人は二十日鼠か栗鼠のようだ。多分、書棚には無限が似合うのである。よく判らないけど。
それにしても、この頃インテリアハックは書棚の紹介が多いのではないだろうか。もちろん、私は本や本棚が好きだからいいのだが、日本にそんなに本好きな人ばかりとは思えない。
インテリアハックに壁一面本棚写真がたくさん掲載されていた。壁一面の書棚を見ると妙に興奮して食い入るように画像を見つめてはあはあ息が荒くなるのは誰しも同じだろうと思う。いや、ならない人もいるのか。
こんな写真がたくさんあったら興奮せずにはいられないだろう。だが、私はただ喜んでいるだけではないのだ。こういう写真を見ているとだんだん不安になってくる。特に上のような写真では。
本に直射日光が当たっているではないか! 他にも書棚に直射日光が当たっている写真がある。私なんか書棚に遮光カーテンをつけようかと思っているというのに。確かに写真を撮るときは明るい方がいい。しかし、こんな状態が続いたらたちまち本の背は色褪せ、天の方から紙が茶色に変色してくるはずだ。平気なのか、みんな平気なのか。
書庫は北側と決まっている(北半球では)。直射日光が入らない部屋こそ書庫に選ばなくてはならない。神田神保町の古書店街は靖国通りの南側に店が並んでいるのは、書棚に直射日光が当たらないようにという配慮である。
こういう本棚を作る人たちは本が陽に焼けても平気なのだろうか。まったく理解できない。太陽の光にじりじりと焼かれる本の叫びが聞こえてくるようだ。
本は直射日光に当ててはならないのである。
引っ越して二ヶ月が経って、それでも全然部屋は片付いていないのだけれども、何となく無線LAN環境を整えたくなって、AirMac Expressを一つ買った。数年前に買ったのを一つ持っているので、これで二つめである。AirMac Extremeを親機にして、LANを延長してどの部屋でも無線LANを強い信号で利用できるようにしようと考えたのだ。
上の写真で、左が新しいAirMac Express、右が古いAirMac Expressである。箱は違うが本体の姿はほとんど同じである。でも、中身はやはり違うのだ。
私は前にも複数のAirMac Extreme/Expressをつないで無線LANを拡張して使ったことがある。AirMacU照りティのWDS設定で親機/子機/孫機のMacAdressをちまちまと入力して苦労してつないでいったものだが、なんと驚くことに、今は、「ネットワークを拡張」というところを選ぶだけでいいのだ。こんな簡単でいいのか。Expressの方の設定で、「ネットワークを拡張」とやって、接続するネットワークをプルダウンメニューから選択し、パスワードを入力すればそれで完了である。こんな簡単でいいのか。いいのか。
さて、新しいExpressの設定を完了し、古いExpressも同様に設定しようと思ったら、ネットワークの拡張を選んだらネットワーク名がプルダウンメニューで選択できるなんてことはできなかった。そんなものを選ぶところがなかった。Firmwareのアップグレードもできないので、やはり古い機種は対応できないのだ。諦めて、こいつはネットワークに接続しないことにした。それでも、住まいの8割くらいの場所で無線LANが使えるようになったから、とりあえずはいいだろう。風呂やトイレで密かにネットワークに接続したい人は困るかも。
今回のもう一つの目的は、書斎だけでなく、隣の隣の部屋でも音楽を聴けるようにするということだった。どれだけ聴くかは判らないが。スピーカも買った。アルテックランシング Expressionist Bass 2.2 White FX3022WHTAAである。音の良さの判定には自信がないのだが、今回は書棚の上に設置したいという条件を満たしていたので、これにしてみた。サブウーファが別になくても両スピーカーの底部にある低音専用スピーカがそれなりの音を発してくれるらしいというのも評価できるのかと思った。
今にも歩き出しそうな姿である。あるいは、体調2センチメートルくらいの宇宙人が降りてきそうな感じかも知れない。このスピーカをAirMac Expressにつないで、Mac miniのiTunesで曲を再生するときに、外部スピーカを選べば音が聴こえてくる。思い通りの接続ができたが、書棚の固定がまだなので、床の上に置いたままなのだ。はやく部屋の整理をしたいものである。
iTunesで音楽を聴いていたら突然、「iTunesに追加できる曲があります」みたいな表示がでてきて、何なのだろうと思って、OKを押すと(わけが判らないとOKを押してしまうのは甚だ不用心である)、iTunesに曲が追加されましたという表示が出た。オンラインストレージZumoDriveの仕事らしい。
ZumoDriveから曲をストリーミングするのを楽しんでくださいというので、楽しんでやるかと思い、iTunesで追加された曲を選んで聴こうとしたら、全部素通りして終了してしまった。どうなっているのか。これでは楽しめないではないか。こんな表示が出たのは初めてで、この音楽ファイルをZumoDriveに保存したのはずっと前に動作確認をしようと思ったときに何らかの目的で試したファイルだから、保存してから何ヶ月も経ってから突然「追加しましたよ!」と云われたわけだ。いったいこれは何なのだろう。
Ubuntuでblastサーバは使えるようになったのだけど、この頃は細々とした作業をUbuntuの方でやることが多くなったので、量の多い検索はMac miniの方で頑張ってもらいたかったりする。そこで、BLAST+をMac miniにインストールしてみた。
http://blast.ncbi.nlm.nih.gov/Blast.cgi?CMD=Web&PAGE_TYPE=BlastDocs&DOC_TYPE=DownloadからMacOSX(Universal, DMG)をダウンロード。ダブルクリックでインストール。勝手にインストールしてくれるから、どこに何がインストールされたのかよく判らない。どうやら、/usr/local/ncgi/blastにインストールされたようだ。
ここのblast/binにpathを通す。
.ncbircというファイルを作り、
[NCBI] Data=/usr/local/ncbi/blast/data [BLAST] BLASTDB=/usr/local/ncbi/blast/dbと書いてみる。必要かどうかは判らない。
前回と同様、16S rRNA遺伝子のみのデータベースを作りたいので、/usr/local/ncbi/blast/dbに16S rRNA配列のfastaファイルを置き、
makeblastdb -in rdp1019.fasta -title "RDP10_19" -dbtype nucl -out rdp1019と打つと、
Building a new DB, current time: 04/19/2010 11:25:00 New DB name: rdp1019 New DB title: RDP10_19 Sequence type: Nucleotide Keep Linkouts: T Keep MBits: T Maximum file size: 1073741824B Adding sequences from FASTA; added 1396793 sequences in 133.888 seconds.と表示され、
rdp1019.nin rdp1019.nhr rdp1019.nsqという三つのファイルができあがった。前とちょっと違う。これは新しいBLAST+なのだ。
検索のコマンドも少し変わって、
blastn -db rdp1019 -query test.fasta -out res_test.out \\ -outfmt 5 -num_descriptions 10 -num_alignments 10というようにすれば(blastallというのはもうないらしい)、rdp1019というデータベースを使って、test.fastaファイル内の配列を検索し、res_test.outというファイルに結果を出力してくれる。結果は各配列ごとに10個まで(初期設定は500)、形式はXMLで保存。いろいろ細かいことができるけれども、自分用の備忘録なので、ここまで。
ようやく暖かくなって、気がつくともう三週間後には連休ですかという季節になっていて、つい先日年が明けたばかりなのにと驚く今日この頃、そろそろ梵寿綱巡りを再開しようと思ったわけでもないのですが、今日は久しぶりにカーサ中目黒の写真でも。
真正面から見た姿。真正面からの写真は実は撮りにくい。反対側のマンションの敷地にかなり入らないと撮れないのである。
さて、ここは全戸13の小さなマンションなのだが、中庭がある。如何にも梵寿綱らしいところ(かどうか本当はよく知らない)。正面から階段を登ると目の前にある。
この中庭の手前には天使の飾りが天井から下がっている。
この天使、よく見ると手から下がっているベルの中が電球のソケットになっている。これは照明器具だったのか! 昔はこの天使は金色だったらしい。少し掃除して照明器具も修理する計画があるとか。
中庭方向から天使を見る。
この天使の下に階段があって、正面とは別の経路で地上に降りられる。
その階段から降りるとタイル張りの通路がある。ここも如何にも梵寿綱らしい部分(多分)。その通路の突き当たりには何か凹みがある。
おそるおそる覗いてみると、こんなものが!
こんな色鮮やかな絵が隠れていたとは。真っ暗で何も見えないところなのに。
この壁龕の横から外に出られる。出たところにあるのが壁画である。
カーサ和泉の階段の下にも壁画がある。前に写真を撮ったのだが、うまく撮れなかった。もう一周梵寿綱巡りをしようか。老人ホームもまだ訪れていないのだし。
いつも入り口付近からこっそり覗いて逃げるように帰ってきてしまっていたのに、どうして今回はこんなに中の方まで入り込んで撮影できるようになったのか、いつの間にこんなに図々しい神経の持ち主になったのかと不思議に思った方もいるかも知れない(いるわけないか)。私は全然変わっていない。今でも臆病である。ただ、状況が以前とは変わって、私がここに住んでいるから、こんなに平気で中まで入り込めるのである。
engadget日本版経由でYanko Designから。
足マウスである。私は左手でトラックボールやマウスを操作するのだが、それは左利きだからではなくて、右手で操作していると腕や手の甲に激痛が走るようになってしまったからだ。私の不器用な左手でマウスが扱えるなら、足だって扱えるようになるだろうと思い、足マウスを探してきたのだが、なかなか手頃な足マウスを見つけられずにいる。
足マウスがあれば、両手をキーボードから離す必要もなくなり、操作性が向上する。手をマウスに伸ばし、キーに戻るときにちらりと手元を見たりしてしまう。画面に目を戻すと、どこまで行ったか忘れてしまったり、直前まで入力しようと思っていた言葉を忘れてしまったりする。そんな一瞬で言葉を忘れるものかという人もいるかも知れないが、私の頭はそうできているのだ。何もかも一瞬の隙に消えていく。
それを防ごうと、普通のトラックボールを足で操作しようと練習したこともあった。ずいぶん練習したのだけど、どうもうまくできなかった。やはり足で操作するようにはできていないのだ。
この足マウス、使いやすいのだろうか。残念ながら、実際に製造・販売されているわけではないようだが、足の指は親指以外は思い通りに動かせるとは言い難いので、右クリックができるかどうか心配だが、それでも、製品化されたらぜひ試してみたいものだ。でも、クリックだけで大丈夫か。スクロールできないと不便では? もう一度、足でトラックボールを動かす練習をしてみようかと思う、今日この頃である。