毎朝朝顔が咲くようになった。種をたくさん付けすぎないように、萎れた花を摘むのだが、それが大変。種を気にしなければ放置してもいいのかも知れないが、ここはマンションで花びらが下の階のバルコニーに大量に落下することになるのもまずいので、やはり摘まなくてはならないのだ。
これはスターオブイェルタというらしい。名前を検索したら去年の自分の日記が出てきた。この花が朝寝坊で、私が朝早く出勤するときにはまだ花が開かない。ただ、この頃はあまりにも暑いので、8時過ぎにならないと冷房が入らない職場に出勤するのを遅らせている(前は7時過ぎに出勤していた)ので、何とか開いた花を見られるようになった。
何日か前に、名前がよく判らないが空飛ぶ円盤みたいな名前だと思うと書いたのは、フライングソーサーだった。これも去年の自分の日記で知った。これも毎日たくさん咲くようになった。
ついでに赤の曜白の写真も。これはこの頃花の径が小さくなって来てしまった。
この頃、朝顔とパンの話題ばかりだけど、しばらくこんな感じが続くかも。
このままでは引き下がれない。やはり糞暑い日曜日の昼下がり、再びベーグルに挑戦した。
強力粉250g、ドライイースト小さじ1、塩小さじ1/2、水120mL、蜂蜜およそ15mLという成分は同じ。昨日よりもさらに水分が少ない感じ。10分ほど捏ねてもうまく馴染まない。表面がつるつるにならない(これが最大の敗因と後で分析した)。暑くて疲れ切ったところで、4分割し、10分ほど寝かせてから、棒状に伸ばしてから環状に。濡れ布巾をかけて30分ほど醗酵させた。一回り大きくなっていたので、およそ2Lの湯に、大さじ2の蜂蜜を入れたところへ生のベーグルを入れて、まず1分間茹で、次にひっくり返してさらに1分茹でた。それをペーパータオルの上に出して、190度に予熱しておいたオーヴンで同じく190度で15分焼いた。
前より艶やかになったかと思ったが、冷えたら同じだ。こんなのでは全然駄目だ。
こういうとき、心の弱い人間は失敗の原因を自分ではなく材料や機材に見出そうとする。もっといい材料を使っていれば、張りのある艶やかなベーグルが焼けたのだ。悪いのは自分ではない……というとき、大抵は悪いのは自分の腕である。だが、心の弱い私は、cuocaにベーグル用強力粉(緑渦巻)2.5kgとモルトエキス100gを註文してしまった。タンパク含有量:12.8%±0.3% 灰分:0.48±0.03% の小麦粉である。これならきっと素敵なベーグルが作れるだろうといって。きっと、悪いのは自分の腕だったと証明されるだけなのに。さらに、小さじ1とか大さじ2なんていう不正確な計量法で作っているのがいけないのだと決め付け、DRETEC デジタルスケール 「ジェリー」 ホワイト KS-243WTも註文した。最大計測重量2kg、最少重量0.1gである。今使っている秤では5g以下の計量は難しかったのだ。
出費が嵩みすぎると、買った方が安いんじゃないかということになるが、これくらいならまだ大したことはないだろう。秤はいろいろ使う場面もあるだろうし。今年の夏は休みを取ってどこかへ出かけたりする予定もまったくない。とにかくベーグルに挑みつづけ、食べた人を驚愕させるベーグルを作れるようになってみせよう。この暑さが和らぐ頃、私はベーグルの達人になっていることだろう。
桔梗咲き二色目。前よりも少し花が大きい。前と同じ色の方の花も載せてみよう。さらに、いつものように曜白の写真も。
前からベーグルを焼きたいと思っていた。あの、重くてもっちりとした環状のパンである。パンを焼き始めた頃、作り方を調べてみたら、何と焼く前に茹でると書いてあるので、これは大変な作業だと思い、いつかそのうちということにして、決行の日を先送りにしてきた。
だが、よくよく調べてみると、醗酵の時間は普通のパンよりもかえって短い。二回も醗酵させないようなのだ。
今日だ! 今日こそベーグルの日なのだ! と心の中で叫んだ私は早速ベーグル作りに取りかかった。糞暑い夏の昼下がりだった。
強力粉250g、ドライイースト小さじ1、塩小さじ1/2、水120mL、蜂蜜およそ15mLを混ぜ、10分ほど捏ねた。水分が少ないので大変だった。この暑いのに何ということをしているんだ。疲れ切ったところで、4分割し棒状に伸ばしてから環状にする(どうやら本当は棒状に伸ばすまえに10分くらい休ませることになっているらしい)。環状化はなかなか難しい。繋ぎ目がうまくくっつかないのである。適当なところで諦めて、濡れ布巾をかけて30分ほど醗酵させる。一回り大きくなっているので、およそ2Lの湯に、大さじ2の砂糖を入れたところへ生のベーグルを入れて、まず1分間茹で、次にひっくり返してさらに1分茹でた。それをペーパータオルの上に出して、190度に予熱しておいたオーヴンで同じく190度で15分焼いた。
出来ていた。ベーグルが。
納得できない。表面の張りと艶がベーグルとして美しくない。不満を抱えたまま、一口齧ってみる。味はまあ普通のベーグルだ。納得できない。自分で作るのなら「美味い!」という喜びが得られなくては仕方がない。これでは駄目だ。
だが、考えてみれば、今日は生まれて初めてのベーグルである。それで完璧なベーグルを作ってしまっては、挑戦しがいがないではないか。そんな安易なパンではないのだ、ベーグルは。これから努力と研究を重ねて納得できるベーグルが作れるようになればいいのだ。
いつの日か、一口齧った者は皆悉くあまりの美味さに腰を抜かして失禁してしまい、涙を流して讃美の歌を歌うようなベーグルを作ってみせるので、覚悟して待つように。
桔梗咲き朝顔がようやく咲き始めた。写真はなんだか花弁の縁だけが強調されたものになってしまった。
これだけでは物足りないので、この頃、毎朝元気に咲いている曜白の写真も。
曜白の花の色合いが少し変わってきたような気がする。白いところが増えているような気がする。
暑すぎて色あせてしまったのか。
町の本屋さんで本を買うと、紙のカバーをつけてもらう。買って帰った本は、書棚に収めるわけだが、読むときはカバー(ほんの一部としてのカバー)や栞、広告などを外して、書店でもらったカバーをかけて持って出かける。オンライン書店で本を買うと、そういうものはついてこない。いつもオンライン書店で買うと、出かけるときにつけるカバーが不足してくる。何度も使っていると、ぼろぼろになってきてしまうのだ。あるいは、自分の求める大きさの紙がなかったりする。文庫判と新書判をよく使うわけだが、この頃必要になるのが、ハヤカワ文庫のトールサイズだ。これが実に厄介である。書店で、「カバーをお付けしますか?」と訊かれて「お願いします」というと、もちろん書店員はカバーをかけてくれようとするのだが、文庫判のカバーをかけようとしてうまく入らず苛々している様子があからさまに判るのがハヤカワ文庫トールサイズだ。何なんだよ、この文庫は! というような顔をして、紙を折なおして本にかけてくれる。トールサイズが出始めた頃は、ハヤカワ文庫を指差して「それはかけなくていいです」と云ったりしていたものだ。この頃は書店の方でも狼狽えなくなったようだけど。
お手入れいらずのクロムウエルレザーブックカバー(クロムグリーン/ハヤカワトールサイズ/ブックマーカー付き)という商品を見つけたときには驚いた。トールサイズ専用なのか。ハヤカワ文庫のためだけに作ったのか。驚くと同時に、註文ボタンを押していた。どうせ買うのなら、普通の文庫や新書にも利用したいと思い、同シリーズの文庫判と新書判も註文した。
3日後に封筒に入った商品が届いた。こんなふうに、厚紙に貼り付けたような感じで送られてくる。
早速、開封して本にかぶせてみよう。今まで四六判のハードカバーを読むときに利用していたのは、東京創元社からもらったブックカバーである。片側は袋状になっていて、カバーを差しこみ、反対側は開いていて折り込むだけになっている。今回届いたのはどれも両側をきっちり閉じて袋状になっている。だから、すぐに外れたりしない代わりに、本が厚すぎると被せて使うことができなくなってしまう。本の構造上、両側ともきっちりかぶせないと使いにくいのだろう。400ページまでの対応だということなので、800ページもあるような分厚い本には使えない。
ハヤカワトールサイズのは、クロムグリーンといふ色。濃い緑である。暗いところで見ると黒にも見えるが、明るいところで見ると緑が感じられて綺麗である。表面もきめが細かく手に馴染む。
一方、文庫判と新書判は爬虫類の鱗風。色は赤っぽい。私の手にはしっくり馴染まないような気もするが、使っているうちに馴染んでくるだろう。
街の書店で本を買うときでも、鞄を持っているときには、袋もカバーも辞退しよう。それなりに書店の負担になっているのである。紙資源の節約にもなる。
5月にUbuntu 10.04にしてから、BLASTをインストールしていなかったことに気がついた。そこで、Synaptic Package Managerを使ってインストール。バージョンは2.2.21。Blast+が使えるはずである。16S rRNAのデータベースもあるので、一緒にインストールする。
ところが、古いblastallというようなコマンドしか使えないのだ。どういうことだ? 何日もかけていろいろ調べてみたのだが、どうもよく判らない。でも、新しいBLAST+コマンドは使えないことだけは判った。
それでは満足できないので、ftp://ftp.ncbi.nlm.nih.gov/blast/executables/blast+/LATEST/から、ncbi-blast-2.2.23+-ia32-linux.tar.gzをダウンロード。展開するとbinフォルダの中に実行ファイルが入っていた。
blastdb_aliastool blastp makeblastdb segmasker blastdbcheck blastx makembindex tblastn blastdbcmd convert2blastmask psiblast tblastx blast_formatter dustmasker rpsblast update_blastdb.pl blastn legacy_blast.pl rpstblastn windowmaskerである。これをパスの通ったところに置けば(私は~/binに置いた)いい。
ホームディレクトリに.ncbircというファイルを作り、[BLAST] BLASTDB=/usr/share/ncbi/dataと書いたのだけど、そこのデータベースを認識してくれない。/etc/ncbi/.ncbircにも同じように書いてあるのに。仕方がないので、データベースは絶対パスで指定した。
blastn -db /usr/share/ncbi/data/16SCore -query test.fasta -out res_test.outとやれば検索して、結果をres_test.outに保存してくれる。とりあえず、これでいいか。
追記:.ncbircにおいて、BLASTDB= と書いたつもりが、DB= となっていた。それでデータベースの場所が指定できなかったのだ。悪いのは私だった。申し訳ない。
曜白2種がたくさん花を咲かせるようになった。
朝顔の花は日の光の方向に向かって咲くので、ベランダの手摺の向こう側から撮影しなければならない。なかなか難しい。身を乗り出してちょっと落ちそうになったりする。
花をよく見ると、色のついているところでも濃淡の差があることが判る。もう一種の方は、均一だけど。
日曜日なのでパンを焼いた。普通のパンは問題なく焼き上がる。焼く温度を210度から200度にして13分焼いてみた。昼食(弁当)用にやや大きめに。
バナナパンは、今回は薄力粉をまったく加えずに、全部強力粉で作った。どういうわけか、作り方の例を探してみると、薄力粉を混ぜていることが多いようなのだ。とにかく今回は強力粉だ。強力粉250g、バナナ90g、牛乳90g、砂糖小さじ2、塩小さじ4/5(程度)、ドライイースト小さじ1、シナモン(粉末)微量を混ぜて捏ねる。一次醗酵(1.5時間)後、分割、ちょっと寝かせて、成形して二次醗酵40分くらい。190度で15分くらい焼いた。強力粉のみで作った方が私は美味いと思う。ふわふわした食感が好きな人は薄力粉を混ぜた方がいいかも。シナモンを前回よりも少し多くした。これで、ほぼ私が望むとおりのパンが出来てしまった。先週よりもやや大きく膨らみ、しっかりと歯応えのあるパンになった。あとは、目をつぶっていても作れるように、このまま作り続けよう。
先週はパンを冷蔵庫で保存していたら、バナナパンなどはぱさぱさになって味が落ちてしまった。どうも冷蔵庫はよくないらしい。乾燥を防ぐには、冷凍がいいようだ。そこで、今回はバナナパンは冷凍保存。普通の白いパンは半分ほどを冷凍保存。解凍して食べる際に失敗して不味くなったりしないだろうかと、些か不安を感じている祝日の夜なのだ。
4月にトマトの種を蒔いた。アイコとイエローアイコというミニトマトの品種である。朝顔と食虫植物には馴染みがあるが、トマトは初めてである。雨を嫌うということや、病気になりやすいから、間を空けて植えるとか、全然知らず、間引く機会を逸してかなり接近して数株植えたまま、半ば放置していた。
梅雨の雨にも耐え、実が少しずつ大きくなってきているので、じっくり眺めていたら、妙なことに気がついた。支柱を立ててやっていないから、倒れるかなと心配していたのだが、このトマトたち、隣のトマトをがっしり摑んでいるのだ。それで倒れないのか。
できるだけ摑んでいるところが判るようにと心がけて撮ってみた写真を二枚示す。
葉を伸ばしながら、その芯でしっかりしがみついている。トマトってそういうものなのか。全然しらなかった。よくよくみると、二種の内、摑みかかっているのは片方だけである。それが、アイコなのかイエローアイコなのかは判らない。だが、片方はしがみつけるが、もう片方はできないのである。
ちょっとネット検索してみたのだけど、ミニトマトは仲間にしがみつくという記事は見つけられなかった。もしかして、知らずに驚いているのは私だけなのか。それとも、隣の株の葉を摑むのはうちのトマトだけなのか。
今夜はトマトにしがみつかれて動けなくなる夢を見そうだ。ああ、夢だったのかと目覚めたら、窓から入ってきたトマトの茎にしっかり摑まれていたら嫌だな。
ようやく今年三種目の朝顔が咲いた。名前は忘れてしまった。空飛ぶ円盤みたいな名前だったような気がする。
西洋朝顔でサツマイモのような蔓と葉っぱである。ヘブンリーブルーに似ている。秋まで長く咲かせてくれればいいのだが。
写真は相変わらずあまり美しく撮れていない。
日曜日だからパンを焼く。今日は、普通のパンとバナナパンである。昔から私はバナナを使ったパンを作らないと気が済まないのである。
強力粉200g、薄力粉50g、バナナ90g、牛乳90g、砂糖小さじ2、塩小さじ4/5(程度)、ドライイースト小さじ1、シナモン(粉末)微量を混ぜて捏ねてみたら、ちょっとべたついた感じだった。一次醗酵(1.5時間)後、分割、ちょっと寝かせて、成形して二次醗酵40分くらい。210度で13分くらい焼いたら、色黒のパンになってしまった。バナナだから、次回から190度で焼いてみよう。
冷えてから食べてみると、これが私の求めていたバナナのパンである。こんなに早く目標を達成してしまっては、私はこれから何に挑戦すればいいのか。やはり前のように薄力粉でパンを焼く研究を再開しようか。
普通のパンは先週とまったく同じ手順で作った。今回は、サンドウィッチにしやすいように、少し長い大きめのパンにしてみた。
一回にこれが8個作れた。毎日二人がこれを弁当にすると、一週間で10〜12個必要になる。朝食でも食べようと思ったら、どうしようもなく足りない。平日にもパンを焼けるようにする仕組みを考えなくては。二次醗酵前に冷凍するとか? うまくできるんだろうか、そんなこと。
2種類目の朝顔の花が咲く。これもサカタのタネから購入したもの。「矢車」という品種である。
根本の方の地面近くに花が咲いたために、写真は撮り辛い。
花はやや小さめ。だから、たくさん咲いて欲しい。
これは手摺に巻き付くのがちょっと苦手のやうだ。桔梗咲きは全然巻き付けない。ベランダの手摺がもう少し細ければよかったのに。
久しぶりに変な本棚の記事。インテリアハックで見かけたもの。円形本棚である。
この本棚は回転するようになっていて、本を出し入れすると、重心の変化に応じて廻って安定するらしい。だから、何なんだ。全然整理できないじゃないか。収納効率だって悪いし、本も傷みそう。こんなの全然機能的じゃない。
でも一つくらい持っていてもいいかなと思って註文先情報を探してしまう自分が情けない。
今年初めての朝顔の花。サカタのタネから購入した舞姿という品種である。見ての通りの曜白。花の大きさは所謂「中輪」といった感じ。これから毎日次々と花を咲かせてくれればいいのだが。
ちょっと拡大してみる。あまり意味はないけど。
ベランダの手摺に絡ませ、外から見たら次々にベランダに朝顔の花が咲いていくようにしたかったのだが、桔梗咲きと赤の曜白が鉄棒に巻き付かない。朝顔のくせに困ったものだ。
外から見て、溢れんばかりに朝顔が咲き乱れていないと面白くない。今年はそんな感じにできるだろうか。
今週は、先週の倍量。500gの強力粉を使った。その分、作業が雑になったのか、どうも納得できない出来になってしまった。まあ、十分美味いのだけど、なんとなく。
倍量にしても、ガスオーヴンが二段で焼けるので問題ないことは確認できた。
参考にしているのは、先週も書いたが、高橋雅子『少しのイーストでゆっくり発酵パン』(パルコエンタテインメント事業局/2007/1600円+税) [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]という本。ここの最初に載っている、「基本のプチパン」というのを参考に、水を牛乳に代えて作ったのだが、もっと後ろの方を見たら、「基本の牛乳パン」という項目があった。最初からこれを見ればよかった。前者よりも、牛乳の容量が多く(150 mLではなく160 mL)、砂糖が1.5倍になっている。来週はこの分量にしてみようか。牛乳にすると「皮がパリッと厚めになり、中がふんわりとするのが特徴」なんだそうだ。
上手に作れるようになったら、自分の作ったパンをサンドウィッチにして弁当として出勤してみようか。