壁一面の本棚を造りたいとかいろいろ夢を抱く訳ですが、壁一面感に満ちあふれたこんな書棚が欲しいものです。
これは、「啓明大学医学部の医学図書館に設置された超大型壁面書架」(朝鮮日報)。6000冊の本が並んでいるそうである。
こんな書棚のある家に住みたい。
バナナ風味のベーグルってあまり見かけないなと思った。私は実は一度も見たことがない。といっても、熱心にベーグルの店を訪問しているわけではないので、よく知らないだけなのだが。
そのよく知らない観察に基づいて推測し、あまり作られないということは不味いのだろうと結論づけた。ならば、作ってみよう。そう考えるのが普通である。
今回は最大限までバナナの分量を増やしてみる。つまり、水を添加せず、水分はすべてバナナから供給する。強力粉203g、バナナ187g、砂糖15g、塩4g、ドライイースト小さじ1、モルトエキス少々を混ぜる。バナナは先に、フォークの背などでなるべく潰しておく。こんな水分で足りるのかと不安に思いながら混ぜていくと、思いの外水っぽくて、べとべとになってしまう。どうしようもないので、小麦粉を添加しながら捏ねていった。結局、203gよりも増えてしまったが、何グラムになったのかよく判らなくなってしまった。
ほどよい固さでまとまるようになってから、しばらく捏ね。6分割、10分休んで、伸ばして環状化。30分程度醗酵させた。蜂蜜入りの湯で茹で(片面45秒ずつ。このとき、どれもこれも輪が外れてしまった)、シナモンの粉末を少し振りかけてから190度のオーヴンで15分焼いた。
あつあつのときに少し食べてみる。美味くない。何だこれは。がっかりして、残りを放置して、しばらく不貞腐れる。冷えた頃戻ってきて食べると、これが美味い。バナナのパンは冷えてからが美味いのだ。普通のベーグルよりも表面がさくっとした感じで、中身はしっとりもっちりしている。さっきは不味いなんて思って悪かったと心の中でベーグルに詫びる。
次回は強力粉とバナナの量をもう少し慎重に決めて、記録しよう。シナモンは最初から混ぜた方がいいかも。今回は実は単に忘れていたのだ。表面がもっと美しい肌になるようにしなければ。
あまりバナナ・ベーグルは見かけないなんて書いたが、ちょっと検索してみたら、たくさん作成報告があった。みんな作っているんじゃないか。でも、水なしは珍しいかも。
相変わらず日曜日はパン作りである。もう時間がないので、ベーグルだけ。手間はかかるが、時間はかからないのがベーグルである。
今回は、おいしいベーグル研究所に載っている作り方を参考にしてみた。強力粉300g、塩6g、砂糖24g、水168g、バター12g、ドライイースト2.5gである。バター? バターを入れていいのか、ベーグルに。私は悩んだ。これはベーグルの根源に関わる大問題である。バターが入ったらもはやベーグルではないのではないか。しかし、そもそもベーグルの定義とは何なのかを自分が知らないことに気づき、面倒くさくなって悩むのはやめた。いろいろ検索してみると、アメリカのサイトなどでは、サラダ油を入れたりしているので、もうどうでもいいような気になってきたからでもある。
バターを入れると、最初はぬるぬるして気持ち悪いが、混ざってくると捏ねやすい。手順は今まで通り。茹で時間は45秒くらいを目指したが、ばらばらになってしまったような気がする。
今回もよく膨らんで、穴がほとんどふさがってしまった。しかし、もう穴を開けようという気持ちもなくなっている。味に変わりがあるわけでもなく、輪をあまり大きくすると、茹でるときに鍋の中に複数個入らなくなったりして困るのである。私のベーグルは穴なしと決めたのだ。
今日は、ブルーベリー入りのも作ってみた。こちらは先週までと同様の組成で。バターなしである。作るときに少しブルーベリージャムを添加した。べとべとして捏ねるのが難しかった。
特別ブルーベリーの味がするわけでもなく、色がちょっと面白い程度。表面はちょっとぼこぼこになった。
ベーグル作りの探求はまだまだ終わらない。ベーグル名人への道は遠く険しい。
無線LANへの接続は、自動的にHardware Driverが、ドライバーが必要な機器がありますと無線LANカードの情報を教えてくれる。Broadcom B43 wireless driverとBroadcom STA wireless driverがあるけれども、どちらがいいかねと訊ねるので、特に理由もなく後者を選ぶ。
ところが、接続できないのである。自動的に信号を感知して、接続可能なネットワーク一覧が表示されるから、そこから自分の目的のネットワークを選んで、パスワード等を入力すればいい。それが全然表示されない。それなら、手入力で入れてやろうと、ネットワーク名、パスワードなど入力して新規ネットワークを設定したところ、接続完了の表示が出て、無線信号強度もつながっているかのように表示されている。だが、これが実際にはつながっていない。どういうことか。
そういえば、前に最初に接続できたのは、南側の食卓のある部屋だということを思い出し、一番信号強度の強い書斎から出て、食卓の上にInspiron mini9を置いて、起動してみた。なぜか、弱い無線LAN信号のネットワークが複数表示された。どういうことだろうか。そのなかに我が家のネットワークが入っているので、パスワードを入力して接続に成功。それ以降は、書斎に戻っても快調に無線LANへの接続ができるようになった。
今は極めて調子良く使えている。SSDを交換してよかった。
我が家のネットワークにつながっているプリンターは、沖データのMicroline 18NRである。2002年10月に発表された機種。これが、プリンター設定の機種一覧には載っていないのだ。名前が近い機種を選んでもうまく行かない。こういうときはネット検索だと思って探してみたところ、自分の記事が出てきた。OL810e/PSを選べと書いてある。しかもそのときには、半年前に設定したのを忘れて検索したら、自分の記事が出てきたと書いてあるではないか。情けないが、こうして書き残すことが未来の自分の役に立つから、意味があるということでもある。
一昨日註文したRunCore 16GB MLC 凄く速い! SSD, Dell Inspiron Mini 9用 RCP-I-M5016-Cという恥ずかしい商品名のSSDが届いたので早速換装。Amazon.co.jpは配達時間指定ができないので、佐川急便の配達状況表示が「配達中」になってから、ずっと待っていた。というのは、私がいつもいる部屋では訪問者に気付かないのだ。食卓のある部屋で本を読んだり、掃除をしたり、夕食を作ったりして待っていたのだが、結局来たのは3時45分だった。6時間くらい待ってしまった。異常である。
箱を開けると、SSD、USBケーブル、ドライバが入っている。このUSBケーブルは何のため? こんなものは持っているので、不要である。入れずにもっと安くしてほしいものだ。ドライバは役に立った。
添付のドライバを使って裏側の蓋を開ける。下の写真で左上のが、SSD。螺子を二箇所外して、SSDも外すと「SSD→」という文字が見えるので、間違えていなかったと安心できる。購入したものを挿して、螺子を留める。画像は換装後の状態。蓋を戻して、インストール用USBメモリを挿して、起動する。
起動できるシステムがないよと云われる。0を押すのが間に合わなかった。再起動して、起動オプション0の表示が出た瞬間に0を押すと、起動ディスクを選べるので、USBメモリを指定する。後は、云われた通りに作業するだけ。
どのディスクにインストールするかという画面では、16GBのSSDと、16GBのSDカードが表示される。SSDの方を指定して作業を進める。SDカードでも起動ディスクにできたということなのか。それなら、SSDは買い替えなくてもよかったかもと一瞬考える。
今回も英語を使用言語としてインストール。もちろん、日本語が使えないと困るので、前にここに書いたような手順で、日本語入力に必要なものをインストールする。
順調に進んでいるように見えたのだが、無線LANが不調である。ディスク換装前には問題なく繋がっていたのに!
〈続く〉
新しいSSDが来る前に、インストールの練習をしておこう。用心深い私は考えた。いつも、インストールしたあとに、あそこでああすればよかったんだと思っても、もうやり直すのが面倒くさいと思って不満を残したまま使いつづけることもある。今回は、そうならないように試しておこう。用心深さこそ生き延びるのに最も大切なことだ。多分。
ディスク容量4GBのまま、Ubuntu 10.04 Netbook版をインストールする。昨日作ったUSDメモリから起動して、今回はubuntuを「試す」ではなく「インストール」を選ぶ。それにしても、起動が速いから、起動ディスクを変更するために0を押す時間が2秒くらいしかない。昨日は恥ずかしいから書かなかったが、実は何回か失敗しているのだ。
インストールはディスクの初期化も含めて行った。インストール後、ディスクの状態を見てみると、2.1GB(68%)しか使っていない。もしかして、新しいSSDを買わなくてもよかったんじゃないかと思ってしまった。SDカードの名称が文字化けしているので、ちゃんと使うときには直したい。どうすればいいんだろう。いろいろシステムのアップデートがあるよという通知されるので、最新の状態にするために、アップデートを実行したところ、2.6GB(83%)まで使用量が増えてしまった。
次に、Dropboxをインストール。Dropboxの場所をSDカードの方に変更したら、前に使っていたDropboxの中にDropboxができてしまった。次回は気をつけよう。
次に、Zumodriveをインストール。と思ったら、Java6なんとかが必要だとかいう警告が出て、Java関連をインストール……している途中で、ディスクがいっぱいになってエラーが出て、作業はここまで。やはり4GBでは足りないのだ。もちろん、他のディストリビューションを探せば、いろいろあるだろう。しかし、自分が仕事をする環境はある程度揃えておいた方が効率がいい。
ディスクに関するエラーが出たが、よく判らない。これはどうせ入れ替えるからいいかと思って何も考えていない。
無線LAN接続に関しては些か不安は残る。Netbookで無線接続ができないとどうしようもないので、極めて重要なところなのだが。
そろそろ新しいノートパソコンかミニノート(ネットブック)が欲しいと思っていたのだが、どうしても資金調達が厳しい状況が続いている。どうしてそんなことを思うのか、Inspiron mini 9があるじゃないかという声がどこからともなく聞こえてきた。そうだ、Inspiron mini 9はまだまだ使える。
この日記を何年も前から読んでいるという奇特な方がいらっしゃるかどうかは知らないが、Inspiron mini 9は、ubuntu版が出てすぐに註文したら、製品が発送されるまでに一ヶ月以上かかり、その間に大幅値下げされたのに、すでに代金は支払い済みだったので、無駄に高い買い物をさせられたという甚だ不愉快な思い出のある代物なのだ。不愉快な思いはなかなか消えないものである。
二年前もやはり資金不足だった。だから、本体のSSDは4GBしかないのだ。システムをインストールするのにやっとで、この頃は、容量不足でシステムの更新もできなくなっている。ここは大容量のSSDに換装すれば、まだまだ使えるんじゃないかと考えた。しかし、ここでまた大容量のSSDを買うには資金が足りないという現実に直面したのであった。仕方がないので、中容量(という分類を勝手に作った)のRunCore 16GB MLC (Dell Inspiron Mini 9用 RCP-I-M5016-C)をAmazon.co.jpに註文した(販売発送はサルテックという会社である)。値段は8800円。送料が500円である。
あとは品物が届くのを待つだけであるが、その間にシステムのインストールの用意をしておこう。Inspiron mini 9はCD/DVDドライヴがないので、USBメモリからの起動となる。そこで、起動・インストール用USBメモリを作ることにした。デスクトップubuntuでまずは、Ubuntu Netbook Editionをダウンロード。そのISOファイルを使って、USB起動ディスクを作れと書いてあったのだが、作れなかった。4GBなので、容量がたりないということはないのだが。一度、起動・インストール用CDを焼いて、それを使って起動用USBメモリを作った。4GBの容量である。
画像はDesktop版のときのもの。こんな画面が出て、あっという間に起動ディスクが作れるのだ。
あっという間にできるので、こいつをInspiron mini 9に差して、起動が始まったら素早く0を押す。すると起動ディスクを選べるオプション画面が表示される(これは次回の起動のときには忘れられてしまうので、また設定しなければならない)。起動すると、今すぐインストールしますか、Ubuntu netbookを試してみますかという選択肢が示されるので、「試す」をクリックしてみる。何だかずいぶん時間をとってようやく最初の画面が出てくる。
ネットブック版なので、普通のDesktop版とはずいぶん違う。アイコンが大きくて、シングルクリックで開けるようになっている。Files&Foldersというパネルを出すと、SDカードも認識されていることが判る。
無線LANは最初は動かない。ドライバーをインストールして、再起動すると使えるようになる(だから、最初は有線接続ができないと困ることになる)。ただ、今回は認証パスワードがどうしても受け付けられず、些か困った。このドライバーやその設定は再起動でも消えることはない。
無線接続に一抹の不安を残しつつも、SSDが届くのが楽しみでならない。
今年のハエトリソウはなかなか調子がいい。毎年夏になると弱っていたのだが、今年はしっかり育っている。夏はもっと葉が立ち上がるような気がするが、まあ、元気だからいいだろう。いつもはひょろひょろと立ち上がって、やがて枯れてきてしまうのだった。多分、暑さのせいだろう。前は南側のベランダしか置く場所がなく、よく晴れた日には鉢全体が高温になっていたのだ。発泡スチロールの箱の上に置いて、コンクリートの床からの熱が直接伝わらないようにしたりしたものの、鉢自体に直射日光が当たればやはり高温になる。今は、北に面したベランダに置いていて、そこは朝の3時間くらいは直射日光が当たるが、暑さが厳しくなる時間は直接日光が当たらない位置である。
小さい虫をよく捕まえているようだ。写真の真ん中あたりの数枚が閉じているのは、朝、水をやるときに水滴がたくさん降り注いでしまったため。画面の左の方に、生きている水苔がほんの少し見えている。以前はプランターから溢れんばかりに増えた水苔も今ではたったこれだけである。いつ、死に絶えてもおかしくない状態だ。
接近して葉を撮ってみた。時間が経つと赤くなってくる。
少し余裕が出来たら、久しぶりにモウセンゴケも育ててみようかとも思っている。
hgroup要素というのが新しくできて、付随する小見出しや副題、キャッチフレーズをグループ化するために使うらしい。これも人間の読みやすさではなく、アウトラインの構造化を正しくするためのようだ。そこで、タイトル部分にこいつを使ってみた。hgroupの中にはh1~h6要素しか入れられないそうだ。
time要素も新しく導入されたもの。これも人の読みやすさではなく、ブラウザや情報収集ロボットが文書の作成時等を正しく読み取れるようにするため。文書の公表日時を示すときには、pubdate属性で指定できる。だから、一文書に二つ以上のpubdate指定があってはならない。まあ、当然だろう。文書全体でも同様である。ここでは、日記だから日々の内容(article)にtime要素とpubdate指定を行う。
時間指定の書式は2010-08-08というようなものだから、2010年8月8日と書きたいときは、datetimeコンテンツ属性で指定するという。面倒くさいな。
<header> <hgroup> <h3>TOLLE ET LEGE: DIARY</h3> <h1>手に取って読め!</h1> </hgroup> </header> ~~~~~~~~~ <article> <h3><time datetime="2010-08-08" pubdate>2010年8月8日</time></h3> <p> 午後から微かな頭痛。</p> <p> 村瀬拓男『電子書籍の真実』(780円+税/マイコミ新書) [amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を全然期待せ ずに読み始めたのだが、これが予想以上によい内容だった。最初の日本 の電子書籍の歴史の辺りなどは、まあどうでもいい内容だが(過去のこ とを知らない人には有用かも)、「フォーマットおよび日本語の問題」 「流通の問題」「権利の問題」の3章、すなはち、今何が問題になって ゐるかをまとめたところは、出版社の内部にゐる立場から現状を伝へて くれる。新聞等が騒いでゐるやうに「出版社は所謂中抜きを恐れてゐる」 などといふことはない、それはもう電子書籍以前に可能になってゐるか ら」とか、国会図書館による電子化ではスキャンはするが、OCRを使っ た文字認識とテキスト化の予定は今のところないとか。フォーマットお よび日本語の問題の章では、何が問題なのかがよく判った。これも新聞 が書き立てるやうにただ日本国内での既得権益を守るためにぐずぐず してゐるのではなく、さらに外国からの電子書籍端末の侵入を「黒船」 とか云って恐れたりしてゐるはづがなく、それをどう活用しようかと考 へてゐるのだといふところを読んで安心した。 </article>
あとは、行間隔を空けてみたり、背景の色をつけたり、細かいところ。
そういえば、一昨日から日本経済新聞で特集:次世代Web仕様「HTML5」という連載が始まっている。いろいろ興味深い。HTML5の説明でいつも強調されている関連APIはまだよく判らないのだが。残念ながら、今回買った『徹底解説HTML5マ-クアップガイドブック 全要素・全属性完全収録』(3000円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]には、APIのことは書いていないようだ。
私のベーグルへの挑戦は続いている。飽きっぽいが執念深い。
今回も作り方はほぼ前と同じ。ベーグル用強力粉(緑渦巻)を250g、ドライイースト小さじ1、塩4g、水140mL、砂糖15g、モルトエキス少々。15 分ほど捏ねて、6分割(今回は小さめにしてみた)し、10分ほど寝かせてから、棒状に伸ばしてから環状に。濡れ布巾をかけて30分ほど醗酵させた。一回り大きくなっていたので、およそ1Lの湯に、大さじ1の蜂蜜を入れたところへ生のベーグルを入れて、まず30秒間茹で、次にひっくり返してさらに30秒茹でた。それをペーパータオルの上に出して、190度に予熱しておいたオーヴンで同じく190度で15分焼いた。
前と違うのはモルトエキスを湯の中にではなく、本体の方へ少し入れたこと、一個の大きさを小さくしたこと(これは食べるときの問題で、製作上の理由ではない)、茹で時間を短くしてみたことである。茹で時間は1分の方が後で膨らまないみたいだ。今回も一個を除いて穴がふさがってしまった。でも、焼くときに膨らむ方が表面の張りはいいようだ。当然だろうけど。もっと穴を大きくしておけばいいのか。その辺の加減は数をこなして感覚的につかんでいくしかないだろう。私のベーグルへの挑戦は終わらない。
白状すると、ちょっと飽きてきました。
久しぶりにiTermで日本語を入力しようとしたら(職場ではあまり日本語を入力しない)、何と文字化けしてしまうのだ。前はこんなことはなかったはずなのに。
ずいぶん悩んでしまった。結局.vimrcに、
set termencoding=utf-8 set encoding=utf-8 set fileencodings=iso-2022-jp,utf-8,cp932,euc-jpと書けばいいだけだった。前には書いていたのに、いつの間にか忘れてしまったのだろう。もう不要だと思ったのか。○や□でカーソル位置がずれないようにするには、set ambiwidth=doubleを書いておくのだったか。これは書いてあった。
lsで日本語ファイル名が文字化けするのは、.bash_profileにalias ls='ls -v'と書いた。毎回ls -vとやってもいいのだけど。
忘れないうちにここに書き留めておく。でも、きっと書き留めたことを忘れてしまうのだ。
HTML5というのがあるらしい。まだ、正式勧告ではないようだが、徐々にhtml5に対応したブラウザは増えているようだ。私もそろそろhtml5について考えようと暑さで朦朧とした頭で考えた。私は古い人間なので、htmlファイルは手打ちである。タグをほぼ全部手で打ち込んでいる。だから、早めに新しいhtmlにも馴染んでおかなければならない。PHPで自動生成させることも多いけれども、phpのスクリプトは手打ちだから、タグや構造が判っていなければどうしようもない。さらに、私は古い人間なので、本が必要である。本を買おう。
Introducing HTML5 (Voices That Matter)と羽田野太巳『徹底解説HTML5マ-クアップガイドブック 全要素・全属性完全収録』(3000円+税/秀和システム)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を買ってみようと思ったけれども、前者はSafari Books Onlineで読めることに気がついて、註文は後者だけにした。
これで後はお茶でも飲みながら本が届くのを待てばいいのだが、考えてみれば、Safari Books Onlineの方はいつでも読めるのだから、待つ必要はない。早速、Introducing HTML5 (Voices That Matter)を参考にいつも書いている日記のページをhtml5で書くとどうなるか検証してみることにした。
宣言は<!doctype html>でいいらしい。続く、html/head/title/link....といったところはあまり大きく変わっていないような気がする。<header>という領域を次に書く(書きたくなければ書かなくてもいいけど)。ヘッダ部分である。今回はタイトルのみ。次に<nav>。これはナビゲーターということ。 日記の過去の月へのリンク領域はこれにしよう。日記本文は<article>というタグをつける。日記本文の段落は従来通り<p>タグではさむ。最後に<footer>である。フッタである。フッタの文が変なような気がしたが、参考図書に書いてあったから仕方がない。今はそこを詳しく検討する余裕はないのだ。
これでいいのか? header/nav/article/footerというような構造は、読者が読む分にはなくても構わないだろうと思う。まったく同じ表示画面はhtml4で作れるのだから。どうやら、こういう文書構造を示すことで、自動的なテキスト抽出が効率的に行えるらしい。例えば検索エンジンのためのデータベース構築のとき。そんなの私には関係ないと一瞬思ったが、それが検索して読みにくる人にとって有益ならば、無視しなくてもいいかという気分にもなる。
<!doctype html> <html lang=ja> <head> <title>HTML5 test</title> <meta charset=utf-8> <link rel="stylesheet" type="text/css" href="styles.css" /> </head> <body> <header> <h1>tolle et lege</h1> </header> <nav> <h2>Menu</h2> <ul> <li>Last week</li> <li>Archives</li> </ul> </nav> <article> <h3>2010年8月8日</h3> <p> 午後から微かな頭痛。</p> <p> 村瀬拓男『電子書籍の真実』(780円+税/マイコミ新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]を全然期待せずに読み始めたのだが、これが予想以上に よい内容だった。</p> <p> 頭が痛いから、もう寝よう。</p> </article> <article> <h3>2010年8月7日</h3> <p> ジョー・ウォルトン<em>『暗殺のハムレット』</em>(茂木健訳/ 1200円+税/創元推理文庫読了。これは傑作。鳥肌が立つやうな興奮を覚えながら読み終 へた。政府要人の暗殺未遂といふ話なのだが、これが改変された歴史の流れの中で語られ てゐるからこそ、これだけ興奮するのであって、今の歴史の流れで語られると感動は多分 50文の1くらゐだ。前は、この世界の話だとしても変はらないんぢゃないかなんて思って ゐたけれども、私が間違ってゐた。早く第三巻を読みたい。</p> </article> <footer> <p><small>This is copyright by Yoshio Nakano.</small></p> </footer> </body> </html>
さて、これでは上からずらずらと文字が並ぶだけである。全体の構造はcssで規定 する。styles.cssというファイルを作って、こんなふうにしてみた。前より簡単になっ た(ような気がする)。
header, nav, footer, article {display: block; } nav {float:left; width: 20%; } article {float:right; width: 79%; } footer {clear: both;}
こいつを表示させてみる。MacOSXのSafari 5.0.1である。Firefox 3.6でもほぼ同じであった。
この試験ファイルへのリンクも張っておいた。Dropboxの共有フォルダに置いてみたものである。私はWindowsも持っていないので、Internet Explorerでどんなふうに見えるのか、私にはまったく判らない。
次回から、色をつけたり、左のnavの部分をもう少しきちんと作ってみよう。といっても、私の日記はそれしかないので、他にいろいろすることもないのだが。それとも、これを機会に大改変してみようか。
新しい花の種類は増えないので、些か飽きてきた。
曜白朝顔はだんだん白の部分が増えてきた。そのうちほとんど白の朝顔になるかも。これからは、桔梗咲きの花が増えそう。
今回は、cuocaで購入したベーグル用強力粉(緑渦巻)を使用した。強力粉250g、ドライイースト小さじ1、塩小さじ4g、水140mL、砂糖15g。15 分ほど捏ねて、4分割し、10分ほど寝かせてから、棒状に伸ばしてから環状に。濡れ布巾をかけて30分ほど醗酵させた。一回り大きくなっていたので、およそ2Lの湯に、小さじ1のモルトエキスと、大さじ1の蜂蜜を入れたところへ生のベーグルを入れて、まず1分間茹で、次にひっくり返してさらに1分茹でた。それをペーパータオルの上に出して、190度に予熱しておいたオーヴンで同じく190度で15分焼いた。
表面の張りが今ひとつだが、もうこんなものでいいかという気分。いろいろな例を見ると、どうも茹で時間が長めのような感じなので、あとは水分量と茹で時間の調整ということだろうか。数をこなして手際よく作れるようになるといい。