DropboxのiPhone appがようやく登場した。Dropboxというのは、MacでもWindowsでもLinuxでも、デスクトップ上に置いて同期できるオンラインストレージである。同期が素早いので使いやすい。2GBまでは無量で使える。
アプリケーションをダウンロードして、iPod touch/iPhoneと同期してから、表示されたアイコンをクリックすると、ユーザ名とパスワードの設定画面が現れる。
そうすると右のように、Dropboxに保存されているフォルダとファイルが表示される。このときはまだファイルはダウンロードされていない。写真を観たり、動画を鑑賞するときに、ダウンロードされるらしい。pdfファイルなら日本語の表示も問題なかったが、UTF-8のテキストファイルは文字化けしてしまった。他の文字コードでは試していないので、文字化けがコードによって変わるかどうかは判らない。
テキストファイルが文字化けしてしまうのは残念だが、iPod touch/iPhoneでもオンラインストレージが充実してきて、ずいぶん使いやすくなった。特に私のように記憶容量の小さな機種を買った人には嬉しい状況になってきたはずだ。
昨年販売を終了してしまったMac用仮名漢字変換プログラムegbridgeというのがあって、私は長い間、これを愛用してきた。その昔、ATOKが甚だ不安定だった時期があって、は行四段活用動詞の登録ができるということもあり、他の仮名漢字変換など使えないと思っていたのだった。それが昨年販売終了となってしまい、やむなくATOKへと乗り換えたのだった。今ではATOKも安定だし、は行四段活用の動詞を登録できるから、そんなに不自由はしてない。
なんとegbridgeをベースとした日本語入力プログラム「かわせみ」が物書堂から発売されるというではないか。販売はダウンロード販売のみ、価格は3,990円(税込)だという。
前に使っていたegbridgeのユーザ辞書も使えるという。しかし、今更戻ってきたよと云われても……。もうATOKと折り合いをつけていく覚悟をしてしまったのだが。戦争で死んだと思っていた夫が生きて帰ってきたけれど、もう再婚していましたよというような状況……ほど深刻ではないけれど、どうしたものか。
ふと気づいたら昔作ったAppleWorksのファイルがあることに気がついた。どうやって開けばいいのか。PowerPCで動いているMacだったらAppleWorksをインストールすればいいわけだが(アプリケーションをコピーすれば動く)、Intel Macだから動かないはずだ。それに、AppleWorksは入ったMacは遠いところにあるような気がする。
そこで見つけたのがdocXConverterである。名前のとおり、新しいWordのファイル形式docxでファイルを受け取ってしまったときのためのものである。これが、AppleWorksのファイルも開くことができるのだ。開いて、rtfで保存してくれる。
表形式の文書はうまく変換できないようだが、単純な構造のファイルならたちまち変換してくれる。うまく変換してくれた例を示そうかと思ったが、ちょっと公表できない内容のものばかりだったので、やめておく。緊急に数個のファイルを開きたいのなら、デモ版でも用が足りるだろうが、円高なので私は購入しておいた。US$19.95である。今日の為替レートは1ドル=89.50円くらいだ。
この頃、来年から住むところを探しているせいで、住まい探しと梵寿綱の話ばかりになってしまっている今日この頃ですが、皆さん咄嗟のメモには何を使っているでしょうか。
MacならStikiesに書こうかと思ったこともあったのだけど、メモがデスクトップ上にどんどん増えていくのも邪魔である。vimで咄嗟にメモを書けるスクリプトを作ってみたりしたこともある。が、気がついたらそんなことも忘れていた。結局のところ、メモは書くよりも後で読むときの方が問題のような気がする。ファイルが散らばってしまうともう駄目だ。検索するのが面倒くさい。vimで書いて、grepで検索すればいいような気がするのだけれども、どうも上手く行かない。どこに保存するかを気にしなければならないからだろうか。少し長いメモはGoogle DocsとかZohoに書いておけばどこからでも開けるから便利だが、ブラウザのウィンドウを開いて入力画面を出すまでに忘れてしまうのだ。だから、一瞬で書けないと困るのである。
今日、Moongiftで知ったのが、Notional Velocityである。使い方は両サイトをご覧になっていただきたい。検索と同時に新規メモの作成をするのである。検索して出てきたらメモする必要はないから、そういう仕組みなんだろう。新規作成したらタグを付けたりすることもできる。ほとんどの作業にショートカットキーが設定されているから、マウスに手を伸ばす必要もない。呼び出しもキーボードでできると書いてあったけれども、私には判らなかった。
私はABCLaunchを使ってアプリケーションを呼び出すから、判らなくてもそんなに困らないのだが。
果たしてこれを愛用するようになるだろうか。
また、梵寿綱すたいるで「梵寿綱以前」に分類されているもの。「以前」なので、梵寿綱作品として言及されることは少ないが、芸術生活1977年11月号の「梵寿綱の幻想建築」では、日時計や壁画がカラー写真で紹介されている。
上に日時計が見える。これは本当に日時計として機能しているのだろうか。午後一時半ころ撮影したようだから、大体合っていると云えるかも知れない。下は駐車場横の壁画。ちょっとぼけてしまった。ここは1974年築なのだけど、綺麗に管理されているようだ。
上は中庭。天使の影が見える。下は、真ん中の通路を内側から撮ったもの。
梵寿綱探訪記で取り上げられたのは、カンパネルラ氏の「一応、カンパネルラ」くらいだろうか。
梵寿綱マンションでは珍しく、賃貸ではなく分譲。4階建ての13戸となっている。ここに住みたい。
ここで普通なら高島平の秘羅禧・鎮守の杜に向かうのが普通だろうが、今回は新宿区住吉町にあるリドー住吉である。梵寿綱すたいるによると、これは田中俊郎氏が梵寿綱を名乗る前に設計した建物のようだ。だから、「梵寿綱以前」という項に分類されている。
さすがに梵寿綱以前というだけのことはあって古く、そして汚かった。少しがっかりしてしまった。今回も中に入る勇気がなく撤退。左が靖国通り側から見上げた姿。右が、裏側から。
ここは数ある梵寿綱探訪記に載ることもほとんどない、悲しい物件である。retour&Retourの情報(コメント欄)によると、「数回レインズで探したが賃貸がない」という。レインズというのは、指定流通機構が運営するネットワークで、個人は閲覧・検索ができないもの。また、69年当時賃貸で千葉真一と谷隼人が住んできたという記載もある。そうだったのか。新富事務所日記には、「気になったので、近所の不動産屋に聞いてみると「あそこは誰にも貸さないみたいだよ」と。」と記されている。もう新規契約を停止して、住む人がいなくなったら取り壊すつもりなのだろうか。それで手入れもせず、汚くなるのに任せているのか。「梵寿綱以前」でも、カーサ中目黒は綺麗なのに。
『建築家は住宅で何を考えているのか』(PHP新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books] で「本棚の家」として紹介されていた住まいがある。みかんぐみのサイトにも載っている。本棚が多い家はそんなに珍しくない。この家の特徴は、変形H鋼を使った書棚が建物全体の構造体として先に配置され、そこから建物全体を構築しているのである。
だから、本を入れすぎて本棚が倒れるとか、床が抜けるとかいう心配はないのだ。本棚が倒れるときは、建物が倒れるときである。まさに本棚を中心にした住まいである。しかし、だからといって収納能力が高いというわけでもなく、いろいろとものを置いて生活するようになったら、気づかなくなってしまうものかも知れない。それでも、建物の中心に本棚があるという事実は消えないわけだから、そういう家に暮らすのはやはり何か 本棚の魂を感じることができるのかも知れないと思うのだ。
Oxford English DictionaryのCD-ROMを買って喜んだのが、7月8日のことだった。
新しいOxford Dictionaryが出るという。Historical Thesaurus of the Oxford English Dictionary [Amazon.co.jp, Amazon.com] という辞書である。歴史的同類語辞典とでも云えばいいだろうか。古英語から現代語まで、同類語・類義語を年代順に並べている辞書のようだ。普通の辞書では、OEDも含めて、一つの単語の意味がどのように変遷してきたかを示してくれる。この辞書では、一つの意味を、どの単語が示してきたかを教えてくれる(のだと思う)。
これは面白い。しかし、高い。しかも、CD-ROMではないから重いし場所も取る。面白そうなのだが、買っていいものだろうか。
住まいを探しながら、本さえなければこんなに悩まなくて済むのにとつくづく思う。私は本以外にはあまりものを持っていない。机の上もきれいさっぱり片付けているから、こんな具合である。
ここは、数日前に写真を載せた書棚がいっぱいある部屋ではなくて、机のある部屋なのだが、書棚がなかったら人間が住んでいるとは思えないような部屋である。本がたくさんある部屋をどう作ったらいいか、参考になる例というのは実は少ない。本や雑誌に紹介されているのは、大金持ちの家としか思えないようなものが多いのである。私には到底無理なものばかり。金持ちしか本を溜め込んではいけないのかも知れない。貧しい者が本を溜め込むと、床が抜けたり、積み上げた本が崩壊して生き埋めになったりする。
そんなことを考えながら部屋を探していたときに見つけたのが、私の部屋自慢:愛する本に囲まれた“図書館ハウス”である。LiVESという住宅・インテリア雑誌のサイトにある。とは云っても、写真は数枚だし、間取り図などもなくて物足りないところはあるが、本がいっぱいの家に住みたいという人の住まいは少しでも参考にしたい。
本を収納するというと、よく見るのが階段の壁を全部書棚にしたもの。やはり階段の壁がいいのか。私が買いたいと思っているマンションでは、階段はないのだが。
どうすればいいのだろうか。広い部屋に住めということなんだろうが、それが難しいのである。それでも部屋は探さなくてはならない。見つかるまで、住むところは探さねばならないのだ。
今日は池袋で二つ。二つはすぐ近くにある。どちらも南池袋二丁目である。
Royal Vessel 「輝く器」と梵寿綱すたいるで名付けられているこの建物は、現実世界では東商ビルという名前で探した方が見つけやすい。一見、普通のビルであるが、1990年に造られたこの商業ビル(店舗、事務所、および施主の自宅だそうである)は、1m角のアルミ鋳物パネルに玉虫色に輝くスタンドグラスの細片を嵌め込んだもので外観が作られているという。
入り口には雰囲気の悪い電飾があったりして、写真が撮りづらい。ただでさえ、撮るところがないというのに。仕方がないので、ここの写真を撮る人が大抵そうであるように、私も足下の変な像を撮ってみる。
直ぐ近くにあるのが、「斐醴祈:賢者の石」であるが、ルポワ平喜という店舗と賃貸事務所・賃貸住宅が入っている建物を探す方が判りやすい。こちらは1979年築。賢者の石という名前が付いているが、錬金術の研究をしているわけではなく、一階は平喜屋という酒問屋である。
今回も中へ入れず退却。臆病者である。かろうじて、入り口から中を覗いて壁から生えて明かりを掲げている腕を撮影した。この奥の姿は数日前に紹介した「ぬいぬいさんの旅行記」を参考にしていただこう。カンパネルラ氏のブログ「一応、カンパネルラ」にも多数の梵寿綱写真があるので、臆病で物ぐさな私が撮影できなかったようなところも綺麗な写真で紹介してくれている。「Royal Vessel」、「斐醴祈:賢者の石」、「斐醴祈:賢者の石 エントランス再び」あたりが、今回の2件に関する記事である。
次回があるかどうかは判らない。
ドラード早稲田を見た後、JR高田馬場駅へと向かう。何となくそのまま勢いで新宿まで歩いたら草臥れた。当たり前だけど。京王線に乗って代田橋へ。京王線に乗るのは20年ぶりくらいなので、新宿駅でちょっと迷ってしまった。
代田橋で降りて甲州街道の歩道橋を越える。道を一本間違え、先に見つけるはずだったラ・ポルタ和泉を見逃し、マインド和亜を先に発見する。梵寿綱すたいるの解説によると、この1992年にできたマインド和亜は住宅都市整備公団の民間賃貸住宅である。施主が偶然通勤途中のラ・ポルタ和泉の女神の彫刻を保護シートから覗いているのを見つけて、梵寿綱に設計を依頼したとか。
一階にはコンビニが入っている。
ふたたび中を覗く勇気がなく、そそくさとその場を離れてしまった。コンビニくらい入ればよかった。
甲州街道へ戻ってラ・ポルタ和泉を見つける。高速道路の直ぐそば。比較的小規模の賃貸集合住宅である。
梵寿綱すたいるの説明によれば、玄関の上の彫刻は「樹下美人図」という名前だという。甲州街道側の最上部にある「天駆ける天馬ペガサス」を撮影するのを忘れてしまった。
こうやって建物の写真を撮ってみるとなかなか難しい。最後のラ・ポルタ和泉などは、道路も狭くて写真を撮る場所もほとんどない。気になるのが電線である。これほど電線が醜いものだったとは。どんどん地中化を進めてほしい。
やはりここも「ぬいぬいさんの旅行ブログ」が美しい写真を紹介してくれている。ちゃんと中の方の撮影もていねいにして見せてもらえるので嬉しい。
住まい探しは、銀行の住宅ローンの審査などで難航している。この四月に勤務先が変わったので、今の勤務先での給与が1年間出ていないために数値として収入を示すのが困難なのである。夏のボーナスなんか1割くらいしか出ていないから、その振り込み通知を見せて、これでボーナス時の返済はいくらを予定していますと云っても困るらしい。書類をたくさん追加して、今は別の信託銀行2行の審査結果待ち。連休明けに結果が出るはずである。これで駄目なら、梵寿綱(以前)マンションに住むのは諦めざるを得ない。
休日に出かけて数時間暇になってしまうことになったので、その間に梵寿綱マンションを見物に行くことにした。今日は、ドラード早稲田、マインド和亜、ラ・ポルタ和泉の三カ所である。
地下鉄東西線の早稲田駅で降りて、3a出口から地上に出る。そのまま北へ向かえばよかったのに、方向を間違えて南へ歩いてしまった。間違いに気づき道を戻って、早稲田高校沿いに北へ少し歩くと左手に見えた。早稲田鶴巻町西交差点である。
交差点の反対側から。もう少し近寄ってみる。一階は理髪店だったろうか。日曜の朝10時頃で、ちょうど開店しようかという時間だろうか。
建設時には周辺住民からの反対運動などもあったらしい。ただの賃貸住宅なのだが、怪しいものが建つと思われたらしい。確かに周辺には馴染んでいないのだが。
梵寿綱すたいるにある説明によると、1984年に作られたこの「和世陀」は、一階が店舗の六階建て民間分譲集合住宅である。「この試みは、虚構化された現実を神話的世界の『夢見る力』で再生すること」だったという。
建物の写真を撮るのは慣れていないので、なかなか難しい。「あ、写真撮っている人がいる」という目で見られるのにも慣れていない。建物に近寄って何枚も写真を撮ったり、装飾をなでたりさすったり、あるいは頬ずりをしたりするのは恥ずかしい。ちょっと変な人がうろついていると思われて通報されたら大変である。一人ではなくて、仲間がいると心強いかも知れない。
どうも私が撮ると、傾いてしまう。もっと丁寧に撮影できるようにならなければ。共用部分には入って行けるらしいが、勇気がなくて周辺をこそこそ歩いただけだった。そのうちまた訪れてみたい。
もっと綺麗な写真で紹介してくれている方がいるので、その写真のスライドショーを下に貼っておく。詳しくは、リンク先を参照していただきたい。
マインド和亜とラ・ポルタ和泉はまた後ほど。
住まい探しは難航している。この4月に勤務先が変わっているので、銀行から金を借りるのにちょっと不利なことになってしまった。
住むところを考えるということは則ち本をどう収納するかを考えると云うことである。この三月までは壁際に書棚を並べていた。それはごく普通の考え方である。しかし、それは部屋の面積ではなく、部屋の壁の面積の制限を受けることになる。壁際だけではなく、真ん中にも書棚を並べればいいではないか。仮住まいの今の住居は両親の家であり、私が8歳から28歳までを過ごした家である。1年だけだから部屋中に書棚を置いたらどうなるか試してみた。
写真では判りにくいと思うが、迷路のように書棚が並んでいて、書棚の上に橋渡しをするように横長の書棚が置いてあったりする。上の写真と別の方向から見たのが、下のものである。 一枚目の写真の左側の裏側に、背面の書棚ともう一列壁際の書棚がある。その間隔が狭すぎて本を探すのが困難な状態になってしまった。通ることはできるのだが、書棚の方向を向くと、目と本の距離が10 cmくらいしかなくて、本の題名があまりにも近くてよく読めないのだ。しかも、電灯の光が直接当たらないから昼でも暗い空間になってしまった。もう少し本を探しやすい書庫にしないと、これでは必要な本がなかなか出てこない(ような気がする)。この本をもう少し余裕を持って収納できるような住まいが果たして見つかるのだろうか。
R version 2.9.2が出ているのでインストールしようと思ったら、ニュース欄にThe R Journal創刊号が出ましたと書いてあるのに気がついた。Rに関するオンラインジャーナルである。新しいパッケージの報告とか、Rの応用例とか、そんな記事が掲載されているらしい。ちゃんと査読のあるというが、学術誌という扱いになるのだろうか。The hwriter Packageというのを読んでみると、htmlファイルを書き出すパッケージの紹介だった。詳しくは、The hwriter packageにも書かれている。
例えば、
> library(hwriter) > p=openPage('doc.html') > hwrite('手にとって読め',p,heading=2) > scale=round(seq(0, 1, len=8), 2) > colors=rgb(colorRamp(c('red', 'yellow', 'white'))((0:7)/7), max=255) > hwrite(0:7, p, bgcolor=colors, style='padding:5px') > closePage(p)というようなことをすると、
<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd"> <html xmlns='http://www.w3.org/1999/xhtml' xml:lang='en' lang='en'> <head> <meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8"></meta> <title>doc.html</title> </head> <body> <h2>手にとって読め</h2> <table border="1"> <tr> <td bgcolor="#FF0000" style="padding:5px">0</td> <td bgcolor="#FF4800" style="padding:5px">1</td> <td bgcolor="#FF9100" style="padding:5px">2</td> <td bgcolor="#FFDA00" style="padding:5px">3</td> <td bgcolor="#FFFF24" style="padding:5px">4</td> <td bgcolor="#FFFF6D" style="padding:5px">5</td> <td bgcolor="#FFFFB6" style="padding:5px">6</td> <td bgcolor="#FFFFFF" style="padding:5px">7</td> </tr> </table> <br/> <br/> <font size="-2">(Page generated on Fri Sep 11 12:49:14 2009 by <a href="http://www.ebi.ac.uk/~gpau/hwriter/index.html">hwriter</a> 1.1)</font> <br/> </body> </html>というようなファイルが出力され、それをWWWブラウザで開いてみれば、
朝涼しくなってきたので、あまり蚊に襲われることなく、躰を静止させて写真を撮れるようになってきた。そんな訳で、今までより少し離れて躰を静止させるよう心がけて撮ってみた。何だかあまり美しくないなあ。それに、気がついたら首筋を蚊に刺されていた。この涼しさでも活動できる奴がいたのか。
このところ更新が滞っていたのは、住まい探しで疲れていたから。慣れない買い物は辛い。ふだんの買い物も嫌いなのに。
その気になった物件がさきに取られてしまったので、振り出しに戻って探し直す。しかし、妻と私の両方の許容範囲に入るものがまったく見つからない。このまま住まいを見つけることができないのかと思っていたところに、変わった中古マンションを見つけた。梵寿綱という人が手がけた建物だった。私もよく知らなかったのだけど、詳しいことは、「梵寿綱すたいる」で知ることができる。日本のガウディとも云われるらしく、その建物はかなり特徴的な姿をしている。それがどの程度かは、池袋の建物二つの姿を紹介しているぬいぬいさんの旅行ブログを参考にしていただくことにして……おや、これはブログに貼って紹介していいようになっているのか。貼り付けてみよう。
タグが公開されているのだから、こいつを使って紹介してもいいということなのだろう。駄目ですよということなら、外せばいいのだけど。
リンク先を見れば判るように、綺麗な撮影で梵寿綱の作品を紹介してくれている。こんなところに暮らしたいと思うのが普通だろうが(違うか)、調べてみるとほとんどが賃貸である。ということは今回見つけたのは珍しい分譲物件ということになる。梵寿綱作品とはいうものの、梵寿綱を名乗る数年前に建てたものなので、比較的おとなしい造りになっている。壁から腕が生えたりしていないし、人間椅子も配置されていない。でも、駐車場横に壁画があったりする。塀に環状のものが垂れ下がっているような装飾があるのは、共通している。
こんなところに住めるだろうか。
ということで、部屋を見に行って、長期修繕計画、修繕履歴、管理組合規約などを集める。購入の意志があるということで、購入申込書をかいてきた。銀行のローンの審査も待たなければならない。
しかし、「重要事項に係わる調査報告書」に大規模修繕計画はないと書いてあるのに、管理会社の長期修繕計画報告書には、数年後に大規模修繕としか思えない工事が予定されているのはどういうことだろうか。それにこの計画に従うと数年後に修繕積立ては破綻する。どういうことなんだ。