UbuntuでpLaTeXによる日本語ファイル作成をしようと思った。いつも職場ではやっているのだが、今日は休日なので自宅で作業しようと思ったわけだ。そうだ、自宅のUbuntu環境は先日購入したばかりのPowerEdge T100で、TeX関係の環境はまだ不完全だったのだ。
早速、texlive関係のパッケージをインストールする。控えておくのを忘れたので何をインストールしたのかよく判らなくなってしまった。こんなものでいいだろうと思って、文書をコンパイルすると、こんなエラーが、
** ERROR ** Could not find encoding file "H".少し検索してみるといくつか解決法があるようだ。何れも、フォントの設定を認識させてやるという点では同じである。今回はAdobe Readerを利用する方法を採用することにした。特に理由はない。Adobe Readerもインストールしておこうかなと思っただけである。私はあまり物事を深く考えないのだ。まず、Adobe Readerをダウンロードした。Adobe Reader 9.1 Linux(.bin) Englishというやつである。日本語フォントキットもダウンロードしておく。Adobe Readerの方は、sudo ./AdbeRdr9.1.0-1i486linux_enu.binとやってインストールした。フォントキットの方は、インストールスクリプトを実行してもエラーで失敗。そこで、LANGCOM.TARとLANGJPN.TARを手動で展開し、CMapの中身を/opt/Adobe/Reader9/Resource/CMapの中へコピー。次に、CIDFontの中身を、/opt/Adobe/Reader9/Resource/Fontの中へコピーした。その後に、/usr/share/texmf/dvipdfm/Resource内に、/opt/Adobe/Reader9/Resource/CMapのシンボリックリンクを張った。sudo mktexlsrをしてから、再度コンパイルすると日本語のpdfファイルがちゃんとできあがり、それをAdobe Reader 9で開いて読むことができるようになった。
こうやって記録しておいても、きっと次回必要になったときにはまた忘れていて、無駄な時間を費やしてしまうのだ、きっと。
先日、iPhone Web Style (2800円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]なんていう本を買って、iPhone/iPodTouchで見てもらいやすい画面構成について考えていたのだが、私はiPhoneもiPhodTouchも持っていないのだ。どんなふうに見えるか判らないから改良のしようもない。そこで、iPhone Simulatorを使ってみることにした。まず、iPhone SDKをiPhone Developerサイトからダウンロードする。これには登録が必要だが、無料なので心配しなくても大丈夫だ。アプリケーションを作って販売しようなんていうときは有償のプログラムに登録しなければならないが、サイトを作るだけならその必要はないからだ。私は前からApple Developerとして登録していたのだけど、それでは駄目なようで、改めてiPhone Developerとして登録しなければならない。そしてiPhone SDKをダウンロード。いつものアップルのアプリケーションのようにインストールする。ルートディレクトリのDeveloperにインストールされる。その中の、Platforms→iPhoneSimulator.platform→Developer→Applications→iPhone Simulator.appが、今求めているアプリケーションである。これをダブルクリックで立ち上げればいい。
私が確認したかったのは、自分の読書日記がどう見えるかということ。WX340KのNetFrontで見たら、延々と左の年ごとに月をクリックする領域が続いて、なかなか日記本文に辿り着かなかった悲しい事実に直面し、何とかこれを改良しようと思ったのである。尤も、iPhone/iPodTouchのSafariはそこまでひどくない。でも、なるべく読みやすくしたいから。
私のサイトは主にPHPで構築されているので、まずはブラウザ情報をPHPで取得する方法を調べてみると、$_SERVER['HTTP_USER_AGENT']で簡単に取得できると判った。iPhone、iPod、NetFrontの文字がそこに含まれていたら、左のカラムを読み込まないようにした。
$browser = $_SERVER['HTTP_USER_AGENT']; if(!ereg("iPhone|iPod|NetFront",$browser)){ include ("leftcolumn.html"); }といった具合に。これで、まあNetFrontだとすぐに日記が読めるのだけど、iPhone/iPodTouchのSafariはきちんとcssを処理するので、左側に無駄な空白が残ってしまう。専用のcssを用意してやろう。そこで、最初の方に、
<?php $browser = $_SERVER['HTTP_USER_AGENT']; if(ereg("iPhone|iPod",$browser)){ echo " <link rel=\"stylesheet\" href=\"iphone.css\" type=\"text/css\" />"; }else{ echo " <link rel=\"stylesheet\" href=\"diary.css\" type=\"text/css\" />"; } ?>と書いてみた。最新10件を表示する画面とRSSで更新情報を得てから一日分の記事を読むページである。左のカラムがなくなると、その後どこにも移動できなくなるので、前日の記事や翌日の記事へのリンクを最後に付けた。その画面の確認が、こんなふうにできる。
前よりは読みやすくなっただろうか。尤も、今のところiPhone/iPod Touchで私の日記を読んでくれている人はほとんどいない。NetFrontも。でも、これを機会に読んでくれる人が一人でも増えれば嬉しい。
前にちょっと書いたのだけど、PowerEdge T100には160GBのSATAハードディスクが一つ入っていて、すぐ下にもう一つ入れられるようになっているから、同じ大きさのハードディスクをPowerMac G5から外してそいつを装着したのであった。ところが、それが認識されていない。dmesgというコマンドを打てば、sdaとsdbという二つのハードディスクが示されると思ったのに、sdaしかない。何で探してもsdaしかない。なぜだ! ハードディスクを交換しても変わらない。何日も検索し続けたのだが、誰もそんなことで困っていないようなのだ。特別困っているわけではないので、明日できることは今日やらない主義の私は問題解決を先送りにしていたのであるが、パソコンメモ DELL PowerEdge T100にSATAのハードディスクを増設するという記事に巡りあったのである。
早速、そこに記されているように、再起動してF2を押してみた。「つなげたハードディスクが認識されていると思うので,そのポートを「Off」から「Auto」に替えます」と書いてあるのだけど、ハードディスクは表示されていない。一つ目のハードディスクの下は、「Off」になっていて、ハードディスク情報はなにもない。駄目なのか、やはり駄目なのかと思いながらも、それを「Auto」に変更して起動してみた。どうせ駄目だろうと思いながら、dmesgを打ってみると、sdbが認識されているではないか。よかった、本当によかった。
fdisk -lで見るとこんな感じ。
Disk /dev/sda: 160.0 GB, 160000000000 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19452 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x00000080 Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sda1 * 1 18657 149862321 83 Linux /dev/sda2 18658 19452 6385837+ 5 Extended /dev/sda5 18658 19452 6385806 82 Linux swap / Solaris Disk /dev/sdb: 163.9 GB, 163928604672 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19929 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x00000000 Disk /dev/sdb doesn't contain a valid partition tableフォーマットはMacOS用になっているので、今日はGPartedというGUIで操作しようと思って立ち上げてみたのだけど、どう使ったらいいのか判らなかったので、
sudo mkfs.ext3 -c /dev/sdbとコマンドでフォーマット。処理に一時間以上かかる。パーティションができていないので、fdiskで作る。sudo fdisk /dev/sdbとすると少々情報が提示されたあとに、コマンドは? って訊かれるので、
Command (m for help): n Command action e extended p primary partition (1-4) p Partition number (1-4): 1 First cylinder (1-19929, default 1): 1 Last cylinder, +cylinders or +size{K,M,G} (1-19929, default 19929): Using default value 19929 Command (m for help): t Selected partition 1 Hex code (type L to list codes): 83 Command (m for help): p Disk /dev/sdb: 163.9 GB, 163928604672 bytes 255 heads, 63 sectors/track, 19929 cylinders Units = cylinders of 16065 * 512 = 8225280 bytes Disk identifier: 0x88dfb32c Device Boot Start End Blocks Id System /dev/sdb1 1 19929 160079661 83 Linux Command (m for help): w The partition table has been altered!というように答えた。一個のパーティションが出来たので、sudo mke2fs -j /dev/sdb1というようにして再びフォーマット。二度手間である。何か手順を間違えているのか。/mnt/HD2というディレクトリを作り、そこにマウントすることにする。
sudo vol_id /dev/というコマンドを打つと、
sudo vol_id /dev/sdb1 ID_FS_USAGE=filesystem ID_FS_TYPE=ext3 ID_FS_VERSION=1.0 ID_FS_UUID=4876bc0d-db5c-45b3-a6e6-2e7d71912302 ID_FS_UUID_ENC=4876bc0d-db5c-45b3-a6e6-2e7d71912302 ID_FS_LABEL= ID_FS_LABEL_ENC= ID_FS_LABEL_SAFE=という情報が表示された。このUUIDを使って、/etc/fstabに、
# /dev/sdb1 UUID=4876bc0d-....-2e7d71912302 /mnt/HD2 ext3 defaults 0 0と書いた。そうして、sudo mount -aとすると、
mount: special device /dev/disk/by-uuid/4876....12302 does not existと云われてしまう。なぜだろう。UUID=xxxxのところを/dev/sdb1に変えたらマウントできた。納得できない。でも、これだけのことにこれ以上時間を使うのは嫌だから、もう止めた。
昨日買った目玉おやじカメラをInspiron mini9に繋いでみた。CanoramaとCheeseで観てみることにした。後者は最初から入っていたが、前者はなかったので、Synapticでインストール。カメラを繋いでからアプリケーションを立ち上げると、どちらも勝手に認識してカメラからの画像が表示される。簡単である。設定も何もない。ドライバーも何も考えなくていい。キャプチャ写真もクリック一つで撮れる。保存場所は自分の好きなところに再設定が可能だ。Canoramaは色が変だ。水飲み鳥の写真を下に示すが、本当は赤い台(鳥の足)に青い溶液、赤い顔、青い帽子なのに、これはどういうことか。画面をlargeにするとエラーが出て終了してしまうのもちょっと困る。最初の像はほとんど白で何だか判らないので、明るさを絞っていくとちゃんと見える像になるのだが、Cheeseの方はその辺りの条件変更が判らなかったので、調整ができなかった(色はまともなような気がする)。
あと、ケーブルの接続部分が緩くて、向きをいろいろ変えていると、カメラの認識が切れてしまったりする。そのうえ、目玉おやじが外れて落ちてしまったりする。怪我をしてしまったりしたら大変だ。
数日前にiPhone/iPod Touchについて思いを巡らしていた私は、発作的にiPhone Web Style (2800円+税/ソフトバンククリエイティブ)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]なんていう本を買ってしまったことはすでに報告したとおりだが、なんでも、ブログサイトを簡単にモバイル機器に最適化された表示にしてくれる仕組みがあるらしい。MoFuseである。
よく判らないままに、まずはアカウントを作ってみた。次にこのサイトを登録してみた。名前を付けてURLを登録する。RSS情報を元に作るようなので、そういう仕組みのないサイトは自動的に変換してくれないのだろう。だから、ブログサイト専用なのだと思う。無料だから文句ばかり云っても仕方がない。
URLを登録して、それが登録済みでなければ設定完了である。ちなみに6文字以上の文字列が必要だった。ここのは、http://yaneura.mofuse.mobi/である。それがどんなふうに表示されるかを見せてくれて、色の設定などを変更できる。有料版MoFuse Premiumだともっといろいろなサイトの構築ができるようだ。
iPhone最適化画面もある。題名が何回も表示されて無駄かなとか、今の設定では日記の方は日付しか示されないから寂しい。もともと日記は日付しかないものだという考えに基づいて設定したのだが、タイトルはなくてもいいが、見出しのようなものはあってもいいような気がする今日この頃なのだ。
やはり自分でiPod Touchでも買って確認したいと心の中で密かに思っている。
いつの日か、PCカメラを買うときには、目玉おやじと心に決めてゐた。Macでは、このドライバーを入れたら認識された! という報告に従ってドライバーをダウンロードしようとしたら、その場所がなくなっていた。どうすればいいんだ。
明日はUbuntuで考えてみようか。
ようやく気温も上がってきて、ハエトリソウの芽が伸びてきた。水苔は死んでしまったが。根元が分かれて子株になったのか、埋もれた葉から芽が出てきたのかは判らないが、小さな芽がいくつも増えている。これからどんどん伸びてくるだろうか。水苔は、ハエトリソウに接している二つの芽は生き残っているのではなだろうか。少しでも生きていれば増えると本には書いてあるのだけど。
小学生の頃から憧れていた生きた水苔である。ほんとうに全滅してしまったら、また買ってもいいだろうか。どうしても欲しいのである。気がつくと私はしばらく息をとめて水苔とハエトリソウをじっと見つめていた。
サブドメインを取得して、wwwで始まるURLを使うわけだが、wwwを省略したURLも使いたい。というより、省略した形を主に使いたいが、wwwで始まらないと気が済まない人もいるから、両方アクセスできるようにしたいと思ったときに、どうすればいいか判った。みんな知っていたのかも知れなけれど、私は知らなかったのだ。
Ubuntu 8.10の場合なのだが、/etc/apache2/sites-availableをエディタで開いて、
<VirtualHost *:80> ServerName www.aaa.info ServerAlias aaa.info .......というようにすればいいようだ。全然知らなかった。みんな知っているのかも知れないけどね。
PowerEdge T100の動きはいいのだが、起動するたびに「Alert! Cover was previously removed.」という警告が出て、F1を押すか、F2で設定をするか、という状態で止まってしまうのだ。これは不便だ。装置を誰かが開けたみたいだ! という警告なのだが、開けちゃいないのだ。どうなっているんだ。これでは遠くから操作して再起動できないではないか。ちょっと検索すると解決法はたくさん報告されていた。だから、ここには詳しくは書かないが、さっきのところでF2を押して、System Security→Chassis Intrusionを選び、Enabledへと変更すればいい。
次に、AirMac Diskのマウントを起動時にする設定。/etc/fstabに、
//192.168.1.200/Logitec500GB /mnt/AirMacDisk cifs\\
defaults,username=xxxx,password=zzzz 0 0
と書く。ディスクのIPアドレスが192.168.1.200で、ディスクの名称がLogitec500GBだからこう書いているのであって、誰でもがこう書くわけではない。\\のところは本来は存在しない改行があるという印なので、実際には\\とは書かずに繋ぐところである。
sudo mount -a -t cifs とするとfstabの条件でcifs設定のものだけがマウントされるということらしいので、確認してみる。ちゃんとマウントされることを確認したら、バックアップの設定をする。/etc/crontabに、
05 4 * * * root /usr/bin/rsync -a --delete /home/attic/Documents /mnt/AirMacDisk/T100_backup 10 4 * * * root /usr/bin/rsync -a --delete /home/attic/public_html /mnt/AirMacDisk/T100_backup 15 4 * * * root /usr/bin/rsync -a --delete /var/www/ /mnt/AirMacDisk/T100_backup 25 4 * * * root /usr/bin/rsync -a --delete /var/lib/mysql /mnt/AirMacDisk/T100_backupという感じに。昨日も書いたけれども、PowerEdge T100よりも、Logitecの500GBの「静音を売りにする外付けハードディスク」の方がうるさいのは納得できない状況ではある。
何度やっても忘れてしまうので、こうやって記録を残すよう心がけているのだが、結局自分の書いたメモを読まずに、Googleなんかで検索して人の記録を参照している自分に気づく今日この頃ですが、皆さんは自分のメモをきちんと読んでいるのでしょうか。
まずは、開発環境をインストール。
sudo apt-get install build-essential sudo apt-get install libtool次に、LAMPの二文字目以降。LinuxはすでにUbuntu設定済みなので。まずApache2から。
sudo apt-get install apache2http://192.168.xxx.xxxをブラウザで開いて、「It works!」の表示を確認。次にPHP5。
sudo apt-get install php5 libapache2-mod-php5sudo /etc/init.d/apache2 restartとやってApacheの再起動。その後にMySQL。
sudo apt-get install mysql-server途中でrootのパスワードを訊ねられるので、設定。Sourceから自分でコンパイルすると、この設定やデータベースの初期化なども自分でやらなければならない。
MySQLの名前もパスワードもないユーザを削除する。
mysql > delete from user where User = ''; mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON *.* TO 'monty'@'localhost' -> IDENTIFIED BY 'password'; mysql> FLUSH PRIVILEGES;/etc/mysql/my.cnfを開いて、[mysqld]に
default-character-set = utf8 skip-character-set-client-handshakeを追加。
sudo /etc/init.d/mysql restartとやって再起動すると、
$ sudo /etc/init.d/mysql restart * Stopping MySQL database server mysqld [ OK ] * Starting MySQL database server mysqld [ OK ] * Checking for corrupt, not cleanly closed and upgrade needing tables.という表示が出て、まるで正しく閉じなかったからテーブルのアップグレードが必要だという警告であるかのように驚くが、 これはテーブルが壊れていないか、正しく閉じていたか、アップグレードが必要かチェックしていますという表示らしい。 そういう解釈で本当にいいのか。
mysql> show variables like "char%"; +--------------------------+---------------------------+ | Variable_name | Value | +--------------------------+---------------------------+ | character_set_client | utf8 | | character_set_connection | utf8 | | character_set_database | utf8 | | character_set_filesystem | binary | | character_set_results | utf8 | | character_set_server | utf8 | | character_set_system | utf8 | | character_sets_dir | /usr/local/mysql/charsets/| +--------------------------+---------------------------+ 8 rows in set (0.00 sec)という表示が出て、文字コードがutf8に設定されたことを確認。
phpmyadminをインストール。phpとapache2とmysqlの連携に必要なものがインストールされるのでちょうどいい。http://xxx.xxx.xxx.xxx/phpmyadmin/をブラウザで開いて、mysqlのユーザ名とパスワードでログインできることを確認する。
/etc/php5/apache2/php.iniを開いて、
magic_quotes_gpc Off default_charset = "UTF-8"と変えてみた。2行目は必要あるのか。
mbstring.language = Japanese mbstring.internal_encoding = UTF-8 mbstring.http_input = auto mbstring.http_output = pass mbstring.encoding_translation = Off mbstring.detect_order = auto mbstring.substitute_character = none;とコメントアウトの印の;を外して書き換える。意味がもう判らなくなっているものもある。
これだけだとphpスクリプトが動かせない。php xxx.phpとやっても、プログラム'php'がまだインストールされていませんよという警告が出てしまうので、
sudo apt-get install php5-cliというようにインストールする。
/etc/php5/cli/php.iniも開いて、文字コード関係など書き換える。
rubyをインストール。すなわち、python-mySQLdbとlibapache2-mod-pythonを。
/home/***/public_htmlを使えるようにする。
cd /etc/apache2/mods-enabled sudo ln -s ../mods-available/userdir.conf userdir.conf sudo ln -s ../mods-available/userdir.load userdir.loadpublic_htmlというディレクトリがなかったので、作る。
Virtual hostの設定。もともとubuntuのapache2ではヴァーチャル・ホストとして設定されているので、ディレクトリを指定するだけでいい。
/etc/apache2/sites-available/default
を開くと
となっているので、ServerAdmin webmaster@localhost DocumentRoot /var/www ....
と書けばここのドメインが有効になる。二つ目、三つ目を、ServerName nakano.no-ip.org ServerAdmin webmaster@localhost DocumentRoot /var/www/xxx ....
と増やしていけばいい。ServerName xxx.xxx.com ServerAdmin virtual@mail DocumentRoot /var/www/yyy ....
これでApacheを再起動したあとに、IPアドレスでアクセスすると、一番上のVirtualHostにアクセスする。/var/www直下に置かれたファイルにはアクセスできなくなる。
Dell PowerEdge T100が届いた。意外に小さい。前に使っていたグラフィックカードを挿そうと思ったら、挿せなかった。PCIの規格のことはよく知らないので、判らない。ハードディスクを一つ(160GB)をPowerMac G5から持ってきて、入れる。
左が今回届いたT100、右が今まで使っていたFujitsu Celsius300、その上に乗っているのがApple Mac-mini。起動すると最初にちょっと「うぃ〜ん」という音を発するが、その後静かになる。静かだというのが売りなのに意外にうるさい外付けハードディスクよりもずっと静かだ。
そういえば、欲しくもないキーボードが一緒に届いた。
Ubuntu 8.10をインストール。もうすぐ9.04が出るみたいだが、数日でも待っているわけにはいかないので、8.10をインストールしたわけだ。固定IPの設定にちょっと戸惑ったりした後、SSHをインストールするところまで。続きは明日。
このXmarksというのを使うと、WWWブラウザのブックマークの同期ができるようになる。FirefoxとSafariという別のブラウザのブックマークの同期が達成できるところがいい。
Firefoxではプラグイン(あるいはAdd-On)、Safariではアプリケーションのインストールと同じ手順を必要とする。
これはすばらしい。MacとLinuxでいくつものブックマークを同期させたら、項目数が1000を超えてしまった。少し整理しなければ。何でも多すぎればいいというものではないのだ。
Jammingという電子辞書ブラウザがあって、私はこれを長い間、愛用してきた。その後継ソフトLogophile for Mac ver1.0が出たという案内が今日来たので、早速試してみた。
特徴としてあげられているのは、
こんなふうに、完了しましたという表示が出る。これで、辞書が使えるようになった。検索してみると、まあ普通の電子辞書。今までよりも見やすいような気がする。今までよりも速いような気がする(インデックスを作ったのだから、当然だろうけど)。音声も聴きやすくなったような気がする。
Jamming使用者のアップグレード料金は、1980円。さっそく購入しました。
今回の変な本棚は、Joel Escalona Design Studioのデザインによるもの。"MYDNA"という名前なのだが、どうしてDNAなんだろうかと思ってじっと見てみたら、この捻れがDNA分子の二重螺旋に似ているからなんだと気がついた。五段で45度しか回転していないのが気になるところだけど、そんなことより、本棚をねじる理由が判らない。
今日の変な本棚は「天秤本棚」である。左右の重さが釣り合うように本を置けば、棚はまっすぐなのだが、
バランスが崩れると傾いてしまう。
必ずしも本の組み合わせで平衡がとれるとは限らないのだが、そんなときでも、ぶら下がっているおもりの位置を動かせばバランスがとれるという寸法だ。
でも、本を読もうと一冊手に取るたびに傾いてしまうじゃないか。並べて楽しむ本棚だろう。画像にあるMaitain the Balance of Your Knowledge!という言葉が面白い。
一度書いてアップロードボタンを押した途端に消えてしまって、これが二回目だから、ちょっと短めなのだ。
ライフハッカー[日本語版]から、「ワークアウト中に読書する用のブックスタンドをDIY」という話題を。人はいつでもどこでも本を読みたいと思うものである。たとえ、エクササイズバイクで体を動かしているときであっても、目と頭は動かしていないのだから、本を読みたいと思うものだし、読むべきである。だが、ちょうどよい位置に本を置くのは難しい。そこで、そんなときのための専用書見台を作ろうという企画である。
作り方は引用元を見ていただくことにしてここには写さないが、そんなに難しくもなさそうである。まあ、私はエクササイズバイクなんて決して利用することはないだろうから無縁なものだとは思うのだが、長い人生を生きているといつ何が起こるか判らないものである。何が起こっても本が読めるように備えておくのは悪いことではないだろう。またGizmodo Japanから変な本棚の話題を。ちょっとGizmodo Japanに頼りすぎかも知れない。
なんと「棺に変身する本棚」である。そんなものを作らなくてはならない理由はよく判らないのだが、私がこれまでに見つけた本棚の中で最も変な本棚の一つであることは間違いないだろう。とにかく、目的が判らない。本を出して棺にしたら、本はどこに収納すればいいのか。本も一緒に埋めたり焼いたりするのだろうか。本がもったいない。
この棺に納められて一夜を過ごすと、何と人はおびただしい数の本になってしまうのだというような話でもあればわくわくできるのだが、残念ながらそんな話もないだおう。
もし生まれ変われるのならば、今度生まれてくるときは私は本になりたい。誰もやってこないような薄暗い図書室の隅で、棺桶に変身する本棚に座って時が過ぎるのをじっと待つことにしよう。
今回もGizmodo Japanの記事から、変な本棚の話題を。
「ピラミッド型でかっこいいし実用的な本棚」なんて書いてあるけれども、どこが実用的なんだろう。それにそんなにかっこいいとも思えない。悪くはないけど。ぎっしり本を収納したら、各ブロックの中で一番下に位置する本はやはり取りにくいと思う。壁一面の本棚にするなら、左右の上の方の空間がもったいないし……
これも私にはよく理解できない本棚である。
Mac OS X 10.5には、Apache 2もPHP 5もインストールされている。MySQLもユーザ名が登録済みなので、インストールするだけである。しかし、PHPにはGDが組み込まれていない。libjpeg、libpng、Freetype2をまずインストールして、それからGD。部分的にPHPをコンパイルしようとしたが、MySQLの設定があまり現実と合っていないようなので、両方sourceからコンパイルして入れようと思ったわけだ。どんどん泥沼にはまっていき、最後は、
/usr/share/apr-1/build-1/libtool --mode=install cp libs/libphp5.so /usr/libexec/apache2/ cp libs/libphp5.so /usr/libexec/apache2/libphp5.so Warning! dlname not found in /usr/libexec/apache2/libphp5.so. Assuming installing a .so rather than a libtool archive. chmod 755 /usr/libexec/apache2/libphp5.soというエラーでにっちもさっちも行かなくなる。もうどうしようもない。ああ、一日を棒に振ってしまった。今日は詳細を書く元気もない。
前にLinux版Chromiumを試してみたことがあるけれども、今回はMac版を試してみた。Build済みのをTechSutraからダウンロードすると、もうChromiumがそこにあるのだ。ChromiumはChromeの非公式Buildである。
最初に開く画面は今までに開いたサイトの一覧から(ダウンロード直後に開くときは履歴がないので、この画面ではないけど)。ということで、過去に「Chromeの悲劇」と云われた状態に陥る可能性がある。動かしてみると確かに速い。驚くほどでもないけど。まだまだ試験版なので、単純な操作しか使えないので、「動かしてみた」という程度である。
ときどきこんなエラー画面が出るけれど、再読み込みで復旧することが多い。たとえ動かなくなっても他のウィンドウやタブに影響を与えないようにできているらしい。
さて、AppleのブラウザSafari 4βがダウンロードできるようになっている。前の職場でときどき使っていたのだが、自宅の新しいMac-miniには入れていなかったので、改めてダウンロードしてインストールしてみた。β版なのに、これを入れると前の3が消えてしまうようだ。立ち上げるとTop Sitesという名前の画面が表示される。Chromeの悲劇が意外なところで繰り返される可能性がある。恥ずかしいサイトを訪れたあとには、人前でこの画面を開かないよう気をつけなければならない。
動かしてみると速い。Chromiumと同じくらい速い。今のところ安定している。タブの表示のさせ方など今までと違ってちょっと戸惑うところもある。
OmniWebというMacOS専用のブラウザがある。これが先月(いや二月だったか)に無料になった。早速、最新版5.9.2をダウンロードしてみた。特別速い訳でもなく使いやすいわけでもなく、ごく普通のブラウザである。変わっているのは、ワークスペースという機能。タブの組み合わせの設定みたいなものだろうか。使っていないので、まだよく理解できていない。
「ページ情報表示」という機能があって、これを開くとページの構成成分一覧表が出てくる。埋め込まれている画像や動画を抜き取って保存したいときに便利かも知れない。スタイルシートをすぐに見ることもできる。「ソースエディタで表示」を選ぶと、ページのソースが表示される。これは他のブラウザにもある機能だが、ここでソースの書き換えなどができるところは他と違っている。書き換えた後に「プレビュー」ボタンを押せば、書き換えの結果をすぐに見られる。これがローカルホストのサーバにあるファイルならそのまま保存すればいいし、「収納」というのをクリックするとHTTP経由で保存できるらしい。私は自分のサイトを保存しようとしたら、許可がないようだとかいってできなかった。編集はhtmlファイルだけで、PHPのスクリプトでできているページに関しては元のPHPファイルを書き換えたりはできないのだけど、便利なこともあるかも。これでUTF8の日本語が文字化けする場合は、さっきの「ページ情報表示」で「××の環境設定」から「言語」を選び、Unicode (UTF8)を選んでおけば文字化けがなくなるはず。
というわけで、意外に好感を持てたのがOmniWebだったわけだけれども、これからどんどんこれを使っていくかと問われると、自分でもどう答えればいいか判らない。
『西洋製本図鑑』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]にかがり台の作り方が書いてあって嬉しかったという話は日記に書いたりしていたのだけど、今日はどうしてもそのかがり台を作りたくなって、意を決して挑戦することにした。「かがり」は、漢字で書くと「縢り」だけど、あまり見慣れない字だし、画数が多くてモニタ上だと潰れて全然読めないかも知れないと思って仮名で書く。でも、意外に叢嬲蠟齎鬱鸚鵡魑魅魍魎というような画数の多い字も読めるものだから、画数の問題は気にしなくてもいいのかも知れない。
まずは材料を揃えなければならない。そこで池袋の東急ハンズに行った。渋谷の東急ハンズと比べて池袋店をばかにする人がよくいるけれども、渋谷は通勤経路じゃないから、ちょっと面倒くさいのだ。とにかく、池袋の東京ハンズに行って、板(30 x 50 cm)、角棒(3 x 3 cm)、棒ねじ(M8/28 cmくらい)2本、ゆるみ止めナット(M8/4個入り)、ちょうナット(M8/2個入り)、ワッシャ(M8/10個入り)で1908円(税込み)だった。
いざ作ろうとして、棒が足りないことに気づき、家に転がっていた棒を使った。が、この木の棒がもうぼろぼろで、木ねじを使おうとしたら、砕けてしまったのである。仕方がないので細めの釘を使った。台の下の2本である。板と棒に穴を開けたら、あとは棒螺旋を穴に差し込んでナットで締めるだけなのだが、穴を板と垂直に開けるのがむずかしい。家にあったのが、何かの景品でもらったんじゃないかというような携帯用工具の一つみたいな実に使いにくい穴あけ工具しかなかったのである。今度は、電動でなくてもいいから、もう少し使いやすい工具を買っておこう。もう一つ誤算だったのが、「ゆるみ止めナット」である。これは緩まないような仕組みになっているのだけど、その仕組みのせいで指で回していけないのだ。工具を使わなくてはならない。不便である。大変な思いをして組み立てたのが、下の写真。
歪んでいる。明らかに歪んでいる。穴をまっすぐ開けられなかったからである。棒ねじも短い。何しろ初めてなので、何をどう作ればいいのかよく判らないままに、材料を買ったのだった。横棒の高さを調節する必要はあまりないのではなかろうか。結局、少し浮いた板に細い隙間があって、そこから紐を通して、その端を止める横棒があればいいということなんだろう。これでも使えないことはないだろうが、次に作るときには歪んでいないかがり台を作ろう。私はまだ諦めていない。本当に使いやすいかがり台をいつかきっと作る。
そんなに大袈裟な決意をする必要もないんだけど。そもそもこんな台を作って、私は本を作るのだろうか。
何度も云うけれども、右手でしか使えないようなマウスやトラックボールが多くて腹立たしい。neuerdings.comで面白そうなマウスを見つけたと思ったら、右利き用だった。こういうものははっきり「右利き用」と明記しておいてほしいものだ。Handshoe Mouseという名前で、多分、手の形にぴったり合うようにできていて、靴を履くように手に履いて使ってくれたまえっていう気持ちを表現しているのだろうと思う。
世の中に右利き用トラックボールやマウスが増えるなかで、潔く左右対称のトラックボールを作ってくれるのがKensingtonなのだが(ボタンの配置が必ずしも左右対称でないこともあるけれども)、昨年後半に発表されたSlimeBlade Trackballが日本でも正式販売が始まったようだ。
ボールを水平方向に回転させることで上下のスクロールができるらしい。七陽商事のオンラインショップでは14800円(税込み・送料別)である。ちょっと高いなあ。今ならKensington製マウスパッドがもらえるのだけど、トラックボール買ってマウスパッドもらっても仕方がないような気がする。Amazon.co.jpでは一割引の13320円(税別・送料無料)である。この左右に捻る動きや「ビューモード」「メディアモード」というような機能は、ドライバーをインストールすることでMacOSXやWindowsで働かせるのだろう。ということはUbuntuでは使えないのだろうと思う。普通のクリックはできるだろうけど。私の場合、左手でトラックボールを使うものの、基本的に親指クリックはしないので、右クリック・左クリックを左手用に入れ替えたりはしない。左手の人差し指と中指でボールを回転させ、左手薬指でクリックするのだ。だからダブルクリックが苦手である。Macだけでも使ってみようか。
それよりも私は使いやすく安価な足用マウスの発売を願っているのだが、そんなものは世の中から求められていないのだろうか。
いつも変な本棚を教えてくれるGizmodo Japanから「嘘偽りなく、文字通りセクシーな本棚」という記事の紹介。下の画像を見れば、文字通りであることが一目瞭然。機能という点では何か特別なものがあるわけでもないようだ。
3月末の記事で、ちょうどその頃引っ越し準備で忙しかったせいか、見逃していた。もう一つ三月末の記事から。こちらは日経トレンディネットから、「観葉植物とパーティションを一体化した「緑化家具」」というもの。こちらは「書棚」という訳でもなく、植物をたくさん配したパーティションの一部を書棚として使うオプションもありますというものである。これって、書棚の棚に植物をたくさん置けばいいだけじゃないのかと思うのだけど、私は間違っているんでしょうか。
でも、こんなふうに植物と本とを一緒に置くと、本が汚れるんじゃないかと気になって仕方がない。植物に水なんかやれないだろう。
右利きの人が使いやすいマウスが多い今日この頃、左利きの皆さんは如何お過ごしでしょうか。私は右利きですが、マウスやトラックボールは左手で扱うので左右対称のトラックボールを使っています。先日、左利き用のマウスを見つけたからと贈られたのがこれ。スイス製です。
これに似たものをどこかで見たことがあるなあと思っていたら、YPSILON: Trend & Designというドイツ語のサイトでした。どうも感じが違うと思ったら、私が受け取った方はシャツを着ているからです。
でも、これって本当に左利き用なのか? どこにも左利き用なんて書いていないのだが。実際に使ってみると、右手でも左手でも使いにくい。どうしたものか。
3月8日の発売日にウィルコム・ストアに駆け込んで買った「どこでもWi-Fi」だが、なかなか余裕がなくてここに記せないうちに記憶が薄れてきてしまった今日この頃ですが、皆さんの無線LANの調子は如何でしょうか。
あの頃、引っ越しの日にちを間違えて家のADSL契約を2月いっぱいで解約してしまったのだった。ということで、インターネット接続が途絶えた状態で一週間を過ごしたのだが、これはつらかった。引っ越し先の光回線の契約は済んでいたのだけど、まだ2週間くらいはその部屋で暮らさなければならなかったのである。そこで、「どこでもWi-Fi」で何とかその場を凌ごうと思ったわけだ。
PHS回線だから遅いだろうと思ったが、意外に普通の感覚で使えた。もちろん、動画を観たり、大きなファイルのダウンロードには不向きだが、メールの送受信や、ネットショップでの買い物とか調べ物とか、そういう使い方にはあまり不自由しなかった。これがあってよかったと思った。
ところが、妙に表示が遅いサイトがある。ときには待たされた挙げ句表示されないところもある。いったいどういうことなんだと思ったら、「※お子さまにも安心してご利用いただけるよう、本製品にプリセットされている専用のインターネット接続設定は、出会い系サイトやアダルトサイトなど、お子さまにとって不適切なウェブサイト(有害サイト)へのアクセスを制限しています。」という説明書きを見つけた。この「プリセットされている専用のインターネット接続設定」というのは、ウィルコムのPRINである。「どこでもWi-Fi」の契約では最初の一ヶ月は接続料・通信料が無料だったと思うので、料金のことはどうでもいいのだが、繋がらないサイトがあるのには困った。私は別に「出会い系サイトやアダルトサイトなど」を開こうとしていたのではないのだが、どういうわけか有害サイトと判定されるところがあったのだ。中には埋め込まれている広告の表示で引っかかっているところもあったようだ。表示されてもその判定に時間を要するところもある。ただでさえ回線速度が遅いのだから、余計なことはやめてほしい。ということで、インターネット接続設定を変更した。
変更方法は、「どこでもWi-Fi」に接続して、192.168.11.1に接続して、「ダイヤルアップ回線を設定する」をクリックして新たな設定を登録すればいい。私は@nifty/NTT東日本のフレッツ光の契約があったので、これでダイアルアップ接続が無料となるから、それを利用した。@Nifty会員サポートの説明に従って、設定すればいい。
今度はどのサイトでもすんなり表示されるようになり、PHS回線なりの速度で接続・表示されるようになった。
引っ越しが済んでからは家では活躍しなくなったが、新しい職場に出勤し、そこでは機器のインターネット接続が登録制だったので、機器のMACアドレスの登録が完了するまでの数日間、また「どこでもWi-Fi」の世話になったのだった。今後も、どこかに出かけたときには活躍するかも知れないが、実は平時には私は余り利用しないことに気がついたが、これを買ったことを私は後悔していない。
今回の本棚は吹き出しの形をした本棚である。こんなことをして何が楽しいのかまったく理解できない。本棚として破綻していると思うのだが。
鳥居みゆきが持っている包帯だらけの熊のぬいぐるみの名前である。これが「多毛さん」という名前で売られるようになったことは知っていた。でも、それを買う勇気はなかった。買う理由もあまりなかった。私が「多毛症」を片手に舞台上で「ヒットエンドラ〜ン」とか叫ぶことはないからだ。私の芸風はそういうのとは違うのだ。本当は芸風が違うのではなくて、仕事が違うのだけど。
でも心の奥底では、ちょっと欲しいなと思っていたのだ。
先月末まで働いていたところを辞めて、今は別のところで勤務しているのだが、前のところの若い人たちが数人でこれを買ってくれたのだ。ただ、これを入手したときにはすでに私の送別会も終わっていたから、いつ渡そうかと機会を窺っていたという。その若い人たちの一人の結婚披露宴があって、私が乾杯の音頭をとることになっていたのだが、その披露宴会場に行ってみると、椅子の足下の引き出物の袋の中に多毛症が入っていたのだった。驚いて、そのまま「多毛症」を片手に前に進み出て乾杯の音頭をとるところだった。そんな訳で、「多毛症」片手に、ヒットエンドラ〜ンの練習に余念のない今日この頃なのだ(といふのは嘘で、動作に入る前に「多毛症」は足下に落とすのが正しいやり方だ。それに練習は電車の連結の部分でするというのがふさわしい場所なのである)。
netzwetig.comで、Safari Books Onlineがドイツ語の本にも対応した報じていたので、早速見に行ってみた。でも、どうやって見つければいいのだろう。ドイツ語本コーナーとかがあるわけでもなし。そういえばO'Reillyは××Cookbookという本をたくさん出しているから、Kochbuchで検索してみた。でも一つも出てこない。ドイツのサイトから入らないと駄目なのかなと思って、http://www.safaribooksonline.de/から入り直してみたけれど、まったく違いはない。bibliothekで検索したら、ちょっと出てきた。でも、英語版とドイツ語版が共存しているみたいで、表紙画像をクリックしたら英語の本文が表示された。どういうことなんだ。Adobe Type Library Reference Book, Third Editionの一部がこんなふうに表示されたのだけど。
しかし、ドイツ語はよく判らないから、私にとってそんなに重要な意味を持つことではない。日本語版が収録されるようになったら、月々の使用量がさらに安く感じられるようになると思うのだけど、いつかそういうようになるのだろうか。日本語の本も読めるようになってほしいと切に願っているのだ。このGoogle Chart APIというのは、つい最近できたものでもないのだけど、私が知ったのはつい3ヶ月ほど前で、使う機会を窺っていた。引っ越しも終わったということで、ちょっと試してみたので報告する。
今日は試しということで、私の本の購入数を日記の○と●の数を集計してGnuplotを使ってグラフを表示させているものを、Google Chart APIで書いてみることにする(と書いても私の読書日記を読んでいない人にはまったく意味不明だろうけど、日々購入した本を記録し、和書の頭には●、洋書の頭には○をつけている。だから、●と○の数を数えると購入した和書と洋書の数を集計できるのだ。もちろん、他の意味で○とか●を使わないように気をつけている)。
MySQLでデータを出して、数え上げた数を使ってURLを生成することにする。今回はPHPでURLを作る。
<?php if(!$con=mysql_connect("localhost","user","password")){ echo"接続失敗"; exit; } if(!mysql_select_db("database",$con)){ echo"データベース選択失敗"; exit; } mysql_query("SET group_concat_max_len=100000"); $sql = "select year,month,group_concat(body) from diary group by year,month order by year desc,month desc limit 12"; if(!$res=mysql_query($sql)){ echo "SQL失敗<BR />"; exit; } // 検索結果表示 $out=""; $month = array(); $wa = array(); $yo = array(); $tl = array(); $values = array(); while($row=mysql_fetch_array($res)){ if(strlen($row[1])==1){ $mn = "0".$row[1]; }else{ $mn = $row[1]; } $mnth = substr($row[0],2,2).$mn; $black = substr_count($row[2],"●"); $white = substr_count($row[2],"○"); $total = $black + $white; // echo $mnth.":".$black."|".$white."|".$total."\n"; array_push($month,$mnth); array_push($wa,$black); array_push($yo,$white); array_push($tl,$total); array_push($values,$total); } // 結果セットの開放 mysql_free_result($res); // データベースから切断 mysql_close($con); $mx = max($values); $url = "http://chart.apis.google.com/chart?chs=400x300&cht=lc&chco=ff0000,00ff00,0000ff&chdl=JapaneseBooks|ForeignBooks|Total&chxt=x,y&"; $url .= "chxr=1,0,".$mx."&"; $url .= "chxl=0:|".$month[11]."|".$month[8]."|".$month[5]."|".$month[2]."|".$month[0]."&"; $url .= "chd=t:".implode(",",array_reverse($wa))."|".implode(",",array_reverse($yo))."|".implode(",",array_reverse($tl))."&"; $url .= "chds=0,".$mx; echo $url."\n"; ?>
MySQLのselect文で、group_concatというのを初めて使った。グループ化されて返ってきた結果の文字列を繋いでくれる呪文である。これが最初はどうも様子がおかしくて、途中で文字列が途切れてしまうのだ。初期状態で長さの上限が設定されているらしい。ということで、mysql_query("SET group_concat_max_len=100000");というようにして、上限を大幅に拡張した。これで最近12ヶ月の和書購入数、洋書購入数が判るようになる。それから両方を足した値も計算してGoogle Chart API用のURLを作る。
ここで設定している条件は、
chs:画像の大きさ
chdl:凡例の項目名
chxt:軸ラベルの指定
cht:グラフ種の指定
chco:色の指定
chxr:軸範囲の設定
chxl:軸ラベルの設定
chd:値の入力
chds:最小値・最大値の設定
となっている。できあがったURLがこれ:
http://chart.apis.google.com/chart?chs=400x300&cht=lc& chco=ff0000,00ff00,0000ff&chdl=JapaneseBooks|ForeignBooks|Total&chxt=x,y& chxr=1,0,23&chxl=0:|0805|0808|0811|0902|0904& chd=t:8,10,17,10,15,12,14,15,12,10,15,3|11,13,4,6,3,0,3,3,1,1,3,3|19,23,21,16,18,12,17,18,13,11,18,6& chds=0,23もちろん、本当は改行なしで使う。できあがったグラフは、これ。
mysql> select year,month,length(group_concat(body)) from diary group by year,month order by year desc,month desc limit 12; +------+-------+----------------------------+ | year | month | length(group_concat(body)) | +------+-------+----------------------------+ | 2009 | 4 | 17382 | | 2009 | 3 | 134978 | | 2009 | 2 | 133447 | | 2009 | 1 | 208242 | | 2008 | 12 | 215136 | | 2008 | 11 | 136703 | | 2008 | 10 | 199332 | | 2008 | 9 | 194347 | | 2008 | 8 | 156880 | | 2008 | 7 | 131728 | | 2008 | 6 | 155875 | | 2008 | 5 | 179206 | +------+-------+----------------------------+ 12 rows in set (0.03 sec)となって、上限に引っかかる数値はないことが確認できた。次に日本語のラベルにしたいので、
$washo = urlencode("和書"); $yosho = urlencode("洋書"); $gokei = urlencode("計");として、 $url .= "chdl=".$washo."|".$yosho."|".$gokei."&chxt=x,y&"; という感じにしてみると。
http://chart.apis.google.com/chart?chs=400x300&cht=lc&chco=ff0000,00ff00,0000ff&chdl=%E5%92%8C%E6%9B%B8|%E6%B4%8B%E6%9B%B8|%E8%A8%88&chxt=x,y&chxr=1,0,38&chxl=0:|0805|0808|0811|0902|0904&chd=t:18,14,22,15,27,21,19,31,19,20,18,3|18,22,5,7,11,3,3,7,3,1,3,3|36,36,27,22,38,24,22,38,22,21,21,6&chds=0,38となりグラフはこうなる。 ようやく今まで描かせていたグラフとほぼ同じものが得られた。前は18ヶ月表示させていたが、今回のは12ヶ月である。そのうち、PHPファイルを埋め込むことでグラフが表示されるようにして、どこかで使うことにしようかな。今回は私にとってはGoogle Chart APIよりも、MySQLのgroup_concatの使い方を知ったことの方が意味が大きいような気がする。
イギリスのSF専門店Fantasy Centreが今度の6月で閉店するとLocusが報じている。1971年に開業したらしいので、38年ほどで閉店ということになる。
私がこの書店を知ったのは、多分、奇想天外に掲載されていた「BOOKWORM(大瀧啓裕)」だったと思うが自信はない。あまり高い評価は得ていなかったと思うが、SF、ファンタジイ、怪奇小説など幅広い分野の本が比較的安価に提供されていた(値段の高い稀覯本などは扱っていなかったとも云えるのかも知れない)。イギリスの怪奇小説などはこの書店でほとんど買っていた。Ash-Tree Pressの本もずっとここから買っていた。この書店を知らなかったら、私の英語の蔵書の中身はずいぶん変わっていただろうと思う。
大学院を出て、テキサスに二年間いたのだが、その間にカタログが来なくなってしまった。最初は来ていたのだけど、来なくなった理由は判らない。それから日本に戻るときに、わざわざロンドン経由にして、Fantasy Centreを探して行ってみた(それがロンドンに行った目的ではないのだけど)。近くまで行っても場所が判らず近くの人に訊いて教えてもらった。今ではGoogleで簡単に確認できる。
何か探しているのかと声を掛けられたので、ブレイロックの本が欲しいのだと答えると、そこにあるよと教えてくれたがそれは全部持っていたので、The Magic Spectaclesを探していると云ったら、それだけはないんだと云われたことを覚えている。この本は後にオンライン書店で手に入れた。
日本にいたときはカタログをお願いしていたのだけど、テキサスにいる間に来なくなってしまったと云って、日本にまたカタログを送ってもらうように頼んで帰国した。その数年はまたFantasy Centreから本を買うようになった。Ash-Tree Pressの本を買ったのは、この後の数年間である。1994年から始まった出版社だから。この頃、怪奇小説アンソロジーを作っていた西崎憲氏から電話がかかってきて、今度のFantasy Centreのカタログに載っている××買う? なんて訊かれたりしたこともあった。イギリスからの航空便は福岡は東京よりも一日遅く届くので、まだ来ていないと悔しい思いをすることもあった。
やがてインターネットが普及すると私はほとんどの本をオンライン書店から買うようになってしまった。あんなに大好きだったFantasy Centreのカタログを心待ちにすることもなくなっていった。そのうちに、Fantasy Centreもオンライン註文ができるようになったのだけど、世界中の古書店の在庫を検索して註文できる状況でFantasy Centreから買う特別の理由がなくなっていつしか疎遠になってしまっていた。
Amazon.comがなくても私の人生はそんなに大きく変わっていなかっただろうと思うのだが(生活は変わっていたと思うけど)、Fantasy Centreがなかったら人生が大きく変わっていたのではないかという気はするのである。
昨年夏に生きている水苔を購入し、毎日朝晩水をやっていたらすくすくと育ち、もうプランターから溢れんばかりになったことは、ここで報告してきたとおりなのだが、昨年晩秋から今年の春にかけての建物の外壁工事以来調子が悪くなった。さらに、この3月末に福岡から埼玉への引っ越しがあり、一層調子が悪くなった。
三月末から急に冷え込んだ日が続き、風も強く乾燥した日もあって(もちろん雨の降った日もあったけど)、上の方が乾き気味だったのだ。緑の部分がすっかり少なくなってしまった。
そこで、いちどプランターから出して上部2cmほどを切ってプランターに戻した。写真は撮っていないが、下の方がぐちゃぐちゃと固まっているのに対し、上半分は全部下から上に向きが揃っており、成長した部分なのだなとはっきり判る。下の方は黒っぽくなっているのに、向きが揃っている部分は白っぽくてきれいだ。
左が植え替え前。右が古い下部を除いて植え替えた後。緑の部分がまったくなくなっている訳でもないが、昨年までの写真が鮮やかな緑に輝いていたのに比べるともう悲しいまでの姿である。
少し恢復するまで、ビニール袋を緩くかぶせて乾燥を防ぐようにしてみた。それから、どうも蛞蝓が入ってくるようなのだ。いつも湿っているからね。気持ちが悪いので地面ではなく、二階のベランダに移動させようかと検討中。また元気になって鮮やかな緑を見せてほしいものだ。
自宅サーバに復帰してこのサイトもどんどん積極的に更新していこうと思っていた矢先に、Ubuntu 8.10が突然起動できなくなって、すっかり自棄になりPowerEdge T100をDellに註文してしまって錯乱気味の今日この頃ですが皆さんのサーバはお元気でしょうか。
今日はUbuntuの話でもサーバの話でもなく、本棚の話。本棚は故障しないし、いいものを買って大切に使えば一生使えるところがいいと思いますね。さっき見つけた変な本棚がこれ ↓
アメリカ合衆国の形をした本棚だそうです。実用性を考慮して作ったものではないでしょうが、私にはよく理解できませんね。これじゃあ、本が傷むじゃないか! 私が生まれたのは真ん中下方のテキサス州だけど、本を置きにくい州です。ワイオミングとかコロラドが本の収納に最適でしょう。そんなことはどうでもいいけど、私は普通の書棚が欲しい。
今日、Gizmodo Japanの記事「アメリカの形をしたかっこいい本棚」で知りましたが、何が格好いいのか私には理解できませんね。