杉岡幸徳『世界奇食大全』(830円+税/文春新書)[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]
で知った「世界一不味い飴」SALMIAKKIが食べてみたくて仕方がなくなり、早速Mikon Finland Shopに註文してみた。土曜の夕方に註文し、火曜日の昼過ぎに届いた。
飴とは云ってもかちかちではなく、堅いグミのような弾力。黒色の、巨大な朝顔の種のような姿である。
リコリスの香りに塩化アンモニウムが添加された風味。他に類似の味覚や芳香がないので、××のような感じと表現できないものである。
でも、私には世界一不味いとは思えず、今日は7〜8粒を食した。一日会う人ごとに勧めてみたのだが、大半の人が口に入れて数秒で吐きだしていた。
もっと変なものを食べてみたい。
iPhone/iPodTouch用の大辞林が大人気だそうだ。これを作っている「物書堂」は、Mac用の仮名漢字変換ソフトegbridgeを作っていた人たちが、egbridge開発停止後に作った会社だ。egbridgeを愛用していた私は開発停止を嘆くと同時に、この人たちが作るアプリケーションをまたいつか使ってみようと思っていた。しかし、iPhone/iPod touch用のものばかり。私はそんなもの持っていないので、縁がなかったのである。
iPod touchも買ったことだし、ウィズダム英和・和英辞典か、大辞林を買おうと思っていた。しかし、私は今日、Oxford English Dictionaryを註文してしまった。22000円である。ちょっと出費は控えたい。
というわけで方針を変更し、今もっているEPWING版の大辞林や英和辞典を使うことにした。ZumoDriveに置いた辞書はうまく使えそうにないので、ディスク容量を確保するために音楽ファイルを削除した。最初何も考えずに自動的に同期という設定にしていたら、いつの間にかディスクがバッハの曲でいっぱいになっていたのだ。そんなに持っているとは知らなかった。前に音楽ファイルを入れた内蔵ハードディスクをうっかり外してしまってから、ほんの数枚のCDの曲しか移していなかったはずなのに。とにかく、数百の曲を削除して容量を確保した。
まず、EBPocket for iPhone / iPod touchをインストール。無料版の方である。何しろ金がないのだ、今は。辞書のファイルは/private/var/mobile/Media/Photos/EBPocketに置けということなので、昨日書いたiphonediskを使って、Mac-miniで使っている「大辞林」と「リーダーズ+プラス」を上のフォルダにコピーした。そして、EBPocket for iPhone / iPod touchを立ち上げると、もう両辞書が使えるようになっていた。物書堂の大辞林のような面白さはないが、普通の辞書としては使えるだろう。そのうち、物書堂版も買ってみたいとは思っているのだが。
ところで、ZumoDriveで大辞林で、なぜか表記形検索しかできなくなってしまい、仮名で検索できないのは、インデックス作成に失敗したのかなんてかいていたのだが、前から使っていたハードディスクに保存してある大辞林のファイルを使ってインデックスを作り直してもLogophileでは検索がうまくできなかった。私が持っているのは、もう10年以上も前の何かのソフトのおまけについてきたCD-ROMである。これを機会に新しいCDを買おうかなと思ったら、EPWING規格の大辞林はもう買えないようだ。何ということだ。Logophileの人に報告してみようか。旧版のJammingやebviewでは問題なく使えるので、報告すれば何とかなるかも知れない。
Oxford English Dictionary(OEDと略されることが多い)はとにかく英語の文献に登場した言葉は全部載せ、その初出文献、時代による変化、多数の用例など、実に詳細に言葉を収集していることで有名である。『博士と狂人―世界最高の辞書OEDの誕生秘話』 (ハヤカワ文庫NF) を読むと、今のようにコンピュータによるデータ保存や解析ができない時代にどのように苦労して用例を集めていったのかというようなことが判り、そしてOEDへの関心が限りなく高まるのだが、私はその前から、もう今となっては思い出せない理由によりOEDに対する憧れを抱いていたようで、全巻購入するような金も場所も持っていない私はCD-ROM版が出たと知ると、それなりに高額な買い物なのにそいつを註文したのである。1996年の12月14日のことである。日記にそう書いてあるから間違いないだろう。数日後に、Amazon.comよりも、版元に直接註文した方が安いよと教えてもらい、(なぜか日記には書いていないようなのだが)版元では半額なのにどうしてそんなに高いのですかとAmazon.comにメールを出したら、かなり安くなった記憶がある。それでも4万円くらいはしただろうか。そうやって思い切って買ったOEDだが、後に大いに役だっていればそれだけの価値はあったという満足感に浸れるのだが、買ったという満足感だけで実際にはあまり役立つことはなかった。
その後、第二版が出たときにはMacintosh版はなくなっていた。そのうち、OEDはオンライン版に力を入れるようになり、これでMacもWindowsもLinuxも関係なく利用できるようになるかと喜んだのだが、その使用料金が高くてとうてい私が払えるような額ではなかった。もうOEDには縁がないなと思っていたのだが、この6月に発売されたCD-ROMには久しぶりにMacintosh版が入っているというではないか! 欲しい! 今すぐ欲しい! と心の中で叫んだ。きっとほとんど使わないことは判っているのだが。
出版元のOxford University Pressの日本法人のサイトを見ると、「WindowsとMacの両方に対応したハイブリッド版です。」と書いてあるので、Macで使えるのは間違いないだろう。そして、「最新版のversion 4.0では、弊社より「正規輸入版」を発売しております。こちらは日本市場専売品として、日本語マニュアルが付属し、また日本でのテクニカルサポートが受けられます。ISBNも通常品とは異なります。」と記されている。価格は4万円である。日本語マニュアルは別に要らないような気がするのだが。ちなみに、ISBNは9780193955004である。アップグレード版は15000円。しかし、「Macintosh版の旧バージョン は Version 1.x のため、アップグレード版をご利用になれませんのでご注意ください。」ということで、Macintoshの人には関係ないのだった。
4万円は高いなと思った。もっと安いのはないかと探してみると、日外アソシエーツのTransRadar電子辞書SHOPにこの正規輸入盤が36000円で掲載されていた。一割引である。Amazon.co.jpはどうだろうと思って探してみると、48000円である。どうしてそんなに高いのか。ISBNは9780199563838なので、日本の正規輸入盤ではないと思われる。
OEDならイギリスだろう。ならば、Book Depositoryが安いんじゃないだろうかと思った。ここはイギリスの本(アメリカのも)が安くて、送料が無料なのだ。ここでは、£163.82なので、29000円くらい。Amazon.co.ukでもあまり変わらず£168.51。ただし、こちらは日本への送料がかかる。
Amazon.co.jpが高くて驚いたあとに、こういうのを見ると、もうBook Depositoryをクリックしてしまいそうになるわけだが、紀伊國屋が意外に安かったりするのである。価格がリンク先には見えないかも知れないが、著者名で検索したときの一覧には「BookWeb価格 ¥30,045」と出ているのだ。でも、今日は「入手不可」になっている。しばらく待つと3万円で買えるのだろうか。
あまりこういうときには期待できないのだが、念のためAmazon.comを見てみると、$215.27! 今は1ドルが96円程度だから、21000円くらいで買えるってことだろうか。送料はたしか9ドル程度だったか。本当か。22000円で買えるのか。
気がついたらAdd to Shopping Cartをクリックしていた。かちかちかちとクリックを続けて、気がついたら、Your Order with Amazon.comという件名のメールが届いていた。やれやれ、使いもしないものをまた買ってしまった。
今日はじめて気がついたのだけど、クリックしていくうちにいつの間にか表示が日本円になっていた。アメリカの店のくせに。Subtotal of Items: JPY 21,285/Shipping & Handling: JPY 888/Total for this Order: JPY 22,173と表示されていた。クレジットカードにはこの日本円で請求されるのだろうか。
私はこれを買ったことを後悔してはいない。本当にCDが届く日が待ち遠しくてならないのだ。
いつも面白い商品を紹介してくれるサイトの一つがneuerdings.comなのだが、私はここで日本で流行っているおもしろ商品を知ることも少なくない。もともと流行にはあまり関心がないのだ。
数日前にここでバウリンガル(TakaraTomy)が紹介されていた。何年も前に初めて出たときには結構話題になったから、私もこういうものがあるとは知っていた。でも、犬を飼っていないので、どうでもよかった。
数日前にこのneuerdings.comにWas will der Hund?という記事が載っているのを見つけた。なぜ今頃? と思ったのだが、どうやら今年の8月に新型機種が出るらしいのだ。
この記事を書いた人は、日本人はいつも突飛な発明をするのが得意だという文で話を始めている。そうだったのか、何となく日本人は独創性がないと思っていたのだが、必ずしもそういう認識でもなかったということか。真似をするのが得意と云われるよりもずっといいと思う。
長年一緒にやってきたペットの気持ちはよく判っているつもりになっているかも知れないが、本当にそうだろうか。それを知るために日本人が犬語通訳機を作ってしまったのだ! といって機能を紹介しつつも、商品紹介動画は日本語なのでよく判らないところもあると書いている。
「残念なことに、日本語への翻訳しかしてくれないから、それに加えて手元に日本語-ドイツ語辞書も用意しておかなければならない。Takara Tomyから入手可能(って書いているけれど、海外販売をしているんだろうか。日本のサイトでは国内専用と表示されているのだけど)。ペットを本当に理解しようとするときに、実際に大いに役立つのかどうかはまだちょっと判らない(と云っているのか? ドイツ語はよく判らない)。これの猫用が出てくれたら嬉しい」と書いているが、猫用は難しいと思う。
これの人間用が出てくれたら私は嬉しい。本当はどういう気持ちなのだかさっぱり判らない人っているから。私は人の気持ちを推し量るのが大の苦手なのだ。
iPod touchにマウントされたZumoDriveのディレクトリの場所を知りたくて、iphonediskをインストールしてみた。これを動かすには、macfuseが必要なのだが、なぜか私はすでにインストールしているのである。
インストール(iPod touchにではなく、Mac本体にである。念のため)してiphonediskを立ち上げると、右のようなアイコンがデスクトップに出現する。こいつをダブルクリックすると中が見えるという寸法だ。ところが、下のようなフォルダが見えるところに、ZomoDriveなんてものは見あたらない。どこかをクリックすると出てくる訳でもない。通常の使用者がアクセスできる「/var/root」にはないということなのだろうか。所謂「脱獄」というのをしなければならないのか。私は単に辞書ソフトでZumoDriveに保存したepwing形式の辞書を使いたいだけなのだが。脱獄すれば使えるようになると判っているならやってみるけれども、どうなのか。
脱獄すると左上の「Root (afc2)」というところが見えるようになるらしい。今の状態だとここにアクセスできないのである。でも、そんなことをしても関係なくて、ZumoDriveはマウントされる訳ではないのかも知れない。SSHでログインして確認すれば簡単なのだが、それをするのにも脱獄しなければならないという。つくづく不便だ。
一昨日からまた24時間近くサイトにアクセスできない状態になってしまった。ubuntuにあるnoip2が本体の起動と同時に自動的に立ち上がらないようだということをすぐに忘れてしまうのだ。システムのアップデートにともなって再起動したあとに、すっかり忘れてしまう。そして、何かのはずみでIPアドレスが変わったときに、それがno-ipに通知されなくてドメインネームの解決ができない状態になってしまうわけだ。本来なら30分おきに報告する設定になっているのだが。
そこで、IPアドレスの変更を自動的に私に知らせてくれるRSSを作ることにした。IPアドレスはサーバでifconfigとかやっても取得できない。ルータのところで取得しなければならないのだ。しかし、そんなことはどうやったらいいか私には判らない。それで諦めたら何も進展しないので、どうしたらいいのか考えてみた。多分、アクセスしてきた相手のIPアドレスを知らせてくれるサイトを利用すればいいのではないか。でも、私は何とかPHPスクリプトを置いておける別のサーバを確保できたので、そこに自前のIPアドレスを返すスクリプトを置くことにしてみた。
<?php $ip = getenv("REMOTE_ADDR"); print_r($ip); ?>
たったこれだけなのだけど。これをip.phpとかいう名前をつけて保存する。もちろん、外部からアクセスできるところに置く。
ここへ一定時間毎にアクセスして自分のIPアドレスを教えてもらうことにする。
<?php $newip = file_get_contents("http://xxxxx/ip.php"); $oldip = file_get_contents("./ipaddress"); if($newip!=$oldip){ file_put_contents("./ipaddress",$newip); } ?>
これで自分のipaddressというファイルに保存できる。前に保存したIPアドレスと違うときだけ、ファイルを置き換えるというように設定している。これを変だと思ったときに見ればいいのだが、そこのIPアドレスが判らないのが問題なのだから、ここへ外からアクセスできない。これをまたどこからでも読めるようにしなければ意味がない。そこで、こいつをDropboxに保存すればいいと思いついた。それなら、FTPでサーバに転送とかしなくてもいいから、簡単である。
file_put_contents("/home/yyy/Dropbox/Documents/ipaddress",$newip);
これでDropboxをマウントして同期させているパソコンでファイルを開けば新しいIPアドレスを見られるわけだ。何か変だと思ったら、こいつを見ればいい。でも、なかなか何か変だと思わなかったらどうするのだ。今回のように。
そこで、RSS2形式でファイルを保存することにした。
$rss = "<?xml version=\"1.0\" encoding=\"UTF-8\"?>\n <rss version=\"2.0\">\n<channel>\n <title>IPADDRESS</title>\n<item>\n <title>".$newip."</title>\n <pubDate>".date("D, d M Y G:i:s O"). "</pubDate>\n\n</item>\n </channel>\n</rss>"; file_put_contents("/home/yyy/Dropbox/Public/ip.rss",$rss);
こんなふうにかなり投げやりな感じでRSS読み取り用ファイルを保存することにした。このスクリプトをcronで一時間おきに実行するように設定した。DropboxのPublicフォルダにファイルを置けば、外からWWWブラウザやRSSリーダでファイルを読めるようになるのである。IPアドレスに変更があったときだけ、新たなIPアドレスをタイトルとする記事(本文は空である)が保存されるので、自分が常用しているRSSリーダに、http://dl.getdropbox.com/u/000000/ip.rss(00000のところは自分に固有の数値)というようなURLを登録しておけば、変更が新着記事として通知されるようになる。多分これでうっかり変更に気づかないということはなくなるだろう。あまり手動でIPアドレスの変更を毎回する人はいないだろうが、これが誰かの役に立つこともそんなにないとは思うけれども、自分が何をしたかを忘れないように、そして万が一誰かの役に立つこともあるかも知れないので、ここに記録しておく。
10月9日に『テディです!【実況解説:鳥居みゆき】』というDVDがアルバトロスフィルムという会社から発売されるそうです。
50通りに及ぶテディベアの殺し方を鳥居みゆきが実況中継するとか。意味はよく判りません。杭打ち、塗り壁、虫眼鏡、花火、選択、赤い風船、トイレ、天ぷら、戦場、芝刈り機……といった殺し方が読み取れます。
註文はまだできないようです。
包帯巻き実演があるそうなので、自分で巻きたい人はこれを観て覚えればいいでしょう。私はすでに巻かれているのを貰ったのですが、今後のためにもよく観ておいた方がいいかも知れません。
ZumoDriveは本体のディスク容量を増やせる実に便利なオンラインディスクなのだ。ということは、そこにepwing形式の辞書を置いて使ったら、ディスク容量に乏しいネットブックやiPod touchにとって素敵なことじゃないかと思った。前に、WebDAVで使ったら便利かもというようなことを本欄に書いたのだが、実はどうもうまくいかなかったのだった。いつの間にか接続が切れてしまったり、検索に時間がかかりすぎて使用に耐えなかったり。
早速「大辞林」のファイルをZumoDriveに置き、LinuxのebviewとMacOSXのLogophileとJammingで使ってみた。まずはUbuntuのebview。これはローカルディスクに置いたファイルと検索速度などにおいてほとんど遜色のない印象だった。これは素晴らしい! 次にJammingで。今回は下のスクリーンショットのような「Loading Files」という表示がでて、検索作業が少し止まってしまうのだ。ちょっと待たなければならないが、さほど問題なく使える。
次にLogophileを試してみると、一回目のインデックスの作成に失敗する。理由は判らない。そんなわけで、どういう訳か表記形検索しかできなくなっている。でも、本当に使いたかったのはiPod touchでなのだ。ところが、ZumoDriveがどこにマウントされているのかが判らないのだ。どうすれば判るのかも判らない。これでは使えないではないか。どうすればいいんだ!
出勤する時間になっても朝顔の花が開かない。私は自分で育てた朝顔の花を見ることができないのだろうか。いや、週に一回、日曜日に咲く花は観賞できる。それだけなのか……
本当は、秋になって気温が下がってくると開花時間が早まることを、私は知っている。それでも何だか大損している気分である。早起きは三文の得というけれども。
iPod touchで使う辞書を探しているときに知ったのだけど、Wikipediaをepwing形式で保存して利用できるという。普通はオンラインで使えばいいわけだけど、ネットに繋がっていないときとか(とはいっても、この頃はあまりないと思うのだが)、ネットが遅くていらいらするときとかに利点があるだろうか。私は何となく試してみたいというだけなのだが。
まずはiPod touchではなく、いつものubuntuで練習である。 影羽連盟: WikipediaをEPWING化するにepwing化の手順が載っているのだが、最初に出来合いのファイルで試してみたい。が、このページの下の方にあるリンクはもう切れてしまっていてダウンロードできない。そこで、特別編:wikipediaを入れてみる -iDic - Japan Public Repositoryでダウンロードできそうなところを探し、2007年12月版を見つけてダウンロードした。zip形式を展開し、他のepwing辞書のファイルを置いているところに配置した。ただ、それだけである。
それをebviewで使ってみると、本当に使えた。当たり前かも知れないけれど、ちょっと感動してしまった。とにかく速い。残念なことに画像情報がまったくないので、些か殺風景であることは否めない。今晩にでも、自分でダウンロードしてepwing化に挑戦してみようか。
Rember the Milkという備忘録ソフトみたいなものがiPod touchで使えるらしいので使ってみた。あれ、Pro契約者でないと駄目なのかな。よく判らないが、Proにアップグレードしてみた。年間25ドルもかかるというのに、ちょっと試してみるだけのために購入するなんて、気が狂っているとしか思えない。
iPod touchをMac miniに繋いで、Remember the MilkのサイトでAppStoreのボタンを押すと、iTunesでダウンロードができる。ダウンロードしてから、アプリケーションを同期というのを押すと、iPod touchとの間で同期されてアプリケーションが入るようだ。すると、こんなふうにRTMのアイコンが見えて、こいつをクリックすると、項目が表示される。今まで無料会員でほとんど使っていなかったのに、有料会員になってしまった。これからいろいろ活用しなければ。
説明を読んでいたら、iCalと同期できるらしい。早速設定した。自分のRTMのサイトにログインして、「情報」という項目をクリックする。iCalendar (Events)というのをクリックして、URLを取得できるようにする。パスワード入れたりしているといつの間にか完了。iCalの方には「照会」という項目が増えて、RTMの内容が取り込まれていることが判る。iCalはもちろんiPod touchでも使える。
というわけで、必要もないのに有料版(Pro)にアップグレードしてしまったので、これからもっと活用しようと思っている月曜の夜なのだ。
せっかくウィルコムのどこでもWi-Fiを持っているのだから、こいつを使っていつでもどこでもiPod touchをネット接続しようではないかということで、試してみた。検出した無線LANから繋ごうとする相手を選んで、あとはパスワードを入れるだけ。簡単に接続できる。
残念ながら、ちょっと襲い。試してはいないが、動画のダウンロードなんかしたら大変だろう。実はメールの受信と、iCal、Safariを少し使ってみただけだ。でも、いくら繋いでも新たな料金が発生するわけではないので、いつでもどこでも繋がるという安心感が得られるのだから、いいことにしようか。二年経ったらもっと速いのが安くなっているに違いない。
iPod touchを買ったので、iCalとかメモとか使おうと思い、MobileMeの同期設定をOnにしようと思ったら、四角の印をクリックしてもチェックを入れることができない。どういうことだと思い、いろいろ調べてiSyncの環境設定で「同期の履歴をリセット」したり、ディスクユーティリティを使って「ディスクのアクセス権を修復」したりした。それでも解決しないのでしばらく泣きそうになって天井を見つめていたのだが、ふとシステム環境設定の MobileMeの画面で一旦サインアウトして、再度メンバー名とパスワードを入れてサインインしたら、同期機能をOnにできるようになった。これはただサインアウト・サインインをしたからよくなったのか、その前の二つの操作の結果なのかよく判らなかった。
翌日(今日のことだけど)、職場のMac-miniで同様に同期をOnにしようとしたらできなかった。またかと思い、今度はサインアウト・サインインだけを試してみたら、Onにできるようになった。本当にそれだけのことだったのか。
【仏国ブログ】フランス人の興味を引く神田の古書店街というSearchina Newsの記事を見つけたので、早速その神田古書店街の魅力を紹介するJimbocho, le quartier des librairesを読んでみた。実際には読もうとしても読めなかったんですがね。
日本に住んでいるフォトジャーナリストDavid Michaudという人が書いたものだという。とにかく書店がたくさんあって、店に入れば床から天井まで、ペーパーバックから写真集までさまざまな本がぎっしり積み上げられ、しかも破格の安値で売られていたりするのだという言葉と共に、15枚の書店の写真が掲載されている。
私が初めて神田神保町に行ったのは小学校6年生のときだが、それ以来、頻繁に通うことになった。大学のあった池袋の次によく通った街である。私は結構真面目だから大学にはきちんと通ったのだ。その後、アメリカに2年、福岡に15年住んで、神田の書店街には通えなくなった。こんなつらいことはないと思っていた。ところが今、その書店街のすぐ近くに通勤しているのだけれど、そんなに書店街には行っていないのである。近くにあっても、そんなに暇でもないから。毎日疲れているし。そして、今は本を探すのはインターネットの方が速くて確実なのだ。もちろん、予想外の出会いという楽しみは実際に書店を訪れてこそ味わえる愉悦なのだが、なかなか余裕がなくて。ただ、歳を取っただけなのかも知れないけど。
でも、もっと書店に寄りやすくするために、神保町駅を使って通うところに引っ越そうかと検討中のこの頃なのだ。
土曜日は蒸し暑い一日だったが、ネクタイをして出勤しなければならない事情があり、暑苦しかった。といっても冷房のある室内での仕事だから大したことはないのだが。そんな訳で暑苦しい格好で出勤したわけだが、土曜日なので珍しく座れた電車の中で突然「今日はiPod Touchを買わなくてはならない」と思った。一度、そう思ったら逆らえない。決まってしまったことなのだから。もちろん、これが360000円のMac Pro 8-coreだったりしたら、何としても逆らわなくてはならないのだが、今日はiPod Touchである。
前から買おうかなとは思っていたものの、この6月に新機種が出るんじゃないかと思って待っていたのだ。が、iPhoneの新機種は出たがiPod Touchの新機種は発表されなかった。 iPhone新機種と同時に発表されたiPhone 3.0というOSがiPod Touchにもあらかじめインストールされた状態で出荷されるようになるのではないかと思ってさらに数日待ってみたのだが、どうやら1200円払って自分でアップデートしなければならないらしい。これ以上待つ理由はどこにもないと判断した。
待つ理由はないが買う理由もないのが問題である。iPodという名前がついていることから、多分これは音楽を聴いたり、あるいは動画を観たりするのに使うのだろう。あるいはゲームをしたり。私は外で音楽を聴くのは苦手である(前にも書いたけど)。周囲の音が聞こえないのは怖いではないか。音楽は家で聴く方がいい。外出時は常に本を持っているから、電車の中などで時間があるときには本を読む。動画を観たり、電子図書を読んだりする時間はない。ゲームはもともと嫌いである。いろいろ考えたのだが、買う理由が思いつかない。
新しい技術を知っておきたい、という理由を思いついた。これで十分だろう。
Amazon.co.jpに註文すれば1500円くらいの割引があると判ったのだが、今日が私のiPod Touchの日と決まったのだ。今日なのだ。今日註文して月曜日に届くのでは遅いのである。仕方がないので、仕事が終わってから暑苦しい格好のまま銀座に向かった。銀座にはApple Storeがあるからだ。Apple Storeで買うと、割引がないうえに、銀座まで行く電車賃がかかる。でも、今日がその日と決まったのだから仕方がない。
Apple Storeは混んでいた。MacBook Pro欲しいなあと思いながら、しばらく店内をうろうろする。購入するにはどうしたらいいんだ、この店は。店員に話しかけるのが大嫌いなのだが、今日はこのまま帰るわけにはいかない。思い切って水色のTシャツを着た店員にiPod Touchを買いたいのだが、誰にいいのかと訊くと、今ここで自分に云ってくれれば手配するというので、8 GBのが欲しいというと、MacかWindowsのパソコンは持っていますねと確認される。持っていない人がiPod Touchを買うという状況が頭に浮かばなかったので何を訊かれているのかよく理解できず、「え、ああ、あります」と虚ろな返事をしてしまう。iMac(だったか)が並んでいる一角に連れて行かれ、そこで待てといわれる。そこが勘定場だったのだ。カードで支払いをして店を出た。買い物は苦手である。
次に本を買わなくてはならないと思ひ、池袋の旭屋書店とジュンク堂に行く。私は新しいものを買ったら、解説書を買わないと気が済まないのである。iPod Touchの本を探すが、私が行く棚の前にはiPhone/iPod Touchのアプリケーションの作り方の本はいろいろあるのだが、普通の人が便利に使う本が見あたらない。場所を間違えているんだろうか。店員に尋ねるというのが苦手な私はそのまま帰ってきた。あとで、オンライン書店で買おう。
まずは机の上に置いて眺めてみた。
無駄な箱がないところに好感が持てる。そんなことに感心していても仕方がないので、箱を開け、起動させると、パソコンに繋ぎなさいという指示が出る。繋いでなにやら設定させられた。iTunesの同期とか。実はロック解除でいきなり狼狽えたりする。矢印をひっぱるなんて判らない。iPantiesの記事を前に読んだことがあったのに、どういうことかよく判っていなかったのだ。次にネットへの接続が必要だと云われるので、部屋の無線LANへの接続設定をする。接続相手を選んでパスワードを入れるだけだ。ネットにつながったところで、iPod touchソフトウェアアップデートの指示に従ってアップデート購入の手続きをする。これはiPod側ではなく、パソコン側で行う。iTunes Storeの購入画面に進むので手続きをする。いつも買い物をしているApple IDだけでは駄目で、改めてiTunes Storeでのユーザ設定の確認をさせられる。ダウンロードするとiPod touchへのインストールが始まる。30分はかかりますよという表示が出たが、数分で完了。自動的にiPod touchが再起動して、インストール完了。私は前の状態を知らないので、変化は判らない。
難しいことをしてSSHをインストールしSFTPでファイル転送なんて今はまだできないから、EvernoteとZumoDriveをインストールする。Safariでダウンロードサイトを開いて、指示に従った。どちらもAppStoreでの購入という手続きになる。無料だけど。インストールされると、こんなふうにアプリケーションが追加された。
スクリーンショットは、本体上部の「スリープ/スリープ解除ボタン」を押しながら、全面下部の「ホームボタン」を押す。画面全体が光ったような効果を見せてくれると同時に、写真フォルダにスクリーンショットのファイルが保存される。それを何かしたら、Mac-miniに転送できたのだけど、その辺りの記憶が曖昧である。気がついたら、デスクトップにファイルがあったのだ。
Evernoteの方はなんとなく使い方が判ったが、ZumoDriveは全然判らない。どうすれば保存したファイルのアクセルできるんだ?
次にiCalとかSafariブックマークとか、せっかくiPod touchを買ったのだから、Mac-miniとmobile-meで同期させようと思ったのだけど、Mac-miniの方で同期がOnにならない。どうしたらいいんだ。面倒くさくなってきたので、初日はここまでで寝る。
ある事情でPHPで内容の組合せ・順序をランダムに変更した130の文書をLaTeXを実行させることでpdfとして出力した。つまり130個のpdfファイルができあがったわけだ。これを印刷しなければならない。lpr xxx.pdfなんてやってみたのだが、Ubuntu 8.10ではエラーがでてどうしてもできなかった。どうしてなんだ。すこし検索してみたら、ubuntuの問題で印刷ができないが、こうすれば解決するという方法が書いてあるサイトを発見したものの、私にはその解決法は難しすぎた。先月仕方がないので、130枚のpdfファイルを一つずつAdobe Readerで開いてクリックして印刷したが、気が狂いそうになった。肩も肘も指も痛くなった。私はクリックが苦手なのだ。今月もやはりエラーが出る。私はクリックが嫌いなのだ。
もしかしたらと思って、MacOSで試してみた。
lpr -P Brother_HL_2140_series -o media=a4 xxxx.pdfというような感じで。-Pでプリンターを指定して(今回はbrother HL-2140を使用)、-oで用紙サイズを指定した。用紙サイズを指定しないと、上部がはみ出してしまうのだ。理由は判らない。これが何の問題もなく印刷できる。ということで簡単なスクリプトを書いて、130枚の印刷を開始し、別の用事で出かけた後部屋に戻ってきたら印刷が終わっていた。ああ、よかった。Ubuntu 8.10はどうなっているのかね。9.04にアップグレードすれば直るのだろうか。
今年最初の朝顔が咲きました。スプリットペタルという品種。Split petalという意味でしょう。これは初めて咲かせた品種です。花経約6 cmとカタログには書いてあるのですが、今朝の花は3〜4 cmくらいだったような気がします。これからだんだん大きい花が咲くようになるのでしょうか。
朝、あまり花を眺めたり写真を撮ったりする時間がないのが残念。帰ってくるときにはもう真っ暗だから、早朝家を出る前に鑑賞しなければならない。もう15分でも早起きすればいいのだろうが、朝の15分はなかなか厳しい。今でも毎朝四時半には起きているのですよ。もっと早く起きろということか。そうなのか。明日から四時に起きますかね。
Google Booksearchの新機能が発表された[Inside Google Book Search]。これを受けてあちこちで、ページ埋め込みリンクを真っ先にあげて紹介しているのだが、これって前からあったような気がしてならないのだ。探してみたら、本欄で昨年九月にGoogle Book Search APIs公開という記事を書いるではないか。尤も、今では真ん中に白い空白があるだけだが。どうしてだろう。
特に深い理由もなくブラックウッドの本を貼り付けてみたわけだが、もちろんこれは全文表示はできない。でも、全文検索はできる。
あとは、2. Better search within each book 、3. Thumbnail view、4. Contents drop-down menu、5. Plain Text Mode、 6. Page Turn Button and Animation、7. Improved Book Overview Pageといった具合になっている。
昨日はAmazonのProduct Advertising APIの話を書いたのだが、そういえば前月25日に、楽天ウェブサービスから、「旧楽天ブックス系APIの廃止のお知らせと移行のお願い」というメールが来ていたのだった。旧APIを試してみて、出版社や著者名の扱いや、ISBNに関する情報とか、書籍検索として全く役に立たないと思ったので、これまで全然使っていなかったのだ。そういうところが全部改善されているらしい。楽天ブックス書籍検索API (version:2009-04-15)の説明を読んで試してみた。
「http://api.rakuten.co.jp/rws/2.0/rest?developerId=xxxxxxxxxxxx&operation=BooksBookSearch&version=2009-04-15&author=%E3%83%80%E3%83%B3%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%8B&sort=-releaseDate」と送ってみると、下のような結果が返ってきた。これは、「ダンセイニ」という著者の本を検索し、結果を刊行日が新しい順に表示するというものである。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <Response> <header:Header xmlns:header="http://api.rakuten.co.jp/rws/rest/Header"> <Args> <Arg key="developerId" value="xxxxxxxxxxxxxxxxx">true</Arg> <Arg key="apiVersion" value="20">true</Arg> <Arg key="operation" value="BooksBookSearch">true</Arg> <Arg key="version" value="2009-04-15">true</Arg> <Arg key="author" value="ダンセイニ">true</Arg> <Arg key="sort" value="-releaseDate">true</Arg> </Args> <Status>Success</Status> <StatusMsg/> </header:Header> − <Body> − <booksBookSearch:BooksBookSearch> <count>6</count> <page>1</page> <first>1</first> <last>6</last> <hits>6</hits> <carrier>0</carrier> <pageCount>1</pageCount> − <Items> − <Item> <title>最後の夢の物語</title> <titleKana>サイゴ ノ ユメ ノ モノガタリ</titleKana> <subTitle/> <subTitleKana/> <seriesName>河出文庫</seriesName> <seriesNameKana>カワデ ブンコ</seriesNameKana> <contents/> <contentsKana/> <author>ロード・ダンセイニ/中野善夫</author> <authorKana>ロード・ダンセイニ/ナカノ,ヨシオ</authorKana> <publisherName>河出書房新社</publisherName> <size>文庫</size> <isbn>9784309462639</isbn> − <itemCaption> 不死鳥を食べて幽霊や妖精を見る不思議な力が備わった男の顛末を描いた中篇「不死鳥を食べた男」を表題作とする本邦初紹介の短篇集に、稲垣足穂に絶大な影響を与えた、日常の中に神話的世界が混ざり合うコント集『五十一話集』を初の完全版で合わせて収録。 </itemCaption> <salesDate>2006-03-01</salesDate> <itemPrice>1260</itemPrice> <discountRate>0</discountRate> <itemUrl>http://item.rakuten.co.jp/book/3981803/</itemUrl> <affiliateUrl/> − <smallImageUrl> http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3094/30946263.jpg?_ex=64x64 </smallImageUrl> − <mediumImageUrl> http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3094/30946263.jpg?_ex=120x120 </mediumImageUrl> − <largeImageUrl> http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/book/cabinet/3094/30946263.jpg?_ex=200x200 </largeImageUrl> <availability>1</availability> <postageFlag>0</postageFlag> <limitedFlag>0</limitedFlag> <reviewCount>0</reviewCount> <reviewAverage>0.0</reviewAverage> <booksGenreID>001019007/001004009/001019001</booksGenreID> </Item>入力も出力も、書籍を書籍として特徴付ける項目が揃っていて、旧APIと比べると格段に利用しやすいものになっていると感じた。今まで全然使っていなかったわけだが、これからはもっと活用してみようかと思っている。
engadgets日本版で見かけた一面コンセントの壁面。私も電源をえようと、コンセントの穴を探して机の下にもぐりこんだりすることがよくあるわけで、こんな壁一面の差し込み口があったらさぞ素敵だろうと思います。
ただそれだけなんですがね。
一昨日「Amazon.co.jp Product Advertising API チーム」というところから、メールが来て、「Product Advertising API への全てのリクエストに、認証のための電子署名を 2009年8月15日までに含めなければならない」ことを通知したのに、「弊社による調査では、お客様の AWSAccessKeyID から送信されているリクエストには、未だ電子署名が含まれていないことが判明しています」と警告されてしまった。ああ、そうだった。すっかり忘れていた。よく見たら、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスのAmazonから同じような警告が届いているではないか。面倒くさい。一体いくつのファイルを書き換えなければならないのか。気が遠くなるほどである。次から次へと訳もわからずPHPでスクリプトを書いては、cronで定期的に実行させたり、検索サイトを作ったりしてしまったのだ。
とりあえず、一つでも進めておこう。この情報はネット上にたくさんあるので参考にできるところは多い。いろいろ参考にさせてもらって(一カ所でないので引用できないけど)、ISBNから作品情報を得る部分は次のようなfunctionを作って今までのPHPスクリプトに埋め込み、Amazon.co.jpへの問い合わせの部分を置き換えることにした。
function amzuri($asin) { $params = array(); $params['Service'] = "AWSECommerceService"; $params['AWSAccessKeyId'] = "xxxxxxxxxxxxxxxxxx"; $params['Version'] = "2009-03-31"; $params['Operation'] = "ItemLookup"; $params['Timestamp'] = gmdate('Y-m-d\TH:i:s\Z'); $params['ItemId'] = $asin; $params['ResponseGroup'] = "Small"; ksort($params); $canonical_string = ''; foreach ($params as $k => $v) { $canonical_string .= '&'.rawurlencode($k).'='.rawurlencode($v); } $canonical_string = substr($canonical_string, 1); $baseurl = "http://ecs.amazonaws.jp/onca/xml"; $SecretKey = "xxxxxxxxxxxxxxxxxx/xxxxxxxx"; $parsed_url = parse_url($baseurl); $string_to_sign = "GET\n{$parsed_url['host']}\n{$parsed_url['path']}\n{$canonical_string}"; $signature = base64_encode(hash_hmac('sha256', $string_to_sign, $SecretKey, true)); $amzurl = $baseurl.'?'.$canonical_string.'&Signature='.rawurlencode($signature); return $amzurl; } $getamz = amzuri($asin); $res = simplexml_load_file($getamz); foreach($res->Items->Item as $item){ $amazon = $item->DetailPageURL; }
これで、試してみたら、いちおう答えが返ってきたからいいのだろうか。今は認証ができていなくてもエラーはでないのか。だとしたら、8月15日に一斉にエラーが出ると大変困ったことになる。
次にタイトルに含まれるキーワードで今月(以前)に出る本を検索し、その結果を新しい順に並べるというものである。
function amzuri($keyword,$pdate) { $params = array(); $params['Service'] = "AWSECommerceService"; $params['AWSAccessKeyId'] = "xxxxxxxxxxxxxxxxxxx"; $params['Version'] = "2009-03-31"; $params['Operation'] = "ItemSearch"; $params['Timestamp'] = gmdate('Y-m-d\TH:i:s\Z'); $params['ResponseGroup'] = "Medium,Offers"; $params['SearchIndex'] = "Books"; $params['Sort'] = "-publication_date"; $params['Power'] = "pubdate:before ".$pdate." and title:".$keyword; ksort($params); $canonical_string = ''; foreach ($params as $k => $v) { $canonical_string .= '&'.rawurlencode($k).'='.rawurlencode($v); } $canonical_string = substr($canonical_string, 1); $baseurl = "http://ecs.amazonaws.jp/onca/xml"; $SecretKey = "xxxxxxxxxxxxxxxxxxxx/xxxxxxxxx"; $parsed_url = parse_url($baseurl); $string_to_sign = "GET\n{$parsed_url['host']}\n{$parsed_url['path']}\n{$canonical_string}"; $signature = base64_encode(hash_hmac('sha256', $string_to_sign, $SecretKey, true)); $amzurl = $baseurl.'?'.$canonical_string.'&Signature='.rawurlencode($signature); return $amzurl; }
いいのかなあ。これを5カ国分やらなければならないのか。まあ、9割はAmazon.co.jpだと思うけど。
Opera 10の新機能Opera Uniteの記事を見かけたので(ITmediaNews, TechCrunch Japan)、早速試してみた。すべてのブラウザがサーバになるとか宣伝している。そうなのか、本当なのか。期待してトップページからダウンロードサイトへ入って10.0betaをインストールしても、Opera Unite機能は入っていないようだ。Opera Uniteのページからダウンロードすると、Opera Unite機能が組み込まれたバージョンが使えるようになるみたいだ。
そいつを起動すると左のサイドバーのところに水滴が三つ回っているみたいなアイコンが出現するので、それをクリックすると初期状態で組み込まれている機能がいくつか使える。File Sharing、Web Server、The Lounge、Photo Sharing、Media Player、Fridgeの6つが利用できる。File Sharing、Photo Sharing、Media Playerは、まあ名前のとおりのもの。Web Serverはクリック一つでフォルダ内のhtmlファイルなどを公開・共有できる。phpファイルなんかが入っていると、405エラーとなる。The Loungeというのはチャット機能のようだ。Fridgeというのは冷蔵庫だ。ビールなんかを保存できる……という訳ではなくて、家族への伝言を冷蔵庫の扉に貼り付けておくように、共有メモボード機能を提供するものである。
MacではFridgeのメモに問題なく文字を書き込めたのだが、ubuntuの方では、e/u/i/f/nなど一部のアルファベットしか入力できなかった。どうなっているんだ。日本語は大丈夫だった。
いくつかの機能をOnにして、別のコンピュータから見てみようとしたのだが、どれを試しても下のような表示が出てしまった。
ネットワーク環境がこの機能を許していないのか。これでは誰とも何も共有できない。残念。といっても、私は自宅サーバがあるから、 File Sharing、Web Server、Photo Sharing、Media Playerなどは間に合っているし、The Loungeはチャットをする相手がいないから関係ない。Fridgeは面白いと思ったのだが……
今後、いろいろと新しい面白いものがOpera Uniteで開発されても、ここでは使えないということなのか。
追記:ちなみに自宅でやってみたら、問題なく使えました。
中島義道の読み過ぎというわけではないが、駅がうるさくてかなわないと思う。朝の丸ノ内線に乗ろうとすると、駅員が叫んでいる。「次は×時×分発荻窪行きで〜す。発車までご乗車になってお待ちくださ〜い。駆け込み乗車はたいへん危険ですからご遠慮くださ〜い。丸の内線では×月からワンマン運転を行っておりま〜す。発車サイン音が鳴り終わりましたらドアが閉まりますのでご注意くださ〜い。」とまあこんなことを延々と繰り返している。本当に発車が近づくと一際大きな声で叫ぶ。気が散って本が読めない。しかも車内では別の女性の声のテープが同じようなことを云っている。
「発車までご乗車になってお待ちください」とは他の鉄道でもよく聞くのだが、そんなに外で待っている人で迷惑しているのだろうか。私の見ている限りではみんな乗車して待っている。わざわざ云う理由が判らない。大勢がホームで待っていて、発車の合図と同時に車内に飛び込んで危険な状況になるというのなら判るが、私は見たことがない。昔はよく扉のそばで待っていて、発車間際に乗り込んで扉近くの場所を確保しようとする人がいたものだが、時間によってはそういう人が多かったりするのだろうか。
発車の5分も前から「駆け込み乗車はたいへん危険ですからご遠慮ください」と叫んでいるが、駆け込んでいる人なんか誰もいない。駆け込もうというのはこのあとホームにやってくる人たちである。どうして車内で待っている人や次の電車を並んで待っている人にそんなことを繰り返し聞かせるのだろうか。
「ワンマン運転を行っております」のあとに必ず「発車サイン音が鳴り終わりましたらドアが閉まりますのでご注意ください」というのだけど、ワンマン運転になる前から発車サイン音が鳴り終わったらドアが閉まっていたはずだ。それに「発車サイン音が鳴り終わったらドアが閉まる」なんてことは誰でも知っているのではないだろうか。どうしてそんなことを毎日毎日いうのだろう。とにかくうるさくするためだけに叫んでいるとしか思えない。さっきも書いたが、車内でもホームでも録音テープが同じことを何度か放送されるのだ。その間を埋めるように叫び続ける意味がどこにあるのだ。
東武東上線でも「エレベータ設置工事のためたいへん通りにくくなっておりますので、ご注意ください」と係員がひとり立って拡声器で繰り返していたのだが、確かに階段の下が狭くなっているものの、気づかずにその工事中のエレベータに次々に利用客が激突してたいへんなことになる気配があるわけでもない。そんな係員がたまたまいないときでも、誰も問題なく通っていくのだ。何の意味があるというのだ。
発車間際までホームで待っていて、発車サイン音がなってからドアが閉まるまでの間に、駆け込み乗車をしてみようかと思ってしまうくらい毎朝うるさい。
iPod でも買って音楽を聴きなさいと云われそうだが、私は古い人間なので怖くてできないのだ。危ないじゃないか、外の音が聞こえないなんて。後ろから刃物を持った男がわけのわからないことを叫びながら次々に人を刺しながら走ってきたとしても、それが聞こえないかも知れないのだ。列車事故の放送とか、あるいは猛毒ガスが発生したから避難するようにと警告があっても逃げられないではないか。私は常に周囲の音が聞こえていないと嫌なのだ。
だが、いちど気になると不愉快な放送が頭の中に侵入してきて気になって仕方がなくなり、本が読めなくなる。みんな、あれが気にならないのだろうか。みんな本が読めるのか。私のように我慢しているのだろうか。それとも、音楽を聴きながら本を読んでいるのか。本が読めないと私は死んでしまうのだ。本当は死なないけど。
OpenOffice.org 3.0を使っていたら、新しいのが出たからアップグレードしたらどうですかという吹き出しがしつこく出てくるので、「ここを押せ」というところをクリックしたら何やらダウンロードされて、そのままインストール作業が始まったようなのだけど、途中でエラーが出てしまったようだった。そのときは別にいいやと思っていたのだが、頻繁にアップグレードを促されるのがうるさいと思っていたところ、ふと気づくとデスクトップになにやらOOo 3.1にインストーラらしきファイルがあるではないか。そいつを使ってインストールしてみたところ、再びエラーが出てしまう。それはそれで仕方がないのだが、部分的にアップグレードしました! みたいな状態になってしまっていて、どうしたらいいのかよく判らないまま放置されて私はOOoが使えない環境で呆然とするのみだった。そのあたりのボタンをクリックしてみたけれども、何も改善されなかった。
不愉快だったので、Synapticを開いて3.0関連をすべて削除してやった。次に新しいディポジトリとしてdeb http://ppa.launchpad.net/openoffice-pkgs/ppa/ubuntu intrepid mainを追加。再度読み込みを実行すると、OpenOffice.org 3.10が選べるようになっているはず。そこで、OpenOffice.org 3.1と名のつくものを選んでインストール。一緒にインストールしなければならないもの、もはや不要なものなどの表示が出て、これで進めていいですか? と云われるのでOKを押すと、インストールが始まる。1時間くらいかかったような気がする。それが終わるとアップデートマネージャがフォント関連のファイルをアップデートしようと誘うので、次にそれを処理してやる。
メニューの「アプリケーション」から、OOoが選べるようになっているので、使いたいOOoを選ぶと動き出す。バージョンを確認すると確かに3.10になっている。
今回参考にしたのはHow to Install OpenOffice.org 3.1 on Ubuntu 9.04。
Inspiron mini9 - Ubuntuが、ディスクがいっぱいになってうまく動かなくなる。いつの間にこんなことに! 先日大量のアップデート通告があって、それがインストールされた容量を食ったのか。いろいろ削除して何とか94%にまで。
何とか動くようになったところで、こいつにもZumoDriveを入れようとしたら、Sun-java6-jreがないから駄目だよという警告が出る。実際には入っているので、ヴァージョンが条件を満たしていないのか。
さて、数日前にGoogle Booksearchに自分の蔵書を登録する話を書いたのだが、本をいちいちパソコンの前に持ってくるのは面倒くさい。本の方へパソコンとバーコードリーダを持って行った方が楽ではないかと思い、今日はもう販売中止になってしまったInspiron mini9 (ubuntu) にバーコードリーダを繋いで本を置いてある部屋へ向かった(っていうほど遠いところではないのだが)。が、この部屋では無線LANが使えない。こういうときこそ、どこでもWi-Fiを使えばいいのだ。
準備をして書棚の前へ。左手にInspiron mini9 (ubuntu) 、右手にバーコードリーダを持つと、本を取り出すのに割り当てる手がもう残っていないことに気がついた。仕方がないので、作業台を用意してそこに本を持ってきて読み込み始める。
やはり、これでは物足りない。書棚の前へInspiron mini9を置いて、読み込んでみる。あまり使いやすくないな。バーコードリーダが無線ならいいのだ。そうすれば、パソコンは机の上にあってもいいのだから。バーコードリーダだけを手に、書棚の前に立って次々に本をスキャンしていけばいい。
とにかく、少しやってみたところで飽きてしまった。結局今日のところは合計250冊まで。たった50冊しか増えなかったわけだ。本棚ごとスキャンできればいいのに!
蛞蝓やアブラムシ、ときにはカメムシに襲われ続けた朝顔も生き残りは順調に育っている。ここまで大きくなれば、たぶん大丈夫なんじゃないだろうか。でも、花の咲いていない朝顔の写真は面白くも何ともない。
ちょっと焦点の合っていないこの写真に写っているのは、「暁の光」と「浜の雪」。葉に斑が入っているのが特徴。蔓はあまり伸びない。花は大輪。
これは「茶々丸」という品種で、曜白系の朝顔。花弁の融合部分の「曜」のところが白い花が咲く。花の大きさは中輪。色は名前のとおり茶色。
こちらはまるでさつまいものような葉である。ヘブンリーブルーのように、従来の日本の朝顔とは種が違うのだろう。多分八重咲きの「サンライズ・セレナーデ」と「スプリット・ペタル」だと思うが、「スター・オブ・イェルタ」だったりするかも知れない。植木鉢のところまで行けば確認できるのだが、面倒くさいので。
今年は八重咲きがないのがちょっと寂しい。
花が咲くのはまだ先である。
NEWTON VIRUSがダウンロード購入できるようになったとGizmodo Japanで紹介されていた。ウィルスを購入って変だと思うだろうが、これは冗談ソフトで、突然MacOSXのデスクトップが崩壊して、重力方向へ落ちてしまうのだ。MacOS9以前にも似たようなものがあった気がする。でも、動画が面白いので、紹介してみたくなった。
こいつをこっそりインストールすると、使おうとした途端にデスクトップのアイコンやら、メニューバーまで崩れ落ちてしまって、下に溜まってしまう。揺らしたり逆さにしたりすると、重力の方向、つまり下の方にちゃんと溜まっていくのである。昔は重力を関知することまではできなかったので、この辺は新しい技術を生かしている訳だ。
元に戻すにはどうしたらいいのかは、私は購入していないので知らない(1分経ったら元に戻るようだ)。ちなみに価格は、スクリーンセーバーが5ドル、USBアプリが7ドルだそうだ。
はやくLinux版が出てくれないかと願っていたZumoDriveだが、今朝届いたメールに「Get your Linux alpha here!」と書いてあった。デスクトップにマウントしてローカルディスクのように利用できるオンラインストレージである。ZumoDrive Linux alphaがダウンロードできるようになったと書いてあるので早速試してみた。私はUbuntu用。インストールが終わると、一旦ログアウトせよという指示が出るので、従う。
ログインすると、こんな設定画面が表示されるので、メールアドレスとかパスワードを入力する。メニューバーに雲の絵が表示されていて(Macみたいに灰色の雲でないところがいい)、ぐるぐる回る矢印が現れて同期が始まる。設定完了と同時に、デスクトップにディスクのアイコンが出てくる。MacOSXや Windowsと同様に使えるようになる。素晴らしい。今までLinux-Mac-Windowsすべてで利用できるのはDropboxだけだったのだが(本当はbox.netなど、他にもある訳だが)、これで選択肢が一つ増えたわけだ。Dropbox の場合はディスク上の容量を使ってファイルを保存し、それを同期させて複数のコンピュータのローカルディスクに保存されるわけだが、ZumoDriveはマウントされたディスクのような形なので、ローカルディスクには保存されないのだろうか。ローカルディスクの容量を上回るZumoDriveを使えるってことですか? 「Supersize that NetBook: When you install ZumoDrive, you get as much storage as you want, and you never have to decide which files to take with you. 」なんて書いてあるから、そういうことなんだろう。こんな絵もあるし。
無料の1GBが足りなくなるくらい使うようになったら、$2.99/monthで10GBにしようかな。
電子レンジといえば家で一番電気を食う機器で、こいつを何かと一緒に動かすとブレーカーが落ちてしまうなんていう家もあるのではなだろうか。今住んでいるところもそうで、前にこのサーバのIPアドレスが突然変わって半日にわたってアクセスできない状態になったときに、そのきっかけになったのが電子レンジによってブレーカーが落ちたことだった(と後で気がついた)。サーバは止まらなかったので気づくのが遅れたのだが、モデムとルータが止まったからだった。
今回Beanzawave Mikrowelle:Mach Suppe, Computerで見つけた電子レンジは、ほんの少ししか電気を使わない。何しろUSBポートからの電気で動くのだから。何しろUSBポート供給だから、暖められるものも小さい。コーヒーとかスープとか。
防寒用のUSB手袋とかUSB膝掛けとか見たときにも驚いたが、私はこれでスープを作れとコンピュータに命じる方が面白い。もっとも、これを指しただけでは音声認識はできるようにならないので、Mach Suppe, Computerとか叫んでも無駄である。
価格は170ドル。まだ実際には製品を出荷している訳ではなくて、評判がよくて売れそうだと判断したら製造に踏み切るそうだ。ちょっと高いと思う、170ドルは。
ナショナルジオグラフィック ニュースの“光子通信”、未来の暗号化通信技術という記事が面白かった。「もつれ合い光子対」というのを使って通信をすると、万が一暗号通信を第三者に傍受されてしまったときに、その盗み読んだ相手を特定できるのだという。私には「量子レベルでの不可思議な相関関係」なんていう難しいことは判らないので、「次の目標は、もつれ合った光子対を双方向で送信することだ。それが実現すれば、遠隔地にいる仲間同士が、暗号化した情報を衛星経由でやり取りできるようになる。」と書いてあっても、それがどれくらい難しいことか、それが達成されるとどんなに素晴らしいことが実現できるのかもよく判らない。私が面白いと思ったのは、内容を説明するそういう文章のあとにある解説やコメントだ。三人のコメントが紹介されているのだが、ロバート・J・ソウヤー、カール・フレデリック、ジェリイ・オルションがその三名だ。三人ともSF作家である。もっとも、ロバート・J・ソウヤー以外は知らなかったけれども。
ソウヤーは邦訳が何冊もあって日本でも馴染みのある作家である。少なくとも私にとっては。カール・フレデリックという名前は知らなかった。作品一覧を見ると、analogやAsimovs Science Fictionに作品を発表している作家のようだ。本にまとまったものはなく、邦訳は多分ない。ジェリイ・オルションは、アダム=トロイ・カストロとの合作「ワイオミング生まれの宇宙飛行士」がSFマガジンに掲載されたことがある作家であるが、そんなに有名ではないと思う。
こういうところでは、SF作家のコメントを載せるのが一般的なんだろうか。直接SFとは関係ないような気がするのだが。カール・フレデリックは物理学者でもあるからなのか。「SF作家としていくつも賞を受賞している未来学者」のソウヤーって書いてあると、未来学者が本業みたいだが、多分SF作家が本業だ。まあ、いいんだけど。原文では「Award-winning science fiction writer and futurist Robert J. Sawyer」である。
私は別に文句を云いたいわけではなく、未来の通信技術っていうと三人もSF作家が出てきて、ちょっと嬉しかったわけだ。やはり未来はSFなのだ。
Journal of Molecular Cell Biologyに、Generation of Pig-Induced Pluripotent Stem Cells with a Drug-Inducible Systemという論文が発表された。今回も最初に読んだのはtechnobahnの「移植用臓器確保で画期的手法、ブタを使ってヒトの臓器を大量生産」という記事である。前から豚は人に体の大きさが近いので、内臓の大きさも近く、移植用にちょうどいいという話はあった。もちろん、そのまま人の体に入れたりしたら免疫系が異物として排除しようする。この論文では拒絶反応が出ないであろう幹細胞を作り出せたということで、移植用の豚ができたわけではなさそうだ。難しいことは判らないのだが、これは誰にでも使えるんだろうか。それとも、自分用の豚を用意しておいた方がいいんだろうか。そうなると金持ちだけが自分の免疫系に最適化された豚を臓器の予備として常に用意しておけるなんてことになりそうだ。病気のときでなく、歳を取って内臓が弱ってきたら、交換できるということになるだろうか。何れそうなるとは思う。そこで、経済力の差が出てくるとは思うけれども。
豚の内臓でどんどん体の臓器を置き換えていったという設定の小説を読んだことがある。小林泰三「パッチワーク・ガール」(『人獣細工』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]所収)である。技術的にはそういうことが可能な時代が近づいてきたということなのだろう。
豚の内臓で自分の体の臓器を置き換えることに、どれくらいの人が抵抗を感じるだろうか。私は全然気にならない。それで健康が恢復できるのならば。遺伝組み換えに抵抗感を持つ人はやはり駄目なんだろう。穀物を食べるだけでも不健康だと思っているのだから、遺伝子組み換え豚の内臓を自分の体内に入れるなんて! 私は適切に開発された遺伝子組み換え作物ならば抵抗なく食べられるし、遺伝子組み換え豚だって食べてもいい。もちろん、きちんと検証せずに放り込まれたりしたら嫌だが、ある程度の確実性をもって使えると判っているなら、移植せずに来年死ぬよりも移植して10年生きる方を選ぶ。いや、5年でも3年でも。全身豚由来の体になっても頭が私なら私は私だ。
でも、これで違法な臓器売買がなくなれば素晴らしいことではないか。大金持ちが自分の臓器の予備としてクローンを作って育てたりする心配もなくなるだろうし。
TechCrunchの記事「持っている本を登録すると、Googleで本の中身が検索できる」で知ったのだけど、バーコードリーダを使ってGoogle Book Searchのライブラリに本を登録できるようになったのだそうだ。以前、バーコード・リーダを買ったのに全然活用していないので、早速試してみた。自分のIDでログインしてから、自分の本を登録するわけだ。上の記事には、「なぜか見過ごされがちだが、Google Booksearchに、自分の持っている本を登録してライブラリとして管理できるのは非常に便利だ。」と書いてあるのだけど、実はその便利なところがよく判っていない。確かにどこかで読んだはずだが、どの本か判らないというときに、持っているかどうかに関係なく検索して、出てきた本を持っているかどうか確認するのでは駄目なのだろうか。登録しないと検索対象にならないということではないはずだから。
手順を説明する動画がGoogleから提供されているので、それを見れば簡単に判る。
早速私もやってみた。エフケイシステム CCD バーコードリーダ ー USBインターフェイス TSK-Uを使って、バーコードからISBNを読み取っていく。
データとして取り込めないと(何の本か判らない場合)は、「Could not add 2 items」なんて具合に、不明図書として示されて登録はされない。12桁のISBNが記されている英語の本なら大丈夫だが、日本の本やロシア語の本は駄目なものもあった。試したフランス語、ノルウェー語の本は大丈夫だった。それぞれ一冊ずつだけど。
検索するとこんなふうに結果が出てくる。このように該当箇所の前後が示される場合もあれば、書名しか出てこない場合もある。細かい違いはよくわからない。日本語の本も検索できる。
学術書や情報・ネットワーク系の本は登録できる場合が多い。小説や新書などは難しい。学術的でも早川書房なんかは駄目みたいだ。予想以上にこれは楽しい。ついついバーコードリーダで、ぴっ、ぴっ、と音を立ててISBNを読み込みたくなってくる。今日は試しなので70冊しか登録できなかったが、これから増やしていきたい。自分の本の索引になる訳だから、やはり便利だ。素晴らしい。
私は子供の頃から頭痛に苦しめられてきた。ちょっと疲れがたまると頭痛に襲われ、そして吐いた。それが疲れがたまっているからだと気づいたのは、実はもう30くらいになってからだった。大学院生の頃はいつも疲れていたので、週末にはたいてい倒れて吐いていた。いや、疲れているからだとは気づいていたのだ。だから疲れをとろうと週末はゆっくり休んでいた。それがいけなかったのである。それに気づいたのが30過ぎてからだ。正確に云えば。
週末頭痛というらしい。私だけでなく週末になるとよく頭痛に襲われる人がいるということを、頭痛の本を読んで知った。急に休んではいけないのだ。この手の頭痛に苦しむ者は休日だからといって開放感に浸ってゆっくり休んではならないのだ。いつもと同じ緊張感を持って過ごさなければならない。だから、普段からあまり疲れないように気を付け、規則正しく、日曜日だからといって昼間で寝ていたりしてはいけない。
そんな訳で、早寝早起きを心がけ、一日三回の食事を摂り(空腹は頭痛を誘発する)、赤ワインを避け(赤ワインは頭痛を誘発するのに気づいたのは40近くになってからだった)、そのほかさまざまなことに気を配る毎日を過ごし、嘔吐を伴う頭痛を年に数回程度にまで抑えることができるようになった。
もう自分の頭痛は生活や仕事に支障をもたらすことはないと安心して生活していた今日この頃なのだが、その私に衝撃を与える論文が発表された。Cephalalgia 29: 683 - 686 (2009) に掲載されたSpace headache: a new secondary headacheである。宇宙の頭痛である。私もこんな学術雑誌をいつも読んでいるわけではなく、Technobahnの無重力は見かけほど楽じゃない、宇宙飛行士の7割以上が頭痛の症状とい記事を読んだだけなんだけど。
「地上ではまったく健康だったのにも関わらず、宇宙に出ると頭痛に悩まされるという「宇宙酔い」とも呼べる新しい症状が宇宙飛行士の間で広くみられる」という内容だという。私も宇宙に行きたかったのに。死ぬ前にいちどでいいから行ってみたいと思っていた。そのためには健康で長生きしなければと思い、規則正しい日々を送って来たわけである。それなのに無重力状態が頭痛を誘発するとは。無重力状態で嘔吐するのだけは嫌だ。無重力状態を漂う反吐を頭に思い浮かべただけで吐き気を催すではないか。宇宙服の中で吐いたらどうなるかという厳しい極限状況を描いたSFがあったが(田中啓文「嘔吐した宇宙飛行士」:ハヤカワ文庫JA『銀河帝国の弘法も筆の誤り』[amazon.co.jp, bk1, 楽天, 紀伊國屋書店, Yahoo! Books]所収)、あれだけは嫌だ。
私は今、将来設計の大幅な見直しに着手しようとしている。宇宙に行って月で暮らそうか火星で暮らそうか迷っていたのに。火星には重力があるから大丈夫だと思うが、途中の旅が厳しいかも知れない。火星は遠いから。慣れてはいるが、頭痛は本当に辛い。もう死んで楽になりたいと思うくらいだ。私の場合、3時間で治ることが判っているから、本気で死にたいとは思わないが、これが何日も続く人もいるという。そんなひどくなくて本当によかった。
という訳で、将来はこの地球をしっかりと踏みしめて生きていこうと決意を固めつつあるところなのだ。
一月に書いたZoho Notebookに関する記事にコメントをいただいた。Zoho Notebook Helperというプラグインをぜひ使ってみてほしいということなので、早速試してみた。でも、何だか前に聞いたことがあるような気がするのだ。なのに、なぜ私は使っていないのだろう。とりあえず、プラグインでウェブページを簡単追加という説明を読んで、MacOSXとUbuntuの Firefoxにプラグイン(アドオン)をインストールした。保存したい領域を選んで、右クリックをすれば、「Add to Zoho Notebook」を選べばいいらしい。あれ? そんな項目出てこない。「Snap Region to Zoho Notebook」も出てこない。どうして使えないんだ? 使い方の説明を何度も読んでみたが、特に間違ったことをしているとも思えない。
気が短い私は、もうやめたっ! と呟いて何か別のことを始めてしまった。しかし、諦めの悪い私はときどき思い出してはネット上の情報を検索してみたりしていたのだった。すると、Moongiftの紹介記事に「利用の際にはZoho Notebookを開いておく必要があるというのが特徴的かも知れない。」と書いてあるではないか。そんなことどこにも書いてなかったような気がするが、確かに開いた状態で右クリックをしたら、「Add to Zoho Notebook」の項が出てきた。
もしかすると、数ヶ月前にもこうやってインストールしたものの、使い方が判らなくて放置していたのかも知れない。どうもUbuntuのFirefoxにはすでに入っていたようなのだ。
MacOSXにはステッキーズというメモがあって、デスクトップ上に色のついた付箋紙みたいなメモを置いておける。UbuntuではもっぱらTomboyというのを使っている。Xpadというのもあるのだけど、Tomboyはリンク機能があったり、データをサーバ上に置いて、複数のコンピュータで同期させることも可能なのだ。直接関係ない話だが、xPadと書くとMacOSX用のまた別のノートパッドだ。それはどうでもいいのだが、とにかく、この同期機能が気になっていたのだが、今まで使っていなかった。なぜかというと、今のところTomboyを使っているデスクトップUbuntuが一台だけだからだ。ところが、このTomboyがMacOSXで使えるらしいのだ。ならば同期させたいではないか。そう思ったら、もう一刻も早く同期させたくなってきた。頭の中は同期同期とそれでいっぱいである。
でも、どうしたらいいのかよく判らなかった。探してみると丁寧に説明してくれている人がいたのだ。それを参考に、まず、libfuse-devとlibneon27-dev をインストール。次に、
wdfs - webdav filesystem for fuseが必要らしいので、最新版をインストール。
一旦、Tomboyを終了して、再度開く。「設定」のところの「同期」を開いて、URLにhttp://nakano.no-ip.org/dav/というようなのを入れる。これは5月3日に書いた自宅サーバのWebDavである。もちろん、外部のWebDavサービスを利用してもいい。たとえば、iDiskとかDropBoxとか。
ここで最後のスラッシュがないとエラーになる。
ユーザ名とパスワードをいれて、「保存」をクリックすれば設定終了。まだ同期はされない。「全てのメモの検索」から「ツール」を選ぶと「同期」というメニューが見える。こいつを選ぶと同期が開始される。しばらくして同期完了。サーバの方にはmanifest.xmlというファイルと0というファイルができている。何、この0というのは。容量もゼロなんですが。
次にMacの方にTomboyをインストールする。
インストール方法をみると、まずMonoをインストールせよと書いてある。これが何だか私は知らないが、何だか解らなくても平気でインストールしてしまえる性格なので、気にせず入れる。
次に、MacOSX用Tomboyをダウンロードするとディスクイメージができて、その中にあるアプリケーションファイルを「アプリケーション」フォルダに入れるだけ。ダブルクリックすると、本当に動いた。感動的である。
同期の設定である。残念なことに、設定はすぐにできるが同期できない。ちゃんとWebDavの接続ができないみたいだ。さらに、メモとして日本語の入力ができないことを発見してしまった。これではこまる。 日本語のコピー&ペーストもできない。ショートカットキーは林檎鍵+C/VではなくてCtrl+C/Vなのはなぜ?やれやれ、時間を無駄に使ってしまった。まあ、Mac用は開発途上版だから、仕方がないか。でも、感動して損した気分。