ドイツのneuerdings.comで、Ich bin erleuchtet!という記事を見つけたときには、とうとう光る服ができたかと思った。でも、私が考えていた光る服ではなかった。
LumiGramというフランスの会社の製品で、光ファイバーで衣服やその他の装飾品を輝かせようというものである。だから、電池も必要なのだ。暗い人混みの中で離ればなれになってしまった自分の同伴者なんかを簡単に見つけられると云っているようだ。例えば、ダンスホールとか。私には関係のない世界である。
私の頭に浮かんだ光る服は、電池を必要としない光る服である。ただ、励起光は当てなければならないと思うが。そんな服が作れるのかというと、作れるのである。昨年11月28日にFujiSankei Business i.で紹介されていた、オワンクラゲの緑色蛍光タンパクを作るように遺伝子操作した蚕が作る絹である。これも暗闇で青色発光ダイオードの光でもあててやれば緑色に光る(のかも知れない)。しかし、これも私にはあまり縁がないような気がする。
私に関係がありそうなのは、光る魚とか、光る植物である。すでに観賞用として開発されているが、日本では売っていない。それが、間違いで売られてしまったことがあって、ニュースになっていた[47NEWS]。光る絹は蚕になることはないが、光る観賞魚や観葉植物は生きているのである。遺伝子組み換え生物を実験室の外に出していけないのだ。もちろん、許可を得れば別だが、観賞魚はまだ認可されない。組み換え生物の遺伝子が広がらないように子孫は残せないようになっているだろうが、それでも駄目なのだ。法律なのだ。生物の多様性に関する条約のバイオセーフティに関するカルタヘナ議定書に基づく法律があるからだ。
この、生物の多様性を守るために組み換え遺伝子が自然界で広がらないようにするというのは、間違った考え方ではないと思うが、そのために遺伝子組み換え作物も収穫した種子を蒔いても次世代の作物は作れない仕組みになっている。環境中の生物の多様性を守るという考え方からは、まったく正しいやり方である。しかし、そのせいで、必ず種子供給会社から毎年種を購入しなければならないことになるわけだ。組み換え以前からそういう品種を売っていたのだろうけど。
全然話がまとまる方向へと進まず、かといって面白い結末も付けられそうもなく、どうしたものかと途方に暮れているところではあるが、そろそろ光るメダカを飼いたいものだと今日この頃なのだ。
Ubuntu 8.10でOpenOffice.org 3のインストールやアップグレードに今まで使っていたdepositoryの認証ができなくなってエラーが出るようになった。今朝のことである。しばらく待って状況が改善されるのを待つということを考えた。でも、少し待てば改善されるという保証はない。3.0.1が出ているのに、今インストールされているのは3.0 rc1のようだ。新しいのが出ているのにアップグレードできないことほど不愉快なことはない。あちこちクリックしたりチェックしていたら、何をどうしたらいいのか判らなくなってきたので、OpenOffice.org 3 rc1関連を全部削除して(乱暴だが、そういう性格なので)、download.openoffice.org から Linux DEB をダウンロード。展開してDEBSディレクトリに入ったら、
$ sudo dpkg -i *.deb $ cd desktop-integration $ sudo dpkg -i *
とすればいい(Upgrade to OpenOffice.org 3 on Ubuntu 8.10を参考にした)。
メニューからOpenOffice.orgを選んで起動するといきなりエラーが生じて閉じてしまう。すると自動ファイル復旧機能が働いて、復旧しますかと訊ねる。復旧するとエラーが生じてただちに閉じてしまい復旧機能が動き出す。永遠に抜け出せないループにとらわれてしまう。
なんとか終了できたら、ホームディレクトリにある不可視フォルダ「.openoffice.org」と「.openoffice.org 2.4」を削除したらファイルを開けるようになった。
PDF import extentionがどこかへ行ってしまった(本体を削除したのだから当然か)ので、StarOffice Extentions からダウンロードし、ToolsからExtention managerを開いて、pdfimport.oxtを追加。
これでまたOpenOffice.orgが使えるようになった。やれやれ。
昨日からGmailのオフラインモードの利用が可能になったというニュースがあちこちに出てきて(ITmedia News, japan.internet.com, ITpro)、新しい機能を利用するために英語表示に設定しているのにまだ使えるようにならないのはなぜだと、一日中Gmail設定画面の再読込を繰り返してしまった私ですが、読者諸兄は冷静に対処できたのでしょうか。
今朝、Gmail画面のフラスコアイコンをクリックしたら、オフライン機能の項目が表示されているではないか。早速、クリックしなければ! 今すぐ、この瞬間に! と緊張に震える指でクリックしたのだけど、全然急ぐ理由はない。のろのろしていると消えてしまったりするものではないのだ。でも、こういうとき、どうしても一刻も早く押さなければと思うのはなぜだろう。幼い頃、のろのろしていると好きな食べ物をつぎつぎに家族に取られてしまってさて食べようかと箸を延ばしたときにはもう自分の食べる分は残っていなかったという辛い思い出のせいだろうか(本当はそんな思い出はないんだけど)。
Offline 0.1という項目がフラスコ印の横に表示されるようになる。それをクリックすると「デスクトップ」にショートカットを作るのを許可しますかと問われるので、こいつはOKを押すわけだが、すでに同期は始まっている。私はあまりメールがないので、数分で終わったけれども、たくさん使っている人は数時間待たなければならないそうだ。同期が完了すると、次に開いたときからは、フラスコ印の横に、チェック項目の絵が表示されるようになる。これが同期完了の印だろう。オフラインを表示する印はまだ見ていない。
だから、Offline 0.1の文字を見たところで安心してしまってはいけないということだと思う。その印にカーソルを持って行くと、Status: Synchronizedという表示が出てくる。その下に「Go into Flaky Connection Mode」というのが選べるようになっていて、こいつにすると接続が不安定な環境に対応したものになり、キャッシュを利用した動きになって速くなるのだという。まだ試していないけど。
デスクトップには、Gmailというアイコンが現れるのだが、これはブラウザに対応しているので、Firefoxでこいつを作ったら、Safariで開くことはできない。Safariを開くと、またOffline 0.1という表示になっている。これをクリックするともう一つのGmailがデスクトップに出現する……かどうかは確認していない。デスクトップには、前に作ったZoho Mailとか、Glide Desktopとか、いろいろ新しいものが並ぶやうになってきて、少し邪魔な気がしてきた。自分で作ったものではあるのだけど。Firefox 3.1ではまた使えなかった。
一昨日も紹介したtolle-geschenke.comで見かけたシャワーカーテンDuschvorhang Psycho。
名前から明らかなように、ヒッチコックの映画「サイコ」にちなんでいる。マリオン(ジャネット・リー)がノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)に刺される場面は誰の脳裏にも強く焼き付いているはずだ。私もシャワーカーテンを見るたびに、「サイコ」のあの場面が頭に浮かぶ。白黒画面なのに真っ赤な血が流れている生々しい情景となって頭に焼き付けられている(本当は黒かったことを覚えているのだが、そうは云わないのが礼儀というものである)。
私が観たのは中学生の頃にTVでだったろうか。主演女優のはずのジャネット・リーが前半で死んでしまうことに驚き、最後の犯人の姿が明らかになるところには心底衝撃を受けた。大人になって予備知識を得てから観なくて本当によかった。
ヒッチコックは60年代の「サイコ」「鳥」よりも、50年代の「ダイヤルMを廻せ!」「裏窓」「泥棒成金」「ハリーの災難」「知りすぎていた男」「間違えられた男」「めまい」「北北西に進路を取れ」といった作品が好きなのだが、大抵はそうだと思う。40年代の「レベッカ」「疑惑の影」も捨てがたい。などということをサイコ・シャワーカーテンの画像を見ながら考えていたわけだが、これを買う予定は今のところない。
最初は何だか解らなかった。今でも自分の理解が正しいかどうか自信がない。「人生は短い。だからSynopit」とか云われてもねえ。
ウェブサイトを読んでいると、数ページに及ぶ長い記事に行き当たって、これが10行でまとめられていればいいのに! と思ったときに使うものらしい。synop.itのボタンをブックマークバーに登録しておいて、開いたページの要約が読みたくなったら、そいつを押すんだという。要約が表示されることもあれば、されないこともある。
この要約は、テキスト自動処理で要約が生成されるのではなく、誰かがまとめるようだ(本当か、本当なのか!)。要約が登録されていないときは、自分でここに要約を入れる? という選択肢が出てきて、そいつを選べば自分が寄稿者になるというわけだ。あるいは、要約は出てきたけれども、何か変だと思ってじっくり読んでみたら、間違っているじゃないか! と思ったら、修正も可能。
そんな方法でうまく行くのかな。でも、この方法なら、何語のサイトでもその言語が読める人がまとめればいいから、コンピュータ・プログラムが自動で処理するよりも対応範囲が広くなるわけだ。そんな暇な人がいるかどうかが問題である。この方法なら、英語の記事の日本語の要約なんてものもシステムとしては可能になる。それを許すかどうかは別問題だが。
面白い思いつきだと思うが、うまく行くのだろうか。でたらめの要約なんかされたら、大変だ。要約を読みたい人は時間がない人だから、いちいち検証したり、修正したり、あるいは要約を作ってくれたりしないんじゃないかなあ。とにかく、しばらく見守ってみたい。
übernoteという表記も。オンライン情報収集帖とでもいった感じでしょうか。開発停止になったGoogle Notebookの競合者たちの一つ。Zoho Notebook、Evernoteとかと同様、ネット上で見つけたものを取り込んで集めておこうという道具である。
Firefoxアドオンがあって、そいつをインストールすると右の方にこんなものが入る。右クリックでもubernote機能が出てくるようになる。ページ全体、選択部分の取り込み、ブックマークへの登録など(下図左)。ただ、Firefox 3.1ではまだ使えなかった。Google Notebookから情報を取り込む道具も用意されている(下図右)。
Evernoteのように、メールでノートに追加することも可能。当然のことながら、共有・共同作業に使える。
登録は無料。
先日、左手では使いにくいじゃないかと怒りのこみ上げてくるマウスについて書いたけれども、今日はどちらの手でも使いにくそうなマウスを見つけたので、ご報告する。ドイツのtolle-geschenke.comという変わったものをたくさん売っているサイト(もしかするとYpsilonというのがサイト名かも知れない)で見つけたものである。ドイツのサイトだけど、ドイツのものを売っているとは限らない(ということは前にも書いたことがある)。
特に、職場では使いにくいということもあろう。右手とか左手とかいう問題ではなく。
と、ここで不意に、鳥居みゆき「木下さんシリーズ《マウス》」というのを思いついたのだが、そんなことをここに書くのは止めておこう。
Gizmodo Japanで見つけた記事なのだが、これにはちょっと驚いた。もとの画像はここ。
何だか南の海に夕日が沈んでいるような絵が描いてあるのだが、これは寒天培地上に菌で描いた絵なのだ。蛍光を発するタンパクを作り出すようにした菌(多分大腸菌)なのだが、蛍光の波長が異なる6種類を使って描いたという。昔は緑しかなかったのだけど、この頃、青や黄色、赤もある。もちろんそれは、こういう絵を描くために開発されたものではなく、複数の波長の蛍光タンパクを使えば、同条件で複数の遺伝子の挙動を観察したりできるわけなのだ。
BFP, mTFP1, Emerald, Citrine, mOrange, mApple, mCherry, mGrapeの8種のタンパクを使っているようだ。これの難しいところは、絵を描くときに色が見えないどころか、線もよく見えないことである。菌が分裂を繰り返し、目に見えるくらいまで増えて、励起波長の光を当てて初めて色が見える(線は菌が増えてきたら見えるけど)。もっと難しいのは菌を塗りつける量である。目に見えないので、どれくらい着いたのか全然わからない。だから、最初の方はどっぷり塗りつけてしまい、急激に細くなってしまう間抜けな線になってしまいかねない。この掠れた感じを出すのが難しい。海の方には、発色していないような線が観察されると思うのだが、気のせいだろうか。何らかの理由で一色だけ、発現に失敗した遺伝子があるのかも。
どうして私にこんな線の引き方の難しさがわかるのかというと、もちろん私も絵を描こうとしたことがあるからだ。まだ若かった頃。大学院生だった。誰でも若い頃には遺伝子組み換え大腸菌でシャーレに絵を描いてみたくなったりするものである。私にも若い頃があったのだ。
いわゆるOnlineDesktopである。今回のは、このサイトを昔からよく読んでくださっている方から教えていただいた。
早速ホームページから登録してみた。下のようなデスクトップが出てきて、ワープロソフト、ヴィデオ・オーディオ再生、ウェブブラウザ、ファイルのアップローダーなどがすぐに使える。もちろん、日本語も使える。表計算ソフトがないと思ったら、 EditGridというのがそうだった。ファイル共有もできる。Wikipedia、Google Mapなどは、ウェブブラウザとは別の専用ブラウザがあるようだ。意味はよくわからない。
動きはなかなか軽快である。容量1GBまで無料。
ただ、オンラインデスクトップである必要性はあまり感じられない。というのはどのオンラインデスクトップでもそうなのだが、オンラインストレージとオンラインアプリケーション(GmailやGoogle DocsとかZoho.comとか。写真・画像の処理やスライド作成専用のオンラインアプリケーションも多い)があれば、「デスクトップ」である利点はそんなに感じられないのだ。そこで使えるアプリケーション自体に魅力がないと、ぜひ使いたいという気持ちは湧いてこない。ただ、ここは、他のオンラインデスクトップで感じた動きの悪さとか使い勝手の悪さを感じなかったので、それなりに使いやすそうである。
Moongiftで知ったので、早速試してみた。コマンドラインでGoogle Calendarを使おうというものである。ブラウザ画面を出して、カレンダー画面を表示させる時間が惜しいときもある。コマンドラインならきっとはやいに違いない。
ダウンロードして、展開するだけ。まずはubuntu 8.10で使ってみる。
ホームディレクトリに.gcalclircというファイルを作って、ユーザ名、パスワードを保存しておくと便利。
[gcalcli] user: xxxx pw: ****といった具合に。PythonのスクリプトなのでPythonは当然必要。その他、Google's GData Python moduleが必要ということだったのだが、私のUbuntuにはもう入っていた。Elementtreeは元から入っていると思う。
もちろん、これは嘘の予定なので、「秘密の打ち合わせ」の予定は実際にはない。
次にMacOSXで使ってみた。Google's GData Python moduleがないという警告が出たので、ダウンロードしてインストール。明日の予定を表示させようとすると、「UnicodeDecodeError: 'ascii' codec can't decode byte 0xe2 in position 11: ordinal not in range(128)」というエラーが出てしまった。上記Moongiftでも、日本語の表示に問題があったと書いている。
少なくともUbuntuでは使えると判った。
週の予定、月の予定なども表示できる。これは便利。いちいちwebブラウザをクリックするのが嫌だったのだ。パスの通ったディレクトリに置いておこう。
バナナのパンを焼くのに強力粉・薄力粉混合小麦粉なんか使ってしまったのだが、今週は薄力粉に戻って再出発である。前回着目した水分量について考え直したことと、キャッサバ澱粉や白玉粉の割合についても再検討してみた。
今回はキャッサバ澱粉が手元にないので、白玉粉を使うのだが、20 g という量は多すぎるのではないかと思ったのである。もちもち感もいいけれども、入れすぎてパンが膨らまなくなっているのではないかという疑いがふつふつと心の底から涌いてきたのだ。そこで、薄力粉 175 g、バナナ 80 g、白玉粉(予め乳鉢で微粉末にしておく)10 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、バター 5 g、牛乳 70 mlである。バターは後で加えるので、まずはそれ以外の材料を混ぜて捏ねるのだが、べたべたで捏ねているというより、混ぜているという感じになってしまう。バターを加えてようやく丸められるといった具合である。あとほんの少し牛乳を減らした方がいいかも知れない。尤も、薄力粉は一生懸命捏ねてもあまりグルテンが形成されないから、何のために捏ねているのだろうかという空しい気持ちになってしまったりするので注意が必要だ。どう注意すればいいのかよく解らないけれども。
一次発酵の後、空気抜きをして分割して丸めたりするときは、よく粉を振った台の上でやらないとべとついて大変なことになる。それでも、意外にうまい具合に丸まって、あとは二次発酵を終えたら焼くだけである。
こんな具合に焼き上がった。左が普通の強力粉のパン。右が薄力粉+バナナのパンである。薄力粉+バナナパンの方は、ちょっと弱々しいので温度が下がるとしぼんで皺が寄ってしまったりしてあまり美しくない。でも、それなりに膨らんで、パンを名乗れるくらいの出来になっていると思う。少し気泡が大きいような気がする。水分が多すぎたのだろうか。多分、あとほんの少し牛乳を減らせばいいのだろう。ほんの少し。その加減が難しい。でも、少し前進した感じがする。薄力粉+バナナパンの道は遠く険しい。
一昨日辺りからあちこちで報じられているようだが、オンライン版Encyclopædia Britannicaにユーザー投稿ができるようになるという【ITmedia News, AFP, CNET Japan】。ウィキペディアみたいだと誰でも思うし、実際にこれらの記事でもウィキペディアの名前が必ず出てくる。Encyclopædia Britannica社長のJorge Cauz氏も、The Sydney Morning Heraldのインタビューで、Googleの検索結果で最初に出てくるのはいつもウィキペディアだ、それが最善の解析結果なのか? なんて云っているけれども、Encyclopædia Britannicaは全文読むのは有料会員でなければならないから、誰でも全部読めるウィキペディアの方が先に出てくるのは仕方がないだろう。質の高さを強調しているけれども、アクセスできなかったらそれは存在していないとの同じことである。
でも、そうやってEncyclopædia Britannicaが変わっていくのはいいことだと思う。
この投稿記事は何でもすぐに内容が追加されていく訳でもなくて、Encyclopædia Britannicaの承認を得てから追加されていくのだという。ブリタニカとしてはそうすべきだろう。ウィキペディアをもう一つ作っても意味がないから。ただ、20分で反映させたいなんて云っているけれども、それは無理なのではないだろうか。今後の展開に注目したい。
ところで、昨年からBritannica Widgetsという機能で、ブリタニカ百科事典の内容をブログやWebサイトに掲載できるようになったようなのだが、自分の思うような内容を必ずしも掲載できるわけではないと今日知った。例えば、とうもろこしについて調べて、それをここに引用しようとすると、
こんなふうにできるのだけれども、これはトウモロコシそのものの項目ではなく、トウモロコシを使ってトランスポゾンの研究をしたマクリントックの解説……あ、ちゃんとトウモロコシの項目が表示されている! さっきプレビュー画面ではマクリントックだったのに。あれは、プレビュー画面ではなかったのか。あ、また変わっている! これは関連項目がランダムに出てくるってことなのか。確かにCornに関係のあることが出てくるんだろうけど、指定した項目を表示して欲しいなあ、私としては。一方、「クローン」とか「食虫植物」でウィジェットを作成しようとしたら、ウィジェットのアイコンが表示されなかった。これが作れるのは限られた項目のようである。面白くないな。そういうことをやっているからGoogleの検索結果でトップになれないのではないか。それとも私の使い方が間違っているだけなんだろうか。新しいものを見つけるといろいろ試してみたくなる反面、自分の生活様式は変えたくないという気持ちもあり、行動に一貫性が見られない私ですが、昨日初めてICカードを使って飛行機に乗りました。家でWebチェックインというのをしてから空港へ行けば、読み取り機にカードをかざすだけで飛行機に乗れる訳です。でも、長蛇の列ができている手荷物検査場で読み取り機に認可されずに追い返されたらどうしようという情けない恐怖感と、それから自動チェックイン機に向かっても間に合うのかという現実的な心配などのせいで、なかなか使用に踏み切れなかったわけです(というより、ただ事前のWebチェックインを忘れてしまっていただけかも知れません)。もう何年も前に、JALカードSuicaというのを作ったというのに。
これは飛行機に乗るときだけでなく、電車に乗るときにも使えるわけです。JALカードSuicaですからね。これも初めてオートチャージ設定などして、使用してみました(私はSuicaが使えない地方に住んでいるのです。近いうちに引っ越しますが)。改札口でがたんと遮断されたらどうしようという恐怖をようやく克服して改札を通り抜け、JRと地下鉄と飛行機を一枚のカードで乗れることを今頃発見している今日この頃です。知らないうちに(本当は知ってはいたけど)便利な世の中になっていました。
電話と新しい機械が苦手な私は、携帯電話が大嫌いです。そこで、携帯電話回線ではなくPHS回線を使うウィルコムの電話機を買ったのですが、当然のことながら携帯する電話機であることに何ら違いはありませんでした。でも、電話が大嫌いなので、かかってきてもあまり出ません。よく家族に叱られます。メールを打とうとしてもなかなか打てずに、結局パソコンから自分にメールを出して、それを転送して誤魔化したりしています。そんな私が使っているウィルコムもとうとうおサイフケータイ対応機を出すらしいのです「どこでもWi-Fi」でした[日経トレンディネット, マイコミジャーナル]。私は電話ほどではありませんが、現金(特に小銭)が嫌いなので(高額紙幣はどちらかというと好きです)、もしかすると電話機で買い物をしたりできるようになるのは喜ばしいことなのかも知れません。電話やメールが使えないのだから、これで支払いをしたり電車に乗ったりしないと、使う機会がないわけです。
話は変わりますが、「おサイフケータイ」はNTTドコモの登録商標なので、他の会社が使っていいのだろうかと思っていたのだけど、他社でも使えるライセンスになっているのだそうだ。それで、ウィルコムでも「おサイフケータイ」というのか。
そんなことよりも、私が注目したいのは「どこでもWi-Fi」でした[日経トレンディネット]。簡単に云うとPHS回線を使った携帯できる無線LANアクセスポイントですね。使用例では携帯ゲーム機を簡単かつ安全に無線LAN接続できるなんて書いてありますが、そんなことに私は興味はありません。では何に使おうとしているのかというと、実はよく解っていません。何に使えるんだろう。「どこでも」っていっても、私はあまり活動的な性格ではないので、出歩くのが嫌いなんですよ。もしかしたら、最も私に不要な装置なのかも知れません。
先日、Google Notebookの開発停止について残念だと本欄でも記したが、一昨日、Zoho Notebook EnhancedというタイトルのメールがZohoから来た。どんな機能が強化されたのかというと、Firefoxのプラグインをインストールすると、ウィンドウの下部からZoho Notebookの小窓を表示させることができるとか、テキストを選んで右クリックすると、新しいノートを作って登録できるとか、Google Notebookでできていて、なくなったら嫌だなと思っていた機能をほぼ補ってくれるものである。この際、Zoho Notebookに移行しておこうと思わせるだけのものだと思う。でも、今までGoogle Notebookの方で作ったノートが結構あるんだけどなという人には、ちゃんとGoogle Notebookの内容を取り込む機能も発表されたのだ。
そういえば、Zoho 4 Everyoneがもうすぐ出るようだ。上に書いた新機能は載っていないだろうけど、いろいろ使えそうなZoho.comに注目しているのだ。
Google DocumentsやZohoのようなものだと思う。"Office for the Internet Generation" と銘打ったWebApplicationである。今のところは、LivePresentationしかないようだ。登録は無料。容量制限は100MBで、月に6.99ドル払うと500MBに上げられる。ちょっと少ないのではないか。それ以上は自分のところに保存しろということか。
操作画面はなかなか美しく、且つ使いやすそう。ただ、われわれ日本人にとって最大の問題は日本語の文字が入力できないこと。英語などのラテン文字の言語しか使わない人にはいいと思うが。AdobeAirのアプリケーションを導入すればオフラインでも動かせる。PowerPointやOpenOffice.orgのファイルとも互換性がある。共有作業に使える。Windows、Mac、Linuxの何れでも使える(私のUbuntuではAdobeAirアプリケーションのインストールには失敗した)。これで日本語が使えれば文句はないのに。
牛頬肉の赤ワイン煮をうまく作れるようになって、月に二回は食べていることは前に書いたことがあるけれども、相変わらず私の数少ない料理品目の最重要料理であり続けている。だから、牛肉の問題には日頃目を配り、不測の事態にも対応できるように心がけているわけだ。今年に入って二度もクローン牛に関する話題がニュースに登場したことを、賢明なる読者の方々はご記憶だと思う。一つは8日の「飛騨牛」元祖のクローン牛が冷凍保存の精巣を使って誕生したという話題(読売新聞)、もう一つは、内閣府・食品安全委員会の作業部会が、同じ遺伝子を持つ動物を作り出す体細胞クローン技術で生まれた牛や豚について「通常の牛や豚と安全性は変わらない」とする評価書をまとめたという19日のニュースである(日本経済新聞)。
遺伝子組み換えに嫌悪感を示す人が多いことは知っていたが、クローン牛や豚に不信感を抱くのはどうも理解できない。遺伝的に全く区別できない動物なのだから。よほどのことがない限り、元の個体が作れなかった物質を作ったりすることはできないはずだ。少なくとも、自然に生まれた牛よりもずっと変化は小さいはずである。テロメアの長さが短くて寿命が短かったりすることはあるのかも知れないけれども、遺伝的には全く同一ではないか。遺伝的に同一の個体を大量に作り出す技術で産生された植物は平気で食べられるのに、動物は駄目だという理由が判らない。挿し木で増やした樹になる果物を食べ、挿し芽で増やした芋を食べる。穀類は普通種だろうけど。安全な牛のクローンはかなり安全なはずだ。尤も、牛の安全性はどうやって確認するのかよく判らないが。そもそも、昔から食料として利用されてきたものは安全性の確認なんかなされていない。汚染や感染の確認はしても、あさり自体の安全性とか豚自体の安全性を調べたことはないと思う。何千年も食べているから食べているだけだろう。
厳密にいえば、植物の遺伝的にまったく同一な個体のコピーは自然界でも起こりうることだけれども、動物の場合は自然界で起こりえないということである。さらに細かいことをいえば、遺伝的に同一の個体が自然に生まれることはあって、人間だって一卵性双生児は遺伝的に全く同一である。また単性生殖で増える状況のある虫、例えばアリマキなんていうのは、遺伝的に同一な無数の個体が生まれてくる。遺伝的に同一という意味では同じだけれども、人工的に発生させたところに不信感を抱くわけだ。
植物だと放射線を当てて変異させたり、薬品で処理して変異させたりした品種を、それこそ無数に食べてきている。どうして植物だと平気で、動物だと駄目なのか。放射線や薬品を使った変異の誘発は平気で、組み換え遺伝し技術による変異は駄目なのか。私には理解できないが、自然に起こるかどうかという違いだけである。
クローン牛を作って食べるのは採算という意味で効率的ではないと思うけれども、今回の「飛騨牛」元祖のように、特別な意味のある個体を増やして、その特徴を持った子孫を増やすのには有効だと思う。そんな訳で、クローン牛あるいはその子孫の美味い牛肉が出たら是非とも頬肉の赤ワイン煮など作ってみたいと思っているこの頃だが、遺伝子組み換え食品に関してはまた日を改めて書くことにしたい。
Syncplicityは、同期機能付きオンラインストレージ。DropboxやZumoDriveのような感じで使うものだと思う。同期させたいフォルダを指定すると、そのフォルダに変化があったら自動的に同期を取ってくれる。複数のコンピュータで同期できるので、どこでも同じ環境で同じ仕事ができるようになる。さらに、共有設定もできるので、共同作業で何かするときには便利かも。Scribd iPaper、Zoho、 Picnikといったウェブアプリケーションを使ってファイルに手を入れることも可能だという。なかなか便利ではないか。容量2 GBまで、2コンピュータまでは無料。月$9.99あるいは年$99で50GBにまで上げられる。
早速使ってみようと思ったら、Mac用アプリケーションがないじゃないか。私はWindowsは使わないのだ。ちぇっ、と思ったら、β版ならあるらしい。ReadWriteWebの紹介記事に招待券があったので、それで申し込んだらβ版アプリケーションがダウンロードできた。使い方は簡単で、見れば判ると思う。サイトには動画の説明もある。ブラウザでログインしてファイル一覧を出し、右クリックでファイルを選べばウェブアプリケーションでファイルを開けるということだったのだが、右クリックでも下のようにそんな選択肢は与えられないのだった。 Mac版ではまだなのか、私の使い方が間違っているのか。
これを試してみたのは職場に置いてあるMac miniなのだが、実はほとんどファイルがない。もっぱらUbuntu 8.10を使って仕事をしているからである。それでも自宅ではもっぱらMacOSXを使っているので、そちらでこそ威力を発揮するはずだとアプリケーションをダウンロードしてインストールしようとしたのだが、失敗。なぜだ! と叫びつつ、よく説明を読んでみれば、Intel Macにしか対応していないという。PowerPC Macでは使えないのだ。ああ、面白くないなあ。そのうえ、残念ながらLinux版もない。ブラウザからログインしてファイルをダウンロードしたりはできるようだけれども。やはりLinuxでも右クリックでZohoを使って開いたりはできなかった。LinuxでもPowerPC Macでも使えるDropboxを応援するために、有料版を申し込もうかと思っている今日この頃なのだ。
nkf 2.0.9が出たという記事「文字コード変換ツール「nkf」の最新版が公開」を見かけたので、早速MacOSXにインストールしてみた。
NKFのサイトからダウンロードし、展開。いきなりmakeするだけ。出来上がったnkfを置きたい場所(私の場合は/usr/local/bin)にコピーすれば終わりである。
-Z4 オプションを追加し、JIS X 0208 カタカナを JIS X 0201 カタカナに変換できるようになった(つまりカタカナの全角半角変換)ことと、 -g=0, -g=1, --guess=0, --guess=1 オプションを追加し、改行コードの推測を行うようになったことなどが、変更点らしい。上のように、片仮名の変換ができたが、私は半角なんか使わないから、どれくらいこの機能を使うかは解らない。
ということで、この項はこれで終わり。
Technobahnに「薬指の長い人は経済的に成功する、ケンブリッジ大が研究発表」なんていう記事が出ていたのは、もう一週間前のことだったろうか。ちょっと忘れてしまっていたのだが、思い出して原著論文(Proceedings of the National Academy of Sciences [2009] 106: 623 - 628)をダウンロードしてみたのが今日のことである。どんなに胡散臭い内容だらうと思ったが、読んでみればそれほどでもない。結構、世界的に権威のある学術誌なので、あまりひどいものは載せてもらへないのではないだらうか。
どうやら、生まれる前のアンドロゲンに曝される濃度が高いほど、脳の発達を促す効果があって、なぜか人差し指と薬指の長さの比はアンドロゲンの濃度に強い相関があることが知られているらしい。それで、間接的に指の長さの比と脳の発達との間に相関を見出せるという話のようだ。頭の発達は、どういう理由かはよくわからないが、金融トレーダーの成績(利益)の比較で行っている。
本当に人差し指と薬指の長さの比が、人の能力と相関があったとしても、それで人の能力を予測したり、その予測に基づいて人の採用を決めたりする時代にはなってほしくない。人の能力は本人の能力を直接測って判断してほしいものだ。血液型とか肌の色とかで人の能力を予測するのと同じやうなものだと思う。入学試験だって、指の長さの比で上から採用すればいいことになる。そんなのは嫌だ。試験は思いがけない結果が出ることもあるから、意外な人が入学できたり、意外な人が落ちたりする。そういう意外な運命に左右されるから面白いのではないだろうか。その人が持って生まれた情報のみで判断するなら、生まれてすぐ遺伝子解析でもして、その人の一生の能力を決めてしまえばいいのだ。そうすると生まれたときにもう人生が決まってしまうことになるではないか。つまらない。そんな世の中はつまらない。予測できない意外な番狂わせなんかがあるから面白いのではないか。
ちなみにこれが私の右手である。測定基準が論文を読んでもはっきり解らなかったので、測れないのだが、別に長くも短くもないような気がする。どうでもいいではないか、指の長さなんて。
些か古い話題なのだが、本が草に埋もれてしまうブックカバーを見つけたので報告する。私はどちらかというと、海よりも山が好きだ。もちろん、岩だらけの山よりも緑の生い茂る山の方がいい。密林が好きなので、Amazonっていう南米の密林の中を流れる大河の名前の書店から本を買っているほどだ。
このJungle Bookというのは、ブックカバーから芝の芽が出てきて、数週間もすると緑の葉でもさもさになってしまうというもの。どういう意味があるのかよく解らないが、「これは2003年に公開したディズニー映画『ジャングルブック2』の販促グッズとして作られたもの[Gizmodo Japan]」だという。
ディズニー映画『ジャングルブック2』のことはよく知らない。
しかし、世の中意味のよく解ることや意味のあることばかりでは面白くないのである。ブックカバーから草が生えたっていいではないか。本から生えたっていいと思ってしまうくらいだ。背の部分からとか。書棚を久し振りに覗いたら、本から出た芽が伸びすぎて全体が緑になってしまうのだ。だから、書棚の草刈りは疎かにできない。でも、水をやったりしないから、そんなに伸びる訳がないか。だとすると、このブックカバー、水やりはどうするのだろう。水をやらなくても空気中の水分で生育したりするのかな(ちょっと考えにくい)。あるいは何らかの保水成分がカバーの中に埋め込まれていて、そこにさらに埋め込まれている種子から発芽して成長するということか。
草が生えてくる家とか、草が生えてくる服なんかも、楽しそうだ。前者はどこかにありそうだけど。
さつまいもを冷凍してあったことを思い出し、そいつを使ってパンを焼いた。もう配合は落ち着いているので、いつものように。ただ、キャッサバ澱粉の在庫がないので、白玉粉をていねいに粉末状態にしたものを使用した。さつまいも 80 g、強力粉 120 g、白玉粉 20 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、牛乳 100 ml である。前よりもよく膨らんだような気がする。今回はさつまいもを粉っぽくなるまで乾かし気味によくほぐして粉末状態に近づけてみた。相変わらず、さつまいもの香りはかなり薄い。
次はバナナである。今回は薄力粉と強力粉を半々で混ぜて使ってみた。その代わり、キャッサバ澱粉や白玉粉は入れない。バナナ 80 g、強力粉と薄力粉それぞれ 85 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、牛乳 70 ml をよく混ぜて捏ねるのだが、牛乳がちょっと多くなってしまって、ほとんど80 mlだった。手できちんと捏ねることができず、べとべとのままバターを追加。9 g。今までよりも多いのは、右手がべとべとでバターをうまく量り取れなかったのだ。バターがよく混ざるまで捏ねたら、一次発酵30度で60分。かなり膨らんだ。6分割して二次発酵。水分が多すぎてやや横に膨らんで隣とくっついてしまった。でも、いままでになくよく膨らんだ。今まで水分が少なすぎたのか。バターが多かったのがよかったのか(無塩バターではないので、塩は入れなくてもいいかも)。
こうやって写真に撮るとどれも不味そうだ! でも、決してそんなこともないのだが。
左から普通の小麦粉(強力粉)のパン、さつまいも入りパン、バナナ入りパンの順。右のバナナ入りが妙にだらしなく膨らんでいるのが見て取れる。しかし、味が悪い訳ではない。今度から水分の割合を考えなおしてみよう。ほんの少しの違いだと思うのだが。
生きている間に納得できるパンが作れるようになるとはとても思えない今日この頃である。
鳥居みゆきのDVD『みみずひめ』の発売がいよいよ今週と迫ってきたのだが、どういうわけか、私のこのサイトに「みみずひめ」で検索してやってくる方が結構いらっしゃる。そんなに鳥居みゆき情報があるわけでもないのに、不思議である。
12月にこのDVDの完成披露試写会[マイコミジャーナル]に出席して、いつものようにインタビューに対して訳の解らないことを答えていて、まあそれはいつものことなのだが、インタビュアーに一人「頭大丈夫ですか?」とか、「疲れませんか、そのキャラ」とかインタビュアーとは思えないようなことを云っている奴がいた[DUNK]。私もその芸風に馴染んでいるから平気だが、初めてだったら何なんだこいつと思ったかも知れない。
こういうインタビューは私は嫌いで、「見所は?」「どんな気持ちで見てもらいたい?」「誰に一番見て欲しいか?」とか、訊いても仕方のないような決まり切った質問をして、それに対して決まり切ったどうしようもない答えをするという儀式化してしまったものを見せられるような気がしてならないからだ。そして判で押したように「最後に観ている方に一言」とかいって終わるのだ。そもそも見所というか、どこが一番いい場面かなんていうのは観た人が決めることであって、出演者が決めることではないと思うのだ。どんな気持ちで観て、どんな感想を抱こうが、観る人の勝手である。そんな質問には「(見所など)特にないです」とでも答えてやればいいのだと常々思っていたら、本当にそう答えて袋だたきに遭い、乾されてしまった女優がいたが、それは『みみずひめ』とは関係のない話である。
鳥居みゆきは決して「ここを観てくれ」とか云ったりしないし、自分の芸の説明をしたりしない。「見所は、イースター島でのモアイ像との格闘シーン」とか「嘘でいいなら、両親に」とか、あるいは小二のときに牛乳を飲み過ぎて/米を食べ過ぎて/味噌ラーメンに酢を入れすぎて、○○が食べられなくなった話をしたりするだけだ。時に、観ないでくれ買わないでくれとさえ云う。潔い。
そんなわけで『みみずひめ』が届くのが楽しみな今日この頃なのだ。
何度も書いているとは思うが、もう長い間左手でトラックボールを操作している。右手でマウスを使っていて、手の甲から肘にかけて激痛が走るようになり、いつしか左手でトラックボールを使うようになり、今ではすっかり左手もトラックボール操作になれて毎日よく働いてくれている。
ところがこの頃、左右対称のトラックボールよりも、妙に歪んだトラックボールが目立つようになってきた。例えば、こんな。
多分、こういうものは、右利きが右利きのために作ったトラックボールだ。もちろん、こんなものは使えないので、私はこのところずっとKensingtonのOrbit Opticalというのを使っている。
Kensingtonが六年ぶりにトラックボールの新作を発表したというEngadhet Japanの記事を読み、大喜びしたわけである。以前、ボールを取り囲んでいたスクロールホイールがなくなっていて、その機能をどうするのかというと、ボールをひねる動きを関知してスクロールするらしい。あまり細かい設定が増えても使いづらそう。
この製品「Coming Soon」と書いてあることからもわかるように、まだ発売されていないのだ。出たら買ってしまいたいな。価格は$129.99か。ちょっと高いかも。
TechCrunch Japanで「クラウドストレージサービスのZumodrive、ひと味違う同期システムを搭載」という記事を目にした私は、次の瞬間にはZomoDriveに登録していた。いや、ちょっと嘘でした。「次の瞬間」は些か大袈裟でしょうか。
またもやオンラインストレージ。DropBoxみたいにシステム上にマウントされるように見える(仕組みはまったく違うらしい。私には理解できないが)。同様に、複数のパソコンに設置して、同期をとってくれる。だから、いつどこでどのパソコンからでも利用できるし、操作できるし、いちいち同期・保存の手順を踏まなくてもいい。まるでDropBoxみたいである。でも、違う。
どこが違うのかというと、DropBoxの場合はローカルに実際に保存されるので、10 GB分のファイルを蓄えたら、ローカルディスク上でも10 GB分の容量をふさぐわけである。当然だけど。だから、ミニノートのディスク容量に厳しい制約のあるパソコンで利用する場合は必ずしも便利でもないかも知れない。でも、このZomoDriveは一見ローカルディスクに見えるようにしているだけで、実際には存在しないのだという。よく解らないけど。そうするとオフラインのときには全然使えないのかっていうとそうでもなく、本当にローカルにも保存するものを選べるらしい。なんて便利なんだ。
早速アプリケーションをダウンロードしてインストール。ユーザ名、パスワードの設定などが終わると、ZumoDriveというディスクがFinder上に現れる。デスクトップにもエイリアスが出現する。ついでにメニューバーにもZumoDriveのアイコンが現れるのだ。
メニューバーには、ZumoDriveとDropBoxのアイコンが並んでいる。
1GBまでは無料。10 GBに上げても月に$2.99である。これは素晴らしいと思ったのだが……Linuxでは使えない。WindowsとLinux、iPhoneでも使える。でも、Linuxでは使えない。DropBoxは使える。そこが立派だ。何とか、Linuxでも使う方法はないものか。あれば金を払ってでも使うのに。
子供の頃からいつの日か月に、火星に、いや宇宙に行きたいと思っていた。実は今でも思っている。健康に長生きしなければ、一般人が宇宙に行くまで生きていられないと思い、毎日早寝早起きを心がけ、毎日多すぎず少なすぎない食事を摂り、一時間以上歩くようにしているくらいだ。酒も滅多に飲まないし、煙草なんて論外である。過激な運動は躰に悪いと信じているので、スポーツなどはしないけれども。
15日にTechnobahnに掲載された記事「カイコは宇宙食として最適な食料、中国人研究者」を読んで愕然とした。宇宙食に蚕とは。私は芋虫や毛虫が大嫌いである。毛虫風呂に放り込むぞと云われたら、もうあることないこと何でも喋ってしまいそうだ。ゴキブリの1万倍くらい嫌いである。
蝗(いなご)は食べたことがある。大好物ではないけれども、食卓に出てきたらいつでも食べられる。しかし、蚕はちょっと難しい。誰だ、こんなことを書いたのは。本当に宇宙食に蚕が導入されたら私は宇宙に行けないではないか。Advances in Space Researchに昨年末に掲載された Silkworms culture as a source of protein for humans in space という論文だ。著者は、Yunan Yanga, Liman Tanga, Ling Tongb, Hong Liuで、北京大学の人たちだ。
中国の人は困るねえ、昆虫なんか食べて……と思ったら、日本人も同じ科学雑誌にEntomophagy: A key to space agricultureという論文を発表しているではないか。植物だけでなく昆虫も含めた方が生態系の構築としてすぐれているし、人の蛋白源としても利用できるのがいいと書いている。「Some candidate species are the silkworm, the hawkmoth, the drugstore beetle, and the termite.」と書いてあるのだが、何かと思えば、蚕、雀蛾(スズメガ)、ジンサンシバンムシ(どんな虫か私は知らない)、そして白蟻だ。嫌だなあ、食べたくないなあ。
それでも私は宇宙に行きたい。もう一度書棚から『虫食む人々の暮らし』を引っ張り出してきて、読み返そうか。表紙の少年はあんなに美味そうに嬉しそうにカメムシを食べようとしているではないか。たった今、不意に思い出したのだが、映画「パピヨン」で主人公が光のない独房でゴキブリを捕まえて食べる場面があった。この少年みたいに嬉しそうではなかったが、人間、生きるためなら何でも食べなければならないのだ。それくらいの覚悟がないと人間はまだ宇宙に行ってはいけないのかも知れない。
最初、Lifehackerの記事「Fireclipを使うとMacみたいにサクっとウェブのクリッピングができる!」を読んで、申し訳ないがさっぱり訳が解らなかった。Macみたいにってどういうこと? 私は毎日Macを使っているのだが、意味が解らない。結局、何が便利なのだかよく解らないなと思ってそのまま別の記事を読みに行ってしまった。
Moongiftの「SafariのWebクリップ風にWebページを切り取るFireclip」を読んで初めて合点がいった。MacみたいにというのはSafariのようにということだったのか。SafariのWebクリップという機能を私は使っていなかったのだけど、理解はできた。紹介記事を書くというのは難しいとつくづく感じた次第である。
Firefoxのアドオンなので、アドオン紹介ページからインストールして再起動すればすぐに使える。β版Firefox 3.1でも使えるのが嬉しい。まだまだ使えるものが少なくて不便なのだ。
使い方は一度解ってしまえば簡単で、Alt + Qで選択範囲を決めて、ダブルクリックすると、その領域が取り込まれる。左のMy Galleryをクリックすると、下に示したような感じで、自分が取り込んだ領域が並んで表示される。開く度に元のページに情報を取得しにいくようなので、たくさん切り抜きを並べると表示が遅くなってしまうだろう。
そういえばSafariに切り抜き機能なんてあったんだと改めて思い出して、切り抜いてみたらWidgetとして保存されるから、私にとってはかなり使いづらい。
Zoho Notebookでも似たような使い方はできるのだが、あまり紹介されることがないようだ。SimplyBoxとか、Snipdとか、いろいろあるけれども、これだというものになかなか出会わず、少し試しただけで実はあまり使っていない。
目が覚めたらアンドロメダ銀河がもう目の前に迫っているんじゃないかと思うと心配で夜も安心して眠れないせいで寝不足が続く今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか。でも、狼狽えているのは私だけで、どうやらもう随分前からこの衝突のことはよく知られていたらしい。私が気づいていなかっただけなのだ。前にテキサスで四台の玉突き事故の真ん中に挟まれて車を大破させたことがあって以来、進行方向を注意深く見ながら進むようにしていたのだが、アンドロメダは遠くて見逃していた。この頃、視力も落ちてきているし。
少し資料を探してみたら、その恐怖の衝突場面を計算して予測し、動画にして私の目の前に突きつけてくれる人がいたのだ。トロント大学のDepartment of Astronomy & AstrophysicsのJohn Dubinskiっていう人だ。
でも、その前に元気で長生きして、衝突に備えるようにしなければ。ああ、この頃銀河衝突の恐怖で眠れない日が続いたせいか、意識が朦朧としてきた。はやく寝て、十分睡眠をとらなくては。長生きするためにも。
Technobahnの「我が銀河系が緊急事態、近くアンドロメダ銀河と衝突の見通し」という題名を読んで、慌てて疎開しようとしたのは私だけだろうか。
元の記事は、Harvard-Smithonian Center for Astrophysicsの "Milky Way a Swifter Spinner, More Massive, New Measurements Show" (For Release: Monday, January 05, 2009 01:00:00 PM EST) である。確かに、銀河系は従来の計算で考えられていた回転速度よりも速く回り、従来の予想よりも重いという値が得られたこと、その結果、アンドロメダ銀河と将来衝突する可能性が高くなったことなどが記されている。どうしよう、もう心配で夜も眠れない。思わず天を見上げて、アンドロメダ銀河が近寄って来てはいないか確認してしまう夜が続いている。
衝突を起こすとすると、およそ70億年後ではないかと予想しているらしい。70億年? そんな先のことはどうでもいいと思ったかも知れない。太陽が寿命を迎える頃だというが、私はもっと長生きするつもりなので、他人事ではないのだ。我々の住む銀河系とアンドロメダ銀河が衝突するか否かを見届けるためにも長生きしなければならないと、日頃の食事に気をつけ、一日一時間以上は歩くなど、健康に気をつけている今日この頃である。
Googleのいくつかのサービスの停止が報じられた。Google Videoなどは私にはあまり関係ないのだが、Google Notebookは残念でならない。メモを書くのにちょくちょく使っていたのに。開発者ブログにStopping development on Google Notebookと書かれている。今使っている人たちはすぐに使えなくなることはないのだが、Firefoxのアップグレードに対してアドオンの開発はないだろうから、かなり不便になると思う。
これを報じるRead Write Webの記事の題名 "Google Giveth, and Taketh Away" が面白い。これはヨブ記第一章第二十一節の "God giveth, and taketh away" の箇所を念頭においているわけだ。文語訳旧約聖書ならば「ヱホバ与へヱホバ取り給ふなり」となる。幼い命が失われたときによく引用される箇所らしい。
メドヴェージェフ語録やプーチン語録を見つけたいものだと数日前に書いた訳だが、すでにそんな記事を見ていたことに気がついた。ロシア語が読めないから、これがそういうないようだとは判らなかったのだ。12月30日のИзвестияに掲載された記事。2008年メドヴェージェフ&プーチン語録といった感じだろうか。私は二人の顔を見て、似ているなあと思っただけで終わってしまったのだった。ロシア語は読めないから。メドヴェージェフ大統領はゲーム機のコントローラを持っているんでしょうかね。その辺りの面白い発言が満載かと思ったら、あまり面白くない。言い間違いなどは少ない人なんだそうだ。コンピュータに関しては、うまく使いこなせない人に対して、"Или учись, или до свидания!"とか云っているらしく、それについても"Пошел вон!" ではなく、"до свидания" というところがМедведевらしいとか書かれているだけ。ブッシュ語録の面白さに遠く及ばない。Известияだから仕方がないのかな。プーチンの方までは目を通していない。どうせ読めないし。
話はちょっと変わるのだけど、前にМедведев大統領がiPhoneを持っていたというのが話題になったことがある。当時ロシアではまだiPhoneが発売されていなかったのに。大統領が闇で買っていいのかとか云われていた。 YouTubeに"Russian President Dmitry Medvedev caught playing with iPhone"などという動画があるのだけど、私にはよく見えない。
Wikipediaには「Reportedly, Dmitry Medvedev uses an Apple iPhone, despite the fact that this cell phone is not officially sold or even certified in Russia.」などと書いてある。その出典記事は「Почему Дмитрия Медведева не упрекнешь в нечестном использовании iPhone」だ。
ところで、オバマ氏はBlackberry愛用者で、大統領就任後にはそれが使えなくなりそうだとかいうのが話題になっている(GoogleNewsニュース検索)。私はiPhoneもBlackberryも持っていないからどうでもいいけど。電話が大嫌いなので。
iWork '09がアップルストアから届いた。早速インストールしてみると、前よりもいっそう美しくなっている。PageのテンプレートやKeynoteのテーマが増えている。こんなに綺麗にする必要なんてないのではないかと思うこともある。遠くのスクリーンに映したら細部なんかよく見えないものだ。それでも、少なくとも自分は間近で細部まで見ていると思うのだろうか。神は細部に宿るともいうではないか。Appleの製品に神は宿っているか。
新しいiWorkの機能で気になっていたのが、iWork.comによるファイル共有である。
こんなアイコンがメニューバーに出現して、こいつをクリックすると、iWork.com設定画面が出てくる。メールアドレスを有効にしなさいとか云われ、するつもりもなかったメールの設定が始まってしまい、500を越えるメールのダウンロードが始まって激しく狼狽えたりするところだった。尤も、今は共有して作業する相手もいないので、使い方はよく解らない。
今日はもう疲れました。ちょっと休ませてください。
いつも牛頬肉を買っている近所の食料品店に牛頬肉が常時置かれなくなったので困っていたのだが、今日キャッサバ澱粉を買いにいったらもう置いてなかった。困るなあ。
仕方がないので、キャッサバ澱粉の代りに白玉粉を使ふことにしよう。薄力粉 175 g、バナナ 80 g、白玉粉(予め乳鉢で粉にしておく) 20 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、ドライイースト適量、牛乳70 mlを混ぜてから、よく捏ね、バター7グラムを追加してからさらに捏ねる。バナナの水分量を勘案して再調整した比率である。一次発酵はよく膨らんだが、二次発酵があまり膨らまない。丸めたときの色艶が強力粉で普通に作るパンとは大違いだ。粘りもないので、表面が割れて、パンと云うよりスコーンの如き姿である。
左の普通のパンと比べると膨らみも悪いし、色合いもよくない。だから、ふわふわしていないのだが、決して私は嫌いではない。バナナのパンはふわふわにならないものなのだ。それが嫌いなら食べなければいい。ちょっと重くて、もっちりむっちりした感じを味わえばいいではないか。薄力粉とバナナだから値段も安い
でも、今度は強力粉で作ってみたくなってきた。バナナの水分だけでパンを焼く人もいるようだ。以前それに挑戦してみたら、あまり美味くないパンができあがってしまった。もう一度、挑戦してみようか。強力粉と薄力粉を混ぜてみようか。そんなふうにしている人は多いようだ。バナナはなかなか難しいのだ。だが、死ぬまでにはきっと満足できるバナナのパンを作ってみせる。
そこまで固い決意表明をして作るものでもないと思うけれども……
漢字が読めないと報じられ続けているうちに、支持率がとうとう二割を切ってしまった麻生内閣なのだけど、あまり囃し立てるものだから、そのうち未曾有に「ミゾユー」が慣用読みとして定着してしまうのではないかと心配でならない今日この頃なのだ。そういえば英語がちゃんと使えないんじゃないのかと莫迦にされていたブッシュ大統領の任期も残り数日になったことを思い出したところで、CNNが「Our favorite 'Bushisms' : CNN's Josh Levs reveals the top phrases from President Bush's unique take on the English language.」なんていう動画記事を発表しているのに気がついた。"misunderestimate"とか"peeance and freeance"とか。
賢明なる読者諸兄はすでにご存じかも知れないのだが、今年に入ってからブッシュ語録総集編みたいな記事がいくつか出ているのに気がついた。APからの記事としてあちこちに載っているのが、"Bushisms over the years" [USNews]だ。"Rarely is the question asked, is our children learning?"は上で云った動画にも入っていた。
もちろん、私は英語が心底嫌いな日本人なので、そんなによく解っていないのだけど。誰でも言い間違いや勘違いはあるので、いちいち莫迦にしてはいけないと思う。漫画ばかり読んでいるから漢字が読めないとか云ってはいけないと思う。漫画のせいではなくて、ただ漢字を知らないだけなのだと思う。そういえば、不沈空母中曽根元首相も「やぶさかである」とか云ったことがあるじゃないか(*「不沈空母」については実際に中曽根元首相がそう日本語で云ったのではなくて、「大きな航空母艦」と云ったものが "unsinkable aircraft carrier" と英訳されたせいらしい)。そんなわけで、英語嫌いの私としては、メドヴェージェフ語録とかメルケル語録とか、あるいはサルコジ語録の動画を見つけて自慢したかったのだが、ロシア語、ドイツ語はもちろん、フランス語も解らないので、未だ見つけていないのだった。
仕方がないので、最初に触れたブッシュ語録の動画を掲げておきます。
* * * * * * * *
空を飛ぶ夢をこの頃見ないと嘆きながらイギリスの科学雑誌Natureの目次を眺めていたら、空中浮遊の話題が載っていた[Nature 457, 170-173 (8 January 2009) | doi:10.1038/nature07610 J. N. Munday, Federico Capasso & V. Adrian Parsegian: Measured long-range repulsive Casimir–Lifshitz forces]。Casimir_Lifshitz斥力による量子浮揚だという。さっぱり解らない。量子は苦手なのだ。表紙絵の左側は金の微小球とシリカ基板の間の斥力を示しているらしい。そしてシリカを金に換えると、右のように力は引力に変わるのだそうだ。もちろん、よく解らない。少なくともそれが分子レベルの距離の問題であって、人間が空中を飛ぶのに利用したりはできないということは解る。でも、微笑装置の作成には利用できるらしい。摩擦のない動きを作り出したりすると、何かと便利なことになるんだとか。
人が空を飛ぶ姿というと、私は古い人間なので、この古いSF雑誌の表紙が頭に浮かぶのだが、賢明なる読者諸兄の場合はどうだろうか。これはAmazing Storiesの1928年の一冊で、E・E・スミスの『宇宙のスカイラーク』という作品を描いているものだ。スカイラークとは雲雀の意味であって、日本のファミリー・レストランとは何の関係もないことは云うまでもない。尤も、「すかいらーく」だって、もともとひばりが丘団地に因んで名付けられた訳だから、もとは雲雀なんだけど、今はそんなことはどうでもいい。つまり、この絵のように空を飛びたいと子供の頃から思っていたわけだ。
子供の頃の未来像というと、空飛ぶ乗り物と掃除ロボットと決まっていた。みんなは違うのかも知れないが、私はそうだったのだから仕方がない。ようやく掃除ロボットは市販されるようになった。私はまだ買えないけど。そのうち空飛ぶ乗り物も一般人が買えるようになるだろう。運転免許とか交通規則がどうなるか解らないけれど、それ以前に私は高いところが苦手だからきっと乗れないだろう。今日は疲れているので、何となくうまく話をまとめられなかったので(いや、いつもかも知れないけど)、一年以上前に話題になった一人乗り空中浮遊器の動画でも載せておくことにしよう。
先日知ったばかりのMacOSX用スクリーンショット撮影器Voilaです。今までβ版で無料で使っていたわけですが、どうやら正式版が出たようで、1.01をダウンロードして、続けて使用したいと思ったら金を払いたまえという表示がでた。今ならクーポンが使えて25%引きとなって、$29.99で購入できる。
私は迷いました。こんなものを買う必要があるのかと。しかし、ここ数日使ってみて気に入りました。こいつを使っていろいろな記事をここに書けばいいのだと思いましたね。β版から1.01になって何が変わったのかは解らなかったのですが(ログイン時に起動して、メニューバーに操作用のアイコンが出てきてそこからVoilaを扱えるというのは、前からあったのだろうか)、Appleの製品を愛用している人は、優れた機能を持つものに然るべき対価を支払うのに慣れているはず。私もそうです。そういうことなのですよ。
Amazon EC2って何となく使いにくいとお嘆きのあなたに朗報です(実は私もでした)。AWS Management Consoleというのができたのです。などと私が云わなくても、すでに使っている人には私と同様にAmazonからメールが来ているはずですから。私のところにだけ早く来るなんてこともあるわけがありませんから。
という訳で、Amazon EC2ってコマンドラインで操作しなければならないらしいというので、使ってみる勇気がなかなか湧き上がって来ないというあなたに朗報です。AWS Management Consoleというのができたのです。
ログインするとこんな画面があって、Instanceの起動ができる。こいつをクリックすると今度はどんなAMIを使うか選べたりする。なかなか高機能で、仮想マシンのIPアドレスの管理までできるらしい。今までは、Firefoxのプラグインとして機能するGUIベースのコンソールElasticfoxがあったわけだけど、これからはこいつでしょう。
これは今の状態を示している(のだと思う)。今は何も動いていないので、面白くも何ともありませんがね。先月の請求額は0でしたよ。これからはもう少し使ってみようかと思っています。こんなに便利なものもできたことだしね。今はEC2だけですが、これからS3なんかも使えるようになるそうです。
オバマ大統領就任まで二週間を切ったところなので、オバマ関連記事の見直しなどしていたところ(というのは嘘だ)、ほぼ一年前、Is Obama a Mac and Clinton a PC? なんていう記事がNew York Timesに載ったことを思い出し、そういえばロシアのメドヴェージェフ大統領はどうだったかなと思ったわけだ。賢明なる読者諸兄はすでにご存じかも知れないが、メドヴェージェフ大統領はMacユーザである。
そういえば、メドヴェージェフ大統領ヴィデオブログはこの頃更新されていないのかなと、観に行ってみたら、11月30日更新(これが最新である)の画像に黒いMacBookが映っているじゃないか。
早速観てみると、どうやら飛行機の中で撮影した様子で、ラテンアメリカの話をしているようだ。ロシア語はさっぱり解らないので、理解できたのは最初と最後の挨拶だけだが、この黒いMacBookに一回も手を触れなかったことだけは確認した。何のために置いていたのだろう。
ふとその下を見ると、11月2日の画像に少し映っているものは、MacBookではないか? そう思って動画を再生してみると、はっきりとアップルの印を見て取ることができた。
これは新型(去年の秋に発表になったもの)MacBook Proではないか。でも飛行機の中で登場したのは旧機種だ。大統領はたくさんMacBookを持っていて、出張のときは黒いMacBookを、側近たちと打合せをするときは新しいMacBook Proを使うってことだろうか。
もっと下を見れば、毎回コンピュータが映っていることが見て取れる。いろいろ持っているんだ。自分の机にあるのは何なんだろう。
私もМедведев大統領とお揃いのを買おうかな。黒いMacBookはもう売っていないので、やはりMacBook Proだろうか。しかし、金がないんだ、私は。
で、オバマは何を使っているんだろう。
今日、アップデートマネージャがアップデートしなよというからアップデートしたんだが、その後、再起動を促されたので再起動したら、ネットワーク接続ができなくなった。メニューバー右方のネットワークの印をクリックすると選べない薄い文字で「有線ネットワーク」とか書いてある。仕方がないので、「システム」→「設定」→「Network Configuration」を選んで古いのを削除したり新しい設定を入れたりするが、接続できない。再起動してもそれらの設定が有効にならない。
/etc/network/interfacesを開いて、確認しても問題ないように見える。これは今は必要ないとも云われているようだけれども。
sudo /etc/init.d/networking restartとやってみたら、こんなエラーが出た。
/etc/network/interfaces:27: interface eth0 declared allow-auto twice ifup: couldn't read interfaces file "/etc/network/interfaces"eth0のallow-auto二度宣言されているってどういうこと? 再度、/etc/network/interfacesを開いて一番下までよく見てみると、一番下の行に、eth0とだけ書いてある。誰だこんなのを勝手に書き加えたのは! 困るなあ、アップデート作業で勝手なことをされて随分時間を無駄にしてしまったじゃないか。やれやれ。
もちろん、そいつを削除したら繋がるようになった。メニューの方から操作できないのは相変わらずなんだけど、繋がったからどうでもいいや。
macnotes.de でふと見つけたもの。「Terminal, Mac OS X: Baumansicht mit Tree für Ordner und Files」というタイトルで、Terminalでフォルダや(そこに含まれる)ファイルの一覧をtree構造で示してくれる方法を紹介している。
find . -print | sed -e 's;[^/]*/;|____;g;s;____|; |;g'
と打てば、ご覧の通りである。
|____.DS_Store |____tortoise1.math.ryukoku.ac.jp | |____%7Etakataka | | |____.DS_Store | | |____gnuplot | | | |____.DS_Store | | | |____980611.html | | | |____fromC.html | | | |____index.html | | | |____Rossler-1.gif | | | |____Rossler-2.gif | | | |____sin_cubic-1.gif | | | |____sin_cubic-2.gif | | | |____sin_x.gif | |____.DS_Store |____Vitaly.pdf |____wget-help.txt
.bash_profileにでも、
alias tree="find . -print | sed -e 's;[^/]*/;|____;g;s;____|; |;g'"こんなふうに設定しておけば、こんなに長い呪文を唱えなくても、treeだけで大丈夫だ。
ふと、どうしてMacOSXなんだ? 別にMac限定じゃないのでは? と思って、ubuntuでやってみたら、賢明なる読者諸兄はすでにお気づきのとおり、まったく同じように表示されたのだった。
あまり変わっていないようだけれど、iWork '09を註文してしまった。金がないというのに。気になったのがiWork.com (beta)。どこからログインするんだろうとアップルのサイトを探し回ったんだけど、どうやらiWork '09のメニューバーにあるアイコンをクリックするということなのだろうか。共同作業ができますよというこの頃ありがちな使い方を教えてくれる動画が iWork.comの紹介サイトにあった。
私は講義や発表にはiWorkに入っているKeynoteというのを使っている。PowerPointみたいなやつだ。PowerPointはマイクロソフトの製品なのだけど、かなり一般名詞として使われていて、スライド形式でプレゼンテーションを行うソフトウェアとして「パワーポイント」という人が多いので、私がいちいち「いいえ、パワーポイントは使いません」と云うと、「え? もしかして、本物のスライドですか?」とか驚かれて、「Appleの Keynoteというものがあるのですが」と答えると「なんだ、使うんじゃないですか」と返されて、「でも、MicrosoftOfficeに含まれているPowerPoinitではありませんから」と虚しいやり取りが続いてしまったりするわけだが、それは多分Mac使用者の98%くらいに共通して経験される現象ではないだろうか(嘘です。多分8%くらいでしょう)。
本当はオンラインアプリケーションを使いたいのだが、まだ講義などで使ったことはない。そのうち試してみたいものだ。280Slideとか、Slide Rocketとか。iWork.comもブラウザ上で動くようになればいいのに。有料になってもいいから。そうすれば、Linuxでも使える。
前にSteve JobsがKeynoteを紹介しているときに、最後のTが聞き取れなくて「Kino Kino」と云っているように聞こえ、何なんだろうと思ってしまったことがある。Kinoはドイツ語で映画館とか映画とかいう意味だ。... ins Kino gehenで映画を観に行くという意味になる。それがKinematographの短縮形だと私はたった今はじめて知った。そうだったのか! ということは、もしや! と思って調べてみると、英語のcinemaはcinematographの短縮形だった。そうだったのか! 日本語のシネマはフランス語から、キネマはドイツ語から入ってきたようですね。この頃、映画を観に行っていないから、映画館に行きたいなあと思う今日この頃です。
Steve Jobsからの私は死に瀕していない手紙がアップルのサイトに掲載されたりして、Macworldの開催もあと数時間という夜の11時、皆さん如何お過ごしでしょうか。
やはり新型のMac miniが発表されるとか、いや少し遅れそうだとか、17インチのアルミunibodyは確実だとか、いつものように尤もらしい噂が流れていますが、全然尤もらしくないのが、このMacBook Wheel発表のニュース(ONN提供)ですよ。まあ、観て楽しんでください。
もう本棚好きの人はご存じだと思うが、ITmedia Biz.IDに「本棚の高さを「文庫向け」から「新書向け」に改造する」などという記事が掲載されているのを読んで、欲しい、今すぐ欲しいと叫びそうになってしまった。
こいつを下のようにして棚板の高さを調節しようというわけだ。
これは素晴らしい。自分で作ってもいいように思えるが、こういうのは意外に面倒臭い。きれいに同じ位置に穴を開けるなんていうのは難しいのである。でも調節したい棚が何十枚もあると、ちょっと一つ330円というのは厳しくなってくる。一段、二段のときは全然問題ないのだが。
CaboCha/南瓜とは、「Support Vector Machines に基づく日本語係り受け解析器」である。こいつをUbuntu 8.10にインストールしようと思った。自宅の方にはインストールできてゐるから、職場の方も簡単だと思った。さらに、RCaBoChaまで入れてみようと考えたのだ。ところが……
TinySVMは、問題なくインストールでき、続いてYamCha/飲茶に取りかかったのだが、makeの段階でエラーがっ! 幸いにも、「yamcha 0.33 が fedora 9 (gcc 4.3) で make できない、そんなとき」を見つけて解決。解決方法の指示だけでなく、patchも提供してくださっているのだ。もう云われたとおりにして、インストール。
次にCRF++をインストール。これは問題なく。最後のCaBoChaである。ここで、
/bin/bash ../libtool --tag=CXX --mode=link g++ -O3 -Wno-deprecated -Wall -o cabocha cabocha.o libcabocha.la -lcrfpp -lmecab -L/usr/local/lib -lmecab -lstdc++
g++ -O3 -Wno-deprecated -Wall -o .libs/cabocha cabocha.o ./.libs/libcabocha.so /usr/local/lib/libcrfpp.so -L/usr/local/lib /usr/local/lib/libmecab.so -lstdc++
./.libs/libcabocha.so: undefined reference to `libiconv'
./.libs/libcabocha.so: undefined reference to `libiconv_close'
./.libs/libcabocha.so: undefined reference to `libiconv_open'
collect2: ld returned 1 exit status
make[2]: *** [cabocha] エラー 1
などというエラーが出てしまったのだ。今度はネット上をうろうろと探し回っても解決策が見つけられない。どうしたらいいんだ。
もう嫌になってやめた。
我が家でも新年になると餅など食べたりもするのでパンの消費量が減って、今日になってやうやく今年初めてのパンを焼いたわけですが、皆さんのパン焼き初めはいつでしょうか。
この休みにベーグルに挑戦したいと思っていたのですが、そんな元気もなく、結局ふつうのパンを最初に焼いて、続けてバナナ入りパンを焼きました。昨年来の疑問である、まだ緑の残るバナナを使ったからパンが膨らまなかったのか? といふ疑問を解決するためのパンです。
黄色のバナナの皮にも黒い斑点が出てくるようになって、もうそろそろいいだろうと思い、薄力粉 140 g、バナナ 60 g、キャッサバ澱粉 20 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、バター 5 g、牛乳 50 ml、およびドライイースト適量を使ってパンを作った。一次発酵は前よりもよく膨らんでいるではないか。大いに期待して生地を分割して二次発酵。あまり膨らまない。焼き上げてもあまり膨らまない。なぜだ、なぜ膨らまなくなったのだ。焼き上がったパンが冷えてから食べてみた。美味い。前回よりもずっと美味い。やはりバナナはこれ以上待ったら悪くなってしまうというくらいの方が美味いのかも知れない。しかし、もう少し膨らんでもいいのではないか。バナナの水分量はおよそ75%だと判ったので、次回は、薄力粉 175 g、バナナ 80 g、キャッサバ澱粉 20 g、砂糖小さじ1、塩小さじ1/2、バター 5 g、牛乳 70 mlを目安に試してみたい。あ、キャッサバ澱粉がもうないじゃないか。どうすればいいんだ!
左がバナナのパン。右が普通の強力粉で作ったパン。前よりはましになったようにも思えるが、まだまだ膨らみは足りない。でも、実は私はちょっと固いパンが好きなのだ。ふわふわのパンよりも。だから、これ以上ふわふらに近づける必要もないような気もするものの、一度作ったことのあるパンはもう一度作っておきたい。このまま引き下がる訳にはいかないのだ。
Apple新製品の噂は当てにならないことがおおいのだけど、時には本当のこともある。もうなくなってしまうという噂もあったMac miniの新機種が来週Macworldで発表されるという話があるのだ。そして、それはデュアル・モニタ対応になりそうだというじゃないか(AppleInsider: Apple's next-gen Mac mini to get dual display support)。
次期MacOSX、Snow LeopardがPowerPC非対応だという噂もあるので、もしそうだったら、デュアルモニタ対応のMac miniが欲しいところ。本当はMac Proが欲しいのだけど、そんな金はないので。
Linux vs. Macとはいっても、突然ノートパソコンが立ち上がって激しい戦いを繰り広げるという動画の紹介ではない。MacOSXよりもLinuxの方が使い安いよという強い主張を提示している記事を見つけただけである。聞くところによると、Linuxとはカーネルのことをいうそうだが、「一般的にはUNIXライクなコンピュータ用オペレーティングシステム (OS) の一群を指し、厳密にはそのうちのOSカーネル (Linuxカーネル) のことである。(Wikipedia)」と書いてあるように、私も一般的な用法で使うことにする。同英語サイトも「Linux is a Unix-like computer operating system family based on the Linux kernel.」という書き出しで始まっている。いちいちlinuxディストリビューションと書くのは面倒臭い。
さて、「LinuxがMac OS Xよりも優れている10のこと」というZDNet Japanの記事があって、こんなふうに始まっている。
Mac OS Xにはユーザーフレンドリーという謳い文句があるが、Linuxに及んでいない部分がまだまだ数多くある。柔軟性からポータビリティ、さらにはコストにいたるまでのあらゆる点において、Linuxが優れているという私の主張を読んでもらいたい。
そして、柔軟性、オープンソース、コマンド行、ハードウェア要件、セキュリティ、ポータビリティ、コスト、利用可能なソフトウェアの数、ユーザーに対するやさしさ、キーボードの効率性の10項目についてMacOSXよりもLinuxの方がすぐれていると主張している。
そこに書かれていることはそんなに間違っていないと思う。しかし、それを必要としている人と必要としていない人がいるだけではないだろうか。コマンドラインでの作業なんて、多くの人は求めていない。この著者は主にUbuntu 8.10とMacOSX 10.5を比べているようだけど、私も偶然Ubuntu 8.10とMacOSXを使っている。職場ではUbuntu:Macが9:1くらい、自宅では逆に1:9くらいだが、Macが使いやすいこともあれば、Ubuntuが使いやすいこともある。プリンターやスキャナはMacの方が使えるものが多い。画面はMacの方がやはり綺麗だと思う。安価なハードでてきぱき動くのはUbuntuだ。どちらが優れていると勝負する必要はないと思うのだが。この著者は何のためにこの記事を書いたのだろうか。Ubuntuの使いやすさを認識してもらって、普及させたかったのだろうか。オープンソースかどうかとか、Delキーがどうかとか(ちなみに私が使っているKensingtonのキーボードではMacOSXでも二種類のDelキーが使える)、通常の使用者にはまず関係ないと思われることを切々と訴えているが、多くの人にとってはあまり意味がないと思うし、そういうことがよく判っている人は、いまさらここで云われなくても認識できているはずだ。
私にとってはMacOSXもUbuntu Linuxもコマンドラインも含めて共通の使い方ができるところが多くて両者とも使いやすいし、判りやすい。さっぱり判らないのがWindowsである。ここで私も理不尽な「LinuxがWindowsよりも優れている10のこと」を書けるかも知れないのだが、あまり意味がないので、そんなことはしない。それはきっと日本中で正月に繰り広げられる雑煮抗争みたいなものだろう。餅は角餅か丸餅か、焼くか焼かないか、澄まし汁か味噌汁かというような。ちなみに私は口に入れてしまえば丸も角も区別できないのでどうでもいいと思っています。
オンラインストレージである。もう幾つ目なのかよく解らなくなって来た。十分だろうと思うけれども、もっと使いやすいオンラインストレージがあるかも知れないと思うと、試さずにはいられない。
Oosahである。なんと1TBである。無料である。
YouTubeとかFlickrとの間で直接ファイルの移動ができる。共有設定で、人に見せたり、ウェブサイトに埋め込んだりできる。
これで無料なのだが、どうやって収益をあげるのだろう。今はβ版だから、正式版になったら有料になるということなのだろうか。これで、ディレクトリとしてマウントできたらもういうことなのだが。
de zeenというデザイン関係のサイトで見つけたもの三つ。本を切って広げて花瓶にしようというもの。どうしてそんなひどいことができるんだ。見る度に心が痛む花瓶になってしまうではないか。下の写真の奥に見えるのは、使った本の背を壁に貼り付けているのか。どこまで残酷なんだ。貼り付けというより、磔だ。
Vagabond interior by Smånskという記事では、不定形の書棚の写真が紹介されている。スウェーデンのデザイナーSmånsk氏の作品である。こんなオフィスで仕事をしたくはないなあ。この斜めになっている棚に本を置いたら、本が傷みそうだし。
ただ、このSmånsk作品でも、斜めの本棚だけ取り出したものなら、棚の両端も斜めなので、本を歪めることなく収められるし、水平な棚と違って棚いっぱいに本が入っていないときに、端の本が倒れてくることもない。もっとも、どうして人の首で本を押さえているのか理解できないが。
我が家の場合、こんなすかすかの棚は一つもなくて、二重三重に本がぎっしり詰まっているから、本が倒れてくる心配なんかはする必要もないのだった。もっと本棚を置ける家に住みたいものだ。